JP5389198B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球を発射する力を調整することができるハンドル手段を備えた遊技機に関する。
下記特許文献1には、遊技機の操作ハンドル(ハンドル手段)が記載されている。この種の操作ハンドルは、ハンドルの回動量(回動部材の回動量)を検出し、その検出された回動量に比例する力で遊技球を発射させるように構成されている。
特開2005−125005号公報
しかし、従来のハンドルでは、回動部材の回動量と発射力が比例するため、僅かなハンドル操作によって遊技領域における遊技球の落下位置が大きく変化してしまうことがあった。
上記実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、操作性に優れるハンドル手段を備えた遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明にかかる遊技機は、遊技球を流下させる遊技領域と、前記遊技領域に前記遊技球を発射する発射機構部と、前記発射機構部の発射力を調整するために操作可能なハンドル手段と、前記ハンドル手段の操作により前記発射機構部の発射力を制御可能な発射制御部と、を備えた遊技機において、前記ハンドル手段は、遊技機に固定されたベース本体と、このベース本体に対して回動可能な回動部材と、この回動部材の回動が伝達される第一ギアと、この第一ギアに噛合した第二ギアと、この第二ギアの回動量を検出する回動量検出部と、を有し、前記回動量検出部からの信号に基づいて前記発射機構部の発射力が前記発射制御部に制御されるように構成され、前記回動部材には、前記ベース本体側に向かって突出した第一凸部が設けられる一方、前記第二ギアには前記回動部材側に向かって突出しかつ前記回動部材の回動量に応じて前記第一凸部に当接可能な第二凸部が設けられ、前記第二凸部の中心から前記第二ギアの中心までの距離は、前記第一凸部と前記第二凸部が当接する位置から前記回動部材の中心までの距離よりも短くなるように構成され、前記発射機構部の発射力が相対的に弱い状態である第一段階では、前記回動部材の回動が前記第一ギアに伝達され、前記第一ギアが回動することに伴って前記回動部材の回動が前記第二ギアに伝達されるように構成される一方、前記発射機構部の発射力が前記第一段階での発射力を超える第二段階では、前記第二凸部が前記第一凸部に押圧されて、前記回動部材の回動が前記第二ギアに直接伝達されることで、前記第二段階における前記回動部材の単位回動量あたりの前記発射機構部の発射力の増加量が、前記第一段階における前記回動部材の単位回動量あたりの前記発射機構部の発射力の増加量よりも大きくなるようにしたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記第一ギアは、前記第一ギアとともに回動する前記回動部材側に向かって突出した第三凸部をさらに有し、前記回動部材には、前記第三凸部が係合するスライド部が形成されており、前記第一段階では、前記スライド部の内壁面が前記第三凸部を押圧することで前記回動部材の回動が直接前記第一ギアの回動として伝達され、前記第一ギアが回動することに伴って前記回動部材の回動が前記第二ギアに伝達されるように構成される一方、前記第二段階では、前記第二凸部が前記第一凸部に押圧されて、前記回動部材の回動が前記第一ギアの回動に関係なく前記第二ギアに直接伝達されることで、前記第一ギアが前記回動部材の回動量よりも大きく回動して前記第三凸部が前記スライド部を前記回動部材の回動方向に相対的にスライドし前記スライド部の内壁面から離れ、前記回動部材の回動が直接前記第一ギアに伝達されないように構成されているところに特徴を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の遊技機において、前記第二ギアのギア部のピッチ円直径は前記第一ギアのギア部のピッチ円直径よりも大きいところに特徴を有する。
請求項1に記載の発明によれば、第一段階における回動部材の単位回動量あたりの発射機構部の発射力の増加量は、第二段階における回動部材の単位回動量あたりの発射機構部の発射力の増加量よりも小さい。つまり、所定の位置に遊技球を落下させようとする通常遊技(いわゆる左打ち遊技)において利用されることが多い第一段階においては、回動部材の微妙な回動量の変化によって遊技球の落下位置が大きく変化してしまうことがない。したがって、遊技者は所定の位置に遊技球を落下させ続けることが容易である。一方、特殊遊技(例えば大当たり遊技や時間短縮遊技)で遊技球を大きく発射させて遊技(いわゆる右打ち遊技)することがある遊技機においては、遊技球を大きく発射させる際に遊技球を落下させる位置を微調整する必要はほとんどない。つまり、上記第二段階において回動部材の単位回動量あたりの発射力の変化が大きくなっても操作性に問題はない。別の見方をすれば、遊技球を大きく発射させる状態にスムーズに移行させることが可能になるということである。
請求項2に記載の発明では、第二凸部が第一凸部に押圧される第二段階においては、第三凸部がスライド部の内壁面から離れる。つまり、回動部材の回動が直接第一ギアに伝達されずに、第二凸部が第一凸部に押圧されることによる第二ギアの回動によって遊技球の発射力が決まる構成を容易に構築することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、第一ギアの回動量(角度の変化量)に対する第二ギアの回動量(角度の変化量)が小さくなる。つまり、両ギアのギア部の噛合により第一ギアの回動は減速されて第二ギアに伝達される。したがって、回動部材の回動が第一ギアを介して第二ギアに伝達されることによって遊技球の発射力が決まる第一段階において、回動部材の微妙な回動量の変化によって、第二ギヤの回動量、すなわち遊技球の発射力が大きく変化してしまうことを抑制することが可能となる。換言すれば、第一段階における発射力の微調整が容易になる。
本発明の一実施形態にかかる遊技機(遊技盤)の正面図である。 遊技機の制御ブロック図である。 発射装置の制御ブロック図である。 発射機構部を説明するための図(発射装置の正面図)である。 ハンドル手段の外観図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は前方から見た斜視図、(d)は後方から見た斜視図である。 (a)はハンドル手段からカバー部材を取り外したものの正面図であり、(b)はハンドル手段からカバー部材および回動部材を取り外したものの正面図である。 ハンドル手段の分解斜視図(右側面斜視図)である。 ハンドル手段の分解斜視図(左側面斜視図)である。 回動部材(カバー部材を除く)を後方から見た斜視図である。 ハンドル手段の後方から見た図であって、(a)は全体の背面図、(b)はベース本体の一部を取り除いたものの背面図、(c)は(b)の右側面斜視図、(d)は(b)の左側面斜視図である。 回動部材が回動したときにおけるリンクギアとボリュームギアの関係を原位置から順を追って示した図であり、(a)は回動部材が原位置に位置している状態、(b)は回動部材の第一凸部がボリュームギアの第二凸部に接触する直前の状態、(c)は回動部材の第一凸部がボリュームギアの第二凸部を押している状態を示している。 回動部材が回動したときにおけるリンクギアとボリュームギアの関係を原位置から順を追って模式的に示した斜視図であり、(a)は回動部材が原位置に位置している状態、(b)は回動部材の第一凸部がボリュームギアの第二凸部に接触する直前の状態、(c)は回動部材の第一凸部がボリュームギアの第二凸部を押している状態を示している。 回動部材が回動したときにおけるリンクギアとボリュームギアの関係を原位置から順を追って模式的に示した側面図であり、(a)は回動部材が原位置に位置している状態、(b)は回動部材の第一凸部がボリュームギアの第二凸部に接触する直前の状態、(c)は回動部材の第一凸部がボリュームギアの第二凸部を押している状態を示している。 第一凸部と第二凸部の接触位置C1と回動部材の回動中心C2までの距離X1と、第二凸部の中心C3からボリュームギアの回動中心C4までの距離X2との関係を示した図である。 回動部材の回動量とボリュームギアの回動量の関係を示した図である(第一実施例)。 回動部材の回動量とボリュームギアの回動量の関係を示した図である(第二実施例)。 回動部材の第一凸部の変形例を示した図である。
以下、本発明にかかる実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において単に前側(前方)とは遊技機1の正面側のことであり、単に後側(後方)とは遊技機1の背面側のことである。
(遊技機の全体構成)
図1および図2を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。遊技機1の骨格は、周知の構成が適用できる。例えば、額縁形状の機枠に前面枠が回動自在に支持されてなる。前面枠には、前側から遊技盤90を視認可能とする透明な板が設けられている。
遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、前面枠に着脱可能に取り付けられている。この遊技盤90の前側に、発射された遊技球が流下する遊技領域10が設けられている。遊技盤90には、発射装置2から発射された遊技球を遊技領域10に案内する金属製の薄板からなる帯状のガイドレール91が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域10には、表示装置92、始動入賞口931、大入賞口932、アウト口933などが設けられている。表示装置92は、例えば液晶表示装置が用いられ、表示装置92の表示画面(表示部)において特別図柄や普通図柄等が表示される。かかる表示装置92の表示画面は、遊技盤90に形成された開口を通じて視認可能である。
また、遊技領域10には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての図示しない遊技釘が複数設けられている。遊技領域10を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
遊技機1の背面側には、図示されないセンターベースユニットが設けられている。このセンターベースユニットに、図2に示すような主制御基板941、サブ制御基板942、演出制御基板943、発射制御基板(後述する発射制御部5に相当する)等の各種制御基板や、球タンク、レール等が設けられている。
このような遊技機1では、発射装置2(ハンドル手段4)を操作することにより遊技領域10に向けて遊技球を発射する。遊技領域10を流下する遊技球が、始動入賞口931や大入賞口932等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。その他、大当たりの抽選方法等は、公知の遊技機の制御方法が適用できるため、説明は省略する。
(発射装置の構成)
以下、遊技機1が備える発射装置2の構成について図3〜図10を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において原位置とは、発射装置2(ハンドル手段4)が操作されていない状況(遊技球が発射されない状況)における各部材の位置をいう。
発射装置2は、遊技領域10に向けて遊技球を発射させるときに遊技者が操作する装置である。この発射装置2の操作により、遊技球の発射力を調整することができる。図3に示すように、発射装置2は、遊技領域10に遊技球を発射する発射機構部3と、発射機構部の発射力を調整するために操作可能なハンドル手段4と、ハンドル手段4の操作により発射機構部3の発射力を制御可能な発射制御部5(発射制御基板)と、を備える。
発射機構部3は、遊技球の発射力を変化させることが可能な機構を備えたものであればどのようなものであってもよい。図4に示すように、本実施形態の発射機構部3は、ベース部材31に取り付けられた槌部材32と、ソレノイド33と、発射レール34と、を有する。槌部材32は、遊技球を打ち出す部材であって、ベース部材31に回動自在に支持されている。ソレノイド33は、この槌部材32を動作させるための駆動源である。ソレノイド33への通電量を変化させることにより、槌部材32による遊技球の発射力を自在に変化させることが可能である。発射される遊技球は、図示されない球送り装置により一球ずつ発射レール34に供給される。供給された遊技球は、上記ソレノイド33により回動した槌部材32に当たって発射レール34から上記ガイドレール91に案内されて各入賞口等が設けられた遊技領域10に進入する。遊技領域10を流下する遊技球は、入賞口のいずれかに入賞するか、あるいは何処にも入賞せずにアウト口933から排出される。
図5〜図10に示すハンドル手段4は、遊技機1に固定されたベース本体41と、このベース本体41に対して回動可能な回動部材42と、この回動部材42の回動が伝達されるリンクギア43(本発明における第一ギアに相当する)と、この第一ギアに噛合するボリュームギア44(本発明における第二ギアに相当する)と、このボリュームギア44の回動量(回動によって変化した角度をいう。本発明における「回動量」とはこのような角度の変化量をいう)を検出する回動量検出部45と、を有する。
ベース本体41は、遊技機1に固定された筒状の部材である。このベース本体41は、遊技者が発射装置2を右手で操作することが容易になるように、遊技機1の右下位置から前方に突出して設けられている。ベース本体41の前側は、基端側よりも大径のカップ状に形成された部分を有する。このカップ状に形成された部分の内側の空間にリンクギア43やボリュームギア44が収容されている。また、カップ状に形成された部分の周囲には、回動部材42が回動可能に係合されている。回動部材42は後述する付勢部材46(本実施形態ではねじりコイルばね)によって反時計回り方向に付勢されている。遊技球を発射させる際に遊技者は、この付勢部材46の付勢力に抗して回動部材42を時計回りに操作する。
また、この回動部材42が係合されるベース本体41の大径に形成された部分には、リング状の金属部材が設けられている。この金属部材はカップ状に形成された部分の内側の空間に設けられたタッチセンサ411のセンサ部412となっている。遊技者が回動部材42を操作する際には、遊技者の手はこのセンサ部412に触れた状態となる。つまり、タッチセンサ411がオンになるということは、遊技者がハンドル手段4を操作しているということである。さらに、大径に形成された部分の左側には、ウエイトボタン413が設けられている。遊技者がウエイトボタン413を内側に向かって押すと、カップ状に形成された部分の内側の空間に設けられたウエイトボタン検出スイッチ414がオンとなる。ウエイトボタン検出スイッチ414がオンであると(いかなる状態にあろうとも)遊技球が発射されることはない。つまり、遊技者は、ウエイトボタン413を操作することにより遊技球の打ち出しを止めることができる。
回動部材42には、その中央に円形の貫通孔421が形成されている。また、この貫通孔421の周縁に沿う弧状に貫通した孔であるスライド部422が形成されている。詳しくは、遊技機1の正面に向かって貫通孔421の右斜め下方位置にスライド部422が形成されている。また、回動部材42の後面(背面)には、ベース本体41側(後方)に向かって突出した第一凸部423が形成されている(図7、図9参照)。第一凸部423は、回動部材42の径方向に対してやや傾いた方向に延びる細長い突起である。
また、回動部材42には、遊技者が指を引っ掛けることのできる径方向に向かって突出した引掛部424が設けられている。この引掛部424に指を引っ掛けることにより、付勢部材46の付勢力に抗して回動部材42を回動操作することが容易になる。さらに、回動部材42の前側はカバー部材425に覆われている。カバー部材425は、回動部材42と一体的に回動する。
リンクギア43は、前後方向に延びる軸状部431と、この軸状部431の略中央の外周に形成された駆動側ギア部432(本実施形態では360度未満のギア部である)と、同じく軸状部431の略中央であって駆動側ギア部432が形成されていない部分から径方向外向きに突出した板状部より前方(回動部材42側)に向かって突出した突起である第三凸部433と、を有する。リンクギア43は、ベース本体41のカップ状に形成された部分の内底面から前方(回動部材42側)に向かって突出し、かつ、かかる内底面に対して回動自在に設けられている。このリンクギア43の回動中心は、回動部材42の回動中心と一致する。回動部材42がベース本体41に対して所定位置に取り付けられると、リンクギア43の軸状部431は回動部材42の中央に形成された貫通孔421に挿通(遊挿)された状態となる。併せて、リンクギア43の第三凸部433は、回動部材42に形成されたスライド部422に挿通(遊挿)された状態となる。回動部材42が原位置に位置している状態においては、第三凸部433はスライド部422の後端側(回動部材42の回動方向(時計回り方向)を前、その反対を後とする)の内壁に接触している(図6(a)参照)。
また、リンクギア43の軸状部431の基端側(上記内底面側)の周囲には付勢部材46が設けられている。この付勢部材46は、リンクギア43を反時計回り方向に付勢している。
ボリュームギア44は、リンクギア43の駆動側ギア部432に噛合する従動側ギア部441(本実施形態では360度未満のギア部である)と、前方(回動部材42側)に向かって突出した突起である第二凸部442と、を有する。ボリュームギア44は、リンクギア43の略上方に設けられている。第二凸部442は、その少なくとも一部が、回動部材42の第一凸部423と前後方向において重なるような形状に形成される。したがって、回動部材42が所定位置まで回動すると、第一凸部423と第二凸部442は接触する。
回動量検出部45(図10参照)は、ボリュームギア44の回動量を検出するセンサである。図3に示すように、発射制御部5は、この回動量検出部45で検出されたボリュームギア44の回動量を検出する。これをもとに、遊技球の発射力を決定し、発射機構部3(ソレノイド33)を制御する。具体的には、ボリュームギア44の回動量と遊技球の発射力が比例するように制御する。また、発射制御部5は、遊技者がハンドル手段4を操作しているかどうかを検出するとともに、遊技者がウエイトボタン413を押していないかどうかを検出する。すなわち、タッチセンサ411がオンであり、かつ、ウエイトボタン検出スイッチ414がオフであるかどうかを確認し、このことが確認された場合に発射機構部3による遊技球の発射を許可する。
(発射装置の作用)
上記構成を備える発射装置2の作用について一部上記説明と重複するが、図11〜図16を参照して以下詳細に説明する。まず、リンクギア43が有する駆動側ギア部432のピッチ円直径と、ボリュームギア44が有する従動側ギア部441のピッチ円直径が同じである場合、すなわち変速比=1である場合(第一実施例)について説明する。
遊技者は遊技球を発射させようとする際、原位置にある回動部材42(図11(a)、図12(a)、図13(a)参照)を時計回りに回動させる。回動部材42が時計回りに回動されると、回動部材42に形成されたスライド部422に挿通されている第三凸部433を有するリンクギア43が回動する。具体的には、第三凸部433は、原位置においてスライド部422の後端側の内壁に接触しているから、回動部材42が回動するとかかる後端側の内壁に押されて移動する(図11(a)(b)、図12(a)(b)、図13(a)(b)参照)。つまり、リンクギア43が回動する。第三凸部433がスライド部422の後端側の内壁に押されている状態におけるリンクギア43の回動量は、回動部材42の回動量と同じである。
リンクギア43が回動すると、リンクギア43の駆動側ギア部432に噛合する従動側ギア部441を有するボリュームギア44が回動する。本実施例は、駆動側ギア部432のピッチ円直径と、従動側ギア部441のピッチ円直径が同じであり変速比=1であるから、リンクギア43の回動量とボリュームギア44の回動量は同じである。つまり、第三凸部433がスライド部422の後端側の内壁に押されている状態における回動部材42の回動量は、そのままボリュームギア44の回動量となる(以下、この段階を第一段階と称することもある)。このように第一段階においては、回動部材42の回動は、リンクギア43を介してボリュームギア44に伝達される。
所定量(例えば70度)回動部材42を回動させると、回動部材42の第一凸部423にボリュームギア44の第二凸部442が接触する(図11(b)、図12(b)、図13(b)参照)。本実施形態では、図14に示すように、第一凸部423と第二凸部442の接触位置C1と回動部材42の回動中心C2までの距離X1は、第二凸部442の中心C3からボリュームギア44の回動中心C4までの距離X2よりも大きくなるように設定されている。このような関係に設定すると、回動部材42の第一凸部423にボリュームギア44の第二凸部442が接触した状態からさらに回動部材42を時計回りに回動させた(70度以上回動部材42を回動させた)場合、ボリュームギア44はその第二凸部442が第一凸部423に押されることによって回動する(図11(c)、図12(c)、図13(c)参照)。すなわち、第二凸部442が第一凸部423に接触した以降は、回動部材42の回動はリンクギア43を介さずに直接ボリュームギア44に伝達されることになる。この段階においては、上記関係(X1>X2)を満たすことにより「回動部材42の回動量<ボリュームギア44の回動量」となる。具体的には、回動部材42の単位回動量あたりのボリュームギア44の回動量が、第一段階におけるそれよりも大きくなるということである(以下、この段階を第二段階と称することもある)。
このように第二段階においては、回動部材42の回動は直接ボリュームギア44に伝達される。ボリュームギア44が回動するということは、ボリュームギア44の従動側ギア部441に噛合している駆動側ギア部432を有するリンクギア43も回動する。第二段階において「回動部材42の回動量<ボリュームギア44の回動量」が成り立つということは「回動部材42の回動量<リンクギア43の回動量」が成り立つということである。つまり、第二段階に移行した後は、回動部材42の単位回動量あたりのリンクギア43の回動量が1以上となるため、回動部材42の回動をリンクギア43に伝えていたスライド部422の後端側の内壁から第三凸部433が離れる。スライド部422と第三凸部433の相対位置で見れば、回動部材42を回動させるに従い、第三凸部433がスライド部422の前端側(回動部材42の回動方向)にスライド(移動)していく。このように本実施形態では、第一段階から第二段階に移行したとき、第一凸部423に第二凸部442が接触することによって回動部材42からボリュームギア44への直接的な動力の伝達が「継」状態となり、これと同時にスライド部422の後端側の内壁が第三凸部433から離れることにより回動部材42からリンクギア43への直接的な動力の伝達が「断」状態となる。
以上説明した第一実施例の場合、回動部材42の回動量とボリュームギア44の回動量の関係は図15に示すようなものとなる。第一段階においては、回動部材42の回動量がそのままボリュームギア44の回動量となる(傾き=1である)。回動部材42を所定量以上回動させ、第二段階に移行すると、回動部材42の単位回動量あたりのボリュームギア44の回動量が、第一段階よりも大きくなる(傾き>1となる)。
上述したように、ボリュームギア44の回動量と発射機構部3による遊技球の発射力は比例する。したがって、本実施形態によれば、第一段階における回動部材42の単位回動量あたりの発射機構部3の発射力の増加量よりも、第二段階における回動部材42の単位回動量あたりの発射機構部3の発射力の増加量が大きくなる。つまり、原位置を基準とした回動部材42の回動量が小さい第一段階では、発射機構部3による遊技球の発射力が第二段階よりも弱く、回動部材42の回動量に対する当該発射力の変化量が第二段階よりも小さくなる。一方、原位置を基準とした回動部材42の回動量が大きい(所定量以上である)第二段階では、発射機構部3による遊技球の発射力が第一段階よりも強く、回動部材42の回動量に対する発射力の変化量が第一段階よりも大きくなる。
このような構成とすれば、通常遊技(遊技領域10の左側に遊技球を落下させるいわゆる左打ち遊技状態)で利用されることの多い第一段階においては、より精密に遊技球の落下位置を調整することが可能となる。一方、特殊遊技(例えば大当たり遊技や時間短縮遊技等で利用されることがあるいわゆる右打ち遊技状態)で利用されることの多い第二段階においては、遊技球を落下させる位置を微調整する必要はないため、回動部材42の回動量に対する発射力の変化量を相対的に大きくしておけば、容易に右打ち状態に移行させることが可能となる。
図15には、従来の回動部材42の回動量とボリュームギア44の回動量の関係の一例(回動部材42の回動量=ボリュームギア44の回動量であり、傾き=1であるもの)を併せて示している。本実施例を採用することにより、第一段階においては図示した従来例と同様の精度で遊技球の発射力を調整することができ、第二段階では図示した従来例よりも回動部材42の回動量に対する発射力の変化量が相対的に大きくなるため容易に右打ち状態に移行させることが可能となる。
上記第一実施例は、リンクギア43が有する駆動側ギア部432のピッチ円直径と、ボリュームギア44が有する従動側ギア部441のピッチ円直径が同じ、すなわち変速比=1である場合の例であるが、以下で説明する第二実施例のように変速比(出力/入力)>1としてもよい。
図16は第二実施例にかかる回動部材42の回動量とボリュームギア44の回動量の関係を示したものである。第二実施例は、リンクギア43とボリュームギア44が減速輪列を構築するものである。つまり、ボリュームギア44の従動側ギア部441のピッチ円直径が、リンクギア43の駆動側ギア部432のピッチ円直径よりも大きく設定されているものである。このような減速輪列が構築されていると、第一段階においてリンクギア43に伝達された回動部材42の回動は、減速されてボリュームギア44に伝達されることになる。つまり、回動部材42の単位回動量あたりのボリュームギア44の回動量が1よりも小さくなる(傾き<1である)。そして、上記第一実施例と同様に、第二段階において回動部材42の単位回動量あたりのボリュームギア44の回動量が大きくなる。
図16には、図15に示したものと同じものである従来の回動部材42の回動量とボリュームギア44の回動量の関係の一例(回動部材42の回動量=ボリュームギア44の回動量であり、傾き=1であるもの)を併せて示している。本実施例を採用することにより、第一段階(左打ち状態)においては遊技球の発射力を図示した従来例よりも高い精度で調整することが可能となる。そして、このように第一段階における高精度の操作性能を確保するため、第一段階において回動部材42の単位回動量あたりのボリュームギア44の回動量が小さくなるように設定したとしても、第二段階では図示した従来例よりも回動部材42の単位回動量に対する発射力の変化量(発射力の増加速度)が大きくなるため、図示した従来例と同じ回動部材42の操作量で右打ち状態に移行させることが可能となる。
このように、図15に示した第一実施例は、左打ち状態における発射力の調整を図示した従来例と同じ精度で行うことができるようにしつつ、容易に右打ち状態に移行させることができるように設定した例である。つまり、左打ち状態から右打ち状態への移行を図示した従来例よりもスムーズにすることに重きをおいた設定例である。一方、図16に示した第二実施例は、左打ち状態における発射力の調整の精度を図示した従来例よりも向上させつつ、当該従来例と同じ回動部材42の操作量で右打ち状態に移行させることができるように設定した例である。つまり、左打ち状態における操作精度に重きをおいた設定例である。
ただし、これらはあくまで一例である。本実施形態における発射装置2は、回動部材42の単位回動量あたりの発射力の増加量が相対的に小さい第一段階と、回動部材42の単位回動量あたりの発射力の増加量が相対的に大きい第二段階と、が設定されるものであれば、各段階における回動部材42の単位回動量あたり発射力の増加量(傾き)の大きさは適宜設定可能である。つまり、左打ちを行う場合には細かい発射力の調整を行うことが可能となり、右打ちを行う場合には回動部材42を少し回動させるだけで右打ち状態に移行させることが可能となるように設定されたものであればよい。
遊技者によって所定位置まで回動した回動部材42は、遊技者が手を離すと付勢部材46の付勢力により原位置に戻る。第一段階において回動部材42から手を離すと、付勢部材46がリンクギア43を反時計回りに付勢する付勢力により、第三凸部433がスライド部422の後端側内壁面を押圧するため、回動部材42が反時計回りに(原位置に向けて)回動し、原位置に戻る。一方、第二段階において回動部材42から手を離すと、リンクギア43(駆動側ギア部432)が反時計回りに回動することによりそれに噛合するボリュームギア44(従動側ギア部441)が時計回りに回転し、第二凸部442が第一凸部423を押圧するため、回動部材42が反時計回りに回動する。回動部材42が所定量反時計回りに回動し第二凸部442が第一凸部423から離れた後は、第三凸部433がスライド部422の後端側内壁面を押圧することにより、回動部材42が反時計回りに回動し、原位置に戻る。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施形態において、第一凸部423は回動部材42の径方向に対してやや傾いた方向に延びる細長い突起であることを説明したが、第二段階において第二凸部442を周方向に押圧することができるものであればこのような形状でなくともよい。例えば、図17に示すように第二凸部442が軽く嵌るような凹部4231′が形成された第一凸部423′としてもよい。かかる構成とすれば、回動部材42の回動がボリュームギア44の回動として伝わる際のエネルギロスが小さくなる。
また、回動部材42に形成されるスライド部422は、上記実施形態のように貫通した孔でなく、例えば溝状のものであってもよい。つまり、第一段階において側壁で第三凸部433を押してリンクギア43を回動させることが可能であり、第二段階において第三凸部433が相対的に前端側にスライドすることが可能なものであればその形状等は特に限定されない。
1 遊技機
10 遊技領域
2 発射装置
3 発射機構部
4 ハンドル手段
41 ベース本体
42 回動部材
422 スライド部
423 第一凸部
43 リンクギア
432 駆動側ギア部
433 第三凸部
44 ボリュームギア4
441 従動側ギア部
442 第二凸部
45 回動量検出部
46 付勢部材
5 発射制御部

Claims (3)

  1. 遊技球を流下させる遊技領域と、
    前記遊技領域に前記遊技球を発射する発射機構部と、
    前記発射機構部の発射力を調整するために操作可能なハンドル手段と、
    前記ハンドル手段の操作により前記発射機構部の発射力を制御可能な発射制御部と、を備えた遊技機において、
    前記ハンドル手段は、遊技機に固定されたベース本体と、このベース本体に対して回動可能な回動部材と、この回動部材の回動が伝達される第一ギアと、この第一ギアに噛合した第二ギアと、この第二ギアの回動量を検出する回動量検出部と、を有し、前記回動量検出部からの信号に基づいて前記発射機構部の発射力が前記発射制御部に制御されるように構成され、
    前記回動部材には、前記ベース本体側に向かって突出した第一凸部が設けられる一方、前記第二ギアには前記回動部材側に向かって突出しかつ前記回動部材の回動量に応じて前記第一凸部に当接可能な第二凸部が設けられ、
    前記第二凸部の中心から前記第二ギアの中心までの距離は、前記第一凸部と前記第二凸部が当接する位置から前記回動部材の中心までの距離よりも短くなるように構成され、
    前記発射機構部の発射力が相対的に弱い状態である第一段階では、前記回動部材の回動が前記第一ギアに伝達され、前記第一ギアが回動することに伴って前記回動部材の回動が前記第二ギアに伝達されるように構成される一方、
    前記発射機構部の発射力が前記第一段階での発射力を超える第二段階では、前記第二凸部が前記第一凸部に押圧されて、前記回動部材の回動が前記第二ギアに直接伝達されることで、前記第二段階における前記回動部材の単位回動量あたりの前記発射機構部の発射力の増加量が、前記第一段階における前記回動部材の単位回動量あたりの前記発射機構部の発射力の増加量よりも大きくなるようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第一ギアは、前記第一ギアとともに回動する前記回動部材側に向かって突出した第三凸部をさらに有し、
    前記回動部材には、前記第三凸部が係合するスライド部が形成されており、
    前記第一段階では、前記スライド部の内壁面が前記第三凸部を押圧することで前記回動部材の回動が直接前記第一ギアの回動として伝達され、前記第一ギアが回動することに伴って前記回動部材の回動が前記第二ギアに伝達されるように構成される一方、
    前記第二段階では、前記第二凸部が前記第一凸部に押圧されて、前記回動部材の回動が前記第一ギアの回動に関係なく前記第二ギアに直接伝達されることで、前記第一ギアが前記回動部材の回動量よりも大きく回動して前記第三凸部が前記スライド部を前記回動部材の回動方向に相対的にスライドし前記スライド部の内壁面から離れ、前記回動部材の回動が直接前記第一ギアに伝達されないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第二ギアのギア部のピッチ円直径は前記第一ギアのギア部のピッチ円直径よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
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