JP6127556B2 - 車両用電気式ホーン - Google Patents

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本発明は、乗用車、バス、トラック等の車両に取り付けられる車両用電気式ホーンに関するものである。
従来の車両用電気式ホーンは、電磁力により振動する振動部材により空気を振動させて疎密波(音波)を作り、共鳴管により増幅させて音波出口開口部から出射する。そして、音波出口開口部からの水、雪、砂等の異物の侵入を抑制するため、音波出口開口部を覆うようにして異物進入防止部材を共鳴管に装着している(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−76018号公報
しかしながら、異物進入防止部材が共鳴管の外部に配置されるため、電気式ホーンが大型化してしまうという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、音波出口開口部からの異物の侵入を抑制しつつ、電気式ホーンの小型化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ホーンハウジング(10)と、ホーンハウジングに固定され、音波を発生する振動部材(11)と、ホーンハウジングに接続され、音道(201、208)が内部に形成されて振動部材から発生される音波を共鳴させる共鳴管(20)とを備える車両用電気式ホーンであって、車両用電気式ホーンが車両に搭載された状態で、共鳴管が有する音波出口開口部(202)は天地方向の下側に開口するものであり、共鳴管は、音波出口開口部近傍の内壁面のうち車両後方側の内壁面に、音波出口開口部から音道に侵入する走行風の流速を低下させる防風壁(203)を備えることを特徴とする。
これによると、音道に侵入する走行風の流速を低下させるため、走行風が音道の奥まで侵入し難くなり、異物の侵入を抑制することができる。また、防風壁は共鳴管の内部に配置されるため、電気式ホーンの小型化を図ることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る車両用電気式ホーンの構成を示す断面図である。 図1のA矢視図である。 図1のB矢視図である。 図3のC−C断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用電気式ホーンの斜視図である。 図5の電気式ホーンの平面図である。 図6のD矢視図である。 図7のE−E断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。なお、図中の天地の矢印は車両に装着したときの天地方向を示し、前後の矢印は車両に装着したときの車両の前後方向を示している。
図1に示すように、段付き円筒状のホーンハウジング10には、ホーンハウジング10の一端側開口部を覆うようにして、音波を発生する薄板状の振動部材11が固定されるとともに、さらに振動部材11を覆うようにして、板状のカバー部材12が固定されている。このカバー部材12の中心部には、開口部120が設けられている。そして、このカバー部材12の外周端部が、振動部材11の外周端部の上から重なるようにして、ホーンハウジング10の外周端部に巻締め固定されている。
ホーンハウジング10内には、電磁力により振動部材11を振動させるための、円筒状のコイル13、円柱状の固定鉄心14、および円柱状の可動鉄心15が配置されている。コイル13および固定鉄心14は、ホーンハウジング10に固定されている。可動鉄心15は、振動部材11の中央部にカシメ固定されている。
ホーンハウジング10内には、コイル13への通電回路を開閉するための、可動接点16および固定接点17が配置されている。可動接点16は、バネ板18に固定されていて、バネ板18のバネ力により固定接点17側に向かって付勢されている。
バネ板18の先端側は可動鉄心15に対向しており、可動鉄心15が固定鉄心14側に吸引されると、可動鉄心15によりバネ板18の先端側が固定鉄心14側に移動され、可動接点16が固定接点17から離れてコイル13への通電回路が開かれる。
また、通電回路が開かれて電磁力が消滅すると、可動鉄心15が固定鉄心14から遠ざかる向きに移動し、可動接点16が固定接点17に当接してコイル13への通電回路が閉じられるようになっている。
ホーンハウジング10には、カバー部材12を覆うようにして、樹脂製の共鳴管20が固定されている。
図1、図2に示すように、共鳴管20の中心部には、振動部材11から発生された音波の入口となる音波入口開口部200が形成されている。共鳴管20の内部には、この音波入口開口部200から伝えられる音波を増幅させながら伝搬する渦巻き状の音道201が形成されている。共鳴管20の外縁部には、この音道201を通過した音波を外部に出射する音波出口開口部202が形成されている。
ここで、本実施形態の電気式ホーンは、図2に示すように、車両前後方向(図2の紙面垂直方向)に見たときに音道201が渦巻き状に見えるようにして、車両に装着される。また、本実施形態の電気式ホーンは、音波出口開口部202が下方に位置するようにして、車両に装着される。
図1、図3、図4に示すように、音道201を形成する内壁面には、音波出口開口部202近傍で且つ車両後方側の部位に、音波出口開口部202から音道201に侵入する走行風Wの流速を低下させる防風壁203が一体に形成されている。
この防風壁203は、板状であり、車両左右方向(図3の紙面上下方向)に延びるとともに、音道201を形成する内壁面から音道201側に向かって突出している。また、この防風壁203は、音道201のうち天地方向最上部(以下、音道頂点という)と音波出口開口部202との間に配置されている。
次に、上記構成になる電気式ホーンの作動を説明する。電気式ホーンは、コイル13への通電を断続させることで、可動鉄心15が固定鉄心14に断続的に吸引されて振動する。可動鉄心15が振動すると、振動部材11も一緒に振動し、振動部材11が音波を発生する。その音波は、音波入口開口部200から音道201に入射し、音道201を通って音波出口開口部202に至り、音波出口開口部202から外部に警報音として出射される。
ところで、車両走行中には、走行風Wが音波出口開口部202から音道201に侵入する。その走行風Wは、音波出口開口部202近傍の内壁面のうち車両後方側の内壁面に沿って流れるが、防風壁203が抵抗になって流速が低下させられる。したがって、走行風Wが音道201の奥まで侵入し難くなり、走行風Wとともに異物が侵入するのを抑制することができる。
なお、走行風Wが音道頂点まで到達しなければ、水、雪、砂等の異物も音道頂点を越えない。したがって、走行風Wが音道頂点まで到達しない速度まで走行風Wの流速が低下するように、防風壁203の仕様を設定する。
また、防風壁203は共鳴管20の内部に配置されるため、電気式ホーンの小型化を図ることができる。
さらに、防風壁203は共鳴管20に一体に形成されるため、従来の異物進入防止部材のような別部品を設ける必要がない。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。なお、図中の天地の矢印は車両に装着したときの天地方向を示し、前後の矢印は車両に装着したときの車両の前後方向を示している。
本実施形態は、共鳴管20の構成が第1実施形態と異なり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図5〜図8に示すように、共鳴管20における車両前方側の壁面は、ホーンハウジング10(図1参照)側の端面204と平行な平行壁面205と、ホーンハウジング10側の端面204に対して傾斜した傾斜壁面206とからなり、共鳴管20における車両前方側の面は段付き状になっている。また、平行壁面205と傾斜壁面206との間には、ホーンハウジング10側の端面204に対して垂直で且つ天地方向に延びる直交壁面207が形成されている。
共鳴管20は、音波出口開口部202に近い位置で音道201から分岐された分岐音道208を備えている。そして、直交壁面207に、分岐音道208を通過した音波を外部に出射する第2音波出口開口部209が形成されている。なお、音波出口開口部202と第2音波出口開口部209は、異なる方向に向かって音波を出射する。
分岐音道208を形成する内壁面には、第2音波出口開口部209から分岐音道208に侵入する走行風Wの流速を低下させる防風壁203が一体に形成されている。この防風壁203は、板状であり、天地方向に延びるとともに、分岐音道208を形成する内壁面から分岐音道208側に向かって突出している。また、この防風壁203は、音道201のうち天地方向最上部と第2音波出口開口部209との間に配置されている。
上記構成において、振動部材11が発生した音波は、音道201を通って音波出口開口部202に至り、音波出口開口部202から外部に警報音として出射されるとともに、音道201および分岐音道208を通って第2音波出口開口部209に至り、第2音波出口開口部209から外部に警報音として出射される。
ところで、平行壁面205に衝突した走行風Wは、向きを変えて第2音波出口開口部209から分岐音道208に侵入した後、一部が音道201側に流れる。ここで、第2音波出口開口部209から分岐音道208に侵入した走行風Wは、防風壁203が抵抗になって流速が低下させられる。したがって、分岐音道208から音道201側に流れる走行風Wは音道201の奥まで侵入し難くなり、走行風Wとともに異物が侵入するのを抑制することができる。
なお、上記各実施形態は、実施可能な範囲で任意に組み合わせが可能である。
10 ホーンハウジング
11 振動部材
20 共鳴管
201 音道
202 音波出口開口部
203 防風壁
208 分岐音道
209 第2音波出口開口部

Claims (4)

  1. ホーンハウジング(10)と、
    前記ホーンハウジングに固定され、音波を発生する振動部材(11)と、
    前記ホーンハウジングに接続され、音道(201、208)が内部に形成されて前記振動部材から発生される音波を共鳴させる共鳴管(20)とを備える車両用電気式ホーンであって、
    前記車両用電気式ホーンが車両に搭載された状態で、前記共鳴管が有する音波出口開口部(202)は、天地方向の下側に開口するものであり、
    前記共鳴管は、前記音波出口開口部近傍の内壁面のうち車両後方側の内壁面に、前記音波出口開口部から前記音道に侵入する走行風の流速を低下させる防風壁(203)を備えることを特徴とする車両用電気式ホーン。
  2. 前記音波出口開口部を第1音波出口開口部とすると、
    前記共鳴管は、前記第1音波出口開口部とは異なる方向に開口する第2音波出口開口部(209)をさらに有し、
    前記防風壁は、前記共鳴管における前記第1音波出口開口部近傍の内壁面のうち車両後方側の内壁面と、前記第2音波出口開口部近傍の内壁面のうち車両後方側の内壁面とにそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用電気式ホーン。
  3. 前記音道は、水平方向に見たときに渦巻き状になっており、
    前記防風壁は、前記音道のうち天地方向最上部と前記音波出口開口部との間に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用電気式ホーン。
  4. 前記防風壁は、前記共鳴管に一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用電気式ホーン。
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