JPH11232399A - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

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JPH11232399A
JPH11232399A JP3745598A JP3745598A JPH11232399A JP H11232399 A JPH11232399 A JP H11232399A JP 3745598 A JP3745598 A JP 3745598A JP 3745598 A JP3745598 A JP 3745598A JP H11232399 A JPH11232399 A JP H11232399A
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秀実 田口
Etsuro Sanada
悦朗 真田
Shinsuke Ito
信介 伊藤
Toshihiro Yuda
俊宏 湯田
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Toshiba TEC Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Toshiba TEC Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Shinko Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズが比較的大きい媒体の排出時の落下を
防止した媒体処理装置を提供する。 【解決手段】 媒体排出時に、媒体の後端が搬送路の基
準位置から所定距離だけ排出方向に離間した所定の停止
位置で止まるように媒体を搬送する搬送制御手段を備え
た。前記所定距離は、媒体の後端が停止位置に止まって
いる際に、媒体が、その媒体と搬送路との間に作用する
摩擦力によって、媒体の自重により落下せずに保持され
るように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入排出口(以
下、挿入口と略称する。)に挿入された媒体を挿入口か
ら水平に延びる搬送路に沿って搬送して所定の処理を行
う媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の媒体処理装置の概略構造
図である。媒体処理装置は、外方に延びるテーブル10
1、テーブルの末端に開口している挿入口102、挿入
口102から内方に向かって水平に延びる上下のガイド
103a,103bにより形成された搬送路103、搬
送路103に沿って配設された送りローラdr及び押え
ローラprからなる複数の搬送ローラ104A、104
B,…、これらの搬送ローラを正転又は逆転させる搬送
モータ105、媒体Pの挿入及び排出を検知するための
検知器106、媒体Pの記録内容を読み取るためのイメ
ージスキャナなどの読取り器107、媒体Pの存否を検
知するための検知器108及び制御部(図示省略)を有
している。
【0003】挿入口至近の搬送ローラ104Aは、その
ニップを開閉自在とされている。すなわち、搬送ローラ
104Aの押えローラprは送りローラdrに対して昇
降自在に備えられ、かつ、ソレノイド駆動回路とソレノ
イドとレバーの組合わせなどからなるニップ開閉手段
(図示省略)に結合されて、制御部から指令を与えられ
たニップ開閉手段が押えローラprを送りローラdrか
ら離間させ、又は送りローラdrに押圧させるようにし
てある。これに対して、搬送ローラ104Bは、ニップ
を常時閉じた状態に維持されている。
【0004】媒体挿入待機状態では、搬送ローラ104
Aはニップを開放した状態にある。挿入口102から挿
入された媒体Pの先端は、その搬送ローラ104Aのニ
ップ間を進入し、検知器106により検知される。この
検知信号に基づき、制御部はニップ開閉手段に搬送ロー
ラ104Aのニップを閉じさせて、媒体をクランプさせ
るとともに、搬送モータ105を正転させ、搬送ローラ
104Aにより媒体Pを挿入方向Fに搬送させる。そし
て、検知器106が媒体Pの後端を検知すると、ニップ
開閉手段に搬送ローラ104Aのニップを再び開放させ
る。前後の搬送ローラ104A,104B間の距離は、
媒体の最小長さよりも僅かに短く設定されているので、
搬送ローラ104Aのニップの開放後は、搬送ローラ1
04Bによって引続き搬送される。上記搬送過程におい
て、読取り器107により媒体Pの記録内容が読取られ
る。制御部は、読取り器107による読取りの終了後、
搬送モータ105を介して搬送ローラ104A,104
Bを逆転させて、媒体Pを挿入口102から排出する。
この際、検知器106が媒体Pの先端の通過を検知する
と、ニップ開閉手段に搬送ローラ104Aのニップを閉
じさせ、また、検知器106が媒体Pの後端の通過を検
知すると、搬送ローラ104Aのニップを開放させて、
媒体Pのクランプを解除する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の媒体処
理装置においては、挿入口102から排出された媒体P
を支持するテーブル101は、係員の作業空間の狭隘化
を防ぐため、突出長さを一般的に媒体Pの長さよりも短
くしてある。しかし、反面、テーブルを小さくしてある
ため、長い媒体を処理する際は、図7に示すように、媒
体Pのテーブル101で支持されない部分が自重により
垂れ下がってしまう。このため、搬送ローラ104Aが
開状態になると同時に落下するおそれがある。落下した
媒体の拾得に時間が奪われたり、媒体が紛失するなどの
不都合が生じていた。上記テーブル101は、媒体処理
装置の占有空間を小さくするために必要最小限度に抑え
る必要があるため、媒体Pがサイズの大きい単票である
場合に、上記テーブル101が媒体Pに比し小さすぎる
例が少なくない。従って、そのような媒体(単票)Pを
処理する媒体処理装置では、上述した不都合が生じない
ように、対策を施すことが切望されていた。本発明は、
上記事情を背景になされたもので、その課題は、サイズ
が比較的大きい媒体の排出時の落下を防止した媒体処理
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、挿入口に媒体が挿入されたことを検知し
たことに基づき、挿入口至近の搬送ローラのニップを閉
じ、搬送ローラを回転して媒体を搬送路に沿って搬送し
て所定の処理を行った後、前記媒体を逆方向に搬送して
挿入口から排出した状態で、挿入口至近の搬送ローラの
ニップを開放する媒体処理装置において、媒体を排出す
る際に、媒体の後端が搬送路の基準位置から所定距離だ
け排出方向に離間した所定の停止位置で止まるように媒
体を搬送する搬送制御手段を有すること、そして、前記
所定距離は、媒体の後端が停止位置に止まっている際
に、媒体が、その媒体と搬送路との間に作用する摩擦力
によって、媒体の自重により落下せずに保持されるよう
に定められていることを特徴としている。上記構成によ
り、処理を終了した媒体を逆方向搬送により挿入口に排
出する際は、搬送制御手段が媒体の後端が搬送路の基準
位置から所定距離だけ排出方向に離間した所定の停止位
置で止める。従って、媒体は、その媒体と搬送路との間
に作用する摩擦力によって媒体の自重に抗して保持され
るので、挿入口に排出された媒体が係員に受け取られる
前に落下することがない。
【0007】請求項2による発明は、挿入口に挿入され
た媒体を挿入口から水平に延びる搬送路に沿って搬送し
て所定の処理を行った後、媒体を逆方向に搬送して挿入
口から排出する媒体処理装置において、媒体の搬送方向
の長さである媒体長を測定する媒体長測定手段と、媒体
を排出する際に、媒体の後端が搬送路の基準位置から媒
体長に基づいて定められる所定距離だけ排出方向に離間
した所定の停止位置で止まるように媒体を搬送する搬送
制御手段とを備えたこと、及び、前記所定距離は、媒体
の後端が停止位置に止まっている際に、媒体がその媒体
と搬送路との間に作用する摩擦力によって媒体の自重に
抗して保持されるように定められていることを特徴とし
ている。上記構成により、処理対象の媒体の長さに応じ
て、排出時の停止位置が定められるので、いかなる媒体
長の場合にも、排出時の自重による落下を防止すること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施例を示す概
略ブロック図であり、図2は、本発明に係る媒体処理装
置の主な構成要素の配置を示す平面図であり、図3は、
搬送制御と、図2の各構成要素に対する媒体の相対的位
置関係を説明する説明図であり、図4は、媒体吸入時の
搬送制御を説明するフローチャートであり、図5及び図
6は、媒体排出時の搬送制御を説明するフローチャート
である。
【0009】図1〜図3を参照して構成を説明する。図
1の制御部10は、周知のマイクロコンピュータによっ
て構成されており、少なくともCPU、制御プログラム
やデータを格納するROM、ワークエリアを提供するR
AM、以下の各手段と間で信号の授受を行うために必要
な信号変換を行うインタフェース部を備えている。そし
て、制御部10は、CPUが上記制御プログラムを実行
することによって後述する各制御動作を行うため、搬送
制御手段10a、ニップ開閉制御手段10b、シャッタ
開閉制御手段10c、媒体長測定手段10d、及び二重
挿入監視手段10eを有している。
【0010】媒体処理装置の挿入口2の前に設けられた
テーブル1は、先の媒体が搬送路内に取込まれた後に、
次の媒体を挿入準備のために載置し、安定した状態で保
持することができる程度の突出長さを有している。挿入
口2に連続して設置された上下のガイド3a,3bによ
り搬送路3が形成され、その搬送路に沿って挿入口2至
近に設けられた第一搬送ローラR1と第一搬送ローラR
1よりも内方に隣接して設けられた第二搬送ローラR2
との間隔、及び第二搬送ローラR2後のそれぞれ隣接し
て設けられた搬送ローラ(図示省略)の間隔は、媒体P
の最小長よりも僅かに小さな距離とされている。これら
の搬送ローラR1,R2,…は、いずれも共通の搬送モ
ータ12により回転されるようになっている。搬送モー
タ12は、制御部10の搬送制御手段10aから制御信
号を与えられるモータ駆動部11により駆動される。
【0011】そして、第一搬送ローラR1には、ニップ
開閉手段が備えてある。ニップ開閉手段は、制御部10
により構成されたニップ開閉制御手段10bと、アクチ
ュエータの一例としてのクランプ用ソレノイド14と、
ニップ開閉制御手段10aからの制御信号に基づきソレ
ノイド14を駆動するクランプ駆動部13と、ソレノイ
ド14に連結されて第一搬送ローラR1のピンチローラ
prをドライブローラdrに対して押圧又は離間させる
レバー15などを用いることができる。クランプ駆動部
13がソレノイド14によりピンチローラprを上昇さ
せて、第一搬送ローラR1のニップを開放させた時は、
テーブル1の上に載置してある媒体を挿入口2から内方
に押し進めて、その媒体の先端を第一搬送ローラR1の
間に抵抗なく挿入することができる。
【0012】テーブル1に向かって左側には、そのテー
ブルから挿入口2の左端を経て搬送路に沿って各搬送ロ
ーラの左側を内方に連続する側面ガイド4が設けてあ
る。その側面ガイドの挿入口よりもやや外側部位からテ
ーブル1の先端までの部分4aは、テーブル面が左側に
広がるように斜めに形成されていて、テーブル1に載置
される媒体を、斜め部分4aから側面ガイド4の直線部
分4bに接近して挿入されるように案内する。
【0013】第一搬送ローラR1から僅かに内方に隔て
た位置に、搬送方向に直角な方向に延びるシャッタ5が
昇降自在に備えられ、このシャッタ5を昇降させるため
のシャッタ開閉手段が設けられている。シャッタ開閉手
段は、制御部10により構成されたシャッタ開閉制御手
段10cと、アクチュエータとしてのシャッタ用ソレノ
イド17と、シャッタ開閉制御手段10cからの制御信
号に基づきソレノイド17を駆動するシャッタ駆動部1
6とからなっている。そして、シャッタ駆動部16がシ
ャッタ開閉制御手段10cより閉鎖指令信号を与えられ
ると、シャッタ5を媒体の搬送を阻止する閉鎖位置まで
下降させ、また、開放指令信号を与えられると、シャッ
タ5を媒体の搬送を阻止しない退避位置まで上昇させる
ようになっている。
【0014】第一搬送ローラR1とシャッタ5の間に
は、媒体の有無を検知する少なくとも一つの検知器、好
ましくは図示の例のように、側面ガイド至近に媒体の側
端を検知するための検知器S1が、搬送路中央寄りのシ
ャッタ至近に、媒体の先端又は後端を検知するための検
知器S2が設けられている。これらの検知器は、特に限
定されないが、一般的に使用されている透過型光センサ
が良い。
【0015】本発明による媒体処理装置においては、制
御部10に、媒体長測定手段10dが設けられている。
媒体長測定手段10dは、モータ駆動部11が搬送モー
タ12に駆動パルスを与え始めた時点から検知器S2が
OFF(暗から明に変化)した時点までに与えたパルス
数を計測することにより、当該媒体の長さを測定するも
のである。
【0016】また、媒体処理装置には、媒体の二重取込
みを防止する二重取込み防止装置が備えられることが望
ましい。このためには、制御部10に、二重挿入監視手
段10eが設けられる。二重挿入監視手段10eは、検
知器S2がOFF(暗から明に変化)した時点から搬送
モータ12に与えられるパルス数が所定数(x)になっ
た後、さらに他の所定数(y)になるまでの間に、検知
器S2がON(明から暗に変化)されたか否かをチェッ
クし、肯定のときに二重挿入と判定するものである。上
記制御部10の搬送制御手段10a、ニップ開閉制御手
段10b、シャッタ開閉制御手段10c、二重挿入監視
手段10e、モータ駆動部11、クランプ駆動部13及
びシャッタ駆動部16により、二重取込み防止装置を構
成することができる。
【0017】第一搬送ローラR1と第二搬送ローラR2
の中間、又は第二搬送ローラの後方に、イメージスキャ
ナなどの読取り器6及び印字器又は書込み器(図示省
略)が設けられている。また、第二搬送ローラR2の後
方には、媒体残検知器S3が設けられている。
【0018】以下に、図1ないし図4を参照しながら、
媒体が正常に吸入搬送される場合と、二重挿入が検知さ
れた場合のそれぞれの動作を説明する。
【0019】媒体処理装置に電源が投入された初期状態
では、制御部10のニップ開閉制御手段10bがクラン
プ駆動部13に開放指令信号を与えて、第一搬送ローラ
R1のピンチローラprを上昇させて、第一搬送ローラ
のニップを開放状態にし、また、シャッタ開閉制御手段
10cがシャッタ駆動部16に閉鎖指令信号を与えて、
シャッタ5を閉鎖位置に保持している。媒体処理装置
は、この状態で、係員の媒体挿入を待機する(ST1
1。STと数値の結合でステップ番号を示す。)。図3
の最上部には、この状態が実線で示されている。
【0020】係員は、媒体Pを挿入するときは、媒体P
の前部をテーブル1上に載せ、図3に矢印a1,a2で
示すように、その左前端を側辺ガイド4方向に寄せなが
ら挿入口の中に押し進めることが望まれる。
【0021】制御部10は、まず、媒体が正確な位置ま
で挿入されたか否かを判断する(ST11)。すなわ
ち、媒体の左側辺が側辺ガイドの直線部分4bに当接さ
れ、かつ、その媒体の先端が閉じられているシャッタ5
に当接されて、第一検知器S1と第二検知器S2がとも
にONされた場合は、正確に位置決めされたと判断する
ようになっている。図3の媒体セットの工程(a)がこ
の状態を示している。
【0022】制御部は、二つの検知器S1,S2からの
入力に基づいて正確な位置に挿入されたとを判断する
と、ニップ開閉制御手段10bがクランプ駆動部13に
閉鎖指令信号を与え、シャッタ駆動部15に開放指令信
号を与える(ST12)とともに、モータ駆動部11に
起動指令信号を与える(ST3)。これにより、第一搬
送ローラR1のニップが閉じられ、かつ、シャッタ5が
退避位置に移動された状態で、第一及び第二搬送ローラ
R1,R2が正転されるので、テーブル1上に載置され
ている媒体Pが内方に搬送(吸入)される。すなわち、
媒体の吸入搬送が開始される。
【0023】モータ駆動部11が搬送モータ12に駆動
パルスを与え始めた時点から検知器S2がOFFした時
点(ST15においてY)までに与えたパルス数(P
g)は、媒体長測定手段10dにより計測されて、当該
媒体の長さが測定される(ST14)。この媒体長測定
値は、その後の搬送制御の基準とするために用いられ
る。例えば、取込まれた媒体が所定長でない場合にその
媒体に対する処理を中止する目的で、制御部に予め設定
された又は上位装置からその都度与えられる所定長との
照合などに利用され、あるいは、その媒体の排出時の搬
送エラーの有無を判定する目的で用いられる場合もあ
る。
【0024】媒体が搬送路内に取込まれる前に、すなわ
ち、検知器S2がOFFした時点(ST15において
Y)から搬送モータ12に所定数(y)のパルスが与え
られて(ST18においてY)、媒体の後端がシャッタ
5の開閉位置を通過するまでの間に、検知器S2が再び
ONされない場合(ST17においてN)は、次の媒体
の挿入(二重挿入)がないものと判断して、制御部のニ
ップ開閉制御手段10bは、クランプ駆動部13に第一
搬送ローラR1のニップを開放させ、かつ、シャッタ開
閉制御手段10cは、シャッタ駆動部16にシャッタ5
を閉鎖させる(ST19)。その後は、媒体Pは第二搬
送ローラR2及びその後の搬送ローラにより順次F方向
(取込み方向)に搬送される。上記所定パルス数(y)
は、一例として142であり、搬送距離に換算すると、
検知器S2から後方10mm程度(図3においてLb)
である。この距離Lbは、シャッタ5の閉鎖により媒体
Pに物理的影響を与えないように、媒体の搬送スキュー
を考慮して設定される。本実施例では、検知器S2から
10mm後方の位置よりも内方を、搬送路内と指称して
いる。
【0025】上述のように、一枚目の媒体が搬送路内に
取込まれる前に、二枚目の媒体の先端が検知器S2によ
り検知されない場合は、一枚目の媒体の搬送路内への取
込が終了した時点に、第一搬送ローラR1のニップが開
放され、かつ、シャッタ5が閉鎖されるので、その後に
二枚目の媒体の挿入準備のためにこれをテーブル1上に
載置する際に、誤ってその媒体を挿入口の中に押し進め
ても、今は、一枚目の媒体に対する搬送制御が完了して
いないので、二枚目の媒体の先端が検知器S1,S2を
同時にONしても、第一搬送ローラR1のニップの閉鎖
及びシャッタ5の開放が禁止される。(なお、図4のS
T11とST12の間には、先の媒体に対する搬送制御
中か否かの判断をし、制御中である時は、その搬送制御
の完了まで待機させるルーチンがあるが、図面簡明化の
ために、そのルーチンの図示が省略されている。)従っ
て、すでに一枚目の媒体を取込んでいる間は、二枚目の
媒体が二重に取込まれることがない。
【0026】本実施例では、挿入された媒体を搬送路
内、すなわち、媒体の後端がシャッタ5の開閉位置より
も内方への取込みが終了した時点で、クランプ駆動部1
3及びシャッタ駆動部16にそれぞれ指令信号を与え
て、第一搬送ローラR1のニップを開放し、かつ、シャ
ッタ5を閉鎖することを要点としているが、その媒体の
後端が搬送路内に進入する前に、係員がテーブル1上に
セットした次の媒体の先端が、第一搬送ローラR1にク
ランプされると、そのまま搬送され、先の媒体の後端に
ごく接近される場合がある。このような場合は、挿入準
備のために載置された媒体までが取込まれて、二重取込
みとなる。
【0027】これを防止するため、好ましい実施例で
は、二重挿入監視のため、検知器S2がOFFした時点
から搬送モータ12に与えられるパルス数(Pg)が所
定数(x)になったか否かを調べ(ST16)、所定数
(x)になった時点(ST16においてY)から前記所
定数(y)になるまで、検知器S2がONされたか否か
をチェックしている(ST17)。前記所定ステップ数
(x)は、一例として16であり、搬送距離に換算する
と、1.1mm程度(図2においてLa)である。従っ
て、媒体の後端が検知器S2から1.1mm〜10mm
の範囲(図2のLc)で、二重挿入の監視が行われる。
図3のステップST16〜ST18が二重挿入監視手段
を構成している。
【0028】最初の距離La(1.1mm)を進んだ後
に検知器S2の出力状態を監視する意味は、先の媒体の
後端が検知器S2の検知領域から完全に後方に離れた後
に、次の媒体の先端を確実に検知できるようにするため
である。
【0029】このようにして、一枚目の媒体が搬送路内
に取込まれる前に、すなわち、その媒体の後端が所定距
離(Lb)まで搬送される前に、二枚目の媒体の先端が
検知器S2により検知されない場合(ST16において
Y、ST17及びST18においてN、Y)は、その媒
体の取込みが正常に行われたものと判断して(図3の吸
入搬送工程(b)は、この状態を示している。)、ニッ
プ開閉制御手段10bが第1搬送ローラR1のニップを
開放し、シャッタ開閉制御手段10cが、シャッタを閉
鎖させる(ST19)。また、搬送制御手段10aがそ
の媒体に対する読取り、書き込み、また印字などの所定
の処理がなされる位置まで搬送させる(ST110)。
図3の(c)は、読取り器6による媒体Pに対する読取
り処理を終了した状態を示している。
【0030】この媒体を他の処理を終了する位置まで搬
送したならば、搬送制御手段10aによる吸入搬送制御
が終了する。そして、その後は、図5及び図6に示す排
出搬送制御が行われる。
【0031】これに対して、一枚目の媒体の後端が所定
距離(Lc)を移動中に、二枚目の媒体の先端が検知器
S2により検知された場合(ST17においてYの場
合、又はST17においてNで、ST18においてN及
びST17においてYの場合)は、制御部は媒体の二重
挿入がされたものと判断して、搬送制御手段10aが搬
送モータ12の回転を中止し、それらの媒体に対する搬
送を中止するか、さらにその搬送モータ12を逆転させ
てそれらの媒体を挿入口2に返却するとともに、図示さ
れていない表示部及び音声出力部に、エラー表示及びエ
ラー通報をするなどのエラー処理を行う(ST11
1)。
【0032】さらに詳述すると、万一、一枚目の媒体の
挿入取込みに引き続き、二枚目の媒体が挿入されて、二
枚目の媒体の先端が一枚目の媒体の後端に連続した場
合、すなわち、前後二枚の媒体がその間に隙間を生じる
ことなく挿入された場合は、ステップST16からステ
ップST17に移行した時にYとなるので、エラー処理
がなされる。媒体長計測手段10dが得た媒体長計測値
と設定値とを照合して、不一致の時にエラー処理をする
ようにプログラムが組まれる場合もある。また、二枚目
の媒体の先端が一枚目の媒体の後端から僅かに離間して
挿入された場合は、ステップST16からステップST
17に移行した時はNであるが、搬送モータ12に与え
られるパルス数がyになる前に、ステップST17にお
いてYとなるので、この場合もエラー処理がなされる。
こうして、先の媒体の搬送路内への取込みが終了してい
ない時に、次の媒体が所定距離(Lc=8.9mm)よ
りも短い距離で引続いて挿入された場合は、二重挿入と
判定してエラー処理がなされるので、それらの媒体に対
して誤った搬送制御や誤った処理がなされることが未然
に防止される。
【0033】上記実施例において、クランプ駆動部13
又は第一搬送ローラR1のピンチローラprに、そのピ
ンチローラを常時閉状態に保持する付勢手段が備えてあ
るか、常時開状態に保持する付勢手段が備えてあるかに
より、制御部のニップ開閉制御手段10bがクランプ駆
動部13に与える指令信号の内容が異なる。また、シャ
ッタ駆動部15又はシャッタ5に、シャッタを常時開状
態に保持する付勢手段が備えてあるか、常時閉状態に保
持する付勢手段が備えてあるかにより、制御部のシャッ
タ開閉逝去手段10cがシャッタ駆動部16に与える指
令信号も異なる。
【0034】上記実施例によれば、先の媒体の搬送路内
への取込みが終了した後に挿入口に次の媒体が挿入され
ても、そのときは、第一搬送ローラのニップが開放さ
れ、かつ、シャッタが閉じられているので、次の媒体が
二重に取込まれることがない。また、先の媒体の搬送路
内への取込みが終了する前に挿入口に次の媒体が挿入さ
れた場合は、検知器の出力状態と搬送モータに与えるパ
ルス数に基づいた搬送量測定値を利用して二重挿入監視
を行い、二重挿入と判断した時にエラー処理を行うの
で、この場合も、二重取込みが確実に防止される。
【0035】続いて、図5及び図6を参照して媒体排出
時の動作を説明する。まず、制御部10は、媒体Pを排
出方向に搬送するために、第一搬送ローラR1をクラン
プさせ、かつ、シャッタ5を開放する(ST21)。媒
体Pの媒体長Lpが測定済か否かを判定し(S22)、
判定結果が“N”であれば図6に示す処理に移行し、
“Y”ならばその媒体長Lpが所定の基準長Lrを以上
か未満かを判定する(ST23)。媒体長Lpが基準長
Lr(例えば、145mm)以上であれば(ST23で
“Y”)、第一搬送ローラR1及び第二の搬送ローラR
2を排出方向に駆動して、残検知器S3がON(暗検
知)からOFF(明検知)となった位置から、すなわち
媒体Pの搬送方向の後端が搬送路の基準位置であるる上
記残検知器S3によって検知された位置から所定距離L
1まで搬送して停止する(ST24)。一方、媒体長L
pが基準長Lr未満であれば(ST23で“N”)、第
一搬送ローラR1及び第二の搬送ローラR2を排出方向
に駆動して、媒体Pを先端検知器S2がONからOFF
となった位置から、すなわち媒体Pの搬送方向の後端が
上記先端検知器S2によって検知された位置から所定距
離L2まで搬送して停止する(ST25)。上記所定距
離L1は、例えば31mm程度であり、媒体長Lpが上
記基準長Lr以上の媒体Pの後端がこの所定距離L1で
決定される停止位置(残検知器S3からR方向(排出方
向)にL1離間した位置)に止まっている際に、テーブ
ル1に支持されている媒体Pが、その媒体面と搬送路3
との間に作用する摩擦力によって媒体Pの自重により落
下せずに保持されるように定められている。上記所定距
離L2は、例えば5mm程度であり、媒体長Lpが上記
基準長Lr未満である媒体Pの後端がこの所定距離L2
で決定される停止位置(先端検知器S2からR方向にL
2離間した位置)に止まっている際に、テーブル1に支
持されている媒体Pが、その媒体面と搬送路3との間に
作用する摩擦力によって媒体Pの自重により落下せずに
保持されるように定められている。
【0036】排出方向に所定距離L1又はL2搬送した
時、制御部10は、各検知器S1,S2,S3の全てが
OFFとなったか否かを判定する(S26)。この判定
結果が“Y”になれば、媒体Pが挿入口2から引き抜か
れたことになるので、第一搬送ローラR1のクランプを
解除させ(ST213)、シャッタ5を閉鎖して(ST
214)、排出搬送制御を終了する。
【0037】ST26の判定結果が“N”であれば、残
検知器S3がOFFであるか否かを判定する(S2
7)。この判定結果が“Y”ならば、第一搬送ローラR
1のクランプを解除させ(ST28)、各検知器S1,
S2,S3の全てがOFFとなるまで待機し(S2
9)、この判定結果が“Y”になれば、シャッタ5を閉
鎖して(ST210)、終了する。
【0038】ST27の判定結果が“N”ならば、リト
ライ済か否か、つまりST23〜ST27の処理を2回
実行したか否かを判定し(ST211)、この判定結果
が“N”ならばST215に移行し、“Y”ならば、媒
体Pのジャムが発生したものと判定して、ジャム発生を
報知する(ST212)。
【0039】次に、ST22の判定結果が“N”、すな
わち媒体長Lpが未測定の場合、又はST211におい
て“N”の場合は、図6に示す処理に移行する。すなわ
ち、検知器S1,S2,S3の全てがOFFか否かを判
定し(S215)、この判定結果が“Y”ならば、固定
量、例えば141mm程度、媒体Pを排出方向に搬送す
る(ST216)。その後は、ST26に移行する。S
T215で“N”の場合は、残検知器S3がOFFか否
かを判定し(ST217)、この判定結果が“Y”なら
ば、媒体Pをいったん残検知器S3が完全にONするま
で搬送する。すなわち、S3ON時から2.8mm程度
さらに吸入方向に搬送する(ST218)。次いで、媒
体Pを排出方向に搬送し(ST219)、残検知器S3
がOFFした位置から排出方向に所定距離L1だけ搬送
して(ST220)、ST26に移行する。
【0040】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、処理を
終了した媒体を排出する際に、その媒体の後端が基準位
置からその媒体長に応じて予め定められている所定距離
だけ排出方向に離間した所定の停止位置でその媒体が止
められる。その停止位置は、媒体が止められている際
に、その媒体が、搬送路との間に作用する摩擦力によっ
て、当該媒体の自重により落下せずに保持されるように
設定されているので、排出終了時に第一搬送ローラのニ
ップが開放されていても、媒体が自重により落下するこ
とがない。
【0041】また、請求項2の発明によれば、媒体長測
定手段を有し、媒体を排出する際に、当該媒体の後端が
搬送路の基準位置から前記媒体長測定手段により測定さ
れた媒体長に基づいて定められる所定距離だけ排出方向
に離間した所定の停止位置で、その媒体が止められる。
その所定距離は、媒体の後端が前記停止位置に止まって
いる際に、その媒体が、搬送路との間に作用する摩擦力
によって、当該媒体の自重により落下せずに保持される
ように定められている。従って、それぞれ挿入される媒
体の測定値により、落下しない位置に確実に保持され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略ブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る媒体処理装置の主な構成要素の配
置を示す平面図である。
【図3】搬送制御と、図2の各構成要素に対する媒体の
相対的位置関係を説明する説明図である。
【図4】媒体吸入時の搬送制御を説明するフローチャー
トである。
【図5】媒体排出時の搬送制御の一部を説明するフロー
チャートである。
【図6】媒体排出時の搬送制御の残部を説明するフロー
チャートである。
【図7】従来の媒体処理装置の構成図である。
【符号の説明】
1 テーブル 2 挿入口 3 搬送路 5 シャッタ R1 第一搬送ローラ R2 第二搬送ローラ S1,S2,S3 検知器 6 読取り器 10 制御部 10a 搬送制御手段 10b ニップ開閉制御手段 10c シャッタ開閉制御手段 10d 媒体長測定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 秀実 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内 (72)発明者 真田 悦朗 静岡県三島市南町6番78号 株式会社テッ ク三島事業所内 (72)発明者 伊藤 信介 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 湯田 俊宏 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入排出口に媒体が挿入されたことを検
    知したことに基づき、前記挿入排出口至近の搬送ローラ
    のニップを閉じ、前記搬送ローラを回転して前記媒体を
    搬送路に沿って搬送して所定の処理を行った後、前記媒
    体を逆方向に搬送して前記挿入排出口に排出した状態
    で、前記挿入排出口至近の搬送ローラのニップを開放す
    る媒体処理装置において、 前記媒体を排出する際に、前記媒体の後端が前記搬送路
    の基準位置から所定距離だけ排出方向に離間した所定の
    停止位置で止まるように前記媒体を搬送する搬送制御手
    段を有し、 前記所定距離は、前記媒体の後端が前記停止位置に止ま
    っている際に、前記媒体が、その媒体と前記搬送路との
    間に作用する摩擦力によって、前記媒体の自重により落
    下せずに保持されるように定められていることを特徴と
    する媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 挿入排出口に媒体が挿入されたことを検
    知したことに基づき、前記挿入排出口至近の搬送ローラ
    のニップを閉じ、前記搬送ローラを回転して前記媒体を
    搬送路に沿って搬送して所定の処理を行った後、前記媒
    体を逆方向に搬送して前記挿入排出口から排出した状態
    で、前記挿入排出口至近の搬送ローラのニップを開放す
    る媒体処理装置において、 前記媒体の搬送方向の長さを測定する媒体長測定手段
    と、 前記媒体を排出する際に、前記媒体の後端が前記搬送路
    の基準位置から前記媒体長に基づいて定められる所定距
    離だけ排出方向に離間した所定の停止位置で止まるよう
    に前記媒体を搬送する搬送制御手段とを有し、 前記所定距離は、前記媒体の後端が前記停止位置に止ま
    っている際に、前記媒体が、その媒体と前記搬送路との
    間に作用する摩擦力によって、前記媒体の自重により落
    下せずに保持されるように定められていることを特徴と
    する媒体処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009176229A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理装置
JP2009211581A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理装置

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