JP2005123826A - 画像処理装置、印刷装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 意図した出力結果を得るための再出力を画像処理装置(印刷装置)とクライアントの間を行き来することなく行えるようにすること。
【解決手段】 ネットワークプリンタ10は、遠隔制御用のプロトコルに従ってクライアント20との間で通信を行い、クライアント20の画面表示情報を受信してネットワークプリンタ10の表示画面に表示する一方、ネットワークプリンタ10の操作入力部108から入力される操作情報をクライアント20に送信し、クライアント20を遠隔制御する。その結果、ネットワークプリンタ10に対する操作入力に応じて、クライアント20にて印刷ジョブの内容が再設定され、当該印刷ジョブがネットワークプリンタ10へ送信されて原稿の再印刷が行われる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、文書データや画像データを再出力するための技術に関する。
パーソナルコンピュータ等のクライアントに加え、複写機等のプリンタが接続されたネットワークでは、クライアントにおいて作成された文書データや画像データがネットワークを介してプリンタへ送信され、印刷用紙等に印刷される。また、近年のプリンタは、A5〜A3、B5、B4等、様々なサイズの用紙に原稿を印刷することが可能であるとともに、指定されたサイズの用紙に原稿を適切な大きさで印刷するための拡大・縮小機能や、用紙の両面に印刷する両面印刷機能、カラー印刷機能、1枚の用紙に複数ページ分の原稿を縮小して印刷するn−up機能等を有している。このようなプリンタを用いて原稿を印刷する場合、ユーザは、クライアントにおいて、用紙サイズの指定、拡大率や縮小率の設定、片面印刷/両面印刷の指定、モノクロ印刷/カラー印刷の指定、n−up機能に関する設定等、原稿の印刷条件を定める各種のパラメータ(以下、「印刷用パラメータ」と記載する)を設定する必要がある。
これらの印刷用パラメータの設定項目はプリンタの高機能化に応じて増加しており、それに伴って印刷用パラメータの設定ミスにより、意図した印刷結果とは異なる印刷結果が出力されてしまう事態が増えてきている。例えば、用紙サイズの指定ミスにより、意図したサイズとは異なる用紙に原稿が印刷されてしまったり、カラー原稿をモノクロ印刷する際に、モノクロ印刷である旨の設定をし忘れてカラーで原稿が印刷されてしまう等である。
このため、原稿データおよび印刷用パラメータを含んだ印刷ジョブを印刷の終了後もプリンタに記憶しておき、再印刷を行う場合にはクライアントからプリンタへアクセスし、プリンタ内に記憶されている印刷ジョブの中から再印刷する印刷ジョブを指定するとともに、その印刷用パラメータを設定し直すことで、印刷ジョブをクライアントから再送信することなく、原稿の再印刷を可能としたプリンタがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−080143号公報
ところで、特許文献1に記載された技術では、印刷を終えた後もプリンタ内に印刷ジョブを記憶しておかなければならない。しかしながら、例えば、カラー画像を印刷するための印刷ジョブや解像度の高い画像を印刷するための印刷ジョブは、モノクロ画像や解像度の低い画像あるいは文書データを印刷する場合の印刷ジョブと比較してデータ量が格段に大きくなるため、このような印刷ジョブを印刷終了後も多数保持しておくためには、極めて記憶容量の大きなメモリをプリンタに備えておく必要があり、プリンタのコストアップを招いてしまう。
また、例えば、クライアントにおいてカラー印刷と指定すべきところを誤ってモノクロ印刷と指定してしまった場合、クライアントにおいてカラー画像がモノクロ画像に変換され、このモノクロ画像を含んだ印刷ジョブがクライアントから送信されてプリンタに記憶される。したがって、再印刷を希望するユーザがクライアントを操作してプリンタへアクセスし、再印刷する印刷ジョブを指定するとともに印刷用パラメータの設定をモノクロ印刷からカラー印刷に変更したとしても、指定された印刷ジョブにはモノクロ用の画像データしか含まれていないので、カラー印刷を行うことはできない。
さらに、ユーザが再印刷の有無を判断するのは、プリンタまで出向いて印刷結果を確認したときである。すなわち、ユーザは、プリンタまで出向いて印刷結果を確認し、印刷が失敗であると気付いた場合に、クライアントまで戻って印刷用パラメータを設定し直し、再度プリンタまで出向いて再印刷の結果を確認する。このように特許文献1に記載された技術では、再印刷を行う際に、ユーザがプリンタとクライアントの間を往復しなければならなかった。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、意図した出力結果を得るための再出力を画像処理装置(印刷装置)とクライアントの間を行き来することなく行えるようにすることである。
上記課題を解決するために、本発明は、原稿データと、当該原稿データの出力条件を定めた出力条件情報とを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された原稿データおよび出力条件情報に基づいて原稿の画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された画像を出力する出力手段と、
前記原稿データおよび出力条件情報の送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された装置特定情報を記憶する記憶手段と、
操作手段と、
表示手段と、
前記記憶手段に記憶された装置特定情報により特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して前記表示手段に表示する一方、前記操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記原稿データおよび出力条件情報の内容を再設定して当該画像処理装置へ送信させる遠隔制御手段と
を備える画像処理装置を提供する。
また、本発明は、コンピュータを、
受信した原稿データおよび当該原稿データの出力条件を定めた出力条件情報に基づいて原稿の画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された画像を出力手段に出力させる出力制御手段と、
前記原稿データおよび出力条件情報の送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された装置特定情報を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶された装置特定情報により特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して表示手段に表示する一方、操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記原稿データおよび出力条件情報の内容を再設定して当該コンピュータへ送信させる遠隔制御手段と
として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、画像処理装置(コンピュータ)は、原稿データおよび出力条件情報を送信してきた通信装置を遠隔制御し、原稿データおよび出力条件情報の内容を再設定して画像処理装置へ送信させる。
また、本発明は、印刷ジョブを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された印刷ジョブに基づいて画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された画像を印刷する印刷手段と、
前記印刷ジョブの送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された装置特定情報を記憶する記憶手段と、
操作手段と、
表示手段と、
前記記憶手段に記憶された装置特定情報により特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して前記表示手段に表示する一方、前記操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記印刷ジョブの内容を再設定して当該印刷装置へ送信させる遠隔制御手段と
を備える印刷装置を提供する。
本発明によれば、印刷装置は、印刷ジョブを送信してきた通信装置を遠隔制御し、印刷ジョブの内容を再設定して印刷装置へ送信させる。
また、本発明は、原稿データと、当該原稿データの印刷条件を定めた印刷条件情報とを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された原稿データおよび印刷条件情報の送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
前記原稿データおよび印刷条件情報と、前記取得手段により取得された装置特定情報とに基づいて、前記装置特定情報を示す画像を含んだ原稿の画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された画像を印刷する印刷手段と、
操作手段と、
表示手段と、
前記印刷手段により印刷された画像を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた画像から装置特定情報を識別する識別手段と、
前記識別手段により識別された装置特定情報によって特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して前記表示手段に表示する一方、前記操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記原稿データおよび印刷条件情報の内容を再設定して当該画像処理装置へ送信させる遠隔制御手段と
を備える画像処理装置を提供する。
また、本発明は、コンピュータを、
受信した原稿データおよび当該原稿データの印刷条件を定めた印刷条件情報の送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
前記原稿データおよび印刷条件情報と、前記取得手段により取得された装置特定情報とに基づいて、前記装置特定情報を示す画像を含んだ原稿の画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された画像を印刷手段に印刷させる印刷制御手段と、
前記印刷手段により印刷された画像を読取手段に読み取らせる読取制御手段と、
前記読取手段により読み取られた画像から装置特定情報を識別する識別手段と、
前記識別手段により識別された装置特定情報によって特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して表示手段に表示する一方、操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記原稿データおよび印刷条件情報の内容を再設定して当該コンピュータへ送信させる遠隔制御手段と
として機能させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、画像処理装置(コンピュータ)は、原稿データおよび印刷条件情報を送信してきた通信装置を遠隔制御し、原稿データおよび印刷条件情報の内容を再設定して画像処理装置へ送信させる。
本発明によれば、意図した出力結果を得るための再出力を画像処理装置(印刷装置)とクライアントの間を行き来することなく行えるようになる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[A.第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るLAN1の構成を例示する図である。同図において、ネットワークプリンタ10は、複写機や複合機等のネットワーク通信機能を有するプリンタであり、クライアント20から受信した印刷ジョブに基づいて紙やOHPフィルム等の印刷媒体に原稿を印刷する。また、ネットワークプリンタ10は、A5〜A3、B5、B4等、様々なサイズの用紙に原稿を印刷することが可能であるとともに、原稿を適切な大きさで印刷するための拡大・縮小機能や、片面印刷機能/両面印刷機能、モノクロ印刷機能/カラー印刷機能、n−up機能等を有している。
クライアント20は、パーソナルコンピュータやワークステーション等であり、画像データや文書データ等の原稿データを作成する機能を有している。このクライアント20において作成された原稿データをネットワークプリンタ10から印刷する場合、ユーザは、クライアント20において、印刷する用紙サイズの指定、拡大率や縮小率の設定、片面印刷/両面印刷の指定、モノクロ印刷/カラー印刷の指定、n−up機能に関する設定等、各種の印刷条件を定める印刷用パラメータを設定する。また、クライアント20は、原稿データと印刷用パラメータとを含んだ印刷ジョブを生成し、当該印刷ジョブをネットワークプリンタ10へ送信する。
また、ネットワークプリンタ10およびクライアント20の双方は、RDP(Remote Desktop Protocol)等の遠隔制御用のプロトコルをサポートしており、ユーザは、ネットワークプリンタ10を操作してクライアント20にリモートアクセスし、印刷ジョブの内容を再設定して当該印刷ジョブをネットワークプリンタ10へ送信させることができる。
図2は、ネットワークプリンタ10のハードウェア構成を例示するブロック図である。同図において、CPU101は、ROM102やHD(ハードディスク)110に記憶されている各種のプログラムを実行することによってネットワークプリンタ10の各部を制御する。ROM102には、ネットワークプリンタ10の各部の基本制御を司るプログラム等が記憶されている。RAM103は、CPU101のワークエリアとして用いられる。計時部104は、計時用チップにより構成され、現在時刻(年月日時分秒)を計時してCPU101に出力する。
スキャナ部105は、原稿を読み取って画像データを入力する。ネットワーク通信部106は、クライアント20との間でLAN1を介して行われる通信を制御する。印刷部107は、クライアント20から受信した印刷ジョブに基づいて印刷用紙等に原稿を印刷する。操作入力部108は、キーボードやマウス、液晶表示パネルの画面上に貼り付けられたタッチパネル等であり、これらの操作内容に応じた操作信号をCPU101に出力する。表示部109は、LCD(Liquid Crystal Display)であり、液晶表示パネルと、当該液晶表示パネルの表示制御を行う駆動回路とを有している。
HD110には、ネットワークプリンタ10の各部を制御するためのプログラムやデータが記憶されている。また、このHD110には、図3に示すように、ネットワークプリンタ10が受信した印刷ジョブに対して割り当てられる印刷ジョブID毎に、この印刷ジョブの送信元となるクライアント20を特定するためのクライアント特定情報(例えば、ホスト名とIPアドレス)と、この印刷ジョブに含まれている原稿データの内容を示すサムネイルと、これらの印刷ジョブID、クライアント特定情報およびサムネイルを対応付けてHD110に記憶したときの時刻を示す時刻情報とが記憶される。
なお、図3における時刻情報は、印刷ジョブをネットワークプリンタ10が受信したときの時刻であってもよい。また、MACアドレスやクライアント20の製造番号等をクライアント特定情報として用いる場合は、クライアント特定情報と、このクライアント特定情報により特定されるクライアント20の通信アドレスとを対応付けたデータベースがHD110内にさらに記憶されている。また、クライアント20の電子メールアドレスをクライアント特定情報として用いてもよい。
次に、図4および図5は、ネットワークプリンタ10において実行される印刷処理1の動作を例示するフローチャートである。図4に示すように、まず、CPU101は、遠隔制御モードであるか否かを判別する(ステップS101)。ここで、表示部109の液晶表示パネル(以下、「表示画面」と記載する)には、図6に示すメニュー画像が表示され、CPU101は、操作入力部108からの操作信号によって“遠隔制御”ボタンが押下されたと検出した場合に、遠隔制御モードであると判別し(ステップS101:YES)、図5に示すステップS110に移行する。
一方、遠隔制御モードでなかった場合(ステップS101:NO)、CPU101は、ネットワーク通信部106を介して印刷ジョブを新たに受信したか否かを判別する(ステップS102)。前述したようにクライアント20は、ネットワークプリンタ10に対して印刷を指示する際に、原稿データと印刷用パラメータとを含んだ印刷ジョブを送信している。CPU101は、印刷ジョブを新たに受信していなかった場合は(ステップS102:NO)、ステップS101に戻る一方、印刷ジョブを新たに受信していた場合は(ステップS102:YES)、新たに受信した印刷ジョブから当該印刷ジョブの送信元となるクライアント20を特定するためのクライアント特定情報を抽出する(ステップS103)。
具体的には、例えば、RFC1179に規定されているLPR(Line PRinter daemon protocol)等のネットワークプリントプロトコルを使用している場合、CPU101は、印刷ジョブのコントロールファイルに記述されている送出クライアント情報を抽出する。また、印刷ジョブのヘッダ部に送出ホスト情報が記述されている場合は、この送出ホスト情報を抽出すればよい。また、印刷ジョブを受信するためにクライアント20と直接通信を行った場合は、相手先のクライアント20に問い合わせを行ってクライアント特定情報を取得してもよい。
次いで、CPU101は、ステップS102において新たに受信したと判別された印刷ジョブに含まれている原稿データをビットマップデータに変換する(ステップS104)。このステップS104における変換処理について具体的に説明すると、まず、クライアント20からは、PostScript等のPDL(Page Description Language)フォーマットで記述された原稿データが送信されてくる。CPU101は、PDL形式の原稿データと、印刷ジョブに含まれている印刷用パラメータとに基づいて描画処理を行い、原稿データをビットマップデータへ変換する。
この後、CPU101は、原稿データのビットマップデータを用いてサムネイル(原稿の内容を示す縮小画像)を生成するとともに(ステップS105)、現在時刻を取得する(ステップS106)。また、CPU101は、ステップS102において新たに受信したと判別された印刷ジョブに対し、印刷ジョブIDを発行する(ステップS107)。そして、CPU101は、ステップS107において発行した印刷ジョブIDと、ステップS103において抽出したクライアント特定情報と、ステップS105において生成したサムネイルと、ステップS106において取得した時刻情報とを対応付けてHD110に記憶する(ステップS108)。この後、CPU101は、ステップS104において変換したビットマップデータを印刷部107に送出し、印刷用紙に原稿を印刷させた後(ステップS109)、ステップS101に戻る。
一方、CPU101は、上述したステップS101において遠隔制御モードであると判別した場合、すなわち、クライアント20から印刷を指示したユーザがネットワークプリンタ10まで出向いて印刷内容を確認した結果、印刷パラメータの設定ミスに気が付き、再印刷を行うためネットワークプリンタ10のタッチパネルを操作して図6に示したメニュー画面内の“遠隔制御”ボタンを押下した場合は、まず、HD110に記憶されているサムネイルの一覧を表示画面に表示する(ステップS110)。このときの画面表示例を図7に示す。同図に示すように、表示画面には、HD110に記憶されている各サムネイルが、HD110に記憶された時刻の最新のものから順に表示される。ユーザは、“スクロールアップ”ボタンや“スクロールダウン”ボタンを操作して再印刷する原稿のサムネイルを検索する。
そして、再印刷する原稿のサムネイルがタッチ操作により選択されると(ステップS111:YES)、CPU101は、選択されたサムネイルをハイライト表示した後、このサムネイルに対応付けて記憶されているクライアント特定情報をHD110から読み出して表示画面に表示し、遠隔制御するクライアント20の確認をユーザに対して求める(ステップS112)。このときの画面表示例は図8に示す通りであって、同図において“接続”ボタンがタッチ操作されると、CPU101は、該当するクライアント20に対して遠隔制御の許可を求める遠隔制御要求メッセージを送信する(ステップS113)。
この遠隔制御要求メッセージの受信に伴ってクライアント20において開始される一連の処理については、図9に示すフローチャートを用いて後に説明するが、CPU101は、遠隔制御を許可することを示す接続許可メッセージをクライアント20から受信すると(ステップS114:YES)、このクライアント20を遠隔制御するための処理を開始する(ステップS115)。一方、CPU101は、遠隔制御を許可しないことを示す接続不許可メッセージをクライアント20から受信した場合や、遠隔制御要求メッセージを送信してから予め定められた時間内に接続許可メッセージを受信しなかった場合は(ステップS114:NO)、ステップS101に戻る。
CPU101は、クライアント20を遠隔制御するための処理を開始すると、RDP等の遠隔制御用のプロトコルに従ってクライアント20との間で通信を行い、クライアント20の画面表示情報を受信してネットワークプリンタ10の表示画面に表示する一方、ネットワークプリンタ10の操作入力部108(キーボード、マウス、タッチパネル等)から入力される操作情報をクライアント20に送信し、クライアント20を遠隔制御する。ユーザは、ネットワークプリンタ10において表示画面を見ながら操作入力部108を操作して、クライアント20内の再印刷する原稿データを作成したアプリケーションソフトウェアを起動させるとともに、再印刷する原稿データの電子ファイルを開き、印刷条件の設定画面を呼び出す。そして、ユーザは、用紙サイズを指定する情報、拡大率や縮小率の設定情報、片面印刷/両面印刷の指定情報、モノクロ印刷/カラー印刷の指定情報、n−up機能に関する設定情報等の印刷用パラメータをネットワークプリンタ10を操作して適宜変更した後、クライアント20に対して印刷ジョブの送信を指示する。
このようにして印刷ジョブの送信がクライアント20に対して指示された後、操作入力部108から遠隔制御の終了が指示されると、CPU101は、クライアント20の遠隔制御を終え(ステップS116:YES)、クライアント20との通信を終了させた後(ステップS117)、ステップS101に戻る。一方、遠隔制御により印刷ジョブの送信が指示されたクライアント20は、指定された原稿データと、変更された印刷用パラメータとを含んだ印刷ジョブをネットワークプリンタ10へ送信する。そして、ネットワークプリンタ10は、クライアント20から送信された印刷ジョブを受信すると、上述したステップS101〜S109に示す処理により、変更された印刷用パラメータを用いて原稿データの再印刷を行う。
次に、図9は、クライアント20において実行される遠隔制御に関する処理の動作を例示するフローチャートである。この処理は、ネットワークプリンタ10からの遠隔制御要求メッセージを受信した場合に実行される。同図に示すように、まず、クライアント20は、遠隔制御要求メッセージの送信元となるネットワークプリンタ10に対し、ユーザ名とパスワードを入力するための入力画面情報を送信する(ステップS201)。この入力画面情報がネットワークプリンタ10の表示画面に表示され、ユーザが操作入力部108を操作してユーザ名とパスワードを入力すると、このユーザ名とパスワードの情報がネットワークプリンタ10からクライアント20へと送信される。
クライアント20は、ネットワークプリンタ10からユーザ名とパスワードを受信すると(ステップS202:YES)、受信したユーザ名およびパスワードと、予めクライアント20内のメモリに登録してあるユーザ名およびパスワードとを照合してユーザ認証を行う(ステップS203)。その結果、クライアント20は、受信したユーザ名およびパスワードと、メモリに登録してあるユーザ名およびパスワードとが一致し、ユーザ認証がOKであった場合は(ステップS204:YES)、遠隔制御を許可することを示す接続許可メッセージをネットワークプリンタ10へ送信する(ステップS205)。一方、クライアント20は、ユーザ認証の結果がOKでなかった場合は(ステップS204:NO)、遠隔制御を許可しないことを示す接続不許可メッセージをネットワークプリンタ10へ送信した後、ステップS201に戻る。
この後、クライアント20は、RDP等の遠隔制御用のプロトコルに従ってネットワークプリンタ10との間で通信を行い、クライアント20の画面表示情報をネットワークプリンタ10へ送信するとともに、ネットワークプリンタ10から受信した操作情報に応じた処理を適宜実行し、ネットワークプリンタ10からの遠隔制御を受け付ける(ステップS206)。
そして、クライアント20は、ネットワークプリンタ10におけるユーザの操作入力に応じて、再印刷する原稿データを作成したアプリケーションソフトウェアを起動し(ステップS207)、再印刷する原稿データの電子ファイルを開いて印刷条件の設定画面を呼び出すとともに(ステップS208)、印刷用パラメータの変更を行った後(ステップS209)、原稿データと印刷用パラメータとを含んだ印刷ジョブをネットワークプリンタ10へ送信する(ステップS210)。そして、クライアント20は、ネットワークプリンタ10との通信を終了させ(ステップS211)、図9に示す処理を終える。
以上説明したように本実施形態によれば、ネットワークプリンタ10からクライアント20を遠隔制御し、印刷ジョブの内容を再設定して当該印刷ジョブをネットワークプリンタ10へ送信することが可能となるので、ユーザは、意図した印刷結果を得るための再印刷をネットワークプリンタ10とクライアント20の間を行き来することなく行うことができるようになる。また、今までに印刷した原稿のサムネイルを一覧表示し、その中からユーザにサムネイルを選択させることで再印刷する原稿の送信元となるクライアント20を特定できるので、遠隔制御の対象となるクライアント20を間違えることなく簡単に指定できる。
[B.第2実施形態]
次に第2実施形態について説明する。なお、本実施形態において第1実施形態と共通する部分には同一の符号を使用し、その説明を省略する。本実施形態におけるネットワークプリンタ10は、印刷用紙に原稿とともにクライアント特定情報を印刷し、再印刷を希望する原稿の画像をスキャナ部105によって読み取り、読み取った画像からクライアント特定情報を識別して遠隔制御するクライアント20を特定する点が第1実施形態におけるネットワークプリンタ10と異なる。また、本実施形態におけるネットワークプリンタ10は、図3に示したように、印刷ジョブID、クライアント特定情報、サムネイルおよび時刻情報を対応付けてHD110に記憶しておく必要がない。
図10および図11は、第2実施形態に係るネットワークプリンタ10において実行される印刷処理2の動作を例示するフローチャートである。なお、図10および図11において、第1実施形態にて説明した印刷処理1(図4および図5参照)と共通する処理を行なうステップには、同一のステップ番号を使用している。
図10に示すように、まず、CPU101は、遠隔制御モードであるか否かを判別し(ステップS101)、遠隔制御モードであった場合は図11に示すステップS304に移行する。一方、遠隔制御モードでなかった場合、CPU101は、印刷ジョブを新たに受信したか否かを判別し(ステップS102)、印刷ジョブを新たに受信していなかった場合はステップS101に戻る。また、CPU101は、印刷ジョブを新たに受信していた場合は、この印刷ジョブからクライアント特定情報を抽出する(ステップS103)。次いで、CPU101は、ステップS102において新たに受信したと判別された印刷ジョブに含まれている原稿データをビットマップデータに変換する(ステップS104)。
この後、CPU101は、ステップS103において抽出したクライアント特定情報を示すビットマップデータを生成する(ステップS301)。ここで、クライアント特定情報を示すビットマップデータとは、例えば、クライアント特定情報を示す文字列のビットマップデータや、クライアント特定情報を示すバーコードのビットマップデータである。そして、CPU101は、ステップS104において変換した原稿のビットマップデータに、ステップS301において生成したクライアント特定情報のビットマップデータを合成する(ステップS302)。
なお、ビットマップデータを合成する際には、クライアント特定情報が原稿の邪魔にならないよう、ヘッダやフッタ等の印刷原稿の余白部分にクライアント特定情報のビットマップ画像を配置するとよい。また、印刷された原稿においてクライアント特定情報が目立たないよう、黄色等の目視では認識しづらい色をクライアント特定情報の印刷色に指定するとよい。さらに、何も描かれていないように見える部分に特定の波長の光を当てると像や文字列が浮かび上がる「透かし」技術等を利用して、原稿を目視しても人間には識別できないものの、ネットワークプリンタ10においてこの原稿をスキャンした場合には識別することが可能な隠し文字列等として、クライアント特定情報を印刷用紙に印刷してもよい。
次いで、CPU101は、ステップS302において合成したビットマップデータを印刷部107に送出し、印刷用紙に原稿とクライアント特定情報を印刷させた後(ステップS303)、ステップS101に戻る。
一方、CPU101は、図10に示したステップS101において遠隔制御モードであると判別した場合、すなわち、クライアント20から印刷を指示したユーザがネットワークプリンタ10まで出向いて印刷内容を確認した結果、印刷パラメータの設定ミスに気が付き、ネットワークプリンタ10のタッチパネルを操作して“遠隔制御”ボタンを押下した場合は、まず、図12に示すように、再印刷を希望する印刷原稿のスキャナ読み込みを促す画像を表示画面に表示する(ステップS304)。
この画面表示に応じて、ユーザが、再印刷を希望する印刷原稿のいずれかのページをオートシートフィーダまたはプラテンガラス上にセットして“スキャン”ボタンをタッチ操作すると、この印刷原稿の画像データがスキャナ部105により読み取られる(ステップS305)。CPU101は、読み取られた画像データ内からクライアント特定情報を識別するとともに(ステップS306)、このクライアント特定情報を図8に示したように表示画面に表示し、遠隔制御するクライアント20の確認をユーザに対して求める(ステップS112)、そして、ユーザにより“接続”ボタンがタッチ操作されると、該当するクライアント20に対して遠隔制御要求メッセージを送信する(ステップS113)。
この後、CPU101は、クライアント20から接続許可メッセージを受信すると(ステップS114:YES)、このクライアント20を遠隔制御するための処理を開始する(ステップS115)。そして、CPU101は、RDP等の遠隔制御用のプロトコルに従ってクライアント20との間で通信を行い、クライアント20の画面表示情報を受信してネットワークプリンタ10の表示画面に表示する一方、ネットワークプリンタ10の操作入力部108から入力される操作情報をクライアント20に送信し、クライアント20を遠隔制御する。ユーザは、ネットワークプリンタ10において表示画面を見ながら操作入力部108を操作して、クライアント20内の再印刷する原稿データを作成したアプリケーションソフトウェアを起動させるとともに、再印刷する原稿データの電子ファイルを開き、印刷条件の設定画面を呼び出す。そして、ユーザは、ネットワークプリンタ10を操作して印刷用パラメータを適宜変更した後、クライアント20に対して印刷ジョブの送信を指示する。
このようにして印刷ジョブの送信がクライアント20に対して指示された後、操作入力部108から遠隔制御の終了が指示されると、CPU101は、クライアント20の遠隔制御を終え(ステップS116:YES)、クライアント20との通信を終了させた後(ステップS117)、ステップS101に戻る。なお、遠隔制御時におけるクライアント20の動作は、第1実施形態にて図9を参照して説明した内容と同じである。ネットワークプリンタ10は、クライアント20から送信された印刷ジョブを受信すると、図10に示したステップS101〜S303に示す処理により、変更された印刷用パラメータを用いて原稿データの再印刷を行う。
以上説明したように本実施形態によれば、ネットワークプリンタ10からクライアント20を遠隔制御し、印刷ジョブの内容を再設定して当該印刷ジョブをネットワークプリンタ10へ送信することが可能となるので、ユーザは、意図した印刷結果を得るための再印刷をネットワークプリンタ10とクライアント20の間を行き来することなく行うことができるようになる。また、印刷用紙に原稿とともにクライアント特定情報を印刷し、この印刷原稿をスキャナ読み取りすることで再印刷する原稿の送信元となるクライアント20を特定できるので、遠隔制御の対象となるクライアント20を間違えることなく簡単に指定できる。
なお、以上説明した第1および第2実施形態において、ネットワークプリンタ10(コンピュータ)は、ROM102やHD110に記憶されているプログラムに従って印刷処理1(図4および図5参照)や印刷処理2(図10および図11参照)を実行するが、このような本発明に係る処理を実行するためのプログラムを、通信によってネットワークプリンタ10に提供するようにしてもよい。あるいは、このようなプログラムを記録媒体に記録して提供するようにしてもよい。
また、第1実施形態においてネットワークプリンタ10のCPU101は、HD110に記憶されている各時刻情報と、計時部104から供給される現在時刻とを定期的に比較する等して、HD110に記憶されているデータ(印刷ジョブID、クライアント特定情報、サムネイルおよび時刻情報)を、HD110に記憶されてから予め定められた時間(例えば、30分や1時間)が経過した後に削除する構成としてもよい。このような構成とすれば、印刷を終えた全ての印刷ジョブについて上記データを蓄積しておく必要がないから、HD110のメモリ資源を有効に活用できる。また、予め定められた時間が経過し、再印刷する可能性がほとんどないと考えられる印刷ジョブについてのデータが削除されれば、再印刷のために遠隔制御するクライアント20を選択する際に、検索するサムネイルの数が少なくて済むから選択時の作業効率もよくなる。
また、第1および第2実施形態では、再印刷の際に印刷用パラメータを修正する場合について説明したが、再印刷の際に修正するのは、印刷用パラメータでなく原稿データであってもよい。また、ネットワークプリンタ10は、複数台の各クライアント20と直接接続されていてもよい。さらに、ネットワークプリンタ10の代わりに、パーソナルコンピュータ等にプリンタやスキャナが接続され、原稿の印刷や原稿画像の読み取りを可能とした画像処理システムを用いてもよい。
また、第1実施形態では、ネットワークプリンタ10から原稿データを再印刷する場合について説明したが、例えば、クライアント20から離れた場所に設置された、より細かな色合いで画像を表示することの可能な画像表示装置に、クライアント20において作成された画像データと当該画像データの表示条件を定める表示出力用のパラメータとを送信し、この画像データと表示出力用パラメータとに基づいて画像表示装置に画像を表示する場合に本発明を適用してもよい。この場合も、画像表示装置からクライアント20を遠隔制御し、画像データおよび表示出力用パラメータの内容を再設定して画像表示装置へ送信させることが可能となるので、ユーザは、意図した表示結果を得るための再表示を画像表示装置とクライアント20の間を行き来することなく行うことができるようになる。
本発明の第1実施形態に係るLAN1の構成を例示する図である。 同実施形態に係り、ネットワークプリンタ10のハードウェア構成を例示するブロック図である。 同実施形態に係り、HD110に記憶されるデータを例示する図である。 同実施形態に係り、ネットワークプリンタ10において実行される印刷処理1の動作を例示するフローチャート(その1)である。 同実施形態に係り、ネットワークプリンタ10において実行される印刷処理1の動作を例示するフローチャート(その2)である。 同実施形態に係り、ネットワークプリンタ10における画面表示例(メニュー画面)を示す図である。 同実施形態に係り、ネットワークプリンタ10における画面表示例(サムネイルの一覧画面)を示す図である。 同実施形態に係り、ネットワークプリンタ10における画面表示例(遠隔制御するクライアント20の確認画面)を示す図である。 同実施形態に係り、クライアント20において実行される遠隔制御に関する処理の動作を例示するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るネットワークプリンタ10において実行される印刷処理2の動作を例示するフローチャート(その1)である。 同実施形態に係り、ネットワークプリンタ10において実行される印刷処理2の動作を例示するフローチャート(その2)である。 同実施形態に係り、ネットワークプリンタ10における画面表示例(再印刷する原稿のスキャナ読み取りを促す画面)を示す図である。
符号の説明
1…LAN、10…ネットワークプリンタ、20…クライアント、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…計時部、105…スキャナ部、106…ネットワーク通信部、107…印刷部、108…操作入力部、109…表示部、110…HD。

Claims (8)

  1. 原稿データと、当該原稿データの出力条件を定めた出力条件情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された原稿データおよび出力条件情報に基づいて原稿の画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された画像を出力する出力手段と、
    前記原稿データおよび出力条件情報の送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された装置特定情報を記憶する記憶手段と、
    操作手段と、
    表示手段と、
    前記記憶手段に記憶された装置特定情報により特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して前記表示手段に表示する一方、前記操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記原稿データおよび出力条件情報の内容を再設定して当該画像処理装置へ送信させる遠隔制御手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 原稿データと、当該原稿データの出力条件を定めた出力条件情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された原稿データおよび出力条件情報に基づいて原稿の画像を生成する第1の生成手段と、
    前記第1の生成手段により生成された画像を出力する出力手段と、
    前記原稿データおよび出力条件情報の送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
    前記原稿データの内容を示すサムネイルを生成する第2の生成手段と、
    前記取得手段により取得された装置特定情報と、前記第2の生成手段により生成されたサムネイルとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    操作手段と、
    表示手段と、
    前記記憶手段に記憶されている1以上のサムネイルを前記表示手段に表示する表示制御手段と、
    前記表示手段に表示されたサムネイルのうち前記操作手段からの操作入力により選択されたサムネイルに対応付けて記憶されている装置特定情報を前記記憶手段から読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出された装置特定情報によって特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して前記表示手段に表示する一方、前記操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記原稿データおよび出力条件情報の内容を再設定して当該画像処理装置へ送信させる遠隔制御手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 計時手段と、
    前記装置特定情報が前記記憶手段に記憶されてから予め定められた時間が経過したか否かを前記計時手段による計時結果に基づいて判別し、予め定められた時間が経過している場合に前記装置特定情報を前記記憶手段から削除する削除手段と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 原稿データと、当該原稿データの印刷条件を定めた印刷条件情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された原稿データおよび印刷条件情報の送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
    前記原稿データおよび印刷条件情報と、前記取得手段により取得された装置特定情報とに基づいて、前記装置特定情報を示す画像を含んだ原稿の画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された画像を印刷する印刷手段と、
    操作手段と、
    表示手段と、
    前記印刷手段により印刷された画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像から装置特定情報を識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別された装置特定情報によって特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して前記表示手段に表示する一方、前記操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記原稿データおよび印刷条件情報の内容を再設定して当該画像処理装置へ送信させる遠隔制御手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 印刷ジョブを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された印刷ジョブに基づいて画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された画像を印刷する印刷手段と、
    前記印刷ジョブの送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された装置特定情報を記憶する記憶手段と、
    操作手段と、
    表示手段と、
    前記記憶手段に記憶された装置特定情報により特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して前記表示手段に表示する一方、前記操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記印刷ジョブの内容を再設定して当該印刷装置へ送信させる遠隔制御手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  6. コンピュータを、
    受信した原稿データおよび当該原稿データの出力条件を定めた出力条件情報に基づいて原稿の画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された画像を出力手段に出力させる出力制御手段と、
    前記原稿データおよび出力条件情報の送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された装置特定情報を記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶された装置特定情報により特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して表示手段に表示する一方、操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記原稿データおよび出力条件情報の内容を再設定して当該コンピュータへ送信させる遠隔制御手段と
    として機能させるためのプログラム。
  7. コンピュータを、
    受信した原稿データおよび当該原稿データの印刷条件を定めた印刷条件情報の送信元となる通信装置を特定するための装置特定情報を取得する取得手段と、
    前記原稿データおよび印刷条件情報と、前記取得手段により取得された装置特定情報とに基づいて、前記装置特定情報を示す画像を含んだ原稿の画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された画像を印刷手段に印刷させる印刷制御手段と、
    前記印刷手段により印刷された画像を読取手段に読み取らせる読取制御手段と、
    前記読取手段により読み取られた画像から装置特定情報を識別する識別手段と、
    前記識別手段により識別された装置特定情報によって特定される通信装置と通信を行い、前記通信装置の画面表示情報を受信して表示手段に表示する一方、操作手段からの操作入力情報を前記通信装置へ送信し、前記通信装置を遠隔制御して前記原稿データおよび印刷条件情報の内容を再設定して当該コンピュータへ送信させる遠隔制御手段と
    として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項6または7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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