JP2007185395A - 演出機構及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の可動物に遊技者が予想もできない斬新な可動パターンを実現させ、遊技性を格段に高めることができる演出機構及び遊技機を提供する。
【解決手段】第1可動物117にモータ102からの駆動力が伝達されると、第1可動物117が水平方向へ移動し、第2可動物116が水平方向への移動とともに上下方向にも移動する。このため、第2可動物116を水平方向に移動させつつ上下方向にも移動させることができ、第2可動物116の移動パターンを斬新なものにすることができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、いわゆるセブン機、羽根物、権利物又はアレンジボール等の弾球遊技機や、スロットマシン等の回胴式遊技機等に用いられる演出機構及びこの演出機構を備えた遊技機に関する。
従来の遊技機としてのパチンコ機の中には、液晶表示装置の表示面の前方に表示面と正対するように2つの可動体が配置されたものがある。このパチンコ機には、可動体を駆動するためのアクチュエータと、アクチュエータの動力を可動体に伝達するための動力伝達機構とがそれぞれ設けられている(下記特許文献1参照)。
上記パチンコ機によれば、動力伝達機構により、棒状の可動体が互いに直交した位置関係を維持しつつ変位するようになっている。また、各可動体の可動域が表示面の全域にわたり設定されることから、液晶表示装置を用いた表示演出の内容を、一層多彩なものにすることができる。
特開2004−49604号公報
ところで従来のパチンコ機によれば、2つの可動体が互いに直交した位置関係を維持しつつ変位するようになっている構成であるが、この可動パターンでは遊技性に欠けてしまう。すなわち、表示面の前方を一方の可動体が水平方向に移動し、他方の可動体が上下(垂直方向)方向に移動させるだけでは、これを見ている遊技者にとって可動パターンが単調となり、また、表示面に表示されるキャラクタ画像に注目する遊技者にとっては可動体の可動が煩わしくなることも考えられる。
さらに、表示面自体及びその近傍のスペースは限られているため、狭いスペースの中で2つの可動体をそれぞれ独立して可動させる構成では、スペース的に無理が生じ、可動パターンも単調・単純になる傾向がある。すなわち、遊技性を向上させようとして複数の可動体を設けてそれぞれ可動させるように制御しても、スペース上の問題が生じるため、可動体の可動領域や可動パターンも大胆なものに設定することができず、可動パターンが小さくまとまってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、複数の可動物に遊技者が予想もできない斬新な可動パターンを実現させ、遊技性を格段に高めることができる演出機構及びこれを備えた遊技機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、遊技機に用いられる演出機構であって、第1の方向に移動可能な第1可動物と、第1可動物に連動して第1の方向に移動すると同時に、第1の方向とは別方向である第2の方向にも移動可能な第2可動物と、第1可動物及び第2可動物を第1の方向へ移動させる第1移動許容手段と、第2可動物を第2の方向へ移動させる第2移動許容手段と、第1可動物及び第2可動物を移動させるための駆動力を発生する駆動手段と、を含んで構成されたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、駆動手段からの駆動力が第1可動物及び第2可動物に伝達される。ここで、第1可動物に駆動手段からの駆動力が伝達されると、第1移動許容手段により、第1可動物が第1の方向へ移動される。また、第2可動物に駆動手段からの駆動力が伝達されると、第1移動許容手段により、第2可動物が第1の方向へ移動される。このとき、第2可動物は、第2移動許容手段により、第2の方向へも移動される。これにより、第2可動物は、第1可動物の第1の方向への移動とともに第1の方向に移動すると同時に、第1の方向とは別方向である第2の方向にも移動することが可能となる。このため、第2可動物を第1の方向に移動させつつ第2の方向にも移動させることができ、第2可動物の移動パターンを斬新なものにすることができる。加えて、第2可動物と共に第1可動物も第1の方向に移動するため、第1可動物が第1の方向に移動する動作と、第2可動物が第1の方向に移動する動作と、第2可動物が第2の方向に移動する動作と、が同時に実現される。この結果、各可動物が移動する移動パターンを一層斬新なものにすることができ、遊技性を格段に向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の演出機構において、演出機構は第1可動物の上端部と第2可動物の上端部を収納する収納部を有し、収納部に収納される第2可動物の上端部は第1可動物の上端部によって被覆される状態で収納されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、第2可動物は第1可動物により第1の方向及び第2の方向へ移動可能に保持されているため、第1可動物の設置スペースと第2可動物の設置スペースとを1つの箇所にまとめることができる。この結果、演出機構を小型化することができ、演出機構を設けるスペースも小スペースで足りる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の演出機構において、第1移動許容手段は、第1可動物及び前記第2可動物を水平方向に移動させるガイドレール部であり、第2移動許容手段は、第2可動物をカーブ状に移動させる湾曲ガイドレール部であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第1移動許容手段は第1可動物及び第2可動物を水平方向に移動させるガイドレール部であるため、第1可動物及び第2可動物はガイドレール部により水平方向に移動される。また、第2移動許容手段は第2可動物をカーブ状に移動させる湾曲ガイドレール部であるため、第2可動物は湾曲ガイドレール部によりガイドされてカーブ状に移動される。これにより、簡易な構成で、各可動物の異なる移動パターンを同時に実現させることができる。この結果、演出機構が複雑化、大型化してしまうことを防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の演出機構において、演出機構は所定の演出画像を表示する表示部を有し、第1可動物は、表示部の前方を第1の方向へ移動し、第2可動物は、表示部の前方を第1の方向及び第2の方向へ移動することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、第1可動物は所定の演出画像を表示する表示部の前方を第1の方向へ移動し、第2可動物は表示部の前方を第1の方向及び第2の方向へ移動することにより、各可動物の移動と表示部に表示される演出画像とを重ねることができる。これにより、各可動物の移動と表示部の演出画像とを関連付けることができ、遊技性を一層向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の演出機構を備えた遊技機であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、駆動手段からの駆動力が第1可動物及び第2可動物に伝達される。ここで、第1可動物に駆動手段からの駆動力が伝達されると、第1移動許容手段により、第1可動物が第1の方向へ移動される。また、第2可動物に駆動手段からの駆動力が伝達されると、第1移動許容手段により、第2可動物が第1の方向へ移動される。このとき、第2可動物は、第2移動許容手段により、第2の方向へも移動される。これにより、第2可動物は、第1可動物の第1の方向への移動とともに第1の方向に移動すると同時に、第1の方向とは別方向である第2の方向にも移動することが可能となる。このため、第2可動物を第1の方向に移動させつつ第2の方向にも移動させることができ、第2可動物の移動パターンを斬新なものにすることができる。加えて、第2可動物と共に第1可動物も第1の方向に移動するため、第1可動物が第1の方向に移動する動作と、第2可動物が第1の方向に移動する動作と、第2可動物が第2の方向に移動する動作と、が同時に実現される。この結果、各可動物が移動する移動パターンを一層斬新なものにすることができ、遊技性を格段に向上させることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の遊技機において、前記第1可動物及び前記第2可動物は、所定の作動条件を満たす遊技時に移動することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、第1可動物及び第2可動物が所定の作動条件を満たす遊技時に移動することにより、各可動物の移動と遊技の進行状態とを関連付けることができる。これにより、所定の作動条件を満たす遊技時の遊技性を格段に向上させることができる。
なお、「所定の作動条件」とは、遊技の進行状態に関与するものであり、例えば、演出図柄表示装置における図柄の変動開始時や、特定の変動パターンを有したリーチ演出発生時、または大当り中の特定ラウンド中などが挙げられる。
また、「図柄の変動開始時」とは、演出図柄表示装置に表示される特別図柄の変動表示が開始される状態を意味する。さらに、「リーチ」とは、演出図柄表示装置に表示される特別図柄の2つが同じ図柄で停止表示され、他の1つの特別図柄が変動表示されている状態を意味する。
また、「大当り中の特定ラウンド」とは、大入賞口が1回目に開放される遊技を1ラウンド、2回目に開放される遊技を2ラウンドとした場合、最大15ラウンドの大当り遊技中の5ラウンド目と10ラウンド目などを意味するものである。
本発明によれば、複数の可動物に遊技者が予想もできない斬新な可動パターンを実現させ、遊技性を格段に高めることができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る遊技機について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では本発明を弾球遊技機の一例であるパチンコ機に適用した構成を説明する。
図1に示すように、第1実施形態に係る遊技機であるパチンコ機10の前面部は、主として外枠12と、中枠14と、前面枠16と、上皿部18と、下皿部20と、施錠装置22と、から構成されている。
外枠12は、木製の板状体を略長方形の額縁状に組立て固着したものである。中枠14は、全体がプラスチック製で、外枠12に対して開閉可能に軸支されている。中枠14の右端中央には施錠装置22が設けられている。この施錠装置22は、前面枠16を閉鎖した場合に施錠するためのものである。
前面枠16は全体がプラスチック製であり、前面枠16には遊技盤24(図2参照)を前方から視認するべく、遊技盤24に形成された遊技領域26(図2参照)の形状に対応して略円形に形成された開口部28が形成されている。また、前面枠16の裏面には、ガラス板30がガラス枠(図示省略)によって取り付けられている。そして、遊技者を基準とすれば、遊技盤24に形成された遊技領域26はガラス板30の後方に位置するようになっている。なお、本実施形態では、ガラス板30を前面枠16の裏面側に取り付けた構成を例にとり説明したが、例えば、前面枠16の前面側にガラス枠により取り付けてもよい。また、ガラス板30に替えて、透明な樹脂板を前面枠16に取り付けることができる。
また、この前面枠16は、パチンコ機(遊技機)10の前面部全体の約2/3のサイズを占め、中枠14の左端に開閉可能となるように軸支されている。また、前面枠16の上端部中央には、2個の第1枠用LED32A、32Bがそれぞれ取り付けられている。この第1枠用LED32A、32Bの内側(間)には、2個のエラーLED34A、34Bがそれぞれ取り付けられている。また、前面枠16の上方右側には、枠用右LED36が取り付けられている。また、前面枠16の上方左側には、枠用左LED38が取り付けられている。さらに、開口部28の周囲には、複数の第2枠用LED40がそれぞれ取り付けられている。
また、上皿部18は、前面枠16の下側で、かつ中枠14の左端に開閉可能となるように軸支されている。上皿部18の表面中央部には、所定の効果音を出力するスピーカ52が設けられている。また、上皿部18の表面左側方部には、後述の演出図柄表示装置(演出表示装置)82に表示される特別図柄、各LED32A、32B、36、38、40の発光パターン及びスピーカ52から出力される効果音をそれぞれ変化させるためのスイッチ操作ボタン(αスイッチ、βスイッチ)54が設けられている。
また、上皿部18の下側には、下皿部20が設けられている。この下皿部20の略中央には、パチンコ機10の内部から遊技球を排出するための排出口56が形成されている。また、下皿部20の左表面及び右表面には、スピーカ58がそれぞれ設けられている。また、下皿部20の右側には、発射装置ユニット(図示省略)を操作するための発射ハンドル60が設けられている。この発射ハンドル60には、発射レバー62と、遊技球の発射停止を一時的に指令する発射停止スイッチ64が設けられている。さらに、下皿部20の左側には、灰皿66が設けられている。
次に、遊技盤24の表面構造について図2を参照して説明する。
遊技盤24は、中枠14に保持されるとともに、裏機構盤(図示省略)よりその背面側が覆われている。遊技盤24には、遊技盤24の表面に設けられた外レール70と内レール72とにより略円形状の遊技領域26が形成されている。遊技領域26の内部には、中央装置74と、始動口(普通電動役物)76と、多数の障害釘80と、風車83等と、がそれぞれ配設されている。
中央装置74は、遊技領域26の略中央部に配置されており、演出図柄表示装置82と、センター役物84と、を備えている。
演出図柄表示装置82は、サブ制御基板124の制御信号に基づいて表示制御されており、略長方形状の映像画面を有している。この映像画面上には、特別図柄が表示される。具体的には、演出図柄表示装置82の映像画面上には、1又は複数の特別図柄を所定の方向に次々と変動させながら表示した後、停止表示する特別図柄表示領域が形成されている。すなわち、左特別図柄を表示する左特別図柄表示領域、中央特別図柄を表示する中央特別図柄表示領域、及び右特別図柄を表示する右特別図柄表示領域が、略横一列となる配置方向に沿って並んで形成されている(それぞれ図示省略)。各特別図柄表示領域は、これらの表示領域の配置方向と略直交する方向(上下方向)に図柄変動方向が設定されており、その方向に複数の特別図柄が順次表示されていく。また、演出図柄表示装置82の映像画面上には、普通図柄を変動表示あるいは停止表示させる普通図柄領域90が形成されている。
演出図柄表示装置82は、遊技球が始動口76に入球することにより、その映像画面の表示領域に表示される各特別図柄をそれぞれ変動させて停止表示させるものである。そして、例えば、特別図柄が「7、7、7」の3桁同一図柄で揃って停止表示(確定表示)すると、後述の大入賞装置(特別電動役物)106の大入賞口108が開放される。本実施形態のパチンコ機10では始動口76に遊技球が入球すると、各特別図柄がそれぞれ変動され、特別図柄が3桁同一図柄で揃うことにより、「大当り」という特定価値を付与するものである。
ここで、本実施形態のパチンコ機10では、大当りとして5種類のものが予め設定されている。具体的には、「7、7、7」などの同一の奇数数字の特別図柄が3桁揃うことにより成立する確変大当りがある。また、「8、8、8」などの同一の偶数数字の特別図柄が3桁揃うことにより成立する通常大当りがある。また、「1、3、5」、「3、5、7」、「5、7、9」、「7、9、1」、「9、1、3」などの予め定められた奇数数字の組合せの特別図柄が3桁揃うことにより成立する短ラウンド確変大当りがある。また、「0、2、4」、「2、4、6」、「4、6、8」、「6、8、2」、「8、2、4」などの予め定められた偶数数字の組合せの特別図柄が3桁揃うことにより成立する短ラウンド時短大当りがある。さらに、「1、2、3」、「2、3、4」などの予め定められた順番の組合せの特別図柄が、3桁揃うことにより成立する短ラウンド通常大当りがある。
また、「確変大当り」とは、比較的多くのラウンド数を有しその後に大当りへの確率を高確率に変動させる大当りを意味する。また、「通常大当り」とは、比較的多くのラウンド数を有しその後に大当りへの確率を高確率に変動させない大当りを意味する。また、「短ラウンド確変大当り状態」とは、比較的少ないラウンド数を有しその後に大当りへの確率を高確率に変動させる大当りを意味する。また、「短ラウンド時短大当り状態」とは、比較的少ないラウンド数を有しその後に大当りへの確率を高確率に変動させず時間短縮のみが発生する大当りを意味する。また、「短ラウンド通常大当り状態」とは、比較的少ないラウンド数を有しその後に大当りへの確率を高確率に変動させず、かつ前記時間短縮も発生させない大当りを意味する。以下に各大当りの詳細を記載する。
確変大当り及び通常大当りは、比較的多くのラウンド数(例えば15ラウンド)を有し、大入賞口108の開放時間が約26秒間である大当りである。このため、賞球数が比較的多くなる。また、短ラウンド確変大当り、短ラウンド時短大当り及び短ラウンド通常大当りは、確変大当り及び通常大当りよりも少ないラウンド数(例えば2ラウンド)を有し、大入賞口108の開放時間が約0.2秒間である大当りである。このため、賞球数はほとんど発生しない。
また、上記各大当り以外の遊技状態である確率変動状態は、大当り(確変大当り、通常大当り、短ラウンド確変大当り、短ラウンド時短大当り、短ラウンド通常大当りの5種類の大当り意味する)に移行する確率が予め定められた高確率となる状態である。また、上記各大当り以外の遊技状態である開放時間延長状態は、始動口(普通電動役物)の開放時間が通常よりも延長される状態である。例えば、通常の開放時間は、約0.1秒間であるのに対して、開放時間延長状態では、約4秒間に延長される。
また、確変大当りの後は、大当りに移行する確率が、通常遊技状態と比べ、予め定められた高確率となる確率変動状態になる。また、通常大当りの後は、大当りに移行する確率が通常遊技状態と同一の予め定められた低確率状態となるとともに、規定回数(例えば、100回)だけ特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ普通電動役物の開放延長機能が作動する時短遊技状態となる。また、突然確変大当りの後は、大当りに移行する確率が予め定められた高確率となる確率変動状態になる。また、短ラウンド時短大当り及び短ラウンド通常大当りの後は、大当りに移行する確率が予め定められた低確率状態となる。
図2に示すように、センター役物84は、演出図柄表示装置82の近傍に設けられている。センター役物84には複数のパネル88が設けられており、この各パネル88に取り付けられている回転軸(図示省略)が回転することにより、各パネル88が回転するように構成されている。この回転軸はモータなどの駆動源(図示省略)に接続されており、駆動源が駆動することにより回転軸が回転される。ここで、この駆動源は、サブ制御基板124と接続されており、サブ制御基板124からのコマンドにより制御される。例えば、遊技状態が所定の状態(例えば、大当り遊技状態など)の場合には、駆動源がサブ制御基板124からのコマンドを受けて回転軸を回転制御することにより、各パネル88が自在に回転される。そして、各パネル88が回転すると、各パネル88の表面や裏面に描かれた文字や絵などの情報が交互に遊技者側に表示される。
また、図2、図6、図7及び図8に示すように、センター役物84の中央部には、演出図柄表示装置82の映像画面で変動表示される図柄を遊技者側に見せるための開口部92が形成されている。このセンター役物84の裏面側であって開口部92上縁近傍には、映像画面の幅方向に沿って水平に延びる水平ガイドレール部94が形成されている。この水平ガイドレール部94には、ベース部材96が水平ガイドレール部94に沿って移動可能となるように取り付けられている。また、このベース部材96の上部には、ベース部材96の幅方向にわたって水平に延びるラック軸98が設けられている。
また、センター役物84の開口部92上縁近傍には、モータ102(図7参照)が取り付けられている。このモータ102は遮蔽部材84A(図2参照)で覆われているため、遊技者側から見えないようになっている。このモータ102の回転軸102Aの先端部には、ピニオンギヤ104が取り付けられている。このピニオンギヤ104は、ラック軸98と噛み合っている。これにより、モータ102が駆動して回転軸102Aが回転すると、回転軸102Aと共にピニオンギヤ104も回転しラック軸98にモータ102の駆動力が伝達される。ラック軸98に駆動力が伝達されると、ベース部材96が水平ガイドレール部94上を水平方向に移動する。なお、モータ102はサブ制御基板124と接続されており、サブ制御基板124のCPU124Aによりモータ102の駆動が制御される。
また、図7及び図8に示すように、ベース部材96には、後述の第2可動物116の上端部116Cを収納する収納部112が形成されている。この収納部112には、上下方向に延びた長孔113が形成されている。
そして、第2可動物116の上端部116Cには凸部116Aが形成されており、第2可動物116の上端部116Cが収納部112に収納された状態で凸部116Aが収納部112の長孔113に挿通されるようになっている。また、凸部116Aが長孔113に挿通された状態では、凸部116Aが長孔113の内部を上下方向に移動できるように構成されている。
また、凸部116Aの先端部は、長孔113に挿通された状態でセンター役物84の表面側からストッパ115によって保持され、第2可動物116がベース部材96から脱落しないようになっている。
ここで、ストッパ115の形体(図示せず)を説明する。ストッパ115には、センター役物84の表面側に露出する露出部と、長孔113内に挿入される挿入部とが形成されており、露出部外縁の直径は長孔113の横幅よりも大きくなっている。また、挿入部内縁の直径は凸部116Aの先端部が挿入可能であり固定できる程度の大きさになっている。こうすることで、ストッパ115は、凸部116Aと一体となって長孔113の内部を上下方向に移動できるとともに、第2可動物116がベース部材96から脱落しないように保持することができる。
ここで、第2可動物116には、夜空を飛翔する鶴をモチーフにした演出部116Bが形成されている。この演出部116Bは、夜空を飛翔する鶴に限られるものではなく、他のキャラクタなどをモチーフにして形成してもよい。
また、図7に示すように、収納部112には、収納部112を閉塞するように第1可動物117の上端部117Aが取り付けられている。すなわち、第2可動物116の上端部116Cを収納した収納部112に第1可動物117の上端部117Aが取り付けられた状態では、第1可動物117が第2可動物116の裏面側に位置している。そして、第1可動物117は、第2可動物116が上下方向に移動可能となるように第2可動物116を保持した状態でベース部材96に固定される。したがって、ベース部材96が水平ガイドレール部94上を水平方向に移動すると、ベース部材96に固定された第1可動物117も水平方向に移動することができる。
また、第1可動物117には、満月をモチーフにした演出部117Bが形成されている。この演出部117Bは、満月に限られるものではなく、他のキャラクタなどをモチーフにして形成してもよい。このように、本実施形態では、遊技者側から見れば、夜空を飛翔する鶴の背後に満月が位置するように構成されている。
また、図6及び図7に示すように、センター役物84の裏面側であって水平ガイドレール部94近傍には、幅方向にわたって案内溝119が形成されている。この案内溝119は、SINカーブ状(正弦波状)に形成されており、幅方向にわたって湾曲した形状となっている。すなわち、案内溝119は、水平部119Aと、水平部119Aから斜め上方に傾斜する第1上り傾斜部119Bと、第1上り傾斜部119Bの頂点から斜め下方に傾斜する第1下り傾斜部119Cと、第1下り傾斜部119Cの底部から斜め上方に傾斜する第2上り傾斜部119Dと、第2上り傾斜部119Dの頂点から斜め下方に傾斜する第2下り傾斜部119Eと、で構成されている。そして、この案内溝119の下側の側壁には第2可動部116の凸部116Aが載置されており、第2可動部116の凸部116Aが案内溝119に沿って移動できるように構成されている。
なお、案内溝119は、上記形状に限られるものではなく、例えば、別の波形状や他の形状に形成してもよい。案内溝119の形状を適宜変えることにより、第2可動物116の動きを変更することができ、第2可動物116の移動パターンにバリエーションを持たせることができる。
以上のように、ベース部材96が水平ガイドレール部94上を水平方向に移動すると、第1可動物117が第2可動物116と共に映像画面の前方を水平方向に移動すると同時に、第2可動物116のみが案内溝119に沿って上下方向に移動する。具体的には、夜空を飛翔する鶴が満月とともに映像画面の前方を水平方向に移動するとともに、夜空を飛翔する鶴のみが上下方向にも移動する。これにより、遊技者は、鶴が満月とともに登場し、かつ鶴が夜空を飛んでいるかのように認識する。
なお、第1可動物117及び第2可動物116が移動しない場合には、第1可動物117及び第2可動物116は、センター役物84の裏面側であって開口部92の右端側(遊技者側から見て右側)にある待機位置に位置している(図6に示す状態)。このため、第1可動物117及び第2可動物116が待機位置にある状態では、第1可動物117及び第2可動物116がセンター役物84で遮蔽されているため、第1可動物117及び第2可動物116が遊技者に見えてしまうことがない。
また、図6に示すように、センター役物84の裏面側であってかつ第1可動物117及び第2可動物116の待機位置近傍の開口部右縁には、複数の扉片121が設けられている。この扉片121は、回転軸(図示省略)に取り付けられており、回転軸の回転と共に回転できるようになっている。すなわち、センター役物84の裏面側には上下方向に延在する回転軸が配置されており、扉片121は映像画面に対して垂直方向に設けられている。そして、扉片121は、回転軸の回転と共に、映像画面に対して平行となるように回転する。なお、回転軸にはモータ123が接続されており、モータ123の駆動により回転できるようになっている。
また、演出図柄表示装置82の左側には、普通図柄作動ゲート(遊技球通過ゲート)100が配置されている。この普通図柄作動ゲート100の内部には、ゲートスイッチ134(図3参照)が配設されている。これにより、遊技球がゲートスイッチ134を通過すると、普通図柄領域90で普通図柄が変動表示される。そして、普通図柄領域90に予め定められた大当り図柄が停止表示されると、普通図柄当りが発生し、始動口76が開放状態となる。
始動口76は演出図柄表示装置82の下方に離れて配置されており、翼片部76Aにより始動口76が開放又は閉塞される。また、始動口76の内部には、遊技球の通過を検知する始動口スイッチ130(図3参照)と、翼片部76Aを作動させるための普通電動役物ソレノイド140(図3参照)と、がそれぞれ備えられている。この一対の翼片部76Aが左右に開くと遊技球の入球可能性が大きくなる開放状態となり、一対の翼片部76Aが閉じその離間距離が小さくなると遊技球の入球の可能性が小さくなる通常状態となる。なお、本実施形態の始動口76は、本発明の普通電動役物の一形態を示している。
大入賞装置106は、上記始動口76の下方に配置されている。ここで、大入賞装置106は、略中央に配置されており、帯状に開口された大入賞口108と、この大入賞口108を開放又は閉鎖する開閉板110と、この開閉板110を開閉するための大入賞口ソレノイド142(図3参照)と、入賞球を検知するカウントスイッチ136(図3参照)と、を備えている。なお、本実施形態の大入賞装置106は、本発明の特別電動役物の一形態を示している。
また、中央装置74の左側下方部には、風車83が配置されている。
また、遊技盤24の下方にはアウト口114が設けられている。また、内レール72の先端部には、ファール球防止部材118が取り付けられている。
次に、パチンコ機10を構成する電子制御装置118について説明する。
図3乃至図5に示すように、電子制御装置118は、主制御基板120と、払出制御基板122と、サブ制御基板124と、発射制御基板126と、を備えている。また、サブ制御基板124には、演出表示基板172と、アンプ基板174と、装飾駆動基板176と、演出ボタン基板178と、がそれぞれ電気的に接続されている。
主制御基板120は、CPU120Aと、ROM120Bと、を備えている。また、主制御基板120は、中継端子板128を介して、始動口スイッチ130と、大入賞口スイッチ132と、ゲートスイッチ134と、カウントスイッチ136と、にそれぞれ電気的に接続されている。
また、主制御基板120のCPU120Aは、ROM120Bに記憶されたデータに基づいて、後述の普通電動役物ソレノイド140、後述の大入賞口ソレノイド142、後述の図柄表示装置144及びサブ制御基板124をそれぞれ制御する。また、主制御基板120のCPU120Aは、遊技全体を司り主として当否判定などの遊技状態を判断するものであり、この判断した遊技状態に沿った遊技環境を実現させるようにサブ制御基板124及び払出制御基板122を制御する。
また、主制御基板120は、中継端子板138を介して、普通電動役物ソレノイド140と、大入賞口ソレノイド142と、図柄表示装置144と、にそれぞれ電気的に接続されている。
払出制御基板122は、中継端子板146を介して、ガラス枠スイッチ148と、外部タンクスイッチ150と、タンクスイッチ152と、にそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板122は、中継端子板154を介して、エラーLED34A、34Bに電気的に接続されている。また、払出制御基板122は、下皿満タンスイッチ156に電気的に接続されている。また、払出制御基板122は、中継端子板157を介して、玉貸表示基板158と、玉貸装置160と、にそれぞれ電気的に接続されている。なお、玉貸表示基板158には、玉貸スイッチ162と、返却スイッチ164とがそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板122は、中継端子板166を介して、払出モータ168と、払出スイッチ170と、にそれぞれ電気的に接続されている。さらに、払出制御基板122は、主制御基板120と発射制御基板126とにそれぞれ電気的に接続されている。
図4に示すように、サブ制御基板124は、演出表示基板172と、アンプ基板174と、装飾駆動基板176と、演出ボタン基板178と、各モータ102、123にそれぞれ電気的に接続されている。
ここで、サブ制御基板124は、CPU124Aと、ROM124Bと、を有している。CPU124は、主制御基板120のCPU120Aからの制御信号を受けてROM124Bに記憶されたプログラムに基づいて演出表示基板172、アンプ基板174、装飾駆動基板176、演出ボタン基板178の各部を制御する。また、CPU124Aは、ROM124Bに記憶されたプログラムに基づいてモータ102、123(図7参照)の回転駆動を制御する。また、ROM124Bには、各部の制御に関するプログラムの他、遊技状態とモータ102の駆動との関係を示すプログラムが記憶されている。
具体的には、遊技状態として、確変大当り状態、通常大当り状態、短ラウンド確変大当り状態、短ラウンド時短大当り状態、短ラウンド通常大当り状態などの特定遊技状態(通常遊技状態ではない遊技状態)が挙げられ、これらの遊技状態とモータ102、123の駆動との関係を示すプログラムがROM124Bに記憶されている。
また、演出表示基板172には、演出表示装置180(82)と、演出表示ROM182と、がそれぞれ電気的に接続されている。この演出表示ROM182には、演出図柄表示装置82に変動表示される特別図柄のデータが記憶されている。このため、サブ制御基板124のCPU124Aからの制御信号を受けて、演出表示基板172は遊技状態に合った画像を演出表示装置180(82)に表示させる。例えば、確変大当り状態、通常大当り状態、短ラウンド確変大当り状態、短ラウンド時短大当り状態及び短ラウンド通常大当り状態では、現在のラウンド数を示した画像や確変大当りへの昇格を示唆する画像などが表示される。また、通常遊技状態では、図柄の変動開始直後に発生する演出画像、変動時間に合ったリーチ演出画像などが表示される。
また、アンプ基板174には、所定の効果音を出力する各種スピーカ184(52)、がそれぞれ電気的に接続されている。
また、装飾駆動基板176には、各種LED・ランプ188が電気的に接続されている。また、演出ボタン基板178には、操作スイッチ190(54)が電気的に接続されている。
また、図5に示すように、発射制御基板126には、発射駆動基板192を介して、発射モータ194と、発射停止スイッチ196(64)と、タッチスイッチ198とがそれぞれ電気的に接続されている。また、発射制御基板126には、球送りソレノイド200が電気的に接続されている。
次に、本実施形態のパチンコ機10の制御方法について説明する。
なお、第1可動物117及び第2可動物116が待機位置(図6に示す状態)に位置する状態を初期状態として以下に説明する。
図2、図3、図6及び図7に示すように、主制御基板120のCPU120Aにより所定の遊技状態であると判断されると、主制御基板120のCPU120Aからサブ制御基板124のCPU124Aに遊技状態に関する制御信号が送信される。サブ制御基板124のCPU124Aに遊技状態に関する制御信号が送信されると、サブ制御基板124のCPU124Aにより各部が制御され、遊技状態に合った演出が実行される。そして、モータ123が駆動制御され、扉片121が回転軸と共に映像画面に対して平行となるように回転される。
ここで、サブ制御基板124のCPU124Aに遊技状態に関する制御信号が送信されると、CPU124AはROM124Bに記憶されたプログラムに基づいてモータ102の駆動を制御する。これにより、モータ102が回転されると、その回転軸102Aと共にピニオンギヤ104も回転する。
ピニオンギヤ104が回転すると、ピニオンギヤ104と噛み合っているラック軸98にモータ102の回転駆動力が伝達され、水平方向に移動しようとする。これにより、ラック軸98が設けられているベース部材96が水平ガイドレール部94の延在方向(例えば、遊技者側から見て右側から左側への方向)に沿って移動する。
ベース部材96が移動すると、ベース部材96に設けられている第1可動物117がベース部材96と共に水平方向(第1の方向、遊技者側から見て右側から左側への方向)移動する。これにより、遊技者には、満月が映像画面上を右側から左側に移動していくように見える。また、第1可動物117の移動と共に第2可動物116も、水平方向(第1の方向、遊技者側から見て右側から左側への方向)移動する。これにより、遊技者には、夜空を飛翔する鶴が映像画面上を右側から左側に移動していくように見える。
ここで、第2可動物116の凸部116Aが案内溝119の下側の側面上に載置されているため、第2可動物116の水平方向への移動とともに、第2可動物116が案内溝119に沿って移動する。具体的には、第2可動物116は、先ず第1上り傾斜部119B上を移動し、続いて第1下り傾斜部119C上を移動し、続いて第2上り傾斜部119D上を移動し、さらに第2下り傾斜部119E上を順次移動していく。これにより、遊技者には、夜空を飛翔する鶴が映像画面上を水平方向に移動するのと同時に上下方向(第2の方向)にも移動し、あたかも鶴が夜空を飛んでいるかのように見える。この結果、遊技性を格段に向上させることができる。
また、演出表示装置180(82)の映像画面上には遊技の進行状態に合致した特別画像が表示されるため、遊技者に、第1可動物117及び第2可動物116の移動と演出表示装置180(82)の映像画面上に表示される特別画像とを重ねて見せることができる。例えば、演出表示装置180(82)の映像画面上で、画面の右側から何かが飛んでくるような演出予告画像を表示し、第1可動物117及び第2可動物116が画面の右側から現れたら大当り、現れなかったらハズレといったことを示唆する演出画像を表示する。すなわち、映像画面上でこの演出が発生した後に可動物が画面右側から出現したら大当りといったような演出が可能となる。これにより、遊技者には第1可動物117及び第2可動物116の移動と演出表示装置180(82)の映像画面上に表示される特別画像とが関連しているかのように見え、遊技性を一層向上させることができる。
なお、上記説明ではベース部材96が遊技者側から見て右側から左側に移動する場合について説明したが、例えば、モータ102の回転軸102Aが逆回転するようにモータ102を制御すれば、ベース部材96を遊技者側から見て左側から右側に移動させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、第2可動物116は、第1可動物117の水平方向への移動とともに水平方向に移動すると同時に、水平方向とは別方向である上下方向にも移動することが可能となる。このため、第2可動物116を水平方向に移動させつつ上下方向にも移動させることができ、第2可動物116の移動パターンを斬新なものにすることができる。加えて、第2可動物116と共に第1可動物117も水平方向に移動するため、第1可動物117が水平方向に移動する動作と、第2可動物116が水平方向に移動する動作と、第2可動物116が上下方向に移動する動作と、が同時に実現される。この結果、各可動物117、116が移動する移動パターンを一層斬新なものにすることができ、遊技性を格段に向上させることができる。また、簡易な構成で、各可動物117、116の異なる移動パターンを同時に実現させることができるため、演出機構が複雑化、大型化してしまうことを防止できる。
特に、第2可動物116は第1可動物117により水平方向及び上下方向へ移動可能に保持されているため、第1可動物117の設置スペースと第2可動物116の設置スペースとを1つの箇所にまとめることができる。この結果、演出機構を小型化することができ、演出機構を設けるスペースも小スペースで足りる。
また、第1可動物117及び第2可動物116が所定の作動条件を満たす遊技時に移動することにより、各可動物117、116の移動と遊技の進行状態とを関連付けることができる。特に、大当り遊技状態の時や特定のリーチ状態の時に、各可動物117、116を移動させることにより、遊技者に遊技に対する期待度を持たせることができる。これにより、遊技者には遊技に対する期待度と各可動物117、116の移動パターンに関する斬新性を同時に与えることができ、遊技性を一層向上させることができる。
上述の実施形態では、凸部116Aの先端部を長孔113に挿通した状態でセンター役物84の表面側からストッパ115により保持され、ストッパ115と凸部116Aとが一体となって長孔113内を上下方向に移動できるように構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ストッパ115を凸部116Aの先端部に装着せずに構成されていてもよい。つまり、ストッパ115を装着しない場合には、凸部116Aの先端部が長孔113に挿通された状態で第1可動物117を収納部112に取り付けることにより、第2可動物116を保持することができる。この構成により、部品点数を削減できるため、製造コストを少なくできるといった効果が得られる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る遊技機の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の遊技盤の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置の一部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置を構成するサブ制御基板を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置を構成する発射制御基板を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機に用いられる演出機構の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機に用いられる演出機構の組立分解図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機に用いられる演出機構を構成するベース部材の正面図である。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
82 演出図柄表示装置(表示部)
94 水平ガイドレール部(第1移動許容手段、ガイドレール部)
98 ラック軸(駆動手段)
102 モータ(駆動手段)
112 収納部
104 ピニオンギヤ(駆動手段)
116 第2可動物
117 第1可動物
119 案内溝(第2移動許容手段、湾曲ガイドレール部)

Claims (6)

  1. 遊技機に用いられる演出機構であって、
    第1の方向に移動可能な第1可動物と、
    前記第1可動物に連動して前記第1の方向に移動すると同時に、前記第1の方向とは別方向である第2の方向にも移動可能な第2可動物と、
    前記第1可動物及び前記第2可動物を前記第1の方向へ移動させる第1移動許容手段と、
    前記第2可動物を前記第2の方向へ移動させる第2移動許容手段と、
    前記第1可動物及び前記第2可動物を移動させるための駆動力を発生する駆動手段と、
    を含んで構成されたことを特徴とする演出機構。
  2. 前記演出機構は前記第1可動物の上端部と前記第2可動物の上端部を収納する収納部を有し、
    前記収納部に収納される前記第2可動物の上端部は、前記第1可動物の上端部によって被覆される状態で収納されることを特徴とする請求項1に記載の演出機構。
  3. 前記第1移動許容手段は、前記第1可動物及び前記第2可動物を水平方向に移動させるガイドレール部であり、
    前記第2移動許容手段は、前記第2可動物をカーブ状に移動させる湾曲ガイドレール部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の演出機構。
  4. 前記演出機構は所定の演出画像を表示する表示部を有し、
    前記第1可動物は、前記表示部の前方を前記第1の方向へ移動し、
    前記第2可動物は、前記表示部の前方を前記第1の方向及び前記第2の方向へ移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の演出機構。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の演出機構を備えたことを特徴とする遊技機。
  6. 前記第1可動物及び前記第2可動物は、所定の作動条件を満たす遊技時に移動することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
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