JP2009201944A - 弾球遊技機の発射ハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】メダルやコイン等の異物を挟み込んで操作リングを固定したまま遊技するという不正行為を確実に阻止できる弾球遊技機の発射ハンドルを提供する。
【解決手段】フェースカバー9をベース体8に対して回転不能かつ前後方向へ移動可能に連結し、このフェースカバー9をコイルばね14の弾発力で前方へ付勢すると共に、回動操作体10とロータリボリューム11との間に第1ベベルギア17と第2ベベルギア19とで構成される動力断続手段12を介設し、遊技中に遊技者がフェースカバー9を後方へ押圧した状態で操作リング10を回転操作することにより、操作リング10の回転が動力断続手段12を介してロータリボリューム11に伝達されるようにした。これにより、遊技中に異物21をフェースカバー9と操作リング10間の隙間Sに挿入すると、フェースカバー9が前方へ押し戻されて動力断続手段12が遮断状態となるため、ロータリボリューム11の出力がゼロとなって遊技球の発射は停止される。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技盤の遊技領域に遊技球を打ち出す弾球遊技機の発射ハンドルに関するものである。
この種の発射ハンドルは、弾球遊技機の前面枠下方に固定されたベース体と、このベース体の前端部に回転可能に支持された操作リングなどを備えており、操作リングはトーションばね等からなる復帰ばねの弾発力によって回転方向の初期位置へ付勢されている。操作リングは遊技者によって手動操作される可動側部材であり、操作リングの回転角度に応じて遊技球の発射強度が調整されるようになっている。この場合、遊技者が掌で操作リングを把持した姿勢を長時間維持することはかなりの疲労を伴うため、操作リングの前方にベース体に連結固定された円椀状のフェースカバーを配設し、遊技者がフェースカバーに掌を当てがいながら操作リングを指先で回転操作するようにした構成が広く採用されている。また、操作リングの外周面には複数の指当部が周方向に所定間隔をおいて突設されており、これら指当部の一部は前方へ突出してフェースカバーの外周面と対向している。したがって、遊技者は複数の指先(親指や人差し指など)を各指当部に対して広い接触面積で押し当てることができ、復帰ばねから各指に作用する単位面積当たりの付勢力が可及的に小さくなるため、遊技者の各指が受ける疲労の度合いを大幅に低減できるようになっている。
ところで、上記のごとく構成された発射ハンドルにおいては、固定側部材であるフェースカバーの後端部周囲に操作リングに設けられた指当部の突出部分が延在しており、これらフェースカバーの外周面と指当部の突出部分との間に隙間ができるため、この隙間にメダルやコイン等の異物を前方から挟み込んで操作リングを固定するという不正行為が行われやすくなる。そこで従来、指当部を操作リングの外周面から前方へ突出しないように設けることにより、コイン等の異物で操作リングを固定する行為を阻止するようにした弾球遊技機の発射ハンドルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このものは、指当部からフェースカバーの後端外周面に対向する突出部分が省略されているため、フェースカバーの後端部周囲にコイン等の異物を前方から挟み込める隙間は存在せず、当該隙間に異物を挟み込んで操作リングを固定することはできないようになっている。
特開2001−170267号公報
前述したように、特許文献1に開示された従来の発射ハンドルでは、フェースカバーの後端外周面と操作リングの指当部との間にコイン等の異物を前方から挟み込めないようになっているが、フェースカバーの後端面と操作リングの前端面との間に異物を側方から挟み込んで操作リングを固定するという行為を阻止することはできない。すなわち、ベース体とフェースカバーは互いに一体化されて固定側部材をなすものであり、これらベース体とフェースカバーとの間に可動側部材である操作リングが回転可能に配設されている関係上、フェースカバーの後端面と操作リングの前端面との間には操作リングの円滑な回転を確保するための隙間(クリアランス)が必要となる。したがって、この隙間に対してコイン等の異物を側方から略垂直姿勢で差し込むと、異物をフェースカバーの後端面と操作リングの前端面との間に挟み込むことができるため、かかる側方からの異物の挟み込みによる操作リングの固定行為を阻止することはできなかった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、メダルやコイン等の異物を挟み込んで操作リングを固定したまま遊技するという不正行為を確実に阻止できる弾球遊技機の発射ハンドルを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、遊技機に固定されたベース体と、このベース体の前端部に回転可能に支持された操作リングと、この操作リングの前方に配設されたフェースカバーと、前記操作リングの回転を検出する回転型電気部品とを備え、前記操作リングの回転操作量に応じて遊技球の発射強度が調整される弾球遊技機の発射ハンドルにおいて、前記フェースカバーを前記ベース体に対して回転不能かつ前後方向へ移動可能に連結すると共に、このフェースカバーを前方へ付勢する弾性部材と、前記操作リングと前記回転型電気部品との間に介設された動力断続手段と、前記回転型電気部品を回転方向の初期位置に付勢する戻しばねとを設け、前記フェースカバーが前記弾性部材の弾発力によって前進位置に保持されているとき、前記操作リングから前記回転型電気部品に至る動力伝達経路が前記動力断続手段で遮断され、前記フェースカバーが前記弾性部材の弾発力に抗して後退位置へ押圧操作されたとき、前記操作リングの回転が前記動力断続手段を介して前記回転型電気部品に伝達されるように構成した。
このように構成された弾球遊技機の発射ハンドルでは、遊技を開始する前の通常時において、フェースカバーは弾性部材の弾発力によって前進位置に保持されており、操作リングとロータリボリューム等の回転型電気部品との間に介設されたギアクラッチ等からなる動力断続手段は遮断状態となっているため、回転型電気部品は戻しばねの弾発力によって回転方向の初期位置に保持されている。そして、遊技を開始するのに当たって、まず遊技者がフェースカバーを弾性部材の弾発力に抗して前進位置から後方へ押し込むと、動力断続手段が遮断状態から接続状態に切り替わり、操作リングから動力断続手段を介して回転型電気部品に至る動力伝達経路が形成される。したがって、この状態で遊技者がフェースカバーに掌を押し当てながら指先で操作リングを回転操作すると、操作リングの回転が動力断続手段を介して回転型電気部品に伝達されるため、回転型電気部品から操作リングの回転角度に応じた検出信号が出力され、その検出信号に基づいて遊技球の発射強度が調整される。
また、かかる遊技中にフェースカバーの後端面と操作リングの前端面との間にメダルやコイン等の異物を側方から挿入すると、この異物の挿入によってフェースカバーが前方へ押し戻されることで、操作リングの回転が動力断続手段で遮断されて回転型電気部品に伝達されなくなるため、回転型電気部品は戻しばねの弾発力によって回転方向の初期位置に自動復帰する。したがって、異物の挟み込みによって操作リングを任意の回転位置に固定しようとしても、異物を挿入した時点で回転型電気部品が初期位置に自動復帰してしまうため、異物を挟み込んだまま遊技球を発射することはできなくなる。
本発明による弾球遊技機の発射ハンドルは、遊技者がフェースカバーを押圧しながら後方へ移動させた状態で操作リングを回転操作した場合、操作リングの回転が動力断続手段を介して回転型電気部品に伝達されることにより、操作リングの回転角度に応じた発射強度で遊技球が打ち出されるが、フェースカバーの後端面と操作リングの前端面との間にコイン等の異物を挟み込むと、異物の挿入に伴ってフェースカバーが前方へ移動することにより、操作リングの回転が動力断続手段で遮断されて回転型電気部品に伝達されなくなるため、異物を挟み込んだ時点で遊技球の発射が停止されることとなり、異物を挟み込んで操作リングを固定したまま遊技するという不正行為を確実に阻止できる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係る発射ハンドルを備えた弾球遊技機の斜視図、図2は該発射ハンドルの非遊技状態を示す断面図、図3は該発射ハンドルの遊技状態を示す断面図、図4は該発射ハンドルに異物を差し込んだ状態を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態例に係る弾球遊技機は、遊技場の島設備に設置される機枠1と、機枠1に扉状に開閉自在に取り付けられた前面枠2と、前面枠2に収容された遊技盤3と、前面枠2の前面に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス枠4と、前面枠2の下側に配設された受皿5を有する前面ボード6と、前面ボード6に取り付けられた発射ハンドル7等を具備しており、この発射ハンドル7を用いて受皿5に貯留された遊技球が遊技盤3の遊技領域に向けて発射されるようになっている。
図2に示すように、前記発射ハンドル7は、前面ボード6に取り付けられて前方へ突出するベース体8と、ベース体8に対して回転不能かつ前後方向(矢印A−B方向)へ移動可能に連結された円椀状のフェースカバー9と、これらベース体8とフェースカバー9との間に回転可能に配置された操作リング10と、ベース体8に搭載されたロータリボリューム11と、これら操作リング10とロータリボリューム11との間に介設された動力断続手段12とによって主に構成されており、遊技者の指先で操作される操作リング10の回転角度に応じて遊技球の発射強度が調整されるようになっている。
ベース体8は、前面ボード6から前方へ突出する円筒状の本体部8aと、本体部8aの前端面を塞ぐ円形の基板部8bとを有し、基板部8bは本体部8aの外周面から径方向外側へ突出している。基板部8bの前面外縁部には環状のガイド壁8cが形成されており、このガイド壁8cの内側には複数の中空軸体13が前方へ向けて突設されている。これら中空軸体13の前端面には小判形状のガイド孔13aが形成されており、各中空軸体13の内部には弾性部材としてのコイルばね14がそれぞれ収納されている。また、基板部8bの背面にはロータリボリューム11が搭載されており、このロータリボリューム11の回転軸は基板部8bを貫通して前方へ突出している。ロータリボリューム11は操作リング10の回転量を検出する回転型電気部品であり、その検出信号に基づいて図示せぬ発射装置のモータが打撃槌の回転駆動力を制御することにより、前述したように遊技球の発射強度が調整される。
フェースカバー9は発射ハンドル7の最も手前側に配置された固定側部材であり、このフェースカバー9の内面中央には円柱状の押圧突起9aが後方へ向けて突出形成されている。また、フェースカバー9の内面には複数の棒状体15が後方へ向けて突設されており、この棒状体15は中空軸体13のガイド孔13aに摺動可能に挿入されている。棒状体15の断面形状はガイド孔13aと同じ小判形状であるため、フェースカバー9はベース体8に対して回転不能であるが前後方向へ移動可能に案内されている。ただし、棒状体15とガイド孔13aを小判形以外の非円形状、例えばD形状や多角形状に形成しても良い。棒状体15の後端には鍔部15aが形成されており、この鍔部15aの背面に前述したコイルばね14の一端部が弾接している。これにより、フェースカバー9はコイルばね14の弾発力によって前方(矢印A方向)へ付勢されると共に、鍔部15aが中空軸体13の前端面に当接することでベース体8からの脱落が防止されている。
操作リング10には、外周面に複数の指当部10aを有する環状操作部10bや、環状操作部10bの前端面から前方へ突出する円筒部10c等が形成されており、円筒部10cの前端の内側領域は基体部10dとなっている。環状操作部10bの内周面はベース体8のガイド壁8cと摺動可能に係合しており、操作リング10はガイド壁8cを摺動面としてベース体8に回転可能に支持されている。円筒部10cの外周面はフェースカバー9の後端部内周面とオーバーラップしており、フェースカバー9の後端部は円筒部10の外側を前後方向へ移動するようになっている。ただし、フェースカバー9がコイルばね14の弾発力によって前進位置(これを基準位置と呼ぶ)に保持されているとき、フェースカバー9の後端面と環状操作部10bの前端面との間に所定幅の隙間Sが確保されており、この隙間S内に円筒部10の後端部が露出するようになっている。
操作リング10の基体部10dには、中央部に位置する円形孔10eと、この円形孔10eの外周縁から前方へ突出するガイド筒10fと、周方向に延びる複数の透孔10gとが形成されており、この基体部10dには操作リング10を回転方向の初期位置に付勢する図示せぬ復帰ばねが装着されている。円形孔10eはフェースカバー9の押圧突起9aと対向しており、ガイド筒10fは押圧突起9aの外周面に摺動可能に挿入されている。また、各透孔10gには中空軸体13がそれぞれ挿通されており、透孔10gの周方向の端部に中空軸体13が当接することによって操作リング10の回転角度が所定範囲内に規定されている。また、基体部10dの背面には伝達体16が前後進可能に取り付けられており、この伝達体16は複数の係止爪16aによって基体部10dからの脱落が防止されている。伝達体16の前端面は円形孔10eを介して押圧突起9aの後端面と対向しており、伝達体16の後端面には第1ベベルギア(かさ歯車)17が固着されている。この第1ベベルギア17の後端面とベース体8の基板部8bとの間にはコイルばね18が介設されており、伝達体16はこのコイルばね18の弾発力によって前方へ付勢されている。
一方、ロータリボリューム11の回転軸には第2ベベルギア19が固着されており、第1ベベルギア17とこの第2ベベルギア19とによって前述した動力断続手段12が構成されている。これら第1ベベルギア17と第2ベベルギア19はフェースカバー9の前後進動作に伴って係脱可能となっており、図2に示すように、フェースカバー9がコイルばね14の弾発力によって前方の基準位置に保持されている場合、第1ベベルギア17も前進位置にあって第2ベベルギア19と噛合していないため、動力断続手段12が遮断状態となって操作リング10からロータリボリューム11に回転が伝達されなくなる。これに対し、図3に示すように、フェースカバー9がコイルばね14の弾発力に抗して基準位置から後方(矢印B方向)へ移動すると、第1ベベルギア17が後方へ移動して第2ベベルギア19と噛合するため、動力断続手段12が遮断状態から接続状態へと切り替わり、操作リング10の回転が第1ベベルギア17と第2ベベルギア19の噛合を介してロータリボリューム11に伝達される。
また、ロータリボリューム11の回転軸にはトーションばね等からなる戻しばね20が巻装されており、ロータリボリューム11はこの戻しばね20の弾発力を受けて回転方向の初期位置に付勢されている。なお、このような戻しばね20を別途設ける代わりに、戻しばねを内蔵したセルフリターン機能付きのロータリボリュームを用いても良い。
上述のごとく構成された弾球遊技機では、遊技を開始する前の通常時(非遊技状態)において、図2に示すように、フェースカバー9がコイルばね14の弾発力によって前方の基準位置に保持されており、動力断続手段12である第1ベベルギア17と第2ベベルギア19が非噛合状態にあると共に、ロータリボリューム11は戻しばね20の弾発力によって初期位置に戻されている。
遊技を開始するのに当たっては、まず遊技者がフェースカバー9をコイルばね14の弾発力に抗して前進位置から後方(矢印B方向)へ押し込むと、図3に示すように、フェースカバー9の押圧突起9aが伝達体16をコイルばね18の弾発力に抗して後方へ移動させるため、第1ベベルギア17が第2ベベルギア19に噛合して動力断続手段12が遮断状態から接続状態へと切り替わり、操作リング10から伝達体16と動力断続手段12(第1ベベルギア17と第2ベベルギア19)を介してロータリボリューム11に至る動力伝達経路が形成される。したがって、この状態で遊技者がフェースカバー9に掌を押し当てながら指先を指当部10aに掛けて操作リング10を回転操作すると、操作リング10の回転が伝達体16と動力断続手段12を介してロータリボリューム11に伝達されるため、ロータリボリューム11から操作リング10の回転操作量に応じた検出信号が出力され、その検出信号に基づいて前記発射装置のモータを制御することにより、受皿5に貯留された遊技球が操作リング10の回転量に応じた発射強度で遊技盤3の遊技領域に向けて発射される。なお、操作リング10の回転操作に伴って図示せぬ復帰ばねと戻しばね20がそれぞれ蓄力されていくため、操作リング10に対する回転操作力が除去されると、操作リング10とロータリボリューム11は復帰ばねと戻しばね20の弾発力によって初期位置にそれぞれ自動復帰する。
また、図4に示すように、かかる遊技中にメダルやコイン等の異物21を隙間Sに側方(矢印C方向)から挿入し、この異物21をフェースカバー9の後端面と操作リング10の環状操作部10bとの間に挟み込んで操作リング10を固定しようとすると、異物21の挿入によってフェースカバー9が前方(矢印A方向)へ押し戻されるため、押圧突起9aが伝達体16から離反して第1ベベルギア17が前方へ移動し、それに伴って第1ベベルギア17と第2ベベルギア19の噛合が解除されて動力断続手段12が遮断状態となる。その結果、操作リング10からロータリボリューム11に至る動力伝達経路が遮断されると共に、ロータリボリューム11が戻しばね20の弾発力によって初期位置へ自動復帰するため、ロータリボリューム11の出力がゼロとなって遊技球の発射は停止する。このように異物21を隙間Sに挟み込んだ時点でロータリボリューム11が初期位置に自動復帰してしまい、その状態で操作リング10を回転操作しても遊技球は発射されないため、遊技者はフェースカバー9を後方へ押圧しながら操作リング10を手動操作して最適の発射角度に維持しなければならず、異物21を挟み込んで操作リング10を固定したまま遊技するという不正行為を確実に阻止することができる。
なお、上記実施形態例では、伝達体16に設けた第1ベベルギア17とロータリボリューム11の回転軸に設けた第2ベベルギア19とで動力断続手段12を構成した場合について説明したが、この動力断続手段12はフェースカバー9の前後移動によって回動操作体10とロータリボリューム11との間の動力伝達経路を選択的に断続できるものであれば他の構成でも良く、例えば、互いの円錐面の摩擦力で動力伝達する円錐クラッチや、互いの接触面の凹凸係合で動力伝達する噛み合いクラッチ等によって動力断続手段を構成することも可能である。
本発明の実施形態例に係る発射ハンドルを備えた弾球遊技機の斜視図である。 該発射ハンドルの非遊技状態を示す断面図である。 該発射ハンドルの遊技状態を示す断面図である。 該発射ハンドルに異物を差し込んだ状態を示す断面図である。
符号の説明
6 前面ボード
7 発射ハンドル
8 ベース体
8a 本体部
8b 基板部
8c ガイド壁
9 フェースカバー
9a 押圧突起
10 操作リング
10a 指当部
10b 環状操作部
10c 円筒部
10d 基体部
10e 円形孔
10f ガイド筒
10g 透孔
11 ロータリボリューム(回転型電気部品)
12 動力断続手段
13 中空軸体
13a ガイド孔
14 コイルばね(弾性部材)
15 棒状体
15a 鍔部
16 伝達体
16a 係止爪
17 第1ベベルギア
18 コイルばね
19 第2ベベルギア
20 戻しばね
21 異物
S 隙間

Claims (1)

  1. 遊技機に固定されたベース体と、このベース体の前端部に回転可能に支持された操作リングと、この操作リングの前方に配設されたフェースカバーと、前記操作リングの回転を検出する回転型電気部品とを備え、前記操作リングの回転操作量に応じて遊技球の発射強度が調整される弾球遊技機の発射ハンドルにおいて、
    前記フェースカバーを前記ベース体に対して回転不能かつ前後方向へ移動可能に連結すると共に、このフェースカバーを前方へ付勢する弾性部材と、前記操作リングと前記回転型電気部品との間に介設された動力断続手段と、前記回転型電気部品を回転方向の初期位置に付勢する戻しばねとを設け、
    前記フェースカバーが前記弾性部材の弾発力によって前進位置に保持されているとき、前記操作リングから前記回転型電気部品に至る動力伝達経路が前記動力断続手段で遮断され、前記フェースカバーが前記弾性部材の弾発力に抗して後退位置へ押圧操作されたとき、前記操作リングの回転が前記動力断続手段を介して前記回転型電気部品に伝達されるように構成したことを特徴とする弾球遊技機の発射ハンドル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011078743A (ja) * 2009-09-14 2011-04-21 Asama Seisakusho:Kk 遊技機の回転表示装置

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