JP2017042231A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】サブ液晶画面による演出効果をより高めることができる遊技機を提供する。【解決手段】遊技盤に固定されるとともに、演出表示可能なメイン液晶画面と、該メイン液晶画面の演出表示とは異なる演出表示が可能なサブ液晶画面とを具備した遊技機において、サブ液晶画面は、第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされるとともに、遊技者の操作に基づいて第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされることにより、当該サブ液晶画面による演出効果をより高めることができるよう構成されたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、メイン液晶画面の演出表示とは異なる演出表示が可能なサブ液晶画面を具備した遊技機に関するものである。
通常、例えば第1種とよばれるパチンコ遊技機においては、その遊技盤に液晶画面から成る図柄表示手段や種々の入賞口等を具備しており、入賞口の一つである始動口に遊技球が入賞すると、図柄表示手段にて図柄を変動表示させ、それらが揃って停止表示された場合に遊技者に有利な「大当たり状態」とするとともに、賞球として多数の遊技球を獲得し得るよう構成されている。
従来、メイン液晶画面の他、サブ液晶画面が遊技盤に固定されるとともに、サブ液晶画面にてメイン液晶画面とは異なる演出表示を行わせる遊技機が提案されている。このように、メイン液晶画面及びサブ液晶画面にてそれぞれ演出表示させることにより、演出効果を向上させることができる。なお、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来技術においては、メイン液晶画面及びサブ液晶画面が遊技盤に固定されていたため、演出効果が不十分であるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、サブ液晶画面による演出効果をより高めることができる遊技機を提供することにある。
請求項1記載の発明は、遊技盤に固定されるとともに、演出表示可能なメイン液晶画面と、該メイン液晶画面の演出表示とは異なる演出表示が可能なサブ液晶画面とを具備した遊技機において、前記サブ液晶画面は、第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされるとともに、遊技者の操作に基づいて第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、サブ液晶画面は、遊技者の操作に基づいて第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされたので、当該サブ液晶画面による演出効果をより高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る遊技機を示す正面模式図 同遊技機の構成要素を示すブロック図 同遊技機における電動チューリップの状態を示す模式図であって、(a)閉止状態、(b)開成状態、を示す図 同遊技機におけるサブ液晶画面の駆動機構を示す模式図であって第1移動部が下方位置(サブ液晶画面が下方位置)にある状態を示す模式図 同遊技機におけるサブ液晶画面の駆動機構を示す模式図であって第1移動部が上方位置(サブ液晶画面が中間位置)にある状態を示す模式図 同遊技機におけるサブ液晶画面の駆動機構を示す模式図であって第2移動部が下方位置(サブ液晶画面が中間位置)にある状態を示す模式図 同遊技機におけるサブ液晶画面の駆動機構を示す模式図であって第2移動部が上方位置(サブ液晶画面が上方位置)にある状態を示す模式図 本発明の第2の実施形態に係る遊技機(サブ液晶画面が第1の位置)を示す正面模式図 同遊技機(サブ液晶画面が第2の位置)を示す正面模式図 本発明の第3の実施形態に係る遊技機を示す正面模式図 本発明の第4の実施形態に係る遊技機(可動役物が待機位置)を示す正面模式図 同遊技機(可動役物が移動位置)を示す正面模式図 本発明の実施形態におけるサブ液晶画面による演出の具体例を示すための模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
第1の実施形態に係る遊技機は、パチンコ遊技機から成るもので、図1に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2から遊技者が遊技盤4を目視し得るよう構成されている。この遊技盤4には、図柄を変動表示させ得るメイン液晶画面5(表示手段)及びサブ液晶画面29、種々役物や複数の釘、及び風車等が形成されている。
さらに、遊技盤4には、第1始動口6、第2始動口7a(図3参照)を有した電動チューリップ7、大入賞口8、及びゲート9、普通入賞口17等が形成されている。なお、パチンコ遊技機1の下方右隅部にはハンドル14が配設されており、該ハンドル14の回動操作により受け皿13内の遊技球を遊技盤4へ打ち出すよう構成されているとともに、受け皿13の上部側には、遊技者が任意タイミングで押圧操作可能な操作ボタン18(操作手段)が形成されている。
普通入賞口17は、遊技球が入賞することにより賞球としての遊技球を受け皿13に払出しさせ得るものである。第1始動口6と電動チューリップ7は、遊技盤4上のメイン液晶画面5(具体的には液晶画像表示器)の下方において、上下に並んで配置されたものであり、それぞれが独立して遊技球を入賞させ得るようになっている。このうち、第1始動口6は、遊技球が入賞すると大当たりか否か判定可能な数値データ(具体的には、大当たり用乱数値及び演出用乱数値)を取得させるものであり、上方に向けて開口して遊技球の入賞を常に許容した状態とされている。
一方、電動チューリップ7内の第2始動口7aは、可変入賞口と呼ばれるもので、図3に示すように、電動チューリップ7が、遊技球の入賞を規制する閉止状態(同図(a)参照)から、遊技球の入賞を許容する開成状態(同図(b)参照)まで動作することにより、遊技球が入賞可能とされるものである。しかして、第2始動口7aは、電動チューリップ7が開成状態となって遊技球が入賞すると、大当たりか否か判定可能な数値データ(具体的には、大当たり用乱数値及び演出用乱数値)を取得させるようになっている。
さらに、本実施形態に係るパチンコ遊技機1には、例えば7セグ等から成る第1特別図柄表示手段10及び第2特別図柄表示手段11がそれぞれ形成されている。第1特別図柄表示手段10は、第1始動口6に遊技球が入賞すると特別図柄(第1特別図柄)を変動表示させ、当該第1始動口6への入賞時に取得した乱数値(大当たり用乱数値)に応じた特別図柄を停止表示させるものであり、第2特別図柄表示手段11は、電動チューリップ7が開成状態とされることで遊技球が入賞すると、特別図柄(第2特別図柄)を変動表示させ、当該電動チューリップ7への入賞時に取得した乱数値(大当たり用乱数値)に応じた特別図柄を停止表示させるものである。
すなわち、第1始動口6に対する入賞と電動チューリップ7の第2始動口7aに対する入賞とでは、互いに独立した制御がなされることとなり、第1始動口6への入賞時には第1特別図柄表示手段10による第1特別図柄の変動表示が開始され、電動チューリップ7の第2始動口7aへの入賞時には第2特別図柄表示手段11による第2特別図柄の変動表示が開始されるようになっている。
ゲート9は、遊技球が通過可能とされたものであり、他の入賞口と異なり、通過による賞球の払出はなされないものである。また、第1特別図柄表示手段10及び第2特別図柄表示手段11の近傍には普通図柄表示手段12が配設されている。かかる普通図柄表示手段12は、ゲート9を遊技球が通過すると普通図柄を変動表示(本実施形態においては、丸印とバツ印とを交互に点灯表示)させ、所定の普通図柄(本実施形態においては丸印)が停止表示されると、「当たり」となって電動チューリップ7を所定時間開成させるようになっている。
なお、本実施形態においては、第1始動口6への入賞時よりも電動チューリップ7(第2始動口7a)に入賞したときの方が、遊技者に有利となり得るよう設定されている。例えば、高確率遊技状態において、電動チューリップ7の第2始動口7aに入賞した際には、短当たりとなる確率が極めて低く(或いは短当たりにはならない)設定される一方、同じく高確率遊技状態であっても、第1始動口6に入賞した際には、遊技状態が短当たりとなる確率が比較的高く設定されている。
ここで、「短当たり」とは、第1始動口6もしくは第2始動口7aに遊技球が入賞したことを条件として行われる大当たり状態の抽選において、短当たり遊技を実行する権利を獲得した場合に実行される遊技状態をいう。かかる「短当たり遊技状態」においては、大入賞口8が開放されるラウンド遊技を「長当たり」より少ない計2回行うものとされるが、各ラウンド遊技においては、大入賞口8が1回のみ開放し、その開放時間が0.1秒に設定されている。
これに対し、「長当たり」とは、第1始動口6または第2始動口7aに遊技球が入賞したことを条件として行われる大当たりの抽選において、長当たり遊技を実行する権利を獲得した場合に実行される遊技状態をいう。かかる「長当たり遊技状態」においては、大入賞口8が開放されるラウンド遊技を計15回行うものとされ、各ラウンド遊技における大入賞口8の総開放時間は最大30秒に設定されており、この間に大入賞口8に所定個数の遊技球(例えば9個)が入球すると、1回のラウンド遊技が終了となるよう設定されている。
メイン液晶画面5は、第1始動口6または第2始動口7aに遊技球が入賞したことを条件として図柄を変動表示させ得るとともに、所定の演出表示させ得るもので、遊技盤4の略中央に固定された液晶表示装置等から成る。かかるメイン液晶画面5は、その画面に所定の図柄や背景等を表示して演出可能とされるとともに、第1特別図柄表示手段10に対応した図柄(装飾図柄)又は第2特別図柄表示手段11に対応した図柄(装飾図柄)を変動表示又は停止表示可能とされている。そして、所定の図柄が停止表示(例えば同一図柄が揃って停止表示)されることにより「大当たり状態」が発生し、大入賞口8を所定時間及びタイミングで開口させ、多数の遊技球を獲得できるよう構成されている。
なお、メイン液晶画面5にて停止表示された図柄が予め定められた特定の図柄である場合(即ち、第1始動口6又は電動チューリップ7の第2始動口7aへの入賞時に取得した乱数値(大当たり用乱数値)に応じて予め定められた特別図柄が第1特別図柄表示手段10又は第2特別図柄表示手段11で停止表示された場合)には、大当たりの発生確率が通常より高められる特典が遊技者に与えられる。すなわち、大当たり状態の終了時に、その大当たり状態を生じさせた停止図柄が特定図柄であることを条件に、次の大当たりが高確率で発生するという特典が遊技者に与えられるのである。このように、大当たり状態が通常確率で発生する遊技状態を通常確率遊技状態と称するとともに、大当たり状態が当該通常確率よりも高確率で発生する遊技状態を高確率遊技状態と称するものとする。
特に、本実施形態においては、潜伏確変が発生し得るものとされている。かかる潜伏確変とは、大当たり状態が通常確率よりも高確率で発生する遊技状態であり、且つ、電チューサポートが行われない(電動チューリップ7の所定時間の開成が行われない)ものをいい、高確率遊技状態と通常確率遊技状態との判別が困難とされている。
サブ液晶画面29は、メイン液晶画面5の演出表示とは異なる演出表示が可能なもので、メイン液晶画面5の周囲(本実施形態においてはメイン液晶画面5の上部)における遊技盤4に移動可能に取り付けられた液晶表示装置等から成る。ここで、本実施形態に係るサブ液晶画面29は、操作ボタン18(操作手段)を遊技者が操作することによって駆動機構30により第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされている。例えば、操作ボタン18を1回押圧操作すると、サブ液晶画面29が下方位置(図4に示す位置(第1の位置))から中間位置(図5及び図6に示す位置)に移動し、更に1回押圧操作すると、中間位置から上方位置(図7に示す位置(第2の位置))に移動するよう構成されている。なお、サブ液晶画面29が上方位置(第2の位置)にあるとき、操作ボタン18を押圧操作することにより、当該サブ液晶画面29を中間位置又は下方位置(第1の位置)に戻すことができるよう構成するのが好ましい。
駆動機構30は、操作ボタン18の押圧操作に応じてサブ液晶画面29を移動させるためのもので、図4〜7に示すように、固定部31と、第1移動部32と、第2移動部33と、駆動源としてのモータ34とを有して構成されている。そして、固定部31は、遊技盤4に固定されるとともに、第1移動部32及び第2移動部33が当該固定部31に対して上下に移動可能に連結されている。なお、サブ液晶画面29は、第2移動部33に取り付けられている。
また、固定部31には、通電により駆動するモータ34と、第1回転体35とが取り付けられており、モータ34の駆動力が図示しないギヤなどを介して第1回転体35に伝達されるよう構成されている。この第1回転体35は、回転軸L1を中心に回転する部品から成り、所定部位に突起36が形成されている。かかる突起36は、第1移動部32に設けられた左右方向に延びた溝37に差し込まれて組み付けられており、第1回転体35が回転して突起36が上下に移動すると、第1移動部32も連動して上下に移動するようになっている。
しかして、モータ34が正転駆動して第1回転体35を回転させると、その回転方向の力が突起36及び溝37を介して第1移動部32に伝達されるので、図4に示す如く下方位置にある第1移動部32を、図5に示す如く上方位置まで移動可能とされている。また、モータ34が逆転駆動して第1回転体35を回転させると、その回転方向の力が突起36及び溝37を介して第1移動部32に伝達されるので、図5に示す如く上方位置にある第1移動部32を、図4に示す如く下方位置まで移動可能とされている。なお、図4においては、第1移動部32及びサブ液晶画面29が下方位置にある状態を示しており、図5においては、第1移動部32が上方位置であってサブ液晶画面29が中間位置にある状態を示している。
一方、第1移動部32には、図6、7に示すように、ギヤ38と、第2回転体39と、左右一対の突条部40とが設けられている。ギヤ38は、固定部31に形成されて上下方向に延びるラック41と噛み合って組み付けられることによりラックアンドピニオンを構成しており、第1移動部32が上下方向に移動すると、ギヤ38が回転するようになっている。そして、ギヤ38が回転すると、図示しないギヤなどを介して第1移動部32に設けられた回転軸42を中心に第2回転体39が回転することとなる。
第2回転体39の所定部位には、突起43が形成されており、この突起43は、第2移動部33に形成されて左右方向に延びた貫通孔44に差し込まれて組み付けられている。これにより、モータ34を正転駆動させて第1移動部32が上方に移動すると、第2回転体39が図6中右回転し、突起43が上方に移動することにより第2移動部33を図7に示す上方位置まで移動させることができる。なお、モータ34を逆転駆動させて第1移動部32が下方に移動すると、第2回転体39が図7中左回転し、突起43が下方に移動することにより第2移動部33を図6に示す下方位置(サブ液晶画面29の中間位置)まで移動させることができる。このように、遊技者が任意に操作ボタン18を押圧操作することにより、駆動機構30のモータ34が正転駆動又は逆転駆動し、サブ液晶画面29が下方位置(図4参照)と、中間位置(図5及び図6参照)と、上方位置(図7参照)との間を移動可能とされている。
また、第2移動部33には、突条部40上を摺動するためのローラユニット47が配設されている。かかるローラユニット47は、左右方向の間隔を空けた2箇所に設けられており、それぞれ軸45に固定されているとともに、突条部40上を転動するローラ48を有している。なお、ローラ48は、バネ46によって突条部40に押圧されており、第2移動部33の上下動に伴ってローラ48が常に突条部40上を転動するようになっている。しかして、突条部40のローラ48との接触面に傾斜角度を設けるようにすれば、サブ液晶画面29が上下に移動する過程において、遊技盤4に対して所定角度傾斜させることができる。
第1特別図柄保留ランプ15は、メイン液晶画面5にて図柄が変動表示されている間において、第1始動口6に遊技球が入賞した場合、所定個数(本実施形態においては4個)を限度として、その入賞した遊技球を保留球として保留させるものである。同様に、第2特別図柄保留ランプ16は、メイン液晶画面5にて図柄が変動表示されている間において、第2始動口7aに遊技球が入賞した場合、所定個数(本実施形態においては4個)を限度として、その入賞した遊技球を保留球として保留させるものである。
さらに、本実施形態に係るパチンコ遊技機1の背面側には、図2に示すように、メイン制御基板19と、サブ制御基板20とが配設されている。このうち、サブ制御基板20は、メイン制御基板19から送信された制御信号に基づき各種制御を行わせるもので、メイン液晶画面5、サブ液晶画面29、駆動機構30、操作ボタン18(操作手段)及びスピーカ等と電気的に接続された演出制御基板21と、装飾ランプや可動役物等と電気的に接続されたランプ制御基板22と、払出駆動モータ等と電気的に接続された払出制御基板23とを有して構成されている。
メイン制御基板19は、パチンコ遊技機1全般に亘る遊技内容を制御するもので、CPU、ROM及びRAM等を有して構成されている。このメイン制御基板19には、既述した第1特別図柄表示手段10、第2特別図柄表示手段11、普通図柄表示手段12、第1特別図柄保留ランプ15及び第2特別図柄保留ランプ16の他、第1始動口6及び第2始動口7aへの遊技球の入賞を検知するための始動口SW、電動チューリップ7を駆動させるための電動チューリップ7のソレノイド、ゲート9の遊技球の通過を検知するためのゲートSW、大入賞口8への遊技球の入賞を検知するための大入賞口SW及び当該大入賞口8を駆動させるための大入賞口ソレノイド等が電気的に接続されている。
さらに、本実施形態に係るメイン制御基板19は、始動口(第1始動口6及び第2始動口7a)への遊技球の入賞を契機として遊技者に有利な大当たり状態又ははずれを決定するための大当たり用数値データ(乱数値)及び演出形態を決定するための演出用数値データ(乱数値)を取得する抽選手段24と、始動口(第1始動口6及び第2始動口7a)に遊技球が入賞したことを契機として取得された数値データ(大当たり用数値データ及び演出用数値データ)を保留データとして記憶する記憶手段25とを有している。特に、本実施形態に係る記憶手段25は、第1始動口6に遊技球が入賞したことを契機として取得された数値データ(大当たり用数値データ及び演出用数値データ)を第1保留データとして記憶し、第2始動口7aに遊技球が入賞したことを契機として取得された数値データ(大当たり用数値データ及び演出用数値データ)を第2保留データとして記憶するものとされている。
演出制御基板21は、CPU、ROM及びRAM等を有して構成されたもので、メイン制御基板19から送信された制御信号に基づき主に演出に関わる各種制御を行わせるものである。なお、演出制御基板21は、ランプ制御基板22とも電気的に接続されており、メイン制御基板19から送信された制御信号に基づき、ランプ制御基板22を介して、装飾ランプや可動役物等を制御して所定の演出を行わせるよう構成されている。
ここで、本実施形態に係る演出制御基板21は、変動表示制御手段26と、メイン用演出表示制御手段27と、サブ用演出表示制御手段28とを有している。変動表示制御手段26は、記憶手段25で記憶された保留データに基づきメイン液晶画面5にて図柄(厳密には、第1特別図柄又は第2特別図柄に対応した装飾図柄)を変動表示させるものである。より具体的には、変動表示制御手段26は、第1保留データ及び第2保留データに基づいて図柄を変動表示させるとともに、第2保留データに基づく図柄の変動表示を第2保留データに基づく図柄の変動表示よりも優先して行う(所謂「優先変動」する)ものとされている。
メイン用演出表示制御手段27は、メイン液晶画面5に制御信号を送信可能とされており、上述のように、メイン液晶画面5にて図柄を変動表示させ得るとともに、当該メイン液晶画面5にて動画や静止画等を表示させる等の演出表示させ得るものである。サブ用演出表示制御手段28は、サブ液晶画面29に制御信号を送信可能とされており、サブ液晶画面29にて動画や静止画等を表示させる等の演出表示させ得るものである。
ここで、本実施形態に係るサブ用演出表示制御手段28は、サブ液晶画面29の位置に応じて表示させる内容を異ならせるよう構成されている。すなわち、サブ液晶画面29が下方位置(図4参照)にあるとき、中間位置(図5及び図6参照)にあるとき、及び上方位置(図7参照)にあるときで、表示する演出内容を互いに異ならせているのである。
上記実施形態によれば、サブ液晶画面29は、遊技者の操作によって任意位置(本実施形態においては下方位置、中間位置又は上方位置)に移動可能とされたので、サブ液晶画面29独自の演出を行わせることができ、当該サブ液晶画面29による演出効果をより高めることができる。また、サブ液晶画面29の位置に応じて表示させる内容を異ならせるので、サブ液晶画面29を任意位置に移動させることによる演出効果に加え、その位置に応じた演出表示を行わせることができ、当該サブ液晶画面29による演出効果をより高めることができる。
さらに、サブ液晶画面29を任意位置に移動させるための操作ボタン18(操作手段)を具備したので、遊技者によって、サブ液晶画面29を円滑且つ容易に任意位置に移動させることができる。なお、本実施形態に係る操作手段は、押圧操作可能な操作ボタン18にて構成されているが、ジョイスティックやタッチパネル等の他の形態の操作手段にて構成してもよい。
またさらに、サブ液晶画面29が移動可能な所定のタイミングにおいて、当該サブ液晶画面29に操作ボタン18の操作を促すための表示(例えば、「操作ボタン18を押圧操作可能です。」なる表示等)を行わせることができるとともに、操作ボタン18を点灯又は点滅させて操作ボタン18の操作を促すことができる。この場合、操作ボタン18を操作すればサブ液晶画面29が移動する旨を遊技者に確実に認識させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る遊技機は、第1の実施形態と同様、パチンコ遊技機から成るもので、図8に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2から遊技者が遊技盤4を目視し得るよう構成されている。この遊技盤4には、図柄を変動表示させ得るメイン液晶画面5(表示手段)及びサブ液晶画面29、種々役物や複数の釘、及び風車等が形成されている。なお、第1の実施形態と同様の構成要素には、同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るサブ液晶画面29は、メイン液晶画面5の下部における遊技盤4に移動可能に取り付けられた液晶表示装置等から成り、操作ボタン18(操作手段)の操作に基づいて、第1の位置(図8参照)と第2の位置(図9参照)との間を移動可能とされている。すなわち、サブ液晶画面29は、第1の実施形態と同様の移動機構を有しており、第1の位置(下方の位置)にあるとき、図8に示すように、メイン液晶画面5の表示を妨げない位置とされるとともに、第2の位置(上方の位置)にあるとき、図9に示すように、メイン液晶画面5の前方に移動して、少なくとも当該メイン液晶画面5の一部を覆って表示を妨げる位置とされる。
ここで、本実施形態においては、メイン液晶画面5において図柄の変動表示開始時や図柄の停止表示時、その表示が隠れてしまうのを回避するために、操作ボタン18を操作しても第1の位置にあるサブ液晶画面29が第2の位置に移動するのを禁止するよう制御される。これにより、メイン液晶画面5による図柄の変動表示開始時や図柄の停止表示時において、その表示を遊技者に確実に視認させることができる。なお、メイン液晶画面5において図柄の変動表示開始時や図柄の停止表示時、その表示が隠れてしまうのを回避するために、第2の位置にあるサブ液晶画面29を第1の位置に自動的に移動させるよう制御してもよい。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
本実施形態に係る遊技機は、第1の実施形態と同様、パチンコ遊技機から成るもので、図10に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2から遊技者が遊技盤4を目視し得るよう構成されている。この遊技盤4には、図柄を変動表示させ得るメイン液晶画面5(表示手段)及びサブ液晶画面29、種々役物や複数の釘、及び風車等が形成されている。なお、第1の実施形態と同様の構成要素には、同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。また、サブ液晶画面29の取付位置については、第2の実施形態と同様である。
ここで、本実施形態に係る遊技機は、図10に示すように、サブ液晶画面29が第2の位置に移動しても隠れない位置(本実施形態においてはメイン液晶画面5の側方の位置)に第4図柄表示手段Aが取り付けられている。かかる第4図柄表示手段Aは、メイン液晶画面5で表示される内容を示すための表示装置から成り、例えばメイン液晶画面5にて表示される図柄が変動中であるとき点灯又は点滅するとともに、保留数に応じて点灯するランプ等から成る。
本実施形態によれば、第4図柄表示手段Aを具備しているので、サブ液晶画面29が操作ボタン18の操作によって第2の位置に移動し、その表示内容が隠れてしまっても、当該第4図柄表示手段Aによって隠れた表示内容を認識させることができる。なお、第4図柄表示手段Aは、サブ液晶画面29の移動により隠れない位置であれば何れの位置であってもよく、例えばメイン液晶画面5におけるサブ液晶画面29の移動により隠れない位置に形成するようにしてもよい。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
本実施形態に係る遊技機は、第1の実施形態と同様、パチンコ遊技機から成るもので、図11、12に示すように、ガラス板2が取り付けられた前面枠3を有しており、かかるガラス板2から遊技者が遊技盤4を目視し得るよう構成されている。この遊技盤4には、図柄を変動表示させ得るメイン液晶画面5(表示手段)及びサブ液晶画面29、種々役物や複数の釘、及び風車等が形成されている。なお、第1の実施形態と同様の構成要素には、同一の符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。
本実施形態に係るサブ液晶画面29は、第2の実施形態と同様、メイン液晶画面5の下部における遊技盤4に移動可能に取り付けられた液晶表示装置等から成り、操作ボタン18(操作手段)の操作に基づいて、第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされている。すなわち、サブ液晶画面29は、第1の実施形態と同様の移動機構を有しており、第1の位置(下方の位置)にあるとき、メイン液晶画面5の表示を妨げない位置とされるとともに、第2の位置(上方の位置)にあるとき、メイン液晶画面5の前方に移動して、少なくとも当該メイン液晶画面5の一部を覆って表示を妨げる位置とされる。
ここで、本実施形態においては、メイン液晶画面5の周囲に可動役物Bが取り付けられており、遊技内容に応じた所定タイミングにて可動役物Bが移動可能とされている。具体的には、可動役物Bは、図11に示す待機位置と、図12に示す移動位置との間を移動可能とされており、移動位置にあるとき、メイン液晶画面5の前方を覆って少なくとも一部の表示が隠れるようになっている。
本実施形態に係るサブ液晶画面29は、可動役物Bが移動位置にあるとき、操作ボタン18を操作しても、第1位置から第2位置に移動しない(移動が禁止される)よう構成されている。これにより、移動位置にある可動役物Bにサブ液晶画面29が干渉してしまうのを防止することができ、可動役物Bの移動による演出とサブ液晶画面29の移動による演出とを確実に行わせることができる。なお、可動役物Bは、移動によって第2の位置にあるサブ液晶画面29と干渉するものであれば、何れの位置及び何れの形態であってもよい。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えばサブ液晶画面を3つ以上配設し、それぞれが遊技者の操作によって移動可能とされたものであってもよく、サブ液晶画面を移動させるための駆動機構は、図4〜7に示すもの以外で構成してもよい。また、サブ液晶画面の移動は、本実施形態の如く上下方向の移動の他、左右方向の移動、円や楕円を描く移動、遊技盤4の表面に対して垂直方向に対する移動等であってもよい。
しかるに、サブ液晶画面29による具体的な演出は、任意設定することができる。例えば、図13に示すように、メイン液晶画面5にてルーレット(当たり、リーチ及びはずれを有するルーレット)が移動する表示を行わせるとともに、サブ液晶画面29にてルーレットの何れかの位置を掴むための表示(マジックハンド等)を行わせ、遊技者が操作ボタン18を操作すると、サブ液晶画面29が第1の位置から第2の位置まで移動して、メイン液晶画面5のルーレットの何れか(当たり、リーチ又ははずれ)を掴む如き演出をすることができる。
サブ液晶画面が遊技者の操作に基づいて第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされた遊技機であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1…パチンコ遊技機
2…ガラス板
3…前面枠
4…遊技盤
5…メイン液晶画面
6…第1始動口
7…電動チューリップ
7a…第2始動口
8…大入賞口
9…ゲート
10…第1特別図柄表示手段
11…第2特別図柄表示手段
12…普通図柄表示手段
13…受け皿
14…ハンドル
15…第1特別図柄保留ランプ
16…第2特別図柄保留ランプ
17…普通入賞口
18…操作ボタン(操作手段)
19…メイン制御基板
20…サブ制御基板
21…演出制御基板
22…ランプ制御基板
23…払出制御基板
24…抽選手段
25…記憶手段
26…変動表示制御手段
27…メイン用演出表示制御手段
28…サブ用演出表示制御手段
29…サブ液晶画面
30…駆動機構
請求項1記載の発明は、遊技盤に固定されるとともに、演出表示可能なメイン液晶画面と、該メイン液晶画面の演出表示とは異なる演出表示が可能なサブ液晶画面とを具備した遊技機において、前記サブ液晶画面は、第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされるとともに、遊技者の操作に基づいて第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされ、且つ、待機位置と移動位置との間を所定のタイミングで移動可能とされた可動役物を具備し、前記サブ液晶画面は、前記可動役物と干渉する場合、遊技者の操作に関わらず移動しないことを特徴とする。
サブ液晶画面が遊技者の操作に基づいて第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされ、且つ、待機位置と移動位置との間を所定のタイミングで移動可能とされた可動役物を具備し、前記サブ液晶画面は、前記可動役物と干渉する場合、遊技者の操作に関わらず移動しない遊技機であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。

Claims (1)

  1. 遊技盤に固定されるとともに、演出表示可能なメイン液晶画面と、
    該メイン液晶画面の演出表示とは異なる演出表示が可能なサブ液晶画面と、
    を具備した遊技機において、
    前記サブ液晶画面は、第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされるとともに、遊技者の操作に基づいて前記第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされたことを特徴とする遊技機。
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