JP2003016389A - 磁気処理装置 - Google Patents

磁気処理装置

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JP2003016389A
JP2003016389A JP2001201949A JP2001201949A JP2003016389A JP 2003016389 A JP2003016389 A JP 2003016389A JP 2001201949 A JP2001201949 A JP 2001201949A JP 2001201949 A JP2001201949 A JP 2001201949A JP 2003016389 A JP2003016389 A JP 2003016389A
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JP2001201949A
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Hajime Toshitani
一 利谷
Hitonori Koma
仁規 高麗
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Power Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドとパッド
ローラとに摩耗が生じても常に最適なギャップが確保で
きることを目的とする。 【解決手段】 立上イニシャル動作時に、磁気書込ヘッ
ド106及び磁気読取ヘッド107にラック109を取
り付け、モータ113を回転させるとギヤ114と歯合
するラック109と一体の磁気書込ヘッド106及び磁
気読取ヘッド107がパッドローラ108に接近し、接
触センサ117がパッドローラ108の表面を検知して
からモータ113を逆転させて磁気書込ヘッド106及
び磁気読取ヘッド107をパッドローラ108から離れ
させ、回転量検知センサ116の検知値が最適ギャップ
量をモータ113の逆転量に換算した値に達したときに
モータ113の回転を停止させ、磁気書込ヘッド106
及び磁気読取ヘッド107とパッドローラ108との間
に最適ギャップ量を設定するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気カードに対して
磁気データを記録・再生する磁気処理装置、特に磁気書
込/読取部における磁気ヘッドギャップの自動調整方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の磁気処理装置の概略構成を
示す側面図、図10は同磁気処理装置の磁気書込/読取
部の詳細を示す構成図である。図9において、1は磁気
処理装置、2は磁気カードMCを収納する磁気カード収
納部、3は磁気カードMCに対して磁気データの書き込
み、読み込みを行う磁気書込/読取部、4は磁気カード
MCに所定の印字を行う印字部、5は磁気カードMCの
排出を行う磁気カード排出部である。 磁気処理装置1
は磁気カード収納部2〜磁気カード排出部5で構成され
ている。8は磁気書込/読取部3の磁気書込ヘッド、9
は磁気書込/読取部3の磁気読込ヘッド、10は磁気書
込/読取部3における磁気書き込みヘッド8と磁気読み
取りヘッド9に対向して配置されたパッドローラであ
る。
【0003】図10において、11はパッドローラ10
の中心に設けられたシャフト、12はパッドローラ10
とシャフト11を回転結合するベアリング、13はシャ
フト11の両端にそれぞれ固着されたプレート、14は
プレート13が固定されるフレーム、15はプレート1
3に設けられ、フレーム14に対してパッドローラ10
が左右に可動するように形成された長穴、16は長穴1
5を貫通し、プレート13を所定位置でフレーム14に
固定するネジである。
【0004】従来の磁気処理装置1は上記のように構成
され、例えば発行指示を受けた図示せぬ制御部は、複数
枚の磁気カードMCが収納された磁気カード収納部2か
ら磁気カードMCを1枚ずつ分離して磁気書込/読取部
3に搬送させる。磁気書込/読取部3では、搬送されて
きた磁気カードMCの裏面に磁気データを書き込んだ後
に、磁気カードMCを印字部4に搬送する。印字部4で
は搬送されてきた磁気カードMCの表面に所定の印字を
行って磁気カード排出部5に搬送し、磁気カード排出部
5から磁気カードMCが外部に取り出される。
【0005】このように、磁気書込/読取部3に搬送さ
れた磁気カードMCに対して磁気データの書き込み、読
み取りが行われるが、磁気書込ヘッド8及び磁気読取ヘ
ッド9とパッドローラ10との間には磁気カードMCの
媒体厚に応じて最適なギャップが確保される必要があ
る。そこで、このギャップの確保は人手による調整とな
っており、磁気処理装置1の製造工程でネジ16を緩
め、プレート13を左右に可動して磁気書込ヘッド8及
び磁気読取ヘッド9とパッドローラ10との間のギャッ
プを調整し、その調整後にネジ16を締めてプレート1
3をフレーム14に固定し、最適なギャップが固定され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の磁
気処理装置では、磁気カードMCを発行する場合に磁気
書込/読取部3で磁気データの書き込み又は読み取りを
行う際に磁気カードMCと磁気書込ヘッド8及び磁気読
込ヘッド9とが接触するため、長年の使用において磁気
ヘッドMCの表面が摩耗し、設定されたギャップが変化
してしまい、保守員等による再調整作業が必要となると
いう問題があった。また、ギャップが変化することによ
り、磁気書込ヘッド8及び磁気読込ヘッド9による磁気
ヘッドMCに対する磁気処理が正常に行われないという
問題もあった。さらに、ギャップの量をネジ16により
固定してしまうため、異なる厚さの磁気カードMCを同
じ磁気書込/読取部3で処理できないといった問題もあ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気処理装
置は、磁気カード収納部から分離、搬送されてきた磁気
カードに対して磁気データの書き込み、読み込みを行う
磁気書込/読取部は、磁気カードに磁気データを記録す
る磁気書込ヘッドと、磁気カードの磁気データを再生す
る磁気読取ヘッドと、磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッ
ドにそれぞれ対向して配置されたパッドローラと、パッ
ドローラに対して磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドを
それぞれ離接するよう可動させるヘッド可動機構と、各
ヘッド可動機構を動力伝達機構を介して駆動する回転駆
動源と、磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドがそれぞれ
パッドローラに接触したことを検知する接触センサと、
各接触センサの検知信号に基づいて駆動した回転駆動源
における磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドの移動量に
対応した回転量を検知する回転量検知手段とを備えるよ
うに構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1. (構成)の説明 図1は本発明の実施の形態1の磁気処理装置の概略構成
を示す側面図、図2は同磁気処理装置の磁気書込/読取
部の詳細を示す構成図である。図1において、101は
磁気処理装置、102は磁気カードMCを収納する磁気
カード収納部、103は磁気カードMCに対して磁気デ
ータの書き込み、読み込みを行う磁気書込/読取部、1
04は磁気カードMCに所定の印字を行う印字部、10
5は磁気カードMCの排出を行う磁気カード排出部であ
る。磁気処理装置101は磁気カード収納部102〜磁
気カード排出部105で構成されている。
【0009】106は磁気書込/読取部103の磁気書
込ヘッド、107は磁気書込/読取部3の磁気読込ヘッ
ド、108は磁気書込/読取部103における磁気書き
込みヘッド106と磁気読み取りヘッド107に対向し
て配置されたパッドローラである。109は磁気書込ヘ
ッド106と磁気読取ヘッド107の端部にそれぞれ固
着されたラック、110はラック109に設けられた長
穴、111はフレーム、112はフレーム111に固着
されたスタッドで、ラック109の長穴110に嵌合
し、ラック109は左右にスライド可能となっている。
【0010】113はモータ、114はモータ113に
より回転駆動され、ラック109と歯合するギヤ、11
5はモータ113の軸に固着されたロータリエンコー
ダ、116はロータリエンコーダ115のスリットから
のパルス出力から回転量を検知する回転量検知センサで
ある。117は磁気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド
107の表面にそれぞれ同じ位置に配置され、パッドロ
ーラ108の表面を検知する接触センサである。
【0011】(動作)の説明 本発明の実施の形態1の磁気処理装置1は上記のように
構成され、例えば発行指示を受けた図示せぬ制御部は、
複数枚の磁気カードMCが収納された磁気カード収納部
102から磁気カードMCを1枚ずつ分離して磁気書込
/読取部1033に搬送させる。磁気書込/読取部10
3では、搬送されてきた磁気カードMCの裏面に磁気デ
ータを書き込んだ後に、磁気カードMCを印字部104
に搬送する。印字部104では搬送されてきた磁気カー
ドMCの表面に所定の印字を行って磁気カード排出部1
05に搬送し、磁気カード排出部105から磁気カード
MCが外部に取り出される。
【0012】このように、磁気書込/読取部103に搬
送された磁気カードMCに対して磁気データの書き込
み、読み取りが行われるが、磁気書込ヘッド106及び
磁気読取ヘッド107とパッドローラ108との間には
磁気カードMCの媒体厚に応じて最適なギャップが確保
される必要がある。そこで、この実施の形態1の磁気処
理装置101では、次のようにしてギャップが設定され
る。この磁気処理装置101を立ち上げた際のイニシャ
ル動作において、各モータ113が回転し、その回転が
ギア114にそれぞれ伝達され、ギア114に歯合して
いる各ラック109は横動し、各ラック109と一体の
磁気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド107は矢印A
方向にパッドローラ108に接するまでスライドする。
【0013】磁気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド1
07がパッドローラ108に接すると、接触センサ11
7がオンしてパッドローラ108の表面位置を検出す
る。接触センサ117によりパッドローラ108の表面
位置が検出された後は、モータ113をある一定量逆転
させる。そうすると、磁気書込ヘッド106と磁気読取
ヘッド107は矢印A方向と逆方向にスライドして、パ
ッドローラ108と磁気書込ヘッド106及び磁気読取
ヘッド107の間にギャップが設けられる。
【0014】このように設定されるギャップは処理する
磁気カード119の種類、厚み、材質等に応じた最適な
ギャップ量に設定される。そのギャップの最適なギャッ
プ量はモータ113を逆転する際の逆転量であるから、
回転量検知センサ116の検知値をみていてそれが最適
ギャップ量をモータ113の逆転量に換算した値に達し
たときにモータ113の回転を停止させることにより、
磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107とパッ
ドローラ108との間に最適ギャップ量が設定される。
以上の動作は、毎日の磁気処理装置101の立ち上げ時
のイニシャル動作及び図示せぬ制御部からの指示により
実施される。
【0015】(効果)の説明 以上のように本発明の実施の形態1の磁気処理装置10
1によれば、磁気書込/読取部103における磁気書込
ヘッド106及び磁気読取ヘッド107にラック109
を取り付け、ラック109と歯合するギヤ114をモー
タ113で回転させ、モータ113の回転によってラッ
ク109と一体の磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘ
ッド107をパッドローラ108に対して接近するよう
にスライドさせ、パッドローラ108の表面を検知する
接触センサ117がパッドローラ108の表面を検知し
てからモータ113を逆転させ、磁気書込ヘッド106
及び磁気読取ヘッド107をパッドローラ108から離
れるようにスライドさせ、回転量検知センサ116の検
知値が最適ギャップ量をモータ113の逆転量に換算し
た値に達したときにモータ113の回転を停止させ、磁
気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107とパッド
ローラ108にとの間に最適ギャップ量を設定するよう
にしたから、磁気処理装置の立ち上げ時にパッドローラ
108と磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド10
7間のギャップ量を最適なギャップに保つことができる
ため、磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107
とパッドローラ108との間のギャップが摩耗により変
化しても常に最適なギャップが確保でき、安定した磁気
処理が行えることとなった。
【0016】実施の形態2. (構成)の説明 図3は本発明の実施の形態2の磁気処理装置の磁気書込
/読取部の詳細を示す構成図である。図3において、本
発明の実施の形態1の磁気処理装置と同様の構成は同一
符号を付して重複した構成の説明を省略する。この本発
明の実施の形態2では、実施の形態1の通常のモータ1
13の代わりに回転したときにパルスを出力するパルス
モータ213が用いられ、実施の形態1のロータリエン
コーダ115と回転量検知センサ116がない点で実施
の形態1と構成が相違し、他の構成は実施の形態1と同
様である。
【0017】(動作)の説明 この実施の形態2の磁気処理装置101では、次のよう
にしてギャップが設定される。この磁気処理装置101
を立ち上げた際のイニシャル動作において、各パルスモ
ータ213が回転し、その回転がギア114にそれぞれ
伝達され、ギア114に歯合している各ラック109は
横動し、各ラック109と一体の磁気書込ヘッド106
と磁気読取ヘッド107は矢印A方向にパッドローラ1
08に接するまでスライドする。
【0018】磁気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド1
07がパッドローラ108に接すると、接触センサ11
7がオンしてパッドローラ108の表面位置を検出す
る。接触センサ117によりパッドローラ108の表面
位置が検出された後は、パルスモータ213をある一定
量逆転させる。そうすると、磁気書込ヘッド106と磁
気読取ヘッド107は矢印B方向と逆方向にスライドし
て、パッドローラ108と磁気書込ヘッド106及び磁
気読取ヘッド107の間にギャップが設けられる。
【0019】このように設定されるギャップは処理する
磁気カード119の種類、厚み、材質等に応じた最適な
ギャップ量に設定される。そのギャップの最適なギャッ
プ量はパルスモータ213を逆転する際の逆転量である
から、パルスモータ213の回転により出力されるパル
ス出力を見ていてそれが最適ギャップ量に換算した値に
達したときにパルスモータ113の回転を停止させるこ
とにより、磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド1
07とパッドローラ108との間に最適ギャップ量が設
定される。以上の動作は、毎日の磁気処理装置101の
立ち上げ時のイニシャル動作及び図示せぬ制御部からの
指示により実施される。
【0020】(効果)の説明 以上のように本発明の実施の形態2の磁気処理装置10
1によれば、磁気書込/読取部103における磁気書込
ヘッド106及び磁気読取ヘッド107にラック109
を取り付け、ラック109と歯合するギヤ114をパル
スモータ213で回転させ、パルスモータ213の回転
によってラック109と一体の磁気書込ヘッド106及
び磁気読取ヘッド107をパッドローラ108に対して
接近するようにスライドさせ、パッドローラ108の表
面を検知する接触センサ117がパッドローラ108の
表面を検知してからパルスモータ213を逆転させ、磁
気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107をパッド
ローラ108から離れるようにスライドさせ、パルスモ
ータ213の回転により出力されるパルス出力をみてい
てそれが最適ギャップ量に換算した値に達したときにパ
ルスモータ113の回転を停止させ、磁気書込ヘッド1
06及び磁気読取ヘッド107とパッドローラ108に
との間に最適ギャップ量を設定するようにしたから、磁
気処理装置の立ち上げ時にパッドローラ108と磁気書
込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107間のギャップ
量を最適なギャップに保つことができるため、磁気書込
ヘッド106及び磁気読取ヘッド107とパッドローラ
108との間のギャップが摩耗により変化しても常に最
適なギャップが確保でき、安定した磁気処理が行えるこ
ととなった。
【0021】実施の形態3. (構成)の説明 図4は本発明の実施の形態3の磁気処理装置の磁気書込
/読取部の詳細を示す構成図である。図4において、本
発明の実施の形態1の磁気処理装置と同様の構成は同一
符号を付して重複した構成の説明を省略する。209は
各パッドローラ108にそれぞれ固着されたラック、2
10はラック209に設けられた長穴、211はフレー
ム、212はフレーム211に固着されたスタッドで、
ラック209の長穴210に嵌合し、ラック209は左
右にスライド可能となっている。
【0022】213はモータ、214はモータ213に
より回転駆動され、ラック209と歯合するギヤ、21
5はモータ113の軸に固着されたロータリエンコー
ダ、216はロータリエンコーダ215のスリットから
のパルス出力から回転量を検知する回転量検知センサで
ある。217は各パッドローラ108の表面にそれぞれ
同じ位置に配置され、磁気書込ヘッド106と磁気読込
ヘッド107の表面を検知する接触センサである。
【0023】(動作)の説明 この実施の形態3の磁気処理装置101では、次のよう
にしてギャップが設定される。この磁気処理装置101
を立ち上げた際のイニシャル動作において、各モータ2
13が回転し、その回転がギア214にそれぞれ伝達さ
れ、ギア214に歯合している各ラック109は横動
し、各ラック109と一体のパッドローラ108は矢印
B方向に磁気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド107
に接するまでスライドする。
【0024】パッドローラ108が磁気書込ヘッド10
6と磁気読取ヘッド107に接すると、接触センサ11
7がオンして磁気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド1
07の表面位置を検出する。接触センサ217により磁
気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド107の表面位置
が検出された後は、モータ213をある一定量逆転させ
る。そうすると、パッドローラ108は矢印C方向と逆
方向にスライドして、パッドローラ108と磁気書込ヘ
ッド106及び磁気読取ヘッド107の間にギャップが
設けられる。
【0025】このように設定されるギャップは処理する
磁気カードMCの種類、厚み、材質等に応じた最適なギ
ャップ量に設定される。そのギャップの最適なギャップ
量はモータ213を逆転する際の逆転量であるから、回
転量検知センサ216の検知値をみていてそれが最適ギ
ャップ量をモータ213の逆転量に換算した値に達した
ときにモータ213の回転を停止させることにより、磁
気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107とパッド
ローラ108との間に最適ギャップ量が設定される。以
上の動作は、毎日の磁気処理装置101の立ち上げ時の
イニシャル動作及び図示せぬ制御部からの指示により実
施される。
【0026】(効果)の説明 以上のように本発明の実施の形態3の磁気処理装置10
1によれば、磁気書込/読取部103における各パッド
ローラ108にラック209を取り付け、ラック209
と歯合するギヤ214をモータ213で回転させ、モー
タ213の転によってラック209と一体のパッドロー
ラ108を磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド1
07に対して接近するようにスライドさせ、磁気書込ヘ
ッド106及び磁気読取ヘッド107の表面を検知する
接触センサ217が磁気書込ヘッド106及び磁気読取
ヘッド107の表面を検知してからモータ213を逆転
させ、パッドローラ108を磁気書込ヘッド106及び
磁気読取ヘッド107から離れるようにスライドさせ、
回転量検知センサ216の検知値が最適ギャップ量をモ
ータ213の逆転量に換算した値に達したときにモータ
213の回転を停止させ、磁気書込ヘッド106及び磁
気読取ヘッド107とパッドローラ108にとの間に最
適ギャップ量を設定するようにしたから、磁気処理装置
101の立ち上げ時にパッドローラ108と磁気書込ヘ
ッド106及び磁気読取ヘッド107間のギャップ量を
最適なギャップに保つことができるため、磁気書込ヘッ
ド106及び磁気読取ヘッド107とパッドローラ10
8との間のギャップがに摩耗により変化しても常に最適
なギャップが確保でき、安定した磁気処理が行えること
となった。
【0027】実施の形態4 (構成)の説明 図5は本発明の実施の形態4の磁気処理装置の磁気書込
/読取部の詳細を示す構成図である。図5において、本
発明の実施の形態3の磁気処理装置と同様の構成は同一
符号を付して重複した構成の説明を省略する。この本発
明の実施の形態4では、実施の形態3の通常のモータ1
13の代わりに回転したときにパルスを出力するパルス
モータ413が用いられ、実施の形態3のロータリエン
コーダ215と回転量検知センサ216がない点で実施
の形態1と構成が相違し、他の構成は実施の形態1と同
様である。
【0028】(動作)の説明 この実施の形態4の磁気処理装置101では、次のよう
にしてギャップが設定される。この磁気処理装置101
を立ち上げた際のイニシャル動作において、各パルスモ
ータ413が回転し、その回転がギア214にそれぞれ
伝達され、ギア214に歯合している各ラック209は
横動し、各ラック209と一体のパッドローラ108は
矢印B方向に磁気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド1
07に接するまでスライドする。
【0029】パッドローラ108が磁気書込ヘッド10
6と磁気読取ヘッド107に接すると、接触センサ21
7がオンして磁気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド1
07の表面位置を検出する。接触センサ217により磁
気書込ヘッド106と磁気読取ヘッド107の表面位置
が検出された後は、パルスモータ413をある一定量逆
転させる。そうすると、パッドローラ108は矢印B方
向と逆方向にスライドして、パッドローラ108と磁気
書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107の間にギャ
ップが設けられる。
【0030】このように設定されるギャップは処理する
磁気カードMCの種類、厚み、材質等に応じた最適なギ
ャップ量に設定される。そのギャップの最適なギャップ
量はパルスモータ413を逆転する際の逆転量であるか
ら、パルスモータ413の回転により出力されるパルス
出力を見ていてそれが最適ギャップ量に換算した値に達
したときにパルスモータ413の回転を停止させること
により、磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド10
7とパッドローラ108との間に最適ギャップ量が設定
される。以上の動作は、毎日の磁気処理装置101の立
ち上げ時のイニシャル動作及び図示せぬ制御部からの指
示により実施される。
【0031】(効果)の説明 以上のように本発明の実施の形態2の磁気処理装置10
1によれば、磁気書込/読取部103におけるパッドロ
ーラ108にラック209を取り付け、ラック209と
歯合するギヤ214をパルスモータ213で回転させ、
パルスモータ213の回転によってラック209と一体
のパッドローラ108を磁気書込ヘッド106及び磁気
読取ヘッド107に対して接近するようにスライドさ
せ、パッドローラ108の表面を検知する接触センサ2
17が磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107
の表面を検知してからパルスモータ213を逆転させ、
パッドローラ108を磁気書込ヘッド106及び磁気読
取ヘッド107から離れるようにスライドさせ、パルス
モータ413の回転により出力されるパルス出力を見て
いてそれが最適ギャップ量に換算した値に達したときに
パルスモータ413の回転を停止させ、磁気書込ヘッド
106及び磁気読取ヘッド107とパッドローラ108
との間に最適ギャップ量を設定するようにしたから、磁
気処理装置101の立ち上げ時にパッドローラ108と
磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107間のギ
ャップ量を最適なギャップに保つことができるため、磁
気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107とパッド
ローラ108との間のギャップが摩耗により変化しても
常に最適なギャップが確保でき、安定した磁気処理が行
えることとなった。
【0032】実施の形態5. (構成)の説明 図6は本発明の実施の形態5の磁気処理装置の概略構成
を示す側面図、図7は同磁気処理装置の媒体厚み検知部
の詳細を示す構成図である。図6において、101は磁
気処理装置、102は磁気カードMCを収納する磁気カ
ード収納部、103は磁気カードMCに対して磁気デー
タの書き込み、読み込みを行う磁気書込/読取部、10
4は磁気カードMCに所定の印字を行う印字部、105
は磁気カードMCの排出を行う磁気カード排出部、10
6は磁気カード収納部102と磁気書込/読取部103
との間に配置され、媒体である磁気カードMCの厚みを
検知する媒体厚み検知部506である。磁気処理装置1
01は磁気カード収納部102〜媒体厚み検知部506
で構成されている。なお、磁気書込/読取部103は実
施の形態1〜4で説明した構成のどの構成を採用しても
よい。
【0033】図7において、媒体厚み検知部506は、
一対のギャップローラ507、508と、一方のギャッ
プローラ507に一端側が回転可能に取り付けられ、回
転支点510を中心に回動自在なブラケット509と、
ギャップローラ507が取り付けられたブラケット50
9の一端側をギャップローラ508に向けて常時付勢す
るスプリング511と、ブラケット509の他端側に形
成された厚み検知面512と離間した平行な位置に設け
られたギャップセンサ513とで構成されている。
【0034】(動作)の説明 本発明の実施の形態5の磁気処理装置1は上記のように
構成され、例えば発行指示を受けた図示せぬ制御部は、
複数枚の磁気カードMCが収納された磁気カード収納部
102から磁気カードMCを1枚ずつ分離し、媒体厚み
検知部506を通過させて磁気書込/読取部103に搬
送させる。磁気書込/読取部103では、搬送されてき
た磁気カードMCの裏面に磁気データを書き込んだ後
に、磁気カードMCを印字部104に搬送する。印字部
104では搬送されてきた磁気カードMCの表面に所定
の印字を行って磁気カード排出部105に搬送し、磁気
カード排出部105から磁気カードMCが外部に取り出
される。
【0035】このように、磁気カード収納部102から
分離された磁気カードMCが、媒体厚み検知部506を
通過すると、ギャップローラ507は媒体厚分だけスプ
リング511の付勢力に抗して上動し、ギャップローラ
507に一端側が取り付けられたブラケット509は回
転支点510を中心に回転し、ブラケット509の他端
側の厚み検知面512が下動してギャップセンサ513
から離れ、厚み検知面512とギャップセンサ513の
距離が変化する。
【0036】こうしてギャップセンサ513は厚み検知
面512との距離の変化をみて媒体厚を検知することが
可能であるため、磁気カードMCが媒体厚み検知部50
6を通過することにより磁気カードMCの厚みを検知す
ることできる。そこで、媒体厚み検知部506で検知さ
れた磁気カードMCの媒体厚の情報を磁気書込/読取部
103へ送り、磁気書込/読取部103では媒体厚み検
知部506からの磁気カードMCの媒体厚の情報に基づ
いて磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド107と
パッドローラ108との間に実施の形態1から4で説明
した動作により、磁気カードMCの媒体厚に対応した最
適なギャップを設定する。
【0037】(効果)の説明 以上のように実施の形態5によれば、磁気カード収納部
102と磁気書込/読取部103との間に、媒体厚み検
知部506を設け、磁気書込/読取部103が磁気書込
ヘッド106及び磁気読取ヘッド107とパッドローラ
108との間のギャップを調整できる構成とし、媒体厚
み検知部506で検知された磁気カードMCの媒体厚情
報を磁気書込/読取部103へ送り、磁気書込/読取部
103では媒体厚み検知部506からの磁気カードMC
の媒体厚の情報に基づいて磁気書込ヘッド106及び磁
気読取ヘッド107とパッドローラ108との間に磁気
カードMCの媒体厚に対応した最適なギャップを設定す
ることにより、磁気カード収納部102に異なる厚みの
磁気カードMCを収納しても磁気書込/読取部103で
磁気処理が可能となる。
【0038】実施の形態6 (構成の説明)図8は本発明の実施の形態6の磁気処理
装置の概略構成を示す側面図である。図8において、本
発明の実施の形態5の磁気処理装置と同様の構成は同一
符号を付して重複した構成の説明を省略する。この本発
明の実施の形態6では、実施の形態5と異なる構成は磁
気カード収納部102と磁気書込/読取部103との間
だけでなく、印字部104と磁気カード排出部105と
の間にも媒体厚み検知部507を設けたものである。こ
の媒体厚み検知部507の構成は媒体厚み検知部506
と同様である。そして、磁気カード排出部105は磁気
カード挿入/排出部505となる。また、磁気書込/読
取部103は実施の形態1〜4で説明した構成のどの構
成を採用してもよい。
【0039】(動作)の説明 発行指示を受けた図示せぬ制御部は、複数枚の磁気カー
ドMCが収納された磁気カード収納部102から磁気カ
ードMCを1枚ずつ分離する。そして、磁気カード収納
部102から分離された磁気カードMCが、媒体厚み検
知部506を通過した場合に、媒体厚み検知部506が
磁気カードMCの厚みを検知し、磁気カードMCの媒体
厚情報を磁気書込/読取部103へ送り、磁気書込/読
取部103では媒体厚み検知部506からの磁気カード
MCの媒体厚情報に基づいて磁気書込ヘッド106及び
磁気読取ヘッド107とパッドローラ108との間に実
施の形態1から4で説明した動作により、磁気カードM
Cの媒体厚に対応した最適なギャップGを設定する。従
って、磁気カード収納部102に異なる厚みの磁気カー
ドMCを収納しても磁気書込/読取部103で磁気処理
が可能となる。
【0040】また、発行した磁気カードMCの廃券処
理、交換発券処理等の挿入券処理の場合は、磁気カード
挿入/排出部505から挿入券を挿入し、媒体厚み検知
部507を通過し、さらに印字部104を経由して磁気
書込/読取部103に送られ、磁気書込/読取部103
で、例えば磁気書込の削除等の挿入券処理を行い、再び
印字部104を経由して磁気カード挿入/排出部605
へ排出されるか、図示せぬスタッカへ収納する。
【0041】このように、磁気カード挿入/排出部50
5に挿入された挿入券が媒体厚み検知部507を通過し
た場合に、媒体厚み検知部507が挿入券の厚みを検知
し、挿入券の媒体厚情報を磁気書込/読取部103へ送
り、磁気書込/読取部103では媒体厚み検知部507
からの挿入券の媒体厚情報に基づいて磁気書込ヘッド1
06及び磁気読取ヘッド107とパッドローラ108と
の間に実施の形態1から4で説明した動作により、挿入
券の媒体厚に対応した最適なギャップを設定する。従っ
て、磁気カード挿入/排出部505に異なる厚みの挿入
券を収納しても磁気書込/読取部103で挿入券処理が
可能となる。
【0042】(効果)の説明 以上のように実施の形態6によれば、磁気カード収納部
102と磁気書込/読取部103との間に、媒体厚み検
知部506を設け、磁気書込/読取部103が磁気書込
ヘッド106及び磁気読取ヘッド107とパッドローラ
108との間のギャップを調整できる構成とし、媒体厚
み検知部506で検知された磁気カードMCの媒体厚情
報を磁気書込/読取部103へ送り、磁気書込/読取部
103では媒体厚み検知部506からの磁気カードMC
の媒体厚情報に基づいて磁気書込ヘッド106及び磁気
読取ヘッド107とパッドローラ108との間に磁気カ
ードMCの媒体厚に対応した最適なギャップを設定する
ことにより、磁気カード収納部102に異なる厚みの磁
気カードMCを収納しても磁気処理が可能となる。
【0043】また、磁気カード挿入/排出部505と印
字部104との間に、媒体厚み検知部507を設け、磁
気書込/読取部103が磁気書込ヘッド106及び磁気
読取ヘッド107とパッドローラ108との間のギャッ
プGを調整できる構成とし、媒体厚み検知部507で検
知された磁気カードMCの挿入券の媒体厚情報を磁気書
込/読取部103へ送り、磁気書込/読取部103では
媒体厚み検知部506からの磁気カードMCの媒体厚情
報に基づいて磁気書込ヘッド106及び磁気読取ヘッド
107とパッドローラ108との間に磁気カードMCの
挿入券の媒体厚に対応した最適なギャップを設定するこ
とにより、磁気カード挿入/排出部505に異なる厚み
の磁気カードMCの挿入券を収納しても挿入券処理が可
能となる。
【0044】なお、磁気カード挿入/排出部505と印
字部104との間に媒体厚み検知部507が設けられて
いない場合には、磁気カード挿入/排出部505に挿入
された挿入券を磁気カード収納部102と磁気書込/読
取部103との間に設けられた媒体厚み検知部507ま
で戻さなければならず時間がかかり、しかも挿入券の厚
みが新たに発行される磁気カード収納部102から分離
された磁気カードMCと違えば、磁気書込/読取部10
3で挿入券が詰まってしまうおそれもあり、こような問
題も解決している。なお、上記実施の形態1から5では
磁気カード排出部105としているが、磁気カード挿入
/排出部505としても本発明を適用できることは勿論
である。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、回転駆動
源が回転すると、その回転力が動力伝達機構を介してヘ
ッド可動機構に伝達され、ヘッド可動機構が駆動して磁
気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドをパッドローラに対し
て接近するようにスライドさせ、接触センサが磁気書込
ヘッド及び磁気読取ヘッドがそれぞれパッドローラに接
触したことを検知すると、今度は回転駆動源を逆転させ
て磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドをパッドローラか
ら離れるようにスライドさせ、回転量検知センサの検知
値が最適ギャップ量を回転駆動源の逆転量に換算した値
に達したときに回転駆動源の回転を停止させ、磁気書込
ヘッド及び磁気読取ヘッドとパッドローラとの間に最適
ギャップ量を設定するようにしたので、磁気処理装置の
立ち上げ時にパッドローラと磁気書込ヘッド及び磁気読
取ヘッド間のギャップ量を最適なギャップに保つことが
できることとなり、磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッド
とパッドローラとの間のギャップが摩耗により変化して
も常に最適なギャップが確保でき、安定した磁気処理が
行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の磁気処理装置の概略構
成を示す側面図である。
【図2】同磁気処理装置の磁気書込/読取部の詳細を示
す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態2の磁気処理装置の磁気書
込/読取部の詳細を示す構成図である。
【図4】本発明の実施の形態3の磁気処理装置の磁気書
込/読取部の詳細を示す構成図である。
【図5】本発明の実施の形態4の磁気処理装置の磁気書
込/読取部の詳細を示す構成図である。
【図6】本発明の実施の形態5の磁気処理装置の概略構
成を示す側面図である。
【図7】同磁気処理装置の媒体厚み検知部の詳細を示す
構成図である。
【図8】本発明の実施の形態6の磁気処理装置の概略構
成を示す側面図である。
【図9】従来の磁気処理装置の概略構成を示す側面図で
ある。
【図10】同磁気処理装置の磁気書込/読取部の詳細を
示す構成図である。
【符号の説明】
101 磁気処理装置 102 磁気カード収納部 103 磁気書込/読取部 104 印字部 105 磁気カード排出部 106 磁気書込ヘッド 107 磁気読取ヘッド 108 パッドローラ 109 ラック(ヘッド可動機構) 110 長穴(ヘッド可動機構) 111 フレーム 112 スタッド(ヘッド可動機構) 113 モータ(回転駆動源) 114 ギヤ(動力伝達機構) 115 ロータリエンコーダ(回転量検知手段) 116 回転量検知センサ(回転量検知手段) 117 接触センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高麗 仁規 群馬県高崎市双葉町3番1号 株式会社沖 情報システムズ内 Fターム(参考) 2C062 RA03 5B023 BA05 EA11 GA02 5B058 CA31 KA12 KA24 5D091 AA11 FF20 JJ21

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気カードを収納する磁気カード収納部
    と、磁気カード収納部から分離、搬送されてきた磁気カ
    ードに対して磁気データの書き込み、読み込みを行う磁
    気書込/読取部と、磁気書込/読取部で磁気処理された
    磁気カードの表面に所定の印字を行う印字部と、印字部
    で印字された磁気カードの挿入・排出を行う磁気カード
    挿入/排出部とからなる磁気処理装置において、 前記磁気書込/読取部は磁気カードに磁気データを記録
    する磁気書込ヘッドと、磁気カードの磁気データを再生
    する磁気読取ヘッドと、磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘ
    ッドにそれぞれ対向して配置されたパッドローラと、パ
    ッドローラに対して磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッド
    をそれぞれ離接するよう可動させるヘッド可動機構と、
    各ヘッド可動機構を動力伝達機構を介して駆動する回転
    駆動源と、磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドがそれぞ
    れパッドローラに接触したことを検知する接触センサ
    と、各接触センサの検知信号に基づいて駆動した回転駆
    動源における磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドの移動
    量に対応した回転量を検知する回転量検知手段とを備え
    たことを特徴とする磁気処理装置。
  2. 【請求項2】 磁気カードを収納する磁気カード収納部
    と、磁気カード収納部から分離、搬送されてきた磁気カ
    ードに対して磁気データの書き込み、読み込みを行う磁
    気書込/読取部と、磁気書込/読取部で磁気処理された
    磁気カードの表面に所定の印字を行う印字部と、印字部
    で印字された磁気カードの排出を行う磁気カード挿入/
    排出部とからなる磁気処理装置において、 前記磁気書込/読取部は磁気カードに磁気データを記録
    する磁気書込ヘッドと、磁気カードの磁気データを再生
    する磁気読取ヘッドと、磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘ
    ッドにそれぞれ対向して配置されたパッドローラと、パ
    ッドローラに対して磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッド
    をそれぞれ離接するよう可動させるヘッド可動機構と、
    各ヘッド可動機構を動力伝達機構を介して駆動し、駆動
    時に磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドの移動量に対応
    したパルス信号を出力する回転駆動源と、磁気書込ヘッ
    ド及び磁気読取ヘッドがそれぞれパッドローラに接触し
    たことを検知する接触センサとを備えたことを特徴とす
    る磁気処理装置。
  3. 【請求項3】 磁気カードを収納する磁気カード収納部
    と、磁気カード収納部から分離、搬送されてきた磁気カ
    ードに対して磁気データの書き込み、読み込みを行う磁
    気書込/読取部と、磁気書込/読取部で磁気処理された
    磁気カードの表面に所定の印字を行う印字部と、印字部
    で印字された磁気カードの排出を行う磁気カード挿入/
    排出部とからなる磁気処理装置において、 前記磁気書込/読取部は磁気カードに磁気データを記録
    する磁気書込ヘッドと、磁気カードの磁気データを再生
    する磁気読取ヘッドと、磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘ
    ッドにそれぞれ対向して配置されたパッドローラと、 磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドに対してパッドロー
    ラをそれぞれ離接するよう可動させるパッド可動機構
    と、各パッド可動機構を動力伝達機構を介して駆動する
    回転駆動源と、パッドローラが磁気書込ヘッド及び磁気
    読取ヘッドにそれぞれに接触したことを検知する接触セ
    ンサと、各接触センサの検知信号に基づいて駆動した回
    転駆動源におけるパッドの移動量に対応した回転量を検
    知する回転量検知手段とを備えたことを特徴とする磁気
    処理装置。
  4. 【請求項4】 磁気カードを収納する磁気カード収納部
    と、磁気カード収納部から分離、搬送されてきた磁気カ
    ードに対して磁気データの書き込み、読み込みを行う磁
    気書込/読取部と、磁気書込/読取部で磁気処理された
    磁気カードの表面に所定の印字を行う印字部と、印字部
    で印字された磁気カードの排出を行う磁気カード挿入/
    排出部とからなる磁気処理装置において、 前記磁気書込/読取部は磁気カードに磁気データを記録
    する磁気書込ヘッドと、磁気カードの磁気データを再生
    する磁気読取ヘッドと、磁気書込ヘッド及び磁気読取ヘ
    ッドにそれぞれ対向して配置されたパッドローラと、磁
    気書込ヘッド及び磁気読取ヘッドに対してパッドローラ
    をそれぞれ離接するよう可動させるパッドヘッド可動機
    構と、各パッド可動機構を動力伝達機構を介して駆動
    し、駆動時にパッドローラの移動量に対応したパルス信
    号を出力する回転駆動源と、パッドローラが磁気書込ヘ
    ッド及び磁気読取ヘッドにそれぞれ接触したことを検知
    する接触センサとを備えたことを特徴とする磁気処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記磁気カード収納部と前記磁気書込/
    読取部との間に設けられ、該磁気カード収納部から分
    離、搬送された磁気カードの厚みを検知する媒体厚み検
    知部を備えたことを特徴とする請求項1から4のいずれ
    か記載の磁気処理装置。
  6. 【請求項6】 前記磁気カード挿入/排出部と前記印字
    部との間に設けられ、該磁気カード挿入/排出部から搬
    送された磁気カードの厚みを検知する媒体厚み検知部を
    備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか記載
    の磁気処理装置。
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