JP2009207370A - 釣り竿 - Google Patents
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Abstract
【課題】固着し難く、確実に継合状態を維持し、釣り竿全体の撓みを滑らかに連続させることができる低コストの釣り竿を提供すること。
【解決手段】竿杆14の一端に形成した雄端部22の外周面とこれに隣接する竿杆16に形成した雌端部24の内周面とを、穂先側に縮径するテーパ状に形成し、これらの雄端部22と雌端部24とを嵌合して継合部20を形成する釣り竿10であって、雄端部22の外周面から、頂部が雌端部24の粗面状の内周面と係合する突起30を突出し、この突起30は竿杆14の中心軸Cに対して傾斜する穂先側傾斜面26と元側傾斜面28とで、竿杆の中心軸に沿う三角形状の縦断面形状を形成され、この突起30の元側傾斜面28を穂先側傾斜面26よりも、竿杆14の中心軸Cに対して大きな傾斜角に形成した釣り竿。
【選択図】 図3
【解決手段】竿杆14の一端に形成した雄端部22の外周面とこれに隣接する竿杆16に形成した雌端部24の内周面とを、穂先側に縮径するテーパ状に形成し、これらの雄端部22と雌端部24とを嵌合して継合部20を形成する釣り竿10であって、雄端部22の外周面から、頂部が雌端部24の粗面状の内周面と係合する突起30を突出し、この突起30は竿杆14の中心軸Cに対して傾斜する穂先側傾斜面26と元側傾斜面28とで、竿杆の中心軸に沿う三角形状の縦断面形状を形成され、この突起30の元側傾斜面28を穂先側傾斜面26よりも、竿杆14の中心軸Cに対して大きな傾斜角に形成した釣り竿。
【選択図】 図3
Description
本発明は、釣り竿に関し、特に、複数の竿杆を継ぎ合わせてなる釣り竿に関する。
例えば振出し式の釣り竿は、小径の竿杆を順に大径の竿杆内に収納し、使用する際に、小径の穂先竿および中竿を大径の元竿の先端部から順に引出し、隣接する大径竿杆の先端部と小径竿杆の後端部とを互いに嵌合させて継合部を形成し、長尺の釣り竿とする。
通常、釣り竿の継合部では、互いに接触する面と面との合わせ面が外部から完全に密閉される。このため、凹部により接触面積を減少してその間の摩擦力を低減可能であるとしても、これらのテーパ部間に形成される凹部が、水濡れ等で外部から密封されると、凹部が密封状態となり、継合部が固着する虞が高い。
このように隣接する竿杆同士を継合させた状態で長時間にわたって使用していると、外気温の急激な変化等により、継合部が固着することがある。このように継合部が固着すると、竿杆を収納することが困難となり、無理に継合を解除しようとすると釣り竿を損傷する虞もある。一方、継合面間の密着を防止するために、継合部における摩擦力あるいは接触力を小さくすると、魚釣り中に穂先側の小径の竿杆が元側の大径の竿杆内に脱落するという節落ちの状態となる。
このような、継合部の固着現象の防止と竿杆の脱落とを防止するため、種々の方法が開発されている。例えば、大径竿杆の先端側内周面と小径竿杆の元側外周面との一方にネジ状の突起を設け、この突起の延在する方向に沿って一方の竿杆をねじ込みまたはねじ戻すことにより、大径竿杆と小径竿杆とを継合又は継合解除する釣り竿の継合構造が開発されている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−14450号公報
しかし、ネジ状の突起は、竿杆の本体を形成するプリプレグとは別個の樹脂テープ等で断面を台形状に形成するものであり、この上面が相手方の周面に接触する。このため、接触面積が比較的大きく、ねじ込みまたはねじ戻す際に大きな力を必要とする。また、別個の樹脂テープ等で突起を形成することにより、製造コストが増大し、隣接する竿杆の径差も大きくなる。このため、継合部における剛性の変化が大きくなり、釣り竿全体の撓み特性がこの継合部で変化し、釣り竿全体の撓み曲線が不連続な状態となる。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、固着し難く、確実に継合状態を維持し、釣り竿全体の撓みを滑らかに連続させることができる低コストの釣り竿を提供することを目的とする。
このような目的を達成する本発明の釣り竿は、竿杆の一端に形成した雄端部の外周面とこれに隣接する竿杆に形成した雌端部の内周面とを、穂先側に縮径するテーパ状に形成し、これらの雄端部と雌端部とを嵌合して継合部を形成する釣り竿であって、前記雄端部の外周面から、頂部が雌端部の粗面状の内周面と係合する突起を突出し、この突起は竿杆の中心軸に対して傾斜する穂先側傾斜面と元側傾斜面とで、竿杆の中心軸に沿う三角形状の縦断面形状を有する突起を形成し、この突起の元側傾斜面を穂先側傾斜面よりも、竿杆の中心軸に対して大きな傾斜角に形成したことを特徴とする。
前記元側傾斜面と穂先側傾斜面とは、90度以下の頂角を形成することが好ましい。
前記雄端部が形成される竿杆は、強化繊維に樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを芯金上に巻回して形成され、前記突起は、この繊維強化プリプレグを芯金上に締付ける緊締テープにより、軟化して盛上げられた繊維強化プリプレグの樹脂で形成することも可能である。
前記雌端部が形成される竿杆は、強化繊維に樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを芯金上に巻回して形成し、前記雌端部の内周面は、芯金の外周面で粗面状に形成してもよい。
前記雌端部の内周面は、周方向に延びる微細な溝又は突条を有するものであってもよい。
本発明の釣り竿によると、雌端部の粗面状の内周面に係合する突起が三角形状の縦断面形状を有することにより、雄端部と雌端部との間の接触面積が小さく、固着の原因となる外部から密閉された空間が形成されることはない。また、突起を形成する元側傾斜面と穂先側傾斜面のうち、元側傾斜面を穂先側傾斜面よりも、竿杆の中心軸に対して大きな傾斜角で形成したことにより、この継合部の剛性を増大することなく、元側方向への移動に対して大きな抵抗を形成し、継合状態を安定した状態で維持する。
これにより、継合部が固着し難く、確実に継合状態を維持し、釣り竿全体の撓みを滑らかに連続させることができる低コストの釣り竿が提供される。
この突起の元側傾斜面と穂先側傾斜面とが、90度以下の頂角を形成する場合には、雄端部の外周面と雌端部の内周面との間の接触面積を小さくして固着状態となるのを防止すると共に、雌端部の粗面状の内周面と確実に係合し、継合部の緩みを確実に防止することができる。
突起が、繊維強化プリプレグを芯金上に締付ける緊締テープにより、軟化して盛上げられた繊維強化プリプレグの樹脂で形成される場合には、この竿杆の表面を加工する必要がなく、極めて低コストで形成され、しかも、この竿杆を形成する繊維強化プリプレグの強化繊維を切断することもない。このため、継合部の強度低下を防ぐことができる。
雌端部の内周面が、芯金の外周面で粗面状に形成される場合には、竿杆を形成する繊維強化プリプレグの強化繊維を切断することなく、極めて簡単に形成することができる。
また、雌端部の内周面が、周方向に延びる微細な溝又は突条を有する場合には、突起の頂部を確実に係止することができる。
図1から図3は、本発明の好ましい実施形態による釣り竿10を示す。
本実施形態における釣り竿10は、小径竿杆を順に大径の竿杆内に収納する振出式に形成してあり、例えば渓流竿、鮎竿、磯竿用として用いるものである。この釣り竿10は、図1に示すように、先端から順に穂先竿である小径竿杆12と、例えば2本である複数本の中竿杆14と、最も大径の元竿杆16とを有し、釣り人が把持する把持部18をこの元竿杆16の竿尻側に形成してある。
本実施形態の釣り竿10は、炭素繊維等の強化繊維にエポキシ樹脂等の合成樹脂を含浸した繊維強化プリプレグ(以下の説明では、単にプリプレグと称する場合もある)を周方向、軸方向あるいは軸線に対して適宜角度に傾斜した方向に引き揃えて巻回し、これらの複数の繊維層を積層した本体層を有する中空竿管から形成してある。これに代え、特に小径竿杆12については、このような中空構造に限らず、釣り竿を大きく撓ませることが可能な中実構造に形成することもできる。
この釣り竿10の外側で釣り糸を案内するいわゆる外通し式に形成する場合には、竿杆の外面に釣り糸を案内する釣糸ガイド(図示しない)が、魚釣用リールと同じ側で、釣り竿10の穂先に向けて所定間隔をおいて固定され、穂先竿12の先端に固定したトップガイドから繰り出される。また、釣り竿10の内側を釣り糸が挿通されるいわゆる中通し式に形成することもできる。
このような釣り竿10の把持部18の表面部には、操作する際に手で把持する部位に、滑り止めを施してある。本実施形態の把持部18は、元竿杆16の竿尻側に設けてあるが、釣り竿10を操作する際に把持する部位であれば、元竿杆16の竿先側や更に元上竿である中竿杆14等の所要部位にも設けることができる。
図2に元竿杆16と元上竿である中竿杆14との継合部20を拡大して示すように、本実施形態の継合部20は、中竿杆の元側後端部が雄端部22を形成し、元竿杆の穂先側先端部が雌端部24を形成する。この雄端部22の外周面と雌端部24の内周面とは、それぞれ穂先側に縮径するテーパ状に形成してあり、この雌端部24の内周面は、雄端部22の外周面と同じ傾斜(例えば2〜5/1000程度の勾配)に形成してある。なお、このような傾斜は、継合部20に限らず、全体を通じて形成してもよく、この場合には、雄端部22を形成する中竿杆14の外周面は、段差のないテーパ状の連続面を形成し、雌端部24を形成する元竿杆16の内周面も、段差のないテーパ状の連続面を形成する。
このような雄端部22を形成する中竿杆14および雌端部24を形成する元竿杆16は、強化繊維に合成樹脂を含浸させた繊維強化プリプレグ(FRP)を図示しない芯金に巻回して形成される。いずれの竿杆14,16も、強化繊維を一方向に引き揃えた複数枚の繊維強化プリプレグを芯金上に順に巻回し、竿杆14,16の中心軸Cに対して強化繊維を軸長方向、周方向および傾斜方向に配置して形成された複数の繊維層から本体層を形成し、必要な場合には、例えば継合部20の雄端部22または雌端部24を形成する部位に、適宜の補強層を配置することもできる。
これらの竿杆14,16は全体を先細状に形成し、または、少なくとも継合部20を形成する部位を、上述の傾斜角度を有するテーパ状に形成することが好ましい。このようなテーパ状の竿杆14,16を形成する芯金は、外周面の、少なくとも雌端部24を形成する部位が、例えば平均凹凸高さが5μmの凹凸面を形成する粗面状に形成されることが好ましい。
更に、この芯金の外周面は、少なくとも雌端部24を形成する部位あるいはその全面に、周方向に延びる微細な突条又は溝(例えば高さ又は深さが0.05〜0.15mm程度)を有することが好ましい。これらの突条又は溝は、周方向に延びるものであれば、例えば螺旋状であってもよく、また、不連続なものであってもよい。
一方、雄端部22を形成する中竿杆14の外周面は、このような芯金上に所要の繊維層を形成する繊維強化プリプレグを巻回した後、このプリプレグの外周面に、図示しない緊締テープ(図示しない)を元側から穂先側に向けて連続的に巻付け、この緊締テープの締付け力により、未硬化のプリプレグを芯金上に加圧し、プリプレグ中の樹脂を軟化して螺旋状に盛上った突条を形成する。このように、中竿杆14を形成する繊維層の全体を外周側から所要の圧力で均一に加圧するため、緊締テープを、例えば1.0〜2.0mm程度のピッチで、その縁部が例えば5.0〜10.0mm程度の幅で重なる状態で螺旋状に巻回することが好ましい。
このように螺旋状に巻回する緊締テープは通常のものでよいが、例えば、厚さが25μm、幅寸法が15mm程度の例えばポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂あるいはこれらの樹脂の組合せで一層、二層あるいはサンドイッチ構造に形成され、本体12の外面を所要の締付け力で加圧するための十分な強さに形成することが好ましい。また、横断面形状は、後述する突起30の断面形状に応じた厚さ、幅寸法および横断面形状に形成することが好ましい。例えば、この緊締テープの横断面形状を台形状にすることも可能である。このような緊締テープを巻回した繊維強化プリプレグの繊維層は、所要温度で所定時間にわたって焼成し、硬化した後、芯金と共に緊締テープを取外す。
図3に示すように、芯金および緊締テープを取外した中竿杆14の外周面には、緊締テープの平坦な内面による穂先側傾斜面26と、緊締テープの側縁部に沿う端面による元側傾斜面28とで、竿杆の中心軸Cに沿う縦断面内で三角形状の断面形状を有する突起30が形成される。
元側傾斜面28は、緊締テープの側縁部に沿う端面で形成されることにより、この緊締テープの横断面形状が矩形状に形成されている場合には、中竿杆14の中心軸に対してほぼ垂直な面内に位置し、中心軸Cに対してほぼ90度の傾斜角を形成する。この元側傾斜面28は緊締テープの厚さとほぼ等しい。一方、穂先側傾斜面26は、中心軸Cに対して90度よりも小さな(例えば2度〜4度)傾斜角を形成する。これにより、穂先側傾斜面26と元側傾斜面28とは、図3に示す縦断面内で、90度以下、特に鋭角であるのが好ましい頂角を有して、雄端部22の外周面上を螺旋状に延びる頂部を形成する。
この突起30が係合する雌端部24の内周面は、上述のように芯金の外周面の微細な凹凸により、粗面状に形成されており、この微細な凹凸に雄端部22の外周面に形成された突起30の頂部が係合することができる。特に、この突起30の頂角が90度以下であることにより、雄端部22の外周面と雌端部24の内周面との間の接触面積を小さくして固着状態となるのを防止すると共に、雌端部24の粗面状の内周面と確実に係合し、継合部20の緩みを確実に防止することができる。
このように雄端部22と雌端部24とが形成される継合部20では、中竿杆14が元竿杆16から振出され、後端部に位置する雄端部22が元竿杆16の先側端部に位置する雌端部24に達すると、この雄端部22の外周面が雌端部24の内周面に嵌合し、中竿杆14と元竿杆16とを継合する。
頂角が90度以下の突起30を雄端部22の外周面に形成する穂先側傾斜面26が中心軸Cに対して小さな傾斜角を形成するため、雄端部22を雌端部24の先側に移動する際、この突起30の頂部が雌端部24の微細な凹凸に引掛かり難い。したがって雄端部22の外周面と雌端部24の内周面とが滑らかに係合する。
このように雄端部22の外周面に形成された突部30の頂部が、雌端部24の微細な凹凸を形成した粗面状の内周面に係合することにより、滑らかなテーパ状の面間の接触面積に比して極めて小さい。これにより、固着の原因となる外部から密閉された空間が形成されることはない。
また、穂先側傾斜面26と共に90度以下の頂角を形成する突起30の元側傾斜面28が穂先側傾斜面26よりも、竿杆14の中心軸Cに対して大きな傾斜角で形成したことにより、雌側端部24に対して雄側端部22を後方すなわち元側方向に移動する際は、この突起30が雌端部24の内周面に形成された微細な凹凸に引掛かり易い。したがって、この継合部20に繊維強化プリプレグを追加する等の剛性を増大することなく、継合解除への移動に対して大きな抵抗を形成し、継合状態を安定した状態で維持する。
更に、この突起30が、巻回した緊締テープのテープ跡で形成され、この突起30が噛合う微細凹凸が芯金の外面で形成されることにより、雄端部22と雌端部24との間の径差を極めて小さくすることができる。
これにより、継合部20が固着し難く、確実に継合状態を維持し、釣り竿10の全体の撓みを滑らかに連続させることができる低コストの釣り竿が提供される。しかも、突起30が緊締テープを除去したテープ跡で形成されることにより、雄端部22の外周面を加工する必要がなく、この雄端部22を形成するための、特別の部材および作業工程が不要で、製造コストを極めて低くすることができる。
また、竿杆14の硬化後に、このような突部30の加工を必要としないことから、雄端部22の外周側繊維層の強化繊維が周方向、軸方向又は傾斜方向のいずれの方向に配向されている場合でも、これらの外表面の繊維の切断等、強化繊維に損傷を与えることもない。
また、雌端部24の内周面が、芯金の外周面で粗面状に形成されることにより、竿杆16の雌端部24を形成する繊維強化プリプレグの強化繊維を切断することなく、極めて簡単に形成することができる。この雌端部24の内周面が、周方向に延びる微細な溝又は突条を有する場合には、突起30の頂部を確実に係止することができる。
なお、上記の実施形態では、元竿杆16と中竿杆14とを例にとって説明したが、例えば中竿杆14とこれよりも穂先側の小径竿杆12との間係合部20の場合も同様である。
10…釣り竿、14…元上竿、16…元竿、20…継合部、22…雄端部、24…雌端部、26…穂先側傾斜面、28…元側傾斜面、30…突起、C…中心軸。
Claims (5)
- 竿杆の一端に形成した雄端部の外周面とこれに隣接する竿杆に形成した雌端部の内周面とを、穂先側に縮径するテーパ状に形成し、これらの雄端部と雌端部とを嵌合して継合部を形成する釣り竿であって、前記雄端部の外周面から、頂部が雌端部の粗面状の内周面と係合する突起を突出し、この突起は竿杆の中心軸に対して傾斜する穂先側傾斜面と元側傾斜面とで、竿杆の中心軸に沿う三角形状の縦断面形状を形成され、この突起の元側傾斜面を穂先側傾斜面よりも、竿杆の中心軸に対して大きな傾斜角に形成したことを特徴とする釣り竿。
- 前記元側傾斜面と穂先側傾斜面とは、90度以下の頂角を形成することを特徴とする請求項1に記載の釣り竿。
- 前記雄端部が形成される竿杆は、強化繊維に樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを芯金上に巻回して形成され、前記突起は、この繊維強化プリプレグを芯金上に締付ける緊締テープにより、軟化して盛上げられた繊維強化プリプレグの樹脂で形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣り竿。
- 前記雌端部が形成される竿杆は、強化繊維に樹脂を含浸した繊維強化プリプレグを芯金上に巻回して形成され、前記雌端部の内周面は、芯金の外周面で粗面状に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の釣り竿。
- 前記雌端部の内周面は、周方向に延びる微細な溝又は突条を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の釣り竿。
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Cited By (2)
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JP2020074692A (ja) * | 2018-11-06 | 2020-05-21 | 株式会社シマノ | 釣り具 |
JP2020074693A (ja) * | 2018-11-06 | 2020-05-21 | 株式会社シマノ | 竿体を備えた釣り具 |
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JP7107815B2 (ja) | 2018-11-06 | 2022-07-27 | 株式会社シマノ | 釣り具 |
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