JP7218712B2 - 産業車両用ホーンブラケットおよび産業車両用ホーン取付構造 - Google Patents
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Description
この場合、産業車両用ホーンが支持されるホーン支持部が長辺部から離間する方向へ延在しており、切り欠きが産業車両用ホーンの支持側となる長辺部に設けられていることで、産業車両用ホーンブラケットの固有周波数を確実に小さくすることができる。
この場合、リブを有するブラケット本体であっても、切り欠きがリブを切り欠くことにより車体とは非当接の部位をブラケット本体に設定できる。
この場合、切り欠きの深さを切り欠きの幅よりも大きくすることにより、産業車両用ホーンブラケットの剛性を調整することができる。
本発明によれば、産業車両用ホーンブラケットの固有周波数を産業車両用ホーンと共振する周波数の範囲に含まないように小さくすることができる。
以下、第1の実施形態に係る産業車両用ホーンブラケットおよび産業車両用ホーン取付構造について図面を参照して説明する。本実施形態では、産業車両としてのフォークリフトに適用したフォークリフト用ホーンブラケット(以下、単に「ホーンブラケット」と表記する)およびフォークリフト用ホーン取付構造(以下、単に「ホーン取付構造」と表記する)を例示して説明する。
(1)ホーンブラケット21の長手方向において、切り欠き54よりもホーン24側の部位Xの反対側であるボルト締結側の部位Yはフロントプロテクタ20と当接する。ホーンブラケット21の長手方向において、切り欠き54よりもホーン24側となる部位Xは、ブラケット本体34の長辺部に切り欠き54が備えられていることにより、フロントプロテクタ20とは非当接の部位となる。ホーンブラケット21の長手方向において、切り欠き54よりもボルト締結側の部位Yは、フロントプロテクタ20と当接する。このため、切り欠き54を設けない場合と比較すると、ブラケット本体34の当接面積は小さくなり、ホーンブラケット21の個体差が生じてもホーンブラケット21毎の当接面積の変動は小さくなる。その結果、当接面積の変動が発生するとしても当接面積の変動による影響を小さくできるほか、ホーンブラケット21の固有周波数をホーン24と共振する周波数の範囲Rに含まないように小さくすることができる。
次に、第2の実施形態に係るホーンブラケットおよびホーン取付構造について説明する。本実施形態では、ホーンブラケットがリブを備えない点で、第1の実施形態と相違する。本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については、第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
○ 上記の実施形態では、切り欠きの深さは、切り欠きの幅よりも大きいとしたが、これに限定されない。例えば、切り欠きの深さは、切り欠きの幅よりも小さくしてもよく、ホーンブラケットの固有周波数が小さくなってホーンの周波数の範囲に含まれないような切り欠きであれば、深さおよび幅の条件は特に限定されない。
○ 上記の実施形態では、ブラケット本体の形状が多数の縁部によって形成されたが、ブラケット本体は、少なくとも長手方向を有する形状であって、長辺部を有していれば、特に形状は問われない。また、複数の長辺部を有するブラケット本体であってもよい。切り欠きを設ける位置もブラケット本体の長手方向におけるホーン支持部と通孔との間であればよく、ホーンブラケットの固有周波数が小さくなってホーンの周波数の範囲に含まれなくなる位置であれば自由である。
○ 上記の実施形態では、産業車両としてのフォークリフトに適用した例を説明したが、産業車両はフォークリフトに限定されない。例えば、牽引車等の搬送車両のほか建設車両であってもよい。
11 車体
13 運転席
20 フロントプロテクタ
21、60、70、80 ホーンブラケット
24 フォークリフト用ホーン
25 ホーン本体
30、76 ホーン取付構造
31 ステー
34、71、81 ブラケット本体
35、82 リブ
36、72、83 ホーン支持部
39、73 上縁部(長辺部)
47、74、84 通孔
54、75 切り欠き
G1 グラフ(本実施形態)
G2 グラフ(比較例)
R ホーンと共振する周波数の範囲
X 部位(本実施形態・非固定部位)
Y 部位(本実施形態・固定部位)
Z 部位(比較例・固定部位)
Claims (5)
- 産業車両の車体に固定されるブラケット本体と、
前記ブラケット本体に設けられ、産業車両用ホーンを支持するホーン支持部と、
前記ブラケット本体に設けられ、前記ブラケット本体を前記車体に固定するボルトを挿通可能な通孔と、を有する産業車両用ホーンブラケットにおいて、
前記ホーン支持部は、前記ブラケット本体の長手方向の一方の端部に設けられ、
前記通孔は、前記ブラケット本体の長手方向の他方の端部に設けられ、
前記ブラケット本体は、
前記車体と当接する取付面と、
前記ブラケット本体の長手方向に沿うように形成された長辺部と、
前記ブラケット本体の長手方向における前記ホーン支持部と前記通孔との間に形成され、前記長辺部を切り欠いた切り欠きを備えていることを特徴とする産業車両用ホーンブラケット。 - 前記ホーン支持部は、前記長辺部から離間する方向へ延在することを特徴とする請求項1記載の産業車両用ホーンブラケット。
- 前記ブラケット本体には、前記長辺部に沿う折り曲げにより形成されたリブを有し、
前記切り欠きは、前記リブを切り欠いていることを特徴とする請求項1又は2記載の産業車両用ホーンブラケット。 - 前記切り欠きの深さは、前記切り欠きの幅よりも大きいことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項記載の産業車両用ホーンブラケット。
- 請求項1~4のいずれか一項記載の産業車両用ホーンブラケットと、
前記産業車両用ホーンブラケットに設けたホーン支持部に支持される産業車両用ホーンと、を備え、
前記産業車両用ホーンブラケットは、ボルト締結により産業車両の車体に固定されることを特徴とする産業車両用ホーン取付構造。
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JP2019206262A JP7218712B2 (ja) | 2019-11-14 | 2019-11-14 | 産業車両用ホーンブラケットおよび産業車両用ホーン取付構造 |
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JP2019206262A JP7218712B2 (ja) | 2019-11-14 | 2019-11-14 | 産業車両用ホーンブラケットおよび産業車両用ホーン取付構造 |
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JP2021079729A (ja) | 2021-05-27 |
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