JP2009190731A - 回転式ポンプを用いた車両用ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】凹部150aを深くしてポンプ本体100の先端と凹部150aの底面との間にスペースを形成し、ポンプ本体100のうち凹部150aへの挿入方向先端位置に中心孔72aへのブレーキ液の流動を防止するキャップ部材221を配置すると共に、キャップ部材221と凹部150aの底面との間にピストン部222を配置し、ピストン部222の両側に2つの背室223、224が形成されるようにする。そして、背室223を回転式ポンプ13の吐出口63に接続し、背室224を回転式ポンプ10の吐出口61に接続する。これにより、回転式ポンプ10、13を作動させることによって各回転部に高圧が発生すると、各背室223、224に高圧が発生し、ポンプ本体100の先端を押圧するように作用させることができる。
【選択図】図7
Description
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。
第1実施形態においては、雄ネジ部材200によってポンプ本体100をハウジング150に固定する場合を説明したが、本実施形態では他の方法で固定する場合を説明する。なお、本実施形態ではポンプ本体100のハウジング150への固定方法以外については第1実施形態と同様であるので、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、第1実施形態と異なる位置にスリット部を形成する場合を説明する。なお、本実施形態では、スリット部以外の構成については第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、上記した第1〜第3実施形態と異なる方法で第1〜第3シリンダ71a〜71cの端面を押し広げる方向に作用しようとする力を打ち消す。図7に、本実施形態におけるブレーキ装置に用いられるポンプ本体100近傍の断面構成を示す。なお、本実施形態におけるポンプ本体100の基本構成は上記第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では第4実施形態の変形例を説明する。本実施形態のブレーキ装置におけるポンプ本体100近傍の断面構成を図8に示す。なお、本実施形態におけるポンプ本体100の基本構成は上記第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では第4、第5実施形態の変形例を説明する。本実施形態のブレーキ装置におけるポンプ本体100近傍の断面構成を図9に示す。なお、実施形態におけるポンプ本体100の基本構成は上記第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
Claims (5)
- 外周に外歯部が形成されたインナーロータ(10b、13b)、及び内周に内歯部が形成されたアウターロータ(10a、13a)を含み、前記内歯部と前記外歯部とを噛み合わせることで複数の空隙部(10c)を形成してなる回転部と、
前記回転部を駆動する駆動軸(54)と、
前記回転部の外周を囲むように配置される中央プレート(73a、73b)と、
前記回転部の回転軸方向両側それぞれに配置され、前記回転部を挟み込むように構成されていると共に、前記駆動軸が嵌入される孔(72a〜72c)が備えられたシリンダ(71a〜71c)と、
前記回転部の両側それぞれに配置された前記シリンダの少なくとも1つに形成され、前記回転部にブレーキ液を吸入する吸入口(60、62)と、
前記回転部の両側にそれぞれ配置された前記シリンダの少なくとも1つに形成され、前記回転部から前記ブレーキ液を吐出する吐出口(61、63)と、を有した回転式ポンプ(10、13)を2つ備え、
前記複数の回転式ポンプの隣り合う前記シリンダと前記中央プレートの外周部とが接続されて前記複数の回転式ポンプが一体化されたポンプ本体(100)を有し、
該ポンプ本体がハウジング(150)に形成された凹部(150a)内に挿入され、前記ハウジングに固定されるようになっており、
前記凹部の底面と前記ポンプ本体の先端部の間には背室(223、224)が形成されており、該背室が前記2つの回転式ポンプの少なくとも一方における前記出口と連通した構成となっており、
前記吐出口での吐出圧の上昇に伴い前記背室が高圧になると、前記シリンダを前記回転部側から押し広げようとする力を打ち消すように前記背室の圧力が前記ポンプ本体の先端部に作用し、シリンダの変形が抑制されることを特徴とする車両用ブレーキ装置。 - 前記2つの回転式ポンプそれぞれの前記吐出口が別々の前記背室と連通しており、各背室に発生する各圧力を前記ポンプ本体の先端部に作用させることを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
- 前記背室は、前記凹部内に配置されたピストン部により、前記凹部の底面と前記ポンプ本体の先端部の間のスペースが分離されて形成された第1、第2の背室によって構成され、前記凹部の底面側に位置する前記第1の背室(223)と、前記ポンプ本体側に位置する第2の背室(224)とに分離されており、
前記凹部の底面側に位置する前記第1の背室が前記2つの回転式ポンプのうちの一方に備えられた前記吐出口に連通されていると共に、前記ポンプ本体側に位置する前記第2の背室が前記2つの回転式ポンプのうちの他方に備えられた前記吐出口に連通されており、
前記第1の背室に伝えられるブレーキ液圧に基づいて前記ピストン部が前記ポンプ本体の先端部を押圧するように構成されていると共に、前記第2の背室に伝えられるブレーキ液圧に基づいて前記ポンプ本体の先端部を直接液圧で押圧するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ装置。 - 前記背室は、前記ポンプ本体の先端部と前記凹部の底面との間に配置され、断面コの字状のコップ形状を成すと共にコップ形状の入口側がフランジ状に構成されてなるピストン部(240)と、内周壁が段付き形状とされた前記凹部とによって形成された第1、第2の背室によって構成され、
前記凹部の底面側に位置する前記第1の背室が前記2つの回転式ポンプのうちの一方に備えられた前記吐出口に連通されていると共に、前記ポンプ本体側に位置する前記第2の背室が前記2つの回転式ポンプのうちの他方に備えられた前記吐出口に連通されており、
前記第1の背室もしくは前記第2の背室に伝えられるブレーキ液圧に基づいて前記ピストン部が前記ポンプ本体の先端部を押圧するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ装置。 - 前記背室は、前記ポンプ本体のうち最も先端側に位置する前記シリンダに形成された段差部と、内周壁が段付き形状とされた前記凹部とによって形成された第1、第2の背室によって構成され、
前記凹部の底面側に位置する前記第1の背室が前記2つの回転式ポンプのうちの一方に備えられた前記吐出口に連通されていると共に、前記ポンプ本体側に位置する前記第2の背室が前記2つの回転式ポンプのうちの他方に備えられた前記吐出口に連通されており、
前記第1の背室もしくは前記第2の背室に伝えられるブレーキ液圧に基づいて前記ポンプ本体の先端部を直接液圧で押圧するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ装置。
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