JP2009190583A - 作業車両のステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速走行時の急ハンドルによる車体の転倒を未然に防止する。
【解決手段】エンジンの停止時に、走行速度に対応して回転駆動される非常用ポンプ31から吐出される作動油をステアリングシリンダに送る非常用ステアリング装置28を設け、エンジンが運転中の走行時に、エンジンにより駆動されるステアリングポンプ23からステアリングシリンダ15に送られる作動油の一部を、非常用ポンプ31の吸引作用を利用して、作動油抜出管52から抜き出し、分流バルブ32の吸引ポート32cに送るように構成した。高速走行になるほど、ステアリングポンプ23から吐出される多量の作動油が、非常用ポンプ31を介して抜き出され、高速走行時のステアリングシリンダによるステアリング速度を減少させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、たとえばホイールローダやフォークリフトなどのように作業装置を搭載した作業車両において、高速走行時の急ハンドルによる転倒を防止するための作業車両のステアリング装置に関する。
ホイールローダは、アームを介してバケットを駆動する作業装置を搭載した前部車体と、操縦席やエンジン等を搭載した後部車体とが、センターヒンジを介して垂直軸心周りに揺動自在に連結され、前部車体と後部車体の間に連結された左右のステアリングシリンダを有するステアリング装置が設けられている。このステアリング装置では、左右のステアリングシリンダを伸縮させて前部車体と後部車体とをセンターヒンジを中心に折り曲げ、ステアリングすることができる。
上記構成において、ステアリングシリンダに作動油を供給する油圧装置は、たとえば特許文献1に示すように、油圧ポンプからの作動油をステアリング用流量制御弁に導入し、ステアリングハンドルによりステアリング用流量制御弁が操作されると、ステアリング用流量制御弁から左右のステアリングシリンダにそれぞれ所定量の作動油が供給、排出されてステアリングされる。
特開2005−170178号公報
上記構成において、油圧ポンプは可変容量型で、エンジンの回転数に関係なく一定量の作動油を吐出するように定流量制御されており、ステアリング用流量制御弁から左右のステアリングシリンダに給排出される作動油量が変化することがなく、エンジンの回転数(走行速度)に関係なくステアリングハンドルの操作速度に対応してステアリングされる。しかし、高速走行では、車輪の接地抵抗が減少されてステアリングハンドルが容易に回転され、急ハンドルが切られやすくなる。特にホイールローダなどのように、前部車体と後部車体とをセンターヒンジを中心に折り曲げてステアリングするような作業車両の場合、高速走行時の急ハンドルにより車体が転倒する恐れがあった。
本発明は上記問題点を解決して、高速走行時の急ハンドルによる車体の転倒を防止することができる作業車両のステアリング装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、エンジンによりステアリングポンプを回転駆動して作動油タンクの作動油をステアリング吐出管からステアリングバルブに吐出し、ステアリングバルブから作動油をステアリングシリンダに給排出してステアリングする荷役車両のステアリング装置において、走行速度に対応して回転駆動されて作動油タンクの作動油を吸入管から吸引し作動油タンクに吐出する非常用ポンプと、ステアリング吐出管の油圧が減少した時に、非常用ポンプから吐出される作動油をステアリングバルブに供給する分流手段とを有する非常用ステアリング装置を設け、ステアリング吐出管から非常用ポンプの吸引側に作動油の一部を抜き出す作動油抜出管を設け、前記作動油抜出管に、ステアリング吐出管への作動油の逆流を防止する第1チェックバルブを設けるとともに、前記吸入管に、作動油タンクへの作動油の逆流を防止する第2チェックバルブを設けたものである。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、ステアリングポンプを、定流量制御される可変容量型とし、非常用ポンプを、入力軸の回転方向により吸引・吐出方向が切り替わる両方向式とし、分流手段に、ステアリング吐出管の油圧を検出する油圧検出部と、当該油圧検出部の検出値に基づいて、非常用ポンプから吐出された作動油の排出側を作動油タンクとステアリングバルブとの間で切り替える切替弁と、非常用ポンプにより吸引・吐出される作動油の流れ方向が一定となるように調整する方向制御部とを設けたものである。
請求項1記載の発明によれば、走行速度に対応して回転駆動される非常用ポンプの吸引作用を利用して、ステアリングポンプからステアリングバルブに送られる作動油の一部を、作動油抜出管から非常用ポンプの吸引側に抜き出すので、走行速度が高速になるほど、非常用ポンプに抜き出される作動油量が増加されて、ステアリングシリンダに送られる作動油が減少され、ステアリングシリンダによるステアリング速度を減速することができる。したがって、高底走行時に急ハンドルが切られても、車体の転倒を未然に防止することができる。また、作動油抜出管から非常用ポンプに送られる作動油の油圧により、非常用ポンプが回転駆動され走行車輪を加速することができ、ステアリングポンプにより発生されたステアリング用の作動油のエネルギーを有効利用することができる。
請求項2記載の発明によれば、非常用ポンプを、走行方向により吸引・吐出方向が切り替わる両方向式とすることで、非常用ポンプの入力軸を、車輪のアクスル軸やトランスミッションの出力軸に連結して非常用ポンプを設置することができ、簡単な構造で低コストで提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
作業車両であるホイールローダは、図3に示すように、左右一対の前輪2や複数の作業アーム3を介してバケット4を駆動する作業装置5を有する前部車体1と、左右一対の後輪12や操縦席13、エンジン16、バランスウェイト17等を有する後部車体11とを具備し、前部車体1と後部車体11とがセンターヒンジ14を介して垂直軸心周りに揺動自在に連結されている。そして、前部車体1と後部車体11の間に左右一対のステアリングシリンダ15が連結され、これらステアリングシリンダ15を伸縮することにより、センターヒンジ14を中心に前部車体1と後部車体11とを折り曲げてステアリングするステアリング装置51が設けられている。
(基本構造)
まず、図4を参照してステアリング装置51の原型となる基本型ステアリング装置21の構造を説明する。
基本型ステアリング装置21は、エンジン16により回転駆動され作動油タンク22の作動油を吸引して吐出するステアリングポンプ23と、ステアリングハンドル24により舵取り装置25を介して操作されるステアリングバルブ26と、ステアリングポンプ23から吐出された作動油をステアリングバルブ26を介してステアリングシリンダ15にそれぞれ供給、排出するステアリング配管装置27とが具備され、さらにエンジン16の停止時にステアリングバルブ26を介してステアリングシリンダ15に非常用作動油を供給する非常用ステアリング装置28が設けられている。
ステアリング配管装置27は、作動油タンク22の作動油をステアリングポンプ23に吸引する吸引管27aと、ステアリングポンプ23からステアリングバルブ26に作動油を供給するステアリング吐出管27bi,27boと、ステアリングバルブ26とステアリングシリンダ15との間で作動油を供給・排出するステアリング給排管27c,27dと、ステアリングバルブ26から作動油タンク22に作動油を戻す回収管27eとを具備している。また前記ステアリング吐出管27bi,27boは、中間位置に介在された中間チェックバルブ29のステアリングポンプ23側を上流側吐出管27biとし、ステアリングバルブ26側を下流側吐出管27boとしている。
ステアリングポンプ23は可変容量型ポンプで、上流側吐出管27biの絞り弁出口側の油圧を検出して作動油の吐出量が一定になるように定流量制御されている。
前記非常用ステアリング装置28は、入力軸が左右の前輪2(または後輪12)のアクスル軸にそれぞれ連結して配置され前輪2の回転速度に対応して、作動油を高速回転時は多く、低速回転時は少なく吐出する非常用ポンプ(エマージェンシポンプ)31と、上流側吐出管27biの油圧をパイロット圧として検出する油圧検出部30と、油圧検出部30により検出されたパイロット圧が設定値以下となると、非常用ポンプ31から吐出される作動油を下流側吐出管27boに供給する分流手段である分流バルブ(ダイバータバルブ)32と、作動油タンク22と非常用ポンプ31と分流バルブ32とを互いに接続する非常用配管装置33とを具備している。
非常用ポンプ31は、入力軸の回転方向に対応して吸引口と吐出口とが切り替わる両方向式の定容量型油圧ポンプで、入力軸をトランスミッション(図示せず)の出力軸に連結して配置することもできる。
前記分流バルブ32は、油圧検出部30により検出される上流側吐出管27biのパイロット圧に基づいて切り替えられる切替弁32aと、非常用ポンプ31により吸引・吐出される作動油の流れ方向が一定となるように調整する方向制御部32bとを有している。
非常用配管装置33は、非常用ポンプ31と作動油タンク22の間に接続されて非常用ポンプ31の余剰の非常用作動油を作動油タンク22に排出するドレン管33aと、方向制御部32bのポートと非常用ポンプ31のポートとの間にそれぞれ接続されて方向制御部32bと非常用ポンプ31の間で非常用作動油を供給、排出する吸引・排出管33b,33cと、方向制御部32bの吸引ポート32cと作動油タンク22との間に接続されて非常用作動油を作動油タンク22から方向制御部32bに吸引する吸入管33dと、方向制御部32bの吐出ポートと切替弁32aとの間に接続されて非常用作動油を方向制御部32bから切替弁32aに送り出す接続管33eと、切替弁32aと下流側吐出管27boとの間に接続されて非常用作動油を切替弁32aから下流側吐出管27boに供給する非常用供給管33fと、切替弁32aと作動油タンク22との間に接続されて非常用作動油を切替弁32aから作動油タンク22に戻す回収管33gとで構成され、非常用供給管33fに、切替弁32aから下流側吐出管27boにのみ流入を許す非常用チェックバルブ33hが介在されている。
方向制御部32bは、図5に示すように、吸引・排出管33c,33bがそれぞれ接続された1対の整流管41,42の入口側に吸引ポート32cが設けられ、出口側に接続管33eが接続されている。そして、整流管41,42の入口端に吸引のみを許す吸引チェックバルブ41a,42aが介在され、また出口端に吐出のみを許す吐出チェックバルブ41b,42bがそれぞれ介在されている。
これにより、実線の矢印で示すように、非常用ポンプ31の入力軸が右回転(たとえば前進)の場合には、吸入管33dから吸引ポート32cを介して吸引された非常用作動油が、吸引チェックバルブ41aから整流管41および吸引・排出管33bを介して非常用ポンプ31に吸引され、さらに非常用ポンプ31から吐出された非常用作動油が、吸引・排出管33c、整流管42から吐出チェックバルブ42bを介して接続管33eに送り出される。また波線の矢印で示すように、非常用ポンプ31の入力軸の左回転(たとえば後進)の場合には、吸入管33dから吸引ポート32cを介して吸引された非常用作動油が、吸引チェックバルブ42aから整流管42および吸引・排出管33cを介して非常用ポンプ31に吸引され、さらに非常用ポンプ31から吐出された非常用作動油が、吸引・排出管33b、整流管41から吐出チェックバルブ41bを介して接続管33eに送り出される。この方向制御部32bにより、非常用ポンプ31の入力軸の回転方向に関係なく、吸入管33dから吸引された非常用作動油を非常用ポンプ31から切替弁32aに供給することができる。
したがって、エンジン16が回転されている走行状態では、ステアリングポンプ23の作動油がステアリングバルブ26を介してステアリングシリンダ15に供給、排出されステアリングされる。この時、分流バルブ32では、油圧検出部30により検出された上流側吐出管27biのパイロット圧が設定値以上で、切替弁32aがI位置に位置されて接続管33eと回収管33gとが接続されており、作動油タンク22から吸入管33dを介して非常用ポンプ31に吸引された非常用作動油が切替弁32aに送られ、回収管33gから作動油タンク22にアンロード状態で循環される。
ところで、走行状態でエンジン16が停止されると、油圧検出部30により上流側吐出管27biのパイロット圧が設定値以下となるのが検出され、これにより切替弁32aがI位置からII位置に切り替えられて、非常用ポンプ31から吐出された非常用作動油が非常用供給管33fから下流側吐出管27boに供給され、ステアリングバルブ26からステアリングシリンダ15に送られる。これにより、エンジン16が停止されても、走行中にステアリングを行うことができる。
(本発明)
図1および図2を参照して、本発明に係るステアリング装置51を説明する。なお、基本型ステアリング装置21と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
このステアリング装置51は、走行速度に対応して回転駆動される非常用ポンプ31の吸引作用を利用して、上流側吐出管27biの作動油の一部を抜き出すことにより、ステアリングポンプ23からステアリングシリンダ15に供給される作動油の供給量を、高速走行となるほど多く減少させてステアリング速度を減速するものである。
すなわち、ステアリングポンプ23からステアリングシリンダ15に供給される作動油の一部を抜き出す作動油抜出管52が、上流側吐出管27biと分流バルブ32の吸引ポート32cとの間に接続されている。そして、この作動油抜出管52に、上流側吐出管27biへの作動油の逆流を防ぐ第1チェックバルブ53が介在されている。また作動油タンク22から作動油を吸引ポート32cに吸引する吸入管33dが、図示するように、吸引ポート32cと第1チェックバルブ53との間の作動油抜出管42に接続されるか、または吸引ポート32cに直接接続されており、この吸入管33dに、作動油タンク22への作動油の逆流を防ぐ第2チェックバルブ54が介在されている。
したがって、図1に示すように、エンジン16によりステアリングポンプ23が回転駆動される走行状態では、ステアリングポンプ23の作動油がステアリングバルブ26を介してステアリングシリンダ15に供給され、ステアリングされる。この時、分流バルブ32では、油圧検出部30により検出される上流側吐出管27biのパイロット圧が設定値以上となっており、切替弁32aがI位置にされて接続管33eと回収管33gとが接続されている。そして、非常用ポンプ31が走行速度に対応して回転されることで、非常用ポンプ31の吸引作用により、ステアリングポンプ23からステアリングバルブ26に送られる作動油の一部が、作動油抜出管42から分流バルブ32の方向制御部32bに抜き出され、切替弁32aから回収管33gを介して作動油タンク22に排出される。ここで、非常用ポンプ31が前輪2の回転速度、すなわち走行速度に対応して回転駆動されることから、前進時または後進時であっても、高速走行である場合には作動油を多く抜き出し、低速走行である場合には作動油を少なく抜き出す。したがって、高速走行になるに従って、ステアリングポンプ23からステアリングバルブ26に送られる作動油が減少され、これによりステアリングハンドル24の操作速度に対応してステアリングシリンダ15の伸縮速度が減速され、ステアリング速度が遅くなる。これにより、高速走行時の急ハンドルによる車体1,11の転倒を未然に防止することができる。
また、ステアリングポンプ23により加圧された作動油の一部が、作動油抜出管42から非常用ポンプ31に抜き出されることから、作動油の油圧により非常用ポンプ31が回転方向に加速されて、前輪2の回転速度が加速されることになる。したがって、ステアリング用の作動油の一部を単に抜き出すだけでなく、非常用ポンプ31に駆動モータの役割を持たせて前輪2を回転駆動させることができ、ステアリングポンプ23により発生させたエネルギーを有効利用することができる。
ここで、ステアリングバルブ26からステアリングシリンダ15に送られる作動油量:Qs、作動油抜出管42から分流バルブ32に抜き出される作動油量:Qc、ステアリングポンプ23から吐出される作動油量:Qoとすると、
Qs=Qo−Qcとなる。
また非常用ポンプ31から吐出される作動油量:Qeと作動油抜出管42から分流バルブ32に抜き出される油量:Qcは等しく、Qe=Qcとなる。
また、図2に示すように、走行状態でエンジン16が停止されると、ステアリングポンプ23が停止されて作動油量:Qo=0となり、油圧検出部30により上流側吐出管27biのパイロット圧が設定値以下になるのが検出されると、切替弁32aがI位置からII位置に切り替えられる。走行中には、前輪2に連動して非常用ポンプ31が回転駆動されており、作動油タンク22から吸入管33dおよび方向制御部32bを介して非常用ポンプ31に吸引された非常用作動油が、方向制御部32bから切替弁32a、非常用供給管33fを介して下流側吐出管27boに供給される。そしてステアリングバルブ26から非常用作動油がステアリングシリンダ15に送られてステアリングされる。これにより、エンジン16が停止されてもステアリングを行うことができる。
上記実施の形態によれば、走行速度に対応して回転駆動される非常用ポンプ31の吸引作用を利用して、ステアリングポンプ23からステアリングバルブ26に送られる作動油の一部を、作動油抜出管52から非常用ポンプ31に抜き出すことができる。したがって、高速走行になるほど、ステアリングポンプ23からステアリングシリンダ15に送られる作動油から、作動油抜出管52を介して非常用ポンプ31に抜き出される作動油量が増加され、ステアリングバルブ26からステアリングシリンダ15に送られる作動油量が減少されることで、高速走行時のステアリング速度を減速することができる。したがって、高底走行時に急ハンドルが切られても、車体1,11の転倒を未然に防止することができる。
なお、実施の形態1では、前部車体1と後部車体11とがセンターヒンジ14を介して接続されたホイールローダについて、説明したが、車体が一体に形成されたフォークリフトなどの作業車両であってもよい。
本発明に係る作業車両のステアリング装置の実施の形態1を示し、通常走行時の油圧回路図である。 エンジンが停止された走行状態を示すステアリング装置の油圧回路図である。 ホイールローダの平面図である。 基本ステアリング装置を示す通常走行時の油圧回路図である。 エンジンが停止された走行状態を示すステアリング装置の油圧回路図である。
符号の説明
1 前部車体
2 前輪
5 作業装置
11 後部車体
12 後輪
14 センターヒンジ
15 ステアリングシリンダ
16 エンジン
21 基本型ステアリング装置
22 作動油タンク
23 ステアリングポンプ
26 ステアリングバルブ
27 ステアリング配管装置
27a 吸引管
27bi 上流側吐出管
27bo 下流側吐出管
27c,27d ステアリング給排管
27e 回収管
28 非常用ステアリング装置
29 中間チェックバルブ
30 油圧検出部
31 非常用ポンプ
32 分流バルブ(分流手段)
32a 切換弁
32b 方向制御部
32c 吸引ポート
33 非常用配管装置
33b,33c 吸引・排出管
33d 吸入管
33e 接続管
33f 非常用供給管
33g 回収管
51 ステアリング装置
52 作動油抜出管
53 第1チェックバルブ
54 第2チェックバルブ

Claims (2)

  1. エンジンによりステアリングポンプを回転駆動して作動油タンクの作動油をステアリング吐出管からステアリングバルブに吐出し、ステアリングバルブから作動油をステアリングシリンダに給排出してステアリングする作業車両のステアリング装置において、
    走行速度に対応して回転駆動されて作動油タンクの作動油を吸入管から吸引し作動油タンクに吐出する非常用ポンプと、ステアリング吐出管の油圧が減少した時に、非常用ポンプから吐出される作動油をステアリングバルブに供給する分流手段とを有する非常用ステアリング装置を設け、
    ステアリング吐出管から非常用ポンプの吸引側に作動油の一部を抜き出す作動油抜出管を設け、
    前記作動油抜出管に、ステアリング吐出管への作動油の逆流を防止する第1チェックバルブを設けるとともに、前記吸入管に、作動油タンクへの作動油の逆流を防止する第2チェックバルブを設けた
    ことを特徴とする作業車両のステアリング装置。
  2. ステアリングポンプを、定流量制御される可変容量型とし、
    非常用ポンプを、入力軸の回転方向により吸引・吐出方向が切り替わる両方向式とし、
    分流手段に、
    ステアリング吐出管の油圧を検出する油圧検出部と、
    当該油圧検出部の検出値に基づいて、非常用ポンプから吐出された作動油の排出側を作動油タンクとステアリングバルブとの間で切り替える切替弁と、
    非常用ポンプにより吸引・吐出される作動油の流れ方向が一定となるように調整する方向制御部とを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の作業車両のステアリング装置。
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