JP2012008778A - 救急搬送支援システム及び端末 - Google Patents

救急搬送支援システム及び端末 Download PDF

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Abstract

【課題】救急搬送を受け入れる病院にて手間をかけることなく、病院における救急搬送の受け入れ状況を収集、提供する。
【解決手段】救急車に設置され、または救急隊員が保有する端末1−1〜1−nと、端末1−1〜1−nから送信された、病院における救急搬送の受け入れ対応結果を複数の病院毎にデータベースに記憶し、端末1−1〜1−nから救急搬送の受け入れ対応状況の問い合わせがあった場合、データベースに記憶された救急搬送の受け入れ対応結果を用いて、病院における救急搬送の受け入れ対応状況データを生成して端末1−1〜1−nに送信する情報管理装置2とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、患者の救急搬送を支援する救急搬送支援システム及び端末に関する。
119番等の緊急通報があった場合、救急隊員は救急車に乗車して患者の元に駆けつける。そして、救急隊員は、患者を病院に救急搬送して患者の治療を依頼するために、救急搬送による患者を受け入れる可能性の高い病院を選択し、その病院に救急搬送による患者を受け入れの可否を問い合わせる。
この際、救急搬送による患者を受け入れる可能性の高い病院を選択するためには、複数の病院の救急搬送の受け入れの可能/不可能の状況を入手し、受け入れ可能性を比較する必要がある。
そこで、救急搬送の受け入れの可能/不可能の状況を、その受け入れを行う病院が入力し、それらの情報をサーバに保存し、救急隊員がサーバにアクセスしてそれらの情報を入手するシステムが考えられている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2004−46450号公報 特開2007−128245号公報
しかしながら、上記のようなシステムにおいては、病院における受け入れの可能/不可能の状況の変化がある毎に、病院において更新情報を作成し、データとして出力することとなるため、病院の業務に負荷がかかってしまうという問題点がある。特に、救急搬送の受け入れの可能/不可能の状況においては、5分や10分の周期で変化するため、その状況を更新情報として入力するのは、病院における負荷が大きくなってしまう。また、緊急通報が無く救急搬送を必要としない時間帯があったとしても、病院においては、情報を常に更新していく必要がある。
本発明は、上述したような技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、救急搬送を受け入れる病院にて手間をかけることなく、病院における救急搬送の受け入れ状況を収集、提供することができる救急搬送支援システム及び端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
救急車に設置され、または救急隊員が保有する端末と、該端末からアクセス可能に構成された情報管理装置とから構成され、患者の病院への救急搬送を支援する救急搬送支援システムであって、
前記情報管理装置は、前記端末から救急搬送の受け入れ対応状況の問い合わせがあった場合、前記データベースに記憶された複数の病院の救急搬送の受け入れ対応結果を用いて、1個または複数の病院の救急搬送の受け入れ対応状況データを生成して前記端末に送信することを特徴とする。
本発明においては、救急車に設置され、または救急隊員が保有する端末から送信された病院における救急搬送の受け入れ対応結果を用いて、病院における救急搬送の受け入れ対応状況データが生成されて端末に送信される構成としたため、救急搬送を受け入れる病院にて手間をかけることなく、病院における救急搬送の受け入れ状況を収集、提供することができる。
本発明の救急搬送支援システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示した端末の構成を示すブロック図である。 図1に示した情報管理装置の構成を示すブロック図である。 図3に示したデータベースの項目とそのデータ例を示す図である。 図1に示した電話装置の構成を示すブロック図である。 図2に示した表示部に表示される診療科目選択画面の一例を示す図である。 図4に示したデータベースから診療科目「内科」の検索結果の一例を示す図である。 図7に示した検索結果を用いて生成された、診療科目「内科」の救急搬送の受け入れ対応状況データの一例を示す図である。 端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 端末の表示部に表示される画面の他の例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の救急搬送支援システムの実施の一形態を示す図である。
本形態における救急搬送支援システムは図1に示すように、複数の端末1−1〜1−nと、総合病院や救急センタ、公立病院等に設けられた電話装置3a〜3dと、情報管理装置2と、ネットワーク4とから構成されている。
端末1−1〜1−nはそれぞれ、患者を病院に搬送する救急車に設置され、または救急車に乗車する救急隊員が保有しているものであり、ネットワーク4を介して情報管理装置2にアクセス可能なものである。
電話装置3a〜3dのそれぞれは、総合病院や救急センタ、公立病院等において、診療科目を担当する部門に備えられ、救急搬送の受け入れ可能または受け入れ不可能の応答のために、病院の診療科目を担当する部門の関係者が利用する。なお、本発明では、患者の治療行為を行う機能を同等に備える総合病院、公立病院、救急センタ、診療所、医院等を全て含めて「病院」と称する。
情報管理装置2は、ネットワーク4を介して端末1−1〜1−nからアクセス可能に構成され、端末1−1〜1−nから送信されてきたそれぞれの病院における救急搬送の受け入れ対応結果を診療科目毎にデータベースに記憶し、また、端末1−1〜1−nから救急搬送の受け入れ状況の問い合わせがあった場合に、データベースに記憶された受け入れ対応結果を、診療科目毎にそれぞれの病院について時系列にまとめることにより、それぞれの病院における診療科目毎の救急搬送の受け入れ対応状況データを生成して端末1−1〜1−nに送信する。
ネットワーク4は、有線、無線の通信回線、インターネットからなり、端末1−1〜1−nと電話装置3a〜3dと情報管理装置2とを相互に接続する。
図2は、図1に示した端末1−1〜1−nの構成を示すブロック図である。
図1に示した端末1−1〜1−nは、電話機能と、救急搬送の受け入れ対応状況の表示機能と、救急搬送の受け入れ対応結果の入力機能とを有し、図2に示すように、スピーカ11とマイク12とデータ入力部13と表示部14と制御部15とメモリ16と通信部17とから構成されている。
スピーカ11及びマイク12は、音声電話機能に用いる。データ入力部13は、キーボードや十字キー等からなり、救急隊員はデータ入力部13を用いて、データを入力し、データを選択し、電話通信を切断し、また端末1−1〜1−nを操作する。表示部14は、救急隊員がデータ入力部13を用いて入力した情報、端末1−1〜1−nからの応答情報や指示情報、また、情報管理装置2から受信した情報等を表示する。メモリ16は、救急搬送システムをソフトウェアとして記憶している。制御部15は、端末1−1〜1−nの動作を制御し、救急搬送システムソフトウェアを駆動する。通信部17は、ネットワーク4を介して他の端末1−1〜1−nや電話装置3a〜3d、情報管理装置3と通信を行う。
図3は、図1に示した情報管理装置2の構成を示すブロック図である。
図1に示した情報管理装置2は、上述したように、端末1−1〜1−nから送信されてきたそれぞれの病院における救急搬送の受け入れ対応結果を診療科目毎にデータベースに記憶し、また、端末1−1〜1−nから救急搬送の受け入れ状況の問い合わせがあった場合に、データベースに記憶された受け入れ対応結果を、診療科目毎にそれぞれの病院について時系列にまとめることにより、それぞれの病院における診療科目毎の救急搬送の受け入れ対応状況データを生成して端末1−1〜1−nに送信するものであって、図3に示すように、データベース21とメモリ22と制御部2と通信部24とから構成されている。
メモリ22は、救急搬送システムをソフトウェアとして記憶している。制御部23は、情報管理装置2を制御し、救急搬送システムソフトウェアを駆動する。通信部24は、ネットワーク4を介して端末1−1〜1−nや電話装置3a〜3dと通信を行う。
図4は、図3に示したデータベース21の項目とそのデータ例を示す図である。
図3に示したデータベース21は、複数の病院において、それぞれの病院が実施している1個または複数個の診療科目について、1セットまたは複数セットの救急搬送の受け入れ対応結果を、データとして保存している。
データベース21の項目は図4に示すように、「病院名」、「診療科目」、「住所」、「電話番号」と、1セットまたは複数セットの救急搬送の受け入れ対応結果からなる。1セットの救急搬送の受け入れ対応結果は、「対応結果」、「対応結果の発生時間」、「端末識別番号」から構成され、複数セットの場合は、「対応結果」、「対応結果の発生時間」、「端末識別番号」の複数組で構成される。それぞれのセットは、「対応結果」、「対応結果の発生時間」、「端末識別番号」に付与された連番1,2,3,・・・で、セット毎に区分される。
「病院名」は、対象とする病院の名称である。「診療科目」は、その病院が実施している、例えば内科、外科等の診療科目である。「住所」、「電話番号」は、その病院において、診療科目を担当する部門の住所及び電話番号である。「対応結果」は、救急隊員が端末1−1〜1−nを利用して、病院の診療科目を担当する部門に電話を掛け、患者の救急搬送の受け入れを問い合わせた場合において、病院が患者の病院への救急搬送を受け入れ可能と応答した場合に「受け入れ可能」として、また、病院が患者の病院への救急搬送を受け入れ不可能とした場合に「受け入れ不可能」として、データベース21にそれぞれ記憶される。「対応結果の入力時間」は、「対応結果」情報が発生した時間、または病院に端末1−1〜1−nを利用して電話を掛けて「受け入れ可能」あるいは「受け入れ不可能」の結果が生じた時間、または「受け入れ可能」あるいは「受け入れ不可能」の結果を救急隊員が端末1−1〜1−nを用いて入力した時間がデータベース21にそれぞれ記憶される。「端末識別番号」は、救急隊員が「受け入れ可能」あるいは「受け入れ不可能」の結果の入力に用いた端末1−1〜1−nの電話番号等の識別番号である。
それぞれの1セットの救急搬送の受け入れ対応結果のデータは、発生から24時間経過すると消去される。すなわち、「対応結果の発生時間」から、24時間が経過すると、その1セットの救急搬送の受け入れ対応結果(「対応結果」、「対応結果の発生時間」、「端末識別番号」)のデータは、データベース21から消去される。
図5は、図1に示した電話装置3a〜3dの構成を示すブロック図である。
図1に示した電話装置3は、電話機能を有するものであり、図5に示すように、スピーカ41とマイク42とデータ入力部43と制御部44と通信部45とから構成されている。
スピーカ41及びマイク42は、音声電話機能に用いる。データ入力部43は、テンキー等からなり、病院の関係者はデータ入力部43を用いて、電話番号を入力しまた電話装置3a〜3dを操作する。制御部44は、電話装置3の動作を制御する。通信部45は、ネットワーク4を介して端末1−1〜1−nや情報管理装置2と通信を行う。
以下に、上記のように構成された救急搬送支援システムの動作について説明する。なお、以下の例においては、救急隊員が端末1−1を利用するものとする。
119番等の緊急通報があった場合、救急隊員は救急車に乗車して患者の元に駆けつける。そして、救急隊員は、患者を病院に救急搬送して患者の治療を依頼するために、救急車に設置され、または救急隊員が保有する端末1−1を利用して、救急搬送による患者を受け入れ可能な病院の選択を開始する。
端末1−1は、特定の診療科目の救急搬送の受け入れ対応状況の問い合わせを情報管理装置2に行うために、表示部14に診療科目選択画面を表示し、診療科目を選択するよう求める。
図6は、図2に示した表示部14に表示される診療科目選択画面の一例を示す図である。
図6に示すように、図2に示した表示部14に表示される診療科目選択画面においては、内科、外科等の診療科目の一覧が表示され、一覧の中の1個の診療科目を、データ入力部13により選択可能となっている。
救急隊員は、データ入力部13を用いて、表示部14に表示された診療科目の中から、救急搬送の受け入れ対応状況の問い合わせが必要な1個の診療科目を選択、指定する。
すると、端末1−1は、救急隊員がデータ入力部13を用いて選択した診療科目を、データとしてネットワーク4を介して情報管理装置2に送信する。
情報管理装置2は、選択された診療科目情報をデータとして受信し、選択された診療科目をキーにしてデータベース21を検索する。そして、データベース21から、選択された診療科目に関連づけられた「病院名」、「住所」、「電話番号」と、1セットまたは複数セットの救急搬送の受け入れ対応結果を、1個または複数個出力する。
情報管理装置2は、1セットまたは複数セットの救急搬送の受け入れ対応結果を、「対応結果の発生時間」を利用して発生時間の新しい順に、時系列に時間毎にまとめる。時間毎にまとめる区切りとして、2時間毎または4時間毎としても良い。または、現在時間から5分、5分から1時間、1時間から3時間、3時間から24時間としても良い。また、「対応結果」が「受け入れ可能」の場合は丸記号に置き換え、「受け入れ不可能」の場合は、バツ記号に置き換えても良い。
このように、情報管理装置2は、選択された診療科目に対する「病院名」、「住所」、「電話番号」と1個または複数個の救急搬送の受け入れ対応結果を発生時間順に時間毎にまとめ、「対応結果」を丸記号あるいはバツ記号に置き換えた、救急搬送の受け入れ対応状況データを生成してネットワーク4を介して端末1−1に送信する。
端末1−1は、情報管理装置2から送信された救急搬送の受け入れ対応状況を受信して表示部14に表示する。
以下に、救急隊員が保有する端末1−1で、診療科目として、内科を選択した場合の動作について説明する。
端末1−1は、救急隊員がデータ入力部13を用いて選択、指定した診療科目を「内科」と認識すると、ネットワーク4を介して、診療科目情報を「内科」として情報管理装置2に送信する。
情報管理装置2は、診療科目情報を「内科」として受信し、診療科目として「内科」をキーにして、データベース21を検索する。
データベース21の検索結果として、診療科目の「内科」に関連づけられた「病院名」、「住所」、「電話番号」と、1セットまたは複数セットの救急搬送の受け入れ対応結果が、1個または複数個出力される。
図7は、図4に示したデータベース21から診療科目「内科」の検索結果の一例を示す図である。また、図8は、図7に示した検索結果を用いて生成された、診療科目「内科」の救急搬送の受け入れ対応状況データの一例を示す図である。
情報管理装置2は、図7に示すようなデータベース21の検索結果を用いて、図8に示すように、それぞれの病院の1セットまたは複数セットの救急搬送の受け入れ対応結果を、「対応結果の発生時間」を利用して発生時間の新しい順に並べ、さらに、現在時間から5分、5分から1時間、1時間から3時間、3時間から24時間と時間毎にまとめ、さらに、「対応結果」が「受け入れ可能」の場合は丸記号に置き換え、「受け入れ不可能」の場合はバツ記号に置き換えた、診療科目「内科」の救急搬送の受け入れ対応状況データを生成する。なお、図8中、丸記号またはバツ記号の下の番号は、救急隊員が「対応結果」の入力に用いた端末1−1〜1−nの識別番号である。
情報管理装置2は、診療科目「内科」の救急搬送の受け入れ対応状況データを端末1−1に送信する。
端末1−1は、診療科目「内科」の救急搬送の受け入れ対応状況データを受信し、表示部14に表示する。
図9は、端末1−1の表示部14に表示される画面の一例を示す図である。
図9に示すように、端末1−1の表示部14の表示された画面には、救急隊員が選択、指定した診療科目の「内科」を実施している1個または複数個の病院が示され、それぞれの病院の診療科目「内科」において、現在から24時間の救急搬送の受け入れ対応結果の状況が示される。
「病院情報」として、病院名と、その病院において、診療科目を担当する部門の住所及び電話番号が示される。また、「本日の緊急搬送受け入れの対応状況」として、発生時間の新しい順に、時系列に現在時間からの時間毎に、受け入れ可能の対応結果を丸記号、受け入れ不可能の対応結果をバツ記号で表している。記号が複数ある場合は、対応結果がその時間内に複数生じていることを示す。丸記号またはバツ記号の下の番号は、救急隊員が対応結果の入力に用いた端末1−1〜1−nの識別番号である。また、「対応結果の入力」は、「可能」ボタン、「不可能」ボタンがそれぞれの病院に対し選択可能となるように配置されている。救急隊員が、それぞれの病院の診療科目を担当する部門に対して患者の救急搬送の受け入れ可否を問い合わせ、その結果をデータ入力部13を用いて選択する。
A総合病院では、「現在時間から5分」の項目に1個の丸記号が付与されている。これは、現在時間から5分の間に、救急隊員が端末1−1〜1−nを利用して、A総合病院の診療科目「内科」を担当する部門に電話を掛け、患者の救急搬送の受け入れ可否を問い合わせて、救急搬送を受け入れ可能と応答した対応結果が1件あることを示す。丸記号の下には、その救急搬送の受け入れ対応結果を入力した端末1−1〜1−nの識別番号が示される。
A総合病院では、「3時間から24時間」の項目に1個の丸記号と1個のバツ記号が付与されている。これは、現在時間から、3時間から24時間の間に、救急隊員が端末1−1〜1−nを利用して、A総合病院の診療科目「内科」を担当する部門に電話を掛け、患者の救急搬送の受け入れ可否を問い合わせて、救急搬送を受け入れ可能と応答した対応結果が1件、救急搬送を受け入れ不可能と応答した対応結果が1件あることを示す。丸記号とバツ記号の下には、それぞれ救急搬送の受け入れ対応結果を入力した端末1−1〜1−nの電話番号等の識別番号が示される。
救急隊員は、端末1−1の表示部14に表示された画面を見て、救急搬送を受け入れる可能性が高い病院として、「現在時間から5分」、「5分から1時間」に患者を受け入れていないことから診療の余裕時間があるとして、B救急センタを選択する。続けて、救急隊員は、選択したB救急センタの電話装置3cに電話を掛け、患者の救急搬送の受け入れ可否を問い合わせる。
B救急センタが救急搬送を受け入れ可能と応答した場合は、対応結果入力として「可能」ボタンを選択する。B救急センタが救急搬送を受け入れ不可能と応答した場合は、対応結果入力として「不可能」ボタンを選択する。
端末1−1は、「可能」ボタンまたは「不可能」ボタンが選択されると、救急搬送の受け入れ対応結果を情報管理装置2に送信する。端末1−1は、対応結果入力として「可能」ボタンが選択された場合は、「病院名」としてB救急センタ、「診療科目」として内科、「対応結果」として受け入れ可能、「対応結果の発生時間」として端末1−1にて「可能」が選択された時間、「端末識別番号」として端末1−1の識別番号をネットワーク4を介して情報管理装置2に送信する。情報管理装置2は、上述したデータを端末1−1から受信すると、受信したデータをデータベース21に記憶する。
また、端末1−1は、対応結果入力として「不可能」ボタンが選択された場合は、「病院名」としてB救急センタ、「診療科目」として内科、「対応結果」として受け入れ不可能、「対応結果の発生時間」として端末1−1にて「不可能」ボタンが選択された時間、「端末識別番号」として端末1−1の識別番号をネットワーク4を介して情報管理装置2に送信し、情報管理装置2は、このデータを受信すると、受信したデータをデータベース21に記憶する。
図10は、端末1−1の表示部14に表示される画面の他の例を示す図である。
図10に示す例が図9に示したものと異なる点は、病院名にHTML(HyperText Markup Language)で、診療科目「内科」を担当する病院の部門の電話装置3a〜3dの電話番号がリンクされている点である。救急隊員が病院名を端末1−1のデータ入力部13で選択すると、端末1−1は診療科目「内科」を担当する病院の部門の電話装置3a〜3dに電話を掛ける。また、同様に、丸記号、バツ記号にも、HTMLで、その救急搬送の受け入れ対応結果を入力した端末1−1〜1−nの識別番号がリンクされている。また、対応結果の入力用として、「可能」ボタンのみが表示され、「不可能」ボタンが削除されている。
救急隊員が病院名としてB救急センタを端末1−1のデータ入力部13で選択すると、端末1−1はB救急センタの診療科目「内科」を担当する部門に電話を掛ける。救急隊員は受け入れ可否の問い合わせ後、その通話を端末1−1のデータ入力部13で切断する。端末1−1は、通話が端末1−1のデータ入力部13で切断されたことを検出すると、救急搬送の受け入れ対応結果としてB救急センタの診療科目「内科」が受け入れ不可能と応答した結果を情報管理装置2に送信する。救急隊員が電話を切断後、表示画面にて「可能」ボタンを選択すると、救急搬送の受け入れ対応結果としてB救急センタの診療科目「内科」が受け入れ可能と応答した結果を情報管理装置2に送信する。
情報管理装置2では、端末1−1から受信した救急搬送の受け入れ対応結果をデータベース21に記憶するが、予め決められた期間内に同じ「病院名」「診療科目」で異なった救急搬送の受け入れ対応結果を受信した場合、その異なった最新の救急搬送の受け入れ対応結果でデータベース21に上書きする。そのため、通話を端末1−1のデータ入力部13で切断することによって、「不可能」ボタンの選択に代用できる。これにより、「不可能」ボタンは不要となり、救急搬送の受け入れ対応結果としてB救急センタの診療科目「内科」が受け入れ可能と応答した場合のみ、表示画面にて「可能」ボタンを選択すればよい。
また、他の方法として、以下の手段を用いても良い。
端末1−1は、電話の切断後、予め決められた期間内は、受け入れ不可能と応答した結果を情報管理装置2に送信することを待機する。予め決められた期間内に「可能」ボタンの選択が行われると、受け入れ可能と応答した結果を情報管理装置2に送信する。また、予め決められた期間内に「可能」ボタンの選択が行われない場合は、受け入れ不可能と応答した結果を情報管理装置2に送信する。
情報管理装置2は、端末1−1から送信された上記データを受信すると、受信したデータをデータベース21に記憶する。
1−1〜n 端末
2 情報管理装置
3a〜3d 電話装置
4 ネットワーク
11,41 スピーカ
12,42 マイク
13,43 データ入力部
14 表示部
15,23,44 制御部
16,22 メモリ
17,24,45 通信部
21 データベース

Claims (10)

  1. 救急車に設置され、または救急隊員が保有する端末と、該端末からアクセス可能に構成された情報管理装置とから構成され、患者の病院への救急搬送を支援する救急搬送支援システムであって、
    前記情報管理装置は、前記端末から救急搬送の受け入れ対応状況の問い合わせがあった場合、前記データベースに記憶された複数の病院の救急搬送の受け入れ対応結果を用いて、1個または複数の病院の救急搬送の受け入れ対応状況データを生成して前記端末に送信することを特徴とする救急搬送支援システム。
  2. 請求項1に記載の救急搬送支援システムにおいて、
    前記情報管理装置は、救急車に設置され、または救急隊員が保有するそれぞれの端末から送信された病院の救急搬送の受け入れ対応結果を、複数の病院の救急搬送の受け入れ対応結果としてデータベースに記憶し、時系列にまとめた前記救急搬送の受け入れ対応状況データを生成することを特徴とする救急搬送支援システム。
  3. 請求項2に記載の救急搬送支援システムにおいて、
    前記病院の救急搬送の受け入れ対応結果は、診療科目毎に救急搬送を受け入れ可能または受け入れ不可能として回答された結果であることを特徴とする救急搬送支援システム。
  4. 請求項1に記載の救急搬送支援システムにおいて、
    前記情報管理装置は、前記端末から救急搬送の受け入れ対応状況の問い合わせとして診療科目が指定された場合、前記データベースに記憶された複数の病院の救急搬送の受け入れ対応結果を用いて、当該診療科目を実施している1個または複数の病院の救急搬送の受け入れ対応状況データを生成することを特徴とする救急搬送支援システム。
  5. 請求項1に記載の救急搬送支援システムにおいて、
    前記情報管理装置にて生成される救急搬送の受け入れ対応状況データには、前記診療科目を担当する部門の電話番号が含まれていることを特徴とする救急搬送支援システム。
  6. 救急車に設置され、または救急隊員が保有し、患者の救急搬送を行う場合に情報管理装置にアクセスするための端末であって、
    病院における救急搬送の受け入れ対応結果が、病院の診療科目毎に受け入れ可能または受け入れ不可能として入力されると、該入力された救急搬送の受け入れ結果を前記情報管理装置に送信することを特徴とする端末。
  7. 請求項6に記載の端末において、
    前記救急搬送の受け入れ結果は、当該病院に対する通話による問い合わせに基づいており、当該通話が切断された場合に、受け入れ不可能として入力されることを特徴とする端末。
  8. 病院における救急搬送の受け入れ対応状況を表示する端末であって、
    診療科目を指定すると、前記診療科目を実施している1個または複数の病院名が表示され、それぞれの病院の救急搬送の受け入れ対応状況が表示されることを特徴とする端末。
  9. 請求項8に記載の端末において、
    前記診療科目毎に受け入れ可能または受け入れ不可能と回答した病院の救急搬送の受け入れ対応結果を、病院の救急搬送の受け入れ対応状況として表示することを特徴とする端末。
  10. 請求項8に記載の端末において、
    救急車に設置された、または救急隊員が保有する端末に入力された病院の救急搬送の受け入れ対応結果を、病院の救急搬送の受け入れ対応状況として表示することを特徴とする端末。
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