JP2007145228A - 車両用のホーン - Google Patents

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Yoshikazu Kobayashi
義和 小林
Masaki Magarisawa
正樹 曲澤
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Abstract

【課題】渦巻き型の共鳴器2を備えたホーン1において、発音口6が下向きとなるよう車両に実装したとき、路面側からの跳ね上がり水が発音口6から共鳴器2内に浸入することを回避しながら、必要な音圧を確保できるようにする。
【解決手段】ホーン1の車両実装状態で、発音口6を閉鎖する閉鎖姿勢と、自重垂下して発音口6に対して所定角度だけ傾斜した反射姿勢となるよう反射板8を揺動自在に設け、跳ね上がり水が当たったときには閉鎖姿勢に変姿して水の浸入をはかりながら、常時は発音口6から発する音を車両前方に向けて反射するようにして音圧確保を図る。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両に取付けられる車両用のホーンの技術分野に属するものである。
一般に、この種車両用のホーンの中には、渦巻き型ホーンやラッパ型ホーンのように管状の共鳴器(レゾネータ)を設けたものがあり、このような共鳴器付きのホーンは、共鳴器の先端に開口状に形成される発音口からの水の浸入を回避するため、該発音口を下向きにした状態で車両に実装される。しかしながら路面側からの水の跳ね上がりが激しい場合などにおいては、発音口が下向きになるよう取り付けたとしても、該発音口からの水の浸入を回避しきれないことになって音色異常や音圧低下が発生することがある。
そこで、発音口にカバー体を設けて水の浸入を回避しようとするものが提唱されている(例えば特許文献1参照)。
実開平5−79596号公報
ところが、前記従来のカバー体は、発音口全体を覆う構造であったため、防水性の確保はそれなりにできるものの、発音口から発する音が分散されることになって所定の音圧を確保することが難しいという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、先端に発音口が設けられた管状の共鳴器を備えて構成される車両用のホーンにおいて、前記発音口に、該発音口を閉鎖する閉鎖姿勢と発音口に対して所定角度を存して自重垂下して発音口から発する音を反射する反射姿勢とに揺動自在な反射板を設けたことを特徴とする車両用のホーンである。
請求項2の発明は、請求項1の車両用のホーンにおいて、該ホーンを車両に実装した場合、発音口が路面に対向する下向きとなり、かつ反射板は、発音口と反射姿勢の反射板によって形成される空間が車両前方に向けて広がるように構成されていることを特徴とする車両用のホーンである。
請求項3の発明は、請求項1または2の車両用のホーンにおいて、反射板は、発音口に対向する投影面積が発音口の面積と同一以上であることを特徴とする車両用のホーンである。
請求項1の発明とすることにより、路面側からの水の跳ね上りがあって反射板に当たった場合、反射板は反射姿勢から閉鎖姿勢側に揺動することになって発音口を塞いで水の浸入を回避できるものでありながら、該反射板は、常時は自重垂下して発音口に対して所定角度を存した反射姿勢になって発音される音を反射することになって分散させることが無く、これによって必要な音圧を確保できることになる。
請求項2の発明とすることにより、車両に実装されたホーンは、発音口と反射姿勢の反射板とによって形成される空間が車両前方に向けて広がることになって車両前方への音圧確保ができ、注意喚起の向上ができる。
請求項3の発明とすることにより、発音口を確実に閉鎖して水の浸入回避が達成できることになる。
次ぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図中、1は渦巻き型をした管状の共鳴器2を備えた車両用のホーンであって、該ホーン1は、ダイヤフラム、電磁石等の図示しない各種部品を備えて構成される振動発生部を内装したケース体3に前記共鳴器2を組み付けて構成されるものであるが、共鳴器2は、ケース体3に取付けられ、中心部に入音口が形成された平板状のベース体4と渦巻き路が形成されたフレーム5とを突き合わせ状にして一体に組付けて構成される従来から知られるもの(例えば特開平11−143475号公報参照)であって、ホーン1を車両に実装した場合、発音口6が路面と対向する下向きとなり、かつケース体3が車両背面側(車両後側)を向くようにして取り付けられる構成になっている。以下、ホーン1を車両に実装した場合を基準にして左右等の方向の位置づけをして説明する。
前記ベース体4のケース体3側面(後面)にはブラケット7が設けられているが、該ブラケット7には、発音口6の左右両端部位に対応して発音口6よりも下方に向けて突出する突出部位7aが形成され、該突出部位7aに支持孔7bが開設されている。一方、8は反射板であって、該反射板8は、左右両端部に設けられた支持ピン8aが前記支持孔7bに揺動自在に嵌入することで、発音口6を閉鎖する閉鎖姿勢(上動姿勢)と発音口6に対して所定角度(例えば30度)だけ下方揺動して開口する反射姿勢とに上下揺動変姿するようになっているが、反射板8は、ブラケット7に設けたストッパ7cに上側から当接することで、これ以上の下側への揺動が規制されるようになっている。そして反射板8は、常時は自重によって反射姿勢に垂下していて、発音部6と反射板8とにより形成される空間Sが車両前方に広がるようになっていて、発音口6から発音される音を車両の前方に向けて反射するようになっているが、走行中や洗車時等に路面側から跳ね上がったりした水が反射板8に下側から当った場合、その負荷を受けて閉鎖姿勢側に向けて揺動(上動)変姿して前記空間Sを狭め、最大限は発音部6を閉鎖する閉鎖姿勢となるようになっている。
因みに反射板8は、閉鎖姿勢になったとき少なくとも発音口6を塞ぐ大きさに設定されていればよく、このため発音口6に対向する投影面積が発音口の面積と同一か、またはそれ以上の面積を有していればよいものである。尚、図中、9はホーン1を車体に実装取付するための取付け板である。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、路面側からの水の跳ね上りがあって該水が反射板8に下側から当たった場合、反射板8は自重垂下している反射姿勢から閉鎖姿勢側に揺動することになって発音口6を一部もしくは全部を塞ぐことになって水の共鳴器2内への浸入を回避できるものでありながら、該反射板8は、常時は自重垂下して発音口6に対して所定角度を存した反射姿勢になり、これによって発音口6と該反射姿勢の反射板8とによって形成される空間Sが車両前方に向けて広がる状態になり、この結果、発音口6から発せられる音は、反射板8に反射して車両前方へ向く音となって音圧確保ができ、注意喚起の向上が図れる。このため、従来の発音口6の全体を覆うもののように音が分散させてしまうことが無く、これによって必要な音圧を確保できる。
しかもこのものでは、反射板8の大きさが、発音口6に対向する投影面積が発音口の面積と同一か、またはそれ以上の面積を有していて閉鎖姿勢となったとき、発音口6全体を閉鎖できることになって水の浸入回避が達成でき、水浸入による発音異常や音圧低下を招くことも回避できる。
ホーンを車両に実装した状態の側面図である。 ホーンを車両に実装した状態の背面図である。 ホーンの底面図である。
符号の説明
1 ホーン
2 共鳴器
6 発音口
8 反射板
S 空間

Claims (3)

  1. 先端に発音口が設けられた管状の共鳴器を備えて構成される車両用のホーンにおいて、前記発音口に、該発音口を閉鎖する閉鎖姿勢と発音口に対して所定角度を存して自重垂下して発音口から発する音を反射する反射姿勢とに揺動自在な反射板を設けたことを特徴とする車両用のホーン。
  2. 請求項1の車両用のホーンにおいて、該ホーンを車両に実装した場合、発音口が路面に対向する下向きとなり、かつ反射板は、発音口と反射姿勢の反射板によって形成される空間が車両前方に向けて広がるように構成されていることを特徴とする車両用のホーン。
  3. 請求項1または2の車両用のホーンにおいて、反射板は、発音口に対向する投影面積が発音口の面積と同一以上であることを特徴とする車両用のホーン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308113A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Honda Motor Co Ltd ホーン取付構造
JP2009282235A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Maruko Keihoki Co Ltd 車両用ホーン
JP2012088414A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Miyamoto Keihouki Kk 車両用ホーン
JP2014218242A (ja) * 2013-05-03 2014-11-20 エーバーシュペッヒャー・エグゾースト・テクノロジー・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー 道路車両

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