JP3264551B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

用紙搬送装置

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JP3264551B2
JP3264551B2 JP07668893A JP7668893A JP3264551B2 JP 3264551 B2 JP3264551 B2 JP 3264551B2 JP 07668893 A JP07668893 A JP 07668893A JP 7668893 A JP7668893 A JP 7668893A JP 3264551 B2 JP3264551 B2 JP 3264551B2
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  • Character Discrimination (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的文字読取装置等の
用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の光学的文字読取装置等の
用紙搬送装置である。図14のようにホッパー、リジェ
クトスタッカ、ノーマルスタッカが設けられる。ホッパ
ーから各スタッカーまで搬送路が設けられる。搬送路上
には用紙を取り込むフィーダー、用紙の文字を読む読取
部が設けられる。用紙を搬送する駆動ローラーとアイド
ラローラーが対向して複数個設けられる。搬送路は途中
で分岐しリジェクトスタッカとノーマルスタッカへ延び
る。搬送路の分岐点に用紙を振り分けるゲートが設けら
れる。搬送されてきた用紙の読取が完了後、用紙はゲー
ト方向へ送られる。そのゲートにより読取不可能だった
用紙、あるいは正常な読取が成された用紙にセレクトさ
れる。従って用紙の先端がゲートに到達する前に用紙に
記載された情報の読取は完了してなくてはならず、読取
部からゲートまでの距離は、使用最大用紙長以上の長さ
を必要とする。このため機器の大型化、用紙の紙詰ま
り、搬送路設計上の制限等の問題が起こる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の用紙
搬送装置において、使用する用紙の長さが長くなる程、
搬送路も延長しなくてはならず、機器の大型化、設計上
の制限、用紙の紙詰まりが頻繁に発生するという問題点
があった。
【0004】本発明は上記のような従来技術の欠点を除
去し、使用用紙長に制限されない搬送路の設計、用紙の
紙詰まりを極力減少し、機器のコンパクト化を図ること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、用紙を積載する用紙積載台と搬出された前
記用紙を集積する複数個の用紙集積台とを具備する光学
的文字読取装置において、用紙積載台から用紙を取り込
む用紙取込口と一直線上に位置し、用紙の一部を排紙す
る開口部と、用紙取込口から開口部へ設けられる第1搬
送路と、第1搬送路から分岐し用紙集積台へ設けられる
第2搬送路と、第1搬送路上で第1搬送路と第2搬送路
の分岐点付近に設けられ、用紙の後端を検出する第1セ
ンサと、第2搬送路上に設けられ用紙の先端及び後端を
検出する第2センサと、第1搬送路と第2搬送路の分岐
点に設けられ、用紙を各搬送路に導く第1ゲートと、用
紙を第2搬送路から複数個の用紙集積台へ振り分ける第
2ゲートと、第1搬送路上に設けられ用紙を搬送する第
1駆動ローラーと、第1搬送路と第2搬送路の分岐点に
設けられ、正回転して用紙を開口部へ排紙し、逆回転し
て開口部から用紙を搬入する第2駆動ローラーと、用紙
の搬送を制御する制御部と、第1ゲート及び第2ゲート
の回動を制御するゲート制御部と、第1駆動ローラー及
び第2駆動ローラーを制御する駆動ローラー制御部とを
具備したことを特徴とした用紙搬送装置を提供する。
【0006】
【作用】第1センサが搬送されてきた第1枚目の用紙の
後端を検出すると第1センサ部は制御部へ信号を送る。
この信号を受けた制御部はゲート制御部と駆動ローラー
制御部へ信号を送る。第1ゲートは第1枚目の用紙を第
2搬送路へ導くよう回動する。第2駆動ローラーは逆回
転し、第1枚目の用紙を第2搬送路へスイッチバックさ
せる。第2センサは搬送されてきた第1枚目の用紙の先
端を検出すると制御部へ信号を送る。制御部は文字読取
部及び第2センサからの信号によりゲート制御部へ信号
を送る。ゲート制御部は第2ゲートを回動し、用紙は用
紙集積台へ搬出される。
【0007】読取部が第2枚目の用紙の情報の読取を開
始するまでに、制御部は第2枚目の用紙の先端がゲート
手前に到達する予測時間における第1ゲートの回動状態
を予測する。予測時間における第1ゲートの回動状態が
第2枚目の用紙の搬送を妨げる状態の時、制御部は読取
部が第2枚目の用紙の読み取りを開始するまでに第2枚
目の用紙の搬送を停止させる。制御部は予測時間におけ
る第1ゲートの回動状態が第2枚目の用紙の搬送を妨げ
ないことを予測すると、第2枚目の用紙の搬送を許可す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示の実施例によって
説明する。図1に本実施例に係る光学的文字読取装置の
斜視図を示す。図2に本実施例に係る光学的文字読取装
置の概略構造の断面図を示す。
【0009】図1は本実施例に係る光学的文字読取装置
の外観斜視図である。上部カバー25、装置本体26が
あり、装置本体26にホッパー1、リジェクトスタッカ
13、ノーマルスタッカ14が設けられる。装置本体の
背面には開口部27がある。開口部27より用紙22の
一部が排紙される。
【0010】図2は本実施例に係る光学的文字読取装置
の断面図である。用紙取込口28付近に用紙2を積載し
たホッパー1が設けられる。図2中の左方向には開口部
27が設けられる。そして用紙取込口28から開口部2
7まで第1搬送路15が設けられる。その搬送路15を
挟み、フィーダー3とセパレーター4が対向して設けら
れる。搬送路15には駆動ローラー5と正逆転可能な駆
動ローラー6が設けられ、ローラー5,6それぞれに対
向してアイドラローラー10-1,10-2が設けられる。
ローラー5とローラー6との間には文字読取部9が設け
られる。搬送路15から分岐して斜め下方向すなわち用
紙取込口28方向に第2搬送路16が設けられる。この
分岐点はローラー6と読取部9との間に位置する。この
分岐点には用紙2が搬送路15を通過可能又は搬送路1
6を通過可能にする手段である第1ゲート11が回動可
能に設けられる。搬送路16を挟み、正転逆転可能な駆
動ローラー7とアイドラローラー10-3とが対向するよ
う設けられる。ローラー6,7は同じ駆動モータで駆動
される。さらに搬送路16は、ローラー7の後方で第3
搬送路17と第4搬送路18とに分岐する。搬送路16
が搬送路17と搬送路18とに分岐する地点には、用紙
2を搬送路17又は搬送路18に振り分ける手段である
第2ゲート12が回動可能に設けられる。正逆転可能な
排出ローラー8が搬送路17と搬送路18の両搬送路上
で用紙搬送を可能とする位置に設けられる。アイドラロ
ーラー10-4が搬送路17を挟んでローラー8と対向す
るよう設けられる。アイドラローラー10-5が搬送路1
8を挟んでローラー8と対向するよう設けられる。なお
ローラー5の軸心からローラー6の軸心までの距離及び
ローラー6の軸心からローラー7の軸心までの距離はそ
れぞれ使用最小用紙長より短い距離である。搬送路17
と搬送路18の終端にはリジェクトスタッカ13及びノ
ーマルスッタカ14がそれぞれ設けられる。ローラー5
の軸心から搬送路15に対して下ろした垂線と読取部9
との間にあり、極めてローラー5の軸心から搬送路15
に対して下ろした垂線に近い位置に用紙2の先端及び後
端を検出するセンサ19が設けられる。ゲート11とロ
ーラー6との間にあり、ローラー6の軸心から搬送路1
5に対して下ろした垂線に極めて近い位置に用紙2の先
端及び後端を検出するセンサ20が設けられる。ローラ
ー7の軸心から搬送路16上に下ろした垂線とゲート1
2との間にあり、ローラー7の軸心から搬送路16に下
ろした垂線に極めて近い位置に用紙2の先端及び後端を
検出するセンサ21が設けられる。なおフィーダー3,
セパレーター4,ローラー5はそれぞれ独立の駆動モー
ターで駆動される。コンパクト化の為、ローラー6,7
は同一の正逆転可能な駆動モーターで駆動される。ロー
ラー8は正逆転可能な駆動モーターによって独立に駆動
される。
【0011】図3は本実施例に係る光学的文字読取装置
の制御に関するブロック図である。なお図4に示すよう
に、センサ19からセンサ20までの距離をL1、セン
サ20からセンサ21までの距離をL2、センサ19か
らP1地点までの距離をL、使用用紙長をDとする。図
5乃至図11に各装置の動作状態を示す。図12に各機
構の動作タイミングを示す。
【0012】以下に装置の動作状態を説明する。図5乃
至図11は用紙搬送時の各装置の動作図である。図5に
示すように、スタートボタン操作後、フィーダー3、ロ
ーラー5及びローラー6、7が回転する。フィーダー3
及びローラー5の回転によりホッパー1から第1枚目の
用紙22を取り込む(図12、T1参照)。フィーダー
3よりも摩擦係数の小さいセパレーター4によって用紙
2を確実に1枚に分離する。取込まれた用紙22はロー
ラー5及びローラー10-1により搬送路15上を読取部
9の方向へ搬送される。センサ19が搬送されてきた用
紙22の先端を検出すると、センサ19は制御部31に
用紙22の先端を検出した旨の信号を送る。これを受け
て、制御部31は駆動ローラー制御部32へフィーダー
3の駆動停止信号を送る。ローラー制御部32はフィー
ダー3の停止信号を受けて、フィーダー3を駆動するモ
ーター35を停止させる。モーター35を停止させると
共に、フィーダー3を停止する(図12、T2参照)。
セパレーター4はフィーダー3の停止に伴って停止させ
てもよいし停止させなくてもよい。フィーダー3にクラ
ッチ等を設け、クラッチを切ることによりフィーダー3
は自由に回転可能となり用紙の搬送を妨げない状態とな
る。なおローラー6,7はセンサ19が用紙22の先端
を検出した後動作させてもよい。
【0013】図6に示すように、読取位置に用紙22が
来ると、読取部9は用紙22のデータを読み取る。読取
部9は用紙22の内容が正常に読み取れたか、記載内容
の誤り又はごみ・汚れ等による誤読が起きたか又は用紙
搬送時の外乱により読取不可能があったか等の読取状態
を示す信号を制御部31へ送る。ローラー5とローラー
6との軸心間の距離は使用最小用紙長よりも短距離なた
め、センサ19が用紙22の後端を検出する前に、セン
サ20は用紙22の先端を検出する(図12、T3参
照)。この後センサ19が用紙22の後端を検出する。
センサ19は制御部31に用紙22の後端を検出した旨
の信号を送る。これを受けて、制御部31はローラー制
御部32へローラー5の停止信号を送る。ローラー制御
部32は、ローラー5の停止信号を受けてローラー5を
駆動するモーター37を停止させる。モーター37が停
止すると共に、ローラー5を停止する(図12、T4参
照)。ローラー5は停止するがローラー5,6の軸心間
は使用最小用紙長よりも短距離なため用紙22はローラ
ー6とローラー10-2により搬送される。
【0014】図7に示すように、センサ20が用紙22
の後端を検出すると、センサ20は制御部31に用紙2
2の後端を検出した旨の信号を送る。これを受けて、制
御部31はローラー制御部32へローラー6の停止信号
を送る。ローラー6の停止信号を受けたローラー制御部
32はローラー6を駆動するモーター38を停止させ
る。ローラー制御部32はモーター38を停止させると
共にローラー6を停止させる。この時用紙22の先端部
分は開口部27から装置本体外部に排紙された状態とな
る。用紙22はローラー6とローラー10-2によって挟
持される。このローラー6の停止に伴って、制御部31
がローラー制御部32からローラー6の停止信号を受け
取ると、制御部31はゲート制御部33へローラー6の
停止信号を送る。この信号を受けたゲート制御部33は
ゲート11を回動し搬送路15を閉じ用紙22を搬送路
16へ導く状態に設定制御する(図12、T5)。この
ゲート11の動作が完了すると、ゲート制御部33は制
御部31へ完了信号を送る。これを受けて、制御部31
はローラー制御部32へローラー6,7の逆回転開始信
号を送る。これを受けてローラー制御部32はローラー
6,7を駆動するモーター38を駆動する。モーター3
8が駆動すると共に、ローラー6,7は逆回転して用紙
22を搬送路16上へ搬入する。ローラー制御部32は
ローラー6,7を駆動すると同時にフィーダー3、セパ
レーター4及びローラー5を再始動させ、前述した用紙
22と同様に、第2枚目の用紙23をホッパー1から取
り込む(図12、T6,T7参照)。用紙を開口部27
から装置外部に搬紙してスイッチバックさせた場合、排
紙状態の用紙に外乱が生じ搬送エラーを起こす場合があ
る。そのため用紙を装置内部で排紙させる構成にしても
よい。
【0015】図8に示すように、搬送路15同様搬送路
16も最小用紙長より短距離(センサ20乃至センサ2
1間の距離)なため、センサ21はセンサ20が用紙2
2の後端を検出する前に用紙22の先端を検出する(図
12、T8,T9参照)。センサ21が用紙22の先端
を検出すると、センサ21は制御部31へ用紙22の先
端を検出したことを示す検出信号を送る。センサ21か
らの検出信号及び前記読取部9からの読取状態を示す信
号を受けた制御部31は、搬送路17又は搬送路18の
どちらに用紙を搬送させるか(正常読取ができたか否
か)の判断を行なう。この判断により、制御部31はゲ
ート制御部33へゲート12の選択信号を送る。ゲート
制御部33は選択信号により選択された搬送路へ用紙2
2を導くようにゲート12を回動する。同時に制御部3
1はローラー制御部32へローラー8の始動信号を送
る。ローラー8の始動信号を受けたローラー制御部32
はローラー8を駆動するモーター39を回転させる。モ
ーター39を回転させると共にローラー8が回転する。
【0016】例えば、読取部9において読取エラーや、
用紙搬送時の搬送エラー等による読取エラーが起きた場
合は搬送路17が選択される。ローラー8は図8中で時
計回りに回転し用紙22をリジェクトスタッカ13へ搬
出する。正常に読み取られた用紙は搬送路18が選択さ
れローラー8が図8中で反時計回りに回転し用紙22を
ノーマルスタッカ14へ搬出する。
【0017】図9、図10に示すように、センサ21が
用紙22の後端を検出すると、センサ21は制御部31
へ用紙22の後端を検出した旨の信号を送る。これを受
けて制御部31はゲート制御部33へ用紙22の後端を
検出した旨の信号を送る。用紙22の後端を検出した旨
の信号を受けたゲート制御部33は、第2枚目の用紙2
3が搬送路通過可能にゲート11を回動する。ゲート1
1を回動させるタイミングは、センサ21が用紙の後端
を検出した後でもよいし、搬送路上でセンサ20、21
の間に他のセンサを設け、そのセンサからの信号によっ
て回動してもよい。
【0018】図12は本実施例に係る光学的文字読取装
置の各装置のタイミングチャートである。なお、センサ
19,20,21のタイミングチャートに示す「0」は
用紙を検出していないことを示し、「1」は用紙の検出
を示す。
【0019】図13は制御部の制御動作を示すフローチ
ャートである。センサ19が用紙23の先端を検出する
と(図13の41)、制御部31はセンサ21が用紙2
2の後端を検出したか確認する(図13の42)。制御
部31がセンサ21から用紙22の後端の検出信号を受
ければ(図13の45)、制御部31はローラー制御部
32へローラー5をそのまま駆動する旨の信号を送る。
ローラー5をそのまま駆動する旨の信号を受けたローラ
ー制御部32は、ローラー5を駆動するモーター37の
回転を続ける。モーター37が回転を続けることにより
ローラー5は駆動を続け、用紙23を読取部9へと搬送
する(図13の48)。
【0020】逆に、センサ21が用紙22の後端を検出
していない時、制御部31において、用紙23がP2地
点に到達する予測時間にセンサ21が用紙22の後端を
検出するか否かの予測をする(図13の43)。
【0021】もし前記予測時間に、センサ21が用紙2
2の後端を検出する事を予測すると(図13の46)、
制御部31はローラー制御部32へローラー5をそのま
ま駆動する旨の信号を送る。ローラー5をそのまま駆動
する旨の信号を受けたローラー制御部32は、ローラー
5を駆動するモーター37をそのまま回転させる。モー
ター37が回転し続けると同時にローラー5も駆動を続
け、用紙23を読取部9へと搬送する(図13の4
8)。
【0022】逆に、前記予測時間に、センサ21が用紙
22の後端をまだ検出しない事を予測すると、制御部3
1はローラー制御部32に用紙23をP1地点まで搬送
する旨の信号を送る。用紙23をP1地点まで搬送する
旨の信号を受け取ったローラー制御部32は、ローラー
5を駆動するモーター37に用紙23をP1地点まで搬
送する旨の信号を送り、モーター37が用紙23がP1
地点に到達するまで回転すると同時にローラー5も用紙
23がP1地点に到達するまで用紙23を搬送する。な
お制御部31は用紙23がP1地点に到達するまで前記
した図13の43の予測を繰り返す。この制御により、
用紙23はP1地点に到達するが、制御部31は用紙2
3がP1地点で待機中も前記した図13の43と同じ予
測を繰り返す。すなわち制御部31は今から用紙23を
搬送し、用紙23がP2地点に到達する予測時間に、セ
ンサ21が用紙22の後端を検出するか否かの予測をす
る(図13の44)。制御部31は前記予測時間にセン
サ21が用紙22の後端を検出することを予測するまで
図13の44の動作を繰り返す(図13の49)。
【0023】もし前記予測時間に、センサ21が用紙2
2の後端を検出するであろうと予測すると、制御部31
はローラー制御部32へローラー5を再駆動する旨の信
号を送る。ローラー5を再駆動する旨の信号を受けたロ
ーラー制御部32は、ローラー5を駆動するモーター3
7を回転させる。モーター37が回転すると同時にロー
ラー5は再駆動し、用紙23を読取部9へと搬送する
(図13の47)。
【0024】なおセンサ21が用紙22の後端を検出す
るとゲート11及びローラー6は用紙23が搬送路15
を通過する事を妨げない状態である事を示す(図12、
T12)。
【0025】P1地点における用紙23の待機時間は、
用紙の長さD、搬送路上での搬送スピード、搬送路上で
の搬送スピード及び図4におけるL1とL2の大小関係
等により変動する。しかし、ローラー5,6,7,ロー
ラー8、フィーダー3、ゲート11、ゲート12それぞ
れの動作開始のタイミングはどのような場合も前述した
一連のタイミングで動作する。
【0026】図11に示すように、用紙23が搬送路1
5から搬送路16へスイッチバックする時、第3枚目の
用紙24が取り込まれる。図12において、B以降の各
装置の動作はAからBまでの動作を繰り返す。図12に
示されるように各装置が前記一連の動作を繰り返すので
用紙24以降取り込まれる用紙は用紙23と同様に搬送
される。
【0027】前記一連の制御により搬送路15及び搬送
路16の総距離を本装置で取り扱うことのできる最小用
紙長より短く設計しても用紙は搬送可能となる。ローラ
ー5とローラー6との間及びローラー6とローラー7と
の間に他の駆動ローラーを設けても良い。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、搬
送路及び搬送路それぞれの長さ又は総距離は本装置で使
用する最小用紙長より短く設計する。駆動ローラーを逆
回転させることにより用紙はスイッチバックされ次の搬
送路へ搬入する。従って装置全体をコンパクトに構成す
ることができる。従来の装置の搬送距離は最低でも使用
する最大用紙長よりも長く設計する必要があったが、本
実施例に係る用紙搬送装置においては図4に示すL1、
L2及び用紙の長さDの関係がL1<DとL2<Dと言
う条件を満たしていれば、L1+L2<D、L1+L2
>Dのどちらの関係になってもよい。そのため設計時に
L1<D、L2<Dと言う関係を満たすだけでよい。ロ
ーラー5とローラー6との間及びローラー6とローラー
7との間に他の駆動ローラーを設けた場合は、搬送路の
長さの条件は無くなり設計が容易になる。次の用紙の搬
送は、前の用紙の搬送状態を確認しながら搬送されるの
で、最適な状態で文字の読取が行なわれ、用紙の紙詰ま
りが極力押さえられる。用紙を装置内部でスイッチバッ
クさせる構成を取る場合には、用紙に対する外乱が減少
するので搬送エラーを減少させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る光学的文字読取装置の外観斜視
図。
【図2】本実施例に係る光学的文字読取装置の断面図。
【図3】本実施例に係る光学的文字読取装置の制御に関
するブロック図。
【図4】本実施例に係る光学的文字読取装置の搬送路等
の距離関係を示す図。
【図5】用紙搬送時の各装置の動作図。
【図6】用紙搬送時の各装置の動作図。
【図7】用紙搬送時の各装置の動作図。
【図8】用紙搬送時の各装置の動作図。
【図9】用紙搬送時の各装置の動作図。
【図10】用紙搬送時の各装置の動作図。
【図11】用紙搬送時の各装置の動作図。
【図12】本実施例に係る光学的文字読取装置の各装置
のタイミングチャート
【図13】制御部の制御動作を示すフローチャート
【図14】従来の光学的文字読取装置の搬送路の断面
図。
【符号の説明】
1…ホッパー 25…上部
カバー 2…用紙 26…装置
カバー 3…フィーダー 27…開口
部 4…セパレーター 28…用紙
取込口 5…駆動ローラー 31…制御
部 6…駆動ローラー 32…駆動
ローラー制御部 7…駆動ローラー 33…ゲー
ト制御部 8…排出ローラー 34…用紙
検出部 9…文字読取部 34乃至3
9…モーター 10-1乃至10-5…アイドラローラー 51乃至5
2…排出ローラー 11…第1ゲート 12…第2ゲート 13…リジェクトスタッカ 14…ノーマルスタッカ 15…第1搬送路 16…第2搬送路 17…第3搬送路 18…第4搬送路 19乃至21…センサ 22…第1枚目の用紙 23…第2枚目の用紙 24…第3枚目の用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // G06K 9/00 G06K 9/00 L (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 13/12 B65H 29/58 B65H 39/11 G06K 9/20 310 G06K 9/20 320 G06K 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙積載台に積載された用紙に記載され
    た内容を文字読取部により、その読取結果に応じて前記
    用紙を複数個の用紙集積台に振り分ける光学的文字読取
    装置において、 前記用紙積載台と前記用紙集積台を結ぶ用紙搬送路上に
    あり、少なくとも前記文字読取部よりも下流に設けた前
    記用紙の一部を排紙する開口部と、 前記用紙積載台と前記開口部を結ぶ第1搬送路と、 前記第1搬送路から分岐し前記用紙集積台へ続く第2搬
    送路と、 前記第1搬送路と前記第2搬送路との分岐点付近の前記
    第1搬送路上に設けられ、前記用紙の後端を検出する第
    1センサと、 前記分岐点に設けられ、前記用紙を各搬送路に導く第1
    ゲートと、 前記用紙を前記第2搬送路から前記複数個の用紙集積台
    へ振り分ける第2ゲートと、 前記第1搬送路上にあり、前記用紙を搬送する第1駆動
    ローラーと、 前記開口部と前記分岐点との間に位置し、正回転して前
    記用紙の一部を前記開口部から排紙し、逆回転して前記
    開口部から前記用紙を搬入する第2駆動ローラーと、 前記第1ゲート及び前記第2ゲートの回動を制御するゲ
    ート制御部と、 前記第1駆動ローラー及び前記第2駆動ローラーを制御
    する駆動ローラー制御部と、 前記第1センサが搬送されてきた第1枚目の用紙の後端
    を検出すると、前記第2搬送路へ用紙を導くように前記
    第1ゲートを回動させるよう前記ゲート制御部へ指示
    し、その後前記第2駆動ローラーを逆回転させるよう前
    記ローラー制御部へ指示し、さらに、前記読取部の読取
    結果に応じて所定の用紙集積台に前記用紙を導くように
    前記第2ゲートを回動させるよう前記ゲート制御部へ指
    示する制御部と、 を具備することを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記読取部が第2枚目の用紙の情報の読
    取を開始するまでに、前記制御部は前記第2枚目の用紙
    の先端が前記ゲートの手前に到達する予測時間における
    前記第1ゲートの回動状態を予測し、 前記予測時間における前記第1ゲートの回動状態が前記
    第2枚目の用紙の搬送を妨げる状態の時、前記制御部は
    前記読取部が第2枚目の用紙に記載された情報の読取を
    開始するまでに前記第2枚目の用紙の搬送を停止させ、 前記制御部は前記予測時間における前記第1ゲートの回
    動状態が前記第2枚目の用紙の搬送を妨げないことを予
    測すると、前記第2枚目の用紙の搬送を許可することを
    特徴とした請求項1記載の用紙搬送装置。
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