JPH0568989U - 情報媒体搬送装置 - Google Patents

情報媒体搬送装置

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JPH0568989U
JPH0568989U JP10197291U JP10197291U JPH0568989U JP H0568989 U JPH0568989 U JP H0568989U JP 10197291 U JP10197291 U JP 10197291U JP 10197291 U JP10197291 U JP 10197291U JP H0568989 U JPH0568989 U JP H0568989U
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JP
Japan
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medium
information medium
motor
power
detection sensor
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Pending
Application number
JP10197291U
Other languages
English (en)
Inventor
純一 藤原
Original Assignee
株式会社新興製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源投入時の情報媒体の搬送開始までの無駄
時間をなくし、かつ、不必要な搬送モータの駆動による
電力ロスを防止することができる情報媒体搬送装置を提
供すること。 【構成】 媒体検出センサS1 〜S5 が媒体搬送路1中
の情報媒体を検出して情報媒体検出信号を制御装置8に
送ると制御装置8はこの信号を受けて、搬送ローラ2〜
5により情報媒体が媒体搬送路1から排出されるまで搬
送モータ6を回転制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印字装置または読取装置等における情報媒体搬送装置に関し、特に 電源投入時に媒体搬送路上に存在(残留)する情報媒体を排出するための制御に 特徴のある情報媒体搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
長さ方向(搬送方向)サイズのうち最小サイズの情報媒体(以下、単に媒体と いう)より短い間隔で、即ち、最小サイズ媒体であっても複数組設けられた搬送 (以下単にローラという)ローラのいずれかに挟持できるように、媒体搬送路に 適宜数設けられたローラを搬送モータ(以下、単にモータという)で回転駆動さ せることで、媒体搬送路中に通紙される媒体を搬送方向上流側から下流側に搬送 する媒体搬送装置が印字装置や読取装置等に適用されている。
【0003】 ここで、各種の原因により媒体搬送路上で、媒体がジャムすることがあるが、 ジャムした媒体を放置したまま媒体搬送動作を終了すると、次の電源投入による 新たな媒体搬送動作時に、ジャムしたまま媒体搬送路に残留している媒体によっ て後続の媒体もジャムしてしまうことになる。
【0004】 このような不具合をなくすために、従来は、電源投入時に媒体搬送路の媒体の 有無に係わらず、モータを、媒体搬送路長に比例した所定ステップ回転させて排 出動作をしていた。このことによって、媒体搬送路中に媒体が存在する場合、こ の媒体は電源投入と同時に媒体搬送路外に排出され、次の媒体の搬送の妨げにな らないようになっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来装置においては、媒体搬送路中に媒体が残留していない状 態でもモータを駆動していたため、電源投入による新たな媒体の搬送開始までに 無駄時間が発生するという問題があった。また、その間のモータの駆動による電 力ロスも発生していた。
【0006】 本考案は、上記従来装置の欠点を解消し、電源投入時の媒体の搬送開始までの 無駄時間をなくし、かつ不必要なモータの駆動による電力ロスを防止することが できる媒体搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案では、この目的を達成するために、媒体搬送路近傍に配置された適宜数 の媒体検出センサと、この媒体検出センサが媒体を検出した信号を受けて、ロー ラを回転制御する制御手段とを備えるようにしたものである。
【0008】
【作用】
例えば、反射型や透過型のフォトセンサなどで構成される媒体検出センサが媒 体搬送路中の媒体を検出して、媒体検出信号をCPUを中心とした制御手段に送 出すると、制御手段はこの信号を受けて、ローラにより媒体が媒体搬送路から排 出されるまでモータを回転制御すべく指令信号を出力する。
【0009】 この場合、媒体検出センサの位置によってローラの回転時間を変えることで、 媒体排出時間が必要最小限に抑えられる。即ち、排出部から最も離れた位置にあ る媒体検出センサにより媒体が検出された時は、言い換えると、排出部から最も 離れた位置に媒体が存在する時は、排出部までの最大距離分媒体が搬送されなけ ればならないが、排出部に最も近接した位置に媒体が存在する時は、排出部まで の最小距離分だけ媒体を搬送すればよい訳であるから、媒体検出センサの位置に よって、媒体が排出されるに足るだけの時間ローラを回転させれば、媒体排出時 間は必要最小限に抑えられることになる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、媒体搬送装置の概略構成図であり、1は上ガイド板1aと下ガイド板 1bとからなる媒体搬送路、2,3,4,5はローラであり、それぞれ上側の従 動ローラ2a,3a,4a,5aおよび下側の駆動ローラ2b,3b,4b,5 bから構成されている。6は各駆動ローラ2b,3b,4b,5bを駆動する、 従ってローラ2ないし5を回転駆動するモータ(ステッピングモータ)である。 このモータ6の駆動により各ローラ2ないし5は回転して、媒体搬送路1内に通 紙される、あるいは図示しない前処理部から搬送される媒体を矢印A方向に搬送 し、排出部7から排出する。排出部7から排出された媒体は図示しない後処理部 に送られるか、あるいは排紙トレー上に積載される。また、S1 ,S2 ,S3 , S4 ,S5 はフォトセンサで構成される媒体検出センサであり、S1 からS5 ま で順次排出部7に近くなるように媒体搬送路1の近傍に配置されている。なお、 この媒体検出センサの数は媒体搬送路1の長さとか媒体搬送路1中でどのような 処理を行うかで変わってくる。
【0011】 図2は、この媒体搬送装置の制御ブロック図であり、制御装置8は、媒体検出 センサS1 ないしS5 の媒体検出信号を入力する入力ポート9、入力ポート9か らのデータを受けて、各種の演算処理を行うCPU10、変数データなどを記憶 するRAM11、制御プログラムが格納されるROM12、CPU10からの指 令を受けてモータ6に出力する出力ポート13から構成されている。
【0012】 図3は、電源投入時の媒体搬送制御のフローチャート、図4は、その要部のサ ブルーチンを示すフローチャートである。まず、電源投入時に各媒体検出センサ S1 〜S5 の出力をチェックし(P1)、媒体が媒体搬送路1中に存在していれ ば(P2でY)、モータ6をK回転させ(P5)、その媒体を排出部7から排出 する。媒体が媒体搬送路1中に存在しない場合(P2でN)、モータ6をJ回転 させ(P3)、再度センサチェックを行う(P4)。この時点で媒体を検出すれ ば(P4でY)、前述したようにモータ6をK回転させ、媒体を排出部7から排 出する(P5)。また、この時点でも媒体が検出されなければ(P4でN)、電 源投入時に媒体搬送路1中には媒体が存在していなかったとして、このフローは 終了する。
【0013】 なお、ここでJ,Kはステッピングモータであるモータ6の固定ステップ数で あり、J<Kの関係がある。また、Kは媒体がいずれの位置にあっても排出部7 から排出されるように、媒体搬送路長に対応した最大ステップ数である。また、 Jは媒体が隣合う媒体検出センサ(例えばS1 とS2 、あるいはS2 とS3 など )間に存在し、いずれの媒体検出センサによっても検知されない状態を防止する ために、少なくとも下流側の媒体検出センサによって媒体の先端が検知されるに 足るだけ媒体を搬送するためのステップである。
【0014】 媒体を検出した場合、その媒体が媒体搬送路7のどこにあっても、排出部7よ り排出させるためにモータ6を駆動させることは前述した通りであるが、媒体の 位置、即ち、これを検出する媒体検出センサの位置によってモータ6のステップ 数を変えることで媒体排出時間を必要最小限にすることができる。
【0015】 図4は、その制御内容を示すものであり、媒体検出センサS1 〜S5 の位置か らモータ6の必要ステップを決定する(P51)。即ち、排出部7までの距離分 、媒体を搬送するに足るだけのステップ数とする。従って、排出部7までの距離 が短くなればなる程、ステップ数は小さくて済む。そして、決定された所定のス テップ数分だけモータ6を回転させ(P52)、媒体を排出部7から排出する。
【0016】
【考案の効果】
請求項1および2記載の考案によれば、媒体検出センサにより電源投入時に媒 体搬送路中に存在している媒体を検出した時のみ、モータを回転駆動してローラ により媒体を排出するようにしたから、媒体が存在しない時でも所定ステップモ ータを回転駆動していた従来例と比べて、モータの回転駆動の無駄をなくし、電 源投入による新たな媒体の搬送までの不必要な待ち時間(立上がり時間)をなく すことができ、しかも、無意味なモータ駆動による電力ロスを防止することがで きる。
【0017】 請求項3記載の考案によれば、媒体を検出する媒体検出センサの位置によって 、モータの駆動時間(ステップ数)を変えるようにしたから、電源投入時に媒体 搬送路中に存在している媒体の排出時間を必要最小限にすることができ、新たな 媒体の搬送までの立上がり時間を縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る媒体搬送装置の概略構成
図である。
【図2】本考案の実施例に係る媒体搬送装置の制御ブロ
ック図である。
【図3】本考案の実施例に係る媒体搬送装置の制御内容
を示すフローチャートである。
【図4】図3に示すフローチャートの要部のサブルーチ
ンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 媒体搬送路 2〜5 ローラ 6 モータ 7 排出部 8 制御装置(制御手段) S1 〜S5 媒体検出センサ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体搬送路に適宜数設けられたローラを
    モータで駆動することによって、前記媒体搬送路中の前
    記情報媒体を搬送する情報媒体搬送装置において、前記
    媒体搬送路近傍の任意個所に適宜数設けられた媒体検出
    センサと、電源投入時に、この媒体検出センサの情報媒
    体検出信号に基づき前記モータを駆動して前記ローラを
    回転させ、残留情報媒体を排出させる制御手段とを備え
    たことを特徴とする情報媒体搬送装置。
  2. 【請求項2】 電源投入時に媒体検出センサが残留情報
    媒体を検出した場合は、制御手段は、媒体搬送路の最上
    流側位置に残留する前記情報媒体が排出されるまでの所
    定時間、前記モータを駆動制御することを特徴とする請
    求項1記載の情報媒体搬送装置。
  3. 【請求項3】 電源投入時に媒体検出センサが残留情報
    媒体を検出した場合は、制御手段は、その媒体検出セン
    サの位置によってモータの駆動時間を可変制御すること
    を特徴とする請求項1記載の情報媒体搬送装置。
JP10197291U 1991-11-15 1991-11-15 情報媒体搬送装置 Pending JPH0568989U (ja)

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JP10197291U JPH0568989U (ja) 1991-11-15 1991-11-15 情報媒体搬送装置

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ID=14314785

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0900665A2 (en) 1997-09-05 1999-03-10 Seiko Epson Corporation Printing apparatus, method of controlling it and data storage medium
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JPWO2022137540A1 (ja) * 2020-12-25 2022-06-30

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