JP5232208B2 - 車両用ホーン - Google Patents

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本発明は、自動車などの車両用ホーンに関するものである。
従来、自動車など車両に取り付けられる車両用ホーンは、設置スペース問題や開口部からホーン基体内への異物の侵入を防止或いは低減するために、特許文献1に示されるように、開口部を下方、特に垂直方向に向けた構成としたものが一般的である(図9参照)。
特開2009−282235号公報
本来、車両用ホーンは、車両の周囲に存在する歩行者や自動車の運転手などに対して注意を促すために警笛を発するものであり、その大半は車両の前方に位置する人が対象となるので、特に車両の前方に対して十分な音圧の警笛を発する必要がある。
しかしながら、従来の車両用ホーンは、前述したように、開口部を垂直方向、即ち、地面に向けて取り付ける構成であるため、ホーン基体から発せられた警笛は、地面と衝突したあと、指向性を失い様々な方向に反射し広がっていくため、必要とする車両の前方に十分な音圧の警笛を発することができないという問題がある。
そのため、ホーン基体から発する警笛の音圧を上げなければならず、結果、ホーン基体の大型化や消費電力の増大など様々な問題があった。
そこで、本発明は、従来からの問題点であるホーン基体内への異物侵入を防止すると共に、警笛を効果的に車両の前方へ向けて発することができ、車両の前方の歩行者や車を運転する人に十分な音圧の警笛を伝えることができる実用性に優れた画期的な車両用ホーンを提供することを目的とする。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
警笛を発生する発音部1を備えたホーン基体2と、このホーン基体2と連接し前記発音部1から発せられた前記警笛の音圧を増大する共鳴部3とからなる車両用ホーンにおいて、前記共鳴部3は渦巻き状に形成した音道部4の先端に開口部5を突出状態に設けた構成とし、この開口部5は、車両20に装着した際に該車両20の進行方向を向く構成とし、前記開口部5の下側壁となる底面部6を該開口部5の開口縁7に向かって下がり傾斜状態に設けると共に、この底面部6の内面に前記開口部5の幅方向に長い異物侵入防止板8を、前記開口部5の奥行き方向となる傾斜方向に沿って突設すると共に、前記開口部5の幅方向の長さと同じ長さに設定し、前記開口部5の左右両側面部9間に架設状態に設けたことを特徴とする車両用ホーンに係るものである。
また、突出長が短く前記開口部5の幅方向に長い帯板状に形成した前記異物侵入防止板8を、前記傾斜状態に設けた底面部6の内面に前記傾斜方向に複数設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用ホーンに係るものである。
また、前記開口部5は、この開口部5の上側壁となる上面部10を前記音道部4の先端に水平方向に突設し、前記底面部6を前記開口部5の開口縁7に向かって下がり傾斜状態に設けて、前記開口部5の断面積が前記開口縁7に向かって徐々に広くなるように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の車両用ホーンに係るものである。
また、前記開口部5は、前記異物侵入防止板8と前記底面部6とこの底面部6に突設した側面部9とに囲まれ形成される断面コ字形の異物受け止め部11を設けた構成とし、この異物受け止め部11に排出口12を設けて、前記開口部5内に侵入した雨水などの侵入物を該開口部5の外に排出するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ホーンに係るものである。
また、前記底面部6の傾斜角度は、前記ホーン基体2と前記共鳴部3とを連接する連接面13に対して130°〜150°の傾斜角度に設定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ホーンに係るものである。
また、前記開口部5は、この開口部5と前記音道部4との接合部から25mm以上前方に突出した構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用ホーンに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、ホーン基体から発せられる警笛は、車両の進行方向、即ち、車両の前方に向かって発せられることとなり、車両の前方に十分な音圧を有する警笛を発することができるので、注意を促したい車両の前方にいる歩行者や車の運転手に警笛をはっきりと伝えることができ事故防止を抑制することができる実用的な車両用ホーンとなる。
しかも、底面部を開口部の開口縁に向かって下がり傾斜状態に設けたので、車両の前方の水平方向に指向性を持たせた警笛となるだけでなく、車両の前方の地面に所定の入射角で衝突した後反射し車両の前方に高さ方向に広がりながら進行する警笛となるので、従来品に比してより一層車両の前方の広範囲に十分な音圧の警笛を発することができる。
また更に、開口部より侵入した例えば雨水や砂などの異物が異物侵入防止板によってホーン基体内への侵入を阻止できるので、ホーン基体内の発音部を構成する振動板や電気機器などの故障・破損が抑制される実用性に優れた画期的な車両用ホーンとなる。
また、請求項2,4記載の発明においては、開口部からホーン基体内への異物侵入の防止をより一層実現可能なものとする実用性に優れた車両用ホーンとなる。
また、請求項3,5,6記載の発明においては、車両の前方に、より一層音圧の高い警笛を発することができるので、周囲の人はこの警笛に容易に気付くことができ、歩行者も車を運転している人も安全を確保することができ、事故の発生を抑止することができる実用性に優れた車両用ホーンとなる。
本実施例を示す断面図である。 本実施例を示す説明正面図である。 本実施例を示す説明側面図である。 本実施例を示す説明斜視図である。 本実施例の開口部を示す断面図である。 開口部の突出量と警笛の音圧との関係を示した図である。 開口部の底面部の傾斜角度と警笛の音圧との関係を示した図である。 本実施例の警笛の進行方向を示した説明図である。 従来例を示す図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の車両用ホーンを自動車などの車両20に取り付けた場合、開口部5が車両20の前方に向いた状態で取り付けられるので、この車両用ホーンから発せられる警笛を車両20の前方に向かって発することができる。
即ち、従来の開口部を下方に向けて取り付けられる車両用ホーンのように開口部から発せられた警笛が地面に反射して、四方に広がり車両20の前方に十分な音圧を有する警笛を伝えられないといった不具合がなく、車両用ホーンの開口部5から発せられた警笛は指向性を有し、車両20の前方に進行する警笛の音圧と、車両20の前方の地面に向かって進行し、地面に反射して広がる警笛の音圧との二種類の指向性を持った警笛の音圧となるので、従来の警笛に比して広がりがあり、車両20の前方にいる歩行者や車の運転手に対して警笛を発していることを容易に気付かせることができる十分な音圧の警笛を発することができることとなる。
また、車両20の走行中或いは車両20の洗車中にこの開口部5から水や砂などの異物の侵入を防止する異物侵入防止板8を、例えば、開口部5の幅方向の長さと同じ長さに設定し、音道部4の先端に突設した開口部5の傾斜状態に設けた底面部6に、開口部5の左右両側面部9間に架設状態に設けることで、開口部5に勢いを持って侵入してきた異物は、底面部6に衝突した後、この底面部6の傾斜に沿って移動方向を上方に変え、異物侵入防止板8の下面に衝突し行き場を失うとともに勢いも失い、開口部5より先の音道部4やホーン基体2内への侵入が阻止される。
従って、開口部5を車両20の前方に向けた状態で取り付けても音道部4やホーン基体2内に異物が殆ど侵入しなくなるので、音道部4に水や砂などの異物が溜まって警笛の音圧を低下させたり、ホーン基体2内の発音部1を構成する振動板13や電気機器などの故障・破損の原因となったりすることが大幅に抑制される実用性に優れた画期的な車両用ホーンとなる。
また、例えば、開口部5に異物侵入防止板8と底面部6とこの底面部6に突設した側面部9とに囲まれ形成される断面コ字形の異物受け止め部11を設けた構成とし、この異物受け止め部11の側方に排出口12を設けて、開口部5内に侵入した雨水などの侵入物を排出口12から開口部5の外に排出するように構成すれば、開口部5に侵入してきた異物が異物侵入防止板8付近に滞留することで異物受け止め部11の凹部が浅くなり、異物進入防止の効果が低減して音道部4の内部に異物が侵入してしまうといった不具合が生じず、車両20の走行中に開口部5に侵入してきた異物は、開口部5に入ってくる空気によって排出口12から押し出されることとなり、従って、異物受け止め部11に異物が滞留することがなく、異物侵入防止板8の効果を十分に発揮することができる実用性に優れた車両用ホーンとなる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、警笛を発生する発音部1を備えたホーン基体2と、このホーン基体2と連接し発音部1から発せられた警笛を増大する共鳴部3とからなる車両用ホーンにおいて、共鳴部3は渦巻き状に形成した音道部4の先端に開口部5を突出状態に設けた構成とし、この開口部5は、車両20に装着した際に車両20の進行方向を向く構成とし、開口部5の下側壁となる底面部6を開口部5の開口縁7に向かって下がり傾斜状態に設けると共に、この底面部6の内面に開口部5の幅方向に長い異物侵入防止板8を、開口部5の奥行き方向となる傾斜方向に沿って突設したことを特徴とする車両用ホーンである。
発音部1は、図1に示すように、振動板14,固定側接点15,可動側接点16,コイルASSY17で構成されるものであり、コイルASSY17に電流を流し接点15,16の開閉により振動板14を振動させて警笛を発する構成とし、ホーン基体2は、この発音部1を内部に収納するケース体であり、円筒形に形成した外周面に内外面の夫々を設けた構成としている。
また、このホーン基体2の内側面、言い換えると、共鳴部3と連接する連接面13に、発音部1で発生させた警笛を外部に導出するための警笛導出孔18を形成し、この警笛導出孔18から導出した警笛が共鳴部3を通じて外部に発せられる構成としている。
また、この共鳴部3は、図2,図3に示すように、音道部4と開口部5とで構成しており、音道部4は渦巻き状に形成した仕切りをホーン基体2との連接面13に突設して形成した構成としている。
また、この音道部4の先端側を幅方向に徐々に広げて末広がり形状に形成した構成としている。
また更に、この音道部4は、水抜き口19を設けた構成としており、異物侵入防止板8で侵入を防止できずに開口部5から音道部4に侵入してきた雨水や洗車時の水をこの水抜き口19から排水するように構成している。
具体的には、この水抜き口19は、音道部4の最外周側の最下部底面に開口部を形成し、この開口部に排水管を突設し、この排水管を通して音道部4の内部に侵入してきた水を音道部4の外部に排水する構成としている。
また、開口部5は、上述した音道部4の先端に突出状態に設け、自動車などの車両20に取り付けた際にこの開口部5が車両20の前方を向くように構成している。
具体的には、開口部5は、音道部4の先端開口部の上縁部から水平方向前方に突設した上面部10と、音道部4の先端開口部の下縁部から開口部5の開口縁7に向かって下がり傾斜状態に設けた底面部6と、左右の側面部9とで構成している。
また更に、図2に示すように、上面部10の幅方向長さを底面部6の幅方向長さよりも短い長さに設け、開口部5の開口縁7の形状を正面視略富士山形状に形成し、更に、この開口部5の断面積が開口縁7に向かって徐々に広くなるように構成している。
また、このように形成した開口部5は、車両20に取り付けた際に、開口部5が車両20の前方を向くので、車両20の走行中に雨水や砂などの異物が開口部5から音道部4を通じてホーン基体2内部に侵入し易い構造となっているが、本実施例では、この異物の侵入を開口部5で阻止するために、図4,図5に示すように、開口部5の底面部6に異物侵入防止板8を設けた構成としている。
具体的には、この異物侵入防止板8は、突出長が短く開口部5の幅方向に長い帯板状に形成したもので、傾斜状態に設けた底面部6の内面に傾斜方向に複数設けた構成とし、更に具体的には、この異物侵入防止板8は、開口部5の幅方向の長さと同じ長さに設定し、開口部5の左右両側面部9間に架設状態に設けた構成としている。
また、上述のように開口部5の底面部6に異物侵入防止板8を設けたことで、この異物侵入防止板8と底面部6と側面部9とで囲み形成した断面コ字形の異物受け止め部11を設けた構成とし、開口部5から侵入してきた異物をこの異物受け止め部11で受け止め、開口部5より先の音道部4やホーン基体2内へ侵入することを阻止する役割を果たしている。
即ち、開口部5に侵入してきた異物は、この異物受け止め部11の背面部に当たる開口部5の底面部6に衝突し、この底面部6の傾斜に沿って進行方向を上方に変えるが、上方には異物侵入防止板8が庇状に突出しているため、この突出した異物侵入防止板8に衝突して行き場を失うと共に、侵入時の勢いも無くなり、開口部5よりも先の音道部4やホーン基体2内への侵入が阻止される構成としている。
また、この異物受け止め部11の側面部となる開口部5の側面部9を開口して排出口12を設け、この排出口12から開口部5内に侵入した雨水や砂などの異物を外部に排出するように構成している。
即ち、この排出口12が無い場合は、開口部5に侵入し異物受け止め部11で行き止まった異物がこの異物受け止め部11内に滞留し異物受け止め部11の凹部が浅くなるので、侵入してきた異物を受け止めることができず音道部4の内部に異物を進入させてしまう可能性が生じてしまうが、本実施例のように、異物受け止め部11の側面に排出口12を設けることで、車両20の走行中に開口部5に侵入してきた異物は、開口部5に入ってくる空気によって常に排出口12から押し出されることとなり、従って、異物受け止め部11には侵入してきた異物が滞留することがなく、異物侵入防止板8の効果を十分に発揮することができる実用性に優れた車両用ホーンとなる。
尚、この排出口12は、開口幅が広く開口面積が大きくなると排出口12から音圧が抜け、車両20の前方に十分な音圧の警笛を発することができなくなる可能性があり、開口幅を狭くし過ぎると砂などの異物で目詰まりを起こしてしまい排出口12としての役割を果たさなくなる可能性があるので、本実施例においては、図5に示すように、この排出口12の高さ方向を上下方向に対向する異物侵入防止板8間と同等の長さに設定し、開口幅(奥行き)は異物侵入防止板8の突出長よりも短い長さに設定している。
具体的には、異物侵入防止板8の突出長よりも若干短い長さに設定し、この排出口12の開口面積を1.0mm〜1.5mm程度となるように設定している。
また、上述したように、本実施例の共鳴部3は、音道部4から開口部5を突出状態に設けた構成とし、より効果的に警笛を発することができる構成としている。
即ち、開口部5を突出状態に設けることで警笛の音圧を大きくすることができ、本実施例では、警笛の音圧が最も効率よく発せられる突出量Lに設定した構成としている。
図6は、開口部5の突出量Lと警笛の音圧の関係を示したものであり、この図6に示めすように、突出量L=20mm〜40mmの範囲においては、突出量Lが少ないほど音圧は小さく、突出量Lを多くするに連れ音圧が大きくなり、突出量L=35mmで音圧は最大値となり、更に突出量Lを多くすると音圧は減少傾向となることが確認できた。
この結果より、車両20の前方に十分な音圧の警笛を伝えるには、音道部4に対して開口部5の突出量Lを25mm以上とすることが好ましく、本実施例においては、この開口部5の突出量Lを最も大きい音圧を発することができる突出量L=35mmに設定した構成としている。
尚、突出量Lが多すぎると、車両20に取り付けた際に、開口部5が他の部品と干渉し取り付けスペースがなくなる問題が生じるため、突出量Lに関しては40mm以下に設定することが好ましい。
また、本実施例は、開口部5の底面部6を、この開口部5の開口縁7に向かって下がり傾斜状態に設けた構成としているが、このように開口部5の底面部6を傾斜状態に設けた構成にすることによって、より一層開口部5から発せられる警笛の音圧を効果的に高め、車両20の前方に十分な音圧の警笛を伝えることができることを確認している。
図7は、傾斜状態に設けた底面部6の傾斜角度と警笛の音圧の関係を示したものであり、この図7に示すように、開口部5から発せられる警笛の音圧は、開口部5の底面部6の傾斜角度によって変化する。
この傾斜角度は、ホーン基体2と共鳴部3とを連接する連接面13と、開口部5の底面部6の内面とでなす傾斜角度のことであり、この図7に示すように、傾斜角度=90度〜150度の範囲においては、傾斜角度が90度の場合が一番音圧が小さく、この傾斜角度を90度から傾斜角度を広げていくに連れ音圧が大きくなり、傾斜角度が135度に設定した場合が最大値となり、更に傾斜角度を広げていくと音圧が小さくなっていくことが確認できた。
この結果より、車両20の前方に十分な警笛の音圧を伝えるには、底面部6の傾斜角度を130度〜150度の範囲内で設定することが好ましく、本実施例においては、底面部6の傾斜角度を135度に設定した構成としている。
即ち、本実施例の開口部5は、突出量Lを35mm、底面部6の傾斜角度を135度に設定したので、図8に示すように、車両20の前方に直接進行する警笛の音圧と、傾斜角度を有し、一旦、車両20の前方の地面で反射させ、広がりをもって進行する警笛の音圧の二種類の進み方をする警笛の音圧を最も効果的に開口部5から発するように構成したので、発音部1から発せられる警笛の音圧を最も効果的な音圧で車両20の前方にいる歩行者や車の運転手に伝えることができる実用性に優れた車両用ホーンとなる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 発音部
2 ホーン基体
3 共鳴部
4 音道部
5 開口部
6 底面部
7 開口縁
8 異物侵入防止板
9 側面部
10 上面部
11 異物受け止め部
12 排出口
13 連接面
20 車両

Claims (6)

  1. 警笛を発生する発音部を備えたホーン基体と、このホーン基体と連接し前記発音部から発せられた前記警笛の音圧を増大する共鳴部とからなる車両用ホーンにおいて、前記共鳴部は渦巻き状に形成した音道部の先端に開口部を突出状態に設けた構成とし、この開口部は、車両に装着した際に該車両の進行方向を向く構成とし、前記開口部の下側壁となる底面部を該開口部の開口縁に向かって下がり傾斜状態に設けると共に、この底面部の内面に前記開口部の幅方向に長い異物侵入防止板を、前記開口部の奥行き方向となる傾斜方向に沿って突設すると共に、前記開口部の幅方向の長さと同じ長さに設定し、前記開口部の左右両側面部間に架設状態に設けたことを特徴とする車両用ホーン。
  2. 突出長が短く前記開口部の幅方向に長い帯板状に形成した前記異物侵入防止板を、前記傾斜状態に設けた底面部の内面に前記傾斜方向に複数設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用ホーン。
  3. 前記開口部は、この開口部の上側壁となる上面部を前記音道部の先端に水平方向に突設し、前記底面部を前記開口部の開口縁に向かって下がり傾斜状態に設けて、前記開口部の断面積が前記開口縁に向かって徐々に広くなるように構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の車両用ホーン。
  4. 前記開口部は、前記異物侵入防止板と前記底面部とこの底面部に突設した側面部とに囲まれ形成される断面コ字形の異物受け止め部を設けた構成とし、この異物受け止め部に排出口を設けて、前記開口部内に侵入した雨水などの侵入物を該開口部の外に排出するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ホーン。
  5. 前記底面部の傾斜角度は、前記ホーン基体と前記共鳴部とを連接する連接面に対して130°〜150°の傾斜角度に設定したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ホーン。
  6. 前記開口部は、この開口部と前記音道部との接合部から25mm以上前方に突出した構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用ホーン。
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