JP2836082B2 - 原稿自動送り装置 - Google Patents

原稿自動送り装置

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JP2836082B2
JP2836082B2 JP1006534A JP653489A JP2836082B2 JP 2836082 B2 JP2836082 B2 JP 2836082B2 JP 1006534 A JP1006534 A JP 1006534A JP 653489 A JP653489 A JP 653489A JP 2836082 B2 JP2836082 B2 JP 2836082B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写機や画像読取装置、あるいはマイクロ写
真撮影装置等において、原稿を画像の露光や読取り、あ
るいは撮影が行われるプラテン部まで自動的に送り込み
また排出する原稿自動送り装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の装置で原稿をプラテン部まで送り込み
または排出する搬送手段としては、通常白地の搬送ベル
トが用いられている。したがって、長期間使用する間に
搬送ベルトに汚れが付着し、クリーナでは除去できない
程度に汚れることがあり、読取り画像に汚れが生ずるこ
とになるため、適当な期間を設定して搬送ベルトを交換
するようにしている。
この搬送ベルトの交換が容易に行えるように、例えば
実公昭62−25484号公報には、機枠に搬送ベルトを巻掛
けた一対のローラを支持する支持穴を形成するとともに
この支持穴に外方へ開口する切欠を形成し、ローラの支
軸を切欠から支持穴に通し、支軸に軸受を嵌合しながら
この軸受を支持穴に嵌合するように構成したものが開示
されている。
又、カバーを外すことによって、機枠から一対のロー
ラの軸受部分を取り外せるようにしたものや、カバーを
外した後機枠を構成する前側板を取り外して搬送ベルト
を前方に引き抜けるようにしたもの等が知られている。
さらに、搬送ベルトを巻掛けた一対のローラやバック
アップローラをベルトユニットのフレームに組み込み、
このベルトユニットを機枠に対して着脱可能にしたもの
も知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、実公昭62−25484号公報に開示された構成
では、搬送ベルトを交換するために軸受を支持穴から外
すには、その前に軸受部分を含めて機枠を覆っているカ
バーを外す必要があり、面倒な作業が必要であるという
問題がある。又、その他のカバーを外して搬送ベルトを
取り外すようにしたものも同様の問題がある。
さらに、ベルトユニットを機枠に対して着脱するよう
にしたものは、原稿自動送り装置の機枠とは別にベルト
ユニットのフレームを設ける必要があり、フレームが二
重になるため、コスト高となるという問題がある。
そこで本発明は搬送ベルトの交換をカバーを外すこと
なく容易に行えるとともに、構成も簡単で低コストの原
稿自動送り装置を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項1、2の発明は、
原稿搬送手段により原稿をプラテン部まで送り込み、ま
たそれを排出する原稿自動送り装置において、 請求項1の発明は特に、前記原稿搬送手段を、一対の
張設ローラと、この張設ローラに巻掛けた無端状の搬送
ベルトにて構成し、前記張設ローラは、少なくとも一方
の端部がそれぞれ個別の取付部材に軸支されるととも
に、該各取付部材が装置本体のフレームに、前記張設ロ
ーラの軸方向と直交する方向から固定部材によって着脱
自在に取り付けられていることを特徴とするものであ
る。
また、請求項2の発明は特に、前記原稿搬送手段を、
一対の張設ローラと、この張設ローラに巻掛けた無端状
の搬送ベルトと、この搬送ベルトをプラテン部に向かっ
て押圧可能なバックアップローラにて構成し、前記一対
の張設ローラは装置本体のフレームに個別に着脱可能に
装着され、前記バックアップローラ、少なくとも一方の
端部が、装置本体のフレームに固着された弾性部材から
なるホルダの開口に、前記バックアップローラの軸方向
と直交する方向から着脱可能に装着されることを特徴と
するものである。
(作用) 請求項1の発明の構成によると、一対の張設ローラの
それぞれの少なくとも一端が、それを支持している取付
部材とともに装置本体のフレームに軸方向と直交する方
向から固定部材によって固定され、一対の張設ローラの
他端は前記取付部材を取り外した状態で、特別な支持構
造なしに装置本体のフレームに軸方向に自在に装着され
るので、これらによる一対の張設ローラ全体の個別な着
脱によって、装置全体のカバーを取り外すような作業な
しに搬送ベルトを交換することができ、また、一対の張
設ローラは装置本体のフレームに着脱できるように支持
しているので装置本体のフレームが二重構造とならない
し、それらの一端を支持する支持部材を装置本体のフレ
ームに軸方向とは直交する方向から着脱自在に装着する
だけであるので支持構造も簡単なものとなり、低コスト
で構成することができる。
請求項2の発明の上記構成によると、一体の張設ロー
ラが装置本体に個別に着脱できるのと、バックアップロ
ーラの少なくとも一端が、装置本体に固着され弾性体か
らなるホルダの開口部に軸方向とは直交する方向から着
脱自在に装着され、バックアップローラの他端は前記一
端側を取り外した状態で、特別な支持構造なしに装置本
体のフレームに軸方向に自在に着脱されることによるバ
ックアップローラ全体の単独の着脱とによって、装置本
体のカバーを取り外すような作業なしに搬送ベルトを交
換する事ができ、また、バックアップローラは装置本体
のフレームに着脱できるように支持しているので装置本
体のフレームが二重構造とならないし、それらの一端を
装置本体に固着され弾性体からなるホルダの開口部に軸
方向とは直交する方向から着脱できるように支持するだ
けであるので支持構造も簡単なものとなり、低コストで
構成することができる。
(実施例) 本発明の一実施例を図面に基き以下説明する。本実施
例は両面複写可能な複写機に適用した場合を示してい
る。第1図に示すように複写機Aは上面にプラテンガラ
ス2を有している。このプラテンガラス2の一端部には
金属製の原稿スケール3が設けられている。原稿スケー
ル3はプラテンガラス2上に原稿を手置きするような場
合に、原稿のサイズごとの位置を示す目盛(図示せず)
を有しているほかプラテンガラス2よりも上方に突出し
て原稿を位置決めする位置決め部材をなしている。3aは
その位置決めを行うための位置決め面を示し、本実施例
ではプラテンガラス2上に常時突出しているが、必要時
のみ突出させられるようにすることもできる。
複写機Aのプラテンガラス2を持った上面には原稿自
動送り装置Bがその後縁部をヒンジ連結(図示せず)し
て開閉可能に設けられている。これにより原稿自動送り
装置Bは開閉されることでプラテンガラス2上に手置き
した原稿を押え付けて複写に供する原稿カバーとして働
くし、プラテンガラス2上に被さった状態のままで原稿
をプラテンガラス2上に自動的に送り込み、またプラテ
ンガラス2から自動的に排出することができる。
原稿自動送り装置Bはその上部に原稿セットトレー11
および原稿排出トレー12が上下2段に形成されている。
原稿排出トレー12は第1図、第7図に示すように装置本
体13の上面の凹陥部として形成され、前面側に開放した
取出口13bから原稿を取出せるようになっている。原稿
排出トレー12の右側には給紙部14が設けられ、この給紙
部14に原稿セットトレー11がブラケット15によって給紙
部14に向かって下り勾配に取付けられている。また原稿
セットトレー11は原稿サイズに応じて移動可能なセンタ
ー合せタイプのサイドガイド20を有している。給紙部14
には原稿セットトレー11上にセットされた原稿を下出し
給紙するピックアップローラ16と、下出し給紙された原
稿を一枚ずつに捌いて送り出す捌きローラ17および捌き
パッド18からなる捌き部と、この捌き部を経てきた原稿
を挟持して確固に給送するフィードローラ対19とが原稿
セットトレー11に続く給紙下ガイド21に沿って順次設け
られている。
捌きローラ17のすぐ手前の位置に原稿ストッパ31が設
けられている。原稿ストッパ31はキープソレノイド32が
働かされた回動軸34に固設されている(第3図)。通
常、原稿ストッパ31は給紙下ガイド21より上方に突出し
た原稿受止め位置にあってセットされる原稿を受止めて
セット感を与えると共に先端を揃える役目をし、ソレノ
イド32のオンによってばね33に抗し給紙下ガイド21の下
方に退入される。
ピックアップローラ16および捌きローラ17は共にゴム
製であって、原稿搬送路のセンターラインのすぐ両側に
位置している(第3図)。左右のピックアップローラ16
の上方に原稿押え22が設けられている。この原稿押え22
は板ばねよりなり、回動軸23に取付けられている。回動
軸23にはソレノイド24と復元用のばね25とが働かされて
おり、回動軸23は通常ばね25の付勢によって原稿押え22
を上動させる回動位置に保たれているが、ソレノイド24
がオンすることによって原稿押え22を下動させるように
ばね25に抗し回動させられる。これによって原稿押え22
は原稿セットトレー11上の原稿をピックアップローラ16
に弾性的に押付け、ピックアップローラ16の搬送力が最
下原稿に確実に働くようにする。
原稿セットトレー11に初めてセットされた原稿につい
て給紙を開始する初期に、原稿押え22を働かせるととも
に、原稿ストッパ31が原稿受止め位置に上動しているま
まの状態で予備的に原稿搬送を一定時間行う。これによ
りセットされた原稿の最下側のものがピックアップロー
ラ16との干渉などのため充分な位置までセットされてい
ないことがあっても、この予備的搬送によって最下側原
稿は原稿ストッパ31まで確実に送り付けられ、セットさ
れている原稿の全てが揃う。この時点で原稿ストッパ31
が下動されて原稿給送を可能にする。
このような配慮なしでは最下側原稿の上で先行してい
る原稿が先に捌き部に達してその一枚が抜けてしまって
から最下側原稿が捌き部に達してまたそれが抜けてしま
うと云た多重給送が生じる。
原稿ストッパ31と捌き部との間に前捌き板35が設けら
れている。前捌き板35は捌き部の手前側から捌きローラ
17の表面に向け下り勾配の姿勢で固設され、捌きローラ
17の捌きパッド18が接触している部分のすぐ手前に先端
を接近させている。前捌き板35は金属製の基板35aとそ
の上に重ね合わせた樹脂製の上板35bとからなり、上板3
5bが捌きローラ17との間に必要な給紙ギャップを形成し
ている。基板35aは上板35bの場合よりも大きなギャップ
を捌きローラ17との間に形成している。
これにより前捌き板35は、予備搬送によって原稿スト
ッパ31に当接し揃えられた原稿群が給紙されてきたと
き、その先端を基板35aおよび上板35bの裏面に沿って並
ぶように案内し、最下側のものを先行させる。しかも最
下側の原稿は基板35aと捌きローラ17とのやや大きなギ
ャップによって捌き部側に容易に抜ける。しかしその原
稿枚数は捌き部での捌きを充分に受けるにはまだ多過ぎ
るが、次に上板35bと捌きローラ17との小さなギャップ
に規制されて適当な枚数の原稿に捌かれ捌き部に抜け
る。このときの捌きは基板35aにより捌かれた少ない原
稿について行われるので容易であるし、万一捌き切れな
い分があっても上板35bの可撓性による逃げもあって適
当枚数の原稿が容易に抜ける。
このため前捌き板35では原稿群を比較的少ない枚数に
捌いて無理なく確実に送り出せる。もっとも上板35bの
可撓性の程度はその材質や厚さの設定によって自由に選
択することができる。
捌きパッド18は摩擦係数の大きいゴムよりなり、パッ
ドホルダー36の下面一部に埋め込まれ、パッドホルダー
36ごとばね37により付勢されて捌きローラ17に圧接され
ている。これによって前捌き板35を経た少枚数の原稿が
捌き部に給送されてきたとき捌きパッド18は上側からそ
れらの進行を妨げようとするから、搬送力の大きな捌き
ローラ17に接している最下の原稿のみが捌かれて抜け
る。
なお原稿押え22、前捌き板35および捌きパッド18は、
センターラインの左右で前後に並ぶピックアップローラ
16および捌きローラ17の搬送中心線上に位置させられ、
それらローラ16および17の強力な搬送を受ける原稿に確
実に作用し、またその作用点が左右対称であることによ
り原稿をスキューさせる原因とならないようにしてい
る。
フィードローラ対19はストレートローラとされ、捌き
部から送り出されてくる一枚の原稿をその全幅部分で挟
持して確固に給送する。
一枚の原稿がフィードローラ対19に至って搬送される
時点では原稿セットトレー11からの新たな原稿の送り出
し阻止のためにピックアップローラ16および捌きローラ
17を停止させるようにする。
このため本実施例ではピックアップローラ16、捌きロ
ーラ17およびフィードローラ対19は1つの給紙モータM1
(第1図)によって駆動するが、捌きローラ17の駆動軸
上には電磁クラッチCL1(第2図)を設け、捌きローラ1
7とそれに連動するピックアップローラ16の駆動を適時
に停止させられるようにする。またピックアップローラ
16および捌きローラ17とそれらの駆動軸41、42との間に
は一方向クラッチ43を設け、ピックアップローラ16およ
び捌きローラ17は駆動を停止されてもフィードローラ対
19によって搬送される原稿が接している間空転により従
動し搬送に抵抗を及ぼさないようにする。
なおピックアップローラ16の部分には原稿セットトレ
ー11に原稿がセットされているかどうかを検出するエン
プティセンサS1が設けられ原稿を検出していることによ
り複写を可能とする。捌き部のすぐ後には捌き部から送
り出される原稿を検出する給紙センサS2が設けられ、原
稿を検出したとき給紙された原稿がフィードローラ対19
に確実に噛込まれる所定時間後原稿押え22を上動させ、
また電磁クラッチCL1をオフしてピックアップローラ16
および捌きローラ17の駆動を断つ。
フィードローラ対19の後にはUターンパス51が設けら
れ、給送する原稿を原稿スケール3の手前からプラテン
ガラス2上に向けるように案内する。Uターンパス51の
原稿スケール3に近い部分にはタイミングローラ対52が
設けられ、Uターンパス51に続いては原稿スケール3お
よびプラテンガラス2上に位置する搬送ベルト53が設け
られている。
これらタイミングローラ対52および搬送ベルト53は可
逆モータであるメインモータM2によって駆動されるが、
タイミングローラ対52はその伝達系に設けられた電磁ク
ラッチCL3のオン、オフによって搬送ベルト53とは独立
した適時に停止させられる。タイミングローラ対52はそ
の停止状態でフィードローラ対19から給送されてくる原
稿を一旦受け止めることにより自身のニップ部に原稿の
先端を整合させて原稿のスキューを矯正する。その後タ
イミングローラ対52は複写機Aでの複写動作とのタイミ
ングをとった再駆動によってスキュー矯正後の原稿を駆
動され続けている搬送ベルト53に送り付ける。
搬送ベルト53は装置本体13の前後のフレーム65に支持
された駆動ローラ54と従動ローラ55とによって原稿スケ
ール3およびプラテンガラス2に沿うように張設されて
いる。駆動ローラ54は前端側が装置本体13の前側のフレ
ーム65に固定された軸受(図示せず)に抜き差し自在に
保持されると共に、メインモータM2と連結するための受
動ギヤ63を持った後端側は、後側のフレーム65に下方か
ら着脱可能にビス64にて固定される取付板56に固定され
た軸受66にて支持されている(第4図、第5図)。これ
によって駆動ローラ54は取付板56の着脱と、駆動ローラ
54自身の前側のフレーム65に固定された軸受との抜き差
しによって着脱可能であり、またそれに伴って受動ギヤ
63が駆動ギヤ33と噛み合いまた離れるようになってい
る。
尚、場合によっては駆動ローラ54の前端側も、取付板
56と同様の部材を介してフレーム65に装着するようにし
てもよいが、上記の構成により駆動ローラ54の前端側は
上記軸受より抜き取るだけでフレーム65から取りはずす
ことができ、駆動ローラ54の取りはずし作業がより容易
になる。
従動ローラ55は、第2図及び第4図に示すように、そ
の両端が装置本体13の前後のフレーム65に着脱およびス
ライド自在に取付けられるスライド板57に支持され、ス
ライド板57の着脱によって着脱される。スライド板57
は、自身に固定された従動ローラ55の軸受58が前後のフ
レーム65に形成された下方に開放された鉤型溝59に嵌合
されると共に、自身の上方に開放された鉤型溝60が前後
のフレーム65上の支持ピン61に係合されてスライドおよ
び取外し可能に取付けられる。この取付け状態で支持ピ
ン61とスライド板57との間にはばね62を働かせてスライ
ド板57を第1図右方に付勢している。この付勢を受けて
スライド板57は従動ローラ55を第1図右方に移動させよ
うとして搬送ベルト53にテンションを与えると共にフレ
ーム65への取付状態が保たれている。
以上によって、搬送ベルト53はその駆動ローラ54およ
び従動ローラ55を装置本体13から下方に着脱することに
より簡単に着脱される。このため装置本体13の前後のフ
レーム65を連結して補強するステー71は搬送ベルト53を
張設している部分の上方に設けてある。また搬送ベルト
53の内側には搬送ベルト53の各所をプラテンガラス2に
押し付けて搬送力を確保するバックアップローラ72、76
が設けられているが、バックアップローラ72、76は、そ
の回転軸72a、76aを前後のフレーム65に取付けた樹脂製
のホルダ73およびスライド板57で着脱自在に保持するよ
うにし、搬送ベルト53の着脱に支障ないようになってい
る。
ホルダ73は、第4図及び第6図に詳細に示すように、
回転軸72aを弾性的に着脱できるポケット部73aを有し、
ポケット部73aは回転軸72aを受け入れるとこれを上下動
自在に保持し、バックアップローラ72が自重で搬送ベル
ト53をプラテンガラス2に押し付けるようにする。
搬送ベルト53はバックアップローラ72、76との協働に
よって矢印方向に正駆動されるときタイミングローラ対
52から送り出される原稿をプラテンガラス2上に送り込
み、またプラテンガラス2上の原稿を排出する。搬送ベ
ルト53が逆駆動されるとプラテンガラス2上に送り込ん
だ原稿をスイッチバックにより原稿スケール3の位置決
め面3aに当接させてプラテンガラス2上に位置決めし、
あるいは原稿排出トレー12の第1図左側に設けられてい
る排紙・リターン部81から表裏反転してリターンされて
くる原稿を再度プラテンガラス2上に送り込んで位置決
めし、両面原稿の裏面複写等に供する。この場合も原稿
の逆送量調整によって薄紙モード設定時は原稿を原稿ス
ケール3の位置にちょうど戻して押付けなしの位置決め
をし、それ以外は原紙の原稿として原稿スケール3に押
当てて強制位置決めを行うようにする。
タイミングローラ対52の手前の位置にはフィードロー
ラ対19から給送されてくる原稿を検出するセンサS3が設
けられ、このセンサS3が原稿を検出してから所定時間後
タイミングローラ対52が再駆動されるようにして前記先
端の整合と複写機Aにおける複写動作とのタイミング調
整を行う。またセンサS3が原稿の後端を検出してから所
定時間後、つまり原稿が原稿スケール3を距離X0だけ過
ぎる時点で搬送ベルト53の駆動を停止して逆転させるこ
とにより前記原稿のスイッチバックによる位置決めを行
う。
この位置決めのためのスイッチバック量X1はX0<X1の
関係となるよう設定される。したがって原稿は原稿スケ
ール3を過ぎた距離X0以上のX1だけスイッチバックさせ
られようとして位置決め面3aに確実に当接して位置決め
される。そして搬送ベルト53が過剰に逆駆動されて原稿
をスイッチバックさせようとするのに対し、位置決め面
3aに当接した原稿はそれ以上逆送されずに自身の腰の強
さにより突っ張て搬送ベルト53との間で滑りが生じるの
で別段問題になることはない。
ところが腰の弱い薄手の原稿であると位置決め面3aに
当接した後突っ張り切れず、プラテンガラス2、原稿ス
ケール3、搬送ベルト53の間に形成される三角形状の隙
間内で折れ曲がったり小刻みなシワが生じたりする。こ
れを回避するため薄紙モード設定キー(図示せず)が操
作されたときだけ前記スイッチバックによる通常の原稿
位置決めモードから薄紙モードに切換え、センサS3が原
稿の後端を検知してからの時間設定により原稿の後端が
位置決め面3aの位置に達する搬送量を得、その時点で搬
送ベルト53を停止させることにより原稿をスイッチバッ
クなしに位置決めするようにする。
なお、バックアップローラ72相互間、あるいはバック
アップローラとその手前および後方の搬送手段との間の
各パスは、搬送方向での原稿最小サイズよりも小さく設
定される。これにより小サイズの原稿でも確実に搬送す
ることができる。しかし従動ローラ55の横に配設される
バックアップローラ76は従動ローラ55の極く近くに位置
させなければならない。そこでこのバックアップローラ
76は従動ローラ55と共に前記スライド板57に支持し、同
時に着脱されるようにするが、この支持のためスライド
板57にバックアップローラ保持部57aを一体形成し、こ
の保持部57aによってバックアップローラ76を上下動自
在に保持している。またバックアップローラ76は保持部
57aとの間に働かせたばね93(第2図、第4図)により
下方に付勢し、搬送ベルト53を原稿スケール3の位置決
め面3a側のエッジに押付けるようにしてある。これによ
り位置決めのためにスイッチバックされる原稿が位置決
め面3aを乗り越えてしまうような不都合が解消される。
センサS3が原稿の先端を検知してから後端を検知する
までの時間と原稿の搬送速度との関係から原稿の通紙方
向の長さを判定することができ、これにUターンパス51
の途中に設けられた幅センサS4による原稿の幅情報を組
合わせることによって原稿の縦送りか横送りかを含めた
サイズを判定することができ、この判定結果は複写機A
の側でのカセット選択に利用される。
排紙・リターン部81にはプラテンガラス2に続いて原
稿排出トレー12に抜けるUターンパス82が設けられ、そ
の途中に反転ローラ83が、また原稿排出トレー12への排
紙口84部に排紙ローラ85がそれぞれ設けられている。ま
たUターンパス82の途中から反転ローラ83に沿ってプラ
テンガラス2上に原稿を戻りリターンパス86も設けられ
ている。
反転ローラ83および排紙ローラ85は搬送ベルト53と共
にメインモータM2により同時駆動する。しかしメインモ
ータM2からの駆動系にはメインモータM2の正転のみが一
方向クラッチを介し正転のまま伝達される第1の系統
と、メインモータM2の逆転のみが一方向クラッチを介し
正転に切換えて伝達される第2の系統とが設けられ、メ
インモータM2の回転方向、つまり搬送ベルト53の駆動方
向が正逆どちらであっても反転ローラ83および排紙ロー
ラ85は正転のみされる。反転ローラ83にはそれに原稿を
沿わせるように従動する反転コロ87、88が圧接させられ
ている。
Uターンパス82の入口には反転下ガイド89が設けられ
ており、プラテンガラス2上から搬送ベルト53によって
排出されてくる原稿をUターンパス82へすくい上げ、反
転ローラ83と反転コロ87との間に向け案内する。
Uターンパス82に導入された原稿は反転ローラ83と反
転コロ87、88とによって搬送していく。Uターンパス82
のリターンパス86が分岐している部分には切換爪91が設
けられており、切換え爪91が第1図の実線位置にあると
前記搬送される原稿を排紙口84側に導いて排紙ローラ85
により原稿排出トレー12上に排出される。また切換爪91
が仮想線にあると前記搬送される原稿をリターンパス86
の側に案内する。
反転コロ87のすぐ手前には排紙センサS5が設けられて
いる。このセンサS5が原稿を検出したとき、一定時間後
つまり原稿が排紙ローラ85を通過し終わる前にメインモ
ータM2の回転速度を一時期低速にして原稿の原稿排出ト
レー12への飛び出しを抑制する。また排紙センサS5の検
出にて両面複写での搬送ベルト53を逆駆動する反転タイ
ミング等をも得る。
原稿排出トレー12は第1図、第7図に示すように、水
平な底面12a上に、山形の原稿受けリブ12b、12c、12dが
原稿排出方向に順次設けられている。これら各原稿受け
リブ12b〜12dは原稿の搬送方向サイズに応じて位置付け
され、それらが受け止める原稿の重心位置よりも後方寄
りに頂点を持っている。これにより排出される原稿はそ
の搬送方向サイズに合う原稿受けリブ12b〜12dに到達す
るまでは排紙ローラ85の搬送力によって順次乗り越えさ
せられていき、サイズに合うものに到達するとその頂点
をも乗り越えさせられるが、原稿はこの頂点を重心位置
が越える前に排紙ローラ85から外れて搬送を断たれるの
で、頂点部の通過抵抗が原稿の排出時の勢いを抑える。
したがって原稿はその後端が排紙口84を持っている原稿
排出トレー12の後壁からほとんど離れない状態で落ち着
かされ、どのようなサイズの原稿でもその位置に揃う。
なお後方の原稿受けリブ12dは原稿セットトレー11との
位置関係から低く形成している。このため原稿セットト
レー11の裏面には樹脂フィルム92を設けて、長い原稿を
それら原稿受けリブ12dに軽く押付け、他の原稿受けリ
ブ12b、12cと同じ作用を発揮できるようにする。
第8図において、装置本体13の前側のフレーム65に固
定された取付ブラケット94に、マグネットユニット95が
その長穴に挿通した取付ビス96にて上下位置調整可能に
取付けられている。これにより、複写機Aの上面に原稿
自動送り装置Bを被せた状態で、取付ビス96を緩めてマ
グネットユニットを複写機Aの上面に固定された磁性体
に吸着させ、その状態で取付ビス96を締結してマグネッ
トユニット95を位置決めすることにより、原稿自動送り
装置Bを閉じれば必ずプラテンガラス2と搬送ベルト53
の全面が均一に密接させるようにしている。なお、逆に
マグネットを複写機Aの上面に、磁性体を原稿自動送り
装置B側に配置してもよい。
さらに、第7図〜第10図に示すように、取付ビス96に
よるマグネットユニット95の位置調整を装置本体13のカ
バー13aの外側から簡単に行えるように、カバー13aの手
掛かり部13bの両側に設けられるマグネットユニット配
置部は外面よりへこませて凹部97が形成され、その奥側
面に取付ビス96の操作穴98が形成されている。また、こ
の凹部97を覆う補助カバー99が、その上端から上方に突
出された係止片99aと下端から水平に突設された係止片9
9bをこれらに対応して凹部97に形成された係合穴97a、9
7bにそれぞれ係合させることにより着脱可能とされてい
る。
また原稿スケール3は第11図に示すように位置決め面
3aの下部にプラテンガラス2よりも若干低い水平面を持
った鉤形面3Bが設けられている。これにより原稿ODWO逆
送して位置決め面3aに押付けて位置決めするのに原稿OD
の後端を鉤形面のコーナー部3cで受止め、原稿スケール
3とプラテンガラス2との間に隙間があったとしてもそ
こに入り込むようなことを防止することができる。しか
も鉤形面3bの水平面は原稿スケール3の先端に接着等し
て固着したゴム等の弾性体3eにより形成し、原稿スケー
ル3とプラテンガラス2との間の隙間をなくすパッドと
しても機能しているので前記原稿の入り込みはより確実
に防止することができる。もっとも鉤形面3aの水平面に
原稿ODを確実に受けることができれば原稿スケール3と
プラテンガラス2との間に少々隙間があってもよく、そ
れには鉤形面3bの水平面がプラテンガラス2の上面より
も第12図のもののように下位であるか、あるいは下位で
なくても第13図のようにプラテンガラス2の上面より低
い位置からの水平面への上り斜面3dを設けて原稿ODを水
平面に案内できるようにするかすればよい。なお第12図
のものは軸3fを中心とした回動で先端部が上下動される
原稿スケール3の場合を示したが、何れの場合も可動
型、固定型の双方に適用できる。
本実施例によれば、以上のように搬送ベルト53を交換
する際には、原稿自動送り装置Bを上方に開き、その下
面側からホルダ73にて保持されているバックアップロー
ラ72を取り出し、次に搬送ベルト53にテンションを掛け
ているばね62をスライド板57から外し、次いで駆動ロー
ラ54の後端側を支持している取付板56をビス64を緩めて
フレーム65から取り外して下方に引き下げながら駆動ロ
ーラ54の前端側をその軸受から引き抜いて駆動ローラ54
を取り出し、その後従動ローラ55の両端部を支持してい
るスライド板57を第1図の左側に移動させた後、その鉤
型溝60からフレーム65の支持ピン61を抜き出すととも
に、軸受58をフレーム65の鉤型溝59から抜き出すことに
よって従動ローラ55をスライド板57とともに装置本体13
から取り出し、それと同時に搬送ベルト53も取り出し、
新たな搬送ベルト53と交換する。
交換した搬送ベルト53は、上記手順を逆に辿ることに
よって装置本体13に取付けることができる。
尚、本実施例においては従動ローラ55をばね62によっ
て付勢することにより搬送ベルト53に張力を与えるよう
にしたが、弾性を有する材質からなる搬送ベルトを使用
し、従動ローラ55も駆動ローラ54と同様の方法によりフ
レーム65に取り付けるようにすれば、従動ローラ55の取
りはずしはさらに容易になる。
(発明の効果) 本発明の原稿自動送り装置によると、以上のように搬
送ベルトを交換するとき、一対の張設ローラを、これに
バックアップローラが加わるときはこれを含めて、装置
本体のフレームに個別に着脱することにより、装置本体
のカバーを取外しなどの作業を行わずに簡単に交換する
ことができ、また、一対の張設ローラ、バアックアップ
ローラのそれぞれは共に装置本体のフレームに着脱され
るもので、装置本体のフレームが2重にならない上、一
対の張設ローラはそれぞれの一端を支持する支持部材を
装置本体のフレームに着脱自在に装着し、バックアップ
ローラはそれの一端を装置本体のフレームに固着したホ
ルダに軸方向と直交する方向に弾性的に着脱自在に取付
けるだけであって支持構造が簡単なものとなるので、低
コストで構成することができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明の一実施例を示し、第1図は全
体構成を示す縦断正面図、第2図は給紙部周りの拡大縦
断正面図、第3図は同要部の斜視図、第4図は搬送ベル
ト周りの構成を示す斜視図、第5図は搬送ベルトの駆動
ローラ後端部の分解斜視図、第6図はバックアップロー
ラを支持するホルダの正面図、第7図は原稿自動送り装
置の原稿セットトレーを外した状態の斜視図、第8図は
原稿自動送り装置を複写機に吸着するマグネットユニッ
トの取付状態を示す横断平面図、第9図は同補助カバー
の取付前の状態を示す縦断側面図、第10図は同分解斜視
図、第11図はプラテンガラスと原稿スケールとの突合せ
部を示す拡大図、第12図、第13図は原稿スケールの変形
例を示す一部の拡大図である。 B……原稿自動送り装置 13……装置本体 53……搬送ベルト 54……駆動ローラ 55……従動ローラ 56……取付板 57……スライド板 72……バックアップローラ 73……ホルダ 76……バックアップローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 小田 光春 (56)参考文献 実開 昭57−96110(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿搬送手段により原稿をプラテン部まで
    送り込み、またそれを排出する原稿自動送り装置におい
    て、前記原稿搬送手段を、一対の張設ローラと、この張
    設ローラに巻掛けた無端状の搬送ベルトにて構成し、前
    記張設ローラは、少なくとも一方の端部がそれぞれ個別
    の取付部材に軸支されるとともに、該各取付部材が装置
    本体のフレームに、前記張設ローラの軸方向と直交する
    方向から固定部材によって着脱自在に取り付けられてい
    ることを特徴とする原稿自動送り装置。
  2. 【請求項2】原稿搬送手段により原稿をプラテン部まで
    送り込み、またそれを排出する原稿自動送り装置におい
    て、前記原稿搬送手段を、一対の張設ローラと、この張
    設ローラに巻掛けた無端状の搬送ベルトと、この搬送ベ
    ルトをプラテン部に向かって押圧可能なバックアップロ
    ーラにて構成し、前記一対の張設ローラは装置本体のフ
    レームに個別に着脱可能に装着され、前記バックアップ
    ローラ、少なくとも一方の端部が、装置本体のフレーム
    に固着された弾性部材からなるホルダの開口に、前記バ
    ックアップローラの軸方向と直交する方向から着脱可能
    に装着されることを特徴とする原稿自動送り装置。
JP1006534A 1989-01-13 1989-01-13 原稿自動送り装置 Expired - Lifetime JP2836082B2 (ja)

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JP1006534A JP2836082B2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 原稿自動送り装置
US07/787,773 US5213322A (en) 1989-01-13 1991-11-06 Original transfer apparatus

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JPH02188333A JPH02188333A (ja) 1990-07-24
JP2836082B2 true JP2836082B2 (ja) 1998-12-14

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