JP2009195334A - ギヤの抜け落ち防止機構、遊技盤、及びパチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】可動盤面部品に駆動力を伝達するためのギヤ機構において、回転自在に支持された軸部材にギヤの軸孔を挿通して抜け落ち不能に固定する際に、ギヤが複数設けられている場合であってもEリングを用いずに複数のギヤを一括して抜け落ち不能且つ回転自在に抑えることを可能とする。
【解決手段】遊技盤3と、該遊技盤の後方に配置されると共に軸部材52を回転自在に軸支した軸受部材51と、軸部材の後部に挿着される軸孔を備えたギヤ22、32と、ギヤの後方に固定配置される背面カバー60と、を備えたパチンコ遊技機において、背面カバーには軸部材の後部を回転自在に嵌合する孔、又は凹所61を有し、該孔、又は凹所の周縁部には軸部材に挿着されたギヤの背面中心部を摺動的に軸支する軸受部62を備えている。
【選択図】図4
【解決手段】遊技盤3と、該遊技盤の後方に配置されると共に軸部材52を回転自在に軸支した軸受部材51と、軸部材の後部に挿着される軸孔を備えたギヤ22、32と、ギヤの後方に固定配置される背面カバー60と、を備えたパチンコ遊技機において、背面カバーには軸部材の後部を回転自在に嵌合する孔、又は凹所61を有し、該孔、又は凹所の周縁部には軸部材に挿着されたギヤの背面中心部を摺動的に軸支する軸受部62を備えている。
【選択図】図4
Description
本発明は、遊技盤上において動作する可動盤面部品にモータからの駆動力を伝達するためのギヤの支持構造を改良してギヤの組付け手数を大幅に低減したギヤの抜け落ち防止機構、及びパチンコ遊技機に関する。
パチンコ遊技機においては、遊技盤の盤面に入賞口、風車、可変表示装置、電飾装置等の各種盤面部品を設けて遊技内容の多様性を図り、遊技の進行中における入賞、その他の状況変化を契機として可動盤面部品を種々の方向に動作させることにより演出効果を高めている。
例えば、遊技盤に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞すると、遊技盤中の可変表示装置に表示される図柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止した図柄が予め定めた大当たり図柄となった場合に大当たり状態となり、遊技者が大量の出球を獲得できるようになっている。このような遊技機では、遊技の興趣を高めるために様々な表示演出が行われる。
例えば、特許文献1には大当たりになると図柄表示装置の表示内容に連動して役物等の可動部品を前後方向に移動させる技術が開示されている。
また、本出願人の提案に係る特許文献2には、遊技盤の盤面と平行な左右方向へ往復移動する第1可動役物と、遊技盤の前後方向へ往復移動する第2可動役物と、を備えた役物装置が開示されている。これによれば、遊技内容の複雑、高度化に対応した演出を実現することができる。
何れの従来技術にあっても遊技盤の背面側に配置したモータからの駆動力をギヤ機構を介して可動盤面部品に伝達してこれを動作させるように構成されている。
例えば、遊技盤に設けられた始動入賞口に遊技球が入賞すると、遊技盤中の可変表示装置に表示される図柄が変動を開始し、所定時間経過後に停止した図柄が予め定めた大当たり図柄となった場合に大当たり状態となり、遊技者が大量の出球を獲得できるようになっている。このような遊技機では、遊技の興趣を高めるために様々な表示演出が行われる。
例えば、特許文献1には大当たりになると図柄表示装置の表示内容に連動して役物等の可動部品を前後方向に移動させる技術が開示されている。
また、本出願人の提案に係る特許文献2には、遊技盤の盤面と平行な左右方向へ往復移動する第1可動役物と、遊技盤の前後方向へ往復移動する第2可動役物と、を備えた役物装置が開示されている。これによれば、遊技内容の複雑、高度化に対応した演出を実現することができる。
何れの従来技術にあっても遊技盤の背面側に配置したモータからの駆動力をギヤ機構を介して可動盤面部品に伝達してこれを動作させるように構成されている。
従来、遊技盤の背面側にギヤ機構を配置する場合、図5の要部断面図に示すように、遊技盤100の背面側に配置した支持板101に設けた軸受孔(軸受部材)102内に棒状の軸部材103を抜け落ち不能且つ回転自在に軸支すると共に、軸部材103の後端部にギヤ105の軸孔105aを差し込んでいる。軸部材103の後端部は断面D字状に構成されており、軸孔105aは軸部材後端部に嵌合可能なD字状に開口形成されている。このため、軸部材後端部にギヤの軸孔を挿着すれば両者の相対回転を防止できる。更に、ギヤ105の後面から突出する軸部材の外周にEリング(E型止め輪)106係着させることにより、ギヤの抜け落ちを防止している。軸部材103の前端部には可動盤面部品107を固定し、軸部材と共に回転するように構成している。符号108は背面カバーである。
しかし、Eリング106を用いたギヤの固定作業は極めて煩雑な作業である。特に、一台のパチンコ遊技機に装備されるギヤの個数は多い場合には10個を越えるため、ギヤの組付け作業においてEリングによる固定作業は生産性を著しく低下させる要因となっていた。
特開平06−007509号
特願2005−214197
しかし、Eリング106を用いたギヤの固定作業は極めて煩雑な作業である。特に、一台のパチンコ遊技機に装備されるギヤの個数は多い場合には10個を越えるため、ギヤの組付け作業においてEリングによる固定作業は生産性を著しく低下させる要因となっていた。
従来、可動盤面部品に駆動力を伝達させるためのギヤ機構にあっては、ギヤを軸部材に固定する際にEリングを用いる必要があったため、複数のギヤを用いる機種にあってはギヤの個数分だけEリングを用いた煩雑な組付け作業を行う必要があり、生産性を著しく低下させる要因となっていた。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、可動盤面部品に駆動力を伝達するためのギヤ機構において、回転自在に支持された軸部材にギヤの軸孔を挿通して抜け落ち不能に固定する際に、ギヤが複数設けられている場合であってもEリングを用いずに複数のギヤを一括して抜け落ち不能且つ回転自在に抑えることを可能としたパチンコ遊技機を提供することを目的としている。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、可動盤面部品に駆動力を伝達するためのギヤ機構において、回転自在に支持された軸部材にギヤの軸孔を挿通して抜け落ち不能に固定する際に、ギヤが複数設けられている場合であってもEリングを用いずに複数のギヤを一括して抜け落ち不能且つ回転自在に抑えることを可能としたパチンコ遊技機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係るギヤの抜け落ち防止機構は、遊技盤と、該遊技盤の後方に配置されると共に軸部材を回転自在に軸支した軸受部材と、前記軸部材の後部に挿着されるギヤと、前記ギヤの後方に固定配置される背面カバーと、を備えたパチンコ遊技機において、前記背面カバーには前記軸部材の後部を回転自在に嵌合する孔、又は凹所を有し、該孔、又は凹所の周縁部には前記軸部材に挿着された前記ギヤの背面中心部を摺動的に軸支する軸受部を備えていることを特徴する。
従来のように軸部材に挿着したギヤ部材を抜け落ち不能に固定するに際してEリングを用いて個別に作業を行うと、ギヤの個数の増大に応じて生産性が著しく低下していた。本発明では、全ての軸部材の端部にギヤを挿着してから背面カバーを組み付けるだけで、背面カバーに設けた孔、又は凹所が軸部材端部を嵌合支持し、且つ軸受部がギヤと摺接して安定して回転させることが可能となる。
請求項2の発明に係るギヤの抜け落ち防止機構は、遊技盤と、該遊技盤の後方に配置されると共に軸部材を回転自在に軸支した軸受部材と、前記遊技盤前方から視認可能であり且つ該軸部材の前部に固定されて該軸部材と一体回転する装飾部材と、前記軸部材の後部に挿着される軸孔を備えたギヤと、前記ギヤの後方に固定配置される背面カバーと、を備えたパチンコ遊技機において、前記背面カバーには前記軸部材の後部を回転自在に嵌合する孔、又は凹所を有し、該孔、又は凹所の周縁部には前記軸部材に挿着された前記ギヤの背面中心部を先端面で摺動的に軸支する円筒状の軸受部を備えていることを特徴する。
請求項3の発明に係る遊技盤は、請求項1、又は2に記載のギヤの抜け落ち防止機構を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明に係るパチンコ遊技機は、請求項3に記載の遊技盤を備えたことを特徴とする。
従来のように軸部材に挿着したギヤ部材を抜け落ち不能に固定するに際してEリングを用いて個別に作業を行うと、ギヤの個数の増大に応じて生産性が著しく低下していた。本発明では、全ての軸部材の端部にギヤを挿着してから背面カバーを組み付けるだけで、背面カバーに設けた孔、又は凹所が軸部材端部を嵌合支持し、且つ軸受部がギヤと摺接して安定して回転させることが可能となる。
請求項2の発明に係るギヤの抜け落ち防止機構は、遊技盤と、該遊技盤の後方に配置されると共に軸部材を回転自在に軸支した軸受部材と、前記遊技盤前方から視認可能であり且つ該軸部材の前部に固定されて該軸部材と一体回転する装飾部材と、前記軸部材の後部に挿着される軸孔を備えたギヤと、前記ギヤの後方に固定配置される背面カバーと、を備えたパチンコ遊技機において、前記背面カバーには前記軸部材の後部を回転自在に嵌合する孔、又は凹所を有し、該孔、又は凹所の周縁部には前記軸部材に挿着された前記ギヤの背面中心部を先端面で摺動的に軸支する円筒状の軸受部を備えていることを特徴する。
請求項3の発明に係る遊技盤は、請求項1、又は2に記載のギヤの抜け落ち防止機構を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明に係るパチンコ遊技機は、請求項3に記載の遊技盤を備えたことを特徴とする。
以上のように本発明では、遊技盤の背面側に設けた軸受部材によって回転自在に軸支した軸部材に対してギヤを組み付けるに際してEリングを用いた個別の取付け作業を行うことなく、背面カバーに設けた孔又は凹所と、軸受部との協働によって軸部材端部を軸支するようにしたので、組付け作業性を向上して生産性を高めることができる。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図であり、図2(a)及び(b)は一方の可動盤面部品の構成を示す正面図、及び背面図であり、図3(a)及び(b)は他方の可動盤面部品の構成を示す正面図、及び背面図であり、図4は本発明によるギヤの抜け落ち防止機構を示す断面図である。
パチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して裏側から遊技盤3が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤3には、遊技領域の外周縁に沿って前方に突出されたガイドレールが設けられている。ガイドレールは発射装置から発射された遊技球を遊技領域の上部に案内したり、アウト球を回収するアウト口18に案内したりする外レールR1及び内レールR2により構成される。
遊技盤3の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤3の下部には遊技球を貯留する受け皿部4と、受け皿部4内の遊技球を発射する発射レバー5等が設けられている。また、受け皿部4の上部には、例えば遊技演出用のチャンスボタンや十字キーなどの操作部6や、遊技球の購入ボタンや購入取り消しボタンなどが設けられている。
遊技盤3の略中央には、図柄表示装置9が配置されている。図柄表示装置9は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態の時は図示しない特別図柄画像が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態の時はそれぞれの遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。
図柄表示装置9の下方には、図柄表示装置9の特別図柄を可変表示させるための可変入賞装置11が設けられている。
図1は本発明の実施の形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図であり、図2(a)及び(b)は一方の可動盤面部品の構成を示す正面図、及び背面図であり、図3(a)及び(b)は他方の可動盤面部品の構成を示す正面図、及び背面図であり、図4は本発明によるギヤの抜け落ち防止機構を示す断面図である。
パチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して裏側から遊技盤3が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤3には、遊技領域の外周縁に沿って前方に突出されたガイドレールが設けられている。ガイドレールは発射装置から発射された遊技球を遊技領域の上部に案内したり、アウト球を回収するアウト口18に案内したりする外レールR1及び内レールR2により構成される。
遊技盤3の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤3の下部には遊技球を貯留する受け皿部4と、受け皿部4内の遊技球を発射する発射レバー5等が設けられている。また、受け皿部4の上部には、例えば遊技演出用のチャンスボタンや十字キーなどの操作部6や、遊技球の購入ボタンや購入取り消しボタンなどが設けられている。
遊技盤3の略中央には、図柄表示装置9が配置されている。図柄表示装置9は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルによって構成され、通常動作状態の時は図示しない特別図柄画像が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態の時はそれぞれの遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。
図柄表示装置9の下方には、図柄表示装置9の特別図柄を可変表示させるための可変入賞装置11が設けられている。
また、図柄表示装置9の左側には、遊技盤3の右下部に配置された普通図柄表示装置10に表示される普通図柄を作動させるためのゲート12が設けられている。
さらに、可変入賞装置11の下方には、特別遊技状態の一つである大当り状態のときに開成状態になる開閉扉を有する大入賞口13が設けられている。
可変入賞装置11は、図柄表示装置9を可変表示させるための上始動ポケット14と、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ17とを備えている。
また遊技盤3には、普通入賞口16が設けられていると共に、風車15や多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
普通図柄表示装置10に表示される普通図柄は、1個または複数個の図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としてのゲート12が遊技球を検出することを条件に、その図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。
普通図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜の遊技図柄が使用される。そして、ゲート12を遊技球が通過したことを条件に乱数制御により普通図柄が所定態様となった場合に、可変入賞装置11に設けられた電動式チューリップから成る可動片を所定時間、開成動作するように構成されている。
さらに、可変入賞装置11の下方には、特別遊技状態の一つである大当り状態のときに開成状態になる開閉扉を有する大入賞口13が設けられている。
可変入賞装置11は、図柄表示装置9を可変表示させるための上始動ポケット14と、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ17とを備えている。
また遊技盤3には、普通入賞口16が設けられていると共に、風車15や多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
普通図柄表示装置10に表示される普通図柄は、1個または複数個の図柄を変動表示可能であり、普通図柄始動口としてのゲート12が遊技球を検出することを条件に、その図柄が乱数制御等により所定時間可変して停止するようになっている。
普通図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜の遊技図柄が使用される。そして、ゲート12を遊技球が通過したことを条件に乱数制御により普通図柄が所定態様となった場合に、可変入賞装置11に設けられた電動式チューリップから成る可動片を所定時間、開成動作するように構成されている。
図柄表示装置9に表示される特別図柄は、停止図柄が予め定められた図柄の組合せ、例えば同一図柄の組合せとなった場合に大当り状態となるように構成されている。また特別図柄は、可変入賞装置11の上始動ポケット14、又は電動式チューリップの開成動作により遊技球が誘導される下始動口(図示していない)への遊技球の入賞を検出することを条件に乱数制御等により表示がスクロールする等、所定の変動パターンで所定時間変動(可変)して図柄で停止するようになっている。その際、有効ライン上に2個の停止図柄が同一となった場合に、リーチ状態が発生し、このリーチ状態において、有効ライン上の最後の停止図柄が既に停止している2個の図柄と同一となった場合に大当り状態が発生する。なお、特別図柄としては、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等が使用可能である。
図柄表示装置9の周囲には雪の結晶を象った大小様々なサイズの可動盤面部品20、30、40が配置されており、遊技の進行状況に応じて回転したり、揺動するように構成されている。
図柄表示装置9の周囲には雪の結晶を象った大小様々なサイズの可動盤面部品20、30、40が配置されており、遊技の進行状況に応じて回転したり、揺動するように構成されている。
本実施形態においては、可動盤面部品20、30は、図2、図3に夫々示すように、図柄表示装置9の上方に配置された複数の雪結晶21、31から構成されている。更に、図4に示すように、各雪結晶21、31は、遊技盤3の背面側に固定配置された支持部材50に設けた複数の軸受部材51によって夫々回転自在に軸支された軸部材52の先端部に固定される。各軸部材52の後端部(後部)にはギヤ22(22a〜22k)、32(32a〜32h)の軸孔22A、32Aが夫々挿入されており、隣接し合う各ギヤ同志は噛合しており、各モータ23、33に夫々設けた出力ギヤとしてのウォームギヤ23a、33aからの駆動力を受けて各軸部材52を回転させる。各ギヤ22、32、各軸受部材51、各軸部材52及びモータ23、33は、ギヤ機構を構成している。
各軸部材52の後端部は断面D字状に構成されており、各ギヤの軸孔は軸部材後端部に嵌合可能なD字状に開口形成されている。このため、軸部材後端部にギヤの軸孔を挿着すれば両者の相対回転を防止できる。
各軸部材52の後端部は断面D字状に構成されており、各ギヤの軸孔は軸部材後端部に嵌合可能なD字状に開口形成されている。このため、軸部材後端部にギヤの軸孔を挿着すれば両者の相対回転を防止できる。
本発明の特徴的な構成は、支持部材50の背面側に配置されたギヤ機構の更に背面側に配置される背面カバー60によって、全てのギヤ22a〜22k、32a〜32hを一括して各軸部材52の後端部に対して回転自在、且つ抜け落ち不能に押さえ込むように構成した点にある。
即ち、背面カバー60には軸部材52の後端部を回転自在に嵌合する孔61(凹所であってもよい)を有し、孔61の周縁部には軸部材に挿着された個々のギヤの背面中心部を摺動的に軸支する軸受部62を備えている。軸受部62は、その先端面でギヤの背面と摺接してギヤの回転を安定させるように円筒状に構成するのが好ましい。
このように本発明では、取付け作業を繁雑化するEリングを用いずに、複数の軸部材52の後端部に夫々軸孔を挿着した各ギヤを一括して背面カバー60によって回転自在且つ抜け落ち不能に抑えることが可能となる。
なお、本発明のギヤの抜け落ち防止機構は、図示した可動盤面部品20、30に係るギヤ機構のみならず、ギヤ一般の取付け構造に適用することができる。
即ち、背面カバー60には軸部材52の後端部を回転自在に嵌合する孔61(凹所であってもよい)を有し、孔61の周縁部には軸部材に挿着された個々のギヤの背面中心部を摺動的に軸支する軸受部62を備えている。軸受部62は、その先端面でギヤの背面と摺接してギヤの回転を安定させるように円筒状に構成するのが好ましい。
このように本発明では、取付け作業を繁雑化するEリングを用いずに、複数の軸部材52の後端部に夫々軸孔を挿着した各ギヤを一括して背面カバー60によって回転自在且つ抜け落ち不能に抑えることが可能となる。
なお、本発明のギヤの抜け落ち防止機構は、図示した可動盤面部品20、30に係るギヤ機構のみならず、ギヤ一般の取付け構造に適用することができる。
1…パチンコ遊技機、2…枠、3…遊技盤、4…皿部、5…発射レバー、6…操作部、10…普通図柄表示装置、11…可変入賞装置、12…ゲート、13…大入賞口、14…上始動ポケット、15…風車、16…普通入賞口、17…電動式チューリップ、18…アウト口、20、30…可動盤面部品、21、31…雪結晶、22…ギヤ、22A、32A…軸孔、23、33…モータ、23a、33a…ウォームギヤ、22、32…ギヤ、
50…支持部材、51…軸受部材、52…軸部材、60…背面カバー、61…孔、又は凹所、62…軸受部
50…支持部材、51…軸受部材、52…軸部材、60…背面カバー、61…孔、又は凹所、62…軸受部
Claims (4)
- 遊技盤と、該遊技盤の後方に配置されると共に軸部材を回転自在に軸支した軸受部材と、前記軸部材の後部に挿着されるギヤと、前記ギヤの後方に固定配置される背面カバーと、を備えたパチンコ遊技機において、
前記背面カバーには前記軸部材の後部を回転自在に嵌合する孔、又は凹所を有し、該孔、又は凹所の周縁部には前記軸部材に挿着された前記ギヤの背面中心部を摺動的に軸支する軸受部を備えていることを特徴するギヤの抜け落ち防止機構。 - 遊技盤と、該遊技盤の後方に配置されると共に軸部材を回転自在に軸支した軸受部材と、前記遊技盤前方から視認可能であり且つ該軸部材の前部に固定されて該軸部材と一体回転する装飾部材と、前記軸部材の後部に挿着される軸孔を備えたギヤと、前記ギヤの後方に固定配置される背面カバーと、を備えたパチンコ遊技機において、
前記背面カバーには前記軸部材の後部を回転自在に嵌合する孔、又は凹所を有し、該孔、又は凹所の周縁部には前記軸部材に挿着された前記ギヤの背面中心部を先端面で摺動的に軸支する円筒状の軸受部を備えていることを特徴するギヤの抜け落ち防止機構。 - 請求項1、又は2に記載のギヤの抜け落ち防止機構を備えたことを特徴とする遊技盤。
- 請求項3に記載の遊技盤を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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2008
- 2008-02-19 JP JP2008037993A patent/JP2009195334A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100825 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20100831 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20110104 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |