JP2010213874A - 遊技機 - Google Patents

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直孝 石岡
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Abstract

【課題】可動役物の大型化を抑制しつつ、可動役物の斬新な動作を実現でき、遊技興趣を高めることができる遊技機を提供する。
【解決手段】第1アーム部材案内手段208及び第2アーム部材案内手段210の第1案内領域では、可動役物本体部材202が第1アーム部材216によって第1移動領域を所定の方向に移動すると同時に、可動役物連動部材204が第2アーム部材222によって第1移動領域を可動役物本体部材202の移動方向と同じ方向に移動し、第1アーム部材案内手段208及び第2アーム部材案内手段210の第2案内領域では、可動役物本体部材202が第1アーム部材216によって第2移動領域を所定の方向に移動すると同時に、可動役物連動部材204が第2アーム部材222によって第2移動領域を可動役物本体部材202の移動方向と異なる方向に移動する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機に関する。
従来のパチンコ機の中には、キャラクタである人形が演出図柄表示装置の右側から左側に移動する可動役物を備えたものがある。この可動役物は、通常時に隠れていた人形が所定条件成立時にいきなり右側から出現して左側に移動するものである(下記特許文献1参照)。これにより、遊技者は、通常時には人形を確認することができず、所定条件成立時のみ右側から左側に移動する人間を確認することができるため、遊技者に有利な遊技の到来を予想でき、遊技興趣を高めることができる。
特開2003−236086号公報
ところで、上記従来技術のパチンコ機は、通常時に隠れていた可動役物が所定条件成立時にいきなり右側から出現して左側に移動するものである。このような可動役物の水平方向の単純な移動は、ある程度、遊技者に予測可能になり、また、可動役物の移動軌跡も単調なものになる。この結果、遊技性を高めるまでには至らない問題がある。
また、左右方向に移動する可動役物を搭載する場合には、可動役物が大型化する問題がある。すなわち、左右方向という1次元の移動で完結する可動役物を目立たせるためには、可動役物をある程度大型化しないと遊技者に注目されないため、可動役物を駆動させる駆動源を大型化したり、可動役物の設置スペースを大きく設けたりする必要がある。しかしながら、可動役物やその駆動源の大型化は、もともとスペースに余裕がない遊技領域(演出図柄表示装置近傍)に可動役物やその駆動源を設けているため、非常に困難になる。
そこで、本発明は、可動役物の大型化を抑制しつつ、可動役物の斬新な動作を実現でき、遊技興趣を高めることができる遊技機を提供することを目的とする。
第1発明は、遊技盤に設けられた所定の入球口に遊技球が入球することを契機として演出図柄を変動表示する演出図柄表示装置を備えた遊技機であって、前記演出図柄表示装置の近傍に出没する可動役物と、前記可動役物を移動させるアーム部材と、前記アーム部材の移動を案内するアーム部材案内手段と、を備え、前記可動役物は、可動役物本体部材と、前記可動役物本体部材に連動可能な可動役物連動部材と、を有し、前記アーム部材は、前記可動役物本体部材を移動させる第1アーム部材と、前記可動役物連動部材を移動させる第2アーム部材と、を有し、前記アーム部材案内手段は、前記第1アーム部材を所定の方向に案内する第1アーム部材案内手段と、前記第2アーム部材を前記第1アーム部材の案内方向と同じ方向又は異なる方向に案内する第2アーム部材案内手段と、を有し、前記第1アーム部材案内手段及び前記第2アーム部材案内手段の第1案内領域では、前記可動役物本体部材が前記第1アーム部材によって第1移動領域を所定の方向に移動すると同時に、前記可動役物連動部材が前記第2アーム部材によって前記第1移動領域を前記可動役物本体部材の移動方向と同じ方向に移動し、前記第1アーム部材案内手段及び前記第2アーム部材案内手段の第2案内領域では、前記可動役物本体部材が前記第1アーム部材によって第2移動領域を所定の方向に移動すると同時に、前記可動役物連動部材が前記第2アーム部材によって前記第2移動領域を前記可動役物本体部材の移動方向と異なる方向に移動することを特徴とする。
第1発明によれば、第1アーム部材案内手段及び第2アーム部材案内手段の第1案内領域では、可動役物本体部材が第1アーム部材によって第1移動領域を所定の方向に移動すると同時に、可動役物連動部材が第2アーム部材によって第1移動領域を可動役物本体部材の移動方向と同じ方向に移動する。第1アーム部材案内手段及び第2アーム部材案内手段の第2案内領域では、可動役物本体部材が第1アーム部材によって第2移動領域を所定の方向に移動すると同時に、可動役物連動部材が第2アーム部材によって第2移動領域を可動役物本体部材の移動方向と異なる方向に移動する。このように、可動役物本体部材と可動役物連動部材とが所定のタイミングで同じ方向に移動したり、異なる方向に移動したりすることなり、可動役物本体部材と可動役物連動部材との相対的な動作を実現することができる。これにより、可動役物の動作が斬新なものになり、それに伴い遊技者が可動役物に注目するため、可動役物を目立たせるために大型化させる必要も生じない。この結果、可動役物を大型化することなく、可動役物による斬新な動作に基づいて遊技性を高めることができる。
第2発明は、第1発明において、前記第1アーム部材案内手段は、前記可動役物本体部材の前記第1移動領域及び前記第2移動領域を決定するための本体部側溝部であり、前記第2アーム部材案内手段は、前記可動役物連動部材の前記第1移動領域を決定するための第1連動部側溝部と、前記可動役物連動部材の前記第2移動領域を決定するための第2連動部側溝部と、で構成され、前記可動役物本体部材が前記本体部側溝部の前記第1案内領域に相当する部位を移動する場合に、前記可動役物連動部材が前記第1連動部側溝部を移動して前記可動役物本体部材の移動軌跡と同じ移動軌跡を実現し、前記可動役物本体部材が前記本体部側溝部の前記第2案内領域に相当する部位を移動する場合に、前記可動役物連動部材が前記第2連動部側溝部を移動して前記可動役物本体部材の移動軌跡と異なる移動軌跡を実現することを特徴とする。
第2発明によれば、可動役物本体部材が本体部側溝部の第1案内領域に相当する部位を移動する場合に、可動役物連動部材が第1連動部側溝部を移動して可動役物本体部材の移動軌跡と同じ移動軌跡を実現する。また、可動役物本体部材が本体部側溝部の第2案内領域に相当する部位を移動する場合に、可動役物連動部材が第2連動部側溝部を移動して可動役物本体部材の移動軌跡と異なる移動軌跡を実現する。このように、各アーム部材案内手段を各溝部で構成するだけで、可動役物本体部材と可動役物連動部材の複雑かつ斬新な動作を実現することができる。この結果、可動役物の斬新な動作の実現を維持しつつ、可動役物の大型化を阻止することができる。
第3発明は、第2発明において、前記第2連動部側溝部は、前記第1連動部側溝部に連続して形成される連続溝部と、前記第1アーム部材側に形成され前記可動役物本体部材と連動する独立溝部と、で構成されることを特徴とする。
第3発明によれば、第2連動部側溝部は、連続溝部と独立溝部の2つの溝部で構成されているため、可動役物連動部材の第2移動領域における移動を2点で支持して案内することができる。これにより、可動役物連動部材の重量が大きい場合でも、可動役物連動部材の第2移動領域におけるダイナミックな移動動作を円滑かつ確実に実行させることができる。また、独立溝部が第1アーム部材側に形成されているため、常に、可動役物本体部材の移動を基準とした可動役物連動部材の移動を確保することができる。この結果、可動役物本体部材の可動役物連動部材に対する相対移動を容易に実現することができる。
本発明によれば、可動役物の大型化を抑制しつつ、可動役物の斬新な動作を実現でき、遊技興趣を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係る遊技機の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の遊技盤の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置の一部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の電子制御装置を構成するサブ制御基板を説明するための説明図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動役物が初期状態の位置にあるときの正面図である。 図5の背面図(裏面図)である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動役物が第1移動領域を移動した後の位置にあるときの正面図である。 図7の背面図(裏面図)である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動役物が第2移動領域を移動した後の位置にあるときの正面図である。 図9の背面図(裏面図)である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動役物が初期状態の位置にあるときの演出図柄表示装置の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動役物が第1移動領域を移動した後の位置にあるときの演出図柄表示装置の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動役物が第2移動領域を移動した後の位置にあるときの演出図柄表示装置の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る遊技機の可動役物が第2移動領域を移動した後の位置にあり、かつ演出LED群が発光しているときの演出図柄表示装置の正面図である。 本発明の第2実施形態に係る遊技機の可動役物が第2移動領域を移動した後の位置にあるときの背面図(裏面図)である。 本発明の第2実施形態に係る遊技機の可動役物に取り付けられた錘の力学状態を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機の可動役物の第1アーム部材に取り付けられた軸部の部分的な断面図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機の可動役物の第1アーム部材に取り付けられた軸部の変形例の部分的な断面図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機の可動役物の第2アーム部材の第1リンク部材に取り付けられている軸部の部分的な断面図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機の可動役物の第2アーム部材の第1リンク部材に取り付けられている軸部の変形例の部分的な断面図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機の可動役物の第2アーム部材の第2リンク部材に取り付けられている軸部の部分的な断面図である。 本発明の第3実施形態に係る遊技機の可動役物の第2アーム部材の第2リンク部材に取り付けられている軸部の変形例の部分的な断面図である。 本発明の第4実施形態に係る遊技機の可動役物の第1アーム部材に取り付けられた軸部の部分的な断面図である。 本発明の第4実施形態に係る遊技機の可動役物の第2アーム部材の第1リンク部材に取り付けられている軸部の部分的な断面図である。 本発明の第4実施形態に係る遊技機の可動役物の第2アーム部材の第2リンク部材に取り付けられている軸部の部分的な断面図である。 (A)は、本発明の第5実施形態に係る遊技機の可動役物が第1移動領域から第2移動領域を移動するときの前後の位置を示した作用図であり、(B)は、本発明の第5実施形態に係る遊技機の可動役物が第2移動領域から第1移動領域を移動するときの前後の位置を示した作用図である。
本発明の第1実施形態に係る遊技機について説明する。なお、以下の実施形態では、遊技機として、パチンコ機を一例に挙げて以下説明する。
図1に示すように、第1実施形態に係るパチンコ機(遊技機)10の前面部には、主として、外枠12と、内枠14と、前面枠16と、上皿部18と、下皿部20と、施錠装置22と、発射ハンドル24などが設けられている。
外枠12は、木製の板状体を略長方形の額縁状に組立て固着したものである。内枠14は、全体がブラスチック製で、外枠12に対して開閉可能に軸支されている。また、内枠14の右端中央からやや下方には、施錠装置22が設けられている。
前面枠16は、本発明の前面扉の一具体例を示すもので、パチンコ機10の前面部全体の約2/3のサイズを占め、内枠14の左端に開閉可能となるように軸支されている。また、前面枠16は、全体がプラスチック製であり、遊技盤26(図2参照)を前方から視認するべく、遊技盤26に形成された遊技領域28(図2参照)の形状に対応して略円形に形成された開口部30を有している。また、前面枠16の裏面には、ガラス板32がガラス枠(図示省略)によって取り付けられている。そして、遊技者を基準とすれば、遊技盤26に形成された遊技領域28はガラス板32の後方に位置するようになっている。
前面枠16の下方側には、上皿部18が設けられている。この上皿部18には、演出ボタン40と、球貸操作部155と、がそれぞれ設けられている。
上皿部18の下方側には、下皿部20が設けられている。また、下皿部20の右下方側には、遊技球を発射させるための発射ハンドル24が設けられている。この発射ハンドル24には、発射レバー44と、発射停止ボタン46がそれぞれ設けられている。
下皿部20の左右下方側には、所定の効果音を出力するための各サブスピーカ48がそれぞれ設けられている。
内枠14には、遊技領域28の形状に合致した開口部(図示省略)が形成されている。この内枠14の内側面には、遊技盤26が取り付けられる。これにより、遊技者は、遊技盤26の遊技領域28を内枠14の開口部及び前面枠16の開口部30を通して視認することができる。
パチンコ機10の正面左側には、球貸装置154が設けられている。本実施形態では、球貸装置154として、CRユニットが適用されている。この球貸装置154には、プリペイドカードを挿入するカード挿入口157が形成されている。なお、球貸装置154として、現金ユニットを設けた構成でもよい。この現金ユニットには、カード挿入口157に替えて、現金を入れるための現金投入口(図示省略)が形成されている。
球貸操作部155には、球貸しを要求するための球貸スイッチ(貸出操作手段)156、カード挿入口157に挿入されたプリペイドカードの返却を要求するための返却スイッチ158と、がそれぞれ設けられている。
例えば、球貸装置154のカード挿入口157にプリペイドカードを挿入すると、プリペイドカードの記憶情報が球貸装置154内部のカードリードライタにより読み取られる。プリペイドカードの残り度数が「0」である場合には、カード挿入口157から自動的にプリペイドカードが返却される。一方、プリペイドカードの残り度数が「0」でない場合には、球貸スイッチ156を押圧操作すると、カードリードライタによりプリペイドカードの残り度数が減算されてプリペイドカードの記憶情報が書き換えられると共に、その減算された度数(貸出金額)に対応する個数が引かれて、遊技球(貸球)が払出装置161(図3参照)から上皿部18に案内される。このとき、例えば、プリペイドカードの残り度数が減算されて「0」となった場合には、カード挿入口157から自動的にプリペイドカードが返却される。
なお、球貸装置154として現金ユニットを用いる構成では、球貸装置の現金投入口に現金を投入すると、現金が球貸装置内部のキャッシュカウンタによりカウントされる。投入金額が所定の額に到達した後、球貸スイッチを押圧操作すると、キャッシュカウンタにより投入金額が減額されていくとともに、その減額された金額(貸出金額)に対応する個数が引かれて、遊技球(貸球)が払出装置161(図3参照)から上皿部18に案内される。
次に、遊技盤26の表面構造について説明する。
図2に示すように、遊技盤26は、内枠14に保持されるとともに、裏機構盤によりその背面側が覆われている。遊技盤26には、遊技盤26の表面に設けられた外レール50と内レール52とにより略円形状の遊技領域28が形成されている。遊技領域28の内部には、主として、始動口56Bと、センター役物64と、ワープ入球口58と、多数の障害釘60等と、がそれぞれ配設されている。
センター役物64は、遊技領域28の略中央部に配置されており、主として、演出図柄表示装置62と、演出図柄表示装置62の周囲に配置された装飾役物65と、演出LED群178と、ランプ類66と、を備えている。
演出図柄表示装置62は、主制御基板102(図3参照)やサブ制御基板106(図3参照)からの制御信号に基づいて表示制御されており、略長方形状の表示面(表示領域)62Aを有している。この表示面62A上には、特別図柄の演出図柄が表示される。具体的には、演出図柄表示装置62の表示面62A上には、1又は複数の演出図柄を所定の方向に次々と変動させながら表示した後、停止表示する演出図柄表示領域が形成されている。すなわち、左演出図柄を表示する左演出図柄表示領域、中央演出図柄を表示する中央演出図柄表示領域、及び右演出図柄を表示する右演出図柄表示領域が、略横一列となる配置方向に沿って並んで形成されている(それぞれ図示省略)。各演出図柄表示領域は、これらの表示領域の配置方向と略直交する方向(上下方向)に図柄変動方向が設定されており、その方向に複数の演出図柄が順次表示されていく。
演出図柄表示装置62は、遊技球が始動口56Bに入球することにより、その表示面の表示領域に表示される各演出図柄をそれぞれ変動させて停止表示させるものである。そして、例えば、演出図柄が「7、7、7」の3桁同一図柄で揃って停止表示(確定表示)すると、変動入賞装置80に配設された大入賞装置84の大入賞口86が開放される。本実施形態のパチンコ機10では始動口56Bに遊技球が入球すると、各演出図柄がそれぞれ変動され、演出図柄が3桁同一図柄で揃うことにより、「大当り」という特定価値を付与するものである。
ここで、本実施形態のパチンコ機10では、例えば、大当りとして2種類のものが予め設定されている。具体的には、「7、7、7」などの同一の奇数数字の演出図柄が3桁揃うことにより成立する確変大当りがある。また、「8、8、8」などの同一の偶数数字の演出図柄が3桁揃うことにより成立する通常大当りがある。
確変大当り及び通常大当りは、比較的多くのラウンド数(例えば、15ラウンド)を有し、大入賞口86の開放時間が約26秒間である大当りである。このため、賞球数が比較的多くなる。なお、各大当りでは、大入賞口86に所定数(例えば、10個)の遊技球が入球するか、あるいは所定数(例えば、10個)の遊技球が入球しなくても所定時間(例えば、26秒間)が経過したときに大入賞口86が閉じられて1ラウンドが終了する。
確率変動状態は、大当り(確変大当り及び通常大当りの2種類の大当りを意味する)に移行する確率が予め定められた高確率となる状態である。また、開放時間延長状態は、始動口56Bの開放時間が通常よりも延長される状態である。例えば、通常の開放時間は、約0.1秒間であるのに対して、開放時間延長状態では、約4秒間に延長される。なお、始動口56Bは、普通図柄の抽選に当選することにより開放するもので、普通電動役物として機能する。
確変大当りの後は、大当りに移行する確率が、通常遊技状態と比べ予め定められた高確率となる、特別図柄の確率変動状態になる。そして、次回大当りが発生するまでの間か、あるいは規定回数(例えば、10000回)の特別図柄の変動表示が行われるまでの間、特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ始動口56Bの開放延長機能が作動する。また、通常大当りの後は、大当りに移行する確率が通常遊技状態と同一の予め定められた低確率状態となるとともに、規定回数(例えば、100回)だけ特別図柄及び普通図柄の変動時間が短縮され、かつ始動口56Bの開放延長機能が作動する時短遊技状態となる。
センター役物64は、演出図柄表示装置62の前面周辺部に突設して装着されている。センター役物64は、可動する一対の翼片部64Aを有している。この翼片部64Aの可動によりワープ入球口58の開口面積が変化する。
遊技領域28の左下方側には、主制御基板102からの制御信号に基づいて識別図柄(特別図柄の識別図柄及び普通図柄の識別図柄を意味する)を表示制御する7セグ表示基板(識別図柄表示装置)68が配置されている。この7セグ表示基板68は、特別図柄の識別図柄を表示する7セグメント表示器70と、4個の普通図柄保留表示LED72と、4個の特別図柄保留表示LED74と、普通図柄の識別図柄を表示する2個の普通図柄表示LED76と、を有している。
ここで、確変大当りした場合では、7セグメント表示器70には、予め定められた識別図柄(例えば、奇数の数字からなる確変大当り図柄)が停止表示される。また、通常大当りした場合では、7セグメント表示器70には、予め定められた別の識別図柄(例えば、偶数の数字からなる通常大当り図柄)が停止表示される。
演出図柄表示装置62の左側には、普通図柄作動ゲート78が配置されている。この普通図柄作動ゲート78の内部には、ゲートスイッチ124(図3参照)が配設されている。これにより、遊技球が普通図柄作動ゲート78を通過すると、ゲートスイッチ124が作動して、7セグ表示基板68の普通図柄表示LED76が変動表示される。
各普通図柄保留表示LED72及び各特別図柄保留表示LED74は、4個の丸形の赤色LEDで構成されており、7セグメント表示器70の左右両側に近接して配置されている。これは、普通図柄作動ゲート78を通過した遊技球の数を4個まで普通図柄の保留とし、通過ごとに順次点灯しシフト表示するものである。また、始動口56Bに入球した遊技球の数も4個まで特別図柄の保留とし、入球ごとに順次点灯しシフト表示するものである。7セグメント表示器70の変動表示が開始する度に、未始動回数が消化され、1個の特別図柄保留表示LED74は消灯される。また、普通図柄も普通図柄表示LED76の変動表示が開始するたびに、未始動回数が消化され、1個の普通図柄保留表示LED72が消灯される。そして、7セグメント表示器70に予め定められた大当り図柄が停止表示されると大当りが発生し、大入賞口86が開放状態となる。また、2個の普通図柄表示LED76が予め定められた表示態様(当り図柄)で停止表示されると、普通図柄当りが発生し、始動口56Bが開放状態となる。なお、7セグメント表示器70にて表示される特別図柄の識別図柄と、演出図柄表示装置62にて表示される特別図柄の演出図柄とは、同一の遊技結果(抽選結果)を示すものである。
始動口56Bは、演出図柄表示装置62の下方に離れて配置されているものであり、いわゆるチューリップ式で一対の翼片部材56Aが開閉するように形成されている。その内部には、遊技球の通過を検知する始動口スイッチ120(図3参照)と、翼片部材56Aを作動させるための始動口ソレノイド130(図3参照)と、がそれぞれ備えられている。この一対の翼片部材56Aが左右に開くと始動口56Bの開放面積が大きくなって遊技球の入球可能性が大きくなる開放状態となり、一対の翼片部材56Aが閉じその離間距離が小さくなると始動口56Bの開放面積が小さくなって遊技球の入球の可能性が小さくなる通常状態となる。
変動入賞装置80は、始動口56Bの下方に配置されており、大入賞装置84を備えている。ここで、大入賞装置84は、略中央に配置されており、帯状に開口された大入賞口86と、この大入賞口86を開放又は閉鎖する開閉板88と、この開閉板88を開閉するための大入賞口ソレノイド132(図3参照)と、入賞球を検知するカウントスイッチ126(図3参照)と、を備えている。
センター役物64の左側下方部には、風車63が配置されている。さらに、遊技領域の左側下方部及び右側下方部には、一対のサイドランプ90がそれぞれ配置されている。
遊技盤26の下方にはアウト口92が設けられており、このアウト口92の下部にはバック球防止部材94が設けられている。このバック球防止部材94は、遊技領域28に到達せず戻ってきた遊技球が再び発射位置に戻ることを防止している。また、内レール52の先端部には、ファール球防止部材96が取り付けられている。
ここで、本発明の要部である可動役物の構成について詳細に説明する。
図5乃至図10に示すように、可動役物200は、可動役物本体部材を構成するフィギュア部材202と、可動役物本体部材と連動する可動役物連動部材を構成するハンマー部材204と、で構成されている。フィギュア部材202は、樹脂製で、所定のキャラクタを表現したものである。また、ハンマー部材204は、樹脂製で、フィギュア部材202の一道具という位置付けられるものであり、柄部204Aと、柄部204Aの先端部に取り付けられた錘部204Bと、で構成されている。錘部204Bの内部には、樹脂で充填されており、所定の重量を有している。このハンマー部材204の錘部204Bは、フィギュア部材202の上方に位置しており、可動役物200全体の重心が高い位置に設定されている。また、フィギュア部材202は、ハンマー部材204の柄部204Aを把持するように構成されている。
なお、可動役物本体部材は、フィギュア部材202に限定されるものではなく、また、可動役物連動部材は、ハンマー部材204に限定されるものではないが、本実施形態では、それらの一例として上げて説明する。
可動役物200は、ベース部材206に移動可能に支持されるようにして設けられている。このベース部材206は、遊技盤26に取り付けられるものである。ベース部材206の一部には、フィギュア部材202の移動動作を可能にする本体部側湾曲溝部208が形成されている。本体部側湾曲溝部208は、所定の曲率を持った所定の円弧長を描く円弧状の溝部に形成されている。本体部側湾曲溝部208の上端部と下端部とは遊技者から見て(正面視にて)上下方向に延びる直線上に位置しており、中間部が遊技者から見て(正面視にて)右側に位置している。このため、本体部側湾曲溝部208は、遊技者から見て(正面視にて)右側に凸状となるように形成されている。本体部側湾曲溝部208は、本発明の第1アーム部材案内手段の一実施例であり、フィギュア部材202の第1移動領域及び第2移動領域を決定するための機能を有している。このため、本体部側湾曲溝部208は、フィギュア部材202の第1移動領域及び第2移動領域を決定するような円弧長や曲率が設定されている。すなわち、本体部側湾曲溝部208は、フィギュア部材202が第1移動領域を移動するときに第1アーム部材216の軸部218が通過する第1案内領域208Aと、フィギュア部材202が第2移動領域を移動するときに第1アーム部材216の軸部218が通過する第2案内領域208Bとして機能する。
また、ベース部材206の一部には、ハンマー部材204の移動動作を可能にする連動部側溝部210が形成されている。ここで、連動部側溝部210は、本発明の第2アーム部材案内手段の一実施例であり、ハンマー部材204の第1移動領域及び第2移動領域を決定するための機能を有している。具体的には、連動部側溝部210は、ハンマー部材204の第1移動領域を決定するための第1連動部側溝部210Aと、ハンマー部材204の第2移動領域を決定するための第2連動部側溝部210Bと、で構成されている。
第1連動部側溝部210Aは、所定の曲率を持った所定の円弧長を描く円弧状(湾曲状)の溝部に形成されている。第1連動部側溝部210Aの曲率は、本体部側湾曲溝部208の曲率と略同一であり、第1連動部側溝部210Aの円弧長は、本体部側湾曲溝部208の円弧長よりも短くなるように設定されている。また、第1連動部側溝部210Aは、本体部側湾曲溝部208に対して遊技者から見て(正面視にて)前後方向に沿って重複するように構成されている。換言すれば、第1連動部側溝部210Aは、本体部側湾曲溝部208の一部の形状及び大きさと同じ形状及び大きさに設定されている。また、第1連動部側溝部210Aは、ハンマー部材204が第1移動領域を移動するときに第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部224が通過する第1案内領域212として機能する。
第2連動部側溝部210Bは、第1連動部側溝部210Aに連続して形成される連続溝部210B1と、後述の第1アーム部材216側に形成されフィギュア部材202と連動する独立溝部210B2と、で構成されている。すなわち、連続溝部210B1は、第1連動部側溝部210Aの上端部から斜め上方に向って傾斜した傾斜溝である。また、独立溝部210B2は、第1連動部側溝部210A(続溝部210B1)とは独立した溝部であり、所定の曲率を持った所定の円弧長を描く湾曲状溝である。独立溝部210B2の曲率は、第1連動部側溝部210A及び本体部側湾曲溝部208の曲率と略同一であり、その円弧長は、本体部側湾曲溝部208の円弧長よりも短くなるように設定されている。
なお、第2連動部側溝部210Bは、ハンマー部材204が第2移動領域を移動するときに第2アーム部材222が通過する第2案内領域214として機能する。さらに具体的には、第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1は、ハンマー部材204が第2移動領域を移動するときに第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部が通過する第2案内領域214として機能し、独立溝部210B2は、ハンマー部材204が第2移動領域を移動するときに第2アーム部材222の第1リンク部材222Aの軸部226が通過する第2案内領域214として機能する。
フィギュア部材202には、第1アーム部材216が取り付けられている。第1アーム部材216は、本体部側湾曲溝部208に沿って移動することにより、フィギュア部材202の動作を実現するものである。具体的には、第1アーム部材216が本体部側湾曲溝部208に沿って所定の円弧長にわたる円運動をすることにより、フィギュア部材202は、所定の円弧長にわたる円運動を実現する。このため、第1アーム部材216が本体部側湾曲溝部208に沿って一方向の円運動を行うことによりフィギュア部材202が遊技者の前に出現し、第1アーム部材216が本体部側湾曲溝部208に沿って反対方向の円運動を行うことによりフィギュア部材202が遊技者の前から消えることになる。
第1アーム部材216の下部には、後述する第2ギア部材228が取り付けられている。第2ギア部材288が軸回りに回転すると、第2ギア部材288の回転運動と共に、第1アーム部材216も回転運動を行う。本実施形態では、第2ギア部材288は、初期位置から軸回り一方側に所定の時間だけ回転した後、軸回り他方側(反対側)に所定の時間だけ回転して初期位置に戻る。このため、第1アーム部材216も同様にして、初期位置から軸回り一方側に所定の時間だけ回転した後、軸回り他方側(反対側)に所定の時間だけ回転して初期位置に戻るように移動動作を行う。この結果、フィギュア部材202が演出図柄表示装置62の前方に出現したり、演出図柄表示装置の前方から退避して隠れることが可能になる。このようにして、演出図柄表示装置の前方において、フィギュア部材202の出没動作が実現される。
第1アーム部材216の中間部には、本体部側湾曲溝部208を貫通する軸部218が取り付けられている。この軸部218の外周面は、本体部側湾曲溝部208の縁部(溝部の内面)と常に接触している。また、軸部218の軸方向両端部には、軸部218の径よりも大きな径の拡径部220が設けられている。このため、第1アーム部材216をベース部材206の前後方向に位置決めすることができ、第1アーム部材216の軸部218が本体部側湾曲溝部208から離脱してしまうことを防止できる。なお、第1アーム部材216が本体部側湾曲溝部208を移動するときに、拡径部220とベース部材206との間には所定の摩擦力が発生するが、拡径部220とベース部材206との位置関係(寸法設計)は、第1アーム部材216が本体部側湾曲溝部208を移動するときに支障にならない範囲に設定されている。
第1アーム部材216の上部には、フィギュア部材202が取り付けられている。このため、フィギュア部材202は、第1アーム部材216の動作に連動する。また、第1アーム部材216の上部であってフィギュア部材202の取付部位の近傍には、上述した独立溝部210B2が形成されている。このため、独立溝部210B2は、第1アーム部材216の動作に連動して移動する。
ハンマー部材204には、第2アーム部材222が取り付けられている。第2アーム部材222は、第1リンク部材222Aと、第2リンク部材222Bと、で構成されている。第1リンク部材222Aの下端部は、所定の方向に曲がった屈曲部になっている。第1リンク部材222Aの上端部は、フィギュア部材202の上部(例えば、頭部など)に取り付けられている。ここで、第1リンク部材222Aの上端部のフィギュア部材202の上部に対する取付構造は、フィギュア部材202の上部に軸部232が取り付けられ、この軸回りに回転可能となるように第1リンク部材222Aの上端部が取り付けられている。このため、第1リンク部材222Aの上端部は、フィギュア部材202の上部に対して軸部232の軸回りに回転することができる。また、第1リンク部材222Aの上部近傍には、ハンマー部材204の柄部204Aが接続固定されている。また、第1リンク部材222Aの下端部には、独立溝部210B2を貫通する軸部226が取り付けられている。この軸部226の外周面は、独立溝部210B2の縁部と常に接触している。
第2リンク部材222Bは、第1リンク部材222Aの下端部に取り付けられた軸部226に接続されている。なお、第2リンク部材222Bの一方側端部は、軸部226の軸回りに回転可能になっている。また、第2リンク部材222Bの他方側端部には、軸部224が取り付けられている。この軸部224の外周面は、第2リンク部材222Bの位置に基づき、第1連動部側溝部210A又は連続溝部210B1のいずれかの一方の縁部(溝部の内面)と常に接触している。また、軸部224の軸方向一方側端部には、軸部224の径よりも大きな径の拡径部234が取り付けられている。第2リンク部材222Bの軸方向他方側端部に取り付けられた軸部224は、第1連動部側溝部210Aと、第2連動部側溝部210Bを構成する連続溝部210B1と、を貫通するように構成されている。このため、第2アーム部材222をベース部材206の前後方向に位置決めすることができ、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aの軸部226が独立溝部210B2から離脱してしまうことを防止でき、第2リンク部材222Bの軸部224が第1連動部側溝部210A及び第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1から離脱してしまうことを防止できる。なお、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの位置関係(寸法設定)は、第2アーム部材222が第1連動部側溝部210A及び第2連動部側溝部210Bを移動するときに支障にならない範囲に設定されている。
ベース部材206には、駆動源となる駆動モータ176が取り付けられている。駆動モータ176は、装飾駆動基板114(図3及び図4参照)と電気的に接続されている。駆動モータ176は、サブ制御基板106から装飾駆動基板114を経て受信した駆動信号に基づいて駆動制御が実行される。
ベース部材206には、第1ギア部材230が軸回りに回転可能となるように取り付けられている。第1ギア部材230は、駆動モータ176の駆動軸176Aに取り付けられたギア部(図示省略)と噛み合っており、駆動モータ176の駆動力が第1ギア部材230に伝達されるようになっている。このため、駆動モータ176の駆動力が第1ギア部材230に伝達されると、第1ギア部材230は軸回りに回転する。なお、第1ギア部材230がギア部材を介して駆動モータ176の駆動軸176Aと機械的に接続しているのは、駆動軸176Aの軸回転の速度を減速させるためである。減速用のギア部材は、1つのギア部材で構成してもよいし、複数のギア部材を噛み合わせて構成してもよい。
ベース部材206には、第2ギア部材228が軸回りに回転可能となるように取り付けられている。第2ギア部材228は、第1ギア部材230と噛み合っており、駆動モータ176の駆動力が第1ギア部材230を介して第2ギア部材に伝達されるようになっている。第2ギア部材228の径は、第1ギア部材230の径よりも大きくなるように設定されており、第1ギア部材230は、第2ギア部材228の減速用ギア部材として機能している。このため、駆動モータ176の駆動力が第2ギア部材228に伝達された場合には、第2ギア部材228は、低速度で回転することが可能になる。
なお、ベース部材206は、装飾役物65の内部に収納されており、外部に露出していない。このため、遊技者は、遊技中に、ベース部材206を視認することはできない。
次に、パチンコ機10を構成する電子制御装置について説明する。
図3及び図4に示すように、電子制御装置は、主制御基板102と、払出制御基板104と、サブ制御基板106と、発射制御基板108と、を備えている。
主制御基板102は、CPU102Aと、ROM102Bと、を備えている。主制御基板102のCPU102Aは、ROM102Bに記憶されたデータに基づいて、始動口ソレノイド130、大入賞口ソレノイド132、識別図柄表示装置134及びサブ制御基板106をそれぞれ制御する。また、主制御基板102のCPU102Aは、遊技全体を司り主として当否判定などの遊技状態を判断するものである。
特に、CPU102Aは、始動口56Bへの遊技球の入球を契機として、大当り抽選処理(特別遊技抽選処理)を実行し、任意の乱数(特別図柄当否判定乱数)を用いて当否を判定する機能を備えている。また、特別図柄の当否判定の実行に伴って、CPU102Aは、特別図柄(識別図柄)の変動パターン(変動時間)を決定する機能も備えている。
この識別図柄の変動パターンは、演出図柄表示装置62に表示される各演出図柄の演出パターン(遊技演出)に対応するもので、CPU102Aが行う「識別図柄の変動パターンの決定」は、「演出図柄の演出パターン(遊技演出)の決定」に相当する。そして、特別図柄(識別図柄)の変動パターン(演出図柄の演出パターン)が決定されると、7セグメント表示器70で特別図柄(識別図柄)の変動表示が開始されるとともに、演出図柄表示装置62で演出図柄の変動表示が開始され、決定された変動パターンにより特定される変動時間が経過すると、特別図柄および演出図柄が停止表示され、その停止表示された演出図柄の図柄組み合わせ態様により、特別図柄の当否判定結果(大当り抽選結果)が遊技者に報知される。なお、演出図柄表示装置62は、遊技盤26の表面(盤面)略中央に、遊技者の視野に入り易い状態で配置される。一方、7セグメント表示器70は、遊技盤26の表面(盤面)の端部(本実施形態では盤面左側端部)に、遊技者の視野に入り難い状態で配置される。このことから、遊技者は演出図柄表示装置62の表示内容に注目して遊技を行うのが一般的である。
そして、CPU102Aは、上述した演出図柄の変動表示及び停止表示の制御を行うサブ制御基板106、及び遊技盤面に設けられた各種入賞口に遊技球が入球することで発生する賞球の払い出し制御を行う払出制御基板104を直接的に制御する。また、主制御基板102のCPU102Aは、演出表示基板110、アンプ基板112、装飾駆動基板114及び演出ボタン基板116をサブ制御基板106を介して間接的に制御する。
主制御基板102のROM102Bには、CPU102Aにより実行される遊技全体の制御を実現するためのプログラムが記憶されている。
主制御基板102は、中継端子板118を介して、始動口スイッチ120と、大入賞口スイッチ122と、ゲートスイッチ124と、カウントスイッチ126と、にそれぞれ電気的に接続されている。
主制御基板102は、中継端子板128を介して、始動口ソレノイド130と、大入賞口ソレノイド132と、識別図柄表示装置134と、にそれぞれ電気的に接続されている。なお、7セグ表示基板68は、識別図柄表示装置134の一実施形態である。
払出制御基板104は、中継端子板136を介して、ガラス枠スイッチ138と、外部タンクスイッチ140と、タンクスイッチ142と、にそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、中継端子板144を介して、エラーLED146に電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、下皿満タンスイッチ148に電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、中継端子板150を介して、球貸表示基板152と、球貸装置(CRユニット)154と、にそれぞれ電気的に接続されている。
なお、球貸表示基板152には、球貸スイッチ156と、返却スイッチ158と、がそれぞれ電気的に接続されている。また、払出制御基板104は、中継端子板160を介して、払出モータ162を備えた払出装置161と払出スイッチ164とにそれぞれ電気的に接続されている。さらに、払出制御基板104は、主制御基板102と発射制御基板108とにそれぞれ電気的に接続されている。
図3及び図4に示すように、サブ制御基板106は、演出表示基板110と、アンプ基板112と、装飾駆動基板114と、演出ボタン基板116と、にそれぞれ電気的に接続されている。
サブ制御基板106は、主制御基板102からの制御信号に基づいて遊技の演出の制御を司るものである。また、サブ制御基板106は、CPU106Aと、ROM106Bと、を備えている。
サブ制御基板106のCPU106Aは、主制御基板102からの制御信号を受けて演出表示基板110、アンプ基板112、装飾駆動基板114及び演出ボタン基板116などの各基板を制御する。
ROM106Bには、各基板の制御に必要なデータ(特に遊技の装飾に関する情報)が記憶されている。
図4に示すように、演出表示基板110には、演出表示装置166(62)と、演出表示ROM168と、がそれぞれ電気的に接続されている。この演出表示ROM168には、演出図柄表示装置62に変動表示及び停止表示される演出図柄のデータ(画像データ)が記憶されている。なお、演出図柄表示装置62は、演出表示装置166の一実施形態である。
アンプ基板112には、所定の効果音を出力する各種スピーカ170(48)が電気的に接続されている。なお、サブスピーカ48は、各種スピーカ170の一実施形態である。
装飾駆動基板114には、可動役物200を駆動させるための駆動モータ176と、各種LED・ランプ172(66)と、演出LED群178と、が電気的に接続されている。また、装飾駆動基板114は、サブ制御基板106からの制御信号を受けて各種LED・ランプ172(66)の発光制御を実行し、遊技の装飾に関する制御を行うものである。
ここで、装飾駆動基板114は、遊技状態に基づいて駆動モータ176の駆動を制御する。例えば、大当り遊技やリーチ遊技など、遊技者にとって有利な遊技状態に突入したときに、装飾駆動基板114が駆動モータ176を駆動して、装飾役物65に隠れていた可動役物200を出現させるようにする。また、遊技者にとって有利な遊技状態が終了して大当りの当選確率が通常の低い確率の遊技状態(通常遊技)に戻ったときに、装飾駆動基板114が駆動モータ176を駆動して、可動役物200を装飾役物65に隠れるように制御する。また、大当り遊技やリーチ遊技など、遊技者にとって有利な遊技状態に突入したときに、装飾駆動基板114が演出LED群178の発光制御を実行し、演出LED群178が所定の発光パターンに基づいて発光する。なお、ランプ類66は、各種LED・ランプ172の一実施形態である。
装飾駆動基板114のROM115には、駆動モータ176の駆動パターンや演出LED群178の発光パターンのプログラムが格納されている。演出LED群178の発光色として、例えば、黄色が適している。
演出ボタン基板116には、操作スイッチ174(40)が電気的に接続されている。なお、演出ボタン40は、操作スイッチ174の一実施形態である。
次に、本発明の第1実施形態のパチンコ機の作用及び効果について説明する。
なお、以下の作用効果では、遊技状態が通常遊技の状態(例えば、大当り遊技やリーチ遊技などの遊技者にとって有利な遊技状態ではない、大当りの当選確率が通常確率となる遊技と定義する)で、可動役物200が演出図柄表示装置62の近傍に位置する装飾役物65の内部に隠れて遊技者には視認することができない状態(図11参照)を基準に説明する。
(可動役物200の第1移動領域における出現移動動作)
図5乃至図8に示すように、例えば、遊技状態が上述した遊技者にとって有利な遊技状態になると、装飾駆動基板114が駆動モータ176を駆動制御し、また演出LED群178を発光制御する。
ここで、装飾駆動基板114が駆動モータ176を駆動制御すると、上述した通り、駆動モータ176の駆動力が第1アーム部材216に伝達される。駆動モータ176の駆動力が第1アーム部材216に伝達されると、第1アーム部材216が所定の円弧長にわたって回転運動する。このとき、第1アーム部材216の軸部218は、本体部側湾曲溝部208の第1案内領域208Aを移動する。これにより、第1アーム部材216と連動するフィギュア部材202も所定の円弧長にわたって円運動を実行する。このようにして、フィギュア部材202は、第1移動領域を移動する。
一方、第1アーム部材216の軸部218が本体部側湾曲溝部208の第1案内領域208Aを移動して、フィギュア部材202が第1移動領域を移動すると、ハンマー部材204がフィギュア部材202に取り付けられているため、ハンマー部材204は、フィギュア部材202と連動して移動する。ハンマー部材204が移動すると、ハンマー部材204に機械的に連結している第2アーム部材222も連動する。このとき、第2アーム部材222を構成する第2リンク部材222Bの軸部224が第1連動部側溝部210Aである第1案内領域212を移動する。また、第2アーム部材222を構成する第1リンク部材222Aの軸部226は、第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2を移動しない。すなわち、第2アーム部材222を構成する第1リンク部材222Aの軸部226は、第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2の初期位置の部位で停止した状態である。このようにして、ハンマー部材204は、第1移動領域を移動する。
ここで、本体部側湾曲溝部208の曲率と第1連動部側溝部210Aの曲率とが略同一に設定されているため、フィギュア部材202及びハンマー部材204が第1移動領域を移動する際に、第1アーム部材と第2アーム部材222とは同じ方向に移動する。このため、フィギュア部材202の移動方向とハンマー部材204の移動方向とが同じ方向になり、フィギュア部材202の移動軌跡とハンマー部材204の移動軌跡が略一致する。すなわち、フィギュア部材202の第1移動領域における移動動作とハンマー部材204の第1移動領域における移動動作とは、共に第2ギア部材228の回転軸を中心とした回転運動になる点で一致する。
以上のようにして、可動役物200が第1移動領域を移動する。可動役物200が第1移動領域を移動すると、図11及び図12に示すように、フィギュア部材202の頭部及びハンマー部材204(可動役物20の一部)が装飾役物65から出現して遊技者に視認可能になる。この可動役物200を遊技者が視認すると、遊技者は、遊技状態に変化があるように期待感を持つため、遊技性が向上する。
なお、可動役物200の第1移動領域における移動動作では、第1アーム部材216の軸部218が本体部側湾曲溝部208の第1案内領域208Aを移動し、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部224が第1連動部側溝部210Aの一方の端部から他方の端部までの第1案内領域212を移動することにより実現される。
(可動役物200の第2移動領域における出現移動動作)
次に、図7乃至図10に示すように、可動役物200の第1移動領域における出現移動動作が終了すると、可動役物200の第2移動領域における動作が開始する。すなわち、駆動モータ176の駆動力が第1アーム部材216に伝達されて、第1アーム部材216が所定の円弧長にわたって回転運動する。このとき、第1アーム部材216の軸部218は、本体部側湾曲溝部208の第2案内領域208Bを移動する。これにより、第1アーム部材216は、再度、回転運動を実行し、フィギュア部材202は、第2移動領域を移動する。
一方、第1アーム部材216の軸部218が本体部側湾曲溝部208の第2案内領域208Bを移動して、フィギュア部材202が第2移動領域を移動すると、ハンマー部材204がフィギュア部材202に取り付けられているため、ハンマー部材204は、フィギュア部材202と連動して移動する。ハンマー部材204が移動すると、ハンマー部材204に機械的に連結している第2アーム部材222も連動する。このとき、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部224が第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の第2案内領域214を移動する。また、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aの軸部226は、第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2の第2案内領域214を移動する。
ここで、本体部側湾曲溝部208の第2案内領域208Bにおける形状と、第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の形状が異なるため、フィギュア部材202の第2移動領域における移動軌跡(移動方向)とハンマー部材204の第2移動領域における移動軌跡(移動方向)とは明らかに異なるものになる。具体的には、フィギュア部材202の第2移動領域における移動動作は、第1移動領域における移動動作と同じ回転運動になるが、ハンマー部材204の第2移動領域における移動動作は、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aの上端部に取り付けられた軸部232の軸回りの回転運動になる。
ハンマー部材204の第2移動領域における移動動作により、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部224が連続溝部210B1を上り傾斜するように移動していき、また、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aの軸部226が独立溝部210B2に沿って移動していく。この第2アーム部材222の2つのリンク部材222A、222Bの移動により、第1リンク部材222Aがその上端部に位置する軸部232の軸回りに回転していき、ハンマー部材204が揺動する。
以上のようにして、可動役物200が第2移動領域を移動する。可動役物200が第2移動領域を移動すると、図12及び図13に示すように、フィギュア部材202の頭部だけではなく全体が装飾役物65から出現し、また、ハンマー部材204は、フィギュア部材202によって振りかざされるように見える。この結果、遊技者には、フィギュア部材202が登場して、ハンマー部材204を前方に振り下ろすかのように見える。この可動役物200の動作を遊技者が視認すると、遊技者は、遊技者に有利な遊技状態(例えば、大当り遊技など)に変化したかのような期待感を持つため、遊技性が一層向上する。
なお、可動役物200の第2移動領域における移動動作では、第1アーム部材216の軸部218が本体部側湾曲溝部208の第2案内領域208Bを移動し、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部224が第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の一方の端部から他方の端部までの第2案内領域214を移動し、かつ、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部224が第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2の一方の端部から他方の端部までの第2案内領域214を移動することにより実現される。
特に、第2アーム部材222は、2点で支持されることにより、第2アーム部材222に重力が比較的大きなハンマー部材204を取り付けた場合でも、ハンマー部材204の揺動動作を確実にかつ円滑に実行させることができる。すなわち、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aは、第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2の縁部で支持され、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bは、第1連動部側溝部210A及び第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の縁部で支持されているため、ハンマー部材204の重力を支えながらも、ハンマー部材204の円滑な動作を実現することができる。
ここで、可動役物200の第2移動領域における移動が終了して所定時間が経過するまでは、図14に示すように、演出LED群178が装飾駆動基板114により発光制御される。これにより、演出LED群178は、所定の発光パターンに基づいて、点灯・点滅などを繰り返し、遊技演出を盛り上げる。この結果、フィギュア部材202の全体が露出し、かつハンマー部材204が振り下ろされる可動役物200の演出と、演出LED群178の発光演出との相乗効果により、遊技者は、大当りを予期するようになり、遊技に益々集中し、遊技興趣を高める結果になる。
(可動役物200の第2移動領域における収納移動動作)
次に、図7乃至図10に示すように、可動役物200の第2移動領域における出現移動動作が終了して演出LED群178の発光演出が終了すると、装飾駆動基板114により駆動モータ176が駆動制御される。これにより、駆動モータ176は、可動役物200の第1移動領域及び第2移動領域における出現移動動作の場合の回転方向と逆方向に回転する。
駆動モータ176が逆方向に回転すると、第1アーム部材216の軸部218は、本体部側湾曲溝部208の第2案内領域208Bを出現移動動作の場合と逆方向に移動する。これにより、第1アーム部材216は、逆方向の回転運動を実行し、フィギュア部材202が第2移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動する。
一方、第1アーム部材216の軸部218が本体部側湾曲溝部208の第2案内領域208Bを逆方向に移動して、フィギュア部材202が第2移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動すると、ハンマー部材204がフィギュア部材202に取り付けられているため、ハンマー部材204は、フィギュア部材202と連動して出現移動動作の場合と逆方向に移動する。そして、ハンマー部材204が出現移動動作の場合と逆方向に移動すると、ハンマー部材204に機械的に連結している第2アーム部材222も連動する。このとき、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部224が第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の第2案内領域214を出現移動動作の場合と逆方向に移動する。また、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aの軸部226は、第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2の第2案内領域214を出現移動動作の場合と逆方向に移動する。
ここで、上述した通り、本体部側湾曲溝部208の第2案内領域208Bにおける形状と、第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の形状が異なるため、フィギュア部材202の第2移動領域における収納移動動作時の移動軌跡(移動方向)とハンマー部材204の第2移動領域における収納移動動作時の移動軌跡(移動方向)とは明らかに異なるものになる。
ハンマー部材204の第2移動領域における収納移動動作時の移動動作により、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部224が連続溝部210B1を下り傾斜するように移動していき、また、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aの軸部226が独立溝部210B2に沿って出現移動動作時とは逆方向に移動していく。この第2アーム部材222の2つのリンク部材222A、222Bの移動により、第1リンク部材222Aがその上端部に位置する軸部232の軸回り(出現移動動作時とは逆方向)に回転していき、ハンマー部材204が揺動する。
以上のようにして、可動役物200が第2移動領域を出現移動動作時とは逆方向に移動する。可動役物200が第2移動領域を出現移動動作時とは逆方向に移動すると、図12及び図13に示すように、フィギュア部材202の頭部だけが露出し他の部位は装飾役物65の内部に隠れた状態になる。また、ハンマー部材204は、フィギュア部材202の頭部に近づく位置に戻る。この結果、遊技者には、フィギュア部材202が間もなく隠れ、遊技者に有利な遊技状態(例えば、大当り遊技など)が間もなく終了するかのように予測する。
(可動役物200の第1移動領域における収納移動動作)
次に、図5乃至図8に示すように、可動役物200の第2移動領域における収納移動動作が終了した後、駆動モータ176が逆方向に回転し続けると、第1アーム部材216の軸部218は、本体部側湾曲溝部208の第1案内領域208Aを出現移動動作の場合と逆方向に移動する。これにより、第1アーム部材216は、出現移動動作の場合と逆方向の回転運動を実行し、フィギュア部材202が第1移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動する。
ここで、装飾駆動基板114が駆動モータ176を駆動制御すると、上述した通り、駆動モータ176の駆動力が第1アーム部材216に伝達される。駆動モータ176の駆動力が第1アーム部材216に伝達されると、第1アーム部材216が所定の円弧長にわたって回転運動(逆回転)する。このとき、第1アーム部材216の軸部218は、本体部側湾曲溝部208と第1案内領域208Aを出現移動動作時の場合とは逆方向に移動する。これにより、第1アーム部材216と連動するフィギュア部材202も所定の円弧長にわたって出現移動動作の場合と逆方向に回転運動を実行する。このようにして、フィギュア部材202は、第1移動領域を出現移動動作時の場合とは逆方向に移動する。
一方、第1アーム部材216の軸部218が本体部側湾曲溝部208の第1案内領域208Aを出現移動動作時の場合と逆方向に移動して、フィギュア部材202が第1移動領域を出現移動動作時の場合とは逆方向に移動すると、ハンマー部材204がフィギュア部材202に取り付けられているため、ハンマー部材204は、フィギュア部材202と連動して出現移動動作時の場合とは逆方向に移動する。ハンマー部材204が出現移動動作時の場合とは逆方向に移動すると、ハンマー部材204に機械的に連結している第2アーム部材222も連動する。このとき、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの軸部224が第1連動部側溝部210Aの第1案内領域212を出現移動動作時の場合とは逆方向に移動する。また、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aの軸部226は、第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2を移動しない。すなわち、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aの軸部226は、第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2の初期位置の部位で停止した状態である。このようにして、ハンマー部材204は、第1移動領域を出現移動動作時の場合とは逆方向に移動する。
以上のようにして、可動役物200が第1移動領域を出現移動動作時の場合とは逆方向に移動する。可動役物200が第1移動領域を出現移動動作時の場合とは逆方向に移動すると、図12及び図13に示すように、フィギュア部材202及びハンマー部材204が装飾役物65の内部に隠れた状態になる。この結果、遊技者は、遊技者に有利な遊技状態(例えば、大当り遊技など)が終了したかのような印象を受ける。
第1実施形態によれば、可動役物200の出現移動動作において、可動役物200が第1移動領域を移動した後、第2移動領域を移動して遊技者の前に出現する。ここで、可動役物200が第1移動領域を移動する過程では、フィギュア部材202とハンマー部材204とが同一の回転運動を行い、可動役物200が第1移動領域を移動した直後に、フィギュア部材202の頭部とハンマー部材204とが遊技者の前に露出する。可動役物200が第1移動領域を移動する過程では、フィギュア部材202とハンマー部材204とは同一の方向に移動して、同じ移動軌跡を辿る。
そして、可動役物200が第1移動領域を移動する過程では、フィギュア部材202が回転運動を実現し、ハンマー部材204が揺動運動(回動動作)を実現するため、両者の移動方向及び移動軌跡が異なるものになる。これにより、駆動モータ176を駆動するだけで、第1移動領域と第2移動領域とで、可動役物200の異なる演出を実行することができるため、可動役物200の演出を斬新かつ新鮮な演出にすることができる。特に、可動役物200が第1移動領域を移動する過程では、フィギュア部材202とハンマー部材204とが同一の回転運動を行い、可動役物200が第2移動領域を移動する過程では、フィギュア部材202とハンマー部材204とが異なる運動を行うため、可動役物200を第1移動領域と第2移動領域において連続して可動させた場合に、フィギュア部材202とハンマー部材204との相対運動が際立ち、可動役物200の動作を大胆なものにすることができる。この結果、可動役物200の動作自体に面白みが増すと共に、遊技状態に対する遊技者の期待と興奮が生じ、遊技興趣を高めることになる。これらの可動役物200の一連の動作と、演出LED群178の発光演出と、を重ねることにより、遊技性を一層向上させることができる。
さらに、可動役物200は駆動モータ176を所定の方向に回転駆動するだけで、フィギュア部材202の回転運動と、ハンマー部材204の回転運動及び揺動運動に変換することができるため、可動役物200を小型化することができる。この結果、比較的、小さなスペースで可動役物200を配置することができ、スペース上の問題点は解決する。
次に、本発明の第2実施形態のパチンコ機について説明する。
第1実施形態のパチンコ機の構成と重複する構成については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図15及び図16に示すように、第2実施形態では、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bの裏面側に、重力部として機能する錘240が取り付けられている。錘240の材質は、銅や金属類などの比重の高いものが好ましい。錘240の第2リンク部材222Bへの固定方法は、接着剤を用いてもよいし、両面テープなどの接着テープで取り付けてもよい。また、錘240を第2リンク部材222Bに取り付けると、所定の出っ張り(凸部)が生じるが、第2リンク部材222Bの移動の際に支障が出ないように設定することが必要である。
第2実施形態によれば、可動役物200の出現移動動作において、ハンマー部材204が第2移動領域を移動した後、可動役物200の収納移動動作が開始して、ハンマー部材204が第2移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動する際に、重力Gの作用を受けて、ハンマー部材204が第2移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動し易くなる。
これを詳細に説明すると、ハンマー部材204が第2移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動する際に、駆動モータ176を逆方向に回転させるが、このとき、通常は、ハンマー部材204が第2移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動し難くなる。なぜなら、可動役物200の出現移動動作において、ハンマー部材204が第2移動領域の移動を完了した状態では、第2リンク部材222Bの下端部側の軸部224は、第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の縁部から斜め上方向に向って支持された状態になっているからである(図16参照)。そして、この状態から、ハンマー部材204を第2移動領域において出現移動動作の場合と逆方向に移動させる場合には、軸部224と第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の縁部との間に生じる摩擦力Fの影響を受けて、ハンマー部材204が第2移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動し難くなる。そこで、図16に示すように、錘240の重力Gを利用して、この重力の一成分G1(第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の縁部方向に作用する重力成分G1)を前記摩擦力Fに対抗させるようにすることにより、両者の相殺関係により、第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の縁部から第2リンク部材222Bに対して作用する抵抗力が小さくなる。この結果、ハンマー部材204が第2移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動し易くなり、ハンマー部材204の収納移動動作を確実に実行(開始)させることができる。
なお、錘240は、第2リンク部材222Bに取り付けられている構成に限定されるものではなく、例えば、第1リンク部材222Aの下端部側に取り付けられていてもよい。特に、可動役物200の出現移動動作時に、ハンマー部材204が第2移動領域を移動した後、重力の作用を利用して、ハンマー部材204が第2移動領域を出現移動動作の場合と逆方向に移動し易くなる部位であればよい。
次に、本発明の第3実施形態のパチンコ機について説明する。
第1実施形態のパチンコ機の構成と重複する構成については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図17に示すように、第3実施形態では、第1アーム部材216の軸部250が回転可能に構成されている。すなわち、軸部250は、中心軸252と、中心軸252の外周方向を回転可能に設けられた円筒部254と、で構成されている。また、図18に示すように、軸部256を軸受部258で回転可能に支持することにより、軸部256を回転させるようにしてもよい。なお、第1アーム部材216の円筒部254の外周面と本体部側湾曲溝部208の縁部、及び軸部256の外周面と本体部側湾曲溝部208の縁部とは、常に接触している。
また同様にして、図19に示すように、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aに取り付けられている軸部260が回転可能に構成されている。すなわち、軸部260は、中心軸262と、中心軸262の外周方向を回転可能に設けられた円筒部264と、で構成されている。また、図20に示すように、軸部266を軸受部268で回転可能に支持することにより、軸部266を回転させるようにしてもよい。なお、第1リンク部材222Aの円筒部264の外周面と独立溝部210B2の縁部、及び軸部266の外周面と独立溝部210B2の縁部とは、常に接触している。
さらに同様にして、図21に示すように、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bに取り付けられている軸部270が回転可能に構成されている。すなわち、軸部270は、中心軸272と、中心軸272の外周方向を回転可能に設けられた円筒部274と、で構成されている。また、図22に示すように、軸部276を軸受部278で回転可能に支持することにより、軸部276を回転させるようにしてもよい。なお、第2リンク部材222Bの円筒部274の外周面と第1連動部側溝部210Aの縁部、又は第2リンク部材222Bの円筒部274の外周面と連続溝部210B1の縁部のいずれかは、常に接触している。また、軸部276の外周面と第1連動部側溝部210Aの縁部、又は軸部276の外周面と連続溝部210B1の縁部のいずれかは、常に接触している。
第3実施形態によれば、図17及び図18に示すように、第1アーム部材216の円筒部254又は軸部256が回転可能に構成されているため、第1アーム部材216の円筒部254又は軸部256と本体部側湾曲溝部208の縁部(内周面)との摩擦力が低下する。これにより、第1アーム部材216の移動動作が円滑になる。
また、図19及び図20に示すように、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aに取り付けられている円筒部264又は軸部266が回転可能に構成されているため、第1リンク部材222Aの円筒部264(軸部266)と第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2の縁部との摩擦力が低下する。これにより、第1リンク部材222Aの移動動作が円滑になる。
さらに、図21及び図22に示すように、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bに取り付けられている円筒部274又は軸部276が回転可能に構成されているため、第2リンク部材222Bの円筒部274(軸部276)と第1連動部側溝部210A及び第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1の各縁部との摩擦力が低下する。これにより、第2リンク部材222Bの移動動作が円滑になる。
このように、第1アーム部材216及び第2アーム部材222の動作を円滑にさせることにより、可動役物200の第1移動領域及び第2移動領域における移動動作も円滑になる。この結果、可動役物200の演出効果を高めることができる。
次に、本発明の第4実施形態のパチンコ機について説明する。
第1実施形態のパチンコ機の構成と重複する構成については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図23に示すように、第4実施形態では、第1アーム部材216の軸部280と本体部側湾曲溝部208の縁部とが離間するように構成されている。この場合には、第1アーム部材216の姿勢を維持するために、軸部280に取り付けた支持部材282により本体部側湾曲溝部208に対して所定の圧力で押圧させる必要がある。
また同様にして、図24に示すように、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aに取り付けられた軸部284と第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2の縁部とが離間するように構成されている。この場合には、第2アーム部材222の姿勢を維持するために、軸部284に取り付けた支持部材286により独立溝部210B2に対して所定の圧力で押圧させる必要がある。
また同様にして、図25に示すように、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bに取り付けられた軸部288と第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1(又は第1連動部側溝部210A)の縁部とが離間するように構成されている。この場合には、第2アーム部材222の姿勢を維持するために、軸部288に取り付けた支持部材290により連続溝部210B1に対して所定の圧力で押圧させる必要がある。
第4実施形態によれば、図23に示すように、第1アーム部材216の軸部280と本体部側湾曲溝部208の縁部とが離間するように構成されているため、第1アーム部材216の軸部280と本体部側湾曲溝部208の縁部との間に摩擦力は発生しない。これにより、第1アーム部材216の移動動作が円滑になる。
図24に示すように、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aに取り付けられた軸部284と第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2の縁部とが離間するように構成されているため、第1リンク部材222Aの軸部284と独立溝部210B2の縁部との間に摩擦力は発生しない。これにより、第1リンク部材222Aの移動動作が円滑になる。
図25に示すように、第2アーム部材222の第2リンク部材222Bに取り付けられた軸部288と第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1(又は第1連動部側溝部210A)の縁部とが離間するように構成されているため、第2リンク部材222Bの軸部288と連続溝部210B1(又は第1連動部側溝部210A)の縁部との間に摩擦力は発生しない。これにより、第2リンク部材222Bの移動動作が円滑になる。
このように、第1アーム部材216及び第2アーム部材222の動作を円滑にさせることにより、可動役物200の第1移動領域及び第2移動領域における移動動作も円滑になる。この結果、可動役物200の演出効果を高めることができる。
次に、本発明の第5実施形態のパチンコ機について説明する。
第1実施形態のパチンコ機の構成と重複する構成については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
図3及び図4に示すように、第5実施形態では、遊技状態と可動役物200の動作との対応関係を予めテーブルなどで規定しておき、遊技状態に基づいた可動役物200の動作を実現するものである。例えば、装飾駆動基板114のROM115には、遊技状態と可動役物200の動作との対応関係を示すテーブルが格納されている。具体的には、遊技者が有利になる遊技状態(例えば、大当り遊技状態)での遊技中や、遊技者が有利になる遊技(例えば、大当り遊技)に当選したときに、可動役物200が第2移動領域を往復運動する揺動動作を実現するようにしてもよい。
図26(A)、(B)に示すように、可動役物200が第2移動領域を往復運動する揺動動作では、第1アーム部材216が本体部側湾曲溝部208の第2案内領域208Bを往復移動し、第2アーム部材222の第1リンク部材222Aが第2連動部側溝部210Bの独立溝部210B2(第2案内領域214)を往復移動し、第2リンク部材222Bが第2連動部側溝部210Bの連続溝部210B1(第2案内領域214)を往復移動する。
なお、このような場合には、可動役物200の揺動動作に加えて、演出LED群178が特別色(例えば、黄色に替えて、赤色)で点滅発光する発光制御が実現されることが好ましい。
第5実施形態によれば、遊技者にとって有利な遊技状態になると、可動役物200が第2移動領域で揺動動作を行うため、遊技者に有利な遊技状態であることを、可動役物200を利用して報知することができる。また、演出LED群178の発光色や発光タイミングなどを特別なものに替えるような制御を行うことにより、視覚効果として遊技者に訴えることができる。これらの結果、遊技者は、遊技に対して集中し、遊技結果に期待を持つようになるため、遊技興趣を大幅に高めることができる。
10 パチンコ機(遊技機)
62 演出図柄表示装置
200 可動役物
202 フィギュア部材(可動役物本体部材)
204 ハンマー部材(可動役物連動部材)
208 本体部側湾曲溝部(第1アーム部材案内手段、アーム部材案内手段、本体部側溝部)
210 連動部側溝部(第2アーム部材案内手段、アーム部材案内手段)
210A 第1連動部側溝部
210B 第2連動部側溝部
210B1 連続溝部(第2連動部側溝部)
210B2 独立溝部(第2連動部側溝部)
216 第1アーム部材(アーム部材)
222 第2アーム部材(アーム部材)

Claims (3)

  1. 遊技盤に設けられた所定の入球口に遊技球が入球することを契機として演出図柄を変動表示する演出図柄表示装置を備えた遊技機であって、
    前記演出図柄表示装置の近傍に出没する可動役物と、前記可動役物を移動させるアーム部材と、前記アーム部材の移動を案内するアーム部材案内手段と、を備え、
    前記可動役物は、可動役物本体部材と、前記可動役物本体部材に連動可能な可動役物連動部材と、を有し、
    前記アーム部材は、前記可動役物本体部材を移動させる第1アーム部材と、前記可動役物連動部材を移動させる第2アーム部材と、を有し、
    前記アーム部材案内手段は、前記第1アーム部材を所定の方向に案内する第1アーム部材案内手段と、前記第2アーム部材を前記第1アーム部材の案内方向と同じ方向又は異なる方向に案内する第2アーム部材案内手段と、を有し、
    前記第1アーム部材案内手段及び前記第2アーム部材案内手段の第1案内領域では、前記可動役物本体部材が前記第1アーム部材によって第1移動領域を所定の方向に移動すると同時に、前記可動役物連動部材が前記第2アーム部材によって前記第1移動領域を前記可動役物本体部材の移動方向と同じ方向に移動し、
    前記第1アーム部材案内手段及び前記第2アーム部材案内手段の第2案内領域では、前記可動役物本体部材が前記第1アーム部材によって第2移動領域を所定の方向に移動すると同時に、前記可動役物連動部材が前記第2アーム部材によって前記第2移動領域を前記可動役物本体部材の移動方向と異なる方向に移動することを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1アーム部材案内手段は、前記可動役物本体部材の前記第1移動領域及び前記第2移動領域を決定するための本体部側溝部であり、
    前記第2アーム部材案内手段は、前記可動役物連動部材の前記第1移動領域を決定するための第1連動部側溝部と、前記可動役物連動部材の前記第2移動領域を決定するための第2連動部側溝部と、で構成され、
    前記可動役物本体部材が前記本体部側溝部の前記第1案内領域に相当する部位を移動する場合に、前記可動役物連動部材が前記第1連動部側溝部を移動して前記可動役物本体部材の移動軌跡と同じ移動軌跡を実現し、
    前記可動役物本体部材が前記本体部側溝部の前記第2案内領域に相当する部位を移動する場合に、前記可動役物連動部材が前記第2連動部側溝部を移動して前記可動役物本体部材の移動軌跡と異なる移動軌跡を実現することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2連動部側溝部は、前記第1連動部側溝部に連続して形成される連続溝部と、前記第1アーム部材側に形成され前記可動役物本体部材と連動する独立溝部と、で構成されることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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