JPH09198529A - 磁気処理装置および磁気処理方法 - Google Patents

磁気処理装置および磁気処理方法

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JPH09198529A
JPH09198529A JP8005879A JP587996A JPH09198529A JP H09198529 A JPH09198529 A JP H09198529A JP 8005879 A JP8005879 A JP 8005879A JP 587996 A JP587996 A JP 587996A JP H09198529 A JPH09198529 A JP H09198529A
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JP
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magnetic
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processing means
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JP8005879A
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Tsutomu Ito
伊藤  勉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ヘッドのギャップ値を自動調整できる磁気
処理装置および磁気処理方法を提供すること。 【解決手段】磁気媒体を搬送路に沿い搬送する搬送手段
(24、28)と;磁気媒体の接触に応じて搬送路に対
して垂直方向に移動可能に支持され、磁気記録部に対し
て磁気処理を施す磁気処理手段(48、52、54)
と;磁気処理手段と相対向しこの磁気処理手段と所定間
隔を隔てて設けられた支持手段(150)と;磁気処理
手段と支持手段との間に磁気媒体が搬送されることで磁
気処理手段が搬送路に対して垂直方向に移動することに
より変化するギャップ値の変化量を検出する検出手段
(154)と;検出されたギャップ値の変化量に応じ
て、磁気処理手段と支持手段とのギャップ値を調整する
調整手段(70)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気記録エリア
を有する情報記録媒体に所定の情報を磁気記録したり、
または磁気記録された情報を読み出したりする磁気処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録エリアを有する情報記録
媒体、例えば、鉄道の駅に設置された自動券売機から発
行される磁気式乗車券、有料道路において通行料金を収
受する際に用いられる通行券、および各種プリペイドカ
ードなどが日常頻繁に使用されている。これに伴って、
磁気記録エリアを有する情報記録媒体に所定の情報を磁
気記録したり、または磁気記録された情報を読み出した
りする磁気処理装置が到る所に設置されている。
【0003】このような磁気処理装置における磁気情報
の記録および読取処理は、磁気ヘッドにより行われる。
磁気ヘッドは、搬送装置により搬送される情報記録媒体
の磁気記録エリアに接触することで、磁気記録エリアに
対して所定の情報を磁気記録したり、磁気記録エリアに
記録されている磁気記録情報を読み出したりする。この
とき、磁気ヘッドと搬送装置とのギャップが大き過ぎる
と情報記録媒体に対して正常な磁気処理がされず、逆
に、磁気ヘッドと搬送装置とのギャップが小さ過ぎると
情報記録媒体が正常に搬送されない。磁気ヘッドと搬送
装置とのギャップ調整は、シックネスなどと呼ばれるス
ケールおよびダイヤルゲージなどを用いて人為的に行わ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、磁気ヘッド
と搬送装置とのギャップは極めて小さいものであり、こ
のようなギャップ調整を人為的に行うには熟練を要す
る。また、人為的にギャップ調整が行われた場合、調整
ミスが生じることもある。さらに、磁気ヘッドは使用経
過に応じて磨耗するため、再調整が必要となるなどの問
題がある。
【0005】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、磁気ヘッドのギャップ値を
自動調整できる磁気処理装置および磁気処理方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、この発明の磁気処理装置は、
磁気記録部を有する磁気媒体を所定の搬送路に沿い搬送
する搬送手段と;前記搬送手段により搬送される前記磁
気媒体の接触に応じて前記搬送路に対して垂直方向に移
動可能に支持され、前記磁気媒体の前記磁気記録部に接
触することにより、この磁気記録部に対する情報の磁気
記録または前記磁気記録部に磁気記録されている磁気情
報の読取を行う磁気処理手段と;前記磁気処理手段と相
対向する位置で、この磁気処理手段と所定間隔を隔てて
設けられ、前記磁気処理手段とともに前記磁気媒体を支
持する支持手段と;前記磁気処理手段と前記支持手段と
の間に前記磁気媒体が搬送されることで、前記磁気処理
手段が前記搬送路に対して垂直方向に移動することによ
り変化するギャップ値の変化量を検出する検出手段と;
前記検出手段により検出されたギャップ値の変化量に応
じて、前記磁気処理手段と前記支持手段とのギャップ値
を調整する調整手段とを備えている。
【0007】この発明の磁気処理装置は、磁気記録部を
有する磁気媒体を所定の搬送路に沿い搬送する搬送手段
と;前記搬送手段により搬送される前記磁気媒体の接触
に応じて前記搬送路に対して垂直方向に移動可能に支持
され、前記磁気媒体の前記磁気記録部に接触することに
より、この磁気記録部に対する情報の磁気記録または前
記磁気記録部に磁気記録されている磁気情報の読取を行
う磁気処理手段と;前記磁気処理手段と相対向する位置
で、この磁気処理手段と所定間隔を隔てて設けられ、前
記磁気処理手段とともに前記磁気媒体を支持する支持手
段と;前記磁気処理手段と前記支持手段との間に前記磁
気媒体が搬送されることで、前記磁気処理手段が前記搬
送路に対して垂直方向に移動することにより変化するギ
ャップ値の変化量を検出する検出手段と;前記検出手段
により検出されたギャップ値の変化量の基準値となる基
準変化量を記憶する記憶手段と;前記検出手段により検
出されたギャップ値の変化量と、前記記憶手段に記憶さ
れた前記基準変化量とを比較し、検出されたギャップ値
の変化量が前記基準変化量に近づくように、前記磁気処
理手段と前記支持手段とのギャップ値を調整する調整手
段とを備えている。
【0008】この発明の磁気処理装置は、磁気記録部を
有する磁気媒体を所定の搬送路に沿い搬送する搬送手段
と;前記搬送手段により搬送される前記磁気媒体の接触
に応じて前記搬送路に対して垂直方向に移動可能に支持
され、前記磁気媒体の前記磁気記録部に接触することに
より、この磁気記録部に対する情報の磁気記録または前
記磁気記録部に磁気記録されている磁気情報の読取を行
う磁気処理手段と;前記磁気処理手段と相対向する位置
で、この磁気処理手段と所定間隔を隔てて設けられ、前
記磁気処理手段とともに前記磁気媒体を支持する支持手
段と;前記磁気処理手段と前記支持手段との間のギャッ
プ値を変化させる変化手段と;前記磁気処理手段と前記
支持手段との間に前記磁気媒体が搬送されることで、前
記磁気処理手段が前記搬送路に対して垂直方向に移動す
ることにより変化するギャップ値の変化量を検出する検
出手段と;前記検出手段により検出されたギャップ値の
変化量の基準値となる基準変化量を記憶する記憶手段
と;前記検出手段により検出されたギャップ値の変化量
と、前記記憶手段に記憶された前記基準変化量とを比較
し、検出されたギャップ値の変化量が前記基準変化量に
近づくように、前記変化手段により前記磁気処理手段と
前記支持手段とのギャップ値を調整する調整手段とを備
えている。
【0009】この発明の磁気処理装置は、磁気記録部を
有する磁気媒体を所定の搬送路に沿い搬送する搬送手段
と;前記搬送手段により搬送される前記磁気媒体の接触
に応じて前記搬送路に対して垂直方向に移動可能に支持
され、前記磁気媒体の前記磁気記録部に接触することに
より、この磁気記録部に対する情報の磁気記録または前
記磁気記録部に磁気記録されている磁気情報の読取を行
う磁気処理手段と;前記磁気処理手段と相対向する位置
で、この磁気処理手段と所定間隔を隔てて設けられ、前
記磁気処理手段とともに前記磁気媒体を支持する支持手
段と;前記磁気処理手段と前記支持手段との間のギャッ
プ値が変化するように、前記支持手段を前記磁気処理手
段の方向に対して移動させる移動手段と;前記磁気処理
手段と前記支持手段との間に前記磁気媒体が搬送され、
この磁気媒体の搬送に応じて前記磁気処理手段に与えら
れる押圧力でこの磁気処理手段が前記搬送路に対して垂
直方向に移動することにより変化するギャップ値の変化
量を、前記磁気処理手段が受ける押圧力の変化量として
検出する検出手段と;前記検出手段により検出された押
圧力の変化量の基準値となる基準変化量を記憶する記憶
手段と;前記検出手段により検出された押圧力の変化量
と、前記記憶手段に記憶された前記基準変化量とを比較
し、検出された押圧力の変化量が前記基準変化量に実質
的に等しくなるように、前記移動手段により前記支持手
段を移動させ、前記磁気処理手段と前記支持手段とのギ
ャップ値を調整する調整手段とを備えている。
【0010】この発明の磁気処理装置は、磁気記録部を
有する磁気媒体を所定の搬送路に沿い搬送する搬送手段
と;前記搬送手段により搬送される前記磁気媒体の接触
に応じて前記搬送路に対して垂直方向に移動可能に支持
され、前記磁気媒体の前記磁気記録部に接触することに
より、この磁気記録部に対する情報の磁気記録または前
記磁気記録部に磁気記録されている磁気情報の読取を行
う磁気ヘッドと;前記磁気ヘッドと相対向する位置で、
この磁気ヘッドと所定間隔を隔てて設けられ、前記磁気
ヘッドとともに前記磁気媒体を支持する支持手段と;前
記磁気ヘッドと前記支持手段との間のギャップ値が変化
するように、前記支持手段を前記磁気ヘッドの方向に対
して移動させる移動手段と;前記磁気ヘッドと前記支持
手段との間に前記磁気媒体が搬送され、この磁気媒体の
搬送に応じて前記磁気ヘッドに与えられる押圧力でこの
磁気ヘッドが前記搬送路に対して垂直方向に移動するこ
とにより変化するギャップ値の変化量を、前記磁気ヘッ
ドが受ける押圧力の変化量として検出する検出手段と;
前記検出手段により検出された押圧力の変化量の基準値
となる基準変化量を記憶する記憶手段と;前記検出手段
により検出された押圧力の変化量と、前記記憶手段に記
憶された前記基準変化量とを比較し、検出された押圧力
の変化量が前記基準変化量に対して大きいときには、検
出された押圧力の変化量が前記基準変化量に近づくよう
に検出された押圧力の変化量に応じて、前記押圧力検出
時のギャップ値より小さいギャップ値となるように前記
移動手段により前記支持手段を前記ヘッドに近づけ、検
出された押圧力の変化量が前記基準変化量に対して小さ
いときには、検出された押圧力の変化量が前記基準変化
量に近づくように検出された押圧力の変化量に応じて、
前記押圧力検出時のギャップ値より大きいギャップ値と
なるように前記移動手段により前記支持手段を前記ヘッ
ドから遠ざけるように調整する調整手段とを備えてい
る。
【0011】この発明の磁気処理方法は、磁気記録部を
有する磁気媒体を搬送し;前記磁気記録部に所定の磁気
処理を施す磁気処理手段とこの磁気処理手段に相対向し
前記磁気媒体を支持する支持手段との間に前記磁気媒体
が搬送されることにより変化する前記磁気処理手段と前
記支持手段とのギャップ値の変化量を検出し;前記検出
されたギャップ値の変化量に応じて、前記磁気処理手段
と前記支持手段とのギャップ値を調整する。
【0012】この発明の磁気処理方法は、磁気記録部を
有する磁気媒体を搬送し;前記磁気記録部に所定の磁気
処理を施す磁気処理手段とこの磁気処理手段に相対向し
前記磁気媒体を支持する支持手段との間に前記磁気媒体
が搬送されることにより変化する前記磁気処理手段と前
記支持手段とのギャップ値の変化量を検出し;前記検出
されたギャップ値の変化量と予め記憶されているギャッ
プ値の変化量の基準となる基準変化量とを比較して、検
出されたギャップ値の変化量が前記基準変化量に近づく
ように、前記磁気処理手段と前記支持手段とのギャップ
値を調整する。
【0013】この発明の磁気処理方法は、磁気記録部を
有する磁気媒体を搬送し;前記磁気記録部に所定の磁気
処理を施す磁気処理手段とこの磁気処理手段に相対向し
前記磁気媒体を支持する支持手段との間に前記磁気媒体
が搬送されることにより変化する前記磁気処理手段と前
記支持手段とのギャップ値の変化量を前記磁気処理手段
が受ける押圧力の変化量として検出し;前記検出された
押圧力の変化量と予め記憶されている押圧力の変化量の
基準となる基準変化量とを比較して、検出された押圧力
の変化量が前記基準変化量に近づくように、前記支持手
段を前記磁気処理手段の方向に対して移動させることに
より前記磁気処理手段と前記支持手段とのギャップ値を
調整する。 上記手段を講じた結果、下記のような作用
が生じる。 (1)この発明の磁気処理装置では、磁気処理手段と所
定のギャップ値を隔てて設けられた支持手段との間に磁
気媒体が搬送されることで、前記磁気処理手段が前記搬
送路に対して垂直方向に移動することにより変化するギ
ャップ値の変化量を検出する検出手段と、この検出手段
により検出されたギャップ値の変化量に応じて、前記磁
気処理手段と前記支持手段とのギャップ値を調整する調
整手段とを備えているので、自動的に磁気処理手段と支
持手段との間のギャップ値が最適なギャップ値、即ち、
搬送される磁気媒体の厚さに応じた最適なギャップ値に
調整される。よって、搬送される被磁気処理手段に対し
て常に正確な磁気処理を施すことが可能となる。 (2)この発明の磁気処理装置では、磁気処理手段と支
持手段との間のギャップ値が変化するように、前記支持
手段を前記磁気処理手段の方向に対して移動させる移動
手段と、前記磁気処理手段と前記支持手段との間に前記
磁気媒体が搬送され、この磁気媒体の搬送に応じて前記
磁気処理手段に与えられる押圧力でこの磁気処理手段が
前記搬送路に対して垂直方向に移動することにより変化
するギャップ値の変化量を、前記磁気処理手段が受ける
押圧力の変化量として検出する検出手段と、前記検出手
段により検出された押圧力の変化量の基準値となる基準
変化量を記憶する記憶手段と、前記検出手段により検出
された押圧力の変化量と、前記記憶手段に記憶された前
記基準変化量とを比較し、検出された押圧力の変化量が
前記基準変化量に近づくように、前記移動手段により前
記支持手段を移動させ、前記磁気処理手段と前記支持手
段とのギャップ値を調整する調整手段とを備えているの
で、自動的に磁気処理手段と支持手段との間のギャップ
値が最適なギャップ値、即ち、搬送される磁気媒体の厚
さに応じた最適なギャップ値に調整される。よって、搬
送される被磁気処理手段に対して常に正確な磁気処理を
施すことが可能となる。また、磁気媒体の搬送により前
記磁気処理手段または前記支持手段が磨耗するような場
合でも、常に最適なギャップ値に調整することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、この実施の形態
では、磁気処理装置の一例として有料道路の料金収受に
使用される通行券を処理する通行券処理装置について説
明する。
【0015】図1は、この発明の一実施の形態に係る通
行券処理装置の断面図を示し、図2は、図1に示された
通行券処理装置の正面図を示している。この通行券処理
装置は、通行券を発行する発券機および通行券を確認す
る確認機としての機能を有しているが、ここでは、確認
機としての機能を有する構成についてより詳細に説明す
る。
【0016】図1および図2に示されるように、通行券
処理装置には挿入される図3に示すような通行券を受け
取る通行券挿入口4、および受け取られた通行券を排出
する通行券排出口6が装置の正面に設けられている。装
置の正面には、通行券の種類、料金所名、利用約款等の
券情報が入力されるキーボード8、通行券の記録情報お
よびキーボードからの入力情報等の種々の表示内容が表
示されるディスプレイ10、未使用通行券、即ち、印刷
記録、磁気記録が施されていない券が一括して投入され
るホッパ12の投入口14、使用済みの通行券等が収納
されるスタッカ16の取り出し口18などが設けられて
いる。
【0017】装置内には、挿入口4から排出口6に通行
券を搬送する搬送機構が組み込まれ、この搬送機構によ
って搬送路が規定されている。即ち、通行券の搬送時に
主モータ21によって回転される搬送ドラム20が装置
の背面部内に設けられ、この搬送ドラム20に対応して
装置内の正面部内にプーリー機構22が設けられ、両者
間に主搬送ベルト24が掛け渡されている。
【0018】この搬送ドラム20および通行券挿入口4
との間の搬送路には、後に詳述するように通行券の搬送
を一時的に保留してその位置に停止させるエスクロール
機構26が設けられている。このエスクロール機構26
には、同様にプーリー30、32等が掛け渡され、搬送
路上で主ベルト24に密着される補助ベルト28が設け
られている。挿入口4に挿入された通行券2は、この主
ベルト24および補助ベルト28に挟み込まれて搬送路
上を搬送される。同様に搬送ドラム20の背面側の部分
には、プーリー34、36、38、40が設けられ、更
に他の補助ベルト42が設けられている。同様にこの補
助ベルト42は、搬送ドラム20上の搬送路および搬送
ドラム20から排出される通行券2の搬送路上で主搬送
ベルト24に密着されている。従って、エスクロール機
構26から受け渡された通行券2は、この主搬送ベルト
20および補助搬送ベルト42によって排出口6に向け
て搬送される。
【0019】図1に示される通行券処理装置が発券機と
して用いられる際には、ホッパ14には、多数の未使用
の通行券2が予め投入されているが、この未使用の通行
券2が発券される際には、通行券取り出し機構44によ
って通行券2が1枚毎に取り出され、主搬送ベルト20
および補助搬送ベルト42間の搬送路に取り出され、搬
送される。即ち、発券時には、挿入口4およびエスクロ
ール機構26を通過せずにキーボードからの入力に応じ
て通行券2が排出口6に向けられる。
【0020】挿入口4からエスクロール機構26に至る
搬送路上には、通行券の挿入を検知するセンサー46お
よび磁気読取ヘッド48が設けられている。挿入口4に
通行券2が挿入されたことがこのセンサ26で検出さ
れ、このセンサ26の検出に応答して搬送ベルト24、
28が搬送を開始するとともに磁気読取ヘッド48は、
通行券2の磁気情報をその磁気記録部2Aから読み取る
こととなる。この読み取られた磁気情報、即ち、車種情
報および入口ゲートに関する情報等がディスプレー10
に表示される。磁気読取ヘッド48を通過した通行券2
は、エスクロール機構26で一時的にその搬送が阻止さ
れ、その間に係員がディスプレー10で車種情報等を確
認することとなる。
【0021】搬送ドラム20上の搬送路上には、更にセ
ンサー50、磁気情報を書き込む磁気書込ヘッド52お
よび確認用の磁気読取ヘッド54が設けられている。通
常、この磁気書込ヘッド52および確認用の磁気読取ヘ
ッド54は、ホッパ14から取り出された未使用の通行
券2に磁気情報を記録する発券機として通行券処理装置
が用いられる際に多用される。即ち、取り出し機構44
から取り出された未使用の通行券2は、搬送路上に取り
出され、センサ50でその通過が検出される。このセン
サ50からの検出信号に応答して磁気書込ヘッド52
は、通行券2の書き込み準備を整え、通行券2が磁気書
込ヘッド52を通過する際に車種情報、入口ゲート情報
等がこの通行券2に記録される。この記録に先立って入
口ゲートの係員は、車種情報等をキーボード8を介して
入力することとなる。磁気書込ヘッド52を通過した通
行券2は、確認用の磁気読取ヘッド54を通過するが、
ここで、書き込まれた情報が読み込まれ、デイスプレー
10に表示され、係員によって書き込まれた情報が確認
される。
【0022】磁気書込ヘッド52および確認用の磁気読
取ヘッド54は、通行券処理装置が確認機として用いら
れる際にも作動される。通行券2がエスクロール機構2
6に滞留している間にその記録情報がデイスプレー10
に表示されるが、通行券2に誤った情報が記録されてい
ることが判明した場合には、この磁気書込ヘッド54お
よび確認用の磁気読取ヘッド54によってその情報が訂
正される。即ち、係員がデイスプレー10の情報と直接
確認した車種情報とが相違することに気が付いた場合に
は、キーボード8を介して訂正情報を入力することとな
る。この情報は、磁気書込ヘッド52に送られ、未使用
の通行券と同様にその訂正情報が確認用の通行券に記録
される。訂正された情報、およびその訂正情報に基づい
て算出された通行料金は、デイスプレー10に表示さ
れ、この表示を基に係員とドライバーとの間で料金の授
受がなされる。
【0023】主搬送ドラム20および排出口6との間の
搬送路には、通行券2に印字する印字機構56および通
行券を選別する選別機構58が設けられている。印字機
構56は、印字部に通行券2が達したことを検出するセ
ンサー60、印字部で通行券2に印字するための印字ヘ
ッド62、印字部にリボンを供給するためのリボンカセ
ット64および印字部でリボンを通行券2に押しつける
為のプラテン64から構成されている。
【0024】未使用の通行券2がこの印字機構56に供
給された場合には、通行券2の印刷部2Bに入口ゲート
に関する情報、例えば、「東京」等が印字される。確認
済みの通行券2にあっては、その印刷部2Bに「領収済
み」等が印刷される。読み込みエラーあるいは書き込み
エラー等が生じて確認用の磁気読取ヘッド54で読み込
まれた情報に依然誤りがある場合には、この通行券2
は、未確認通行券としてそのままこの印字機構56を通
過することとなる。
【0025】選別機構58は、第1および第2位置のい
ずれかを取るフラッパー66を備え、このフラッパー6
6は、第1位置でその先端がスタッカ16に位置され、
通行券2のスタッカ66への侵入を阻止し、通行券2を
排出口6に導くように配置され、第2位置でその先端が
羽上げられ、通行券2の排出口6への侵入を阻止し、ス
タッカ16に通行券2を導くように配置されている。
【0026】従って、発券時には、フラッパー66は、
第1位置に切り換えられ、印字済みの未使用の通行券
は、そのまま排出口6に向けられる。また、確認時に
は、フラッパー66は、第2位置に切り換えられ、確認
済みの通行券がスタッカ16に導かれる。確認時にあっ
ても、フラッパー66は、第1位置に切り換えられる場
合がある。即ち、確認用の磁気読取ヘッド54で読み込
まれた情報に依然誤りがある未確認通行券が生じた場合
には、フラッパー66は、第1位置に切り換えられ、そ
のまま排出口6に向けられる。確認済みの通行券は、ス
タッカ16にストックされ、それ以外の通行券2は、排
出口6に排出される。この排出口6には、センサ68が
設けられ、通行券2が排出口6に達したことが検出され
る。この検出後、通行券2がこの排出口6から取り出さ
れると、初めて発券が可能となるとともに挿入口4への
通行券2の挿入が可能となる。
【0027】続いて、エスクロール機構26の構成に関
して図4および図5を参照してより詳細に説明する。搬
送ベルト24および搬送ベルト28は、帯状であって両
者は、密着されている。このベルト24、28の幅より
も長いロータリーエンコーダ96が搬送ベルト24の下
面に配置され、同様に搬送ベルト28その上面には、一
対のローラー98A、98Bが配置されている。通行券
2は、搬送ベルト24および搬送ベルト28間に挟み込
まれて搬送されるが、エスクロール機構26の構成を明
瞭に示す目的から図4には、単にベルト24、28は、
破線で示し、その挟み込まれた状態は省略して、その図
は簡略化している。
【0028】このエスクロール機構26は、ソレノイド
100を駆動源とし、このソレノイド100の駆動シャ
フト100Aには、復帰用スプリング102の一端が連
結されている。この復帰用コイル102の他端は、回動
軸部104の周りに転動する転動体106の転動端10
8に連結されている。この転動体106からは、搬送路
に沿って夫々反対方向に転動体106とともに転動する
アーム110、112が延出されている。一対のローラ
ー98A、98Bに向かって延出されたアーム110の
先端には、ベルト28をベルト24に押し付け通行券2
を確実にベルト24、28間に挟み込ませる押し付けロ
ーラ114が回転可能に取り付けられている。また、固
定部118を介して通行券2の搬送を保留するストッパ
116が固定されている。この固定部118と転動体1
06の転動端120間には、復帰用スプリング122が
連結されている。ストッパ116は、ベルト24、28
の外側でベルト24、28に沿って延出され、その先端
116Aが下方に向けて折り曲げられている。従って、
その先端116Aが搬送路内に侵入する際には、ベルト
24、28の幅よりも大きな幅を有する通行券は、その
搬送が阻止される。通行券の搬送が阻止されていること
は、ストッパ116によってその通過が阻止された通行
券2上に設けられたセンサ124によって検出される。
尚、押し付けローラー114は、ストッパ116で保留
された通行券2上に配置されるベルト24を介して通行
券を押しつけることは、必ずしも必要がなく、押し付け
ローラー114は、ストッパ116で保留された通行券
2上の近傍に配置され、ベルト24をベルト28に押し
つけることによって間接的にベルト24が通行券2を押
しつけるように配置されてもよい。
【0029】上述した構成のエスクロール機構26で
は、磁気読取ヘッド48で磁気情報が読み込まれた通行
券2は、搬送ベルト24、28によって搬送されてエス
クロール機構26内に達する。エスクロール機構26内
では、搬送ベルト24、28の両側にストッパ116の
先端116Aが搬送路内に侵入されていることから、通
行券2の先端は、ストッパ116の先端116Aの先端
に当接され、通行券2は、ベルト24、28の搬送力に
抗してその位置に保留される。通行券2が保留状態に維
持されていてもベルト24、28は、停止されることな
く通行券2上をすべりながら搬送され続けることとな
る。従って、ベルト24、28が通行券2を狭持する狭
持力は、通行券を破損しない程度の強さであることが必
要とされる。
【0030】通行券2が保留されている間、センサー1
24が作動してその保留時間がカウントされる。この保
留時間が所定時間を越えると、CPU70からの搬送停
止指令に基づいて搬送に関連するモーターの回転が中止
され、搬送ベルト24、28の搬送が中止される。これ
により必要以上に通行券2が搬送ベルト24、28によ
って摩耗されて通行券2が破損されることが防止され
る。
【0031】通行券2からの情報で車種情報が確認され
ると、後述するCPUから保留解除指令が出される。こ
の解除指令に基づいてソレノイド100が作動される。
ソレノイド100の作動によってその駆動シャフト10
0Aが引き込まれ、この引き込み力が矢印130で示す
ようにコイル数リング102を介して転動体106の転
動端108に伝達される。従って、転動端108、12
0は、転動体106の回動軸部104の周りに転動さ
れ、同様に押し付けローラ114が転動体106の回動
軸部104の周りに矢印132で示すように回転され
る。従って、ストッパ116が解除された時点で、押し
付けローラ114は、ベルト24にに押しつけられ、そ
の結果、通行券2が一対のベルト24、28間に確実に
狭持され、確実な搬送を確保することができることとな
る。また、転動端120の転動に伴いコイルスプリング
122およびアーム112を介してストッパ116に回
転力が伝達され、ストッパ116が矢印136で示すよ
うに回転される。従って、ストッパ116による通行券
2の保留が解除され、通行券2の搬送が開始される。ベ
ルト24、28の搬送速度は、ロータリーエンコーダ9
6によって検出されているが、保留解除命令があっても
その搬送速度が所定の速度に達していない場合には、解
除命令に即座に応答してストッパ116は、搬送路から
除去されない。即ち、解除命令があっても所定の速度で
通行券2が搬送される条件が整うまで通行券2の保留
は、解除されず、所定の速度で通行券2が搬送される条
件が整った時点で実質的な保留が解除される。これによ
り、この通行券2の搬送後に磁気書込ヘッド52および
磁気読取ヘッド54による書き込みあるいは読み取りが
実行されても、搬送速度不良による書き込みあるいは読
み取りエラーを防止することができる。
【0032】続いて、この発明のポイントである磁気ヘ
ッドのギャップ自動調整を説明するにあたり、磁気読取
ヘッド48、磁気書込ヘッド52、および磁気読取ヘッ
ド54の近傍について図6を参照してより詳細に説明す
る。図6は、磁気読取ヘッド48、磁気書込ヘッド5
2、および磁気読取ヘッド56夫々に共通の図である。
【0033】磁気ヘッド48、52、54と相対向する
位置には、主搬送ベルト28および補助ベルト24間を
搬送される通行券2をスムーズに通過させるための磁気
ヘッドパッドローラ150が配置される。この磁気ヘッ
ドパッドローラ150と磁気ヘッドとのギャップ値G
は、搬送される通行券の厚さよりも多少小さくなるよう
に設定される。これにより、通行券の磁気記録部2Aが
磁気ヘッドと磁気ヘッドパッドローラ150との間で押
圧され、磁気記録部2Aに対する磁気処理が正常に行わ
れる。即ち、磁気ヘッドパッドローラ150は、磁気ヘ
ッドとともに通行券2を支える働きも担ことになる。ま
た、磁気ヘッドパッドローラ150がモータ152によ
り上下に可動されることで、ギャップ値Gを可変するこ
とができる。
【0034】磁気ヘッド48、52、54には、押圧力
測定装置154が接続されており、通行券2が磁気ヘッ
ドの下を通過する際に、磁気ヘッドにおける押圧力が測
定される。押圧力測定装置154は、例えば、電気コイ
ル156と永久磁石158とで構成され、運動エネルギ
ーを磁気エネルギーとし、この磁気エネルギーを電気信
号に変換し出力するものである。即ち、搬送される通行
券の厚さによって電気コイル156が伸び縮みすること
で生じる磁気エネルギーが電気信号に変換され出力され
る。押圧力検出については後に詳しく説明する。
【0035】上述された通行券処理装置は、図7に示さ
れるような制御回路を備えている。すなわち、全体を制
御するCPU70には、キーボード8からの入力信号が
入力され、制御プログラムが記憶されているROM7
2、料金テーブル、後述するギャップ基準値などが記憶
されているRAM74、エスクロール機構26を駆動す
るドライバ76、磁気書込ヘッド52を駆動するドライ
バ78、磁気読取ヘッド48、54からの読み取りデー
タを復調する復調回路80、82、印刷ヘッド62を駆
動するドライバ84、取出機構44を駆動するドライバ
86、主モータ21を駆動するドライバ88、フラッパ
ー66の位置を選択するセレクタ機構90を切換え信号
を発生する切換回路92が接続されている。
【0036】さらに、CPU70には、センサ46、5
0、60、68からの出力をセンサー信号としてCPU
70に出力するセンサー信号発生器94、およびディス
プレイ10、搬送機構を駆動するドライバ160、A/
D変換器164、モータ152を駆動するドライバ16
6などが接続されている。A/D変換器164は、押圧
力測定装置154から出力されアンプ162で増幅され
たアナログ信号をデジタル信号に変換するものである。
【0037】上述した制御回路においては、発券時に
は、キーボード8から入力された発券信号に応答してC
PU70は、ドライバ86、88に駆動指令を与える。
従って、取り出し機構44が作動しおよびモータ21が
作動して搬送機構が搬送を開始する。その結果、搬送ホ
ッパ14から未使用通行券2がホッパ14から取り出さ
れ、未使用通行券の搬送が開始される。この通行券2
は、センサ50で検出され、この検出に基づいてセンサ
信号発生器94からセンサ信号がCPU70に発生され
る。従って、CPU70は、ドライバ78、88に書き
込みおよび確認の為の読み取り指令を与える。その結
果、磁気書込ヘッド52に搬送された未使用通行券2に
車種情報等の情報が書き込まれ、磁気読取ヘッド54に
よって書き込まれた情報が読み込まれる。読み込まれた
情報は、復調回路で82でディジタル情報に変換され、
CPU70によって処理されてデイスプレー10に表示
される。搬送された通行券2は、印字機構56のセンサ
60で検出されると、その検出信号がセンサー信号発生
器94から発生される。この信号に応答して、CPU7
0は、ドライバ84に印刷指令を与えることとなるとと
もに、入口ゲートの情報報等の印刷情報がRAM74か
ら引き出され、印刷情報としてドライバ84に与えられ
る。その結果、印字機構56の印刷ヘッド62が作動さ
れて通行券に入口ゲートの情報等が印刷される。発券時
においては、発券信号に応じてCPU70は、切換回路
92にフラッパー66を第1位置に位置させる指令を与
える。従って、切換回路92からの切換信号によってセ
レクタ機構90が作動して、フラッパー66が第1位置
に位置される。その結果、搬送された印刷済みの未使用
通行券2は、排出口6に排出される。排出口6に通行券
が位置されると、センサー68からの検出信号に応じて
センサー信号が信号発生器94から発生される。従っ
て、CPU70は、デイスプレー10に未使用通行券2
が排出口6に排出された旨が表示される。この表示に従
って、通行券2が排出口6から取り出されると、再び信
号発生器94からセンサー信号が発生され、この信号に
応答して取り出し機構44の作動を可能とする指令がC
PU70から発生される。この状態で、再びキーボード
8から発券信号が入力されると、上述と同様に発券作業
が実行される。
【0038】確認時には、挿入口4から確認すべき通行
券2が挿入されると、センサ46によってその挿入が検
出される。この検出に応答して信号発生器94からセン
サ信号が発生され、CPU70は、ドライバ88、76
に駆動信号発生指令が与えられる。この指令に伴い、搬
送機構が作動して通行券2が搬送され、磁気読取ヘッド
48で通行券2から車種情報等が読み取られる。読み取
られた情報は、復調回路で80でディジタル情報に変換
され、CPU70によって処理されてデイスプレー10
に表示される。磁気読取ヘッド48を通行券2が通過し
た後に、CPU70からの指令でドライバ76が作動し
てエスクロール機構26が作動し、通行券2は、搬送さ
れず、そのままに留められる。通行券2がそのままに留
められている間にデイスプレー10の表示が係員によっ
て確認され、その表示が実際の車両の種類に一致してい
ることが判断されると、その判断は、キーボード8を介
して入力される。この入力に応じてあるいは、表示から
一定時間経過すると、CPU70は、ドライバ76を作
動させてエスクロール機構26の作動を解除する。その
結果、通行券2は、搬送されて印字機構56にまで搬送
される。搬送された通行券2は、印字機構56のセンサ
60で検出されると、その検出信号がセンサー信号発生
器94から発生される。この信号に応答して、CPU7
0は、ドライバ84に印刷指令を与えることとなるとと
もに、「領収済み」等の印刷情報がRAM74から引き
出され、印刷情報としてドライバ84に与えられる。そ
の結果、印字機構56の印刷ヘッド62が作動されて通
行券に「領収済み」等の情報が印刷される。
【0039】通行券2が停止されている間のデイスプレ
ー10の表示が実際の車両の種類に一致していない場合
には、その判断は、キーボード8を介して入力される。
この入力に応じてあるいは、表示から一定時間経過する
と、CPU70は、ドライバ76を作動させてエスクロ
ール機構26の作動を解除する。その結果、通行券2
は、搬送されてセンサ50で検出され、この検出に基づ
いてセンサ信号発生器94からセンサ信号がCPU70
に発生される。従って、CPU70は、ドライバ78、
88に情報訂正の為の書き込みおよびその確認の為の読
み取り指令を与える。その結果、磁気書込ヘッド52に
搬送された通行券2に訂正車種情報が書き込まれ、磁気
読取ヘッド54によって書き込まれた訂正情報が読み込
まれる。読み込まれた情報は、復調回路で82でディジ
タル情報に変換され、CPU70によって処理されてデ
イスプレー10に表示される。この訂正後の表示がやは
り誤っているいる場合には、キーボード8から入力によ
ってCPU70は、切換回路92にフラッパー66を第
1位置に位置させる指令を与える。従って、切換回路9
2からの切換信号によってセレクタ機構90が作動し
て、フラッパー66が第1位置に位置される。その結
果、通行券2は、印字機構を56を通過して搬送され、
第1位置のフラッパー66によってガイドされて排出口
6に排出される。この訂正後の表示が正しい場合には、
搬送された通行券2は、既に説明したように印字機構5
6のセンサ60で検出され、「領収済み」印字が実行さ
れる。
【0040】確認時においては、確認信号に応じてCP
U70は、切換回路92にフラッパー66を第2位置に
位置させる指令を与える。従って、切換回路92からの
切換信号によってセレクタ機構90が作動して、フラッ
パー66が第2位置に位置される。その結果、「領収済
み」印字がされた通行券2は、第2位置のフラッパー6
6によってガイドされてストッカ16にストックされ
る。
【0041】続いて、図8のフローチャートを参照して
この発明のポイントである磁気ヘッドのギャップ自動調
整について詳細に説明する。まず、磁気ヘッドのギャッ
プ自動調整を行うにあたって、予めギャップ基準値がR
AM74に用意される。このギャップ基準値は、ギャッ
プ値Gが最適な値の状態において、通行券が磁気ヘッド
48、52、54を通過する際の磁気ヘッド48、5
2、54で得られる押圧力である。ギャップ値Gが最適
な値の状態とは、搬送される通行券の磁気記録エリアに
対して正確な磁気処理が可能な状態のことである。つま
り、通行券と磁気ヘッドが確実に接触するようなギャッ
プ値である。
【0042】通行券が挿入され、即ち、受け取られると
(ST10)、受け取られた通行券は主搬送ベルト24
と補助搬送ベルト28とにより挟み込まれて搬送される
(ST12)。この通行券が磁気ヘッド48、52、5
4と磁気ヘッドパッドローラ150間に到達することに
より、磁気ヘッドが上方へ押し上げられる。このとき、
押圧力測定装置154で押圧力が測定され(ST14、
YES)、測定された押圧力を基にしたギャップ値がR
AM74に記憶される(ST16)。そして、CPU7
4により、この測定されたギャップ値と予め記憶されて
いるギャップ基準値とが比較され(ST18)、測定さ
れたギャップ値がギャップ基準値に近づくような補正値
が算出される(ST20)。この算出された補正値を基
に、モータ152が駆動され、磁気ヘッドパッドローラ
150が上下に移動され、ギャップ値Gが最適な状態に
調整される(ST22)。
【0043】ここで、ギャップ値Gの調整についてより
詳細に説明する。図9は、押圧力測定波形を示す図であ
り、波形S1は、ギャップ基準値の波形を示すものであ
る。ギャップ値Gが最適な値より小さい場合には、通行
券2により磁気ヘッドが上方へ押し上げられる変位量が
大きくなるとともに、磁気ヘッドが上下方向へ動いてい
る時間が長くなる。この変位量および動作時間が永久磁
石158と電気コイル156により構成される押圧力測
定装置154によりアナログ信号に変換され出力され
る。このとき、出力されるアナログ信号は極めて小さい
値なので、アンプ162によって増幅され、図9に示す
ような波形S2が得られる。CPU70によりこの波形
S2が波形S1に近づくような補正値が算出される。こ
の算出された補正値に応じて、モータ152が駆動さ
れ、磁気ヘッドパッドローラ150が上下に移動され、
ギャップ値Gが最適な状態に調整される。
【0044】ギャップ値Gが最適な値より大きい場合に
は、通行券2により磁気ヘッドが上方へ押し上げられる
変位量が小さくなるとともに、磁気ヘッドが上下方向へ
動いている時間が短くなる。この変位量および動作時間
が押圧力測定装置154によりアナログ信号に変換され
出力される。このとき、出力されるアナログ信号は極め
て小さい値なので、アンプ162によって増幅され、図
9に示すような波形S3が得られる。CPU70により
この波形S3が波形S1に近づくような補正値が算出さ
れる。この算出された補正値に応じて、モータ152が
駆動され、磁気ヘッドパッドローラ150が上下に移動
され、ギャップ値Gが最適な状態に調整される。なお、
このような調整はCPU70によって行われるものとす
る。
【0045】以上説明したように、磁気ヘッドが受ける
押圧力を測定することにより、磁気ヘッドのギャップ値
Gを測定することができる。この測定されたギャップ値
と予め記憶されているギャップ基準値とを比較し、測定
されたギャップ値が基準ギャップ値に近づくような補正
値を算出し、この補正値に基づき、磁気ヘッドパッドロ
ーラ150が上下され、ギャップ値Gが最適な値に調整
される。このようにして、ギャップ値を調整すれば、従
来人為的に行われていたギャップ調整が自動的にかつ正
確にできる。また、磁気ヘッド、磁気ヘッドパッドロー
ラが磨耗した場合でも、最適なギャップ値を保つことが
できる。
【0046】なお、上記説明したギャップ値の調整は、
通行券搬送時に常時行われるようにしてもよいし、ギャ
ップ値調整の指示により行われるようにしてもよい。ま
た、上記実施の形態では、有料道路の通行券を処理する
通行券処理装置を例に上げて説明したが、この発明の磁
気処理装置はこれに限定されるものではなく、自動改札
装置などに適用することもできる。
【0047】さらに、上記実施の形態では、ギャップ値
の変化を磁気ヘッド側で押圧力の変化として検出し、磁
気ヘッドパッドローラが駆動する場合について説明した
が、この発明の磁気処理装置はこれに限定されるもので
はない。例えば、磁気ヘッドと磁気ヘッドパッドローラ
との両者でギャップ値の変化を相対的に検出してもよい
し、磁気ヘッドパッドローラ側でギャップ値の変化を検
出してもよい。また、検出された変化量に応じて磁気ヘ
ッド側を駆動して、ギャップ値を調整するようにしても
よい。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、自動的に磁気ヘッド
と磁気ヘッドパッドローラとの間のギャップ値が最適な
ギャップ値、即ち、搬送される通行券の厚さに応じた最
適なギャップ値に調整され、搬送される通行券に対して
常に正確な磁気処理を施すことができる磁気処理装置お
よび磁気処理方法を提供できる。
【0049】また、通行券の搬送により前記磁気ヘッド
または前記磁気ヘッドパッドローラが磨耗するような場
合でも、常に最適なギャップ値に調整することができ
る。よって、従来のように人為的なギャップ調整という
煩わしい作業が不要となるとともに、高精度なギャップ
調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る通行券処理装置
の断面図。
【図2】この発明の一実施の形態に係る通行券処理装置
の正面図。
【図3】通行券の一例を示す図。
【図4】通行券処理装置の搬送機構を詳細に示す上面
図。
【図5】通行券処理装置の搬送機構を詳細に示す断面
図。
【図6】磁気ヘッドの近傍を詳細に示す図。
【図7】通行券処理装置の制御系を示すブロック図。
【図8】磁気ヘッドのギャップ調整を説明するフローチ
ャート。
【図9】押圧力測定波形を示す図。
【符号の説明】
2…通行券(磁気媒体) 2A…磁気記録部 24…主搬送ベルト(搬送手段) 28…補助ベルト(搬送手段) 48、54…読取磁気ヘッド(磁気処理手段) 52…書込磁気ヘッド(磁気処理手段) 70…CPU(調整手段) 72…ROM 74…RAM(記憶手段) 150…磁気ヘッドパッドローラ(支持手段) 152…モータ(変化手段、移動手段) 154…押圧力測定装置(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 17/32 9558−5D G11B 17/32 A 21/24 21/24 D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録部を有する磁気媒体を所定の搬送
    路に沿い搬送する搬送手段と;前記搬送手段により搬送
    される前記磁気媒体の接触に応じて前記搬送路に対して
    垂直方向に移動可能に支持され、前記磁気媒体の前記磁
    気記録部に接触することにより、この磁気記録部に対す
    る情報の磁気記録または前記磁気記録部に磁気記録され
    ている磁気情報の読取を行う磁気処理手段と;前記磁気
    処理手段と相対向する位置で、この磁気処理手段と所定
    間隔を隔てて設けられ、前記磁気処理手段とともに前記
    磁気媒体を支持する支持手段と;前記磁気処理手段と前
    記支持手段との間に前記磁気媒体が搬送されることで、
    前記磁気処理手段が前記搬送路に対して垂直方向に移動
    することにより変化するギャップ値の変化量を検出する
    検出手段と;前記検出手段により検出されたギャップ値
    の変化量に応じて、前記磁気処理手段と前記支持手段と
    のギャップ値を調整する調整手段と;を備えたことを特
    徴とする磁気処理装置。
  2. 【請求項2】磁気記録部を有する磁気媒体を所定の搬送
    路に沿い搬送する搬送手段と;前記搬送手段により搬送
    される前記磁気媒体の接触に応じて前記搬送路に対して
    垂直方向に移動可能に支持され、前記磁気媒体の前記磁
    気記録部に接触することにより、この磁気記録部に対す
    る情報の磁気記録または前記磁気記録部に磁気記録され
    ている磁気情報の読取を行う磁気処理手段と;前記磁気
    処理手段と相対向する位置で、この磁気処理手段と所定
    間隔を隔てて設けられ、前記磁気処理手段とともに前記
    磁気媒体を支持する支持手段と;前記磁気処理手段と前
    記支持手段との間に前記磁気媒体が搬送されることで、
    前記磁気処理手段が前記搬送路に対して垂直方向に移動
    することにより変化するギャップ値の変化量を検出する
    検出手段と;前記検出手段により検出されたギャップ値
    の変化量の基準値となる基準変化量を記憶する記憶手段
    と;前記検出手段により検出されたギャップ値の変化量
    と、前記記憶手段に記憶された前記基準変化量とを比較
    し、検出されたギャップ値の変化量が前記基準変化量に
    近づくように、前記磁気処理手段と前記支持手段とのギ
    ャップ値を調整する調整手段と;を備えたことを特徴と
    する磁気処理装置。
  3. 【請求項3】磁気記録部を有する磁気媒体を所定の搬送
    路に沿い搬送する搬送手段と;前記搬送手段により搬送
    される前記磁気媒体の接触に応じて前記搬送路に対して
    垂直方向に移動可能に支持され、前記磁気媒体の前記磁
    気記録部に接触することにより、この磁気記録部に対す
    る情報の磁気記録または前記磁気記録部に磁気記録され
    ている磁気情報の読取を行う磁気処理手段と;前記磁気
    処理手段と相対向する位置で、この磁気処理手段と所定
    間隔を隔てて設けられ、前記磁気処理手段とともに前記
    磁気媒体を支持する支持手段と;前記磁気処理手段と前
    記支持手段との間のギャップ値を変化させる変化手段
    と;前記磁気処理手段と前記支持手段との間に前記磁気
    媒体が搬送されることで、前記磁気処理手段が前記搬送
    路に対して垂直方向に移動することにより変化するギャ
    ップ値の変化量を検出する検出手段と;前記検出手段に
    より検出されたギャップ値の変化量の基準値となる基準
    変化量を記憶する記憶手段と;前記検出手段により検出
    されたギャップ値の変化量と、前記記憶手段に記憶され
    た前記基準変化量とを比較し、検出されたギャップ値の
    変化量が前記基準変化量に近づくように、前記変化手段
    により前記磁気処理手段と前記支持手段とのギャップ値
    を調整する調整手段と;を備えたことを特徴とする磁気
    処理装置。
  4. 【請求項4】磁気記録部を有する磁気媒体を所定の搬送
    路に沿い搬送する搬送手段と;前記搬送手段により搬送
    される前記磁気媒体の接触に応じて前記搬送路に対して
    垂直方向に移動可能に支持され、前記磁気媒体の前記磁
    気記録部に接触することにより、この磁気記録部に対す
    る情報の磁気記録または前記磁気記録部に磁気記録され
    ている磁気情報の読取を行う磁気処理手段と;前記磁気
    処理手段と相対向する位置で、この磁気処理手段と所定
    間隔を隔てて設けられ、前記磁気処理手段とともに前記
    磁気媒体を支持する支持手段と;前記磁気処理手段と前
    記支持手段との間のギャップ値が変化するように、前記
    支持手段を前記磁気処理手段の方向に対して移動させる
    移動手段と;前記磁気処理手段と前記支持手段との間に
    前記磁気媒体が搬送され、この磁気媒体の搬送に応じて
    前記磁気処理手段に与えられる押圧力でこの磁気処理手
    段が前記搬送路に対して垂直方向に移動することにより
    変化するギャップ値の変化量を、前記磁気処理手段が受
    ける押圧力の変化量として検出する検出手段と;前記検
    出手段により検出された押圧力の変化量の基準値となる
    基準変化量を記憶する記憶手段と;前記検出手段により
    検出された押圧力の変化量と、前記記憶手段に記憶され
    た前記基準変化量とを比較し、検出された押圧力の変化
    量が前記基準変化量に実質的に等しくなるように、前記
    移動手段により前記支持手段を移動させ、前記磁気処理
    手段と前記支持手段とのギャップ値を調整する調整手段
    と;を備えたことを特徴とする磁気処理装置。
  5. 【請求項5】磁気記録部を有する磁気媒体を所定の搬送
    路に沿い搬送する搬送手段と;前記搬送手段により搬送
    される前記磁気媒体の接触に応じて前記搬送路に対して
    垂直方向に移動可能に支持され、前記磁気媒体の前記磁
    気記録部に接触することにより、この磁気記録部に対す
    る情報の磁気記録または前記磁気記録部に磁気記録され
    ている磁気情報の読取を行う磁気ヘッドと;前記磁気ヘ
    ッドと相対向する位置で、この磁気ヘッドと所定間隔を
    隔てて設けられ、前記磁気ヘッドとともに前記磁気媒体
    を支持する支持手段と;前記磁気ヘッドと前記支持手段
    との間のギャップ値が変化するように、前記支持手段を
    前記磁気ヘッドの方向に対して移動させる移動手段と;
    前記磁気ヘッドと前記支持手段との間に前記磁気媒体が
    搬送され、この磁気媒体の搬送に応じて前記磁気ヘッド
    に与えられる押圧力でこの磁気ヘッドが前記搬送路に対
    して垂直方向に移動することにより変化するギャップ値
    の変化量を、前記磁気ヘッドが受ける押圧力の変化量と
    して検出する検出手段と;前記検出手段により検出され
    た押圧力の変化量の基準値となる基準変化量を記憶する
    記憶手段と;前記検出手段により検出された押圧力の変
    化量と、前記記憶手段に記憶された前記基準変化量とを
    比較し、検出された押圧力の変化量が前記基準変化量に
    対して大きいときには、検出された押圧力の変化量が前
    記基準変化量に近づくように検出された押圧力の変化量
    に応じて、前記押圧力検出時のギャップ値より小さいギ
    ャップ値となるように前記移動手段により前記支持手段
    を前記ヘッドに近づけ、検出された押圧力の変化量が前
    記基準変化量に対して小さいときには、検出された押圧
    力の変化量が前記基準変化量に近づくように検出された
    押圧力の変化量に応じて、前記押圧力検出時のギャップ
    値より大きいギャップ値となるように前記移動手段によ
    り前記支持手段を前記ヘッドから遠ざけるように調整す
    る調整手段と;を備えたことを特徴とする磁気処理装
    置。
  6. 【請求項6】磁気記録部を有する磁気媒体を搬送し;前
    記磁気記録部に所定の磁気処理を施す磁気処理手段とこ
    の磁気処理手段に相対向し前記磁気媒体を支持する支持
    手段との間に前記磁気媒体が搬送されることにより変化
    する前記磁気処理手段と前記支持手段とのギャップ値の
    変化量を検出し;前記検出されたギャップ値の変化量に
    応じて、前記磁気処理手段と前記支持手段とのギャップ
    値を調整する;ことを特徴とする磁気処理方法。
  7. 【請求項7】磁気記録部を有する磁気媒体を搬送し;前
    記磁気記録部に所定の磁気処理を施す磁気処理手段とこ
    の磁気処理手段に相対向し前記磁気媒体を支持する支持
    手段との間に前記磁気媒体が搬送されることにより変化
    する前記磁気処理手段と前記支持手段とのギャップ値の
    変化量を検出し;前記検出されたギャップ値の変化量と
    予め記憶されているギャップ値の変化量の基準となる基
    準変化量とを比較して、検出されたギャップ値の変化量
    が前記基準変化量に近づくように、前記磁気処理手段と
    前記支持手段とのギャップ値を調整する;ことを特徴と
    する磁気処理方法。
  8. 【請求項8】磁気記録部を有する磁気媒体を搬送し;前
    記磁気記録部に所定の磁気処理を施す磁気処理手段とこ
    の磁気処理手段に相対向し前記磁気媒体を支持する支持
    手段との間に前記磁気媒体が搬送されることにより変化
    する前記磁気処理手段と前記支持手段とのギャップ値の
    変化量を前記磁気処理手段が受ける押圧力の変化量とし
    て検出し;前記検出された押圧力の変化量と予め記憶さ
    れている押圧力の変化量の基準となる基準変化量とを比
    較して、検出された押圧力の変化量が前記基準変化量に
    近づくように、前記支持手段を前記磁気処理手段の方向
    に対して移動させることにより前記磁気処理手段と前記
    支持手段とのギャップ値を調整する;ことを特徴とする
    磁気処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016389A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Oki Electric Ind Co Ltd 磁気処理装置

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JP2003016389A (ja) * 2001-07-03 2003-01-17 Oki Electric Ind Co Ltd 磁気処理装置

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