JP5580463B2 - ホーンユニット - Google Patents

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この発明は、車両等に搭載されるホーンユニットに関するものである。
一般に、渦巻き型のホーンは、有底筒状のケースと、このケースに収納された振動発生部と、ケースの開口部を閉蓋するように設けられたダイヤフラムと、ダイヤフラムの外面側に設けられ、発音口を有するカバーフレームとを備えている。カバーフレームには、効率よく発音させるために渦巻き路が形成されており、この渦巻き路の最終路に発音口が形成されている。
また、この種のホーンは、ステーを介して車体のエンジンルーム内に取り付けられており、その際、ステーとして平板状のものを用い、このステーの一端を車体(例えば、フロントアッパフレーム)に取り付けると共に、他端にホーンを取り付けている。
ここで、発音口を進行方向前方に向けていると水や小石等の異物がホーン内に浸入する虞があるので、車体に発音口を下向きにした状態でホーンを取り付けることがある。このような場合、雨水や小石等の異物の浸入を防止できるものの、ホーンの音圧を十分確保できなくなる。
このため、発音口の下方に、下方に向けて延長形成される背面板と、この背面板の下縁から前方に向けて延設され、発音口に対し上下方向に間隙を存して対向配設される下面板とによって構成される反射部を形成した技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、ホーンの発音口を下向きにした場合であっても、水や小石等の異物の浸入を防止するためにホーンの発音口を下向きにしつつ、音圧を確保することが可能になる。
特開2008−89627号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、発音口に背面板や下面板を設ける分、ホーンの構成が複雑になり、ホーンが大型化してしまうと共に、製造コストが増大するという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、水や小石等の異物の浸入を防止しつつ、音圧を十分確保することができると共に、小型で安価なホーンユニットを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、発音口を有するホーンと、このホーンを車体に取り付けるためのステーとを備えたホーンユニットであって、前記ホーンは、前記車体に設けられたラジエータの進行方向前方に配置されると共に、前記ホーンから発せられた警音が、前記ラジエータで反射されて前記車体の進行方向前方に伝播されるように、前記ラジエータ側に前記発音口を向けた状態で配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記ホーンは、渦巻き型ホーンであって、ケースと、このケースに取り付けられたダイヤフラムと、前記発音口が設けられたカバーフレームとを有することを特徴とする。
本発明によれば、ラジエータの進行方向前方にホーンユニットを配置することにより、ラジエータを利用して警音を反射させ、前方に効率よく警音を伝搬させることが可能になる。このため、水や小石等の異物の浸入を防止しつつ、音圧を十分確保することができると共に、小型で安価なホーンユニットを提供できる。
本発明の第一実施形態におけるホーンユニットの縦断面図である。 本発明の第一実施形態におけるホーンユニットの斜視図である。 本発明の第一実施形態における従来の平板状のステーを用いたホーンとの取り付け状態を比較した説明図である。 本発明の第一実施形態における他のステーを示すホーンユニットの側面図である。 本発明の第二実施形態におけるステーの斜視図である。
(第一実施形態)
(ホーンユニット)
次に、この発明の第一実施形態を図1、図2に基づいて説明する。
図1は、ホーンユニット1の縦断面図、図2は、ホーンユニット1の斜視図である。なお、図1では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。また、以下の説明では、説明を簡単にするために、車体2の進行方向前方を単に前方、進行方向後方を単に後方、鉛直方向上方を単に上方、鉛直方向下方を単に下方などと表現して説明する場合がある。
図1、図2に示すように、ホーンユニット1は、車体2のエンジンルーム3の前方に搭載されており、ホーン4と、このホーン4をフロントアッパフレーム5に取り付けるためのステー6とを備えている。フロントアッパフレーム5は、エンジンルーム3を区画するためのフレームとして構成されるものである。
(ホーン)
ホーン4は所謂電気式の渦巻き型ホーンであって、振動発生部7と、振動発生部7により発生した振動音を共鳴させて警音として発音する共鳴部8とが上下方向に重ね合わさった状態で一体化されている。
振動発生部7は、段付有底筒状のケース9を有している。このケース9は、開口部9a側の大径部10と、底部9b側に段差により縮径形成された小径部11とが金属板の絞り加工等によって同心円状に一体成形されたものである。そして、底部9bを上方に向ける一方、開口部9aを下方、つまり、共鳴部8側に向けた状態で配置されている。
ケース9の底部9bには、径方向略中央に貫通孔13が形成されており、ここに固定鉄心12が挿通されている。固定鉄心12は、雄ネジ部12aと、雄ネジ部12aの端部に一体成形されている頭部12bとにより構成されている。そして、固定鉄心12は、この雄ネジ部12aが貫通孔13を介して底部9bの内側から外側に向かって突出した状態になっている。
一方、小径部11には、励磁コイル14が収納されている。励磁コイル14は、絶縁性を有するコイルボビン15と、コイルボビン15の筒部15aに巻装されている巻線16とにより構成されている。筒部15aは、固定鉄心12の頭部12bに外嵌された状態になっている。巻線16は、不図示の接点を介して外部電源に電気的に接続されており、不図示の接点が接続されると巻線16に電流が供給されるようになっている。
大径部10には、開口部9aの外周縁に外フランジ部17が一体成形されている。また、大径部10には、開口部9aを閉塞するようにダイヤフラム18が設けられている。
ダイヤフラム18はバネ特性を有し、すり鉢状に形成されたものであって、その外周部が大径部10の外フランジ部17に当接した状態になっている。これにより、ダイヤフラム18は、ケース9の底部9bと略平行になっている。
ダイヤフラム18の径方向略中央には、可動鉄心19が一体的に設けられている。可動鉄心19は、略円柱状に形成されたものであって、基端部19a側がダイヤフラム18に接合されている一方、先端部19bがコイルボビン15の筒部15a内に挿入されている。これにより、固定鉄心12の頭部12bと可動鉄心19の先端とが軸方向で所定のギャップGを介して対向した状態になる。
また、ダイヤフラム18の外面側、つまり、共鳴部8側には、ダイヤフラム18を覆うように形成されたカバー20が設けられている。カバー20の外周部は、外フランジ部17を包み込むように折り返されており、これによって外フランジ部17とカバー20とでダイヤフラム18の外周部を挟持した状態で、ケース9にカバー20がカシメ固定される。
このような構成のもと、励磁コイル14の巻線16に電流が供給されると、励磁コイル14が励磁され、固定鉄心12が磁化される。すると、ダイヤフラム18のバネ特性に抗して可動鉄心19の先端部19bが固定鉄心12側に吸引される。
可動鉄心19が吸引されると巻線16への通電が遮断され励磁コイル14が消磁する共に、ダイヤフラム18に復元力が作用する。これによって、固定鉄心12から可動鉄心19が離反する。可動鉄心19が離反すると、再び巻線16が通電され、再び固定鉄心12に可動鉄心19の先端部19bが近接する。
これを繰り返し行うことにより、ダイヤフラム18が所定の振幅、周波数で振動し、警音が発生する。
ここで、ダイヤフラム18を覆うカバー20には、径方向略中央に出音口21が形成されている。出音口21は、可動鉄心19の基端部19aが遊嵌可能に形成されている。これにより、ダイヤフラム18の振動に基づいて発生した警音は、出音口21からカバー20の外部、つまり、共鳴部8側に向かって伝搬されるようになっている。
共鳴部8は、ケース9側に配置されたベース部22と、このベース部22を外側から覆うように形成されたカバーフレーム23とにより構成されている。
ベース部22は、ケース9の開口部9aを振動発生部7のカバー20の外側から覆うように形成されている。また、ベース部22には、カバー20の出音口21に対応する箇所に入音口24が形成されており、ここにダイヤフラム18の警音が伝搬されるようになっている。
ベース部22とカバーフレーム23との間には、音道25が形成されている。音道25は、径方向内側から径方向外側に向かって渦巻き状に形成されており、カバーフレーム23の外周面に発音口26を形成している。すなわち、ダイヤフラム18によって生じた警音は、音道25を介して発音口26からホーン4の外部に伝搬されるようになっている。
(ステー)
ここで、ホーン4は、これを構成するケース9とステー6とが締結固定されることによって、このステー6を介してフロントアッパフレーム5に片持ち状に固定されるようになっている。
ステー6は金属製の長尺平板をプレス加工等によって屈曲形成したものであって、フロントアッパフレーム5に取り付けられる第1プレート27と、ホーン4が取り付けられる第2プレート28と、これら第1プレート27と第2プレート28とを連結する連結部29とが一体成形されている。
第1プレート27は鉛直方向に沿って延在し、第1プレート27の連結部29とは反対側の先端部には、ボルト30を挿通可能な貫通孔31が形成されている。一方、フロントアッパフレーム5の前端部にもボルト30を挿通可能な貫通孔32が形成されている。これら貫通孔31,32にボルト30を挿入し、ボルト30の先端側からナット33を螺入することによって、フロントアッパフレーム5の前端部に第1プレート27が締結固定される。
第2プレート28は、第1プレート27との角度θが略90度となるように、つまり、水平方向に沿って延在し、第1プレート27よりも前方側(図1における左側)に配置されている。この第2プレート28にケース9の底部9bが重なり合うように配置されている。
第2プレート28の連結部29とは反対側の先端部には、ケース9の底部9bから突出する固定鉄心12の雄ネジ部12aに対応する箇所に、この雄ネジ部12aを挿通可能な貫通孔34が形成されている。固定鉄心12の雄ネジ部12aは、ステー6の貫通孔34を介して上方に向かって突出し、ここにナット35が螺入される。すなわち、固定鉄心12とナット35とにより、ケース9の底部9bとステー6の第2プレート28とが共締めされるようになっている。
これにより、ステー6にホーン4の固定鉄心12が鉛直方向に沿って支持される。また、ケース9の底部9bとダイヤフラム18は略平行になっているので、ステー6の第2プレート28とダイヤフラム18とが略平行になる。さらに、ホーン4におけるカバーフレーム23の外周面に形成された発音口26は、水平方向に向いた状態になる。
連結部29は、第1プレート27の基端部と第2プレート28の基端部とを連結しており、第2プレート28の基端部から前方に向かって折り返すように湾曲形成された湾曲部29aを有している。湾曲部29aの第2プレート28とは反対側端は、上方に向かって反り上がるように曲折部29bが形成されている。この曲折部29bの先端部と第1プレート27の基端部とが連結されている。
ここで、第1プレート27と第2プレート28の貫通孔34の軸心との間の距離L1が制約を受ける場合、ステー6に湾曲部29aを形成する分、湾曲部29aに連結されている第2プレート28の基端部から貫通孔34の軸心との間の距離L2を距離L1よりも長く設定することができる。
すなわち、例えば、第1プレート27と第2プレート28とを滑らかに接合すると(図1における2点鎖線で示す29’参照)、第2プレート28の基端部から貫通孔34の軸心との間の距離L2を長く設定することができない。このため、湾曲部29aは、距離L2の長さを長く設定するための役割も有している。
なお、例えばホーン4のサイズが80mm×80mm×80mm(縦×横×高さ)に設定されているとき、距離L2は、約40mmに設定される。
このような構成のもと、ステー6を介してフロントアッパフレーム5に固定されたホーン4は、エンジンルーム3内に配置されたラジエータ36と、車体2のフロントグリル37との間に配置され、かつ発音口26をラジエータ36側に向けた状態で配置される。
(作用)
次に、ホーンユニット1の作用について説明する。
ここで、前述したように、ホーン4の振動発生部7に設けられた励磁コイル14の巻線16に電流を供給することによって、ダイヤフラム18が振動し、警音が発生する。
ダイヤフラム18は、この面が水平方向に沿うように配置されているので、鉛直方向に沿って振幅することになる。このとき、ステー6の第2プレート28は、ダイヤフラム18と略平行に配置されていることから、ダイヤフラム18と同様に鉛直方向に沿って振幅する。
より具体的には、第2プレート28は、片持ち状に連結部29を中心にして鉛直方向に沿って振幅する。このとき、連結部29が湾曲部29aを有しているので、連結部29の剛性が弱くなっており、第2プレート28が振幅しやすくなっている。
また、第2プレート28の振幅方向がダイヤフラム18の振幅方向と同じになることにより、両者が共振(共鳴)し、警音がより大きくなる。ホーン4の発音口26から発せられた警音は、ラジエータ36に向かって伝搬する。この後、警音がラジエータ36で反射され、フロントグリル37を介して前方へと伝搬される。
ここで、第2プレート28の基端部から貫通孔34の軸心との間の距離L2を所望の長さに設定することにより、第2プレート28の振幅が所望の大きさに設定される。この第2プレート28と第1プレート27は、連結部29を介して連結されているので、スペースの限られた範囲で距離L2を所望の長さに設定することができる。
より詳しく、図3に基づいて説明する。
図3は、フロントアッパフレーム5に、従来の平板状のステー106を用いてホーン4を発音口26を下向きにして取り付けた状態と、本第一実施形態のホーンユニット1のフロントアッパフレーム5への取り付け状態とを比較した説明図である。
図3に示すように、従来の平板状のステー106を用いた場合におけるステー106とホーン4との占有スペースと、ホーンユニット1の占有スペースはほぼ同じであることが確認できる(図3における水平方向の占有エリアA1、および図3における鉛直方向の占有エリアA2参照)。
したがって、上述の第一実施形態によれば、ホーンユニット1を構成するステー6は、フロントアッパフレーム5に取り付けられる第1プレート27と、ホーン4が取り付けられる第2プレート28と、これら第1プレート27と第2プレート28とを連結する連結部29とにより構成されているので、限られたスペースに、発音口26を水平方向後方に向けた状態でホーン4を配置することができる。このため、従来のようにホーン4の構造を複雑化することなく、ホーン4内への水や小石等の異物の浸入を防止でき、ホーン4の小型、低コスト化を図ることが可能になる。
また、ステー6の第2プレート28とダイヤフラム18とを略平行に配置することにより、両者28,28を共振させて警音をより大きくすることができる。
さらに、ラジエータ36の前面にホーンユニット1を配置することにより、ラジエータ36を利用して警音を反射させ、前方に効率よく警音を伝搬させることが可能になる。
そして、ステー6の連結部29を後方から前方に折り返すように形成された湾曲部29aと、曲折部29bとにより構成している。このため、例えば第1プレート27と第2プレート28とを滑らかに接合した場合と比較して(図1における2点鎖線で示す29’参照)、第2プレート28の基端部から貫通孔34の軸心との間の距離L2を長く設定することができる。つまり、限られたスペースで距離L2を所望の長さに設定することができる。また、湾曲部29aを形成することにより、連結部29の剛性を弱めることができる。このため、第2プレート28を所望の大きさで振幅させることができ、ホーン4から発せられる警音を十分大きくすることができる。よって、簡素な構造でホーン4の特性を十分発揮させることが可能になる。
なお、上述の第一実施形態では、ステー6の第1プレート27を鉛直方向に沿って延在させ、この第1プレート27をフロントアッパフレーム5に取り付けた場合について説明した。しかしながら、第1プレート27は、鉛直方向に延在させる場合に限られるものではないと共に、取り付け箇所がフロントアッパフレーム5に限られるものではない。
すなわち、第1プレート27の取り付け箇所に応じて、第1プレート27の延在方向を変更してもよい。例えば、図4に示すように、鉛直方向に対して傾斜した面に第1プレート27を取り付ける場合、これに応じて第1プレート27と第2プレート28との間の角度θを鋭角に設定し、第2プレート28の延在方向を水平方向に維持できるようにすればよい。
また、上述の第一実施形態では、ホーン4の発音口26を後方に存在するラジエータ36側に向けた場合について説明した。しかしながら、発音口26の向きは後方に限られるものではなく、ダイヤフラム18、およびステー6の第2プレート28が水平方向に沿うように配置され、発音口26が進行方向前方を避けるように、かつ水平方向に向いていればよい。これにより、発音口26が下方を向いている場合と比較して音圧を確保することができる。
(第二実施形態)
次に、この発明の第二実施形態を図5に基づいて説明する。
図5は、第二実施形態のステー106の斜視図である。なお、第一実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する。
この第二実施形態において、ホーンユニット101は、車体2のエンジンルーム3の前方に搭載されており、ホーン4と、このホーン4を例えばフロントアッパフレーム5に取り付けるためのステー106とを備えている点、ホーン4は、所謂電気式のホーンであって、振動発生部7と、共鳴部8とが上下方向に重ね合わさった状態で一体化されている点等の基本的構成は、前述した第一実施形態と同様である。
ここで、図5に示すように、第二実施形態と第一実施形態の相違点は、第一実施形態のステー6と第二実施形態のステー106の形状とが異なる点にある。
ステー106は、第1プレート27と、第2プレート28と、これら第1プレート27と第2プレート28とを連結する連結部129とが一体成形されたものである。
第2プレート28は、第1プレート27の短手方向に沿って、かつ水平方向に沿って延在している。
このように配置された第2プレート28と第1プレート27とを連結する連結部129は、湾曲部29aと、この湾曲部29aの第2プレート28とは反対側端から水平方向に沿って延出する平坦部130とを有し、両者29a,130が一体成形されている。
すなわち、平坦部130は、第2プレート28と上下方向で対向した状態になっている。平坦部130の湾曲部29aとの接続部である基端部から先端部に至る間の距離L3は、第2プレート28の基端部から先端部に至る間の距離L4と略一致するように設定されている。
このようにステー106を構成した場合であっても、限られたスペースに、第2プレート28の基端部から貫通孔34の軸心との間の距離L2を所望の長さに設定することができる。
また、ホーンユニット1のレイアウトのバリエーションを増加させることができる。
さらに、平坦部130が第2プレート28と対向していることから、ホーン4から警音を発生させる場合、平坦部130も第2プレート28と同じ方向に沿って振幅させることができる。このため、より効率よく警音を大きくすることが可能になる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の第一実施形態では、ステー6を、第1プレート27と、第2プレート28と、これら第1プレート27と第2プレート28とを連結する連結部29とにより構成し、第二実施形態では、ステー106を、第1プレート27と、第2プレート28と、これら第1プレート27と第2プレート28とを連結する連結部129とにより構成した場合について説明した。
しかしながら、ホーン4が取り付けられる第2プレート28が水平方向に沿うように配置されていればよく、ホーンユニット1を配置可能なスペースに応じてステー6,106の形状を変化させてもよい。すなわち、第1プレート27と、第2プレート28との間の連結部29,129の形状については、上述の実施形態に限られるものではなく、ホーンユニット1を配置可能なスペースに応じて変更させてよい。
1 ホーンユニット
2 車体
3 エンジンルーム(車体)
4 ホーン
5 フロントアッパフレーム(車体)
6,106 ステー
9 ケース
18 ダイヤフラム
23 カバーフレーム
25 音道
26 発音口
27第1プレート
28 第2プレート
29,129 連結部
29a 湾曲部
29b 曲折部
36 ラジエータ
130 平坦部

Claims (2)

  1. 発音口を有するホーンと、
    このホーンを車体に取り付けるためのステーとを備えたホーンユニットであって、
    前記ホーンは、前記車体に設けられたラジエータの進行方向前方に配置されると共に、前記ホーンから発せられた警音が、前記ラジエータで反射されて前記車体の進行方向前方に伝播されるように、前記ラジエータ側に前記発音口を向けた状態で配置されていることを特徴とするホーンユニット。
  2. 前記ホーンは、渦巻き型ホーンであって、
    ケースと、
    このケースに取り付けられたダイヤフラムと、
    前記発音口が設けられたカバーフレームとを有することを特徴とする請求項1に記載のホーンユニット。
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