JPH01247354A - 冊子類処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は冊子類処理装置に関し、ざらに詳しくは銀行等
の金融機関で使用される通帳等の冊子類を処理する冊子
類処理装置に関する。

（従来の技術） 従来、°金融機関等で使用される自動預出金機等の冊子
類処理装置においては、冊子類、特に磁気ストライプＳ
の貼着位置が第７図に示すように印字方向に平行でおる
通帳Ｔに対しては、この通帳Ｔの幅ｐが一種類のものし
か処理できなかった。

これは冊子類処理装置の構成が第８図に示すように、通
帳Ｔの磁気ストライプＳの読取り又は出込みを行うに際
して、この通帳端よりもさらに側方に磁気ヘッド５２を
退避させるガイドブロック５０を通帳Ｔの搬送領域に設
け、このガイドプロッタ５０により形成されるガイド面
５０ａに沿って回転ねじ体５１により支持された磁気ヘ
ッド５２を移動することにより、通帳Ｔの磁気ストライ
フ”Ｓに対する読取り又は出込みを行うようにしており
、この結果、前記ガイド面５０ａの幅でに合致する幅の
通帳下しか処理できないことに基づくものである。

そして、通帳幅の異なるものは、係員が直接処理するの
が通常であった。

（発明が解決しようとする課題） 上述したように従来装置においては、一種類の通帳のみ
しか処理できず、利用者及び金融機関双方にとって極め
て不便であるという問題があった。

そこで本発明は、異なる種類の冊子類を取扱うことが可
能で、利用者及び金融機関双方にとって有益な冊子類処
理装置を提供することを目的とするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、冊子類を取込んでこの冊子類を搬送手段によ
り搬送し情報処理手段による情報処理に供する冊子類処
理装置において、この装置が取込む冊子類の種類を判別
する判別手段と、この判別手段の判別結果に基づき前記
冊子類の情報処理手段に対する位置をその種類に応じた
最適位置に規制する冊子順位置規制手段とを有するもの
である。

く作　用） 以下に上記構成の装置の作用を説明する。

この装置が冊子類を取込むと、搬送手段はこの冊子類を
搬送して情報処理手段による情報処理に供する。この際
、判別手段は、取込んだ冊子類の種類を判別し、判別結
果を冊子順位置規制手段に送る。

冊子順位置規制手段は、前記判別結果に基づき、搬送手
段により搬送される冊子類の情報処理手段に対する位置
を、その種類に応じた最適位置となるように規制する。

これにより、異なる種類の冊子類に対する情報処理が支
障なく実行される。

（実施例） 以下に本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は冊子類処理装置の一種である通帳類処理装置１
を示すものである。

この通帳類処理装置１は、箱型状の装置本体１Ａと、こ
の装置本体１Ａの一方の壁面部に設けた通帳Ｔ用の挿入
口２と、この挿入口２に連なる搬送路Ｆを形成する搬送
手段３と、前記挿入口２の近傍に配置され前記搬送路［
に対して出没可能に構成されたシャッタ４と、前記搬送
路［に臨ませて配置した情報処理手段５を構成する磁気
ヘッド部６及びプリンタの如き印字手段７と、通帳Ｔに
対する印字手段７の印字処理の有無を光学的に検知する
光学素子部８と、第１図には図示してないが通帳Ｔの情
報処理手段５に対する位置規制を行う通帳位置規制手段
９と、第１図には図示してないが前記挿入口２の近傍に
配置され、この挿入口２に挿入される通帳類Ｔの種類を
判別する判別手段１０とを右している。

前記搬送手段３は、搬送路［に沿って所定間隔を隔てて
配置した上下２個一組で合閉７組の搬送ローラ１１と、
第２図に示すように、前記情報処理手段５を構成する磁
気ヘッド部６の近傍において搬送路Ｆの両側に平行配置
された側板１２ａ。

１２ｂと、この側板１２ａ、１２ｂにより前記搬送路Ｆ
に対し上側及び下側の位置になるように平行配置に支持
された搬送ガイド板１３．１４と、第６図に示すように
幅（、ｉｌ！＋ｄ）を有する通帳Ｔ１をその搬送方向に
沿ってカイトするため搬送路［の両側に配置された側方
カイト板１５．１６と、前記下側のガイド板１４におけ
る磁気ヘッド部６の搬送領域に沿って配置され、常時は
このガイド板１４を平面状に連結し磁気ヘッド部６の読
取り又は書込み動作時に第３図に示すように開動作して
磁気ヘッド部６を搬送路Ｅに臨ませるオープンガイド１
７とを具備している。

前記シャッタ４は、図示しないソレノイドにより駆動さ
れ、常時は搬送路Ｆに突出して搬送路Ｆを遮ると共に通
帳Ｔの挿入時には搬送路Ｆから下方に没し、通帳Ｆの通
過を妨げないようになっている。

前記磁気ヘッド部６は、第２図、第３図に示すように搬
送路Ｆの下方において後述する磁気ヘッド駆動部２２の
回転ねじ体２３に螺合されたスライダ１８と、このスラ
イダ１８に対しねじ１８ａを介して取付けられたヘッド
ホルダ１９と、このヘッドホルダ１９によりヘッド面を
前記搬送路上側に向けた状態で支持された磁気ヘッド２
０と、この磁気ヘッド２０の底部側に配置され磁気ヘッ
ド２１に対し搬送路上側への押圧力を付与するばね２１
とを具備している。

磁気ヘッド駆動部２２は、前記側板１２ａ。

１２ａのさらに外側に平行配置した一対の支持板２４ａ
、　２４ｂと、この支持板２４ａ、２４ｂ間に前記搬送
ガイド仮１３．１４と平行配置となる状態で、かつ回転
可能に配置され、前記スライダ１８に螺合した回転ねじ
体２３と、図示してないが回転ねじ体２３に回転力を付
与する駆動モータとを具備している。

前記光学素子部８は、前記印字手段７よりも若干挿入口
２側に寄った位置に配置された発光及び受光素子部２４
と、レンズ２５と、前記搬送路Ｆに配置した支持し１−
ラ２６とを具備し、この支持ローラ２６上を通過する通
帳Ｔに対する印字状態を光学的に検知するようになって
いる。

前記通帳類位置規制手段９は、前記搬送カイト仮１３．
１４の近傍においてこれら搬送ガイド仮１３．１４と同
方向に配置され、ブラケット２７により上側の［ｓガイ
ド板１３に固着された位置規制板２８と、この位置規制
板３８の第２図において右側部に配置された退避ガイド
部材２９とを具備している。

位置規制板２８の長さは前記両側板１２ａ。

１２ｂ間の間隔よりも大きく設定され、両側板１２ａ、
１２ｂから側方に突出する位置規制板２８の下面側はそ
れぞれ前記磁気ヘット２０のヘッド而が当接する第１ガ
イド面２８ａを形成している。

また、この位置規制板２８の下面における前記搬送路［
に対応する部分は、台形状に切り取られ搬送路Ｆに臨む
第２ガイド而２８ｂを形成している。この第２ガイド而
２８ｂの幅は、第５図（ｂ）及び第６図に示す広幅の通
帳Ｔ２の幅（ｆ！＋ｄ＞よりも若干人きい幅（ｆ＋−β
）に設定されている。

前記退避ガイド部材２９は、位置規制板２８の第２図に
示す側板１２ｂの近傍領域において、図示しないソレノ
イド等の駆動手段により搬送領域［に対し上方向から出
没可能となるように配置され、搬送路Ｆに突出したとき
には、第５図（ａ）及び第６図に示す狭幅の通帳Ｔ１に
対応づる幅での搬送路Ｆを形成するようになっている。

前記判別手段１０は、第４図及び第６図に示すように、
前記側方ガイド仮１５の近傍に配置した第１の検知器３
０と、他方の側方ガイド仮１６から若干離れた位置に配
置した第２の検知器３１と、他方側方力イト板１６の近
傍に配置した第３の検知器３２とを有している。

次に、この装置の制御系について第４図を参照して説明
する。

この制御系は、全体の制御を行う制御部３３を何し、こ
の制御部３３に前記光学素子部８及び判定手段１０の出
力信号を入力すると共に、この↓１［胛部３３により搬
送手段３．情報処理手段５及び通帳類位置規制手段９の
退避ガイド部材２９の動作制御を行うようになっている
。

前記判定手段１０は、第１乃至第３の検知器３０乃至３
２と、このら各検知器３０乃↑３２の検知信号を取込み
、第１及び第２の検知器３０゜３１から２つの検知信号
か送られてきたときには狭幅の通帳下１か挿入口２に挿
入されたものと判別し、第１乃至第３の検知器３０乃〒
３２のすべてから検知信号か送られてきたときには広幅
の通帳Ｔ２か挿入口２に挿入されたものと判別して、そ
れぞれの判別結果を１１制御部３３に送る判定部３４と
を具備している。

次に上記構成の装置の作用を、第５図（ａ）。

（ｂ）及び第６図をも参照して説明する。

尚、通帳Ｔ１．Ｔ２には従来例の場合と同様印字方向に
平行な磁気ストライプＳが付されているものとする。

この装置の挿入口２に通帳Ｔ（Ｔ１又はＴ２　）が挿入
されると、シャッタ４が開動作し、搬送手段３による搬
送が始まると共に判定手段１０の各検知器３０乃至３２
が検知動作を開始し、挿入口に存在する通帳Ｔの種類、
すなわら狭幅な通帳Ｔ１か広幅な通帳Ｔ２かに応じてそ
れぞれ検知信号を判定部３４に送る。ざらに詳）ホする
と、狭幅な通帳Ｔ１の場合には第１．第２の検知器３０
゜３１のみから検知信号が判定部３４に送られ、これに
より、判定部３４は挿入口２に挿入された通帳か狭幅な
通帳Ｔ１であると判定してこの判定結果を制御部３３に
送る。

また、広幅な通帳Ｔ２の場合には、第１乃至第３の検知
器３０乃至３２仝てから検知信号が判定部３４に送られ
、これにより判定部３４はこのときの通帳が広幅な通帳
Ｔ２であると判定してこの判定結果を制御部３３に送る
。

一方、搬送手段３により搬送路Ｆを搬送される通帳Ｔ１
又はＴ２は、図示しない整位機構によりその一端が第６
図に示すように一方の側方ガイド板１５側に幅奇せられ
、この状態のまま磁気ヘッド部６に対応する位置に送ら
れる。このとき、制御部３３は図示しないソレノイドを
オンとし、オープンガイド１７を開状態とする。この場
合に磁気ヘッド部６の位置は、前回の取引状態によって
例えば側板１２ａ側の第１ガイド面２８ａに当接した位
置にある。そして、上述した判定部３４の判定結果が狭
幅な通帳Ｔ１を示すものであれば、制御部３３からの判
定結果を取込んだ通帳類位置規制手段９の図示しないソ
レノイドにより退避ガイド部材２９が搬送路Ｆ内に突出
する。この結果、搬送路Ｆの幅は第２図に示す幅ｌの状
態になり、この結果幅での通帳Ｔ１は一方の側方ガイド
仮１５と退避ガイド部材２９とによりガイドされつつ磁
気ヘッド部６による磁気ストライプＳの読取り又は書込
みの情報処理に供されることになる。

また、判定部３４の判定結果が広幅な通帳Ｔ２を示すも
のであれば、通帳類位置規制手段９の図示ないソレノイ
ドは動作せず、退避ガイド部材２９は第２図に示す状態
を維持する。この結果、搬送路Ｆの幅は（オ＋β）の状
態になり、このとき、通帳Ｔ２は両側方ガイド板１５．
１６によりガイドされつつ上述した場合と同様な情報処
理に供されることになる。

この侵、通帳Ｔ１又はＴ２に対して、印字手段７による
印字処理、光学素子部８による印字状態の光学的な確認
処理が実行され、ざらにこの通帳Ｔ１又はＴ２は搬送手
段３により挿入口２へ戻されることになる。

本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例
えば退避ガイド部材を２段、３段構成として３種類、４
種類等の通帳を処理するようにすることも可能である。

［発明の効果］ 以上詳述した本発明によれば、異なる種類の冊子類を取
込んだ場合でもその種類に応じた位置規制を自動的に行
って情報処理に供するようにしたものであるから、利用
者の便利性が向上すると共に、金融機関側の省力化をも
図れる冊子類処理装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置の概略断面図、第２図は同
装置の通帳類位置規制手段、磁気ヘッド部を示す部分説
明図、第３図は磁気ヘッド部の拡大側面図、第４図は実
施例装置の制御系を示すブロック図、第５図（ａ）は狭
幅の通帳を示す平面図、第５図（ｂ）は広幅の通帳を示
す平面図、第６図は狭幅及び広幅の通帳の位置規制状態
を示す拡大説明図、第７図は通帳を示す部分平面図、第
８図は従来装置の要部を示す説明図である。 １・・・通帳類処理装置、３・・・搬送手段、５・・・
情報処理手段、９・・・通帳類位置規制手段、１０・・
・判別手段。 ３３図 ；３４図 （ａ）　　　　　　　　　（ｂ） 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冊子類を取込んでこの冊子類を搬送手段により搬送し情
   報処理手段による情報処理に供する冊子類処理装置にお
   いて、この装置が取込む冊子類の種類を判別する判別手
   段と、この判別手段の判別結果に基づき前記冊子類の情
   報処理手段に対する位置をその種類に応じた最適位置に
   規制する冊子類位置規制手段とを有することを特徴とす
   る冊子類処理装置。