JP2863749B1 - 媒体処理装置 - Google Patents

媒体処理装置

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JP2863749B1
JP2863749B1 JP3745198A JP3745198A JP2863749B1 JP 2863749 B1 JP2863749 B1 JP 2863749B1 JP 3745198 A JP3745198 A JP 3745198A JP 3745198 A JP3745198 A JP 3745198A JP 2863749 B1 JP2863749 B1 JP 2863749B1
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秀実 田口
悦朗 真田
信介 伊藤
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Toshiba TEC Corp
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SHINKO MECHATROTECH CO., LTD.
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Toshiba TEC Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Tec Corp
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Abstract

【要約】 【課題】 媒体の二重取込みを防止する。二重挿入を検
出して、二重取込みを防止し、過誤処理を未然に防止す
る。 【解決手段】 挿入口2の直後に設けた搬送ローラR1
のニップを開閉する手段、搬送ローラR1と搬送ローラ
R2の間に設けたシャッタ5、シャッタを開閉する手
段、搬送ローラR1とシャッタ5の間に設けた媒体検知
器S1,S2、媒体取込み時に、検知器S2の媒体先端
検知に基づき、搬送ローラR1のニップを閉じさせ、シ
ャッタ5を開放させ、搬送ローラR1,R2を回転させ
る搬送モータ12を始動させ、媒体後端検知に基づき、
搬送ローラR1のニップを開放させるとともに、シャッ
タ5を閉鎖させる制御部を有する二重取込み防止装置を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの媒体が搬送
路内に取込まれている間に次の媒体を挿入準備のために
載置できる長さのテーブルを有する媒体処理装置、とく
に窓口係員が操作するタイプの帳票処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】媒体処理装置は、媒体取扱い者の違いに
より、例えばATM(自動預金支払機)のように、媒体
を顧客自身に挿入口(排出口も兼ねる。以下、同じ。)
に挿入させ、所要の処理の終了後に挿入口に返却する顧
客操作型と、例えば窓口機のように、窓口の係員が媒体
を挿入口に挿入し、所要の処理の終了後に挿入口に返却
する係員操作型とに分けることができる。
【0003】従来の顧客操作型媒体処理装置は、媒体が
挿入口に挿入された時は、その媒体に対する処理の終了
前に他の媒体が二重に挿入されることを防止するため、
図5に例示するように、挿入口101の直後に検知器1
02、ソレノイドなどの駆動部103に接続されたシャ
ッタ104及び常時ニップを閉じている搬送ローラ10
5を設け、接客面に設けられた表示部(図示省略)に表
示されたメニュー画面の中の取引内容を選択指定するた
めのタッチスイッチなどが操作されると、制御部(図示
省略)は、まず、駆動部103にシャッタ104を開放
させて、挿入口101への媒体挿入を可能な状態とし、
検知器102により媒体の先端の挿入を検知したことに
基づき、搬送モータ110を起動させて、その挿入され
た媒体を搬送路内に吸入し、検知器102がその媒体の
後端を検知した時点から所定量搬送した後に、駆動部1
03にシャッタ104を閉鎖させるようにしている。な
お、搬送ローラ105より内方の搬送路内には、取込ん
だ媒体を読取り部107や印字部108などによる処理
位置まで搬送する後段の搬送ローラ106,…が設けて
あり、搬送モータ110により搬送ローラ105と共に
駆動される。
【0004】そして、この種の媒体処理装置において
は、顧客が媒体(一般的に通帳である。)を所定の頁を
見開いた状態で、所定の向きで手に持ったまま、挿入口
101に挿入することを期待して、挿入口101の外側
に張出す媒体載置テーブル109の張出寸法Ltは、媒
体の先端部のみを載置して摺動案内するに足る程度しか
ない。
【0005】他方、係員操作型媒体処理装置は、短時間
に多数顧客分の媒体(主として単票の帳票が多い。)を
高密度処理することが要請されるので、搬送路内に現在
挿入されている媒体(先の媒体又は一枚目の媒体という
ことがある。)の処理が終了する前に、次に処理すべき
媒体(次の媒体又は二枚目の媒体ということがある。)
を媒体載置テーブル(以下、単にテーブルという。)に
載せて、先の媒体が回収又は返却されるのを待機しなが
ら、別の事務処理を行うことが少なくない。このため、
係員操作型媒体処理装置には、次の媒体を載置して処理
終了を待機することができる十分な出幅寸法を有するテ
ーブルを備えているものがある。この場合、上記顧客操
作型媒体処理装置のように、二重挿入防止のためのシャ
ッタが挿入口至近に設けてあると、テーブル上面に媒体
を安定して載置することを可能にするためには、テーブ
ルの出幅寸法が必然的に大きくならざるを得なかった。
また、挿入口至近の搬送ローラも常時ニップを閉じてい
るので、これもテーブルの出幅寸法が過大になる原因で
あった。このようにテーブルを大きくすると、係員の作
業空間が占拠されるので、従来の係員操作型媒体処理装
置は、これを回避するため、シャッタを備えていないの
が、通例である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シャッタを
備えない場合は、先の媒体の挿入に引き続いて又は先の
媒体に対する処理中に次の媒体をテーブルに載置する際
に、あるいは、テーブルに載せた次の媒体に手を添えて
挿入を待機している間に、該次の媒体に手から不測の挿
入方向の力が加えられ、先の媒体の後端に連続して挿入
口至近の搬送ローラにより取込まれること(二重取込
み)がある。この場合は、媒体長管理がなされていない
ときは、正常に搬送されたものと判断されて、誤った印
字処理その他の処理がなされたり、媒体長管理がなされ
ているときは、搬送エラーとして、先に挿入された媒体
と次の媒体が共に挿入口に返却されることとなるので、
かえって、処理能率が低くなるという問題があった。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、その課題は、先の媒体が取込まれている間
に、次の媒体をテーブルに載置して先の媒体の処理終了
を待機している場合に、該次の媒体の二重取込みがされ
ることを防止することにある。また、次の媒体が先の媒
体に接近して挿入された場合は、確実に二重挿入を検出
して、二重取込みを防止し、過誤処理を未然に防止する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、一つの媒体が搬送路内に取込まれている
間に次の媒体を挿入準備のために載置できる長さのテー
ブルを有する媒体処理装置において、次の構成要件から
なる二重取込み防止装置を備えたことを特徴としてい
る。(a)媒体挿入口に最も近い位置に設けられた第一
搬送ローラのニップを開閉するニップ開閉手段。(b)
第一搬送ローラと、第一搬送ローラに隣接する第二搬送
ローラとの間に設けられ、搬送方向に対して直角に延び
るシャッタ。(c)前記シャッタを媒体の搬送を阻止す
る位置と、媒体の搬送を阻止しない位置とに移動させる
シャッタ開閉手段。(d)第一搬送ローラと前記シャッ
タとの間に設けられた媒体の先端及び後端を検知する検
知器。(e)媒体取込みモードにおいて、前記検知器が
媒体の先端を検知したことに基づき、ニップ開閉手段に
第一搬送ローラのニップを閉じさせるとともに、シャッ
タ開閉手段に前記シャッタを開放させ、かつ、第一搬送
ローラ及び第二搬送ローラを回転させる搬送モータを始
動させ、前記検知器が媒体の後端を検知したことに基づ
き、ニップ開閉手段に第一搬送ローラのニップを開放さ
せるとともに、シャッタ開閉手段にシャッタを閉鎖させ
る制御部。
【0009】上記構成により、媒体取込みモードにおい
て、媒体挿入前は、第一搬送ローラのニップが開放され
ていて、媒体を容易に挿入することができる。そして、
シャッタが閉鎖しているので、媒体を挿入すると、媒体
の先端がシャッタに止められて、媒体は正確に位置決め
される。媒体挿入に伴い、検知器が媒体の先端を検知す
ると、制御部は、ニップ開閉手段に第一搬送ローラのニ
ップを閉じさせ、かつ、シャッタ開閉手段がシャッタを
開放させ、搬送モータを始動させる。これにより、挿入
された媒体が搬送路内に移動される。制御部は、検知器
が媒体の後端を検知してから所定量(搬送モータに与え
るパルス数y)だけ媒体をさらに搬送させた後、すなわ
ち、媒体の後端がシャッタ開閉位置を通過した後、ニッ
プ開閉手段に第一搬送ローラのニップを開放させ、か
つ、シャッタ開閉手段にシャッタを閉鎖させる。これに
より、次の媒体が引き続いて挿入された場合は、その媒
体に搬送力が伝達されず、かつ、シャッタがその媒体の
搬送を阻止するので、次の媒体が搬送路内に挿入される
ことを阻止する。従って、二重取込みが防止される。
【0010】上述のように、本発明においては、一枚目
の帳票を搬送路内に取込んだ後、ステージにセットされ
ている二枚目の帳票を続けて取込む二重取り込みの防止
のため、基本的考え方として、一枚目の帳票を搬送路内
に取込んだ時、第一搬送ローラのニップを開放し、かつ
シャッタを閉鎖して、第一搬送ローラのニップ開放によ
り二枚目の帳票が搬送路内に搬送されることを防止し、
かつ、シャッタ閉鎖により帳票の挿入を防止するように
したものである。
【0011】制御部は、媒体取込みモードにおいて、検
知器が媒体の後端を検知した時点から所定量(搬送モー
タに与えるパルス数x,x<y)搬送される前に次の媒
体の先端を検知した場合は、二重挿入がされたものと判
断して、エラー処理を行うようにすることが望ましい。
この場合は、先の媒体の搬送路内への取込み完了前に次
の媒体の先端が検知された時に、両媒体の挿入口への返
却などのエラー処理を行うので、二重取込みが確実に防
止される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。本実施例は、処理対象の
媒体が帳票である場合を想定しているので、以下には、
媒体の用語を、帳票の意味で用いる。図1は本発明の一
実施例の要部の構成を示すブロック図であり、図2は同
実施例の主要構成を概略的に示す構成図であり、図3は
挿入された媒体の、各構成要素の位置に対する相対的位
置関係における搬送制御の遷移を説明する説明図であ
る。図4は制御部による媒体吸入及び二重取込み防止の
ための搬送制御を説明するフローチャートである。
【0013】図2において、1は媒体処理装置の挿入口
2の前に設けられたテーブルであり、先の媒体が以下に
説明する搬送路内に取込まれた後に、次の媒体を挿入準
備のために載置し、安定した状態で保持することができ
る程度の長さ(出幅寸法)を有している。挿入口2に連
続して設置された上下のガイド3a,3bにより搬送路
3が形成され、その搬送路に沿って挿入口2至近位置に
設けられた第一搬送ローラR1と第一搬送ローラR1よ
りも内方に隣接して設けられた第二搬送ローラR2との
間隔、及び第二搬送ローラR2後のそれぞれ隣接して設
けられた搬送ローラ(図示省略)の間隔は、媒体Pの最
小長よりも僅かに小さな距離とされている。これらの搬
送ローラR1,R2,…は、いずれも共通の搬送モータ
12により回転されるようになっている。搬送モータ1
2は、制御部10の搬送制御手段10aから制御信号を
与えられるモータ駆動部11により駆動される。
【0014】そして、第一搬送ローラR1には、ニップ
開閉手段が備えてある。ニップ開閉手段は、制御部10
により構成されたニップ開閉制御手段10bと、アクチ
ュエータの一例としてのクランプ用ソレノイド14と、
ニップ開閉制御手段10aからの制御信号に基づきソレ
ノイド14を駆動するクランプ駆動部13と、ソレノイ
ド14に連結されて第一搬送ローラR1のピンチローラ
prをドライブローラdrに対して押圧又は離間させる
レバー15などを用いることができる。クランプ駆動部
13がソレノイド14によりピンチローラprを上昇さ
せて、第一搬送ローラR1のニップを開放させた時は、
テーブル1の上に載置してある媒体を挿入口2から内方
に押し進めて、その媒体の先端を第一搬送ローラR1の
間に抵抗なく挿入することができる。
【0015】テーブル1に向かって左側には、そのテー
ブルから挿入口2の左端を経て搬送路に沿って各搬送ロ
ーラの左側を内方に連続する側面ガイド4が設けてあ
る。その側面ガイドの挿入口よりもやや外側部位からテ
ーブル1の先端までの部分4aは、テーブル面が左側に
広がるように斜めに形成されていて、テーブル1に載置
される媒体を、斜め部分4aから側面ガイド4の直線部
分4bに接近して挿入されるように案内する。
【0016】第一搬送ローラR1から僅かに内方に隔て
た位置に、搬送方向に直角な方向に延びるシャッタ5が
昇降自在に備えられ、このシャッタ5を昇降させるため
のシャッタ開閉手段が設けられている。シャッタ開閉手
段は、制御部10により構成されたシャッタ開閉制御手
段10cと、アクチュエータとしてのシャッタ用ソレノ
イド17と、シャッタ開閉制御手段10cからの制御信
号に基づきソレノイド17を駆動するシャッタ駆動部1
6とからなっている。そして、シャッタ駆動部16がシ
ャッタ開閉制御手段10cより閉鎖指令信号を与えられ
ると、シャッタ5を媒体の搬送を阻止する閉鎖位置まで
下降させ、また、開放指令信号を与えられると、シャッ
タ5を媒体の搬送を阻止しない退避位置まで上昇させる
ようになっている。
【0017】第一搬送ローラR1とシャッタ5の間に
は、媒体の有無を検知する少なくとも一つの検知器、好
ましくは図示の例のように、側面ガイド至近位置に媒体
の側端を検知するための検知器S1を、搬送路中央寄り
のシャッタ至近位置に、媒体の先端又は後端を検知する
ための検知器S2が設けられている。これらの検知器
は、特に限定されないが、一般的に使用されている透過
型光センサが良い。
【0018】本発明による媒体処理装置には、制御部1
0に二重挿入監視手段10eが設けてある。二重挿入監
視手段10eは、検知器S2がOFF(暗から明に変
化)した時点から搬送モータ12に与えられるパルス数
が所定数(x)になった後、さらに他の所定数(y)に
なるまでの間に、検知器S2がON(明から暗に変化)
されたか否かをチェックし、肯定のときに二重挿入と判
定するものである。
【0019】第一搬送ローラR1と第二搬送ローラR2
の中間、又は第二搬送ローラの後方に、イメージスキャ
ナなどの読取り器6及び印字器又は書込み器(図示省
略)が設けられている。また、第二搬送ローラR2の後
方には、媒体残検知器S3が設けられる場合がある。媒
体残検知器S3は、主として、処理を終了した媒体を挿
入口2に排出する際の搬送量制御を行う基準位置として
用いられる。本発明の要部ではないので、詳細な説明は
省略する。
【0020】上記制御部10の搬送制御手段10a、ニ
ップ開閉制御手段10b、シャッタ開閉制御手段10
c、二重挿入監視手段10e、モータ駆動部11、クラ
ンプ駆動部13及びシャッタ駆動部15により二重取込
み防止装置が構成されている。制御部10には、媒体長
計測手段10dが設けられる場合がある。媒体計測手段
10dは、モータ駆動部11が搬送モータ12に駆動パ
ルスを与え始めた時点から検知器S2がOFF(暗から
明に変化)した時点までに与えたパルス数を計測するこ
とにより、当該媒体の長さを測定するものである。
【0021】以下に、図1ないし図4を参照しながら、
同装置において媒体が正常に吸入搬送される場合と、二
重挿入検知がされた場合のそれぞれの動作を説明する。
【0022】媒体処理装置に電源が投入された初期状態
では、制御部10のニップ開閉制御手段10bがクラン
プ駆動部13に開放指令信号を与えて、第一搬送ローラ
R1のピンチローラprを上昇させて、第一搬送ローラ
のニップを開放状態にし、また、シャッタ開閉制御手段
10cがシャッタ駆動部15に閉鎖指令信号を与えて、
シャッタ5を閉鎖位置に保持している。媒体処理装置
は、この状態で、係員の媒体挿入を待機する(ST1。
STと数値の結合でステップ番号を示す。)。図2の最
上部には、この状態が実線で示されている。
【0023】係員は、媒体Pを挿入するときは、媒体P
の前部をテーブル1上に載せ、図2に矢印a1,a2で
示すように、その左前端を側辺ガイド4方向に寄せなが
ら挿入口の中に押し進めることが望まれる。
【0024】制御部10は、挿入口2に正確に位置決め
されたか否かを判断する(ST1)。すなわち、媒体の
左側辺が側辺ガイドの直線部分4bに当接され、かつ、
その媒体の先端が閉じられているシャッタ5に当接され
て、第一検知器S1と第二検知器S2がともにON(暗
検知)された場合は、正確に位置決めされたと判断する
ようになっている。図2の媒体セットの工程がこの状態
を示している。
【0025】制御部は、二つの検知器S1,S2からの
入力に基づいて正確な位置に挿入されたとを判断する
と、ニップ開閉制御手段10bがクランプ駆動部13に
閉鎖指令信号を与え、シャッタ駆動部15に開放指令信
号を与えるとともに、モータ駆動部11に起動指令信号
を与える(ST3)。これにより、第一搬送ローラR1
のニップが閉じられ、かつ、シャッタ5が退避位置に移
動された状態で、第一及び第二搬送ローラR1,R2が
正転されるので、テーブル1上に載置されている媒体P
が内方に搬送(吸入)される。すなわち、媒体の吸入搬
送が開始される。
【0026】モータ駆動部11が搬送モータ12に駆動
パルスを与え始めた時点から検知器S2がOFF(明検
知)した時点(ST5においてY)までに与えたパルス
数は、媒体長測定手段10dにより計測されて、当該媒
体の長さが測定される(ST4)。この媒体長測定値
は、その後の搬送制御の基準とするために用いられる。
例えば、取込まれた媒体が所定長でない場合にその媒体
に対する処理を中止する目的で、制御部に予め設定され
た又は上位装置からその都度与えられる所定長との照合
などに利用され、あるいは、その媒体の排出時の搬送量
制御や搬送エラーの有無を判定するなどの目的で用いら
れる。
【0027】媒体が搬送路内に取込まれる前に、すなわ
ち、検知器S2がOFFした時点(ST5においてY)
から搬送モータ12に所定数(y)のパルスが与えられ
て(ST8においてY)、媒体の後端がシャッタ5の開
閉位置を通過するまでの間に、検知器S2が再びONさ
れない場合(ST7においてN)は、次の媒体の二重挿
入がないものと判断して、制御部のニップ開閉制御手段
10bは、クランプ駆動部13に第一搬送ローラR1の
ニップを開放させ、かつ、シャッタ開閉制御手段10c
は、シャッタ駆動部15にシャッタ5を閉鎖させる(S
T9)。その後は、媒体Pは第二搬送ローラR2及びそ
の後の搬送ローラにより順次F(吸引)方向に搬送され
る。上記所定パルス数(y)は、一例として142であ
り、搬送距離に換算すると、検知器S2から後方10m
m程度(図2においてLb)である。この距離Lbは、
シャッタ5の閉鎖により媒体Pに物理的影響を与えない
ように、媒体の搬送スキューを考慮して設定される。本
実施例では、検知器S2から10mm後方の位置よりも
内方を、搬送路内と指称している。
【0028】上述のように、一枚目の媒体が搬送路内に
取込まれる前に、二枚目の媒体の先端が検知器S2によ
り検知されない場合は、一枚目の媒体の搬送路内への取
込が終了した時点に、第一搬送ローラR1のニップが開
放され、かつ、シャッタ5が閉鎖されるので、その後に
二枚目の媒体の挿入準備のためにこれをテーブル1上に
載置する際に、誤ってその媒体を挿入口の中に押し進め
ても、今は、一枚目の媒体に対する搬送制御が完了して
いないので、二枚目の媒体の先端が検知器S1,S2を
同時にONしても、第一搬送ローラR1のニップの閉鎖
及びシャッタ5の開放が禁止される。(なお、図3のS
T2とST3の間には、搬送制御中か否かの判断をし、
制御中である時は、その搬送制御の完了まで待機させる
ルーチンがあるが、図面簡明化のために、そのルーチン
の図示が省略されている。)従って、すでに一枚目の媒
体を取込んでいる間は、二枚目の媒体が二重に取込まれ
ることがない。
【0029】本実施例では、挿入された媒体を搬送路
内、すなわち、媒体の後端がシャッタ5の開閉位置より
も内方への取込みが終了した時点で、クランプ駆動部1
3及びシャッタ駆動部15にそれぞれ指令信号を与え
て、第一搬送ローラR1のニップを開放し、かつ、シャ
ッタ5を閉鎖することを要点としているが、その媒体の
後端が搬送路内に進入する前に、係員がテーブル1上に
セットした次の媒体の先端が、第一搬送ローラR1のニ
ップに挟持されると、そのまま搬送され、先の媒体の後
端にごく接近される場合がある。このような場合は、挿
入準備のために載置された媒体までが取込まれて、二重
取込みとなる。
【0030】これを防止するため、好ましい実施例で
は、二重挿入監視のため、検知器S2がOFF(暗から
明に変化)した時点から搬送モータ12に与えられるパ
ルス数が所定数(x)になったか否かを調べ(ST
6)、所定数(x)になった時点(ST6においてY)
から前記所定数(y)になるまで、検知器S2がON
(明から暗に変化)されたか否かをチェックしている
(ST7)。前記所定ステップ数(x)は、一例として
16であり、搬送距離に換算すると、1.1mm程度
(図2においてLa)である。従って、媒体の後端が検
知器S2から1.1mm〜10mmの範囲(図2のL
c)で、二重挿入の監視が行われる。図3のステップS
T6〜ST8が二重挿入監視手段を構成している。
【0031】最初の距離La(1.1mm)を進んだ後
に検知器S2の出力状態を監視する意味は、先の媒体の
後端が検知器S2の検知領域から完全に後方に離れた後
に、次の媒体の先端を確実に検知できるようにするため
である。
【0032】このようにして、一枚目の媒体が搬送路内
に取込まれる前に、すなわち、その媒体の後端が所定距
離(Lb)まで搬送される前に、二枚目の媒体の先端が
検知器S2により検知されない場合(ST7において
N、ST8及びST9においてY)は、その媒体の取込
みが正常に行われたものと判断して(図2の(b)の吸
入搬送工程は、この状態を示している。)、別のプログ
ラムに基づいて、その媒体に対する読取り、書き込み、
また印字などの所定の処理が終了するまで搬送して停止
する(ST10)。図2の(c)は、その媒体に対する
読取り処理を終了した状態を示している。
【0033】この媒体に対する処理が終了し、その媒体
を装置内に回収し、又は挿入口に返却した時は、検知器
S1,S2がともにONされた場合のクランプ駆動部1
3及びシャッタ駆動部15に対する動作禁止が解除さ
れ、ステップST1の当初の待機状態に戻る。
【0034】これに対して、一枚目の媒体の後端が所定
距離(Lc)を移動中に、二枚目の媒体の先端が検知器
S2により検知された場合(ST7においてYの場合、
又はST7においてNで、ST8においてN及びST7
においてYの場合)は、制御部は媒体の二重挿入がされ
たものと判断して、搬送制御手段10aが搬送モータ1
2の回転を中止し、それらの媒体に対する搬送を中止す
るか、さらにその搬送モータ12を逆転させてそれらの
媒体を挿入口2に返却するとともに、図示されていない
表示部及び音声出力部に、エラー表示及びエラー通報を
するなどのエラー処理を行う(ST11)。
【0035】さらに詳述すると、万一、一枚目の媒体の
挿入取込みに引き続き、二枚目の媒体が挿入されて、二
枚目の媒体の先端が一枚目の媒体の後端に連続した場
合、すなわち、前後二枚の媒体がその間に隙間を生じる
ことなく挿入された場合は、ステップST6からST7
に移行した時にYとなるので、エラー処理がなされる。
なお、媒体長計測をしている場合は、その計測値と設定
値とを照合して、不一致の時にエラー処理をするように
プログラムが組まれる場合もある。また、二枚目の媒体
の先端が一枚目の媒体の後端から僅かに離間して挿入さ
れた場合は、ST6からST7に移行した時はNである
が、搬送モータ12に与えられるパルス数がyになる前
に、ST7においてYとなるので、この場合もエラー処
理がなされる。こうして、先の媒体の搬送路内への取込
みが終了していない時に、次の媒体が所定距離(Lb=
10mm)よりも短い距離で引続いて挿入された場合
は、二重挿入と判定してエラー処理がなされるので、そ
れらの媒体に対して誤った搬送制御や誤った処理がなさ
れることが未然に防止される。
【0036】上記実施例において、クランプ駆動部13
又は第一搬送ローラR1のピンチローラprに、そのピ
ンチローラを常時閉状態に保持する付勢手段が備えてあ
るか、常時開状態に保持する付勢手段が備えてあるかに
より、制御部がクランプ駆動部13に与える指令信号の
内容が異なる。また、シャッタ駆動部15又はシャッタ
5に、シャッタを常時開状態に保持する付勢手段が備え
てあるか、常時閉状態に保持する付勢手段が備えてある
かにより、制御部がシャッタ駆動部15に与える指令信
号も異なる。
【0037】上記実施例によれば、先の媒体の搬送路内
への取込みが終了した後に挿入口に次の媒体が挿入され
ても、そのときは、第一搬送ローラのニップが開放さ
れ、かつ、シャッタが閉じられているので、次の媒体が
二重に取込まれることがない。また、先の媒体の搬送路
内への取込みが終了する前に挿入口に次の媒体が挿入さ
れた場合は、検知器の出力状態と搬送モータに与えるパ
ルス数に基づいた搬送量測定値を利用して二重挿入監視
を行い、二重挿入と判断した時にエラー処理を行うの
で、この場合も、二重取込みが確実に防止される。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、一つの
媒体が搬送路内に取込まれている間に次の媒体を挿入準
備のために載置できる長さのテーブルを有する媒体処理
装置において、先の媒体を挿入口に挿入した後に次の媒
体をテーブルに載置した時、その媒体が挿入口方向に移
動されても、先の媒体の搬送路内への取込みが終了した
後であれば、第一搬送ローラのニップが開放され、か
つ、シャッタが閉じられているので、次の媒体が二重に
取込まれることがない。
【0039】また、請求項2の取込み防止装置によれ
ば、先の媒体を挿入口に挿入した後に次の媒体をテーブ
ルに載置した時、先の媒体の搬送路内への取込みが終了
していない場合は、次の媒体が挿入口に挿入されると、
二重挿入と判断されて、エラー処理をされて、その媒体
の取込みが中止されるので、その媒体に対して誤った処
理がされることが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の基本的構成を概略的に示す構成図であ
る。
【図3】各工程における媒体の搬送位置と構成要素との
相対的位置関係を示す動作説明図である。
【図4】媒体搬送制御の動作を説明するフローチャート
である。
【図5】従来の媒体処理装置の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
p 媒体(帳票) 1 テーブル 2 挿入口(挿入排出口) 3 搬送路 4 側辺ガイド 5 シャッタ R1 第一搬送ローラ 13 クランプ駆動部 15 シャッタ駆動部 S1,S2,S3 検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田口 秀実 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新 興製作所内 (72)発明者 真田 悦朗 静岡県三島市南町6番78号 株式会社テ ック 三島事業所内 (72)発明者 伊藤 信介 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 湯田 俊宏 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 13/067 G06K 13/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの媒体が搬送路内に取込まれている
    間に次の媒体を挿入準備のために載置できる長さのテー
    ブルを有する媒体処理装置において、次の構成要件から
    なる二重取込み防止装置を備えたことを特徴とする媒体
    処理装置。 (a)媒体挿入排出口に最も近い位置に設けられた第一
    搬送ローラのニップを開閉するニップ開閉手段。 (b)前記第一搬送ローラと、前記第一搬送ローラに隣
    接する第二搬送ローラとの間に設けられ、搬送方向に対
    して直角に延びるシャッタ。 (c)前記シャッタを媒体の搬送を阻止する位置と、媒
    体の搬送を許容する位置とに移動させるシャッタ開閉手
    段。 (d)前記第一搬送ローラと前記シャッタとの間に設け
    られた媒体の先端及び後端を検知する検知器。 (e)媒体取込みモードにおいて、前記ニップ開閉手段
    に前記第一搬送ローラのニップを開放させ、前記検知器
    が媒体の先端を検知したことに基づき、前記ニップ開閉
    手段に前記第一搬送ローラのニップを閉じさせるととも
    に、前記シャッタ開閉手段に前記シャッタを開放させ、
    かつ、前記第一搬送ローラ及び第二搬送ローラを回転さ
    せる搬送モータを始動させ、前記検知器が媒体の後端を
    検知したことに基づき、前記ニップ開閉手段に前記第一
    搬送ローラのニップを開放させるとともに、前記シャッ
    タ開閉手段に前記シャッタを閉鎖させる制御部。
  2. 【請求項2】 制御部は、媒体取込みモードにおいて、
    検知器が媒体の後端を検知した時点から所定量の搬送を
    終了する前に次の媒体の先端を検知した場合は、二重挿
    入がされたものと判断して、エラー処理を行うことを特
    徴とする請求項1に記載された媒体処理装置。
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