JPS60202044A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種複写機・印刷機・テレファックスなどの画
像形成装置における給紙装置に関するものである。

上記給紙装置において紙詰りを生じた場合の処理機構と
して、従来のものは画像形成装置の本体機箱を、紙搬送
路付近を中心にして上下に開き得る構成と゛し、紙が詰
ったときは機箱の上半部を大きく開いて詰っている紙を
取除くようにしているけれども、大型の機種の場合は重
くて開きにくく、また機箱の剛性が弱まるため補強対策
を必要とする。

本発明は従来の給紙装置における上記の問題を解決し、
大型の画像形成装置のみならず、小型の画像形成装置に
も適切な紙詰り処理機構を備えた給紙装置を提供するこ
とを目的とする。

上記目的を達成するため本発明の給紙装置は、間に紙搬
送隙間を形成する上下一対の紙案内部材と、その紙案内
部材の紙進行方向前側に配置された上下一対の紙搬送用
ローラとから成り、一方の紙案内部材は紙進行方向前側
を支点にして他方の紙案内部材に対し開閉可能とし、そ
の可動紙案内部材側の紙搬送用ローラは可動紙案内部材
で支持して上記他方の紙案内部材側の紙搬送用ローラに
接触させ、可動紙案内部材を開くと上下のローラが離れ
るように＃Ｉ成したことを要旨とする。

以下本発明装置の一実施例の構造を図面について説明す
る。上側紙案内板ｌが画像形成装置本体内に水平に固定
されている。その直下に紙搬送隙間Ｇを置いて下側紙案
内板２が配置されている。

上記隙間Ｇは、下側紙案内板２の紙進行方向と平行の左
右内偵に形成した立上がり縁３が上側紙案内板ｌの下面
に接することによって規制保持されている。左右の立上
がり縁３・３は紙の搬送路の幅も規制している。

上記型なっている上側および下側紙案内板１−２の紙進
行方向前側に上下一対の紙搬送用ローラ４・５が互いに
接して配置され、上側のローラ４は画像形成装置本体に
回転可能に軸支されていて、図に省略した駆動源および
機構によって駆動される。

ド側のローラ５は下側紙案内板２と一体の軸受部６の長
穴７に回転且つ多少の上下動可能に軸支されており、板
ばね８によって上側ローラ４に常時接触傾向に保たれて
いる。

ヒ記ド側紙案内板２のローラ軸支位置より若干前方に寄
った位置に支点ピン９が、また下側紙案内板２の後側（
紙の人口側）に係止ピンｌＯがそれぞれ左右に突出して
設けられている。

上記支点ピン９は上側紙案内板ｌから垂下している支持
板１１に設けた前後方向長穴１２に遊嵌されている。係
止ピンｌＯは支持板１１の後端部に後方に開いている切
欠部１３に係合している。

その切欠部１３に連続して下方に、上記長穴１２の後部
付近を中心とする円弧状案内縁１４が延びている。また
案内縁１４の下端１５は後方に折れ曲ってストッパを形
成している。

下側紙案内板２の後部と支持板１１の前部との間に引張
りばね１６を設け、下側紙案内板２の係止ピンｌＯと切
欠部１３との係合を保っようにしている。１７は上側紙
案内板ｌに取付けたセンサで例えば反射型のフォトセン
サとＬＥＤ発光素子の組合せ等から成り、隙間Ｇ、内の
紙の有無を検知する。

次に上述構成の動作を説明する。第１図・第２図は紙を
手差しで入れる状態を示したもので上下の紙案内板ｌ・
２が隙間Ｇを保って閉じている。

その隙間Ｇに人目（第２図右端）から矢印方向に紙を挿
入すると、センサ１７が紙を検知してローラ４を駆動し
、ローラ４・５が紙搬送方向に回り出す。紙の先端がロ
ーラ４・５に達すると、紙はローラ４・５の間に引込ま
れて画像形成装置本体内に送られる。

紙が搬送用ローラ４・５によって送込まれる途中で紙詰
りを起して機械が停止したときは、下側紙案内板２をば
ね１６に抗して引いて係止ピンｌＯと切欠部１３の係合
を解き、長穴１２の後端に移動した支点ピン９を軸とし
、係止ピン１０を円弧状案内縁１４に沿わせて、下側紙
案内板２を鎖線示２′のように、係止ピンｌｏがストー
／パ１５に当るまで下げる。

その結果下側紙案内板２が固定されている上側紙案内板
ｌに対して入口側を大きく開き、さらに下側紙案内板２
と共に従動ローラ５も僅かではあるが移動して第２図鎖
線示および第４図のようにＬ側のローラ４から離れるの
で、詰っている紙を容易に取除くことができる。

紙を除いた後、下側紙案内板２を持ち上げると係止ピン
ｌＯが切欠部１３に合致し、ばね１６に引張られて上記
ピン１０と切欠部１３が係合すると共に支点ピン９が長
穴１２の前端に移動して原位置に復帰する。

以上が本発明に係る手差し給紙装置の一実施例の説明で
あるが、本発明はこの実施例に限定されないことは勿論
である。例えば上記実施例は上側紙案内板ｌを固定しく
必ずしも固定しなくてもよい）、下側紙案内板２を下に
開くようにしたが、下側を固定して（必−ずしも固定し
なくてもよい）上側紙案内板ｌを上方に開くように構成
してもよい。また実施例は紙案内板２・紙幅規制縁であ
る立上がり縁３１１３およびピン９−１０をそれぞれ別
部材としてそれらを組伺けだものを示すが、合成樹脂で
一体成形する９ともできる。

なお実施例は手差し給紙装置の紙案内部材について説明
したが、一般の給紙装置における対向する一対の紙案内
部材の開閉装置にも容易に実施できることはすぐに理解
されるところである。

本発明画像形成装置の給紙装置は上記の構成であるから
、例えば固定の紙案内板に対し、それとの間に紙搬送隙
間Ｇを形成するＩＩＩｆ動紙案内紙案内板２ことにより
、上下一対の紙搬送用ローラ４・５も同時に離れて紙詰
りによって生じた滞留紙の除去処理を容易に行うことが
できる。また給紙装置の構造が簡単且つコンパクトであ
るから、小型の機種にも組込むことができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明給紙装置の一部切欠正面図、第２図は第
１図ＩＩ　−ｎ線に沿う縦断側面図、第３図は第１図■
−■線に沿う縦断側面図、第４図は紙搬送用ローラが離
れた状態を示す縦断側面図。 ｌは上側紙案内板、２は下側紙案内板、３は立上がり縁
、４・５は紙搬送用ローラ、６は軸受部、９は支点ピン
、１０は係止ピン、１１は支持板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）間に紙搬送隙間を形成する上下一対の紙案内部材
   と、その紙案内部材の紙進行方向前側に配置された上下
   一対の紙搬送用ローラとから成り、一方の紙案内部材は
   紙進行方向前側を支点にして他方の紙案内部材に対し開
   閉可能とし、その可動紙案内部材側の紙搬送用ローラは
   可動紙案内部材で支持して上記他方の紙案内部材側の紙
   搬送用・ローラに接触させ、可動紙案内部材を開くと上
   下のローラが離れるように構成したことを特徴とする画
   像形成装置の給紙装置。