JP2009194515A - 画像形成装置、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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大介 岡田
Yasuyuki Igarashi
尉之 五十嵐
Masateru Kumagai
政輝 熊谷
Saori Iura
沙織 井浦
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Abstract

【課題】ユーザが意図する内容で識別情報を出力することができる画像形成装置、情報処理装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】識別情報を画像化した識別画像が余白画像に収まるか否かを判定し、識別画像が余白画像に収まらないと判定された場合、識別画像が余白画像に収まるように、画像化された識別画像が余白画像に描画された画像データである出力データを生成することにより、識別画像が余白画像に収まらずにはみ出すことを防止することができるため、識別画像が画像データからはみ出すことを防止することができる。
【選択図】 図1−2

Description

本発明は、画像形成装置、情報処理装置およびプログラムに関するものである。
従来、画像データを処理する装置として、複写機、ファクシミリ装置、複合機等が一般に知られている。これらの装置は、画像データを作成する複数の外部PCとネットワーク接続され、当該複数の外部PCから受信した画像データを印刷用紙に印刷することができる。しかしながら、このような装置においては、外部PCを区別することなく印刷処理を実行するため、出力された印刷物の混同防止、放置印刷物のユーザ特定を容易に行うことができないという問題があった。
このような問題を解決するものとして、ユーザID、印刷日時等の送信元識別情報が印刷されたページ(以下、バナーページとする)を印刷処理の際に出力することにより、印刷物に対して出力ユーザを容易に特定可能にした画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。特許文献1にかかる画像形成装置では、送信元から送られる印刷ジョブに含まれる送信元識別情報を記憶し、送信元識別情報を画像データにバナーとして合成して画像データと共に画像形成用紙上に出力することにより、出力された印刷物の識別が容易になり、印刷物に対するユーザの特定を容易に行うことができる。
特開2003−335032号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、画像データにバナーとして合成する識別情報の内容が予め決められた送信元識別情報に限定され、かつ識別情報を出力する位置や識別情報を記述する文字サイズを指定することができないため、定型のバナーページしか出力できず、バナーが画像データからはみ出してしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、バナーを画像データからはみ出さずに出力することができる画像形成装置、情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、識別情報が付加された画像データに応じた画像に含まれる余白画像のサイズを取得する取得手段と、前記画像データに付加された前記識別情報が画像化される識別画像のサイズを算出する算出手段と、算出したサイズの前記識別画像が、取得したサイズの前記余白画像に収まるか否かを判定する判定手段と、前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記識別画像が前記余白画像に収まるように、画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである出力データを生成する生成手段と、生成した前記出力データを出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記識別情報の中で前記識別画像として画像化される識別情報と前記識別画像の出力位置との少なくとも一方の設定を取得する設定取得手段を備え、前記生成手段は、前記設定取得手段により取得した前記識別情報と前記出力位置との少なくとも一方の設定に応じて画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2にかかる発明において、前記算出手段は、前記識別情報が予め設定された最小のフォントサイズで画像化される前記識別画像のサイズを算出し、前記生成手段は、前記識別情報が最小のフォントサイズで画像化される前記識別画像のサイズが算出され、かつ前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記画像データに応じた画像に含まれる前記余白画像以外の原稿画像のみを変倍し、前記識別情報が最小のフォントサイズで画像化された前記識別画像が、変倍された前記原稿画像を含む画像の前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1から3のいずれか一にかかる発明において、前記取得手段は、前記画像データに応じた画像に含まれる前記原稿画像の位置に基づいて、前記余白画像のサイズを取得することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1から4のいずれか一にかかる発明において、前記生成手段は、複数の項目を含む前記識別情報に含まれる項目を分割し、分割した前記各識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1から5のいずれか一にかかる発明において、前記設定取得手段は、前記識別画像を描画する前記余白画像の位置を示す前記出力位置の設定を取得することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1から6のいずれか一にかかる発明において、前記識別情報に含まれる複数の項目の優先度を設定する優先度設定手段をさらに備え、前記生成手段は、前記識別情報から前記優先度が低い項目を削除し、前記優先度が低い項目を削除した前記識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1から6のいずれか一にかかる発明において、前記識別情報に含まれる複数の項目の優先度が予め設定されており、前記生成手段は、前記識別情報から前記優先度が低い項目を削除し、前記優先度が低い項目を削除した前記識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、識別情報が付加された画像データに応じた画像に含まれる余白画像のサイズを取得する取得手段と、前記画像データに付加された前記識別情報が画像化される識別画像のサイズを算出する算出手段と、算出したサイズの前記識別画像が、取得したサイズの前記余白画像に収まるか否かを判定する判定手段と、前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記識別画像が前記余白画像に収まるように、画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである出力データを生成する生成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、請求項9にかかる発明において、前記識別情報の中で前記識別画像として画像化される識別情報と前記識別画像の出力位置との少なくとも一方の設定を取得する設定取得手段を備え、前記生成手段は、前記設定取得手段により取得した前記識別情報と前記出力位置との少なくとも一方の設定に応じて画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、請求項9または10にかかる発明において、前記算出手段は、前記識別情報が予め設定された最小のフォントサイズで画像化される前記識別画像のサイズを算出し、前記生成手段は、前記識別情報が最小のフォントサイズで画像化される前記識別画像のサイズが算出され、かつ前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記画像データに応じた画像に含まれる前記余白画像以外の原稿画像のみを変倍し、画像化された前記識別画像が、変倍された前記原稿画像を含む画像の前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項12にかかる発明は、請求項9から11のいずれか一にかかる発明において、前記取得手段は、前記画像データに応じた画像に含まれる前記原稿画像の位置に基づいて、前記余白画像のサイズを取得することを特徴とする。
また、請求項13にかかる発明は、請求項9から12のいずれか一にかかる発明において、前記生成手段は、複数の項目を含む前記識別情報に含まれる項目を分割し、分割した前記各識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項14にかかる発明は、請求項9から13のいずれか一にかかる発明において、前記設定取得手段は、前記識別画像を描画する前記余白画像の位置を示す前記出力位置の設定を取得することを特徴とする。
また、請求項15にかかる発明は、請求項9から14のいずれか一にかかる発明において、前記識別情報に含まれる複数の項目の優先度を設定する優先度設定手段をさらに備え、前記生成手段は、前記識別情報から前記優先度が低い項目を削除し、前記優先度が低い項目を削除した前記識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項16にかかる発明は、請求項9から14のいずれか一にかかる発明において、前記識別情報に含まれる複数の項目の優先度が予め設定されており、前記生成手段は、前記識別情報から前記優先度が低い項目を削除し、前記優先度が低い項目を削除した前記識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする。
また、請求項17にかかる発明は、コンピュータを、識別情報が付加された画像データに応じた画像に含まれる余白画像のサイズを取得する取得手段と、前記画像データに付加された前記識別情報が画像化される識別画像のサイズを算出する算出手段と、算出したサイズの前記識別画像が、取得したサイズの前記余白画像に収まるか否かを判定する判定手段と、前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記識別画像が前記余白画像に収まるように、画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである出力データを生成する生成手段と、生成した前記出力データを出力する出力手段と、として機能させる。
本発明によれば、識別情報を画像化した識別画像が余白画像に収まるか否かを判定し、識別画像が余白画像に収まらないと判定された場合、識別画像が余白画像に収まるように、画像化された識別画像が余白画像に描画された画像データである出力データを生成し、生成した出力データを出力できる、という効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、情報処理装置およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態では、本発明の画像形成装置、情報処理装置およびプログラムを複合機に適用した例を示すが、これに限定されるものではなく、複写機、プリンタ、ファクシミリ等にも適用することが可能である。
(第1の実施の形態)
図1−1は、本発明の実施の形態にかかる複合機を含むネットワーク構成図である。
外部PC12、13は、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)であり、LANやインターネット等のネットワーク11経由で複合機100に対して出力要求を行うものである。
複合機100は、利用者の外部PC12、13から出力要求を受けると、自ら画像処理を行ったり、出力要求された画像データを保存したり、画像データを他の外部機器に送信する機能を具備している。具体的には、本実施の形態にかかる複合機100は、出力要求された画像データに付加された識別情報を画像化したバナー(本発明にかかる識別画像)を、画像データに応じた画像とともに出力データとして出力する。
図1−2は、本発明の実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。本図に示すように複合機100は、外部I/F101と、操作部102と、識別情報記憶部103と、ファイル管理部104と、メモリ105と、設定管理部106と、出力部107と、出力制御部108と、システム制御部109と、RTC110とを備えている。また、複合機100は、外部I/F101を介してネットワーク11と接続されている。そして、複合機100は、外部I/F101で外部PC12、13から受信した画像データに画像処理を施した後、印刷物として出力する。
システム制御部109は、各構成部と接続されていて、複合機100全体の制御を行うものである。このシステム制御部109は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などから構成されており、CPUがROMに格納されたプログラムに基づいてRAMのワーク領域を利用しながら動作することにより、各種処理が実行される。
なお、複合機100で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供されてもよい。この場合、システム制御部109のCPUが上記記憶媒体からプログラムを読み出して図示しない主記憶装置上にロードすることで、複合機100に各種の機能を実現させる。また、プログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。または、プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供若しくは配布するようにしてもよい。
システム制御部109は、操作部102の入出力を制御する。例えば、システム制御部109は、操作部102を介して、画像データに付加された識別情報の中でバナーとして出力する識別情報(以下、画像化識別情報とする)およびバナーの出力位置の少なくとも一方の設定を受け付ける。ここで、識別情報とは、画像データを識別する情報であって、例えば、外部PC12、13から印刷が要求された印刷日時(日時情報)、外部PC12、13のユーザ名、画像データを出力する複合機100のマシン名、コメント等の文字列情報、ページ番号などである。また、画像化識別情報とは、画像データに付加された識別情報の中でバナーとして画像化する識別情報であり、例えば、外部PC12、13のユーザ名である。また、出力位置は、画像データに応じた画像とともに出力するバナーの位置であり、例えば、画像データに応じた画像に含まれる余白である。
図2は、画像化識別情報および出力位置の設定を受け付ける際に操作部に表示される設定画面の一例を示す説明図である。システム制御部109は、図2に示す設定画面を操作部102に表示して当該画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定を受け付ける。具体的には、ユーザが[バナー]タブ201を選択することにより、図2に示す設定画面が表示される。以下、[バナー]タブ201の選択により操作部102に表示される設定画面の詳細について説明する。なお、本実施の形態では、操作部102に図2に示す設定画面を表示して画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定を受け付けているが、これに限定するものではない。例えば、外部PC12、13の表示手段に図2に示す設定画面を表示し、プリンタドライバを介して外部PC12、13から画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定を受け付けてもよい。その場合、システム制御部109は、外部PC12、13から画像データと共に画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定を受信する。また、本実施の形態では、バナーを印刷する場合について説明するが、これに限定するものではない。バナーの図示しない記憶部への格納、バナーの外部機器へ送信、バナーのFAX送信等によりバナーを出力する場合も同様にして、画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定を受け付ける。
まず、バナーの印刷のON/OFFを切り換える項目について説明する。[バナー印刷]ボックス202は、バナーの印刷のON/OFFを切り換えるチェックボックスである。ユーザは、[バナー印刷]ボックス202をチェック(ON)することにより、バナーの印刷を指示することができる。
次に、画像化識別情報の設定を受け付ける項目について説明する。[印刷内容]グループ218は、出力する画像化識別情報の設定を受け付けるチェックボックスおよびダイアログを含むグループである。[ユーザ名]ボックス219は、ユーザ名を示す画像化識別情報の設定を受け付けるチェックボックスである。[機器名]ボックス220は、機器名を示す画像化識別情報の設定を受け付けるチェックボックスである。[文字列]ボックス221は、ユーザが入力した任意の文字列(例えば、「test print」)を示す画像化識別情報の設定を受け付けるダイアログボックスである。
システム制御部109は、上述したチェックボックスへのチェックおよびダイアログボックスへの文字列の入力を検知することにより、画像化識別情報の設定を受け付ける。なお、本実施の形態では、ユーザ名、機器名、および文字列を示す画像化識別情報の設定を受け付けるチェックボックス、およびダイアログボックスを画像化識別情報の設定を受け付ける項目の一例として用いたが、これに限定するものではない。例えば、文書名、印刷日時、ホスト名、ページ情報等を示す画像化識別情報の設定を受け付けるチェックボックスやダイアログボックスを画像化識別情報の設定を受け付ける項目として用いることもできる。
次に、出力位置の設定を受け付ける項目について説明する。[バナーページを印刷]ボタン203は、画像データが印刷されるページとは独立したページを示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンである。[原稿に印刷]ボタン204は、画像データが印刷されるページに重畳させたバナーの印刷の設定を受け付けるラジオボタンである。
[印刷ページ]グループ205は、[原稿に印刷]ボタン204が選択された場合に、バナーを印刷するページを示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンを含むグループである。[全ページに印刷]ボタン206は、画像データが印刷される全ページを示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンである。[指定ページに印刷]ボタン207は、ダイアログボックス207に入力された画像データが印刷されたページを示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンである。ボックス207は、画像データのバナーを印刷するページを入力するダイアログボックスである。
[両面印刷]グループ209は、[原稿に印刷]ボタン204が選択され、かつ出力部107により画像データを記録媒体の両面に印刷する場合に、バナーを印刷する面を示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンを含むグループである。[両面に印刷]ボタン210は、記録媒体の両面を示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンである。[表面のみ印刷]ボタン211は、記録媒体の表面を示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンである。また、本実施の形態では、画像データを記録媒体の両面に印刷する場合のバナーの出力位置の設定を受け付ける例を説明したが、これに限定するものではない。例えば、複合機100が画像データの複数のページを1ページに集約する集約機能を備える場合に、複数のページを集約したページ内のバナーを印刷する位置を示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンを設けてもよい。
[印刷箇所]グループ212は、[原稿に印刷]ボタン204が選択された場合に、画像データを印刷するページ内のバナーを印刷する余白の位置および当該バナーを印刷する余白の幅の設定を受け付けるラジオボタンおよびダイアログボックスを含むグループである。[上]ボタン213は、画像データを印刷するページの上部の余白を示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンである。[右]ボタン214は、画像データを印刷するページの右部の余白を示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンである。[下]ボタン215は、画像データを印刷するページの下部の余白を示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンである。[左]ボタン216は、画像データを印刷するページの左部の余白を示す出力位置の設定を受け付けるラジオボタンである。[余白の幅]ボックス217は、画像データが印刷されるページのバナーが印刷される余白の幅を示す出力位置の設定を受け付けるダイアログボックスである。
システム制御部109は、上述したラジオボタンの選択およびダイアログボックスへの余白の幅の入力を検知することにより、出力位置の設定を受け付ける。なお、本実施の形態では、印刷ページ、両面印刷、印刷箇所を指示するラジオボタンおよびダイアログボックスを出力位置の設定を受け付ける項目の一例として用いたが、これに限定するものではない。例えば、バナー内で識別情報の文字サイズやバナー内で識別情報を記述する文字方向を受け付けるラジオボタンを出力位置の設定を受け付ける項目として用いることもできる。
また、図2に示す画面では、印刷ボタン202およびキャンセルボタン203を選択することにより、バナーの印刷およびバナーの印刷の中止を指示することができる。さらに、図示しないプレビューボタンを選択することにより、バナーが印刷されたページの印刷結果を画面上に表示して確認することもできる。
ファイル管理部104は、システム制御部109で入力を受け付けた画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定が格納される記憶手段であり、当該画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定を恒久的に記憶可能な図示しないHDD等によって実現される。なお、ファイル管理部104に格納された画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定は、出力部107から出力される全ての画像データに対して適用されるものとする。
外部I/F101は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やインターネットなどのネットワーク11と接続され、通信プロトコルに従ってネットワーク11に接続された他の外部PC12、13との間で画像データや制御データ等をやり取りする。画像データは、原稿画像およびその周囲の余白画像を含むものであって、当該画像データを識別する識別情報が付加されているものとする。
識別情報記憶部103は、外部I/F101で受信した画像データに付加される識別情報を記憶する記憶手段であり、図示しないRAMにより実現される。
RTC110は、時計、カレンダー機能を有したリアルタイムクロックである。
メモリ105は、外部I/F101で取得した画像データ等を展開、格納するための記憶手段であり、図示しないRAMにより実現される。
設定管理部106は、ファイル管理部104に格納された画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定を取得する(本発明にかかる設定取得手段)。具体的には、設定管理部106は、ファイル管理部104に格納された画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定を読み込む。さらに、設定管理部106は、読み込んだ画像化識別情報の設定に基づいて、識別情報記憶部103に記憶された識別情報から画像化識別情報を取得する。例えば、画像化識別情報の設定によりユーザ名が指示された場合、設定管理部106は、識別情報記憶部103に記憶された識別情報からユーザ名を画像化識別情報として取得する。
また、設定管理部106は、識別情報記憶部103に記憶された識別情報に印刷日時が含まれておらず、かつ画像化識別情報の設定により印刷日時が指示された場合、RTC110から日時情報を取得する。
出力制御部108は、システム制御部109によって制御され、外部I/F101により受信した画像データを出力部107から出力するためのデータ処理、制御を行う。
ここで、図3を用いて、本実施の形態にかかるシステム制御部109および出力制御部108の特長的な動作について説明する。図3は、システム制御部および出力制御部によって実現される機能を示すコンポーネント図である。
システム制御部109は、フィルタコンポーネントにより実行されるジョブを管理するアクティビティコンポーネントであるプリンタアクティビティ301を有して構成される。プリンタアクティビティ301は、フィルタコンポーネントとメッセージのやり取りを行い、フィルタコンポーネントの機能を制御する。
出力制御部108は、プリンタアクティビティ301からのメッセージによりジョブを実行し、入力された画像データを処理して後段のパイプ306に流すフィルタコンポーネントであるPC文書受信フィルタ302、バナーレンダリングフィルタ303、加工フィルタ304、および印刷フィルタ305を有して構成される。ここで、パイプ306は、フィルタコンポーネント間のデータの受け渡しを行う。本実施の形態では、図3に示すコンポーネント図の左側のフィルタコンポーネントから右側のフィルタコンポーネントへとデータの受け渡しが行われる。
PC文書受信フィルタ302は、外部I/F101により受信した画像データを取得し、取得した画像データを解析する。さらに、PC文書受信フィルタ302は、取得した画像データに応じた画像を生成し、生成した画像をメモリ105に書き込む。なお、本実施の形態では、外部I/F101により受信した画像データを取得しているが、これに限定するものではない。例えば、複合機100がスキャナを有している場合は、スキャナで読み取った画像データを取得してもよい。
ここで、図4を用いて、PC文書受信フィルタ302により取得した画像データを解析する処理について説明する。具体的には、PC文書受信フィルタ302は、取得した画像データに応じた画像に含まれる余白画像のサイズを取得する(本発明にかかる取得手段)。図4は、余白画像の縦横のサイズを取得する処理の説明図である。
PC文書受信フィルタ302は、プリンタドライバまたは画像データの印刷イメージを記述する言語(PDL)から、画像データ401における原稿画像402の描き始めの点Zの座標(x,y)および原稿画像402のサイズ(横幅Wおよび縦幅H)を取得する。さらに、PC文書受信フィルタ302は、操作部102またはプリンタドライバを介して設定され、ファイル管理部104に格納された用紙サイズを画像データ401のサイズ(横幅Xおよび縦幅Y)として取得する。そして、PC文書受信フィルタ302は、取得した点Zの座標(x,y)、原稿画像402のサイズ(横幅Wおよび縦幅H)、および画像データのサイズ(横幅Xおよび縦幅Y)を用いて、余白画像403のサイズ(aおよびb)を求める。例えば、座標xと横幅Wとを加算した値を、横幅Xから減算して、サイズaを取得する。また、座標yと縦幅Hとを加算した値を、縦幅Yから減算して、サイズbを取得する。
なお、本実施の形態では、点Zの座標(x,y)、原稿画像402のサイズ、および画像データ401のサイズから余白画像403のサイズを取得しているが、これに限定するものではない。例えば、出力位置の設定として余白の幅が設定されている場合、PC文書受信フィルタ402は、ファイル管理部104から余白の幅(余白画像のサイズ)を取得してもよい。
バナーレンダリングフィルタ303は、設定管理部106により取得した画像化識別情報が画像化されるバナーのサイズを算出する(本発明にかかる算出手段)。本実施の形態では、所定のサイズ(例えば、フォントサイズ)で画像化識別情報が画像化されるバナーのサイズ(横幅および縦幅)と、当該画像化識別情報に含まれる項目数と、を対応付けるテーブルをファイル管理部104に予め格納する。そして、バナーレンダリングフィルタ303は、画像化される画像化識別情報に含まれる項目数を検出し、さらにファイル管理部104に格納されたテーブルから特定した項目数に対応付けられたバナーのサイズを取得する。
また、PC文書受信フィルタ302は、バナーレンダリングフィルタ303により算出したサイズのバナーが、上述の処理により取得したサイズの余白画像に収まるか否かを判定する(本発明にかかる判定手段)。ここで、図5を用いて、バナーが余白画像に収まるか否かを判定する処理について説明する。図5は、バナーが余白画像に収まる否かを判定する処理の説明図である。
例えば、図5(a)に示す右上の余白画像403に図5(c)に示すバナー501を合成する場合、PC文書受信フィルタ302は、余白画像403の縦横の大きさ(横幅Xおよび縦幅y)と、バナー501の縦横の大きさ(横幅wおよび縦幅h)とを比較する。ここで、バナー501の横幅wは余白画像403の横幅Xより小さいが、バナー501の縦幅hは余白画像403の縦幅yよりも大きい。よって、PC文書受信フィルタ302は、バナー501が余白画像403に収まらないと判定する。つまり、PC文書受信フィルタ302は、バナー501の横幅wおよび縦幅hの少なくとも一方が余白画像403に収まらない場合、バナー501が余白画像403に収まらないと判定する。
PC文書受信フィルタ302、バナーレンダリングフィルタ303、および加工フィルタ304は、PC文書受信フィルタ302によりバナーが余白画像に収まらないと判定された場合、バナーが余白画像に収まるように、画像化されたバナーが余白画像に描画された画像データである出力データを生成する(本発明にかかる生成手段)。本実施の形態では、PC文書受信フィルタ302により取得した余白画像のサイズに合わせてバナーを生成し、生成したバナーをメモリ105に書き込む。具体的には、まず、バナーレンダリングフィルタ303が、以下に説明する処理により算出した変倍率に基づいて、生成するバナーのサイズを算出する。なお、バナーレンダリングフィルタ303は、PC文書受信フィルタ302によりバナーが余白画像に収まると判定された場合、画像化識別情報を所定のサイズで画像化したバナーを生成する。
バナーレンダリングフィルタ303は、バナーが余白画像に収まらないと判定された場合、画像化識別情報が画像化されるバナーのサイズに対して、余白画像のサイズに基づいて算出した変倍率を乗算することにより、生成するバナーのサイズを算出する。例えば、図5(c)に示すように、バナーレンダリングフィルタ303は、バナー501の縦幅hが余白画像403の縦幅yよりも大きい場合、余白画像403の縦幅yをバナーhで除算した値(y/h)を変倍率として算出する。次いで、バナーレンダリングフィルタ303は、バナー501のサイズに対して算出した変倍率を乗算して、生成するバナー502のサイズ(横幅w´および縦幅h´)を算出する。
ここで、図6を用いて、バナーの変倍率を算出する種々の例について説明する。図6は、バナーの変倍率を算出する処理の説明図である。図6(a)は、バナー501のサイズ(横幅wおよび縦幅h)およびバナー501を描画する余白画像403(横幅Xおよび縦幅y)のサイズを示す図である。以下、図6(b)〜(d)を用いて、図6(a)に示すバナー501が余白画像403に収まらない種々のケースにおける変倍率の算出方法について説明する。
図6(b)は、バナー501の縦幅hが余白画像403の縦幅yよりも大きい場合(h>yのとき)に、バナー501を縮小して余白画像403のサイズに合わせる例を示す説明図である。バナーレンダリングフィルタ303は、余白画像403の縦幅yをバナー501の縦幅hで除算した値(y/h)を変倍率として算出する。次いで、バナーレンダリングフィルタ303は、算出した変倍率をバナー501のサイズに乗算して、生成するバナー502のサイズを算出する。
図6(c)は、バナー501の横幅wが余白画像403の横幅Xより大きい場合(w>Xのとき)に、バナー501を縮小して余白画像403のサイズに合わせる例を示す説明図である。バナーレンダリングフィルタ303は、余白画像403の横幅Xをバナー501の横幅wで除算した値(X/w)を変倍率として算出する。次いで、バナーレンダリングフィルタ303は、算出した変倍率をバナー501のサイズに乗算して、生成するバナー502のサイズを算出する。
図6(d)は、バナー501の横幅wおよび縦幅hが余白画像401の横幅Xおよび縦幅hより大きい場合(h>y、かつX>wのとき)に、バナー501を縮小して余白画像403のサイズに合わせる例を示す説明図である。バナーレンダリングフィルタ303は、バナー501の横幅wおよび縦幅hのうち、余白画像403の横幅Xおよび縦幅yに対して倍率が大きい方の幅に合わせて変倍率を算出する。図6(d)に示す例では、バナー501の縦幅hが余白画像403の縦幅yに対して2倍以上大きいため、バナー501の縦幅hに合わせた変倍率(y/h)を算出する。次いで、バナーレンダリングフィルタ303は、算出した変倍率をバナー501のサイズに乗算して、生成するバナー502のサイズを算出する。
加工フィルタ304は、PC文書受信フィルタ302により生成した画像、およびバナーレンダリングフィルタ303により生成されたバナーを受け取る。そして、加工フィルタ304は、バナーレンダリングフィルタ303により生成されたバナーが、PC文書受信フィルタ302により取得した画像データに応じた画像の余白画像に描画された画像データである出力データを生成する。そして、加工フィルタ304は、出力データを記録媒体に印刷するため、出力データに応じた画像を生成し、生成した画像をメモリ105に書き込む。
例えば、図5(c)に示すバナー501をy/h倍した図5(d)に示すバナー502を、図5(a)に示す余白画像403に描画する。これにより、図5(b)に示すように、縦幅h´が余白画像403の縦幅yと等しく、横幅w´が余白画像403の横幅Xより小さいバナー502を、余白画像403に描画することができるため、バナー502を余白画像403からはみ出さずに描画することができる。
なお、加工フィルタ304は、ファイル管理部104に出力位置の設定が格納されている場合、設定管理部106により読み込まれた出力位置の設定を取得し、出力位置の設定が示す出力位置に、バナーレンダリングフィルタ303により生成したバナーが描画された画像データである出力データを生成する。例えば、図2に示す設定画面において[上]ボタン213が選択された場合、加工フィルタ304は、画像データに応じた画像の右上の余白にバナーを描画する。これにより、ユーザが意図する位置にバナーを描画した出力データを生成することができる。
印刷フィルタ305は、加工フィルタ304によって生成された出力データを受け取り、出力部107からの出力データの出力を制御する。なお、本実施の形態では、メモリ105に書き込まれた出力データに応じた画像の記録媒体への印刷処理を制御する。
出力部107は、出力制御部108によって制御され、生成された出力データを出力する(本発明にかかる出力手段)。本実施の形態に係る出力部107は、プロッタであり、メモリ105に書き込まれた出力データに応じた画像の記録媒体への印刷処理を実行する。なお、本実施の形態では、出力データに応じた画像を記録媒体に印刷しているが、これに限定するものではない。例えば、出力データの外部PC12、13への送信、出力データのFAX送信、出力データの図示しない主記憶装置への記憶等を行うこともできる。
操作部102は、システム制御部109により制御され、図示しないタッチパネルを介して設定内容の入力を検知する。また、操作部102は、プレビュー画面や図2に示す設定画面を図示しない表示手段である表示パネルに表示する。
次に、図7を用いて、本実施の形態に係る複合機100による画像データの出力処理の手順を説明する。図7は、本実施の形態に係る複合機による画像データの出力処理の手順を示すシーケンス図である。
まず、PC文書受信フィルタ302は、取得した画像データに含まれる余白画像のサイズを取得する(ステップS701)。
バナーレンダリングフィルタ303は、設定管理部106により画像化識別情報の設定に基づいて、識別情報記憶部103に格納された識別情報の中から画像化識別情報を取得する(ステップS702)。そして、バナーレンダリングフィルタ303は、取得した画像化識別情報が所定のサイズで画像化されるバナーのサイズを算出する(ステップS703)。
PC文書受信フィルタ302は、バナーレンダリングフィルタ303により算出されたサイズのバナーが取得したサイズの余白画像に収まるか否かを判定する(ステップ704)。そして、バナーレンダリングフィルタ303により算出したサイズのバナーが、PC文書受信フィルタ302により取得したサイズの余白画像に収まらないと判定された場合(ステップS704:No)、バナーレンダリングフィルタ303は、余白画像に合わせたバナーのサイズを算出する(ステップS705)。
そして、バナーレンダリングフィルタ303は、算出したサイズに基づいて、画像化識別情報を画像化したバナーを生成する(ステップS706)。加工フィルタ304は、生成したバナーが、取得した画像データに応じた画像が含む余白画像に描画された画像データである出力データを生成する(ステップS707)。印刷フィルタ305は、生成した出力データの出力部107からの出力を制御して、当該出力データに応じた画像を記録媒体に印刷する(ステップS708)。
一方、PC文書受信フィルタ302によりバナーが余白画像に収まると判定された場合(ステップS704:Yes)、バナーレンダリングフィルタ303は、画像化識別情報を所定のサイズで画像化したバナーを生成する(ステップS706)。そして、加工フィルタ304は、生成したバナーが、取得した画像データに応じた画像が含む余白画像に描画された画像データである出力データを生成する(ステップS707)。印刷フィルタ305は、生成した出力データの出力部107からの出力を制御して、当該出力データに応じた画像を記録媒体に印刷する(ステップS708)。
このように、本実施の形態にかかる複合機100によれば、バナーが余白画像に収まるか否かを判定し、バナーが余白画像に収まらないと判定された場合、バナーが余白画像に収まるように、画像化されたバナーが余白画像に描画された画像データである出力データを生成することにより、バナーが余白画像に収まらずにはみ出すことを防止することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第1の実施の形態とほぼ同一であるため、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、画像データに応じた画像に含まれる余白画像以外の原稿画像のみを変倍することにより、余白画像からのバナーのはみ出しを防止する。
本実施の形態における複合機100による画像データの出力処理について説明する。図8は、第2の実施の形態にかかるPC文書受信フィルタ、バナーレンダリングフィルタ、加工フィルタ、印刷フィルタが行う画像データの出力処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる画像データの出力処理の手順は、図7に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS801〜ステップS804、およびステップS809の処理は、図7の説明を参照し、ここでの説明を省略する。
PC文書受信フィルタ302、バナーレンダリングフィルタ303、および加工フィルタ304は、バナーが余白画像に収まらないと判定された場合(ステップS804:No)、画像データに応じた画像に含まれる余白画像以外の原稿画像のみを変倍し、画像化されたバナーが、変倍された原稿画像を含む画像の余白画像に描画された画像データである出力データを生成する。具体的には、まず、PC文書受信フィルタ302は、バナーが余白画像に収まる原稿画像のサイズを算出する(ステップS805)。
ここで、図9を用いて、原稿画像のサイズを算出する処理について説明する。図9は、原稿画像のサイズを算出する処理の説明図である。図9(a)は、PC文書受信フィルタ302が取得した画像データに応じた画像を示す図である。図9(c)は、図9(a)に示す画像の上部の余白画像403に描画するバナー501を示す図である。バナー501の横幅wは、余白画像403の横幅Xより小さい。しかし、バナー501の縦幅hは、余白画像403の縦幅yより大きい。そこで、PC文書受信フィルタ302は、図9(b)に示すように、余白画像403の縦幅がバナー501の縦幅h以上となる原稿画像901のサイズ(横幅W´および縦幅H´)を算出する。
次に、加工フィルタ304は、PC文書受信フィルタ302により算出されたサイズに合わせて、取得した画像データに応じた画像に含まれる原稿画像のみを変倍する(ステップS806)。そして、バナーレンダリングフィルタ303によって画像化識別情報が所定のサイズで画像化されたバナーが生成されると(ステップS807)、加工フィルタ304は、生成したバナーが、変倍した原稿画像を含む画像の余白画像に描画された画像データである出力データを生成する(ステップS808)。
このように、本実施の形態にかかる複合機100によれば、バナーが余白画像に収まるか否かを判定し、バナーが余白画像に収まらないと判定された場合、画像データに応じた画像に含まれる余白画像以外の原稿画像のみを変倍し、画像化されたバナーが、変倍された原稿画像を含む画像の余白画像に描画された画像データである出力データを生成することにより、バナーが余白画像に収まらずにはみ出すことを防止することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第1〜2の実施の形態とほぼ同一であるため、第1〜2の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、画像化識別情報に含まれる項目を分割し、分割した画像化識別情報が画像化されたバナーが余白画像に描画された画像データである出力データを生成することにより、余白画像が小さい場合であってもバナーをはみ出さずに余白画像に描画することができる。
本実施の形態における複合機100による画像データの出力処理について説明する。図10は、第3の実施の形態にかかるPC文書受信フィルタ、バナーレンダリングフィルタ、加工フィルタ、印刷フィルタが行う画像データの出力処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる画像データの出力処理の手順は、図7に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS1001〜ステップS1005、およびステップS1009の処理は、図7の説明を参照し、ここでの説明を省略する。
バナーレンダリングフィルタ303および加工フィルタ304は、PC文書受信フィルタ302によりバナーが余白画像に収まらないと判定された場合、設定管理部106により取得した画像化識別情報に含まれる項目を分割し、分割した画像化識別情報が画像化されたバナーが余白画像に描画された画像データである出力データを生成する。具体的には、バナーレンダリングフィルタ303は、画像化識別情報に含まれる項目を分割する(ステップS1006)。そして、バナーレンダリングフィルタ303は、分割した画像化識別情報が所定のサイズで画像化されたバナーを生成する(ステップS1007)。
ここで、図11を用いて、画像化識別情報を分割する処理について説明する。図11は、画像化識別情報を分割する処理の説明図である。図11(a)は、PC文書受信フィルタ302が取得した画像データに応じた画像を示す図である。図9(c)は、図9(a)に示す画像の上部の余白画像403に描画するバナー501を示す図である。バナー501の横幅wは、余白画像403の横幅Xより小さい。しかし、バナー501の縦幅hは、余白画像403の縦幅yよりも大きい。そこで、バナーレンダリングフィルタ303は、図9(c)に示す画像化識別情報を、印刷日時(「date 2007/06/01」)およびユーザ名(「user 理光 太郎」)の項目を含む画像化識別情報と、マシン名(「machine Imagio XYZ」)および文字列情報(「comment テストです」)の項目を含む画像化識別情報とに分割する。そして、バナーレンダリングフィルタ303は、印刷日時およびユーザ名の項目を含む画像化識別情報を画像化したバナーおよびマシン名および文字列情報を含む画像化識別情報が所定のサイズで画像化されたバナーを生成する。
なお、本実施の形態では、設定管理部106により取得した画像化識別情報を2つに分割しているが、これに限定するものではない。例えば、バナーレンダリングフィルタ303は、1項目の画像化識別情報を画像化したバナーしか余白画像に収まらない場合、設定管理部106により取得した画像化識別情報を4つに分割する。つまり、バナーレンダリングフィルタ303は、余白画像のサイズに合わせて画像化識別情報を分割する分割数を決定する。
加工フィルタ304は、分割した画像化識別情報からバナーが生成された場合、生成された各バナーが異なる位置の余白画像に描画された画像データである出力データを生成する(ステップS1008)。例えば、図11(b)に示すように、印刷日時およびユーザ名の項目を含む画像化識別情報が所定のサイズで画像化されたバナーを画像401の上部の余白画像403に描画し、マシン名および文字列情報を含む画像化識別情報が所定のサイズで画像化されたバナーを画像401の下部の余白画像403に描画する。なお、加工フィルタ304は、設定管理部106により出力位置の設定が取得された場合、出力位置の設定に応じて各バナーを余白画像に描画する。
このように、本実施の形態にかかる複合機100によれば、バナーが余白画像に収まるか否かを判定し、バナーが余白画像に収まらないと判定された場合、画像化識別情報に含まれる項目を分割し、分割した各画像化識別情報が画像化されたバナーを余白画像に描画された画像データである出力データを生成することにより、余白画像のサイズが小さい場合であってもバナーが余白画像からはみ出すことを防止できる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第1〜3の実施の形態とほぼ同一であるため、第1〜3の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、画像化識別情報から優先度が低い項目を削除し、優先度が低い項目を削除した画像化識別情報が画像化されたバナーが余白画像に描画された画像データである出力データを生成することにより、余白画像からのバナーのはみ出しを防止する。
ここで、図12を用いて、画像化識別情報から優先度が低い項目を削除する処理について説明する。図12は、画像化識別情報から優先度が低い項目を削除する処理の説明図である。図12(a)は、PC文書受信フィルタ302が取得した画像データに応じた画像を示す図である。図12(c)は、図12(a)に示す画像の上部の余白画像403に描画するバナー501を示す図である。バナー501の横幅wは、余白画像403の横幅Xより小さい。しかし、バナー501の縦幅hは、余白画像403の縦幅yより大きい。そのため、本実施の形態では、図12(c)に示す画像化識別情報から優先度が低い文字列情報(「comment テストです」)およびアドレス情報(「IP 133.139..XX.XX」)の項目を削除した画像化識別情報が画像化されたバナーが余白画像403に描画される(図12(b)に示す)。
本実施の形態にかかる複合機100による画像データの出力処理について説明する。図13は、第4の実施の形態にかかるPC文書受信フィルタ、バナーレンダリングフィルタ、加工フィルタ、印刷フィルタが行う画像データの出力処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる画像データの出力処理の手順は、図7に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS1301〜ステップS1303、およびステップS1309の処理は、図7の説明を参照し、ここでの説明を省略する。
PC文書受信フィルタ302、バナーレンダリングフィルタ303、および加工フィルタ304は、PC文書受信フィルタ302によりバナーが余白画像に収まらないと判定された場合、設定管理部106により取得した画像化識別情報から優先度が低い項目を削除し、優先度が低い項目を削除した画像化識別情報が画像化されたバナーが余白画像に描画された画像データである出力データを生成する。まず、バナーレンダリングフィルタ303は、画像化識別情報に含まれる項目毎の優先度情報を参照する(ステップS1305)。具体的には、バナーレンダリングフィルタ303は、ファイル管理部104に予め記憶された優先度情報(図14に示す)を参照して、設定管理部106により取得した画像化識別情報に含まれる項目の優先度を特定する。図14は、画像化識別情報に含まれる項目と、各項目の優先度と、を対応付けるテーブルである。なお、本実施の形態では、優先度情報が予めファイル管理部104に記憶されていることとしたが、これに限定するものではない。例えば、ユーザが操作部102を介して任意に画像化識別情報に含まれる項目の優先度を設定するようにしてもよい(本発明にかかる優先度設定手段)。
次に、バナーレンダリングフィルタ303は、画像化識別情報に含まれる各項目の優先度を特定すると、画像化識別情報から最も優先度の低い項目を削除する(ステップS1306)。例えば、バナーレンダリングフィルタ303は、PC文書受信フィルタ302によりバナーが余白画像に収まらないと判定された場合、まず、画像化識別情報から最も優先度の低いIPアドレスを削除する(図15に示す)。図15は、画像化識別情報から優先度の低い項目を削除した一例を示す説明図である。そして、バナーレンダリングフィルタ303は、再び、IPアドレスが削除された画像化識別情報を所定のサイズで画像化したバナーのサイズを算出する(ステップS1303)。次いで、PC文書受信フィルタ302は、算出されたサイズのバナーが余白画像に含まれるか否かを判定する(ステップS1304)。そして、本実施の形態にかかる複合機100は、PC文書受信フィルタ302によりバナーが余白画像に収まると判定されるまで上述の処理を繰り返す。
そして、バナーレンダリングフィルタ303によって優先度の低い項目が削除された画像化識別情報が画像化されたバナーが生成されると(ステップS1307)、加工フィルタ304は、生成したバナーが余白画像に描画された画像データである出力データを生成する(ステップS1308)。
このように、本実施の形態にかかる複合機100によれば、バナーが余白画像に収まるか否かを判定し、バナーが余白画像に収まらないと判定された場合、優先度の低い項目を削除し、優先度の低い項目を削除した画像化識別情報が画像化されたバナーが余白画像に描画された画像データである出力データを生成することにより、バナーが余白画像からはみ出すことによる重要な項目の欠落を防止できる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機の機能、構成は、第1〜4の実施の形態とほぼ同一であるため、第1〜4の実施の形態と異なる部分のみを説明する。本実施の形態にかかる複合機は、画像化識別情報が最小のフォントサイズで画像化されたバナーが余白画像に収まらないと判定された場合、画像データに応じた画像に含まれる余白画像以外の原稿画像のみを変倍することにより、余白画像からのバナーのはみ出しを防止する。
本実施の形態における複合機100の画像データの出力処理について説明する。図16は、第5の実施の形態にかかるPC文書受信フィルタ、バナーレンダリングフィルタ、加工フィルタ、印刷フィルタが行う画像データの出力処理の手順を示すフローチャートである。なお、本実施の形態にかかる画像データの出力処理の手順は、図7および図8に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS1601〜ステップS1605、およびステップS1613〜ステップS1614の処理は、図7および図8を参照し、ここでの説明を省略する。
PC文書受信フィルタ302、バナーレンダリングフィルタ303、および加工フィルタ304は、画像化識別情報が最小のフォントサイズで画像化されるバナーが余白画像に収まらないと判定された場合、画像データに応じた画像に含まれる余白画像以外の原稿画像のみを変倍し、画像化識別情報が最小のフォントサイズで画像化されたバナーが変倍された原稿画像を含む画像の余白画像に描画された画像データである出力データを生成する。
バナーレンダリングフィルタ303は、PC文書受信フィルタ302によりステップS1603において算出したサイズのバナーが余白画像に収まらないと判定された場合(ステップS1604:No)、画像化識別情報が予め設定された最小のフォントサイズで画像化されるバナーのサイズを算出する(ステップS1606)。ここで、最小のフォントサイズとは、ユーザが任意に設定可能なサイズであり、例えば、画像化識別情報を記述した際に、ユーザが視認可能なフォントサイズとする。
PC文書受信フィルタ302は、予め設定された最小のフォントサイズで画像化識別情報が画像化されるバナーが、取得したサイズの余白画像に収まるか否かを判定する(ステップS1607)。
そして、バナーレンダリングフィルタ303は、最小のフォントサイズで画像化識別情報が画像化されるバナーが、取得したサイズの余白画像に収まると判定した場合(ステップS1607:Yes)、余白画像に合わせたバナーのサイズを算出する(ステップS1611)。そして、バナーレンダリングフィルタ303は、算出したサイズに基づいて、画像化識別情報を画像化したバナーを生成する(ステップS1605)。
一方、バナーレンダリングフィルタ303は、最小のフォントサイズで画像化識別情報が画像化されるバナーが、取得したサイズの余白画像に収まらないと判定した場合(ステップS1607:No)、画像化識別情報が最小のフォントサイズで画像化されたバナーを生成する(ステップS1608)。図17は、最小のフォントサイズで画像化識別情報を画像化した一例を示す説明図である。バナーレンダリングフィルタ303は、図17に示すように、最小のフォントサイズで画像化識別情報を画像化したバナー502を生成する(ステップS1608)。
次に、PC文書受信フィルタ302は、図18に示すように、最小のフォントサイズで生成したバナー502が余白画像403に収まらない場合(例えば、y>h´)、バナー502が余白画像403に収まる原稿画像402のサイズを算出する(ステップS1609)。そして、加工フィルタ304は、PC文書受信フィルタ302により算出されたサイズに合わせて、画像データに応じた画像401に含まれる原稿画像302のみを変倍し(ステップS1610)、生成したバナーが原稿画像1801を含む画像401の余白画像403に描画する(ステップS1611)。図18は、変倍した原稿画像を含む画像にバナーを描画する処理の説明図である。
なお、本実施の形態では、画像化識別情報が画像化される最小のフォントサイズを定めておき、最小のフォントサイズで生成されたバナーのサイズに合わせて画像データに応じた画像に含まれる原稿画像のみを変倍しているが、これに限定するものではない。例えば、画像データに応じた画像に含まれる原稿画像の最小の変倍率を予め決めておき、原稿画像のサイズに合わせて、画像化識別情報を画像化するフォントサイズを決定してもよい。または、画像化識別情報を画像化するフォントサイズと原稿画像の変倍率とを交互に変更していくことも可能である。
このように、本実施の形態にかかる複合機100によれば、バナーが余白画像に収まるか否かを判定し、最小のフォントサイズで画像化識別情報を画像化したバナーが余白画像に収まらないと判定された場合、画像データに応じた画像に含まれる原稿画像のみを変倍することにより、描画されるバナーのサイズが極端に小さくなることを防止できる。
本発明の実施の形態にかかる複合機を含むネットワーク構成図である。 本発明の実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。 画像化識別情報と出力位置との少なくとも一方の設定を受け付ける際に操作部に表示される設定画面の一例を示す説明図である。 システム制御部および出力制御部によって実現される機能を示すコンポーネント図である。 余白画像の縦横のサイズを算出する処理の説明図である。 バナーが余白画像に収まる否かを判定する処理の説明図である。 バナーの変倍率を算出する処理の説明図である。 第1の実施の形態に係る複合機による画像データの出力処理の手順を示すシーケンス図である。 第2の実施の形態にかかるPC文書受信フィルタ、バナーレンダリングフィルタ、加工フィルタ、印刷フィルタが行う画像データの出力処理手順を示すフローチャートである。 原稿画像のサイズを算出する処理の説明図である。 第3の実施の形態にかかるPC文書受信フィルタ、バナーレンダリングフィルタ、加工フィルタ、印刷フィルタが行う画像データの出力処理手順を示すフローチャートである。 画像化識別情報を分割する処理の説明図である。 画像化識別情報から優先度が低い項目を削除する処理の説明図である。 第4の実施の形態にかかるPC文書受信フィルタ、バナーレンダリングフィルタ、加工フィルタ、印刷フィルタが行う画像データの出力処理手順を示すフローチャートである。 画像化識別情報に含まれる項目と、各項目の優先度と、を対応付けるテーブルである。 画像化識別情報から優先度の低い項目を削除した一例を示す説明図である。 第5の実施の形態にかかるPC文書受信フィルタ、バナーレンダリングフィルタ、加工フィルタ、印刷フィルタが行う画像データの出力処理の手順を示すフローチャートである。 最小のフォントサイズで画像化識別情報を画像化した一例を示す説明図である。 変倍した原稿画像を含む画像にバナーを描画する処理の説明図である。
符号の説明
101 外部I/F
102 操作部
103 識別情報記憶部
104 ファイル管理部
105 メモリ
106 設定管理部
107 出力部
108 出力制御部
109 システム制御部
110 RTC

Claims (17)

  1. 識別情報が付加された画像データに応じた画像に含まれる余白画像のサイズを取得する取得手段と、
    前記画像データに付加された前記識別情報が画像化される識別画像のサイズを算出する算出手段と、
    算出したサイズの前記識別画像が、取得したサイズの前記余白画像に収まるか否かを判定する判定手段と、
    前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記識別画像が前記余白画像に収まるように、画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである出力データを生成する生成手段と、
    生成した前記出力データを出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記識別情報の中で前記識別画像として画像化される識別情報と前記識別画像の出力位置との少なくとも一方の設定を取得する設定取得手段を備え、
    前記生成手段は、前記設定取得手段により取得した前記識別情報と前記出力位置との少なくとも一方の設定に応じて画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記算出手段は、前記識別情報が予め設定された最小のフォントサイズで画像化される前記識別画像のサイズを算出し、
    前記生成手段は、前記識別情報が最小のフォントサイズで画像化される前記識別画像のサイズが算出され、かつ前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記画像データに応じた画像に含まれる前記余白画像以外の原稿画像のみを変倍し、前記識別情報が最小のフォントサイズで画像化された前記識別画像が、変倍された前記原稿画像を含む画像の前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記取得手段は、前記画像データに応じた画像に含まれる前記原稿画像の位置に基づいて、前記余白画像のサイズを取得することを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載の画像形成装置。
  5. 前記生成手段は、複数の項目を含む前記識別情報に含まれる項目を分割し、分割した前記各識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項1から4のいずれか一に記載の画像形成装置。
  6. 前記設定取得手段は、前記識別画像を描画する前記余白画像の位置を示す前記出力位置の設定を取得することを特徴とする請求項1から5のいずれか一に記載の画像形成装置。
  7. 前記識別情報に含まれる複数の項目の優先度を設定する優先度設定手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記識別情報から前記優先度が低い項目を削除し、前記優先度が低い項目を削除した前記識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項1から6のいずれか一に記載の画像形成装置。
  8. 前記識別情報に含まれる複数の項目の優先度が予め設定されており、
    前記生成手段は、前記識別情報から前記優先度が低い項目を削除し、前記優先度が低い項目を削除した前記識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項1から6のいずれか一に記載の画像形成装置。
  9. 識別情報が付加された画像データに応じた画像に含まれる余白画像のサイズを取得する取得手段と、
    前記画像データに付加された前記識別情報が画像化される識別画像のサイズを算出する算出手段と、
    算出したサイズの前記識別画像が、取得したサイズの前記余白画像に収まるか否かを判定する判定手段と、
    前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記識別画像が前記余白画像に収まるように、画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである出力データを生成する生成手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  10. 前記識別情報の中で前記識別画像として画像化される識別情報と前記識別画像の出力位置との少なくとも一方の設定を取得する設定取得手段を備え、
    前記生成手段は、前記設定取得手段により取得した前記識別情報と前記出力位置との少なくとも一方の設定に応じて画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記算出手段は、前記識別情報が予め設定された最小のフォントサイズで画像化される前記識別画像のサイズを算出し、
    前記生成手段は、前記識別情報が最小のフォントサイズで画像化される前記識別画像のサイズが算出され、かつ前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記画像データに応じた画像に含まれる前記余白画像以外の原稿画像のみを変倍し、画像化された前記識別画像が、変倍された前記原稿画像を含む画像の前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項9または10に記載の情報処理装置。
  12. 前記取得手段は、前記画像データに応じた画像に含まれる前記原稿画像の位置に基づいて、前記余白画像のサイズを取得することを特徴とする請求項9から11のいずれか一に記載の情報処理装置。
  13. 前記生成手段は、複数の項目を含む前記識別情報に含まれる項目を分割し、分割した前記各識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項9から12のいずれか一に記載の情報処理装置。
  14. 前記設定取得手段は、前記識別画像を描画する前記余白画像の位置を示す前記出力位置の設定を取得することを特徴とする請求項9から13のいずれか一に記載の情報処理装置。
  15. 前記識別情報に含まれる複数の項目の優先度を設定する優先度設定手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記識別情報から前記優先度が低い項目を削除し、前記優先度が低い項目を削除した前記識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項9から14のいずれか一に記載の情報処理装置。
  16. 前記識別情報に含まれる複数の項目の優先度が予め設定されており、
    前記生成手段は、前記識別情報から前記優先度が低い項目を削除し、前記優先度が低い項目を削除した前記識別情報が画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである前記出力データを生成することを特徴とする請求項9から14のいずれか一に記載の情報処理装置。
  17. コンピュータを、
    識別情報が付加された画像データに応じた画像に含まれる余白画像のサイズを取得する取得手段と、
    前記画像データに付加された前記識別情報が画像化される識別画像のサイズを算出する算出手段と、
    算出したサイズの前記識別画像が、取得したサイズの前記余白画像に収まるか否かを判定する判定手段と、
    前記識別画像が前記余白画像に収まらないと判定された場合、前記識別画像が前記余白画像に収まるように、画像化された前記識別画像が前記余白画像に描画された画像データである出力データを生成する生成手段と、
    生成した前記出力データを出力する出力手段と、
    として機能させるプログラム。



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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012200866A (ja) * 2011-03-23 2012-10-22 Seiko Instruments Inc プリンタ、印刷方法、およびプログラム

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