JP3521179B2 - 発券装置 - Google Patents

発券装置

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JP3521179B2 JP31548297A JP31548297A JP3521179B2 JP 3521179 B2 JP3521179 B2 JP 3521179B2 JP 31548297 A JP31548297 A JP 31548297A JP 31548297 A JP31548297 A JP 31548297A JP 3521179 B2 JP3521179 B2 JP 3521179B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は駅や遊園地等の切符
売場に配置する発券装置の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、特開平8−63621号公報
「発券装置」は、情報を正確に書込んだ正券と情報を正
確に書込むことのできなかったエラー券(又は廃券とい
う)とを迅速に区別することのできる装置である。この
装置の要部を、次図で再掲する。ただし、符号は振り直
した。 【0003】図8は従来の発券装置の原理図であり、発
券装置100は、ロール紙101を引出し、カッタ10
2で所定の寸法に切断し、その切片の表面にプリンタ1
03で駅名、日付けなどを印字し、切片の裏面に書込ヘ
ッド104で駅名、日付けなどの磁気情報を書込み、次
の読取りヘッド105で情報が正確に記録されたか否か
を確認し、正しければ発券口106へ送り、正しくなけ
れば廃券箱107へ戻すものである。108は仕切り板
であり、この仕切り板108を境に、発券口106は券
購入者側、廃券箱107は裏側にある。 【0004】ところで、上記の切片には印字する発売月
日は深夜に変更するが、この変更が正しく行われたか否
かを確認する必要があり、上記裏側で係員が試刷ボタン
(図示せず)を押すことにより、試刷り券が発券口10
6へは行かず、廃券箱107へ到達する仕組にしたもの
が、採用されている。試刷ボタンは、発券装置の故障回
復時、印刷むらのチェックなどの際に随時押して試刷り
するため、使用頻度は高い。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】廃券のみならず、試刷
り券も前記廃券箱107に納るため、係員は廃券箱10
7を開けて、この廃券箱107から目的の試刷り券を摘
み出す必要があり、印刷むらのチェックなどが極めて非
能率的になる。そこで、本発明の目的は試刷り機能を備
えた発券装置において、試刷り券を効率よくチェックす
ることのできる発券装置を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、発券装置に、試刷り券を回収箱まで搬送
する回収経路と、この回収経路の途中に設けた券一時停
止機構と、停止状態の券を外から覗くことのできる覗き
窓とを備えた発券装置であって、回収経路は、発券装置
を構成する装置ケース内に且つ装置ケースの天板及び背
面に沿って配置し、覗き窓は装置ケースの背面に設けた
ことを特徴とする。 【0007】試刷り券を、券一時停止機構で止めて覗き
窓を通してチェックする。この後、券を回収箱へ投下す
る。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る発券装置の原理図であ
り、発券装置10は、装置ケース11の内部に、ロール
紙支軸12、ガイドローラ13・・・(・・・は複数個を示
す。以下同様。)、カッタ14、プリンタ15、回転ド
ラム16、書込ヘッド17、読取りヘッド18、制御部
19、第1コンベア21、第2コンベア22、第3コン
ベア23、第4コンベア24、第5コンベア25、第6
コンベア26、第1振分け片28、第2振分け片29、
券一時停止機構40、覗き窓41及び回収箱42を図の
様に配置したものである。31は第1センサであり、券
の有無を検出し、その信号を制御部19へ伝えるもので
ある。32,32は抑え部材であり、券をヘッド16,
17へ押し当てる部材である。 【0009】図2は本発明に係るコンベアの分解図であ
り、図1のコンベア21〜26を分かりやすく分離して
図示したものである。即ち、回転ドラム16の下部に第
1コンベア21の入側を当て、この第1コンベア21の
出側に第2コンベア22を沿わせることにより、券を発
券口に送るようにし、又、回転ドラム15の上部に第4
コンベア24の入側を当て、この第4コンベア24の出
側に第3コンベア23を沿わせることにより、券を適宜
斜め左上へ導くようにし、第5コンベア25と第6コン
ベア26とで「回収経路44」を構成するものである。 【0010】図3は本発明に係る券一時停止機構の構成
図であり、券一時停止機構40は、回収経路44の途中
(出口、入口を含む)に適宜配置するものであり、例え
ば、装置ケース11の背面下部の一部を窪ませ、この凹
部45の底へ嵌め込んだ覗き窓41のすぐ下に、シャッ
タ47を出し入れする電磁アクチュエータ48と、覗き
窓41のすぐ上で券の有無を検知する第2センサ49と
からなる。なお、51は試刷ボタン、52は検査終了ボ
タンである。 【0011】以上に述べた発券機の作用を次に説明す
る。図4は本発明の発券機の第1作用説明図であり、通
常は、ロール紙53をガイドロール13・・・で引出し、
カッタ14で所定の長さに切断し、この切片にプリンタ
15で発行年月日、区間などを印字し、更に書込ヘッド
17で情報を磁気的に書込み、読取りヘッド18でその
情報が正しく書込まれたが否かを検査し、問題なければ
第1・第2コンベア21,22で発券口54へ導く。 【0012】図5(a),(b)は本発明の発券機の第
2作用説明図であり、本実施例では廃券と試刷り券とを
同じ経路(回収経路)を使用して、回収箱42へ導く。
先ず、磁気記録に誤りがある券(廃券と言う)の取扱を
説明する。(a)において、プリンタ15で印字し、磁
気ヘッド17で情報を書込み、読取りヘッド18でエラ
ーが認められると、エラー情報を受けた制御部19で第
1振分け片28を切換えて、廃券56を第3・第4コン
ベア23,24間へ送る。斜め上に昇った廃券56が第
1センサ31に達したら、全てのコンベアを停止し、逆
転を掛ける。(b)において、第2振分け片29の切換
え作用で廃券56は第5・第6コンベア25,26間の
回収経路44を進み、回収箱42に至る。 【0013】次に、試刷り工程を次の図6及び先の図5
(a),(b)を参照して説明する。図6は本発明の発
券機の試刷り工程のフロー図であり、ST××はステッ
プ番号を示す。 ST01:通常運転を中断して試刷りするには、試刷ボ
タン(図3符号51)を押す。 ST02:シャッタ47を閉じる。 ST03:一方、図5(a)に示す手順で切片に印字を
施す。 ST04:図5(b)の手順で試刷り券58を回収経路
44で移動する。 【0014】ST05:シャッタ47が閉じているの
で、試刷り券58は、図3に示すようにシャッタ47に
載った状態で停止する。なお、先の試刷り券58が存在
する場合には、次の試刷り券58が第2センサ52に達
した段階で、次の試刷り券58を止めればよい。このと
きに、係員は覗き窓41を通して試刷り券58を検査す
る。図7は図3の7矢視図であり、試刷り券58の表面
の印字を目視することができる。 【0015】ST06:目視検査が完了したら、検査終
了ボタン(図3符号52)を押す。 ST07:これで、シャッタ47が開く。 ST08:シャッタ47が開いたことで試刷り券58は
回収箱42に落下する。従って、係員は、回収箱42か
ら試刷り券58を取り出すことなく、覗き窓41を通じ
て、素速く試刷り券58を目視検査することができ、作
業能率が大きに高まる。なお、閉じたシャッタ47を、
試刷ボタン51を押したのちタイマでカウントアップし
てシャッタ47を開くようにすれば、検査終了ボタン5
2は省くことができる。 【0016】本実施例では、図1に明示した通り、第5
コンベア25と第6コンベア26とで構成した回収経路
44を装置ケース11の天板及び背面に沿わせたので、
覗き窓41を装置ケース11の背面のどの高さにも設け
ることができる。従って、係員の使い勝手を考慮して覗
き窓41の高さを決定すれば、係員の疲労を少なくする
ことができる。 【0017】尚、券一時停止機構40は、試刷り券58
をキャッチして、一時的に保留する機能を有するもので
あれば、構成は変更可能である。また、コンベア21〜
26のアレンジは、一例を示したものであり、この例に
限るものではない。 【0018】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1によれば、試刷り券を、券一時停止機構
で止めて覗き窓を通してチェックすることができる。す
なわち、係員は回収箱から試刷り券を取り出すことな
く、覗き窓を通じて、素速く試刷り券を目視検査するこ
とができ、作業能率が大いに高まる。加えて、回収経路
は、発券装置を構成する装置ケース内に且つ装置ケース
の天板及び背面に沿って配置し、覗き窓は装置ケースの
背面に設けたので、覗き窓は装置ケースの背面に任意の
高さに位置を決めることができる。すなわち、係員の使
い勝手を考慮して覗き窓の高さを決定すれば、係員の疲
労を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る発券装置の原理図 【図2】本発明に係るコンベアの分解図 【図3】本発明に係る券一時停止機構の構成図 【図4】本発明の発券機の第1作用説明図 【図5】本発明の発券機の第2作用説明図 【図6】本発明の発券機の試刷り工程のフロー図 【図7】図3の7矢視図 【図8】従来の発券装置の原理図 【符号の説明】 10…発券装置、40…券一時停止機構、41…覗き
窓、42…回収箱、44…回収経路、47…シャッタ、
48…アクチュエータ、51…試刷ボタン、52…検査
終了ボタン、58…試刷り券。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 試刷り券を回収箱まで搬送する回収経路
    と、この回収経路の途中に設けた券一時停止機構と、停
    止状態の券を外から覗くことのできる覗き窓とを備えた
    発券装置であって、 前記回収経路は、発券装置を構成する装置ケース内に且
    つ装置ケースの天板及び背面に沿って配置し、前記覗き
    窓は装置ケースの背面に設けた ことを特徴とする発券装
    置。
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