JPH11147348A - 蓋体の開閉機構 - Google Patents

蓋体の開閉機構

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JPH11147348A
JPH11147348A JP9333467A JP33346797A JPH11147348A JP H11147348 A JPH11147348 A JP H11147348A JP 9333467 A JP9333467 A JP 9333467A JP 33346797 A JP33346797 A JP 33346797A JP H11147348 A JPH11147348 A JP H11147348A
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JP9333467A
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Inventor
Tatsuo Mochizuki
辰夫 望月
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Canon Finetech Nisca Inc
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Nisca Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持手段の保持状態を解除した際の蓋体の急
激な開放方向への回動を防止することができる蓋体の開
閉機構を提供する。 【解決手段】 一端側をカバー本体30に回転可能に装
着した蓋体40によってカバー本体30が開閉され、引
っ張りコイルスプリング47によって蓋体40がカバー
本体30に対し開放方向に付勢され、ロック装置36に
よって引っ張りコイルスプリング47の付勢に抗して蓋
体40のカバー本体30に対する閉成状態が保持され、
カバー本体30にラック34が装着され、蓋体40の開
閉動作に連動してラック34と噛み合うピニオンギヤ4
3が蓋体40に回転可能に設けられ、ロック装置36を
解除した際の引っ張りコイルスプリング47による蓋体
40の開放方向への付勢がピニオンギヤ43の回転を制
御するトルクリミッタ48に抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に対し開
閉可能となるようにその一端側を前記装置本体に回転可
能に装着した蓋体と、該蓋体を前記装置本体に対し開放
方向に付勢する付勢手段と、該付勢手段の付勢に抗して
前記蓋体の前記装置本体に対する閉成状態を保持する保
持手段とを備えた蓋体の開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、キャッシュカードや社員
証・会員証、或いはプリペイドカード等の比較的厚手で
硬質なカードを記録媒体とし、このカードに絵柄や文字
を印画する際には、プラテンローラ上にカードを搬送
し、このカードに転写フィルムを介してサーマルヘッド
を圧接することによって印画処理している。
【0003】そして、このような記録装置は、筺体状の
装置本体に対し開閉可能となるようにその一端側を装置
本体に回転可能に装着した蓋体と、サーマルヘッドを圧
接させるために蓋体に装着されることによって蓋体が装
置本体に対して開放方向に付勢させる付勢手段と、付勢
手段の付勢に抗して蓋体による装置本体の閉成状態を保
持するためのロック機構等の保持手段とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した記
録装置にあっては、例えば、カードの搬送経路途中での
詰り、部品の交換、或はメンテナンス等の理由によって
蓋体を開放させるために保持手段のロック状態を解除す
ると、サーマルヘッドを圧接させるために蓋体に装着さ
れた付勢手段の付勢によって、急激に蓋体が開放方向に
回動してしまうという問題が生じていた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、保持手段の保持状態を解除した際の蓋体の急激
な開放方向への回動を防止することができる蓋体の開閉
機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、装置本体を開閉するよう
にその一端側を前記装置本体に回転可能に装着した蓋体
と、該蓋体を前記装置本体に対し開放方向に付勢する付
勢手段と、該付勢手段の付勢に抗して前記蓋体の前記装
置本体に対する閉成状態を保持する保持手段とを備えた
蓋体の開閉機構において、前記蓋体又は前記装置本体の
何れか一方に装着された固定部と、前記蓋体の開閉動作
に連動して前記固定部と係合する可動部と、該可動部の
可動を制御する制御手段とを備え、該制御手段は少なく
とも前記保持手段を解除した際の前記付勢手段による前
記蓋体の開放方向への付勢を抑制することを要旨とす
る。
【0007】請求項2に記載の発明は、装置本体を開閉
するようにその一端側を前記装置本体に回転可能に装着
した蓋体と、サーマルヘッドを転写フィルムを介して記
録媒体に圧接させるために前記蓋体の裏面に装着された
付勢手段と、該付勢手段の付勢に抗して前記蓋体の前記
装置本体に対する閉成状態を保持する保持手段とを備え
た蓋体の開閉機構において、前記蓋体又は前記装置本体
の何れか一方に装着された固定部と、前記蓋体の開閉動
作に連動して前記固定部と係合する可動部と、該可動部
の可動を制御する制御手段とを備え、該制御手段は少な
くとも前記保持手段を解除した際の前記付勢手段による
前記蓋体の開放方向への付勢を抑制することを特徴とす
る請求項3に記載の発明は、前記可動部は、前記蓋体又
は前記装置本体の他方に装着されていることを要旨とす
る。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記固定部又は
前記可動部は、前記蓋体の一端側から離れた他端側に装
着されていることを要旨とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、前記固定部は前
記装置本体に固定されたラックであり、前記可動部は前
記ラックと噛み合うように前記蓋体の他端に回転可能に
保持されたピニオンギヤであり、前記制御手段は前記ピ
ニオンギヤが取り付けられた前記蓋体に固定され且つ前
記ピニオンギヤの回転軸に軸着されたトルクリミッタで
あることを要旨とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、前記トルクリミ
ッタは、前記蓋体が開放方向に回動する際の前記ピニオ
ンギヤの回転方向とは逆方向に付勢設定されたコイルス
プリングを備えていることを要旨とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、前記固定部は前
記装置本体に固定された摩擦抵抗の高い摺動部材であ
り、前記可動部は前記摺動部材に係合するように前記蓋
体の他端に保持された抵抗部材であり、前記制御手段は
前記抵抗部材を前記摺動部材に弾接させる付勢部材であ
ることを要旨とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、前記固定部は前
記装置本体に固定された被係合部材であり、前記可動部
は前記被係合部材と係合するように前記蓋体の他端に固
定された係合部材であり、前記制御手段は前記被係合部
材に設けられて前記係合部材を吸引・吸着する抵抗手段
であることを要旨とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、前記付勢手段は
前記蓋体の開放方向の角度に応じてその付勢力が弱くな
る方向に可変する可変付勢部材であることを要旨とす
る。
【0014】請求項10に記載の発明は、前記制御手段
は、前記蓋体の開放初期にのみ抑制作用を有することを
要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の蓋体の開閉機構の
実施の形態を、画像形成装置の昇華型フルカラープリン
タに適用し、図面に基づいて説明する。
【0016】図1において、昇華型フルカラープリンタ
10(以下、単に「プリンタ10」と称する)は略直方
体の筐体20を備えている。
【0017】この筐体20は、上方に開口31を有する
カバー本体30と、カバー本体30の開口31を開閉す
る蓋体40とを備えている。
【0018】カバー本体30の一方の側壁には、その上
方寄りに複数に重畳されたカードCをカバー本体30内
に供給するカード供給装置50が装着され、その下方寄
りに不具合なカードCのリジェクト口32が設けられて
いる。さらに、カバー本体30の他方の側壁には印刷処
理終了後のカードCの排出口33が設けられている。さ
らに、カバー本体30の内部には、カード供給装置50
から供給されたカードCを搬送する第1搬送路60と、
第1搬送路60の中途部に位置するプリンタユニット7
0と、第1搬送路60の下方に位置する第2搬送路80
と、第2搬送路80の経路終端部に設けられてカードC
の裏面に設けられた磁気記録層に磁気コード化された情
報を書き込むエンコードユニット90とを備えている。
【0019】尚、印刷処理後のカードCに後処理がない
場合には排出口33の下方には排出トレイ(図示せず)
が設けられ、印刷処理後のカードに後処理を行う場合に
は、後処理装置(例えば、カードの表面をホログラムコ
ートフィルム等のコートフィルムで覆うオーバコート定
着装置)等が装着若しくは隣接して設置される。
【0020】蓋体40は、図2,図3に示すように、カ
バー本体30に固定された軸41を支点に回動すると共
に、カバー本体30の他方の側壁の内側上部に取付ブラ
ケット34aを介して設けられたラック34と係合する
ように回転軸42に装着されたピニオンギヤ43と、蓋
体40で開口31を開放した際にその開放状態を維持す
るためにカバー本体30に固定された係子軸35と係合
する係子凹部44aを有するストッパ44と、一端が蓋
体40の裏面に係合され且つ他端が支持軸45を支点と
して回動する押圧部材46に係合された引っ張りコイル
スプリング47とを備えている。
【0021】なお、蓋体40は、開口31を閉成した状
態のときにカバー本体30に設けられたロック装置36
のフック部36aが軸42に係合することによりその閉
成状態が維持される。また、軸42にはトルクリミッタ
48が設けられている。
【0022】このトクルリミッタ48は、蓋体40の開
放方向の軸42の回転を規制する方向に付勢設定された
コイルスプリング(図示せず)を内装している。これに
より、ロック装置36の操作によって蓋体40の閉成状
態を解除した際、引っ張りコイルスプリング47の付勢
によって蓋体40が開放方向に回動すると、その回動に
連動してラック34と噛み合うピニオンギヤ43の回転
がコイルスプリングの付勢によってラック34上を緩や
かに回転し、引っ張りコイルスプリング47の付勢によ
って蓋体40が急激に開放することが防止されている。
【0023】ところで、例えば、図4(A),(B)に
示すように、ラック34の代わりに摩擦抵抗の高い摺動
部材34´を用いると共に、ピニオンギヤ43の代わり
に摺動部材34´に係合する抵抗部材43´を用い、こ
の抵抗部材43´をトルクリミッタ48の代わりにスプ
リング48´の付勢力によって摺動部材34´に弾接さ
せても同様の作用効果を得ることができる。
【0024】また、図5(A),(B)に示すように、
ラック34の代わりとして被係合部材34″を用い、ピ
ニオンギヤ43の代わりに被係合部材34″と係合する
係合部材43″を用い、この係合手段43″をトルクリ
ミッタ48の代わりにチェックバルブや電磁チャック等
の抵抗手段48″によって吸引・吸着することによって
も同様の作用効果を得ることができる。
【0025】さらに、これらの各種構成を、図6
(A),(B)に示すように、蓋体40を上カバー40
aと下カバー40bとに分割し、各々独立したロック装
置36´,36″によって閉成状態を保持するものに適
用することも可能である。
【0026】押圧部材46は、蓋体40で開口31を閉
成した際に、プリンタユニット70の印画手段71の上
面に弾接するよう引っ張りコイルスプリング47に付勢
設定されており、その端部には印画手段71の上部に弾
接するための当接ローラ46aが設けられている。ま
た、押圧部材46は当接ローラ46bを備えている。こ
の当接ローラ46bは、カードCの供給状態に連動して
引っ張りコイルスプリング47の付勢に抗して当接ロー
ラ46aを上方へと持ち上げるように軸72を支点に回
転する楕円ローラ73と当接するカード供給装置50
は、複数のカードCが重畳載置されるように搬送方向上
流及び下流の両側に位置する載置台51,52と、カー
ドCの左右縁部を位置決めする左右一対の規制台53,
54と、カードCの搬送方向下流側底面と当接する送り
出しローラ55と、カードCの搬送方向上流側底面に当
接可能な略半月状の捌きローラ56と、載置台52と協
動してカードCが通過するゲート隙間57を形成するゲ
ート58と、一方の規制台54の上面に設けられてカー
ドCの厚さに応じてゲート隙間57の間隔を可変するよ
うにゲート58を変位させるゲート調整手段59とを備
えている。
【0027】第1搬送路60は、ゲート隙間57から排
出口33の間でカードCを搬送するもので、ゲート隙間
57から導入されたカードCを搬送方向下流側へと搬送
すると共に第2搬送路80とのカードCの受け渡しを可
能とした回転搬送体61と、複数の搬送ローラ体62と
を有する。
【0028】回転搬送体61は、2対の搬送ローラ体6
3と、この2対の搬送ローラ体63のうちの駆動ローラ
63aを同期して回転させるベルト64と、ベルト64
を駆動させるテンションローラ65と、回転搬送体61
の回転位置を検出させる回転板66と、回転板66に設
けられた複数の突起66aのうちの1つを検出するセン
サー67とを備えている。
【0029】また、回転搬送体61は、2対の搬送ロー
ラ対63によってカードCを保持したまま(或いは空の
状態で)図示の状態から時計回り方向に90度及び27
0度回転転した状態の時に第2搬送路80とのカードC
の受け渡しが可能となり、同様にして図示の状態から1
80度回転することによってカードCを反転させること
ができる。そして、図示の状態並びに180度回転した
状態の時に、ゲート隙間57から導入されたカードCの
受け取り並びにプリンタユニット70に向けての搬送が
可能となる。
【0030】プリンタユニット70は、第1搬送路60
の経路上の印画手段71の下方に位置するプラテンロー
ラ74と、昇華型カラーリボン75を巻装したインクリ
ボンカセット76と、印画手段71の上下動を案内する
案内部材としてのガイドレール77とを備えている。
【0031】印画手段71は、当接ローラ46aが当接
するブラケット71aと、ブラケット71aに保持され
たサーマルヘッド71bとを備えている。
【0032】第2搬送路80は回転搬送体61の下方に
位置する回転搬送体81を有する。この回転搬送体81
は、2対の搬送ローラ体82と、2対の搬送ローラ体8
2のうちの駆動ローラ82aを同期して回転させるベル
ト83と、ベルト83を駆動させるテンションローラ8
4と、回転搬送体81の回転位置を検出させる回転板8
5と、回転板85に設けられた複数の突起85aのうち
の2つを検出するセンサー86,87とを備えている。
【0033】回転搬送体81は回転搬送体61と同期し
て時計回り方向に回転するもので、回転搬送体61と同
様に2対の搬送ローラ対82によってカードCを保持し
たまま(或いは空の状態で)図示の状態から時計回り方
向に90度及び270度回転転した状態の時に第1搬送
路60とのカードCの受け渡しが可能となり、同様にし
て図示の状態並びに180度回転した状態のときにカー
ドCをエンコードユニット90若しくはリジェクト口3
2に搬送することができる。
【0034】上記の構成において、カード供給装置50
に重畳載置された記録未処理のカードCは、裁きローラ
56により裁かれつつ供給ローラ55により1枚ずつゲ
ート隙間57からカバー本体30内へと導入される。
【0035】カバー本体30内へと導入されたカードC
は、図7に示すように、先ず、回転搬送体61を通過し
てプリンタユニット70へと搬送し、印画手段71とプ
ラテンローラ74とに挟持されたときに画像情報に基づ
いて昇華型カラーリボン75により、その表面に文字や
図柄或いは所有者写真等の画像が黒やカラーで印刷記録
されるもので、単色印刷の場合にはプリンタユニット7
0を通過する際に印刷処理され(ステップS1〜S
3)、多色印刷の場合には印画手段71を中心に複数回
往復動し、その応動時(昇華型カラーリボン75の搬送
方向に同じ)に印刷が施され(ステップS4〜S6)、
カードCが磁気カードの場合には第2搬送路80へと移
送され(ステップS7〜S8)、磁気カードでない場合
には排出口33から排出される。
【0036】カードCが磁気カードの場合、プリンタユ
ニット70で画像記録されたカードCは、第1搬送路6
0を逆送されて回転搬送体61から回転搬送体81へと
受け渡される(ステップS8)。そして、第2搬送路8
0上を回転搬送体81からエンコーダユニット90に送
られ、このエンコーダユニット90に内臓の磁気記録ヘ
ッドにより磁気コード化された情報がカードCの裏面の
磁気記録層に記録される(ステップS9〜S10)。
【0037】磁気記録を終了したカードCは、プリンタ
ユニット70での印刷状態並びにエンコーダユニット9
0による磁気記録状態がチェックされ(ステップS1
1)、印刷状態若しくは磁気記録状態に不具合が検出さ
れればリジェクト口32から排出され、不具合がなけれ
ば回転搬送体81から回転搬送体61に受け渡されて、
第1搬送路60に移行され(ステップS12)、プリン
タユニット70を素通り又は裏面への印刷(一般には単
色)が行われた後、第1搬送路60の端部に形成した排
出口33から排出される。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる蓋体の開閉機構を有する画像形
成装置の縦断面図である。
【図2】同じく、カバー本体を開放した状態の画像形成
装置の要部の斜視図である。
【図3】同じく、(A)は蓋体閉成状態の要部の概念
図、(B)は蓋体開放状態の要部の概念図である。
【図4】本発明の蓋体の開閉機構の第1の変形例を示
し、(A)は蓋体閉成状態の要部の拡大図、(B)は蓋
体開放状態の要部の拡大図である。
【図5】本発明の蓋体の開閉機構の第2の変形例を示
し、(A)は蓋体閉成状態の要部の拡大図、(B)は蓋
体開放状態の要部の拡大図である。
【図6】本発明の蓋体の開閉機構の第3変形例を示し、
(A)は蓋体閉成状態の要部の拡大図、(B)は蓋体開
放状態の要部の拡大図である。
【図7】同じく、画像形成装置の処理を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
30…カバー本体(装置本体) 34…ラック(固定部) 36…ロック装置(保持手段) 40…蓋体 43…ピニオンギヤ(可動部) 47…引っ張りコイルスプリング(付勢手段) 48…トルクリミッタ(制御手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体を開閉するようにその一端側を
    前記装置本体に回転可能に装着した蓋体と、該蓋体を前
    記装置本体に対し開放方向に付勢する付勢手段と、該付
    勢手段の付勢に抗して前記蓋体の前記装置本体に対する
    閉成状態を保持する保持手段とを備えた蓋体の開閉機構
    において、 前記蓋体又は前記装置本体の何れか一方に装着された固
    定部と、前記蓋体の開閉動作に連動して前記固定部と係
    合する可動部と、該可動部の可動を制御する制御手段と
    を備え、該制御手段は少なくとも前記保持手段を解除し
    た際の前記付勢手段による前記蓋体の開放方向への付勢
    を抑制することを特徴とする蓋体の開閉機構。
  2. 【請求項2】 装置本体を開閉するようにその一端側を
    前記装置本体に回転可能に装着した蓋体と、サーマルヘ
    ッドを転写フィルムを介して記録媒体に圧接させるため
    に前記蓋体の裏面に装着された付勢手段と、該付勢手段
    の付勢に抗して前記蓋体の前記装置本体に対する閉成状
    態を保持する保持手段とを備えた蓋体の開閉機構におい
    て、 前記蓋体又は前記装置本体の何れか一方に装着された固
    定部と、前記蓋体の開閉動作に連動して前記固定部と係
    合する可動部と、該可動部の可動を制御する制御手段と
    を備え、該制御手段は少なくとも前記保持手段を解除し
    た際の前記付勢手段による前記蓋体の開放方向への付勢
    を抑制することを特徴とする蓋体の開閉機構。
  3. 【請求項3】 前記可動部は、前記蓋体又は前記装置本
    体の他方に装着されていることを特徴とする請求項1及
    び請求項2に記載の蓋体の開閉機構。
  4. 【請求項4】 前記固定部又は前記可動部は、前記蓋体
    の一端側から離れた他端側に装着されていることを特徴
    とする請求項3に記載の蓋体の開閉機構。
  5. 【請求項5】 前記固定部は前記装置本体に固定された
    ラックであり、前記可動部は前記ラックと噛み合うよう
    に前記蓋体の他端に回転可能に保持されたピニオンギヤ
    であり、前記制御手段は前記ピニオンギヤが取り付けら
    れた前記蓋体に固定され且つ前記ピニオンギヤの回転軸
    に軸着されたトルクリミッタであることを特徴とする請
    求項1及び請求項2に記載の蓋体の開閉機構。
  6. 【請求項6】 前記トルクリミッタは、前記蓋体が開放
    方向に回動する際の前記ピニオンギヤの回転方向とは逆
    方向に付勢設定されたコイルスプリングを備えているこ
    とを特徴とする請求項5に記載の蓋体の開閉機構。
  7. 【請求項7】 前記固定部は前記装置本体に固定された
    摩擦抵抗の高い摺動部材であり、前記可動部は前記摺動
    部材に係合するように前記蓋体の他端に保持された抵抗
    部材であり、前記制御手段は前記抵抗部材を前記摺動部
    材に弾接させる付勢部材であることを特徴とする請求項
    1及び請求項2に記載の蓋体の開閉機構。
  8. 【請求項8】 前記固定部は前記装置本体に固定された
    被係合部材であり、前記可動部は前記被係合部材と係合
    するように前記蓋体の他端に固定された係合部材であ
    り、前記制御手段は前記被係合部材に設けられて前記係
    合部材を吸引・吸着する抵抗手段であることを特徴とす
    る請求項1及び請求項2に記載の蓋体の開閉機構。
  9. 【請求項9】 前記付勢手段は前記蓋体の開放方向の角
    度に応じてその付勢力が弱くなる方向に可変する可変付
    勢部材であることを特徴とする請求項1〜請求項8に記
    載の蓋体の開閉機構。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記蓋体の開放初期
    にのみ抑制作用を有することを特徴とする請求項1〜請
    求項9に記載の蓋体の開閉機構。
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