JP2009078230A - 偏重心回転体およびこれを取り付けた回転型振動モータ - Google Patents

偏重心回転体およびこれを取り付けた回転型振動モータ Download PDF

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Abstract

【課題】回転軸に固定して振動を発生させる偏重心回転体の殆どを比較的比重の軽いコモンメタルで形成して必要な振動を発生させることができる偏重心回転体およびこれを取り付けた回転型振動モータの提供。
【解決手段】回転型モータ42の回転軸43に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体11を、その最外周部に振動発生源としての重量部材15を偏在させることで、比重の重いレアメタルの使用量を殆ど使用することなく、比較的比重の軽いコモンメタルで形成して、必要な振動を効率よく発生させることができるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転型モータの回転軸に固定して振動を発生させる偏重心回転体を比重の重いレアメタルを殆ど用いずに形成して必要な振動を発生させることができる偏重心回転体およびこれを取り付けた回転型振動モータに関する技術である。なお、本明細書中で使用する「偏重心回転体」とは、回転軸に対し重さを偏らせて回転自在に固定される振動発生部材を意味するものとする。
近時、その進歩が著しい携帯電話を含む小型のモバイルツールの多くには、着信などのメッセージを持ち運ぶ者に振動として報知するマナーモードとして機能させる小型振動モータが搭載されている。
このような用途に供される小型振動モータのなかには、例えば下記特許文献1に開示されているような回転型振動モータがある。
実開平6−48369号公報
図6は、上記特許文献1に図11として示されている回転型振動モータであり、その全体は、回転型モータ1と、該回転型モータ1の回転軸2にその取付け孔3aを介して固定された偏重心回転体3とで構成されており、該偏重心回転体3を回転させることで振動を発生させることができるようになっている。
ところで、特許文献1に開示されている偏重心回転体3は、強い振動を発生させる必要から例えば日本ではほとんど採掘されないタングステンのような比重の重いレアメタルを比較的大量に用いて形成する必要があり、材料の安定供給や省資源化対策の観点から問題があるばかりでなく、製品コストをそれだけ押し上げてしまうという不都合もあった。
本発明は、上記従来技術の課題に鑑み、回転型モータの回転軸に固定して振動を発生させる偏重心回転体の殆どを比較的比重の軽いコモンメタルで形成して必要な振動を発生させることができる偏重心回転体およびこれを取り付けた回転型振動モータを提供することに目的がある。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、そのうちの第1の発明(偏重心回転体)は、回転型モータの回転軸に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体において、該偏重心回転体は、その最外周部に振動発生源としての重量部材を偏在させたことを最も主要な特徴とする。
この場合、前記偏重心回転体は、比重の軽い部材からなる本体部の外周面に、該本体部よりも比重の重い金属ウエイトを固定して前記重量部材としたり、前記回転軸がその中心位置に固定される比重の軽い部材からなる軸固定部と、該軸固定部によりその中空部を塞ぐようにして固定され、かつ、その主要部が断面略C字形を呈して前記軸固定部よりも比重の重い部材からなる円筒部とで形成され、該円筒部を前記重量部材として形成することができる。
また、前記偏重心回転体は、略矩形を呈する板状本体部と、該板状本体部の略中程から左右に広がる切片部とを基材とし、該基材における前記板状本体部をその回転軸を囲む方向に向けて略C字形に湾曲させた円筒部を前記重量部材とし、前記切片部を前記回転軸を囲む方向に折り曲げて該回転軸に固定させるための軸固定部として形成することもできる。この場合、前記重量部材は、前記板状本体部の左右片を折り返して重ね合わせた積層部として形成するのが望ましい。
一方、第2の発明(回転型振動モータ)は、請求項1から5のいずれかに記載の偏重心回転体を前記回転軸に取り付けたことを最も主要な特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、偏重心回転体は、その最外周部に振動発生源としての重量部材を偏在させて形成されているので、回転型モータの回転軸に取り付けて回転させた際に必要な振動を効率よく発生させることができる。
したがって、偏重心回転体は、タングステンのような比重の重いレアメタルを殆ど用いることなく、例えばアルミニウムや鉄などのようなコモンメタルで形成することができる結果、材料の安定供給や省資源化対策の要請にもよく対応させることができるほか、部材コストもそれだけ低く抑えることができる。
請求項2に係る発明によれば、偏重心回転体は、比重の軽い部材からなる本体部に比重の重い金属ウエイトを固定して重量部材とすることで形成することができるので、金属ウエイトに用いる金属であるレアメタルとコモンメタルとの比重の違いに応じてその使用量を増減しながら所望する振動を発生させることができる。
請求項3に係る発明によれば、偏重心回転体は、断面略C字形を呈する比重の重い部材からなる円筒部を重量部材とすることができるので、加工性をそれだけ簡素化して形成することができる。
請求項4に係る発明によれば、偏重心回転体は、略矩形を呈する板状本体部と該板状本体部の略中程から左右に広がる切片部とを基材とし、板状本体部を湾曲させた円筒部を重量部材とし、切片部を回転軸に固定させる軸固定部として形成することができるので、効率よく加工することができる。この場合、請求項5に係る発明のように、板状本体部を折り返して重ね合わせた積層部を重量部材とする偏重心回転体を用いるならば、回転型モータの回転軸に取り付けて回転させた際により好ましいレベルでの振動を発生させることができる。
請求項6に係る発明によれば、請求項1から5のいずれかに記載の偏重心回転体を回転型モータの回転軸に取り付けることで、材料の安定供給や省資源化対策の要請にもよく対応させながら製品コストの低減化を図るなかで、好まし振動を発生させることができる回転型振動モータを提供することができる。
第1の発明は、回転型モータの回転軸に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体であって、該偏重心回転体は、その最外周部に振動発生源としての重量部材を偏在させてその全体を形成したことに最大の特徴がある。
図1は、本発明の一例を拡大して示す説明図であり、そのうちの(a)は、第1の発明に係る偏重心回転体の一例を回転型モータの回転軸に取り付けて回転型振動モータの一例を形成した際の状態を示す一部を省略した斜視図を、(b)は、その正面図をそれぞれ示す。
同図によれば、偏重心回転体11は、比重の軽い部材からなる本体部13の外周面14に、該本体部13よりも比重の重い金属ウエイト16を固定して重量部材12とすることで形成されている。
この場合、本体部13は、プラスチックやアルミニウムなどの比重の軽い部材を用いて、その円形中心位置に軸方向に向けて貫通させた軸固定孔13aを有する円柱状に形成されている。なお、本体部13は、軸固定孔13aより大径な中空部を設け、該中空部の軸中心に位置する長さ方向での端部側に該中空部と連通する軸固定孔13aを設けて形成することもできる。
しかも、本体部13の外周面14の適宜位置には、その軸方向に向けて断面が円弧状を呈する適宜深さの凹陥部15が形成されており、該凹陥部15内に同様に断面が円弧状を呈して対面合致するようにして配置できる形状が付与された金属ウエイト16を一体的に固定することで偏重心回転体11が形成されている。
金属ウエイト16としては、タングステンのような比重の重いレアメタルや、タングステンよりは比重の軽い鉄や真鍮などのコモンメタルを用いることができる。
その場合、金属ウエイト16がレアメタルで形成されたものであれば、図1中で実線で示す比較的狭い領域からなる凹陥部15内に、比重が比較的軽いコモンメタルで形成されたものであれば、図1中で破線で示す比較的広い領域からなる凹陥部15内に、それぞれ固定配置されることになる。このため、金属ウエイト16をレアメタルで形成する場合には、図6に示す従来例に比べてその使用量を大幅に節減することができることになる。
回転型振動モータ41は、このようにして形成された偏重心回転体11の軸固定孔13a内に回転型モータ42が備える回転軸43を固定することで形成されることになる。なお、偏重心回転体11の軸固定孔13aは、図示例として円形のものが示されているが、回転軸43の断面形状に応じてその具体的な断面形状を定めることができ、例えば回転軸43がDカット形状を呈するものであれば、これに対応させた形状を付与して形成することができる。
図2は、偏重心回転体の他例を拡大して示す全体斜視図であり、偏重心回転体11は、図1に示す回転型モータ42が備える回転軸43がその中心位置に固定される比重の軽い部材からなる軸固定部23と、該軸固定部23によりその中空部28を塞ぐようにして固定され、かつ、その主要部が断面略C字形を呈して軸固定部23よりも比重の重い部材からなるな円筒部25とで形成されている。
すなわち、略真円形を呈する軸固定部23は、例えば合成樹脂やアルミニウムなどのような比重の軽い適宜の素材を用いて形成され、その外径も図1に示すような回転型モータ42の外径や円筒部25の内径との関係で適宜定めて形成されている。
また、軸固定部23の円心位置には、図1に示すような回転型モータ42が備える回転軸43を固定するための軸固定孔24が形成されており、該軸固定孔24を介して回転軸43側と一体的に固定連結できるようになっている。
円筒部25は、軸方向での一方に中空部28の端緒となる開口面26aを有する筒状部26と、該筒状部26から裾方向に切欠部29を有して延設された断面略C字形を呈する外周壁部27とで形成されている。
この場合、円筒部25は、軸固定部23側の比重に比べて比重の重い部材、例えば鉄や真鍮などを用いて一体形成されている。また、円筒部25における筒状部26内には、軸固定部23をその開口面26aを塞ぐように固定配置するなどして両者を一体化することで偏重心回転体11が形成されることになる。
このため、図2に示す偏重心回転体11は、最外周部に位置させた円筒部25により振動発生源としての重量部材12を偏在させることができることになる。なお、円筒部25は、図示は省略してあるが筒状部26の反対側にも同様に筒状部を具備させて形成することもできる。
図3は、偏重心回転体のさらなる他例を拡大して示す全体斜視図である。同図によれば、偏重心回転体11は、略矩形を呈する板状本体部34と、該板状本体部34の略中程から左右に広がるように突出させ、かつ、図1に示すような回転型モータ42が備える回転軸43を固定するための軸固定孔37aを有する切片部37とを備える図4に示す基材33を用いて形成される。
図4は、この場合における基材33を形成する際の加工例を示す要部平面図であり、一定間隔で穿設されたガイド孔52を有してその移動を自在に配設される、鉄板にニッケルメッキを施すなどして形成されたフープ材51に対し例えばプレス加工を施すことで、移動方向に2列に配列された基材33を一体形成することができる。この場合、個々の基材33は、図4中に破線で示す切断部位53を切断してフープ材51側から切り離すことで、回収することができる。
図5は、このようにしてプレス加工などの適宜の加工手法を用いて形成された個々の基材33から偏重心回転体11を形成する際の工程例を示す説明図である。同図によれば、図4に示されるように板状本体部34は、長さ方向での一方の側(図示例では左側)は短い寸法が、他方の側(図示例では右側)は長い寸法がそれぞれ付与された左右片を備えてアンバランスに形成されている。
このような板状本体部34は、図5(a)に示すように一方の側(図示例では左側)と他方の側(図示例では右側)とに位置する左右片とのそれぞれを開放端部側から略同寸の位置にある折り曲げ位置(図4中の一点鎖線位置)から折り曲げられ、さらに(b)に示すように折り返され、それぞれに積層部35が形成される。
しかる後、板状本体部34は、その全体を回転軸43を囲む方向に向けて略C字形に湾曲させることで、左右にアンバランスな積層部35を各別に備える図5(c)に示すような略C字形を呈する円筒部36として形成される。
このようにして板状本体部34を円筒部36とした後は、図5(d)に示すように切片部43を回転軸43を囲む方向に折り曲げることで、該回転軸43をその軸固定孔37aを介して固定させるための軸固定部38を形成し、これにより、円筒部36を重量部材15とする図3に示す偏重心回転体11が一体形成されることになる。
つまり、図3に示す偏重心回転体11は、最外周部に左右がアンバランスな積層部35を各別に配置させた円筒部36により振動発生源としての重量部材12を偏在させることができることになる。この場合、左右に位置する積層部35は、図5(d)に示すように一方の側の開放端35aを軸固定孔37aの位置よりも下方に位置させ、他方の開放端35bを軸固定孔37aの位置よりも上方に位置させるなど、積層部35,35相互をアンバランスに配置するのが望ましい。
一方、第2の発明に係る回転型振動モータは、偏重心回転体11が図1に示すものであれば本体部13の軸固定孔13aに、図2に示すものであれば軸固定部23の軸固定孔24に、図3に示すものであれば軸固定部38が備える軸固定孔37aに、それぞれ図1に示すような回転型モータ42の回転軸43を取り付けて図1に示すような回転型振動モータ41とすることで形成することができる。

次に、上記構成からなる本発明のうち、第1の発明(偏重心回転体)の作用・効果を図1に示す例に基づいて説明すれば、偏重心回転体11は、比重の軽い部材からなる本体部13の最外周部に比重の重い金属ウエイト16を偏在させて固定して、該金属ウエイト16を重量部材12とすることで形成することができるので、金属ウエイト16に用いる金属であるレアメタルとコモンメタルとの比重の違いに応じてその使用量を増減しながら所望する振動を発生させることができる。このため、金属ウエイト16にレアメタルを用いる場合であっても、図6に示す従来例に比べてその使用量を大幅に節減することができる。
また、第1の発明(偏重心回転体)の作用・効果を図2に示す例に基づいて説明すれば、比重の軽い部材からなる軸固定部23と、その主要部が断面略C字形を呈する比重の重い部材からなる円筒部25とを構成部材とし、該円筒部25における筒状部26内に軸固定部23を配置して一体的に固着することで、容易に偏重心回転体11を形成することができる。
しかも、偏重心回転体11における円筒部25は、最外周部に振動発生源としての重量部材15が偏在する中空状に形成されているので、図1に示すような回転型モータ42の回転軸43に取り付けて回転させた際に必要な振動を効率よく発生させることができる。
したがって、偏重心回転体11における円筒部22は、タングステンのような比重の重いレアメタルを用いることなく鉄や真鍮などのコモンメタルを用いて板金などにより一体形成することができる結果、材料の安定供給や省資源化対策の要請にもよく対応させて部材コストを低く抑えるることができるほか、加工性も簡素化することができる。
さらに、第1の発明(偏重心回転体)の作用・効果を図3に示す例に基づいて説明すれば、偏重心回転体11は、略矩形を呈する板状本体部34と、該板状本体部34の略中程から左右に広がる切片部37とを備える基材33を用いて形成することができるので、鉄板にニッケルメッキを施すなどしてフープ材51と一体形成することができる基材33を、例えば図4に示すようにプレス加工などの適宜の加工手法を用いてより効率よく大量に形成することができる。
さらに、偏重心回転体11は、基材33における板状本体部34を湾曲させてなる略C字形を呈する円筒部36を重量部材15とし、切片部37を回転軸43に固定させるための軸固定部38として形成することができるので、生産性の優れたものとすることができる。
しかも、基材33における板状本体部34の左右片を折り返して形成された相互にアンバランスな積層部35を重量部材15とする場合には、図1に示すような回転型モータ42の回転軸38に取り付けて回転させた際に、タングステンのような比重の重いレアメタルを用いないでも、より好ましいレベルの振動を発生させることができる。
一方、第2の発明(回転型振動モータ)の作用・効果を説明すれば、既に述べたように、偏重心回転体11が図1に示すものであれば本体部13の軸固定孔13aに、図2に示すものであれば軸固定部23の軸固定孔24に、図3に示すものであれば軸固定部38が備える軸固定孔37aに、それぞれ図1に示すような回転型モータ42の回転軸43を取り付けて図1に示すような回転型振動モータ41とすることで簡単に形成することができる。
この場合、図1に示すような回転型振動モータ41は、タングステンのような比重の重いレアメタルを殆ど用いることなく、例えばアルミニウムや鉄などのようなコモンメタルで偏重心回転体11を形成することができるので、材料の安定供給や省資源化対策の要請にもよく対応させつつ、製品コストの低減化を図るなかで、好ましレベルの振動も発生させることができることになる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的な内容は、本発明の要旨を逸脱しない限り、種々の変形を加えることができる。例えば、第2の発明に用いられる図1に示すような回転型モータ42は、円筒を含む筒型を呈して回転軸43を備えているものでさえあれば、コアレスやブラシレスなどを含むどのようなタイプのものであっても所望に応じて適宜使用することができる。また、偏重心回転体11は、図4に示すようなプレス加工によるほか、個別にプレス加工などの公知の適宜の加工手法を用いて単体の基材33として形成することもできる。さらに、図3に示す円筒部36は、折り返した積層部35とすることなく、1層構造のもとで形成することもできる。また、偏重心回転体11は、図2や図3に示すような筒状に形成し、回転型モータを外側から部分的に覆うように配置して形成することもできる。
本発明の一例を拡大して示す説明図であり、そのうちの(a)は、第1の発明に係る偏重心回転体の一例を回転型モータの回転軸に取り付けて回転型振動モータの一例を形成した際の状態についての一部を省略した斜視図を、(b)は、その正面図をそれぞれ示す。 第1の発明に係る偏重心回転体の一例を拡大して示す全体斜視図。 第1の発明に係る偏重心回転体の他例を拡大して示す全体斜視図。 図3に示す偏重心回転体に用いる基材を形成する際の加工例を示す要部平面図。 個々の基材から偏重心回転体を形成する際の工程例を(a)〜(d)として示す説明図。 従来からある回転型振動モータの一例を示す全体斜視図。
符号の説明
11 偏重心回転体
12 重量部材
13 本体部
13a 軸固定孔
14 外周面
15 凹陥部
16 金属ウエイト
23 軸固定部
24 軸固定孔
25 円筒部
26 筒状部
26a 開口面
27 外周壁部
28 中空部
29 切欠部
33 基材
34 板状本体部
35 積層部
35a,35b 開放端
36 円筒部
37 切片部
37a 軸固定孔
38 軸固定部
41 回転型振動モータ
42 回転型モータ
43 回転軸
51 フープ材
52 ガイド孔
53 切断部位

Claims (6)

  1. 回転型モータの回転軸に取り付けて振動を発生させる偏重心回転体において、
    該偏重心回転体は、その最外周部に振動発生源としての重量部材を偏在させたことを特徴とする偏重心回転体。
  2. 前記偏重心回転体は、比重の軽い部材からなる本体部の外周面に、該本体部よりも比重の重い金属ウエイトを固定して前記重量部材とした請求項1に記載の偏重心回転体。
  3. 前記偏重心回転体は、前記回転軸がその中心位置に固定される比重の軽い部材からなる軸固定部と、該軸固定部によりその中空部を塞ぐようにして固定され、かつ、その主要部が断面略C字形を呈して前記軸固定部よりも比重の重い部材からなる円筒部とで形成され、該円筒部を前記重量部材とした請求項1に記載の偏重心回転体。
  4. 前記偏重心回転体は、略矩形を呈する板状本体部と、該板状本体部の略中程から左右に広がる切片部とを基材とし、
    該基材における前記板状本体部をその回転軸を囲む方向に向けて略C字形に湾曲させた円筒部を前記重量部材とし、
    前記切片部を前記回転軸を囲む方向に折り曲げて該回転軸に固定させるための軸固定部とした請求項1に記載の偏重心回転体。
  5. 前記重量部材は、前記板状本体部の左右片を折り返して重ね合わせた積層部として形成した請求項4に記載の偏重心回転体。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の偏重心回転体を回転型モータの前記回転軸に取り付けたことを特徴とする回転型振動モータ。
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JP2013188827A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Howa Mach Ltd 工作機械の機械剛性測定用起振ツール及び工作機械の機械剛性測定方法

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