JP2009187167A - 救急医療システム及びそれに用いる装置と救急医療用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】緊急医療を必要とされる患者を、受け入れ可能な搬送先病院を迅速に決定して搬送する。
【解決手段】救急医療サーバ11は、自身が管轄する地域の医療機関から受け入れ情報が医療情報機器21を利用して、救急医療申請情報として随時送信されており、医療情報記憶部21の内容を随時更新している(S1〜S6)。これにより、救急医療サーバ11は、患者発生前に救急搬送先の病院の受入状況を常に把握しており、救急車30から救急医療申請があった時点において最適な医療機関を検索することができる(S7〜S9)。検索した医療機関の情報は搬送先医療機関情報として車載機31に応答送信される(S10)。救急車は搭載している車載機31で受信した搬送先医療機関情報に基づいて、最も搬送し易い医療機関20を選択し(S11)、患者を搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は救急医療システム及びそれに用いる装置と救急医療用プログラムに係り、特に通信ネットワークを通して救急医療用センターと医療機関と救急車の車載器などが互いに接続された構成の救急医療システム及びそれに用いる装置と救急医療用プログラムに関する。
緊急医療を必要とされる患者を受け入れる医療機関(病院)を迅速に決定して、患者を搬送することは、患者の救急のため極めて重要である。このため、救急センターにサーバを配置して近隣病院の受け入れ情報を管轄し、最も搬送し易い(搬送距離が近い、搬送時間が短い)病院を検索して救急車などに通報する提案がなされている(例えば、特許文献1、2参照)。
上記の特許文献1には、複数の病院にそれぞれ設置された病院端末と、救急車に搭載された移動救急端末と、複数の病院端末及び移動救急端末に対し通信ネットワークを通して接続可能な救急支援サーバとからなり、救急支援サーバは移動救急端末から救急受入要求情報が送られた場合に、受入能力に応じて設定された優先順位をもとに病院群を絞り込み、更にその病院群の中から救急受入要求情報に含まれる条件に適合する病院群を搬送先候補として選択して、その搬送先候補の病院群の各病院端末に対し上記の救急受入要求情報を送信して患者の受け入れ先を決定する救急搬送支援システムが開示されている。
この特許文献1の救急搬送支援システムによれば、登録された多数の病院について一つずつ順に条件の照合を行う救急搬送システムに比べて、搬送先候補となる病院を特定するまでに要する時間を短縮できるため、患者の搬送時間を短縮することができる。
また、上記の特許文献2には、救急患者の搬送を目的としていない車両(タクシー、通常は救急患者の搬送を目的としていない救急医療車以外の車両)に備えられたコンピュータと、患者情報や病院情報等の医療ネットに必要な情報を管轄する少なくとも一つの集中サーバと、医療ネットに登録された複数の病院サーバとがネットワークを通して相互に接続されて構成され、上記のコンピュータが、診察券として使用するICカードから読み取った患者情報を集中サーバに送信し、患者情報を受信した集中サーバにより患者にとって最適な搬送先の病院を決定させ、集中サーバが、搬送先として決定した病院の情報を上記のコンピュータに送信する構成の救急搬送システムが開示されている。
この特許文献2の救急搬送システムによれば、救急車が患者にところに行くまでに時間がかかるような場合であっても、患者の直ぐ近くに通常は救急患者の搬送に使用されない救急医療車以外の車両をもちいて、患者を迅速に適切な病院に搬送することができる。
特開2007−128245号公報 特開2005−071092号公報
しかしながら、上記の特許文献1及び特許文献2の各救急搬送システムは、いずれもサーバ(救急支援サーバ、集中サーバ)は、患者発生前に救急搬送先の病院の受入状況を把握していないため、救急センター管轄内の病院(搬送先として決定した病院)での受け入れが困難な場合の対処ができていない。このため、緊急医療を必要とされる患者を受け入れる病院が見つからず、患者が重篤な状態に陥ったり、場合によっては患者が死亡する事態まで発生することがある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、緊急医療を必要とされる患者を、受け入れ可能な病院を迅速に決定して搬送し得る救急医療システム及びそれに用いる装置と救急医療用プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明の救急医療システムは、管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部を備えた救急医療サーバと、救急車に搭載された車載機と、医療機関に設置された医療情報機器とが、通信ネットワークを通して互いに接続された救急医療システムであって、
上記医療情報機器は、その医療情報機器が設置されている医療機関の情報を救急医療サーバに随時送信する送信手段と、受信した患者搬送待ちを示す搬送決定情報に基づいてアラームを発生するアラーム発生手段とを有し、
上記救急医療サーバは、管轄する医療機関から送信された医療機関の情報を通信ネットワークを通して受信して、医療情報記憶部の記憶情報を更新する手段と、通信ネットワークを通して通知された車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて医療情報記憶部を検索して、患者搬送先に適した医療機関を示す搬送先医療機関情報を生成し、その搬送先医療機関情報を問い合わせ元の救急車の車載機へ送信する搬送先医療機関情報送信手段と、通信ネットワークを通して通知された車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された医療情報機器に対して、搬送決定情報をネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段とを有し、
上記車載機は、救急医療サーバから送信された搬送先医療機関情報を通信ネットワークを通して受信し、その搬送先医療機関情報の中から患者搬送先として選択した一の医療機関を示す搬送希望医療機関情報を生成して救急医療サーバへ送信する手段を有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の救急医療サーバは、救急車に搭載された車載機と、医療機関に設置された医療情報機器のそれぞれに対して、通信ネットワークを通して接続された救急医療サーバであって、
管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部と、管轄する医療機関から送信された医療機関の情報を通信ネットワークを通して受信して、医療情報記憶部の記憶情報を更新する手段と、通信ネットワークを通して通知された車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて医療情報記憶部を検索して、患者搬送先に適した医療機関を示す搬送先医療機関情報を生成し、その搬送先医療機関情報を問い合わせ元の救急車の車載機へ送信する搬送先医療機関情報送信手段と、通信ネットワークを通して通知された車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された医療情報機器に対して、搬送決定情報をネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第3の発明の車載機は、第1の発明の救急医療システムに用いられる車載機であって、自己の位置情報と、その車載機が搭載された救急車で搬送する患者の希望診療科目目情報とを少なくとも含む救急医療申請情報を救急医療サーバに送信して搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報送信手段と、救急医療サーバから送信された搬送先医療機関情報を通信ネットワークを通して受信する受信手段と、受信した搬送先医療機関情報の中から患者搬送先として選択した一の医療機関を示す搬送希望医療機関情報を生成して救急医療サーバへ送信する搬送希望医療機関情報送信手段とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第4の発明の医療情報機器は、第1の発明の救急医療システムに用いられる、医療機関に設置された医療情報機器であって、その医療情報機器が設置されている医療機関の情報を救急医療サーバに随時送信する送信手段と、受信した患者搬送待ちを示す搬送決定情報に基づいてアラームを発生するアラーム発生手段とを有することを特徴とする。
更に、上記の目的を達成するため、第5の発明の救急医療用プログラムは、救急車に搭載された車載機と、医療機関に設置された医療情報機器のそれぞれに対して、通信ネットワークを通して接続され、管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部を備えた救急医療サーバとして用いるコンピュータを、
管轄する医療機関から送信された医療機関の情報を通信ネットワークを通して受信して、医療情報記憶部の記憶情報を更新する手段と、通信ネットワークを通して通知された車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて医療情報記憶部を検索して、患者搬送先に適した医療機関を示す搬送先医療機関情報を生成し、その搬送先医療機関情報を問い合わせ元の救急車の車載機へ送信する搬送先医療機関情報送信手段と、通信ネットワークを通して通知された車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された医療情報機器に対して、搬送決定情報をネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、救急車からの問い合わせを受けた時点で医療機関に問い合わせすることなく、搬送先医療機関を決定することができるので、緊急患者の受け入れにおいて、受け入れができない医療機関に問い合わせをすることで時間浪費を重ね、ひいては患者が重篤な状態に陥り、場合によっては死亡などの事態を招いていた状況を改善でき、社会的効果は計り知れない。
次に、本発明の実施形態について図面と共に詳細に説明する。
図1は、本発明になる救急医療システムの一実施形態のシステム構成図を示す。本実施形態の救急医療システムは、救急医療センター10などに設置された救急医療サーバ11と、病院や医療機関(以降、医療機関と呼ぶ)20に設置された医療情報機器21と、緊急救命車両(以降、救急車と呼ぶ)30に搭載された通信機器(以降、車載機と呼ぶ)31とが、通信ネットワーク40を介して相互に接続された構成である。
車載機31の形態としては、一般的なパーソナルコンピュータ、携帯電話機などが利用できる。車載機31は、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を構成するGPS衛星45からのGPS電波を受信及び解析して自己の現在位置の位置情報を生成することができるGPS受信部を有していてもよい。
通信ネットワーク40の形態は有線、無線ともに実現可能であり、一般的には、インターネットや公衆回線網が利用できる。救急車の車載機31と通信ネットワーク40との間は無線でアクセスされ、通信ネットワーク40の無線基地局が通信ネットワーク40と救急車30の車載機31との接続点となる。
救急医療サーバ11の設置場所は特には限定されないが、適切に稼動でき通信ネットワーク40と接続できる場所に設置されている。しかし、救急医療システムは、患者の生命を扱うシステムであるため、救急医療サーバ11は、例えば緊急時に管轄者が対応できる救急医療センター10のような施設にあることが好ましい。緊急医療サーバ11の形態は特に問わないが、本発明の利用目的から重要な役割を持つ装置であるため、二重化構成をとるなどし、信頼性の高い、かつ、高性能である汎用コンピュータ、あるいはパーソナルコンピュータの利用が好ましい。緊急医療サーバ11は、医療機関情報を記憶している病院情報記憶部12と接続されている。
また、医療機関20に設置された医療情報機器21の形態としては、一般的なパーソナルコンピュータやワークステーションが利用できる。また、医療情報機器21は、救急車で患者がこれから搬送されて来ることを示す搬送待ちのアラームを、その医療機関20の救急医療部門に通知することができる。アラーム発生には、コンピュータの音声発生装置や外部機器としてアラーム発生装置を接続することで実現できる。
(第1の実施形態)
次に、図1の救急医療システムの第1の実施形態の動作について、図2のシーケンス図と図3及び図4を併せ参照して説明する。
患者の発生の有無に拘らず、救急医療サーバ11はそれが管轄する地域の医療機関から受け入れ情報が医療情報機器21を利用して、救急医療申請情報として随時送信されており、医療情報記憶部21の内容を随時更新している(図2のステップS1〜S6)。上記の救急医療申請情報は、医療機関(病院)の名称、住所、電話番号、医療機関(病院)の場所を示す地図、医療機関情報(予め登録された案内情報など、設備情報、病床数、診療科目のリスト、医者のリスト)などである。
この状態において、救急車30が緊急医療を必要とされる患者を搬送する事態が発生した場合、救急車30から患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報が通信ネットワーク40を介して救急医療サーバ11に送信される(図2のステップS7、S8)。具体的には、まず、救急車の担当者により車載機31の画面に表示されている救急医療申請表に救急医療申請情報を入力させる(図2のステップS7)。
図3は、救急医療申請表に入力する救急医療申請情報の一例を示す。図3に示すように、救急医療申請情報は、例えば、患者を受け入れるのに必要な診療科目(外科、内科、小児科、脳神経外科などの区別)、車載機31を搭載している救急車の車両存在位置、患者の容態(緊急重体、重症、軽症、重傷、軽傷などのランク)、輸血の要否、血液型、性別、年齢などである。基本的には、診療科目と車両存在位置が必須項目であり、ほかの情報は補足項目となる。
なお、診療科目で整形外科や外科などの区別がつかない場合は、複数選択することで、複数個の中で一つでも一致できる診療科目があればよいことを意味することもできる。また、車両存在位置は、車載機31が、GPS受信部を有する場合は、GPS受信部によりGPS衛星45からの受信電波に基づいて自己の現在位置を測位し、その測位した位置情報を自動入力できるので、手動での入力は不要である。また、車両存在位置は、都道府県市町村などが容易に選択できるような表示形式をとることが可能である。これらの救急医療申請情報のうち、車両存在位置の入力方法として、手入力によりキーボードからの住所を入力する方法と、GPSを利用した位置データを送信する方法がある。これらはいずれも既存の方法で実現可能であり、ここでは詳述しない。
救急医療申請表に入力された救急医療申請情報は、即座に車載機31から送信され、車載機31に登録されている救急医療サーバ11に送信される(図2のステップS8)。救急医療サーバ11は、救急医療申請情報を車載機31から受け取ると、受信した救急医療申請情報から救急車30の存在位置を確認すると共に、病院情報記憶部12を参照し、医療機関の受け入れ状況や患者に状況も勘案して患者が搬送されるべき適切な医療機関を検索する(図2のステップS9)。
そして、救急医療サーバ11は、検索した医療機関の情報を搬送先医療機関情報として、通信ネットワーク40を介して問い合わせ先の車載機31に応答送信する(図2のステップS10)。図4は、上記の搬送先医療機関情報の一例の概略構成を示す。同図に示すように、搬送先医療機関情報は、医療機関の名称(病院名)、住所、電話番号、診療科目、輸血の可否、医療機関情報(予め登録された案内情報など、設備情報、病床数)、アクセス情報(地図情報)などである。
なお、搬送先医療機関情報が通知される医療機関は複数も可能であり、距離的あるいは時間的に搬送容易な医療機関から順に救急車30の車載機31においてリスト表示されるように送信する。救急医療サーバ11での医療機関の選択において、最も近いあるいは速く到着できる医療機関を選択する方法として、救急車の存在位置を利用して、医療機関との地図上の距離、あるいはカーナビゲーション機能を利用した道路状況を考慮した到着時間計算処理により、該当する医療機関を選択できる。
問い合わせをした救急車30の車載機31は、上記の搬送先医療機関情報を受信すると、その搬送先医療機関情報に基づいて、最も搬送し易い医療機関20を選択する(図2のステップS11)。なお、このとき2番目に近い医療機関でも、患者の行きつけの医療機関であればその医療機関を選択することもできる。
続いて、救急車30において、搬送先の医療機関が決定すると、車載機31からその旨を搬送希望医療機関情報として、通信ネットワーク40を介して救急医療サーバ11に通知する(図2のステップS12)。このとき、搬送先医療機関の指定方法として、救急医療サーバ11から通知された医療機関リストを利用し、例えば、医療機関リストにフラグをつけて返信する方法がとれる。
救急医療サーバ11は、搬送希望医療機関情報を車載機31から受け取ると、搬送決定情報としてその旨を搬送先の医療機関に通信ネットワーク40を介して通知する(図2のステップS13)。救急医療サーバ11と医療機関20の緊急患者受け入れのための医療情報機器21とは通信ネットワーク40を介して接続されており、搬送決定情報の通知を受けた医療機関20では医療情報機器21からアラームを鳴らすなどして、搬送待ちを通報できる(図2のステップS14)。医療情報機器21は、患者の容態を記載したメモを表示することもできる。
また、医療情報機器21は、患者の受け入れ情報を送信することにも利用できる。例えば、当該医療機関20において、患者受け入れの状況に変化が起こった場合、医療情報機器21を利用して救急医療サーバ11に更新情報を送信する。例えば、外科の受け入れが困難になった場合、受け入れ情報から外科の情報を削除した受け入れ情報を救急医療サーバ11に送信する。救急医療サーバ11では受信した受け入れ情報に従い病院情報記憶部12の該当する医療機関の情報を更新する。
受け入れ情報の変更方法としては、担当医の在席情報を管轄している在席管轄システムの情報と連携させることができる。上記のように外科の担当医が帰宅した場合、在席管轄システムから医療情報機器21にその旨の通知が入る。医療情報機器21では他の外科の担当医が在席していれば変更なし、他の外科医も在席していなければ自動的に受け入れ情報の外科の情報を削除して受け入れ情報を救急医療サーバ11に送付することができる。
このように、本実施形態では、救急医療サーバ11の医療情報記憶部12に記憶されている、医療機関の受け入れ状況を随時更新しているので、救急医療サーバ11は、患者発生前に救急搬送先の病院の受入状況を常に把握しており、よって、救急車30から救急医療申請があった時点において、医療機関に問い合わせすることなく、最適な搬送先医療機関を検索して救急車に通知することができる。これにより、本実施形態では、患者を迅速かつ円滑に医療機関に受け入れさせることができ、受け入れができない医療機関に問い合わせをすることで時間浪費を重ね、ひいては患者が重篤な状態に陥り、場合によっては死亡などの事態を招いていた状況を改善でき、その社会的効果は極めて大きい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の基本的なシステム構成は、図1と同様であるが、更に複数の救急医療サーバ10同士で通信が可能な構成とされている点に特徴がある。これにより、本実施形態は、救急車の該当地区にある救急医療サーバにおいて、搬送先に該当する医療機関20が見つからない場合、近隣の救急医療サーバに確認を行うことにより、該当する患者の状況に応じた対応が可能な医療機関を探索することができるようにしたものである。近隣の救急医療サーバに確認するための情報は、救急車からの救急医療申請情報をそのまま利用できる。
次に、この実施形態の動作について、図5のシーケンス図と共に説明する。同図中、図2のシーケンス図と同一ステップには同一符号を付し、その説明を省略する。図5において、救急医療サーバ11a、11b、11cは、複数ある救急医療サーバ11のうち、A地区、B地区、C地区の救急医療サーバを区別して示したものである。
救急車30の該当地区にあるA地区の救急医療サーバ11aは、車載機31から通知された救急医療申請情報に基づいて病院情報記憶部12を参照して、患者が搬送されるべき適切な医療機関20を検索したが(図5のステップS9)、適切な医療機関が見つからない場合、予めA地区の救急医療サーバ11aに登録されたB地区の救急医療サーバ11bに医療機関検索依頼を行う(図5のステップS15)。
A地区の救急医療サーバ11aから医療機関検索依頼を受けたB地区の救急医療サーバ11bは、その医療機関検索依頼中の救急医療申請情報に基づいて病院情報記憶部12bを参照して、患者が搬送されるべき適切な医療機関20を検索し、適切な医療機関を見つけることができたときは、救急車30に該当する医療機関20を通知し(図5のステップS17)、A地区の救急医療サーバから処理を引き継ぐ。以後は、車載機31と救急医療サーバ11bとの間で第1の実施形態と同様の動作が行われる(図5のステップS11〜S14)。
また、B地区の救急医療サーバ11bは、A地区の救急医療サーバ11aに救急車30に該当医療機関を通知した旨を搬送先通知情報として連絡する(図5のステップS18)。これにより、A地区の救急医療サーバ11aの処理は終了する(図5のステップS19)。また、B地区の救急医療サーバ11bの処理は、搬送決定情報の通知を受けた医療機関20の医療情報機器21からアラームを鳴らすなどして、搬送待ちを通報させることで終了する(図5のステップS20)。
一方、A地区の救急医療サーバ11aから医療機関検索依頼を受けたB地区の救急医療サーバ11bが、ステップS16で患者が搬送されるべき適切な医療機関20を検索しても、適切な医療機関を見つけることができないときは、不明の通知をA地区の救急医療サーバ11aに連絡する(図5のステップS21)。
不明の通知を受けたA地区の救急医療サーバ11aは、B地区の救急医療サーバ11bの他にもC地区の救急医療サーバ11cも予め登録している場合は、今度はC地区の救急医療サーバ11cに医療機関検索依頼を行う(図5のステップS22)。A地区の救急医療サーバ11aから医療機関検索依頼を受けたC地区の救急医療サーバ11cは、医療機関検索依頼を受けた救急医療サーバ11bと同様の動作を行う。
一方、不明の通知を受けたA地区の救急医療サーバ11aは、B地区の救急医療サーバ11bの他には救急医療サーバを登録していない場合は、近隣の救急医療サーバのすべてに該当する医療機関がないことを示す搬送可能医療機関不明の通知を問い合わせ元の救急車30の車載機31に通知し(図5のステップS23)、処理を終了する(図5のステップS24)。
このように、本実施形態では、一地区の救急医療センター10aが管轄する医療機関での患者受け入れが困難な場合でも、近隣地区の救急医療センター10bが管轄する医療機関の受け入れ状況を確認した処理が実行でき、患者の受け入れ体制が向上する。
(第3の実施形態)
図6は本発明になる救急医療システムの第3の実施形態の概略システム構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図6に示すように、本実施形態は、図1に示した実施形態と比べ、R地区、S地区にある救急医療センター10R、10S内の救急医療サーバ11R、11Sには医療情報記憶部12だけでなく広域情報記憶部13も接続されており、また、ヘリコプターの発着場であるヘリポート50の管轄事務所にある端末機器51が通信ネットワーク40を介して救急医療サーバ11R、11S、医療情報機器21R、21S車載機31にそれぞれ接続されている点に特徴がある。
広域情報記憶部13には、それが接続された救急医療サーバが管轄する医療機関以外の全国の所定の条件を満たした医療機関の情報と医療機関へのヘリコプター搬送情報とが予め登録されている。なお、救急医療センター10R、10S、救急医療サーバ11R、11S、医療情報機器21R、21Sは、R地区、S地区にあるものとする。
本実施形態は広域探索機能が備えられており、第1又は第2の実施形態において、救急車が対応できる近隣地区の医療機関が見つからない場合でも、本実施形態では、ヘリコプターを利用した救急医療を実現することにより、患者の搬送を実現できる。本発明の特徴は、単に救急車での対応に限らないことである。
本実施形態において、救急車30が対応できる管轄地区及び近隣地区の医療機関が見つからない場合、救急車30の車載機31の広域探索機能を選択すると、救急車30の車載機31に登録されている広域探索が実施できる救急医療サーバ11Rに、救急車30の車載機31から広域探索依頼を要請する通知が通信ネットワーク40を介して送信される。救急医療サーバ11R、11Sの処理内容は第1、第2の実施形態の救急医療サーバ11と同様であり、該当する救急医療サーバ11Rで探索を行い、搬送先医療機関が見つかれば前記のように搬送先医療機関の発見時の処理を行う。見つからない場合は、登録された広域探索を実施できる他地域の救急医療サーバ11Sに同様に探索依頼を行う。
上記の広域探索では日本全土をカバーできる探索範囲を有することができるため、受け入れ不可能な医療機関は現実的にはないものと判断できる。受け入れ医療機関(患者搬送先医療機関)の検索の処理方法は第2の実施形態と同様である。受け入れ医療機関を検索したS地区の救急医療サーバ11Sは、救急車30に該当する医療機関20Sを通知し、救急車30に登録されている救急医療サーバ11Rから処理を引き継ぐ。また、S地区の救急医療サーバ11Sは、救急車30に登録されている救急医療サーバ11Rに救急車30に該当医療機関を通知した旨を連絡し、救急車に登録されている救急医療サーバ11Rの処理は終了する。
S地区の医療機関20Sからは搬送可能な方法として、ヘリコプターの搬送手段も提供できる。救急車30からの搬送時間が極めて長い場合などを想定し、広域探索を受けた救急医療サーバ11Sは、ヘリコプター搬送情報を広域情報記憶部13に記録している。ヘリポートの管轄事務所からは端末機器51を利用して、ヘリコプターの稼動可能状況である空輸情報を救急医療サーバ11R、11Sに随時送信している。空輸情報の送信方法や入力方法は第1の実施形態の医療情報機器21と救急医療サーバ11のやり取りと同様である。空輸情報としては、ヘリコプターの利用可能の可否、ヘリポートの住所と地図と電話番号である。
救急車30では、S地区の救急医療サーバ11Sから受け取った通知を確認し、患者を搬送し易い医療機関20Sを選択し、その旨を該当するS地区の救急医療サーバ11Sに通知する。救急医療サーバ11Sからの情報としては、ヘリコプターを利用するか救急車で搬送するかの確認情報も含まれており、最寄りのヘリポート50へのアクセス方法の地図や電話番号も添付されている。
S地区の救急医療サーバ11Sは、救急車30が選択した搬送手段がヘリコプター空輸の場合、へリポート50の管轄事務所の端末機器51に空輸指令通知を行う。端末機器51は、その空輸指令通知を受信したときは、その端末機器51が設置されている管轄事務所が管轄するヘリポート50にて待機しているヘリコプターを救急車のある位置へ派遣して、患者をヘリコプターで受け入れ医療機関へ搬送する。
このように、本実施形態では、一地区の救急医療センターで管轄する医療機関で患者受け入れの対応がつかない場合や、近隣地区の救急医療センターで管轄する医療機関でも患者受け入れの対応がつかない場合においても、空輸などの手段を介した患者の受け入れ医療機関の検索が実行でき、患者の受け入れの体制が更に向上する。なお、ヘリコプターに限らず、他の航空機でも同様に本実施の形態は成立する。
(第4の実施形態)
次に、本発明の救急医療システムの第4の実施形態について説明する。本実施形態のシステム構成は、図1又は図6に示したシステムと同様である。例えば、図1に示した救急医療システムと同様のシステム構成を例にとって説明する。
救急医療サーバ11と医療情報機器21の間は通信ネットワーク40を通して情報更新が随時行われており(図2、図5のステップS1〜S6)、救急医療サーバ11の医療情報記憶部12には医療機関20からの最新の受け入れ情報が記憶されている。しかし、通信障害などにおいて、医療情報機器21からの更新情報が受信できなかった場合、救急医療サーバ11の受け入れ医療機関を探索する処理において、受け入れ不可能な医療機関を誤って選択するような状況が発生する可能性がある。本実施形態では、このようなトラブルの発生を防止するものである。
次に、本実施形態の動作について図7のシーケンス図と共に説明する。救急医療サーバ11と医療情報機器21との間には、ヘルスチェック機能と呼ぶ通信状況を確認するためにヘルスチェック処理情報を送受信する処理が行われている(図7のステップS31、S32)。ヘルスチェック機能は、機器間で信号の送受信を随時行い、お互いに返信があるかどうかの確認を行うことができる。この方法は既によく知られた方法であり、ここでは詳述しない。
救急医療サーバ11が通信障害を検知した場合(図7のステップS33)、救急医療サーバ11は医療情報記憶部12の障害を検知した相手先の医療機関の記録の障害フラグをオンにし、障害発生検知の日時を記載する(図7のステップS34)。その後、救急医療サーバ11と医療情報機器21との間で、ヘルスチェック処理情報を送受信する処理ができ(図7のステップS35、S36)、救急医療サーバ11の障害回復が検知されたものとする(図7のステップS37)。
この場合、救急医療サーバ11は、医療情報記憶部12の障害フラグをオフにする(図7のステップS38)。また、救急医療サーバ11は、該当する医療情報機器21に対して最新情報送付の要請を行い(図7のステップS39)、当該医療情報機器21から最新の受け入れ情報を受信する(図7のステップS40)。これにより、救急医療サーバ11の医療情報記憶部12には医療機関20からの最新の受け入れ情報が記憶更新される。
なお、通信障害の回復前に救急車から救急医療申請情報が救急医療サーバ11へ送信された場合、その救急医療サーバ11は通信障害発生中の医療機関については検索対象から外して検索を行う方法と、検索対象に含めて検索を行う方法のいずれも可能である。本処理をいずれにするかについては、システム稼動時に通信障害発生中の医療機関の利用の可否について設定することができる。
救急車からの救急医療申請情報送信後の検索結果として、救急車に通知する搬送先医療機関の候補リストの中に通信障害発生中の医療機関が含まれる場合は、その通信障害発生中の医療機関に対応して通信障害発生中のフラグと障害発生時刻を記載して通知する。これにより、救急車において搬送先医療機関の候補リストの中から搬送先医療機関を決定する際の判断に有効な情報を与えることができる。
このように、本実施形態によれば、救急医療サーバと医療情報機器間に通信障害が発生した場合も、患者を受け入れる医療機関の検索が実行でき、患者の受け入れの体制が向上する。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば、図2、図5又は図7のシーケンス図を実行する救急医療サーバ11を動作させるコンピュータプログラムも発明に包含される。
本発明の救急医療システムの一実施形態の概略システム構成図である。 本発明の救急医療システムの第1の実施形態の動作説明用シーケンス図である。 救急医療申請情報の一例を示す図である。 搬送先医療機関情報の一例の概略構成図である。 本発明の救急医療システムの第2の実施形態の動作説明用シーケンス図である。 本発明になる救急医療システムの第3の実施形態の概略システム構成図である。 本発明の救急医療システムの第4の実施形態の動作説明用シーケンス図である。
符号の説明
10、10R、10S 救急医療センター
11、11a、11b、11R、11S 救急医療サーバ
12 医療情報記憶部
13 広域情報記憶部
20、20R、20S 医療機関
21、21R、21S 医療情報機器
30 緊急救命車両(救急車)
31 車載機
40 通信ネットワーク
45 GPS衛星

Claims (22)

  1. 管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部を備えた救急医療サーバと、救急車に搭載された車載機と、前記医療機関に設置された医療情報機器とが、通信ネットワークを通して互いに接続された救急医療システムであって、
    前記医療情報機器は、
    その医療情報機器が設置されている前記医療機関の情報を前記救急医療サーバに随時送信する送信手段と、
    受信した患者搬送待ちを示す搬送決定情報に基づいてアラームを発生するアラーム発生手段とを有し、
    前記救急医療サーバは、
    管轄する前記医療機関から送信された前記医療機関の情報を前記通信ネットワークを通して受信して、前記医療情報記憶部の記憶情報を更新する手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて前記医療情報記憶部を検索して、患者搬送先に適した医療機関を示す搬送先医療機関情報を生成し、その搬送先医療機関情報を問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信する搬送先医療機関情報送信手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された前記医療情報機器に対して、前記搬送決定情報を前記ネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段とを有し、
    前記車載機は、前記救急医療サーバから送信された前記搬送先医療機関情報を前記通信ネットワークを通して受信し、その搬送先医療機関情報の中から患者搬送先として選択した一の医療機関を示す前記搬送希望医療機関情報を生成して前記救急医療サーバへ送信する手段を有することを特徴とする救急医療システム。
  2. 管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部を備え、かつ、互いに通信可能な2以上の救急医療サーバと、救急車に搭載された車載機と、前記医療機関に設置された医療情報機器とが、通信ネットワークを通して互いに接続された救急医療システムであって、
    前記医療情報機器は、その医療情報機器が設置されている前記医療機関の情報を、その医療機関を管轄している前記救急医療サーバに随時送信する送信手段と、
    受信した患者搬送待ちを示す搬送決定情報に基づいてアラームを発生するアラーム発生手段とを有し、
    前記救急医療サーバは、
    管轄する前記医療機関から送信された前記医療機関の情報を、前記通信ネットワークを通して受信して、前記医療情報記憶部の記憶情報を更新する手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報、又は他の救急医療サーバから通知された医療機関検索依頼に含まれる前記救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて、前記医療情報記憶部を検索して、管轄している前記医療機関の中に患者搬送先に適した医療機関を検索する検索手段と、
    前記検索手段により患者搬送先に適した医療機関を検索できたときには搬送先医療機関情報を生成して問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信し、前記検索手段により患者搬送先に適した医療機関を検索できないときには、前記医療機関検索依頼を予め登録されている通信可能な別の救急医療サーバへ送信する情報送信手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された前記医療情報機器に対して、前記搬送決定情報を前記ネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段とを有し、
    前記車載機は、前記救急医療サーバから送信された前記搬送先医療機関情報を前記通信ネットワークを通して受信し、その搬送先医療機関情報の中から患者搬送先として選択した一の医療機関を示す前記搬送希望医療機関情報を生成して前記救急医療サーバへ送信する手段を有することを特徴とする救急医療システム。
  3. 管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部、及び管轄する医療機関以外の全国の医療機関の情報と空輸搬送情報とを予め登録している広域情報記憶部を備えた救急医療サーバと、救急車に搭載された車載機と、前記医療機関に設置された医療情報機器と、航空機の発着場に備えられた端末機器とが、通信ネットワークを通して互いに接続された救急医療システムであって、
    前記医療情報機器は、
    その医療情報機器が設置されている前記医療機関の情報を前記救急医療サーバに随時送信する送信手段と、
    受信した患者搬送待ちを示す搬送決定情報に基づいてアラームを発生するアラーム発生手段とを有し、
    前記端末機器は、その端末機器が設置されている前記航空機の発着場の情報を前記救急医療サーバに随時送信する発着場情報送信手段と、
    空輸指令通知を受信する受信手段とを有し、
    前記救急医療サーバは、
    管轄する前記医療機関から送信された前記医療機関の情報を前記通信ネットワークを通して受信して、前記医療情報記憶部の記憶情報を更新する第1の更新手段と、
    前記端末機器から送信された前記発着場の情報を前記通信ネットワークを通して受信して、前記広域情報記憶部の記憶情報を更新する第2の更新手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて前記医療情報記憶部を検索して、患者搬送先に適した医療機関を示す搬送先医療機関情報を生成し、その搬送先医療機関情報を問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信する搬送先医療機関情報送信手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された前記医療情報機器に対して、前記搬送決定情報を前記ネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段と、
    前記車載機から前記通信ネットワークを通して広域探索依頼が通知されたときは、その広域探索依頼に含まれる救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて前記広域情報記憶部を探索して、患者搬送先に適した医療機関と空輸可否とを示す広域搬送先医療機関情報を生成し、その広域搬送先医療機関情報を問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信する広域搬送先医療機関情報送信手段と、
    前記車載機から前記通信ネットワークを通して空輸希望の確認情報を含む前記搬送決定情報が通知されたときは、前記端末機器へ前記空輸指令を通知する指令通知手段とを有し、
    前記車載機は、前記救急医療サーバから送信された前記搬送先医療機関情報、又は前記広域搬送先医療機関情報を前記通信ネットワークを通して受信し、その搬送先医療機関情報又は広域搬送先医療機関情報の中から患者搬送先として選択した一の医療機関及び空輸希望の有無を示す前記搬送希望医療機関情報を生成して前記救急医療サーバへ送信する手段を有することを特徴とする救急医療システム。
  4. 前記搬送先医療機関情報は、前記医療情報記憶部に記憶されている前記患者の希望診療科目目のある医療機関のうち、前記救急車の現在位置から最も早く到着できる医療機関、あるいはそれに準ずる一又は二以上の医療機関を示す情報であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の救急医療システム。
  5. 前記救急医療サーバは、前記検索手段により患者搬送先に適した医療機関を検索できず、かつ、前記医療機関検索依頼を送信できる別の救急医療サーバが存在しないときは、前記医療機関検索依頼の送信元の救急医療サーバ、又は前記問い合わせ元の救急車の車載機へ搬送可能医療機関不明の通知を行う不明通知手段を更に有することを特徴とする請求項2記載の救急医療システム。
  6. 前記救急医療サーバは、
    前記医療情報機器との間でヘルスチェック処理情報を送受信して通信状況を確認する通信状況確認手段と、
    前記通信状況確認手段で障害発生を検知したときは、障害発生情報を記憶する記憶手段と、
    障害回復後に、前記障害発生を検知した相手先の医療情報機器に対して、その医療情報機器が設置されている前記医療機関の最新の情報の送信要求を行う送信要求手段と、
    障害回復により前記障害発生情報を削除する削除手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の救急医療システム。
  7. 救急車に搭載された車載機と、医療機関に設置された医療情報機器のそれぞれに対して、通信ネットワークを通して接続された救急医療サーバであって、
    管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部と、
    管轄する前記医療機関から送信された前記医療機関の情報を前記通信ネットワークを通して受信して、前記医療情報記憶部の記憶情報を更新する手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて前記医療情報記憶部を検索して、患者搬送先に適した医療機関を示す搬送先医療機関情報を生成し、その搬送先医療機関情報を問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信する搬送先医療機関情報送信手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された前記医療情報機器に対して、前記搬送決定情報を前記ネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段と
    を有することを特徴とする救急医療サーバ。
  8. 救急車に搭載された車載機と、医療機関に設置された医療情報機器のそれぞれに対して、通信ネットワークを通して接続された救急医療サーバであって、
    管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部と、
    管轄する前記医療機関から送信された前記医療機関の情報を、前記通信ネットワークを通して受信して、前記医療情報記憶部の記憶情報を更新する手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報、又は他の救急医療サーバから通知された医療機関検索依頼に含まれる前記救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて、前記医療情報記憶部を検索して、管轄している前記医療機関の中に患者搬送先に適した医療機関を検索する検索手段と、
    前記検索手段により患者搬送先に適した医療機関を検索できたときには搬送先医療機関情報を生成して問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信し、前記検索手段により患者搬送先に適した医療機関を検索できないときには、前記医療機関検索依頼を予め登録されている通信可能な別の救急医療サーバへ送信する情報送信手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された前記医療情報機器に対して、前記搬送決定情報を前記ネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段と
    を有することを特徴とする救急医療サーバ。
  9. 救急車に搭載された車載機と、医療機関に設置された医療情報機器と、航空機の発着場に備えられた端末機器のそれぞれに対して、通信ネットワークを通して接続された救急医療サーバであって、
    管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部と、
    管轄する医療機関以外の全国の医療機関の情報と空輸搬送情報とを予め登録している広域情報記憶部と、
    管轄する前記医療機関から送信された前記医療機関の情報を前記通信ネットワークを通して受信して、前記医療情報記憶部の記憶情報を更新する第1の更新手段と、
    前記端末機器から送信された前記発着場の情報を前記通信ネットワークを通して受信して、前記広域情報記憶部の記憶情報を更新する第2の更新手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて前記医療情報記憶部を検索して、患者搬送先に適した医療機関を示す搬送先医療機関情報を生成し、その搬送先医療機関情報を問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信する搬送先医療機関情報送信手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された前記医療情報機器に対して、前記搬送決定情報を前記ネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段と、
    前記車載機から前記通信ネットワークを通して広域探索依頼が通知されたときは、その広域探索依頼に含まれる救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて前記広域情報記憶部を探索して、患者搬送先に適した医療機関と空輸可否とを示す広域搬送先医療機関情報を生成し、その広域搬送先医療機関情報を問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信する広域搬送先医療機関情報送信手段と、
    前記車載機から前記通信ネットワークを通して空輸希望の確認情報を含む前記搬送決定情報が通知されたときは、前記端末機器へ前記空輸指令を通知する指令通知手段と
    を有することを特徴とする救急医療サーバ。
  10. 前記搬送先医療機関情報は、前記医療情報記憶部に記憶されている前記患者の希望診療科目目のある医療機関のうち、前記救急車の現在位置から最も早く到着できる医療機関、あるいはそれに準ずる一又は二以上の医療機関を示す情報であることを特徴とする請求項7乃至9のうちいずれか一項記載の救急医療サーバ。
  11. 前記検索手段により患者搬送先に適した医療機関を検索できず、かつ、前記医療機関検索依頼を送信できる別の救急医療サーバが存在しないときは、前記医療機関検索依頼の送信元の救急医療サーバ、又は前記問い合わせ元の救急車の車載機へ搬送可能医療機関不明の通知を行う不明通知手段を更に有することを特徴とする請求項8記載の救急医療サーバ。
  12. 前記医療情報機器との間でヘルスチェック処理情報を送受信して通信状況を確認する通信状況確認手段と、
    前記通信状況確認手段で障害発生を検知したときは、障害発生情報を記憶する記憶手段と、
    障害回復後に、前記障害発生を検知した相手先の医療情報機器に対して、その医療情報機器が設置されている前記医療機関の最新の情報の送信要求を行う送信要求手段と、
    障害回復により前記障害発生情報を削除する削除手段と
    を更に有することを特徴とする請求項7乃至9のうちいずれか一項記載の救急医療サーバ。
  13. 請求項1又は2記載の救急医療システムに用いられる車載機であって、
    自己の位置情報と、その車載機が搭載された救急車で搬送する患者の希望診療科目目情報とを少なくとも含む救急医療申請情報を前記救急医療サーバに送信して搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報送信手段と、
    前記救急医療サーバから送信された前記搬送先医療機関情報を前記通信ネットワークを通して受信する受信手段と、
    受信した前記搬送先医療機関情報の中から患者搬送先として選択した一の医療機関を示す搬送希望医療機関情報を生成して前記救急医療サーバへ送信する搬送希望医療機関情報送信手段と
    を有することを特徴とする車載機。
  14. 請求項3記載の救急医療システムに用いられる車載機であって、
    自己の位置情報と、その車載機が搭載された救急車で搬送する患者の希望診療科目目情報とを少なくとも含む救急医療申請情報を前記救急医療サーバに送信して搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報送信手段と、
    前記救急医療サーバから送信された前記搬送先医療機関情報、又は前記広域搬送先医療機関情報を前記通信ネットワークを通して受信する受信手段と、
    受信した前記搬送先医療機関情報又は前記広域搬送先医療機関情報の中から患者搬送先として選択した一の医療機関及び空輸希望の有無を示す搬送希望医療機関情報を生成して前記救急医療サーバへ送信する搬送希望医療機関情報送信手段と
    を有することを特徴とする車載機。
  15. GPS衛星から送信された電波を受信して得たGPS信号を解析して、自己の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段で取得した位置情報を、前記救急医療申請情報中の位置情報として自動で入力する入力手段と
    を有することを特徴とする請求項13又は14記載の車載機。
  16. 請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の救急医療システムに用いられる、医療機関に設置された医療情報機器であって、
    その医療情報機器が設置されている前記医療機関の情報を前記救急医療サーバに随時送信する送信手段と、
    受信した患者搬送待ちを示す搬送決定情報に基づいてアラームを発生するアラーム発生手段と
    を有することを特徴とする医療情報機器。
  17. 救急車に搭載された車載機と、医療機関に設置された医療情報機器のそれぞれに対して、通信ネットワークを通して接続され、管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部を備えた救急医療サーバとして用いるコンピュータを、
    管轄する前記医療機関から送信された前記医療機関の情報を前記通信ネットワークを通して受信して、前記医療情報記憶部の記憶情報を更新する手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて前記医療情報記憶部を検索して、患者搬送先に適した医療機関を示す搬送先医療機関情報を生成し、その搬送先医療機関情報を問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信する搬送先医療機関情報送信手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された前記医療情報機器に対して、前記搬送決定情報を前記ネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段と
    して機能させることを特徴とする救急医療用プログラム。
  18. 救急車に搭載された車載機と、医療機関に設置された医療情報機器のそれぞれに対して、通信ネットワークを通して接続され、管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部を備えた救急医療サーバとして用いるコンピュータを、
    管轄する前記医療機関から送信された前記医療機関の情報を、前記通信ネットワークを通して受信して、前記医療情報記憶部の記憶情報を更新する手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報、又は他の救急医療サーバから通知された医療機関検索依頼に含まれる前記救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて、前記医療情報記憶部を検索して、管轄している前記医療機関の中に患者搬送先に適した医療機関を検索する検索手段と、
    前記検索手段により患者搬送先に適した医療機関を検索できたときには搬送先医療機関情報を生成して問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信し、前記検索手段により患者搬送先に適した医療機関を検索できないときには、前記医療機関検索依頼を予め登録されている通信可能な別の救急医療サーバへ送信する情報送信手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された前記医療情報機器に対して、前記搬送決定情報を前記ネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段と
    して機能させることを特徴とする救急医療用プログラム。
  19. 救急車に搭載された車載機と、医療機関に設置された医療情報機器のそれぞれに対して、通信ネットワークを通して接続され、管轄する医療機関の情報を記憶する医療情報記憶部及び管轄する医療機関以外の全国の医療機関の情報と空輸搬送情報とを予め登録している広域情報記憶部を備えた救急医療サーバとして用いるコンピュータを、
    管轄する前記医療機関から送信された前記医療機関の情報を前記通信ネットワークを通して受信して、前記医療情報記憶部の記憶情報を更新する第1の更新手段と、
    前記端末機器から送信された前記発着場の情報を前記通信ネットワークを通して受信して、前記広域情報記憶部の記憶情報を更新する第2の更新手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの患者搬送先医療機関を問い合わせる救急医療申請情報中の少なくとも救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて前記医療情報記憶部を検索して、患者搬送先に適した医療機関を示す搬送先医療機関情報を生成し、その搬送先医療機関情報を問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信する搬送先医療機関情報送信手段と、
    前記通信ネットワークを通して通知された前記車載機からの搬送希望医療機関情報が示す搬送希望先の医療機関に設置された前記医療情報機器に対して、前記搬送決定情報を前記ネットワークを通して通知する搬送決定情報通知手段と、
    前記車載機から前記通信ネットワークを通して広域探索依頼が通知されたときは、その広域探索依頼に含まれる救急車の位置情報と患者の希望診療科目目情報とに基づいて前記広域情報記憶部を探索して、患者搬送先に適した医療機関と空輸可否とを示す広域搬送先医療機関情報を生成し、その広域搬送先医療機関情報を問い合わせ元の前記救急車の前記車載機へ送信する広域搬送先医療機関情報送信手段と、
    前記車載機から前記通信ネットワークを通して空輸希望の確認情報を含む前記搬送決定情報が通知されたときは、前記端末機器へ前記空輸指令を通知する指令通知手段と
    して機能させることを特徴とする救急医療用プログラム。
  20. 前記搬送先医療機関情報は、前記医療情報記憶部に記憶されている前記患者の希望診療科目目のある医療機関のうち、前記救急車の現在位置から最も早く到着できる医療機関、あるいはそれに準ずる一又は二以上の医療機関を示す情報であることを特徴とする請求項17乃至19のうちいずれか一項記載の救急医療用プログラム。
  21. 前記コンピュータを、前記検索手段により患者搬送先に適した医療機関を検索できず、かつ、前記医療機関検索依頼を送信できる別の救急医療サーバが存在しないときは、前記医療機関検索依頼の送信元の救急医療サーバ、又は前記問い合わせ元の救急車の車載機へ搬送可能医療機関不明の通知を行う不明通知手段として更に機能させることを特徴とする請求項18記載の救急医療用プログラム。
  22. 前記コンピュータを、
    前記医療情報機器との間でヘルスチェック処理情報を送受信して通信状況を確認する通信状況確認手段と、
    前記通信状況確認手段で障害発生を検知したときは、障害発生情報を記憶する記憶手段と、
    障害回復後に、前記障害発生を検知した相手先の医療情報機器に対して、その医療情報機器が設置されている前記医療機関の最新の情報の送信要求を行う送信要求手段と、
    障害回復により前記障害発生情報を削除する削除手段と
    して更に機能させることを特徴とする請求項17乃至19のうちいずれか一項記載の救急医療用プログラム。
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