JP2009196557A - サスペンションアームカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 サスペンションアームが破損していることまたは破損するおそれがあることを運転者等に察知させることが可能となるサスペンションアームカバーを提供すること。
【解決手段】 縁石等の障害物が干渉用リブ22に衝突したときにその衝撃力により剥離部23がカバー部21から剥離する。このとき剥離部23上に設けられる小室24内に形成された通気穴27が外部に露出し、この通気穴27に空気が流れ込むことにより通気音が発生する。運転者はこの通気音により剥離部23の剥離を認識し、第2ロアアーム15またはロアカバー20の破損あるいは破損しているおそれを察知することができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、サスペンション装置を構成するサスペンションアームを保護するサスペンションアームカバーの構造に係るものである。
車両用サスペンション装置はサスペンションアームやショックアブソーバ、コイルスプリングを備え、これらにより車輪を車体に対して揺動可能に懸架する装置である。また、サスペンションアーム、特に下方側に配置するロアアームには、縁石や飛び石の衝突による破損を防止するために樹脂製のサスペンションアームカバー(例えばロアカバー)が取付けられている。
特許文献1には、一部が他の部分よりも柔らかい軟質部材で構成されたサスペンションアームカバーが記載されている。この特許文献1に記載の発明は、サスペンションアームカバーの軟質部材(ゴム)で覆われる部分を飛び石などが当たりやすい部位に配置し、飛び石などの障害物がこの軟質部材に衝突したときに軟質部材の弾性により衝突力を吸収することによってカバー自体の損傷の防止を図るというものである。
特開2006−56463号公報
特許文献1に記載のサスペンションアームカバーを含め、従来のサスペンションアームカバーは外部からの衝撃からサスペンションアームを保護するために設けられているが、強い衝撃が加えられたようなときにはサスペンションアームを守りきれず、サスペンションアームが破損することも考えられる。実際にサスペンションアームが破損してしまった場合には、サスペンションアームカバーがその破損箇所を隠してしまうためにサスペンションアームの破損の発見が遅れるおそれがある。つまり、従来のサスペンションアームカバーは、外部からの衝撃からサスペンションアームを保護する役割は果たしているが、実際にサスペンションアームが破損したときにはその発見を妨げる障害物となってしまうおそれがある。また、実際にサスペンションアームが破損していても、それを運転者等に知らせる術はなく、長期間にわたってサスペンションアームが破損したままの状態が続くおそれもある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、サスペンションアームを保護するとともに、サスペンションアームが破損または破損するおそれがある場合には、そのことを運転者等に察知させることが可能となるサスペンションアームカバーを提供することにある。
本発明の特徴は、車輪を懸架するサスペンションアームに取付けられ、このサスペンションアームを保護するサスペンションアームカバーであって、前記サスペンションアームを覆うカバー部と、前記カバー部よりも下方に配置した接触部と、前記カバー部に形成されるとともに前記接触部に連結し、前記接触部が障害物に衝突したときに発生する衝撃力によって前記カバー部から剥離する剥離部と、前記剥離部の剥離を通知する通知手段と、を備えたサスペンションアームカバーとすることにある。
上記発明によれば、サスペンションアームカバーの接触部がカバー部よりも車両の下方側に配置しているので、車両の下方側からサスペンションアームに衝突するおそれのある縁石などの障害物はまずこの接触部に衝突する。接触部はこの衝突により発生する衝撃力を受ける。この衝撃力は接触部に連結している剥離部に伝達され、剥離部はこの衝撃力によってカバー部から剥離する。剥離部の剥離は通知手段により運転者等に通知される。これにより運転者等は剥離部がカバー部から剥離したことを認識し、サスペンションアームが破損しているか、または破損する可能性があることを察知することができる。よって、このような察知に基づきサスペンションアームやサスペンションアームカバーの早期交換を行うことができる。
上記剥離部は、サスペンションアームカバーのカバー部のうちサスペンションアームの下方側を覆う部位に形成されているとよい。上記通知手段は、剥離部の剥離を通知することができるような態様であればどのようなものでもよい。例えば、常時剥離部を検知している近接センサなどであって、剥離部が剥離したときに剥離部が検知されなくなった旨の信号を出力するものであってもよいし、また、剥離部が剥離したときに、新たに露出する部分が回りと異なる色で着色してあってもよい。なお、この場合は剥離部の剥離がすぐさま認識できるものではないが、車両の点検時などに作業者がサスペンションアームをのぞき込めば、色の違いにより剥離部の剥離が認識される。要するに、本発明は、サスペンションアームの異常チェックを行うときに、見落とすことなく異常を発見することができるような工夫が為されていればよい。実際に問題となることは、サスペンションアームの破損を見落としたまま長年車両を走行させることによって、その破損がより悪化することである。したがって、定期点検時などに破損を認識することさえできれば破損がさらに悪化することを回避できる。もっとも、剥離部の剥離が速やかに通知されればなおよい。早期に通知されれば、サスペンションアームカバーのみの交換でサスペンションアームの破損を未然に防止することができ、あるいはサスペンションアームの破損が悪化する前にサスペンションアームを修理することができるからである。
また、上記通知手段は、剥離部が剥離したときに剥離した部位から外部に露出される穴部を備え、この穴部は気体が通過することにより例えば通気音などの音を発生するように構成され、穴部から発生する音により剥離部の剥離が通知されるようなものであるのがよい。これによれば、剥離部が剥離したときに外部に穴部が露出し、この穴部に空気などの気体が通過することにより音が発生する。したがって、運転者はこの音により剥離部の剥離をすぐさま認識することができる。この場合において、上記通知手段は、剥離部が剥離された場合において、車両の前進走行中にその走行風を受けて穴部に空気が流れ込むことにより音を発生するものであるのがよい。これによれば、運転者は走行中に発生する音を確認することにより、目視しなくても剥離部が剥離されたことをすぐさま認識することができる。
上記穴部は、そこに気体が通過することにより音を発生する構造とされる。例えばその穴部に気体が通過することにより空気を振動させて音を発するようなものや、穴部内に振動体を入れておいて、気流により振動体を振動させて音を発生するようなものでもよい。特にやかん(ケルト)の注ぎ口に設けられる笛吹構造のような構造をしているとよい。また、穴部は、剥離部が剥離したときに車両前方側を望める位置に形成されているとよい。このような位置に形成されている場合は、車両が前進走行したときに穴部に空気が流入し易くなるので音が発生し易くなる。また、穴部は、通常はサスペンションアームカバーに内包されており、剥離部が剥離したときに初めて外部に露出されるものであるとよい。この場合サスペンションアームカバーは、密閉された小室を内包し、その小室を形成する壁面の一つが剥離部とされ、穴部はその小室を形成する他の壁面に形成されているように構成するとよい。このようにサスペンションアームカバーを構成することにより、剥離部が剥離されたときにその小室の密閉性が開放され、小室を形成する壁面に形成された穴部が外部に露出することになる。
また、上記接触部は、カバー部より車両の前方向または後方向の少なくともどちらか一方向に突出した突出部分を有するのがよい。例えば車両が後進にて駐車するときに後輪が縁石を通り越した場合において、縁石の高さがサスペンションアーム(特にロアアーム)よりも高いと、サスペンションアームと縁石とが衝突するおそれがある。このとき接触部がカバー部よりも車両後方側に突出した突出部分を有していれば、縁石はサスペンションアームやカバー部に衝突するよりも先に突出部分に衝突する。したがって、障害物が接触部(突出部分)に衝突する前にカバー部やサスペンションアームに衝突するようなことを防止することができる。よって、確実に障害物と接触部との衝突による衝撃力で剥離部を剥離させ、通知手段により剥離を通知させることができる。なお、上記したように縁石に衝突する場合は後進にて駐車する場合が多く、またサスペンションアーム(ロアアーム)の前方部位には他の部品などが配設されている場合もあるので、上記突出部分はカバー部よりも車両後方側に突出しているものであるのがよい。
また、複数の上記接触部が車両の左右方向に所定の間隔を隔てて配設され、上記剥離部および上記通知手段は、複数の接触部のそれぞれに対応して複数個設けられているのがよい。これによれば、障害物がサスペンションアームカバーの車両左右方向のどの位置に接触しようとしても、いずれかの接触部に衝突して剥離部が剥離し、通知手段が剥離部の剥離を通知する。したがって、確実にサスペンションアームカバーの異常を認識することができる。ここで、上記「所定の間隔」とは、複数の接触部が車両の左右方向に亘ってそれぞれ離れた位置にあることを表現しており、各接触部は一定間隔で配置していてもよく、また不定間隔で配置していてもよい。隣接する接触部間における車両左右方向の距離は、概ね150mm〜200mmであるのがよい。この程度の間隔毎に接触部を配置しておけば、車両左右方向にわたってほぼ確実に接触部に障害物(特に縁石)を接触させることができる。
この場合、複数の通知手段はそれぞれ穴部を備え、各穴部に気体が通過することによりそれぞれ異なった音が発生するものであるのがよい。これによれば、発生する音によって剥離した部位が推定されるので、修理がし易くなる。ここで、上記異なった音は、異なった音程や異なった音色であるのがよい。なお、サスペンションアームの多くは車両の左右方向に延在するように配置しているので、サスペンションアームの延在方向に沿って複数の接触部が配置したサスペンションアームカバーにするとよい。また、独立懸架式のサスペンション装置においては左右の車輪のそれぞれにサスペンションアームが設けられるが、この場合にはそれぞれのサスペンションアームに取付けられるサスペンションアームカバーに単数または複数の接触部等をそれぞれ設けてもよい。これによれば、剥離部が剥離した際に発生する音の音程や音色によりどちらのサスペンションアームカバーが破損したかを認識することができる。
また、剥離部は、カバー部よりも強度が低くされた境界部によって区画されてカバー部内に形成されており、接触部が障害物に衝突したときに発生する衝撃力によって上記境界部が破断することによりカバー部から剥離するように構成するとよい。これによれば、接触部が障害物に衝突したときに発生する衝撃力で境界部が破断することにより、境界部を境として剥離部がカバー部から剥離する。このため容易に剥離部を剥離させることができる。ここで、上記境界部は、剥離部の外周を形成する部分であり、この境界部で仕切られた(囲われた)部分が剥離部となる。また、境界部は、剥離部の全周を囲うように形成するのがよいが、剥離部の一部を囲うように形成してもよい。剥離部の全周が境界部に囲われている場合は、衝撃力により剥離部および接触部がカバー部から離脱する。剥離部の一部のみが境界部により囲われている場合は、衝撃力によりその部分のみが剥離し、剥離部および接触部はカバー部にぶら下がるような状態となる。なお、境界部は、例えば切れ込みを入れてその部分の厚みを小さくしたり、点線のようにしておくすることにより、その強度をカバー部よりも低くすることができる。
また、接触部と剥離部は、缶ジュースなどを開ける際に良く用いられるプルトップ方式の剥離原理を採用し、接触部がプルタブを構成するものであるのがよい。これによれば、構造が容易であるのでサスペンションアームカバーの製造も容易となる。また、上記カバー部が車両の空力特性を向上するための形状を有しているのがよい。これによれば、カバー部により車両走行時の空力特性が向上する。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係るサスペンションアームカバーについて図面を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るサスペンションアームカバーを適用した車両のサスペンション装置を示す斜視図である。図に示されたサスペンション装置1は、車両の右後輪近傍に設置されるサスペンション装置である。サスペンション装置1は、車輪WHを回転可能に支持するキャリア11と、このキャリア11に連結し、車輪を懸架するサスペンションアームであるトレーリングアーム12、アッパーアーム13、第1ロアアーム14、第2ロアアーム15と、振動を吸収、減衰するためのショックアブソーバ16およびコイルスプリング17を備える。
トレーリングアーム12は図に示されるように車両前後方向に延設されており、前端側が車両本体にゴム製ブッシュなどを介して車両左右方向(幅方向)の軸回りに揺動可能に連結されている。トレーリングアーム12の後端側はキャリア11の前方側に2箇所でボルトなどにより連結されている。アッパーアーム13は車両左右方向に延設されており、車両外方端がキャリア11の上部部位に、車両内方端が車体に、それぞれブッシュを介して車両前後方向の軸回りに揺動可能に連結されている。
第1ロアアーム14はアッパーアーム13の下方にて車両左右方向に延設されており、車両外方端がキャリア11の下部の前方部位に、車両内方端が車体に、それぞれブッシュを介して車両前後方向の軸回りに揺動可能に連結されている。第2ロアアーム15は第1ロアアーム14の後方にて車両左右方向に延設されており、車両外方端がキャリア11の下部の後方部位に、車両内方端が車体に、それぞれブッシュを介して車両前後方向の軸回りに揺動可能に連結されている。第2ロアアーム15の中央部は車両前後方向に膨らんだ形状をなしており、この中央部分には後述するようにコイルスプリング17が設置される。このような各種アーム12,13,14,15およびキャリア11を介した車輪WHと車体との連結構成により、車輪は車体に対して上下に揺動可能に連結されることになる。
ショックアブソーバ16は、車両の上下方向に延在している。ショックアブソーバ16は、その上端が車体に連結され、下端が第2ロアアーム15に連結されている。ショックアブソーバ16は、キャリア11を介して伝達される車輪WHの上下方向の振動を減衰させる機能を果たす。コイルスプリング17も車両の上下方向に延在している。コイルスプリング17は、その下端が第2ロアアーム15の略中央部位に連結され、その上端が車体側に取付けられている。コイルスプリング17は車両と車輪WHとの間に発生する振動を吸収する。ショックアブソーバ16とコイルスプリング17が協働することにより、車輪WHを介して発生する振動や衝撃が緩衝および減衰される。
図に示されるように、第2ロアアーム15にはロアカバー20が取付けられている。このロアカバー20は樹脂製であり、第2ロアアーム15に直接飛び石や縁石が衝突することを防止する。つまりロアカバー20は第2ロアアーム15を保護する。なお、本実施形態では第2ロアアーム15にロアカバー20を取付けてあるが、必要であればその他のサスペンションアームにもこのようなサスペンションアームカバーを取付けても良い。この場合において、車両の最下方に位置するサスペンションアームには飛び石や縁石などの障害物が最も衝突し易いので、車両の最下方に位置するサスペンションアームにサスペンションアームカバーを取付けるのがよい。
図2は、第2ロアアーム15に取付けられるロアカバー20を車両の斜め下方から見た斜視図、図3はロアカバー20を車両の斜め上方から見た斜視図である。これらの図に示されるように、ロアカバー20は第2ロアアーム15の前方面および下方面を覆うように配置している。またロアカバー20は、カバー部21と干渉用リブ22を備えて構成されている。
カバー部21はロアカバー20の大部分を構成する部位であり、概ね第2ロアアーム15の延設方向に沿って形成され、第2ロアアーム15の前面および下面を覆っている。なお、カバー部21は第2ロアアーム15の全周(前面、下面、後面、上面)を覆うように配置しても良いが、本実施形態のように飛び石などの衝突の多い前面および下面のみを覆うように配置してもよい。このカバー部21の延設方向の略中央部位には、車両前方側に突き出た前方突出部211と車両後方側に延びた後方延在部212が形成されている。
前方突出部211は、上部壁211aと、前部壁211bと、底部壁211cと、対の側部壁211dを有する。上部壁211aは、第2ロアアーム15の中央部分151を覆う幅を有し、この中央部分151の前方側から車両前方に向けて、第2ロアアーム15の上面とほぼ面一となるような高さ位置で略水平に延びて形成されている。前部壁211bは上部壁211aの前端から下方に垂下して形成されている。底部壁211cは前部壁211bの下端から車両後方側に向かって斜め下方に延びて形成されている。図4は、ロアカバー20を前方突出部211および後方延在部212を通るように車両前後方向に沿って切断した場合におけるロアカバー20の断面概略図である。図4に示されるように、前方突出部211の底部壁211cは車両前方に向かうにつれて反り上がったような形状とされる。このような形状を有する前方突出部211によって第2ロアアーム15の中央部分151の前面側が保護されている。
対の側部壁211dは上部壁211aの左右端と底部壁211cの左右端とを連結しており、前方突出部211の車両左右方向の側面を形成している。また、対の側部壁211dはその車両後方側の部位がカバー部21のうち第2ロアアーム15の前面を覆う部分となだらかに連結している。また底部壁211cの車両左右方向の端部側は、カバー部21のうち第2ロアアーム15の下面を覆う部分と連結している。
後方延在部212は第2ロアアーム15の中央部分151の下方に配置された平板状の部位であり、前方突出部211の底部壁211cの車両後方端に連続して形成されている。図4に示されるように、この後方延在部212は車両前方側から車両後方側に向かうにつれて僅かに上方側に反るような形状とされている。前方突出部211と後方延在部212との断面形状が図4で示されるように流線形状に形成されることにより、カバー部21は車両走行時の空力特性を向上する機能をも有する。すなわちロアカバー20は車両の空力特性を向上するための空力部品でもある。なお、このロアカバー20は第2ロアアーム15にボルト締めなどにより固定される。
図2に示されるように、カバー部21には、周囲の部分と剥離可能とされた剥離部23が形成されている。この剥離部23は、前方突出部211の底部壁211cと後方延在部212とに跨った位置に形成されている。剥離部23は境界部28によりカバー部21のその他の部分と区画された状態でカバー部21内に形成されており、図に示されるように略長方形状とされている。この剥離部23の下面側に干渉用リブ22が連結されている。干渉用リブ22は図に示されるように長尺状に形成されており、長尺方向が車両前後方向と一致するようにして、カバー部21の下方に配置している。本実施形態においてはこの干渉用リブ22はナイフ形状のように長尺平板形状を呈しており、車両前方端部が細くされていて、その細くされた部分の上面が剥離部23の下面に連結している。
図5は、ロアカバー20を剥離部23および干渉用リブ22を通るように車両前後方向に切断した断面概略図、図6はロアカバー20を剥離部23を通るように車両左右方向に切断した断面図(図5におけるA−A断面図)である。図5からわかるように、干渉用リブ22は上述のように車両前方側の上面が剥離部23の下面に連結しており、その連結部分から車両後方側に向かって延設されている。また干渉用リブ22は、後方延在部212の車両後方端よりもさらに後方に位置し、後方延在部212から車両後方側へ突出した後方突出部221を有している。また、干渉用リブ22は剥離部23にのみ連結しており、剥離部23よりも車両後方側に位置する後方延在部212との間に微小な隙間が設けられることにより、後方延在部212とは連結しないように配置されている。図7は、上記隙間を隔てて配置した干渉用リブ22と後方延在部212とを車両後方側から見た図である。
また、剥離部23を区画する境界部28(図2参照)は、剥離部23を囲うように角が丸くされた四角形状に形成されている。この境界部28には全周に切れ込みCが入っており(図5および図6参照)、この切れ込みCにより境界部28の厚みが薄くされている。これにより境界部28の強度はカバー部21のその他の部分の強度よりも低くされており、破断され易くなっている。
図5および図6からわかるように、剥離部23の上方には小室24が形成されている。この小室24は、前方突出部211の上部壁211aの下方であって底部壁211cおよび後方延在部212の上部に設けられている。小室24は、底面を構成する剥離部23と、この剥離部23の周縁から上方に立設された周壁部25と、各周壁部25の上部端を覆っている天部26とにより囲まれており、図に示された状態では外部から見えないようにされている。また、天部26には本発明の穴部としての通気穴27が形成されている。この通気穴27は天部26を貫通しており、例えばやかん(ケトル)の注ぎ口に取付けられる笛吹穴のように、通気時に空気を振動させて笛のような音を発生するようになっている。この通気穴27は図に示されるように天部26に形成されていてもよいし、後述するように剥離部23が剥離したときに車両前方側から見えるような位置、例えば図6に点線で示すように車両後方側の周壁部25に形成しておいてもよい。なお、図5および図6に示される状態では、小室24内に外部から風が流れ込まない。本明細書ではこの状態を密閉状態と呼ぶ
このような形状を持つロアカバー20が取付けられた車両が例えば駐車スペースに後進(バック)で駐車するときには、左右後輪を輪止め用の縁石に当たる位置まで車両をバックさせる。しかし後輪の進路が縁石に対してずれている場合には、後輪は縁石に当たらずに縁石を通り越す。後輪が縁石を通り越すと、縁石が車両の下部、特に縁石よりも低い位置に配置された部位に衝突するおそれがある。本実施形態においては車両の最も低い部位は、ロアカバー20の干渉用リブ22である。さらにこの干渉用リブ22はその車両後方端にカバー部21の後方延在部212よりも車両後方側に突出した後方突出部221を持つ。したがって、縁石の高さがロアカバー20のカバー部21の配設位置よりも高い場合であっても、縁石は、まず最も後方に配置されている干渉用リブ22の後方突出部221に衝突する。
縁石が干渉用リブ22の後方突出部221に衝突(干渉)すると、図8に示されるように干渉用リブ22は縁石から力Fを受ける。この力Fは、縁石と車両との相対運動によって生じる力であり、例えば衝突による衝撃力である。この力Fは干渉用リブ22から剥離部23に伝達される。ここで、剥離部23の周辺で最も強度の低い部分は剥離部23を囲っている境界部28である。したがって、上記力Fの作用によって強度の低い境界部28が破断する。これにより剥離部23は、境界部28の形成部分にてカバー部21と分離してカバー部21から剥離される。すると、図9に示されるように、剥離部23およびこの剥離部23に連結されている干渉用リブ22はカバー部21から離脱する。離脱状態となったロアカバー20の全体を車両の斜め下方側から見たものを図10に、離脱状態における剥離部23および干渉用リブ22ならびにロアカバー20の車両前後方向に切断した断面概略図を図11に示す。
剥離部23および干渉用リブ22がカバー部21から離脱した場合、剥離部23を底部としていた小室24の密閉状態が開放される。そして、車両は剥離部23が剥離した状態で駐車を完了する。この駐車完了時には、第2ロアアーム15と縁石との衝突の度合いによってはロアカバー20や第2ロアアーム15も破損している可能性があるが、いずれにしても、剥離部23の剥離によって小室24の密閉状態が開放される。このため図9によく示すように、剥離部23が剥離した部分から、小室24およびこの小室24の天部26に形成されている通気穴27が外部に露出する。その後車両が発進して前進走行すると、小室24内に空気が流れ込む。小室24に流れ込んだ空気は通気穴27を通り抜けるが、このとき通気穴27に空気が通過するときに空気が振動し、通気音、例えば笛吹音が発生する。この通気音を運転者等が確認することにより、剥離部23が剥離したこと、ひいてはロアカバー20や第2ロアアーム15が破損しているおそれがあることを運転者が認識することができるのである。
このように、本実施形態のロアカバー20(サスペンションアームカバー)は、第2ロアアーム15(サスペンションアーム)を覆うカバー部21と、カバー部21よりも下方に配置した干渉用リブ22(接触部)と、カバー部21に形成されるとともに干渉用リブ22に連結し、干渉用リブ22が縁石等の障害物に衝突したときに発生する衝撃力によってカバー部21から剥離する剥離部23と、剥離部23の剥離を通知する通知手段としての通気穴27を備えて構成されている。したがって、運転者等は、縁石等の障害物が干渉用リブ22に衝突して剥離部23がカバー部21から剥離した場合に通気穴27から発せられる通気音により剥離部23の剥離を認識し、第2ロアアーム15またはロアカバー20の破損あるいは破損しているおそれを察知することができる。
また、ロアカバー20には、剥離部23、周壁部25および天部26により囲まれて密閉された小室24が形成されており、この小室24を形成する壁面(例えば天部26)に通気穴27が形成されている。そして、剥離部23が剥離したときに小室24の密閉状態が開放されることで初めて通気穴27が外部に露出し、車両の走行時の走行風などが通気穴27を通り抜けることにより通気穴27が通気音を発生する。通気穴27がこの通気音により剥離部23の剥離を通知することにより、運転者は剥離部23の剥離をすぐさま認識することができる。
また、干渉用リブ22は、カバー部21の後方延在部212より車両の後方側に突出した後方突出部221(突出部分)を有する。このため車両が例えばバック駐車を行うとき等のように後進する場合において、縁石等の障害物にカバー部21が衝突する前に干渉用リブ22の後方突出部221が先に障害物に衝突する。したがって、障害物が干渉用リブ22に衝突することなしにカバー部21に衝突するような事態を避けることができる。このため確実に障害物と干渉用リブ22との衝突による衝撃力で剥離部23を剥離させ、通気穴27から発生する通知音により剥離部23の剥離を通知させることができる。
また、剥離部23は境界部28により区画されてカバー部21に形成されている。剥離部23の周囲を囲う境界部28には切れ込みCが設けられており、これにより境界部28の強度がカバー部21の強度よりも低くされている。したがって、縁石等が干渉用リブ22に干渉したときに発生する衝撃力により強度の低い境界部28が破断し、この境界部28にて剥離部23がカバー部21と分離する。このような構造とすることにより容易に剥離部23をカバー部21から剥離させることができる。
また、剥離部23は前方突出部211の底部壁211cと後方延在部212とに跨った位置に形成されており、剥離部23の車両前方側は上方に若干反っている。したがって、この剥離部23が剥離したときは小室24内が車両前方側から望めるようになる。このため車両の前進走行時に車両前方側から空気を小室24内および通気穴27内に取り込みやすくなり、通気穴27が通気音を発生し易くなる。この場合、図6の点線で示すように通気穴27を車両後方側に位置する側部壁25に形成して、車両前方側から通気穴27自体を望めるようにすれば、通気穴27により空気が取り込みやすくなるため、通気音がより発生し易くなる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明するが、本実施形態は、ロアカバーのカバー部に複数の干渉用リブが取付けられている点が上記第1実施形態と相違し、その他の部分は基本的に上記第1実施形態にて説明したロアカバー20とほぼ同一である。以下、相違点を中心に説明し、第1実施形態と同一部分については同一符合で示してその具体的説明を省略する。
図12は、本実施形態にて説明するロアカバー20が取付けられた第2ロアアーム15を車両の斜め下方側から見た斜視図である。この図に示されるように、ロアカバー20のカバー部21の下面側には、複数の干渉用リブ22が取付けられている。これら複数の干渉用リブ22に対応して、複数の剥離部23もロアカバー20に設けられている。
複数の干渉用リブ22は、いずれも上記第1実施形態にて説明した干渉用リブのように長尺形状を呈しており、その長尺方向が車両前後方向と一致するようにしてカバー部21の下方に配置している。また複数の干渉用リブ22は、車両の左右方向に所定の間隔を隔てて平行に配設されている。隣接する干渉用リブ22間の距離は一定でもよいし、一定でなくてもよい。この場合、上記距離を150mm〜200mmとするとよい。また、各干渉用リブ22は、カバー部21の後方延在部212よりも車両後方側に突出した後方突出部221を有している。各後方突出部221の車両後方端の位置がほぼ同じ位置となるように、各干渉用リブ22の長軸方向の長さが調整されている。
複数の剥離部23は、複数の干渉用リブ22の車両前方端部にそれぞれ連結している。各剥離部23は、カバー部21の下面であって車両左右方向に異なった位置にそれぞれ形成されている。これら複数の剥離部23の上方には、各剥離部23を底部とした図示しない小室や、小室を形成する天部などに設けられた図示しない通気穴が形成されている。これらの小室および通気穴の形状および構成は、上記第1実施形態にて説明したものと同一であるので、ここではその説明を省略する。なお、剥離部23は第1実施形態と同様に略長方形状を呈しており、境界部28により全周が囲われている。境界部28には切れ込みが形成されており、これにより剥離部23は境界部28を起点として剥離され易くなっている。
このような形状を有するロアカバー20においては、車両後方側から縁石等の障害物が衝突するときには、障害物はまず干渉用リブ22の後方突出部221に衝突する。本実施形態によれば複数の干渉用リブ22が車両の左右方向に所定の間隔を隔てて配設されているので、障害物が車両左右方向のどの位置からロアカバー20に衝突しようとしても、必ず最初にいずれかの干渉用リブ22の後方突出部221に衝突する。このため障害物が衝突した干渉用リブ22が連結している剥離部23がこの衝突時に作用する衝撃力によりカバー部21から剥離する。そして、その後の前進走行時に剥離した部位から外部に露出する通気穴が空気を取り込み、取り込んだ空気を振動させることにより通気音が発生する。運転者等はこの通気音によってロアカバー20または第2ロアアーム15が破損したかまたは破損するおそれがあることを認識するのである。
以上のように、本実施形態によれば、複数の干渉用リブ22が車両の左右方向に所定の間隔を隔てて配設されており、剥離部23および通気穴は複数の干渉用リブ22のそれぞれに対応して複数個設けられている。このため縁石等の障害物がロアカバー20の車両左右方向のどの位置に接触しようとしてもいずれかの干渉用リブ22に衝突し、衝突した干渉用リブ22に対応する剥離部23が剥離し、通気穴から発生する通気音が剥離部23の剥離を通知する。したがって、運転者は確実にロアカバー20の破損等を認識することができる。
この場合において、各通気穴は、例えば径を変えたり構造を変化させたりして、それぞれ異なった音程または音色を持つ通気音を発生するものであるのがよい。例えば図12において、最も左方側(車両外方側)の干渉用リブ22に対応する通気穴から発生する通気音の音程が「ド」、その右隣の干渉用リブに対応する通気穴から発生する通気音の音程が「レ」、さらにその右隣の干渉用リブに対応する通気穴から発生する通気音の音程が「ミ」となるように、すなわち左方側(車両外方側)から右方側(車両内方側)に向かうにつれて順次通気音の音程が高くなるように、各通気穴の径や構造を異ならせておく。こうすることにより、例えば比較的低い音が聞こえてくるのであれば、運転者等はロアカバー20または第2ロアアーム15の車両外方側の部位が破損したことを認識する。一方、比較的高い音が聞こえてくるのであれば、運転者は車両内方側の部位が破損したことを認識することができる。これにより修理が簡単となる。また、左右の車輪に連結した各ロアアームに取付けられる各ロアカバーに形成される通気穴から発生する通気音の音程や音色をそれぞれ異ならせておくことにより、通気音の音程や音色によりどちらの車輪に取付けられているロアアームまたはそれを覆うロアカバーが破損したかを認識することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるべきものではない。例えば、上記実施形態では、剥離部23の上部に設けた小室24を形成する壁面に形成した通気穴27を通知手段とした例を示したが、その他の態様により通知手段を形成してもよい。例えば剥離部23が剥離したときに初めて外部に露呈する部分に着色しておき、その部分を目視することにより剥離部23の剥離を通知するものであってもよいし、また近接センサなどにより剥離部23の剥離状態を監視しておき、剥離部23が剥離したときにその旨の信号を出力して剥離部23の剥離を通知するものでもよい。さらに、小室24内に振動板などを設けておき、剥離部23が剥離したときには走行風などによりこの振動板が振動して、その振動音により剥離を通知するようにしてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおける変形が可能である。
第1実施形態に係るサスペンション装置を示す斜視図である。 第2ロアアームに取付けられるロアカバーの斜め下方からの斜視図である。 第2ロアアームに取付けられるロアカバーの斜め上方からの斜視図である。 ロアカバーを車両前後方向に沿って切断した断面概略図である。 ロアカバーを剥離部および干渉用リブを通るように車両前後方向に切断した断面概略図である。 ロアカバーを剥離部を通るように車両左右方向に切断した断面図である。 干渉用リブと後方延在部とを車両後方側から見た図である。 干渉用リブに衝撃力が作用する状態を示した図である。 干渉用リブに衝撃力が作用して剥離部および干渉用リブがカバー部から離脱した状態を示した図である。 剥離部および干渉用リブがカバー部から離脱したロアカバーを斜め下方から見たの斜視図である。 離脱した剥離部および干渉用リブおよびロアカバーの車両前後方向に切断した断面概略図である。 第2実施形態に係る、第2ロアアームに取付けられるロアカバーの斜め下方からの斜視図である。
符号の説明
1…サスペンション装置、11…キャリア、12…トレーリングアーム、13…アッパーアーム、14…第1ロアアーム、15…第2ロアアーム(サスペンションアーム)、151…中央部分、20…ロアカバー(サスペンションアームカバー)、21…カバー部、211…前方突出部、211a…上部壁、211b…前部壁、211c…底部壁、211d…側部壁、212…後方延在部、22…干渉用リブ(接触部)、221…後方突出部(突出部分)、23…剥離部、24…小室、25…周壁部、26…天部、27…通気穴(通知手段)、28…境界部

Claims (8)

  1. 車輪を懸架するサスペンションアームに取付けられ、このサスペンションアームを保護するサスペンションアームカバーであって、
    前記サスペンションアームを覆うカバー部と、前記カバー部よりも下方に配置した接触部と、前記カバー部に形成されるとともに前記接触部に連結し、前記接触部が障害物に衝突したときに発生する衝撃力によって前記カバー部から剥離する剥離部と、前記剥離部の剥離を通知する通知手段と、を備えることを特徴とする、サスペンションアームカバー。
  2. 請求項1に記載のサスペンションアームカバーにおいて、
    前記通知手段は、前記剥離部が剥離したときに剥離した部位から外部に露出される穴部を備えており、前記穴部は、気体が通過することにより音を発生するように構成されており、この音によって前記剥離部の剥離が通知されることを特徴とする、サスペンションアームカバー。
  3. 請求項2に記載のサスペンションアームカバーにおいて、
    前記通知手段は、前記剥離部が剥離された場合において、車両の前進走行中に前記穴部に空気が流れ込むことにより音を発生することを特徴とする、サスペンションアームカバー。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のサスペンションアームカバーにおいて、
    前記接触部は、前記カバー部より車両の前方向または後方向の少なくともどちらか一方向に突出した突出部分を有することを特徴とする、サスペンションアームカバー。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のサスペンションアームカバーにおいて、
    複数の前記接触部が車両の左右方向に所定の間隔を隔てて配設されており、前記剥離部および前記通知手段は、複数の前記接触部のそれぞれに対応して複数個設けられていることを特徴とする、サスペンションアームカバー。
  6. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載のサスペンションアームカバーにおいて、
    複数の前記接触部が車両の左右方向に所定の間隔を隔てて配設されており、前記剥離部および前記通知手段は、複数の前記接触部のそれぞれに対応して複数個設けられており、
    複数の前記通知手段はそれぞれ前記穴部を備え、各穴部に気体が通過することによりそれぞれ異なった音が発生することを特徴とする、サスペンションアームカバー。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のサスペンションアームカバーにおいて、
    前記剥離部は、前記カバー部よりも強度が低くされた境界部によって区画されて前記カバー部内に形成されており、前記接触部が障害物に衝突したときに発生する衝撃力によって前記境界部が破断することにより前記カバー部から剥離することを特徴とする、サスペンションアームカバー。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のサスペンションアームカバーにおいて、
    前記カバー部が車両の空力特性を向上するための形状を有していることを特徴とする、サスペンションアームカバー。
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