JP6601720B2 - バンパ構造 - Google Patents
バンパ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6601720B2 JP6601720B2 JP2015153394A JP2015153394A JP6601720B2 JP 6601720 B2 JP6601720 B2 JP 6601720B2 JP 2015153394 A JP2015153394 A JP 2015153394A JP 2015153394 A JP2015153394 A JP 2015153394A JP 6601720 B2 JP6601720 B2 JP 6601720B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- bumper
- lamp support
- lamp
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
上記構成によれば、ランプの重心位置よりも下方に配置された連結部材を支点とした車体の幅方向に沿う軸線を中心としたランプの回転は、ランプの重心位置よりも上方に配置された連結部材によって規制される。また、ランプの重心位置よりも上方に配置された連結部材を支点とした車体の幅方向に沿う軸線を中心としたランプの回転は、ランプの重心位置よりも下方に配置された連結部材によって規制される。すなわち、車体の幅方向に沿う軸線を中心としたランプの回転は、車体の上下方向においてランプの重心位置を挟んだ位置に配置された複数の連結部材によって規制される。そのため、車両の走行時におけるランプの振動を更に低減することが可能となる。
上記構成によれば、バンパリンフォースと一対のランプ支持部材との相対位置を車体の幅方向及び高さ方向に仮止めしつつ連結することが可能となる。そのため、バンパリンフォースと一対のランプ支持部材との組み付けが容易となるとともに、組み付け精度の向上に伴ってバンパ構造としての剛性を高めることも可能となる。
図3及び図4に示すように、バンパリンフォース14におけるランプ支持部材15との連結部(両端部)は、平板状をなしており、その外周縁には垂直に屈曲して車体の前後方向に延びる平面部14Aが形成されている。また、バンパリンフォース14におけるランプ支持部材15との連結部の前面には、格子状の補強リブ14Bが形成されている。また、ランプ支持部材15におけるバンパリンフォース14との連結部は、平板状をなしており、その上端縁及び下端縁には垂直に屈曲して車体の前後方向に延びる平面部15Aが形成されている。また、ランプ支持部材15におけるバンパリンフォース14との連結部の前面には、格子状の補強リブ15B(図5等参照)が形成されている。また、バンパリンフォース14とランプ支持部材15との連結部には、バンパリンフォース14とランプ支持部材15との締結に用いる連結部材としての複数(本実施の形態では7個)の固定ボルト21A〜21Gが配置されている。また、同連結部には、バンパリンフォース14とランプ支持部材15との位置決めに用いる1つの突起部22が配置されている。これら固定ボルト21A〜21G及び突起部22は、縦4列、横2列となるように格子状に配置されている。なお、図4に示すように、この格子状の配置では、車体の幅方向においてランプ支持部材15に支持されるヘッドランプ16に比較的近接した位置(第2の位置)に4つの固定ボルト21A,21C,21E,21Fが配置されている。また、同方向においてヘッドランプ16から比較的離れた位置(第1の位置)に3つの固定ボルト21B,21D,21Gが配置されている。そのため、突起部22を設けずに縦4列、横2列を全て固定ボルトとして配置した場合とほぼ同程度の剛性がバンパリンフォース14とランプ支持部材15との連結部に確保されている。また、同図に示すように、ランプ支持部材15に支持されるヘッドランプ16の重心位置Gは、車体の高さ方向において、この格子状の配置のうち、上側から2番目に横並びで配置された2つの固定ボルト21C,21Dと、上側から3番目に横並びで配置された固定ボルト21E及び突起部22との間となる位置に配置されている。すなわち、複数の固定ボルト21A〜21Gは、車体の高さ方向においてヘッドランプ16の重心位置Gを挟んだ位置に配置されている。
して次に、最も下側に横並びで配置される2つの固定ボルト21F,21Gについても同様にしてナット26に螺合させることにより、バンパリンフォース14とランプ支持部材15との連結を強固にする。なお、固定ボルト21A,21Bの螺合に先立ち、最も下側に横並びで配置される2つの固定ボルト21F,21Gに対応するバンパリンフォース14の貫通孔23についてもカラー28を予め配置しておく。また、同じく固定ボルト21A,21Bの螺合に先立ち、上から2番目及び3番目に配置される固定ボルト21C,21D,21Eに対応する、ランプ支持部材15のボス部33の貫通孔34、及び、バンパリンフォース14のボス部31の貫通孔32についてもカラー37,39を予め配置しておく。
車両の走行時には、凹凸のある路面から伝わる振動や、車両の加減速時に加わる慣性力等の外力に起因して、ランプ支持部材15に支持されたヘッドランプ16が車体の前後方向に振動することがある。こうしたヘッドランプ16の振動は、ヘッドランプ16のがたつきを抑える上で低減することが望ましい。
(1)平面部14A及び平面部15Aを有するので、車両の走行時に加わる外力によってバンパリンフォース14とランプ支持部材15との連結部が車体の前後方向に変形することが抑えられ、車両の走行時におけるヘッドランプ16の振動を低減することが可能となる。
・上記実施の形態において、バンパリンフォース14とランプ支持部材15との連結に用いる固定ボルト21A〜21Gの配置は、突起部22を含めて必ずしも縦4列、横2列の格子状である必要はなく、ヘッドランプ16の振動を抑制可能な強度があれば、任意の配置を採用することができる。また、固定ボルト21A〜21Gの個数は、必ずしも7個である必要はなく、ヘッドランプ16の振動を抑制可能な強度があれば、任意の数を採用することができる。
・上記実施の形態において、バンパリンフォース14とランプ支持部材15との位置決めに用いる突起部22をバンパリンフォース14に設けるようにしてもよい。また、同突起部22をバンパリンフォース14及びランプ支持部材15の双方に設けるようにしてもよい。
Claims (5)
- 車体の前後方向に沿って延びる一対のサイドフレームの両端部を車体の幅方向に架設する樹脂製のバンパリンフォースと、
前記バンパリンフォースの両端部に対して連結部材によって車体の前後方向に連結され、ランプが取り付けられる樹脂製の一対のランプ支持部材と
を備え、
前記バンパリンフォース及び前記一対のランプ支持部材の少なくとも一方には、その上端縁及び下端縁の少なくとも一方から屈曲もしくは湾曲して車体の前後方向に延びる平面部を備え、
前記バンパリンフォース及び前記一対のランプ支持部材の少なくとも一方には、一方から他方に向けて突出して他方に当接する凸部が形成されており、
前記凸部は、前記バンパリンフォースと前記一対のランプ支持部材との間に車体の前後方向に隙間を形成している
バンパ構造。 - 前記連結部材は複数であり、車体の上下方向においてランプの重心位置を挟んだ位置に配置される
請求項1に記載のバンパ構造。 - 前記バンパリンフォース及び前記一対のランプ支持部材には、車体の前後方向に嵌合する嵌合部が設けられている
請求項1又は2に記載のバンパ構造。 - 前記バンパリンフォースと前記一対のランプ支持部材とは、第1の位置及び該第1の位置よりも車体の幅方向において前記ランプの取付位置に近接した第2の位置にて前記連結部材によって連結されており、
前記第2の位置における前記連結部材の個数は、前記第1の位置における前記連結部材
の個数よりも多い
請求項1〜3の何れか一項に記載のバンパ構造。 - 車体の前後方向に沿って延びる一対のサイドフレームの両端部を車体の幅方向に架設する樹脂製のバンパリンフォースと、
前記バンパリンフォースの両端部に対して連結部材によって車体の前後方向に連結され、ランプが取り付けられる樹脂製の一対のランプ支持部材と
を備え、
前記バンパリンフォース及び前記一対のランプ支持部材の少なくとも一方には、その上端縁及び下端縁の少なくとも一方から屈曲もしくは湾曲して車体の前後方向に延びる平面部を備え、
前記バンパリンフォース及び前記一対のランプ支持部材には、第1の位置に設けられて車体の前後方向に嵌合する嵌合部を備え、
前記バンパリンフォースと前記一対のランプ支持部材とは、前記第1の位置及び該第1の位置よりも車体の幅方向において前記ランプの取付位置に近接した第2の位置にて前記連結部材によって連結されており、
前記第2の位置における前記連結部材の個数は、前記第1の位置における前記連結部材の個数よりも多い
バンパ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015153394A JP6601720B2 (ja) | 2015-08-03 | 2015-08-03 | バンパ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015153394A JP6601720B2 (ja) | 2015-08-03 | 2015-08-03 | バンパ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017030593A JP2017030593A (ja) | 2017-02-09 |
JP6601720B2 true JP6601720B2 (ja) | 2019-11-06 |
Family
ID=57987079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015153394A Active JP6601720B2 (ja) | 2015-08-03 | 2015-08-03 | バンパ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6601720B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023236118A1 (zh) * | 2022-06-08 | 2023-12-14 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 贯穿灯组件及车辆 |
-
2015
- 2015-08-03 JP JP2015153394A patent/JP6601720B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017030593A (ja) | 2017-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6299724B2 (ja) | サスペンションメンバ | |
JP5120409B2 (ja) | 車両用センターピラー | |
JP5487194B2 (ja) | 車両用ドア | |
JP5727883B2 (ja) | 車両用バンパ構造 | |
JP6332260B2 (ja) | 車両用骨格部材の補強構造 | |
JP6649422B2 (ja) | 車両用ドア構造 | |
JP6299732B2 (ja) | 車両骨格部材の接合構造 | |
JP4654903B2 (ja) | 自動車のサスペンション支持構造 | |
JP5211738B2 (ja) | カウルトップパネル及び自動車の前部車体構造 | |
JP6601720B2 (ja) | バンパ構造 | |
EP3025935B1 (en) | Suspension member | |
JP6331120B2 (ja) | 車体側部構造 | |
JP2010173348A (ja) | 自動車のバックドア | |
JP5747079B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP4650009B2 (ja) | 車体の前部構造 | |
JP7218712B2 (ja) | 産業車両用ホーンブラケットおよび産業車両用ホーン取付構造 | |
JP5556479B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP2009041760A (ja) | 防振装置 | |
JP5189463B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
JP6780486B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP2009137430A (ja) | 樹脂製バックドアの補強構造 | |
JP2021024398A (ja) | 車両前部構造 | |
JP6459031B2 (ja) | アンダーランプロテクタの取付構造及びアンダーランプロテクタブラケット | |
JP5101552B2 (ja) | ダイナミックダンパ | |
JP7390777B2 (ja) | 補強構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150916 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6601720 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |