JP2007268038A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】機構に不具合が生じた状態で可動役物を動作を続行すると遊技の進行や演出の実行に悪影響を及ぼしかねない。
【解決手段】弾球遊技機は、駆動部164の回転に従って動作するグローブ可動役物150と、駆動部164を二方向へ交互に回転駆動させて昇降部160が斜めに上下動するような所定の動作パターンで動作するよう制御する可動演出役物制御手段と、所定の動作パターンでの動作後、グローブ可動役物150が所定の動作開始基準位置に戻ったことを検出する基準位置センサとを備える。可動演出役物制御手段は、所定の動作パターンで動作するよう制御した後、グローブ可動役物150が所定の動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しないとき、再試行動作として駆動部164を再び二方向へ交互に回転駆動させてもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しない場合にエラー処理を実行する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に遊技を演出する可動役物の動作の制御技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれていた遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーを持たせる演出を施したり、特別遊技への移行確率を変動させる確率変動等の特定遊技の制御を行ったりすることによっても遊技者の期待感を高めている。
特開2003−230714号公報
遊技の演出態様は、上述のような画像表示によるものに限らず、例えば可動役物によって演出される場合もある。可動役物による演出の斬新さを追求すると可動役物の動作は複雑になることが多い。そうした可動役物の複雑な動作が多数回繰り返されることにより機構に不具合が生じて精度の良い動作を維持できなくなる場合がある。そのような不具合が生じた状態で可動役物を動作を続行すると遊技の進行や演出の実行に悪影響を及ぼしかねない。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、可動役物に不具合が生じた場合に可動役物の動作を適切に制御する弾球遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、取り付けられたモータの回転に従って動作する可動役物と、モータを二方向へ交互に回転駆動させることにより可動役物が所定の動作パターンで動作するよう制御する役物制御手段と、可動役物の所定の動作パターンでの動作後、可動役物が所定の動作開始基準位置に戻ったことを検出する基準位置センサと、を備える。役物制御手段は、可動役物が所定の動作パターンで動作するよう制御した後、可動役物が所定の動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しないとき、再試行動作としてモータをふたたび二方向へ交互に回転駆動させても可動役物が所定の動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しない場合に、所定のエラー処理を実行する。
この態様によれば、可動役物が所定の動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しないとき、役物制御手段は直ちにはエラー処理を実行せず、まず再試行動作を実行する。これによって、可動役物が所定の動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが偶発的に検出できなかったにすぎない場合に、これをエラー扱いとはせずに通常の状態に戻すことができる。
役物制御手段は、再試行動作として可動役物が動作開始基準位置に戻る方向へのモータ回転角度がその逆方向のモータ回転角度より大きくなるようモータを回転駆動させてもよい。モータが二方向へ交互に回転駆動されると回転方向の転換の際に慣性の働きによりモータが脱調する場合がある。この場合、役物制御手段が、戻り方向へのモータ回転角度をその逆方向のモータ回転角度と等しくなるようにモータの回転動作を制御しても実際には可動役物が動作開始基準位置に到達しない。このとき、役物制御手段が、戻り方向へのモータ回転角度がその逆方向のモータ回転角度より大きくなるようにモータを回転駆動させることにより可動役物は動作開始基準位置に到達し得る。つまり、可動役物が所定の動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサは検出し得る。そこで、再試行動作においても、戻り方向へのモータの回転角度をその逆方向のモータ回転角度より大きくすることによってより確実に可動役物を動作開始基準位置に到達させる。これにより無用な検出エラーを減らして検出精度を高めることができる。
役物制御手段は、再試行動作を所定回繰り返し実行しても可動役物が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しない場合に所定のエラー処理を実行してもよい。再試行動作を所定回繰り返し実行しても可動役物が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しない場合、可動役物が故障している可能性が高い。この態様によれば、このように可動役物が故障している可能性があることを検出して適切にエラー処理を実行できる。
役物制御手段は、可動役物が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しない限り再試行動作を所定回数に達するまで間断なく連続して実行してもよい。このように再試行動作を所定回数に達するまで連続して実行することにより可動役物が故障した時期を特定できる。また、再試行動作の回数に上限を設けることにより、再試行動作にて故障した可動役物を連続して多数回動作させることに起因するモータの過度の発熱を抑制できる。
役物制御手段は、再試行動作によって可動役物が動作開始基準位置に戻ったことが検出された場合はそのときの可動役物の戻り方向のモータ回転角度を記憶し、次回の再試行動作においては可動役物が記憶したモータ回転角度にて戻り方向へ動作するようモータを制御してもよい。これによって、前回の再試行動作におけるモータ回転角度を参照して次回の再試行動作において適切なモータ回転角度にてモータを回転駆動させることができ、無用な検出エラーを減らすことができる。
役物制御手段は、所定のエラー処理として、当該遊技機の電源が切断されるまで可動役物の動作の制御を終了してもよい。この態様によれば、エラー処理によってその後モータは回転駆動されないので、故障している可能性のある可動役物の動作によって演出が実行されることを回避できる。また、故障している可能性のある可動役物の動作に起因して弾球遊技機自体が故障することを回避できる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、可動役物の機構に不具合が生じた場合において、可動役物の動作の適切な制御を実現できる。
以下、弾球遊技機としていわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤面で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成される遊技盤の遊技領域を透視可能な板である。扉14は、透明板13を支持する。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。遊技者が発射ハンドル17を回動させると遊技球が発射される。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。操作ボタン82は、遊技者が遊技機側所定の指示へ入力するために操作するボタンである。操作ボタン82は、上球皿15近傍の外壁面に設けられる。
図2は、遊技盤50の構造を示す図である。遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68、一般入賞口72を含む。更に遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出装置74と、始動口の普通電動役物を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。始動入賞検出装置74は、始動口62への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す始動入賞情報を生成する。一般入賞口72は、遊技球の入球を検出するための一般入賞検出装置73を備える。一般入賞検出装置73は、一般入賞口72への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す一般入賞情報を生成する。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。入賞検出装置78は、入球時にその入球を示す大入賞口入賞情報を生成する。
遊技領域52の略中央に設けられた特別図柄表示装置61は、特別図柄192を変動表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。特別図柄192は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選(以下、「特別図柄抽選」とよぶ)の結果に対応した図柄である。その変動表示が停止されたときの図柄態様が当たりと定められた図柄であった場合、その停止図柄が表示されたタイミングが当たり発生タイミングとなる。特別図柄表示装置61は、たとえば7セグメントLED(Light Emitting Diode)で構成される表示手段である。特別図柄表示装置61は、特別図柄192の変動表示として、0〜9の範囲で数字を循環させる。特別図柄抽選の当否に応じていずれかの数字が停止図柄として停止表示される。なお、変動表示される図柄はグラフィックス表現されてもよいが、LEDなどの点滅表示として表現されてもよい。すなわち、所定期間、変動態様を示す視覚的表現であればよい。
演出表示装置60は、特別図柄192の変動表示と連動するかたちで演出画像190を動画表示する液晶ディスプレイである。演出画像190は、当たりに対する遊技者の期待感を喚起するために演出目的で表示される画像である。演出画像190は、その動画再生過程を示す演出パターンとよばれるデータにしたがって動画表示される。特別図柄192の変動時間と、特別図柄192に連動する演出画像190の動画表示時間は一致するように演出パターンが選択されるため、特別図柄192が停止表示されるタイミングで演出画像190の動画表示も停止表示される。演出表示装置60においては所定の背景画像上に重ねて演出画像190が動画表示される。
演出表示装置60は、演出画像190として、たとえばスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面表示する。特別図柄192は必ずしも演出的な役割をもつことを要しないため、本実施例では演出表示装置60の左下方の特別図柄表示装置61にて目立たない大きさで表示させるが、特別図柄自体に演出的な役割をもたせる場合には、特別図柄192を演出表示装置60のような液晶ディスプレイに表示させてもよい。
作動口68は、遊技盤50の左側方位置に設けられる。作動口68は、通過検出装置69を含む。通過検出装置69は、作動口68への遊技球の通過を検出するセンサであり、通過時にその通過を示す通過情報を生成する。作動口68への遊技球の通過は始動口62を拡開させるための抽選(以下、「普通図柄抽選」とよぶ)の契機となる。
作動口68を遊技球が通過すると、所定時間、普通図柄とよばれる図柄が普通図柄表示装置59に変動表示される。普通図柄表示装置59は演出表示装置60の右方に設けられる。普通図柄表示装置59は、2つのランプを備える。それぞれのランプが交互に点滅する動作が「普通図柄の変動表示」に相当する動作である。通常、50%から80%程度の確率で普通図柄抽選は当たりとなる。普通図柄抽選が当たりとなると、普通図柄の変動表示停止後、普通図柄表示装置59の2つのランプの所定の一方が点灯表示されることになる。そして、始動口62が所定時間拡開する。
演出表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、特別図柄表示装置61および演出表示装置60等の保護、装飾等の機能を有する。センター飾り64は、その左上部に形成されたワープゾーン入球口92から遊技球が入球可能な構成となっている。センター飾り64には遊技領域52から転動領域96へ遊技球を導く転動領域導入通路94が設けられている。ワープゾーン入球口92を通過した後の遊技球は転動領域96に導かれる。本実施形態に係る転動領域96は、演出表示装置60の遊技者側に遊技球を転動させるために設けられたステージ98を有する。
転動領域96の右方にはボクシンググローブ型をした電動式の可動演出役物(以下、「グローブ可動役物」ともいう)150が設けられている。グローブ可動役物150は、特別図柄抽選の結果に応じて、遊技者から見て左斜め方向に上下動して遊技を演出する。グローブ可動役物150の周囲には、グローブ可動役物150の設置部位への遊技球の混入を防止するための保護壁152が設けられている。センター飾り64には、遊技を演出するための演出表示装置60の周囲に複数の閃光ランプ154、156および158が設けられている。また、センター飾り64には、グローブ可動役物150が故障したときに点灯して遊技者にその旨を報知するエラーランプ155が設けられている。エラーランプ155は、グローブ可動役物150が故障していないときには点滅により遊技を演出してもよい。
センター飾り64には、その上部に抽選保留ランプ20が設けられ、左側部に作動保留ランプ22が設けられている。抽選保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって特別図柄抽選の保留数を表示する。特別図柄抽選の保留数は、図柄変動中または特別遊技中に始動口62へ入賞した特別図柄抽選の結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。作動保留ランプ22もまた4個のランプからなり、その点灯個数によって普通図柄変動の保留数を表示する。普通図柄変動の保留数は、普通図柄の変動中に作動口68を通過した遊技球の個数であり、普通図柄の変動がまだ実行されていない普通図柄抽選の数を示す。また遊技効果ランプ90が遊技領域52に設けられ、点滅等することで演出の役割を果たす。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「落入」、「入球」、「入賞」というときは「通過」を含むものとする。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示装置61において特別図柄192が変動表示される。また、これに連動して演出画像190の動画表示が開始する。特別図柄192の変動表示および演出画像190の動画表示は、表示に先立って決定された特別図柄192の変動時間が経過した後に同時停止される。停止時の特別図柄192が当たりを示す図柄である場合、通常遊技から特別遊技に移行し、大入賞口66の開閉動作が開始される。このとき、演出画像190も当たりを示す態様にて停止表示される。
特別遊技開始後、大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。大入賞口66が開放中に遊技球が大入賞口66へ少なくとも1球落入した場合、大入賞口66は再度開放される。このように、大入賞口66が1回開放される間に遊技球が少なくとも1球以上落入することを条件に大入賞口66の開閉が所定回数、たとえば15回を限度として繰り返される。
図3は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。
電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの特別図柄抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図4は、本実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す。
ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90、グローブ可動役物150のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
メイン基板102は、入球判定手段110、当否抽選手段112、図柄決定手段114、保留制御手段116、メイン表示制御手段118、特別遊技制御手段120、開閉制御手段124を備える。サブ基板104は、パターン記憶手段130、演出決定手段132、可動演出役物制御手段133、演出表示制御手段134を備える。なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
入球判定手段110は、各入賞口への遊技球の入球を判定する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断し、大入賞口入賞情報を受け取ると遊技球が大入賞口66に入賞したと判断し、一般入賞情報を受け取ると遊技球が一般入賞口72に入賞したと判断する。入球判定手段110は、通過情報を受け取ると遊技球が作動口68を通過したと判断する。
当否抽選手段112は、始動口62への遊技球の入球を契機として、通常遊技から特別遊技へ移行するか否かを判定するために乱数の値を当否抽選値として取得する。たとえば、当否抽選値は0〜65535の範囲から取得される。なお、本願にいう「乱数」は、数学的に発生させる乱数でなくてもよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数などにより発生させる疑似乱数でもよい。当否抽選手段112は、当否判定で参照する当否テーブルを保持する。当否テーブルには、当たりまたは外れの判定結果と当否抽選値とが対応付けられており、対応付けられた当たりの範囲設定に応じて当否確率が定まる。当否抽選手段112は、当否テーブルを参照し、当否抽選値が当たりであるか否かを判定することにより特別図柄抽選を実行する。
図柄決定手段114は、特別図柄表示装置61、演出表示装置60に表示させる停止図柄と変動パターンを、当否抽選手段112による抽選の結果に応じて決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄である。図柄決定手段114は、特別図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルを保持する。特別図柄192を決定するためのテーブルとして特別図柄範囲テーブルが保持される。特別図柄範囲テーブルには、「0」〜「9」の数字で表される特別図柄192と図柄決定抽選値との対応関係が定められている。図柄決定手段114は、特別図柄192の変動パターンを決定するために参照すべきパターン決定テーブルを保持する。
図柄決定手段114は、特別図柄192を決定するための図柄決定抽選値を取得し、特別図柄範囲テーブルを参照し、当否抽選手段112による当否判定結果と図柄決定抽選値とに応じて特別図柄192の停止図柄を決定する。図柄決定手段114は、パターン決定テーブルを参照し、当否抽選手段112による当否判定結果に応じて複数の変動パターンからいずれかのパターンを選択する。図柄決定手段114は、決定した停止図柄および変動パターンを示すデータをメイン表示制御手段118および演出決定手段132へ送出する。
図柄決定手段114は、特別図柄を変動表示させるときの変動開始から停止までの変動態様が定められた複数種の変動パターンを記憶する。複数種の変動パターンは、長短様々な変動時間をもつ。すなわち、各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動表示時間が定められており、その変動表示時間の経過時に特別図柄の変動が停止される。
図柄決定手段114は、普通図柄の停止図柄も普通図柄抽選により決定する。普通図柄の停止図柄は、当たり図柄と外れ図柄の2種類である。図柄決定手段114は、遊技球が作動口68を通過した場合には、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に応じて普通図柄の停止図柄を決定する。普通図柄の停止図柄が当たり図柄であった場合、開閉制御手段124が始動口62の普通電動役物を所定時間拡開する。
保留制御手段116は、当否抽選手段112により取得された当否抽選値を保留球として保持する。当否抽選値は、その保留数が所定の上限に達するまで蓄積される。保留数の上限は4である。保留制御手段116は、普通図柄抽選の結果についても4つを上限として保持する。
メイン表示制御手段118は、特別図柄192を変動表示させる。メイン表示制御手段118は、特別図柄192の変動表示を開始するタイミングと停止するタイミングにて、変動開始コマンドと変動停止コマンドを演出表示制御手段134へ送信する。これにより、特別図柄192の変動表示と演出画像190の動画表示の同期を保証している。メイン表示制御手段118は、普通図柄も変動表示させる。特別遊技制御手段120は、特別遊技の実行を制御する。
開閉制御手段124は、始動口62の普通電動役物や大入賞口66の開閉を制御する。開閉制御手段124は、普通図柄が当たり図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。また、開閉制御手段124は、特別遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。
サブ基板104のパターン記憶手段130は、演出画像190の演出パターンを複数種類保持する。各演出パターンには、その動画表示の終了条件としてパターンごとに動画表示時間が定められており、その動画表示時間の経過時に動画表示が停止される。演出決定手段132は、図柄決定手段114により決定される変動時間や停止図柄、特別図柄抽選の結果に応じて、演出パターンと停止時の演出画像190を選択する。
演出画像190の動画表示においては、3つの図柄の変動表示態様が示され、特別図柄抽選の結果に応じて各図柄の停止時における表示態様が決定される。たとえば、特別図柄192が「7」や「2」を停止図柄として特別遊技への移行を示す場合は「777」や「222」のように3つの図柄が揃った態様の演出画像190が停止表示される。当否抽選手段112による判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合は、「312」や「946」のように3つの図柄が揃っていない組合せにて停止表示される。ただし、当否判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合であって、リーチ付きの外れを示す演出パターンが選択された場合は、「191」や「727」のように一つだけ図柄が揃っていない組合せにて停止表示される。演出決定手段132は、演出画像190に含まれるこれらの図柄の停止時の組合せ情報と演出パターンの情報を演出表示制御手段134へ送る。
演出表示制御手段134は、選択された演出パターンにしたがって演出画像190を動画表示させる。演出表示制御手段134は、遊技効果ランプ90、閃光ランプ154、156および158の点灯および消灯や、スピーカ18からの音声出力などの演出処理も制御する。可動演出役物制御手段133は、選択された演出パターンに応じてグローブ可動役物150を駆動する。また、可動演出役物制御手段133は、遊技中、後述するように可動役物に不具合が生じているか否かを判定する処理であるエラー判定処理を実行する。
図5は、グローブ可動役物150の正面図である。グローブ可動役物150は、駆動部164が回動部166を駆動して昇降部160を斜めに上下動させる役物である。駆動部164は、例えばステッピングモータなどの電動式の回転駆動手段であり、収納部材168の端部に固定される。可動演出役物制御手段133は、駆動部164を二方向へ交互に回転駆動させることにより昇降部160を斜めに上下動させる。具体的には、駆動部164は、可動演出役物制御手段133から送られるパルス信号におけるパルス数をステップ数としてカウントし、1ステップにつき所定角度ずつ回転駆動する。駆動部164は、略円筒型をしており、側面には電源と接続する配線が接続されるための基板を収納した直方体の部材が取り付けられている。略円筒型部分の中心に回転軸が設けられている。駆動部164は、駆動部164の回転位置を検出する位置検出手段を内蔵している。
また、駆動部164は、斜めに上下動した昇降部160が図5に示すように斜め下方向に戻りきった状態となるような位置(以下「動作開始基準位置」ともいう)にグローブ可動役物150が戻ったことを検出する基準位置センサを内蔵している。基準位置センサは、グローブ可動役物150の戻りを検出できるものであればよい。例えば、基準位置センサは、駆動部164内部にて対向して設けられた赤外線を発光する発光素子およびその赤外線を受光する受光素子である。ここで、グローブ可動役物150が回転駆動され動作開始基準位置にあるとき、駆動部164の回転駆動とともに回転動作する遮光部材により赤外線が遮光されて基準位置センサは赤外線を受光しないものとする。一方、基準位置センサは、グローブ可動役物150が動作開始基準位置にないときに赤外線を受光するものとする。つまり、グローブ可動役物150が昇降部160を上下動させるよう動作して動作開始基準位置に戻ったとき、基準位置センサの受光素子は受光していた赤外線が遮光されることによりグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを検出する。
本実施例では、基準位置センサは駆動部164に内蔵されているが、基準位置センサを駆動部164以外に設けてもよい。すなわち、基準位置センサを設ける位置はグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを検出できる位置であればよい。例えば、赤外線の発光素子を腕部162の裏側に、受光素子を収納部材168に設けてもよい。この場合、発光素子および受光素子のそれぞれは、グローブ可動役物150が動作開始基準位置にあるときに受光素子が発光素子から発せられる赤外線が遮光部材によって遮光されるような位置に設けられる。
回動部166は、一端が昇降部160に固定され他端が収納部材168に軸支される長尺状に部材において、その支持軸を挟んで長尺状の部材の反対側に扇形歯車を設けて樹脂成形された部材である。図5において、回動部166を破線と実線で示す。回動部166は、駆動部164の回転駆動力が伝達されて支持軸を中心に回動し、その端部において支持する昇降部160を斜め上下方向に駆動する。回動部166は、例えば黒色などの目立たない色彩で着色が施されている。収納部材168は、後述するように、駆動部164の駆動力を回動部166に伝達する機構を構成する複数の部材を収納する。昇降部160は、例えばABS樹脂で形成されるとともに光沢が除かれる着色が施されている。昇降部160は後述するように中空であり、その中空部分に腕部162が収納される。腕部162は、例えばフッ素入りポリカーボネート樹脂で形成されているとともに、光沢が除かれる着色が施されている。
図6は、グローブ可動役物150の背面図である。同図において、図5に示した部材と同一の部材には同一番号を付す。収納部材168は、第1歯車170、第2歯車172および回動部166を収納する。第1歯車170は、駆動部164から、例えば図示しない減速機を介して駆動力が伝達される歯車である。減速機を介する分、駆動部164の回転軸と第1歯車170の回転軸とは位置がずれている。第1歯車170と第2歯車172とが噛合しており、それぞれはその回転中心において収納部材168に固定されている。回動部166において、扇形歯車に形成された歯が第2歯車172と噛合している。回動部166における長尺状部材の端部は、昇降部160に取り付けられている。回動部166は、回動中心において収納部材168に固定される。このような構成によって、駆動部164が第1歯車170を回転駆動すると、その駆動力が第2歯車172を介して回動部166に伝達される。その結果、回動部166に固定された昇降部160は、回動部166の回動とともに回動する。このとき、昇降部160の可動範囲は、回動部166の扇形歯車の歯が設けられる範囲に相当する。従って、昇降部160の回転半径に対して昇降部160の可動範囲が短いので、昇降部160がほぼ斜めに上下動するように見せることができる。
本実施例では、回動部166に扇形歯車を設けて第2歯車172に噛合させたが、変形例として、回動部を長尺状に樹脂成形した部材とし、その一端を昇降部160に固定し、他端を軸支してもよい。この場合、回動部は、駆動部164の回転駆動力により支持軸を中心に回動して昇降部160を斜め上下方向に駆動する。
昇降部160はボクシンググローブを半分に切断して、その一方の中身をくり抜いたような形状、すなわち椀状の部材である。ここで、昇降部160において図6で示されている側の面は椀の内側に相当する面である。昇降部160の内部には、図6に示すように長尺状に樹脂成形された腕部162が収納される。また、昇降部160には、腕部162を案内するガイド部174が形成されている。腕部162の端部には、ガイド片176が設けられている。収納部材168の端部には、ガイド片176を摺動させながら案内するガイド溝178が形成されている。ガイド溝178は、ガイド片176についてほぼ上下方向の運動を規制しつつ、ほぼ左右方向へのスライドを許容する。これによって、昇降部160が回動したとき、腕部162は、昇降部160のほぼ上下方向の運動には追従できず、ほぼ左右方向の運動には追従可能となる。
例えば、昇降部160が斜め上方向に回動しようとするとき、腕部162は、図6のほぼ右方向へ昇降部160に追従してスライドするので、昇降部160の回動が許容される。このとき、腕部162はほぼ上方向には追従できないので、昇降部160が回動すると腕部162は昇降部160内部から露出する。このように腕部162が露出されることにより、腕が伸びる状態が表現される。
一方、昇降部160が斜め下方向に回動しようとするときは、腕部162はほぼ左方向にスライドして昇降部160の回動を許容する。このとき、腕部162は、ほぼ下方向への運動を規制されるので、ガイド部174に沿って従動しながら昇降部160の内部へ収納される。このように腕部162が収納されることにより、腕が折り畳まれる状態が表現される。
グローブ可動役物150全体における動作を図6を用いて説明する。駆動部164に駆動されて第1歯車170がグローブ可動役物150の背面から見て反時計回り方向に回転すると(矢印p)、第1歯車170と噛合する第2歯車172は時計回り方向に回転する(矢印q)。また、第2歯車172と噛合する回動部166は反時計回り方向に回動する(矢印r)。この結果、回動部166に固定された昇降部160は、回動部166の回動中心を反時計回り方向に回動する(矢印s)。このようにして昇降部160が斜め上方向に回動すると、腕部162はガイド部174に沿って従動し、ガイド片176は矢印uの方向にガイド溝178に案内されながら摺動する。これによって、腕部162は、ガイド部174に沿って昇降部160の内部から露出される。
一方、駆動部164が第1歯車170を時計回り方向に駆動すると、各部材も上述の方向とは逆の方向に運動する。その結果、腕部162はガイド部174に沿って従動しながら昇降部160の内部に収納され、図6に示す状態に戻る。
本実施例では、上述のように昇降部160をABS樹脂で、腕部162をフッ素入りポリカーボネート樹脂で形成したので、腕部162の収納および露出において昇降部160との摩擦を小さくできる。これによって、グローブ可動役物150の耐久性の向上を図ることができる。
本実施例では、上述したようにグローブ可動役物150において部材が摺動する位置、すなわち腕部162の位置には駆動源を設けず、複数の歯車を介した位置に駆動源である駆動部164を1個設けた。このように摺動部分から離れた位置に最低限の数の駆動源を設けることにより、摺動部分においてある程度の遊びが確保される。これによって、摺動部分に発生する摩擦力を軽減でき、グローブ可動役物150の耐久性の向上を図ることができる。その結果、グローブ可動役物150の動作において均一な動作を精度良く維持することが可能となる。
本実施例では、第1歯車170、第2歯車172および回動部166の3個の部材を用いて昇降部160を駆動する。このように、複数の部材を用いることにより、各部材の寸法を小さくしてグローブ可動役物150全体の小型化を図ることができる。これによって、演出表示装置60の周囲の狭いスペースに昇降部160およびその駆動のための機構を収納することが可能となる。
図7は、昇降部160が図6に示す矢印sの方向に移動したときのグローブ可動役物150の正面図である。図7において、腕部162が昇降部160の内部から露出され、昇降部160が斜め上方向に突き上げられつつ腕部が伸長する状態が表現されている。本実施例に係るぱちんこ遊技機10では、例えば、リーチを示す演出において、可動演出役物制御手段133が駆動部164を駆動して、図7に示すような昇降部160が突き上げられた状態とする。これによって、遊技者は、特別図柄抽選の結果に応じてグローブ可動役物150によるパンチが繰り出されるような表現を楽しむことができる。このとき、演出画像190が表示される位置に昇降部160が突き上げられるようにグローブ可動役物150を設置すれば、グローブ可動役物150が、例えば、演出画像190として表示されたキャラクタを殴る状態を表現できる。
収納部材168は、図2に示したようにその大部分がセンター飾り64で覆い隠されている。つまり、回動部166の大部分もセンター飾り64で覆い隠されており、遊技者に視認されない。また、回動部166は、昇降部160および腕部162より目立たない色彩、例えば黒色などの着色が施されているため、回動部166における保護ケースで覆い隠されない部分も遊技者から視認されにくい。これによって、昇降部160が回動部166に牽引されて上下動していることを遊技者に認識されにくくでき、センター飾り64の下方からパンチが突き上げられるような印象を遊技者に与えられる。
本実施例では、昇降部160が突き上げられるような状態を表現したが、例えば、特別図柄抽選の結果に応じて昇降部160の上下動を複数回繰り返して腕部162が伸縮する状態を表現してもよい。また、昇降部160を細かく振動させてもよい。
上述したように駆動部164は二方向へ交互に回転駆動される。ここで、回転駆動の方向を転換するときに慣性が働くことにより駆動部164が脱調する場合がある。一方向に所定ステップ数回転駆動したときに駆動部164が脱調した場合、駆動部164がこれと同じステップ数をカウントして逆方向に回転駆動してもグローブ可動役物150は元の位置に到達しない。例えば、グローブ可動役物150が動作開始基準位置にある状態から昇降部160が斜め上方向に移動するよう駆動部164を50ステップ回転駆動させる場合を考える。この回転駆動中に駆動部164が脱調した場合、50ステップをカウントして逆方向に駆動部164を回転駆動させようとしても実際には駆動部164は50ステップに満たないステップ数しか回転駆動せず、グローブ可動役物150は動作開始基準位置まで到達しない。従って、基準位置センサは、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを検出しない。
そこで、本実施例において、可動演出役物制御手段133は、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻る方向(以下「戻り方向」ともいう)への駆動部164の回転角度が逆方向への駆動部164の回転角度より大きくなるよう駆動部164を回転駆動させる。つまり、可動演出役物制御手段133は、戻り方向への駆動部164のステップ数が逆方向へのステップ数より多くなるように回転駆動させる。例えば、戻り方向へのステップ数の上限を60ステップとし、その逆方向のステップ数の上限を50ステップとする。このように、戻り方向への駆動部164の回転角度が逆方向への駆動部164の回転角度より大きくなるよう駆動部164を回転駆動させることにより、駆動部164が脱調した場合であっても、可動役物を動作開始基準位置に戻し得る。
しかし、駆動部164の内部が多数回の回転駆動により過度に摩耗したり、例えば、腕部162とガイド部174との摩擦に起因してグローブ可動役物150が滑らかに動作しないということが起こり得る。このような場合、戻り方向へ駆動部164を60ステップ動作させてもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しないこともあり得る。このような事態は偶発的に起こることもあり、再び駆動部164を回転駆動させるとグローブ可動役物150が正常に動作する場合も多い。
グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しないとき、可動演出役物制御手段133は、グローブ可動役物150を動作開始基準位置に戻すために再試行動作を実行する。具体的には、可動演出役物制御手段133は、再試行動作として昇降部160が上下動するように駆動部164を再び回転駆動させる。再試行動作においても、可動演出役物制御手段133は、戻り方向への駆動部164の回転角度が逆方向への駆動部164の回転角度より大きくなるよう駆動部164を回転駆動させる。つまり、可動演出役物制御手段133は、戻り方向への駆動部164のステップ数が逆方向へのステップ数より多くなるように回転駆動させる。再試行動作においても戻り方向へのステップ数の上限を60ステップとし、その逆方向のステップ数の上限は50ステップとする。
可動演出役物制御手段133は、上記の再試行動作にて駆動部164を戻り方向へ60ステップ回転駆動してもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかった場合、同様の再試行動作を再度実行する。可動演出役物制御手段133は、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しない限り再試行動作を所定回数、例えば5回に達するまで間断なく連続して実行する。可動演出役物制御手段133は、再試行動作によりグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出した場合、その時点で駆動部164の回転駆動を停止して再試行動作を中断する。
5回目の再試行動作においてもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかった場合、可動演出役物制御手段133はエラー処理を実行する。具体的には、可動演出役物制御手段133は、ぱちんこ遊技機10の電源が切断されるまでグローブ可動役物150の動作の制御を終了する。また、これと同時に可動演出役物制御手段133はエラーランプ155を点灯させてグローブ可動役物150が故障したことを遊技者に報知する。
本実施例では、2回目以降の再試行動作において前回の再試行動作にてカウントしたステップ数と同じステップ数で駆動部164を戻り方向に回転駆動させて再試行動作を実行する。具体的には、可動演出役物制御手段133は、再試行動作によって可動役物が動作開始基準位置に戻ったことが検出された場合はそのときの戻り方向の駆動部164のステップ数を記憶する。そして、可動演出役物制御手段133は、次回の再試行動作においては記憶したステップ数にてグローブ可動役物150が戻り方向へ動作するよう駆動部164を制御する。
例えば、1回目の再試行動作にて駆動部164を戻り方向に53ステップ回転駆動されたときにグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことが検出されたものとする。このとき、可動演出役物制御手段133は、2回目の再試行動作として駆動部164を戻り方向に53ステップ回転駆動させる。この変形例によれば、再試行動作における戻り方向へのステップ数は、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことが検出された前回の再試行動作におけるステップ数を参照して設定される。これによって、各再試行動作にて駆動部164をより適切なステップ数で回転駆動させることができ、無用な検出エラーを減らすことができる。
図8は、ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入賞した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、当否抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。次に、可動演出役物制御手段133がエラー判定処理を実行する(S19)。
図9は、図8のS19におけるエラー判定処理の過程を示すフローチャートである。遊技中、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出しなかったとき(S20のY)、可動演出役物制御手段133は再試行動作を実行する(S22)。その再試行動作にてグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出せず(S24のY)、その時点において実行された再試行動作の回数が5回に達していない場合(S26のN)S22に戻る。S26にて再試行動作の回数が5回に達したとき(S26のY)、可動演出役物制御手段133はエラー処理を実行する(S28)。S20においてグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出したとき(S20のN)、S22からS28の処理をスキップする。S24においてグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出したとき(S24のN)、S26およびS28の処理をスキップする。
本実施例によれば、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが偶発的に検出できなかった場合に、再試行動作によってグローブ可動役物150の動作を正常な状態に戻す機会を設けることができる。また、所定回の再試行動作によってもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかった場合は、グローブ可動役物150が故障している可能性が高い。そのような場合には、グローブ可動役物150が故障したことを正しく検出して適切にエラー処理を実行できる。
また、再試行動作の回数に上限を設けることにより、駆動部164を連続して回転駆動させることに起因する駆動部164の過度の発熱を抑制できる。さらに、本実施例では、再試行動作を上限回数連続して実行してもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかったときに上記のエラー処理が実行される。これによって、駆動部164が故障した時期を特定できる。また、エラー処理として、ぱちんこ遊技機10の電源が切断されるまでグローブ可動役物150の動作の制御を終了させるので、遊技中、故障しているグローブ可動役物150の動作によって遊技の演出に支障が生じることを回避できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば以下のような変形例が考えられる。
本実施例では、可動演出役物制御手段133は再試行動作を所定回数に達するまで間断なく連続して実行することとしたが、変形例として、可動演出役物制御手段133は再試行動作を連続させないで所定回数実行してもよい。この場合、可動演出役物制御手段133は、再試行動作の合計回数が所定数に達し、その再試行動作によってもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できないときに上記のエラー処理を実行する。
具体例として、再試行動作の上限が5回である場合を考える。遊技中、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが初めて検出できなかったとき、可動演出役物制御手段133は1回目の再試行動作を実行する。可動演出役物制御手段133は、この再試行動作によってグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかった場合であっても直ちには次の再試行動作を実行しない。その後、再び遊技中にグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかったとき、可動演出役物制御手段133は2回目の再試行動作を実行する。可動演出役物制御手段133は、同様の手順を繰り返し、5回目の再試行動作によってもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかったとき、上記のエラー処理を実行する。
この変形例によっても、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが偶発的に検出できなかった場合であっても、直ちにエラー処理を実行せず、再試行動作によりグローブ可動役物150の動作を正常な状態に戻す機会を設けることができる。また、所定回の再試行動作によってもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかった場合は、グローブ可動役物150が故障している可能性が高い。そのような場合には、グローブ可動役物150が故障したことを正しく検出して適切にエラー処理を実行できる。
本実施例では、所定回の再試行動作によってもグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかったときにエラー処理を実行した。変形例として、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが最後の再試行動作にて検出しているものの、そうした状況が連続したときにエラー処理を実行してもよい。
具体例として、連続して実行できる再試行動作の上限が5回である場合を考える。遊技中、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかったとき、5回目の再試行動作でグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出したものとする。この後、遊技中に再びグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できなかったとき、再び5回目の再試行動作でグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出できたとする。このように、5回目の再試行動作にてグローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出されるという状況が2回連続したとき、可動演出役物制御手段133はエラー処理を実行する。
このような場合は、グローブ可動役物150が動作開始基準位置に戻ったことを基準位置センサが検出したものの、グローブ可動役物150は故障に近い状態にある可能性が高いと言える。この変形例によれば、このようにグローブ可動役物150が故障している可能性が高い場合にも適切にエラー処理を施すことができる。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 遊技盤の構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 グローブ可動役物の正面図である。 グローブ可動役物の背面図である。 昇降部が図6に示す矢印の方向に移動したときのグローブ可動役物の正面図である。 ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図8のS19におけるエラー判定処理の過程を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ぱちんこ遊技機、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 59 普通図柄表示装置、 60 演出表示装置、 61 特別図柄表示装置、 62 始動口、 64 センター飾り、 66 大入賞口、 68 作動口、 72 一般入賞口、 100 遊技制御装置、 102 メイン基板、 104 サブ基板、 110 入球判定手段、 112 当否抽選手段、 114 図柄決定手段、 116 保留制御手段、 118 メイン表示制御手段、 120 特別遊技制御手段、 124 開閉制御手段、 130 パターン記憶手段、 132 演出決定手段、 133 可動演出役物制御手段、 134 演出表示制御手段、 150 グローブ可動役物、 152 保護壁、 154、156、158 閃光ランプ、 155 エラーランプ、 160 昇降部、 162 腕部、 164 駆動部、 166 回動部、 168 収納部材、 170 第1歯車、 172 第2歯車、 174 ガイド部、 176 ガイド片、 178 ガイド溝、 190 演出画像、 192 特別図柄。

Claims (6)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の受け入れ状態が遊技者に有利な状態に変化可能な可変入球装置と、
    前記始動入賞口へ遊技球が入球した後、所定の条件が満たされたときに、前記可変入球装置の受け入れ状態を遊技者に有利な状態へ変化させることにより通常遊技より遊技者に有利な状態となる特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
    取り付けられたモータの回転に従って動作する可動役物と、
    前記モータを二方向へ交互に回転駆動させることにより前記可動役物が所定の動作パターンで動作するよう制御する役物制御手段と、
    前記可動役物の前記所定の動作パターンでの動作後、前記可動役物が所定の動作開始基準位置に戻ったことを検出する基準位置センサと、
    を備え、
    前記役物制御手段は、前記可動役物が前記所定の動作パターンで動作するよう制御した後、前記可動役物が前記所定の動作開始基準位置に戻ったことを前記基準位置センサが検出しないとき、再試行動作として前記モータをふたたび前記二方向へ交互に回転駆動させても前記可動役物が前記所定の動作開始基準位置に戻ったことを前記基準位置センサが検出しない場合に、所定のエラー処理を実行することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記役物制御手段は、再試行動作として前記可動役物が前記動作開始基準位置に戻る方向へのモータ回転角度がその逆方向のモータ回転角度より大きくなるよう前記モータを回転駆動させることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記役物制御手段は、前記再試行動作を所定回繰り返し実行しても前記可動役物が前記動作開始基準位置に戻ったことを前記基準位置センサが検出しない場合に前記所定のエラー処理を実行することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記役物制御手段は、前記可動役物が前記動作開始基準位置に戻ったことを前記基準位置センサが検出しない限り前記再試行動作を所定回数に達するまで間断なく連続して実行することを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記役物制御手段は、前記再試行動作によって前記可動役物が前記動作開始基準位置に戻ったことが検出された場合はそのときの前記可動役物の戻り方向のモータ回転角度を記憶し、次回の再試行動作においては前記可動役物が前記記憶したモータ回転角度にて戻り方向へ動作するよう前記モータを制御することを特徴とする請求項3または4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記役物制御手段は、前記所定のエラー処理として、当該遊技機の電源が切断されるまで前記可動役物の動作の制御を終了することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の弾球遊技機。
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