JP2009201230A - 偏重心回転体およびこれを取り付けた回転型振動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】回転型モータの回転軸に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体を鉄や銅などのようなベースメタル(コモンメタル)で形成して必要な振動を発生させることができる偏重心回転体およびこれを取り付けた回転型振動モータの提供。
【解決手段】回転型モータ82の回転軸83に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体11を、回転軸83に回転自在に固定される独楽部12と、該独楽部12側から回転軸83の軸方向に延長された偏心重り部52とで形成することで、希少金属を使用することなく実用レベルの強い振動を効率よく発生させることができる回転型振動モータ81を提供できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転型モータの回転軸に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体を、比重の重い希少金属を用いることなく形成して必要な振動を発生させることができる偏重心回転体およびこれを取り付けた回転型振動モータに関する技術である。なお、本明細書中で使用する「偏重心回転体」とは、回転軸に対し重さを偏らせて回転自在に軸固定される振動発生部材を意味するものとする。
近時、その進歩が著しい携帯電話を含む小型の各種モバイルツールの多くには、着信などのメッセージを持ち運ぶ者に振動として報知するマナーモード機能を付与するために必要な小型振動モータが搭載されている。
このような用途に供される小型振動モータのなかには、例えば下記特許文献1に開示されているような回転型振動モータがある。
実開平6−48369号公報
図6は、上記特許文献1に図11として示されている回転型振動モータであり、その全体は、回転型モータ1と、該回転型モータ1の回転軸2にその軸支孔3aを介して取り付けられた偏重心回転体3とで構成されており、該偏重心回転体3を回転させることで振動を発生させることができるようになっている。
ところで、特許文献1に開示されている偏重心回転体3は、強い振動を発生させる必要から例えば日本ではほとんど採掘されないタングステンのような比重の重い希少金属を比較的大量に用いて形成する必要があり、問題となっていた。また、上記希少金属を用いる場合には、材料の安定供給や省資源化対策の観点からも問題があるのみならず、製品コストをそれだけ押し上げてしまうという不都合もあった。
本発明は、上記従来技術の課題に鑑み、回転型モータの回転軸に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体を例えば鉄や銅などのようなベースメタル(コモンメタル)で形成して必要な振動を発生させることができる偏重心回転体およびこれを取り付けた回転型振動モータを提供することに目的がある。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、そのうちの第1の発明(偏重心回転体)は、回転型モータの回転軸に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体において、該偏重心回転体は、前記回転軸に取り付けられる独楽部と、該独楽部側から前記回転軸の軸方向に延長された偏心重り部とで形成したことを最も主要な特徴とする。
この場合、前記独楽部は、その中心位置を含む所定領域に設けられた軸支孔を介して前記回転軸が取り付けられる回転部材として形成し、前記偏心重り部は、前記回転部材の外周側からその長さ方向での一部が欠落されて前記回転軸回りに配置される断面略C字形を呈する円弧状筒部として形成することができる。
また、前記独楽部は、断面が略半円形を呈する半割回転部として形成し、前記偏心重り部は、断面が略半円形を呈する半割重り部として形成することもできる。この場合、前記半割回転部と前記偏心重り部とは、前記半割回転部の基端面側と前記半割重り部の先端面とが互い違いの位置関係のもとで連結形成されており、共通軸支孔を介して前記回転軸に取り付けることができるようになっている。
さらに、前記偏重心回転体は、略矩形を呈する板状片部と被折曲片部とを備える基材を用いて形成することもできる。この場合、前記板状片部からは、前記回転軸を囲む方向に向けて略C字形に湾曲させて前記偏心重り部が形成される。また、前記被折曲片部は、前記独楽部を形成すべく前記板状片部の一側辺側から同一平面での直交方向に首状に突設された細幅片と、該細幅片の先端側からその短直径側縁部を外側に位置させて延長された小径半円片と、該小径半円片の前記短直径側縁部の一部とその長直径側縁部を共用して延長された大径半円片とを備えて形成されており、前記小径半円片と前記大径半円片との全体を前記細幅片を介して前記回転軸側と直交する位置にまで折り返して前記独楽部とし、前記小径半円片と前記大径半円片との共通中心位置を含む所定領域に設けられた共用軸支孔を介して前記回転軸を取り付けることができるようになっている。
また、前記独楽部と前記偏心重り部とは、少なくともその回転時に風切り部位となる領域に合成樹脂材を充填させた充填樹脂部を形成して円曲化させることもできる。
一方、第2の発明(回転型振動モータ)は、請求項1から5のいずれかに記載の偏重心回転体を前記回転軸に取り付けたことを最も主要な特徴とする。
請求項1に係る第1の発明によれば、偏重心回転体は、回転軸に取り付けられる独楽部と、該独楽部側から前記回転軸の軸方向に延長された偏心重り部とで形成されているので、回転型モータの回転軸に取り付けて回転させた際に実用レベルの強い振動を発生させることができる。
したがって、偏重心回転体は、タングステンのような比重の重い希少金属を用いることなく、例えば鉄や銅などのような比重の重いベースメタル(コモンメタル)を用いて形成することができる結果、材料の安定供給や省資源化対策の要請にもよく対応させることができるほか、部材コストもそれだけ低く抑えることができる。
請求項2に係る発明によれば、独楽部は、その中心位置を含む所定領域に設けられた軸支孔を介して回転軸に取り付けられ、偏心重り部は、独楽部の外周側から断面略C字形を呈して延長されているので、独楽部を偏心重り部を介してアンバランスに回転させることで、実用レベルの強い振動を発生させることができる。
請求項3に係る発明によれば、断面が略半円形を呈する半割回転部からなる独楽部と、半割回転部の基端面側にその先端面が互い違いの位置関係となるようにして配置される断面が略半円形を呈する半割重り部からなる偏心重り部とで偏重心回転体が形成されているので、独楽部と偏心重り部とをアンバランスに回転させて実用レベルの強い振動を発生させることができる。
請求項4に係る発明によれば、板状片部を回転軸を囲む方向に向けて略C字形に湾曲させて偏心重り部とし、被折曲片部を小径半円片と大径半円片との全体を細幅片を介して回転軸側に折り返すことで独楽部とすることで偏重心回転体を形成しているので、請求項2に係る発明と同様の原理で実用レベルの強い振動を発生させることができるほか、その加工性や構造もそれだけ簡素化して偏重心回転体を形成することができる。
請求項5に係る発明によれば、独楽部と偏心重り部とは、少なくともその回転時に風切り部位となる領域に合成樹脂材を充填させた充填樹脂部を形成して円曲化させてあるので、偏重心回転体として回転させた際に発生する風損をそれだけ軽減させることができる。特に、独楽部と偏心重り部との全体を略円柱状に形成してある場合には、風損の発生をより効果的に軽減させることできる。
請求項6に係る第2の発明によれば、請求項1から5のいずれかに記載の偏重心回転体を回転型モータの回転軸に取り付けて回転型振動モータを形成することができるので、材料の安定供給や省資源化対策の要請にもよく対応させながら製品コストの低減化を図るなかで、実用レベルの好ましい振動を発生させることができる回転型振動モータを提供することができる。
図1は、第1の発明に係る偏重心回転体の一例を回転型モータの回転軸に取り付けて形成した第2の発明に係る回転型振動モータの状態例を示す一部を省略した斜視図である。
同図によれば、回転型モータ82の回転軸83に偏重心回転体11を取り付けて回転型振動モータ81が形成されている。この場合、偏重心回転体11は、回転軸83に取り付けられる独楽部12と、該独楽部12側から回転軸83の軸方向に延長された偏心重り部52とでその全体が形成されている。なお、偏重心回転体11は、例えば鉄や銅などのような比重の重いベースメタル(コモンメタル9を用いて一体形成するのが望ましいが、所望によりタングステンのような比重の重い希少金属を用いて一体形成することもできる。
このうち、独楽部12は、回転型モータ82の外径と略一致する例えば5.4mm程度の円形を呈して形成されており、その中心位置を含む所定領域に設けられた例えば内径が1.0mm未満の軸支孔24を介して回転軸83側に取り付けられる例えば1.2mm程度の座高の円柱形状を呈する回転部材23として形成されている。
また、偏心重り部52は、回転部材23の外周側からその長さ方向での一部、例えば半割状態に欠落されて回転軸83回りに配置される厚さが1.2mm程度で、その座高が2.3〜4.0mm前後である断面略C字形を呈する円弧状筒部53として形成されている。
この場合、円弧状筒部53として形成されている偏心重り部52の凹部内には、図1中に一点鎖線で示すように比重の比較的軽い合成樹脂材を充填してして形成される充填樹脂部77を設けることで、その全体を略円柱状に形成することもできる。なお、図示は省略してあるが、円弧状筒部53は、その凹部の全体に合成樹脂材を充填することなく、少なくともその回転時に風切り部位となる領域に合成樹脂材を充填させた充填樹脂部を形成して円曲化させるものであってもよい。
図2は、偏重心回転体の第2の例を一部を省略して示す斜視図である。同図によれば、偏重心回転体11を構成する独楽部12は、断面が略半円形を呈する半割回転部33として形成されており、偏心重り部52は、断面が略半円形を呈する半割重り部63として形成されている。この場合、半割回転部33と半割重り部63とは、半割回転部33の基端面34側と、該基端面34と対向する位置関係にある半割重り部63の先端面64側とが、相互に例えば180度位置がずれるような互い違いの位置関係のもとで連結形成されている。また、半割回転部33と半割重り部63とは、図2に破線で示すように、例えばバリコン(バリアブルコンデンサ)の電極板のような積層構造のもとで形成することもできる。
そして、偏重心回転体11は、半割重り部63と半割回転部33とが備える共通軸支孔36を介して回転軸83に取り付けることができるようになっている。
この場合も、半割回転部33として形成されている独楽部12と、半割重り部63として形成されている偏心重り部52のそれぞれの凹部内には、図2中に一点鎖線で示すように比重の比較的軽い合成樹脂材を充填して形成される充填樹脂部77を設けることで、その全体を略円柱状に形成することができる。なお、図示は省略してあるが、半割回転部33と半割重り部63とは、その凹部の全体に合成樹脂材を充填することなく、少なくともその回転時に風切り部位となる領域に合成樹脂材を充填させた充填樹脂部を形成して円曲化させるものであってもよい。
図3は、偏重心回転体の第3の例を一部を省略して示す斜視図であり、図4は、プレス成形前の基材を展開して示す説明図である。
これらの図によれば、板厚が1.2mm程度の基材43は、偏心重り部52として用いるべく形成された板状片部74と、独楽部12として用いるべく形成された被折曲片部44とを備えて形成されている。
このうち、板状片部74は、図4に示されているように左側縦辺側に位置する一側辺75としての長辺が略8.0mm前後で、図4に上下の横辺側に位置する短辺側が2.3〜4.0mm前後の略矩形を呈して形成されている。
また、被折曲片部44は、板状片部74の長辺である一側辺75側の中間位置から同一平面での直交方向に首状に突設された幅と長さとが1.3mm前後の細幅片45と、該細幅片45の先端側からその長さが略3.9mm前後の短直径側縁部46aを外側に位置させて延長された小径半円片46と、該小径半円片46の短直径側縁部46aの一部を共用する長さが5.5mm前後の長直径側縁部47aのもとで延設された大径半円片47とで形成されている。
しかも、被折曲片部44は、小径半円片46と大径半円片47との共通中心位置を含む所定領域に設けた例えば内径が1.0mm未満の共用軸支孔48を備えて形成されている。
このようにして形成されている基材43からは、板状片部74の長辺側を外周側として回転軸83を囲む方向に向けて略C字形に湾曲させることで偏心重り部52が、被折曲片部44における小径半円片46と大径半円片47との全体を細幅片45を介して回転軸83側と直交する位置にまで折り返すことで独楽部12が、図3に示すようにそれぞれ形成されることになる。
このようにプレス加工して形成される偏重心回転体11は、小径半円片46と大径半円片47との共通中心位置を含む領域に設けられている共用軸支孔48を介して回転軸83側に図1と同様な位置関係のもとで取り付けることができる。
この例においても、小径半円片46と大径半円片47と細幅片45とからなる独楽部12と、板状片部74を略C字形に湾曲させてなる偏心重り部52との凹部内には、図3中に一点鎖線で示すように比重の比較的軽い合成樹脂材を充填してして形成される充填樹脂部77を設けることで、その全体を略円柱状に形成することができる。なお、図示は省略してあるが、独楽部12と偏心重り部52とは、その凹部の全体に合成樹脂材を充填することなく、少なくともその回転時に風切り部位となる領域に合成樹脂材を充填させた充填樹脂部を形成して円曲化させるものであってもよい。
一方、第2の発明に係る回転型振動モータは、偏重心回転体11が図1に示すものであれば回転部材23の軸支孔24に、図2に示すものであれば半割重り部63と半割回転部33とが備える共通軸支孔36に、図3に示すものであれば小径半円片46と大径半円片47との共通中心位置を含む領域に設けられている共用軸支孔48に、それぞれ図1に示すような回転型モータ82の回転軸83を取り付けて回転型振動モータ81とすることで形成することができる。
また、独楽部12や偏心重り部52の凹部内に合成樹脂材を充填して図1〜図3に一点鎖線で示すような充填樹脂部77を設けて偏重心回転体11の全体を略円柱状に形成する場合には、その回転時における風損の発生をより抑制することができる。また、図示は省略してあるが、独楽部12と偏心重り部52とは、少なくともその回転時に風切り部位となる領域に合成樹脂材を充填させた充填樹脂部を形成して円曲化させることで、風損の発生を抑制できるようにすることもできる。
また、回転型モータ82の回転軸83に対する偏重心回転体11の取り付けは、図1や図2に示されているように偏心重り部52側から回転軸83を差し込んで、その先端部を独楽部12に固定する方式のほか、図5に示すように回転軸83を偏心重り部52側からではなく、独楽部12の先端面方向から差し込んで独楽部12に取り付けるものであってもよい。
次に、上記構成からなる本発明の作用・効果を図1に示す例に基づいて説明すれば、偏重心回転体11は、回転軸83に取り付けられる独楽部12と、該独楽部12側から回転軸83の軸方向に延長された偏心重り部52とで形成されているので、回転型モータ82の回転軸83に取り付けて回転させた際に実用レベルでの強い振動を発生させることができる。
この場合における振動量(N)は、質量(m)×重心半径(r)×角速度の二乗(ω)により求めることができ、例えば銅や真鍮や鉄などのような比較的比重の重いベースメタル(コモンメタル)を用いて偏重心回転体11を形成しても、図6に示すような従来からあるタングステンのような希少金属で形成した偏重心回転体3と同程度の振動量を得ることができる。
したがって、偏重心回転体11は、タングステンのような比重の重い希少金属を用いることなく、例えば鉄や銅などのような比重の重いベースメタル(コモンメタル)を用いて形成することができる結果、材料の安定供給や省資源化対策の要請にもよく対応させることができるばかりでなく、部材コストもそれだけ低く抑えることができるほか、加工性も簡素化することができる。特に、図3に示す偏重心回転体11は、プレス加工により効率よく大量に形成することができ、より優れた省資源化と省エネルギー化とを図ることができる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的な内容は、本発明の要旨を逸脱しない限り、種々の変形を加えることができる。例えば、図1に示すような回転型モータ82は、円筒を含む筒型を呈して回転軸83を備えているものでさえあれば、コアレスやブラシレスなどを含むどのようなタイプのものであっても所望に応じて適宜使用することができる。また、偏重心回転体11は、図4に示すような単体としての基材43をプレス加工して形成することができるほか、フープ材として連続形成されている基材43をプレス加工して形成することもできる。さらに、明細書中に明記してある偏重心回転体11を構成している個々の部材のサイズは、あくまでも一例として示すものであり、所望により適宜設計変更することができる。また、図2に示す半割回転部33と半割重り部63とは、半割回転部33の基端面34側と半割重り部63の先端面64側とが互い違いの位置関係となるものであれば、相互に180度以下や180度以上となって位置関係がずれるものであってもよい。
第1の発明に係る偏重心回転体の一例を回転型モータの回転軸に取り付けて形成した第2の発明に係る回転型振動モータの状態例を示す一部を省略した斜視図。 偏重心回転体の第2の例を示す斜視図。 偏重心回転体の第3の例を示す斜視図。 図3に示す第3の例となるようにプレス成形する前の基材を展開して示す説明図。 第1の発明に係る偏重心回転体の他例を回転型モータの回転軸に取り付けて形成した第2の発明に係る回転型振動モータの状態例を示す一部を省略した斜視図。 従来からある回転型振動モータの一例を示す全体斜視図。
符号の説明
11 偏重心回転体
12 独楽部
23 回転部材
24 軸支孔
33 半割回転部
34 基端面
36 共通軸支孔
43 基材
44 被折曲片部
45 細幅片
46 小径半円片
46a 短直径側縁部
47 大径半円片
47a 長直径側縁部
48 共用軸支孔
52 偏心重り部
53 円弧状筒部
63 半割重り部
64 先端面
74 板状片部
75 一側辺
77 充填樹脂部
81 円筒型振動モータ
82 回転型モータ
83 回転軸

Claims (6)

  1. 回転型モータの回転軸に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体において、
    該偏重心回転体は、前記回転軸に取り付けられる独楽部と、該独楽部側から前記回転軸の軸方向に延長された偏心重り部とで形成したことを特徴とする偏重心回転体。
  2. 前記独楽部は、その中心位置を含む所定領域に設けられた軸支孔を介して前記回転軸が取り付けられる回転部材であり、前記偏心重り部は、前記回転部材の外周側からその長さ方向での一部が欠落されて前記回転軸回りに配置される断面略C字形を呈する円弧状筒部である請求項1に記載の偏重心回転体。
  3. 前記独楽部は、断面が略半円形を呈する半割回転部であり、
    前記偏心重り部は、前記半割回転部の基端面側にその先端面が互い違いの位置関係となるようにして配置される断面が略半円形を呈する半割重り部であり、
    該半割重り部と前記半割回転部とが備える共通軸支孔を介して前記回転軸に取り付ける請求項1に記載の偏重心回転体。
  4. 前記偏重心回転体は、前記偏心重り部として用いるべく形成された略矩形を呈する板状片部と、
    前記独楽部を形成すべく前記板状片部の一側辺側から同一平面での直交方向に突設された細幅片と、該細幅片の先端側からその短直径側縁部を外側に位置させて延長された小径半円片と、該小径半円片の前記短直径側縁部の一部とその長直径側縁部を共用して延長された大径半円片とを備える被折曲片部とを基材とし、
    前記板状片部は、前記回転軸を囲む方向に向けて略C字形に湾曲させて前記偏心重り部とし、
    前記被折曲片部は、前記小径半円片と前記大径半円片との全体を前記細幅片を介して前記回転軸側と直交する位置にまで折り返して前記独楽部とし、
    前記小径半円片と前記大径半円片との共通中心位置を含む所定領域に設けられた共用軸支孔を介して前記回転軸を取り付ける請求項1に記載の偏重心回転体。
  5. 前記独楽部と前記偏心重り部とは、少なくともその回転時に風切り部位となる領域に合成樹脂材を充填させた充填樹脂部を形成して円曲化させた請求項1ないし4のいずれかに記載の偏重心回転体。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の偏重心回転体を回転型モータの前記回転軸に取り付けたことを特徴とする回転型振動モータ。
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