JPH0782564B2 - 紙幣鑑別センサのクリ−ニング装置 - Google Patents
紙幣鑑別センサのクリ−ニング装置Info
- Publication number
- JPH0782564B2 JPH0782564B2 JP59270003A JP27000384A JPH0782564B2 JP H0782564 B2 JPH0782564 B2 JP H0782564B2 JP 59270003 A JP59270003 A JP 59270003A JP 27000384 A JP27000384 A JP 27000384A JP H0782564 B2 JPH0782564 B2 JP H0782564B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- card
- bill
- sensor
- banknote
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金銭出納装置に装備された紙幣鑑別用センサの
クリーニング装置に関する。
クリーニング装置に関する。
最近は金銭出納業務を効率化するために殆どの銀行が自
動金銭出納装置を設置している。
動金銭出納装置を設置している。
該装置にはリサイクル型鑑別ユニットと呼ばれ入金され
た紙幣を鑑別すると共にそのまま使用できる紙幣は出金
窓口へ送付し、使用不可能の紙幣は保管金庫側へ送付す
るような機能を備えたものもあるが、いずれも各要所に
配置した複数個の鑑別センサによって紙幣の汚損，破
損，真贋等を検出して鑑別を行っている。
た紙幣を鑑別すると共にそのまま使用できる紙幣は出金
窓口へ送付し、使用不可能の紙幣は保管金庫側へ送付す
るような機能を備えたものもあるが、いずれも各要所に
配置した複数個の鑑別センサによって紙幣の汚損，破
損，真贋等を検出して鑑別を行っている。
ところが上記紙幣鑑別センサは鑑別精度を高めるため紙
幣と殆ど接触する位置に装備されているので、紙幣が新
札の場合は印刷インクによって，また旧札の場合は各種
の付着物等によって汚染され紙幣鑑別能力が劣化する。
幣と殆ど接触する位置に装備されているので、紙幣が新
札の場合は印刷インクによって，また旧札の場合は各種
の付着物等によって汚染され紙幣鑑別能力が劣化する。
本発明は従来専門技術者の“マニュアル作業”に依存し
ていた“鑑別センサの清掃”を自動的に行い得る機能を
金銭出納装置に付設して該装置の保守効率を向上しよう
とするものである。
ていた“鑑別センサの清掃”を自動的に行い得る機能を
金銭出納装置に付設して該装置の保守効率を向上しよう
とするものである。
第３図は従来の自動金銭出納装置の紙幣鑑別構造を示す
要部側断面図である。
要部側断面図である。
同図に示す如く従来の紙幣鑑別構造は、紙幣20を搬送ベ
ルト13上に供給する紙幣供給箱11と、搬送ローラ10の回
動により載置された紙幣20を矢印Ａ方向へ搬送する搬送
ベルト13と、搬送されてきた紙幣20を所定の紙幣鑑別ゾ
ーン５上において鑑別する複数個の紙幣鑑別センサ１と
を具備した構成になっている。
ルト13上に供給する紙幣供給箱11と、搬送ローラ10の回
動により載置された紙幣20を矢印Ａ方向へ搬送する搬送
ベルト13と、搬送されてきた紙幣20を所定の紙幣鑑別ゾ
ーン５上において鑑別する複数個の紙幣鑑別センサ１と
を具備した構成になっている。
そして順次搬送されて来る紙幣20は所定個所に配設され
た前記紙幣鑑別センサ１によって損傷度や破損度そして
真贋を検査され、その情報により鑑別部２が総合的な紙
幣の良否鑑別を行う構造である。
た前記紙幣鑑別センサ１によって損傷度や破損度そして
真贋を検査され、その情報により鑑別部２が総合的な紙
幣の良否鑑別を行う構造である。
しかし上記の構成中最も重要な役割を担当する紙幣鑑別
センサ１は、検出精度を向上させるため検出面１′が紙
幣20に殆ど接触する程度まで接近した位置に配設されて
いるので、前述したように紙幣20による汚染被害を受け
て鑑別能力が低下する事態が屡々起こる。
センサ１は、検出精度を向上させるため検出面１′が紙
幣20に殆ど接触する程度まで接近した位置に配設されて
いるので、前述したように紙幣20による汚染被害を受け
て鑑別能力が低下する事態が屡々起こる。
第４図は従来行われていた紙幣鑑別センサのクリーニン
グ方法を示す要部斜視図である。
グ方法を示す要部斜視図である。
同図に示す如く従来は紙幣鑑別センサ１の検出能力が低
下すると金銭出納装置の電源をOFF″にして装置を停止
させた後、紙幣鑑別センサ１の検出面１′を綿棒14等で
清掃して清浄化するという方法がとられていた。
下すると金銭出納装置の電源をOFF″にして装置を停止
させた後、紙幣鑑別センサ１の検出面１′を綿棒14等で
清掃して清浄化するという方法がとられていた。
しかし上記従来の方法は装置の解体と復元操作を伴うた
め、該装置の整備に精通した専門技術者でないと実施が
不可能であるという難点があり、それが自動金銭出納装
置を運用する上での最大のネックになっていた。
め、該装置の整備に精通した専門技術者でないと実施が
不可能であるという難点があり、それが自動金銭出納装
置を運用する上での最大のネックになっていた。
本発明は汚染によって鑑別能力が低下した紙幣鑑別セン
サの清掃をオペレータの簡単な操作で的確に処理し得る
紙幣鑑別センサのクリーニング装置を提供することによ
って上記問題点を解決しようとするものである。
サの清掃をオペレータの簡単な操作で的確に処理し得る
紙幣鑑別センサのクリーニング装置を提供することによ
って上記問題点を解決しようとするものである。
上記問題点を解決する本発明の紙幣鑑別センサのクリー
ニング装置は、紙幣鑑別センサの機能低下を検出するア
ラーム部と、クリーニングカードを収納しかつそのカー
ドを紙幣搬送路に供給するカード収納部と、アラーム部
からの信号によってカード収納部にクリーニングカード
給送を指令する制御部を備え、カード収納部から紙幣搬
送路上に供給されたクリーニングカードを紙幣搬送機構
で搬送し紙幣鑑別センサの検出面を通過させて当該検出
面を清掃する構成を特徴としている。
ニング装置は、紙幣鑑別センサの機能低下を検出するア
ラーム部と、クリーニングカードを収納しかつそのカー
ドを紙幣搬送路に供給するカード収納部と、アラーム部
からの信号によってカード収納部にクリーニングカード
給送を指令する制御部を備え、カード収納部から紙幣搬
送路上に供給されたクリーニングカードを紙幣搬送機構
で搬送し紙幣鑑別センサの検出面を通過させて当該検出
面を清掃する構成を特徴としている。
本発明のクリーニング装置は、紙幣鑑別センサが汚染し
た場合，紙幣の代替としてクリーニングカードを紙幣の
搬送コースへ供給することにしたもので、この措置によ
って汚染されていた紙幣鑑別センサの検出面が自動的に
払拭され清浄化されるようにしたものである。
た場合，紙幣の代替としてクリーニングカードを紙幣の
搬送コースへ供給することにしたもので、この措置によ
って汚染されていた紙幣鑑別センサの検出面が自動的に
払拭され清浄化されるようにしたものである。
以下本発明の実施例を図面によって詳述する。
第１図は本発明による紙幣鑑別センサのクリーニング装
置を説明するための要部側断面図である。
置を説明するための要部側断面図である。
但し全図を通じて同一符号は同一対象物を示すものとす
る。
る。
同図に示す如く本発明の紙幣鑑別センサのクリーニング
装置は、紙幣鑑別センサ１が汚染されて鑑別部２の機能
が低下した時これを検出するアラーム部３と、該アラー
ム部３からの異常信号によって作動するカード制御部８
と、該制御部８の指令によって供給扉７を矢印Ｃ方向に
開放して収容されているクリーニングカード４を搬送ベ
ルト13a上へ供給するカード収容箱６を具備した構成に
なっている。
装置は、紙幣鑑別センサ１が汚染されて鑑別部２の機能
が低下した時これを検出するアラーム部３と、該アラー
ム部３からの異常信号によって作動するカード制御部８
と、該制御部８の指令によって供給扉７を矢印Ｃ方向に
開放して収容されているクリーニングカード４を搬送ベ
ルト13a上へ供給するカード収容箱６を具備した構成に
なっている。
なお搬送ベルト13aには図示されない複数個の空気流通
用の孔加工が施されている。また搬送ベルトの紙幣搬送
面とは反対面側に図示しないが、クリーニング時のみ作
動する減圧機構によって負圧雰囲気とされるボックスが
設けられている。該ボックスの搬送ベルトと対向する主
平面には複数の吸気口が形成されていて、負圧雰囲気に
なったとき各吸気口に生じる負圧吸引力でクリーニング
カード、搬送ベルトを吸着するようになっている。この
場合その吸引力は搬送ベルトと走行を止めることがない
大きさに設定されている。
用の孔加工が施されている。また搬送ベルトの紙幣搬送
面とは反対面側に図示しないが、クリーニング時のみ作
動する減圧機構によって負圧雰囲気とされるボックスが
設けられている。該ボックスの搬送ベルトと対向する主
平面には複数の吸気口が形成されていて、負圧雰囲気に
なったとき各吸気口に生じる負圧吸引力でクリーニング
カード、搬送ベルトを吸着するようになっている。この
場合その吸引力は搬送ベルトと走行を止めることがない
大きさに設定されている。
このため搬送ベルト13a上へ供給された前記クリーニン
グカード４は搬送ベルト13aに吸着されて矢印Ａ方へ移
動する。そして移動中に鑑別ゾーン５に配設されている
各種紙幣鑑別センサ１の検出面１′に接触してこれを清
掃する。
グカード４は搬送ベルト13aに吸着されて矢印Ａ方へ移
動する。そして移動中に鑑別ゾーン５に配設されている
各種紙幣鑑別センサ１の検出面１′に接触してこれを清
掃する。
その後クリーニングカード４は搬送ベルト13aに密着し
たまま矢印Ａ方向に搬送されてカード収容箱６に復帰
し、そこで収容箱６の入り口に設けられた分離ブレード
９によって搬送ベルト13aから分離されて元の収容箱６
に収容され待機状態となる。
たまま矢印Ａ方向に搬送されてカード収容箱６に復帰
し、そこで収容箱６の入り口に設けられた分離ブレード
９によって搬送ベルト13aから分離されて元の収容箱６
に収容され待機状態となる。
第２図はクリーニングカードの一実施例を示す図であっ
て、（ａ）は斜視図、（ｂ）は要部側断面図である。
て、（ａ）は斜視図、（ｂ）は要部側断面図である。
同図に示す如くクリーニングカード４は、基台部4aに柔
軟性のあるプラスチック材，例えば弗素樹脂板を用い、
該基台部4aの表裏面に繊毛材例えばフェルト等より成る
清掃部4bが装着された構造になっている。
軟性のあるプラスチック材，例えば弗素樹脂板を用い、
該基台部4aの表裏面に繊毛材例えばフェルト等より成る
清掃部4bが装着された構造になっている。
また該カード４の幅W,長さL,厚さＴは紙幣20のそれより
も若干大き目に形成され、特に厚さＴは清掃部4b表面の
繊毛がセンサの検出面１′に的確に接触する寸法に形成
されている。
も若干大き目に形成され、特に厚さＴは清掃部4b表面の
繊毛がセンサの検出面１′に的確に接触する寸法に形成
されている。
従って前記クリーニングカード４に接触した紙幣鑑別セ
ンサ１の検出面１′は自動的に払拭され清浄化される。
ンサ１の検出面１′は自動的に払拭され清浄化される。
以上詳細に説明したように本発明によるセンサのクリー
ニング装置は、紙幣鑑別センサの機能が汚染によって低
下した時、クリーニングカードを前記鑑別センサの清掃
用として紙幣の搬送経路上に供給することによって汚染
された紙幣鑑別センサを的確に清掃し得るといった保守
面での効果を発揮する。
ニング装置は、紙幣鑑別センサの機能が汚染によって低
下した時、クリーニングカードを前記鑑別センサの清掃
用として紙幣の搬送経路上に供給することによって汚染
された紙幣鑑別センサを的確に清掃し得るといった保守
面での効果を発揮する。
第１図は本発明に係る紙幣鑑別センサのクリーニング装
置を適用した自動金銭出納装置の要部側断面図、 第２図はクリーニングカードの一実施例を示す図であっ
て、（ａ）は斜視図、（ｂ）は要部側断面図、 第３図は従来の自動金銭出納装置の紙幣鑑別構造を示す
要部側断面図。 第４図は従来行われていた紙幣鑑別センサのクリーニン
グ方法を示す要部斜視図である。 図中、１は紙幣鑑別センサ、１′は検出面、２は鑑別
部、３はアラーム部、４はクリーニングカード、4aは基
台部、4bは清掃部、５は鑑別ゾーン、６はカード収容
箱、７は供給扉、８はカード制御部、９は分離ブレー
ド、10は搬送ローラ、11は紙幣供給箱、13,13aは搬送ベ
ルト、20は紙幣、W,L,Tはクリーニングカードの幅寸
法，長さ寸法，厚さ寸法をそれぞれ示す。
置を適用した自動金銭出納装置の要部側断面図、 第２図はクリーニングカードの一実施例を示す図であっ
て、（ａ）は斜視図、（ｂ）は要部側断面図、 第３図は従来の自動金銭出納装置の紙幣鑑別構造を示す
要部側断面図。 第４図は従来行われていた紙幣鑑別センサのクリーニン
グ方法を示す要部斜視図である。 図中、１は紙幣鑑別センサ、１′は検出面、２は鑑別
部、３はアラーム部、４はクリーニングカード、4aは基
台部、4bは清掃部、５は鑑別ゾーン、６はカード収容
箱、７は供給扉、８はカード制御部、９は分離ブレー
ド、10は搬送ローラ、11は紙幣供給箱、13,13aは搬送ベ
ルト、20は紙幣、W,L,Tはクリーニングカードの幅寸
法，長さ寸法，厚さ寸法をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項１】紙幣鑑別センサの検出面を清掃する装置で
あって、紙幣鑑別センサの機能低下を検出するアラーム
部と、クリーニングカードを収納しかつそのカードを紙
幣搬送路に供給するカード収納部と、アラーム部からの
信号によってカード収納部にクリーニングカード給送を
指令する制御部を備え、カード収納部から紙幣搬送路上
に供給されたクリーニングカードを紙幣搬送機構で搬送
し紙幣鑑別センサの検出面を通過させて当該検出面を清
掃するようにしたことを特徴とする紙幣鑑別センサのク
リーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59270003A JPH0782564B2 (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 紙幣鑑別センサのクリ−ニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59270003A JPH0782564B2 (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 紙幣鑑別センサのクリ−ニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61147392A JPS61147392A (ja) | 1986-07-05 |
| JPH0782564B2 true JPH0782564B2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=17480198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59270003A Expired - Lifetime JPH0782564B2 (ja) | 1984-12-20 | 1984-12-20 | 紙幣鑑別センサのクリ−ニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0782564B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008003678A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 紙葉類識別装置用清掃具 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62138276U (ja) * | 1986-02-19 | 1987-08-31 | ||
| WO1993007591A1 (en) * | 1991-10-04 | 1993-04-15 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Sensor cleaner of discrimination apparatus for bank notes, etc. |
| JP4781609B2 (ja) * | 2001-02-26 | 2011-09-28 | キョド−アライド・インダストリーズ・リミテッド | ファンユニット |
-
1984
- 1984-12-20 JP JP59270003A patent/JPH0782564B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008003678A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 紙葉類識別装置用清掃具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61147392A (ja) | 1986-07-05 |
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