JP7287489B2 - 推定方法、推定装置、及び推定プログラム - Google Patents

推定方法、推定装置、及び推定プログラム Download PDF

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Description

開示の技術は、推定方法、推定装置、及び推定プログラムに関する。
ユーザに応じて受け入れ先の施設を選ぶ際、ユーザの受け入れが可能な施設を探すのが困難な場合がある。例えば、患者から救急搬送の要請があり、その搬送先の病院を探す場合が考えられる。
昨今、救急出動件数は増加の傾向にある(非特許文献1参照)。救急搬送の要請に応じて患者を救急車により病院へ搬送する際の課題の1つとして、患者を受け入れ可能な病院を特定するのに時間がかかることが知られている。特に、搬送要求を出した先の病院から受け入れを拒否され、再度搬送先の病院を選択しなければならない場合、搬送に要する時間が顕著に長くなることがある。
救急搬送においては、一般的にはまず救急車に患者を搬入し、その後に搬送先の病院を探す流れとなる。具体的には、救急隊が患者の搬送先を自分たちで探すため、病院に順番に連絡を入れる、又は病院に直接向かう場合がある。このとき、配備されている医師、及び診療の状況等様々な要因に基づき、搬送先の病院が決まらず患者のたらいまわしが起こる場合もある(例えば非特許文献2参照)。
"平成29年版 消防白書", 総務省,URL:https://www.fdma.go.jp/publication/hakusho/h29/chapter2/section5/45975.html "病院「たらい回し」のニュースに潜む深刻すぎる現実",URL: https://limo.media/articles/-/9406
このような事象を解決するために、いくつかの対応が考えられる。例えば、ユーザの症状及び通院実績等を基準とした搬入先の候補の病院のリストアップ、並びに複数の病院に搬入可否を問う連絡をメール等で同時に行う、といった対応が考えられる。
しかしながら、病院をリストアップするだけでは複数の病院に搬入の可否を連絡する必要があり、搬入先の病院を確定するまでに時間を要してしまう。また、複数の病院に搬入の可否を問う連絡を同時にする場合、救急車と病院とがネットワークで接続されており、かつ、病院側の能動的な動作が要求される場合があり、なお課題を有する。
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、ユーザを受け入れる可能性の高い病院を精度良く予測できる推定方法、推定装置、及び推定プログラムを提供することを目的とする。
本開示の第1態様は、第一の時間における、病院がユーザを受け入れる見込みを推定する推定方法であって、前記第一の時間よりも過去である第二の時間における、前記病院がユーザの受け入れを拒否した理由と、前記第二の時間から前記第一の時間までの時間と、を関連付けることで前記第一の時間におけるユーザを受け入れる見込みを推定する、ことを含む処理をコンピュータに実行させる推定方法である。
開示の技術によれば、ユーザを受け入れる可能性の高い病院を精度良く予測することができる。
本実施形態の選択支援装置の構成を示すブロック図である。 選択支援装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実績データD1の一例を示す図である。 予測モデル生成用データD2の一例を示す図である。 予測用データD3の一例を示す図である。 スコア算出用データD4の一例を示す図である。 選択支援装置による学習処理の流れを示すフローチャートである。 選択支援装置による予測処理の流れを示すフローチャートである。 属性情報を表すベクトルの一例を示す図である。 予測用データD3の加工例を示す図である。 算出された受け入れ確率を含む出力データの一例を示す図である。
以下、開示の技術の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一又は等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
まず、本件開示の技術が注目した事項について説明する。前述した従来技術においては、受け入れを可能とする病院が見つかるまで病院の探索を行う。言い換えると、受け入れを拒否された場合、そこで一度処理が終了する。しかしながら、受け入れを拒否する理由によっては、時間の経過でその理由が解消し、受け入れが可能になっている場合もあると想定される。つまり、拒否する理由、拒否する理由を回答されてからの時間の経過、を考慮することにより、現時点での受け入れ可否の推定値、及び所定の時間における受け入れ可否の推定値の高精度化も可能である点について着目した。
以下、本実施形態の構成について説明する。なお以下では、一例として、施設である病院に患者を救急搬送する場合を例に挙げて説明する。病院に患者を救急搬送する場合、ユーザである救急隊員又はサービスセンタのオペレータ等が搬送先の病院を選択し、その病院に対して搬送要求(すなわち、受け入れ要求)を出す。ただし、病院のような医療機関に受け入れ要求を行う場合に限定されない。例えば、災害時における避難施設等への被災者の受け入れ要求、及び資材の搬送先の施設等への資材の受け入れ要求等が想定される。このように本開示では、受け入れ先の施設の選択を支援するため、ユーザからの要求を受け入れる可能性が高い施設の予測を可能にする技術を提供する。
図1は、本実施形態の選択支援装置の構成を示すブロック図である。なお、選択支援装置が、本開示の推定装置の一例である。
図1に示すように、選択支援装置100は、入出力部110と、演算部120と、記憶部130とを備えている。
図2は、選択支援装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、選択支援装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16及び通信インタフェース(I/F)17を有する。各構成は、バス19を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12又はストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12又はストレージ14に記憶されているプログラムに従って、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12又はストレージ14には、選択支援プログラムが格納されている。
ROM12は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶装置により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。
入力部15は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
表示部16は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能してもよい。なお、入力部15及び表示部16が、入出力部110に対応する。
通信インタフェース17は、端末等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
次に、選択支援装置100の各機能構成について説明する。各機能構成は、CPU11がROM12又はストレージ14に記憶された選択支援プログラムを読み出し、RAM13に展開して実行することにより実現される。なお、選択支援プログラムが、本開示の推定プログラムの一例である。
図1に示したように、選択支援装置100の演算部120は、実績データ取得部121と、学習用情報付加部122と、学習部123と、予測データ取得部124と、予測用情報付加部125と、スコア算出部126と、出力制御部127とを含んでいる。記憶部130は、実績データ記憶部131と、予測モデル記憶部132とを含んでいる。
実績データ取得部121は、入出力部110を介して、図示しない入力デバイス又は外部データベース等から、過去の受け入れ要求に関する実績データを取得し、実績データ記憶部131に格納する。実績データ取得部121による実績データの取得は、実績データを受け付けるごとに都度行われる。
実績データ記憶部131には、実績データD1が記憶されている。図3は、実績データD1の一例を示す図である。図3に示すように、実績データD1は、例えば、属性情報と、病院IDと、受け入れ結果と、受け入れ拒否理由と、が関連付けられたデータである。属性情報とは、ユーザからの受け入れ要求に関連する種々の情報を言う。救急搬送の場合、属性情報は、例えば、救急搬送の要請があったときの年月日、曜日、時間帯、患者症状、及び患者の症状に応じた診療科目である。また、属性情報には、天候、患者の顔色、及び心拍数等も含まれていてよい。また、候補施設に関する属性情報を含むこともできる。病院IDは、搬送先の施設(病院)の識別情報である。受け入れ結果は、各施設が受け入れ要求を受け入れたか否かの情報である。受け入れ拒否理由は、受け入れが拒否された場合の拒否理由である。受け入れ拒否理由は、例えば、予め準備された複数の選択肢から選んで入力すればよく、ここでは「手術中」「専門医不在」「ベッド満床」「処置困難」及び「応答なし」の5種類とする。このように、実績データは、過去の受け入れ要求に関する情報と、受け入れ要求に対する受け入れの成否を表す情報とを含む。
学習用情報付加部122は、実績データ記憶部131に記憶されている実績データD1を読み出し、実績データD1に基づいて、予測モデルを生成するために用いられる予測モデル生成用データD2を生成し、学習部123に出力する。図4は、予測モデル生成用データD2の一例を示す図である。図4に示すように、予測モデル生成用データD2は、時間帯、曜日、患者症状、病院ID、受け入れ結果、同診療科における直近の拒否理由、及び拒否発生からの経過時間に関するデータである。予測モデル生成用データD2の生成については後述する。
学習部123は、予測モデル生成用データD2から得られる、ベクトルと、正解ラベルとを用いて、統計分析する処理を実行し、係数ベクトルを予測モデルとして学習し、予測モデル記憶部132に格納する。予測モデルの学習手法については後述する。なお、学習部123の処理は定期的(例えば、半月、一か月ごと等)に実行しておくように予め設定しておけばよい。
予測モデル記憶部132には、予測モデルが記憶されている。予測モデルは、新たに発生した受け入れ要求に関連する属性情報に基づいて、各候補施設がその受け入れ要求を受け入れる可能性を予測するために使用される。
予測データ取得部124は、入出力部110を介して、予測用データD3を取得し、予測用情報付加部125に出力する。図5は、予測用データD3の一例を示す図である。図5に示すように、予測用データD3は、例えば、受け入れ要求の日時、曜日、患者症状、及び診療科目を含むデータである。この例では、2019年9月6日金曜日の22時12分に、診療科目としては内科となる急性アルコール中毒の症状が観察される患者が発生したことを示している。このように、予測用データD3は、日時を含む受け入れ要求に関する属性情報について取得されている。
予測用情報付加部125は、取得した予測用データD3と、実績データ記憶部131に記憶されている実績データD1とに基づいて、スコア算出用データD4を生成し、スコア算出部126に出力する。図6は、スコア算出用データD4の一例を示す図である。図6に示すように、スコア算出用データD4は、例えば、時間帯、曜日、患者症状、病院ID、以前の拒否理由、及び拒否発生からの経過時間を含むデータである。スコア算出用データD4の生成については後述する。
スコア算出部126は、予測用情報付加部125から出力されたスコア算出用データD4と、予測モデル記憶部132に記憶されている予測モデルとに基づいて、病院ごとのスコア値を算出する。スコア値は、ある特定の施設に受け入れ要求をした場合に受け入れてもらえる可能性を表す値である。スコア値の算出手法については後述する。なお、スコア算出部126が、本開示の推定部の一例である。
出力制御部127は、スコア算出部126で算出されたスコア値に基づいて出力データを作成し、入出力部110を介して、出力する処理を行う。出力処理については後述する。
次に、選択支援装置100の作用について説明する。選択支援装置100の作用が、本開示の推定方法の一例である。
選択支援装置100の作用は、選択支援処理は、学習処理と予測処理とに分けられるため、以下それぞれについて説明する。図7は、選択支援装置100による学習処理の流れを示すフローチャートである。図8は、選択支援装置100による予測処理の流れを示すフローチャートである。CPU11がROM12又はストレージ14から選択支援プログラムを読み出して、RAM13に展開して実行することにより、各処理が行なわれる。
まず、選択支援装置100の学習処理について説明する。本実施形態では、選択支援装置100は、図7に示す学習処理によって予測モデルを学習する。予測モデルは、病院の搬送要求の受け入れやすさ、すなわち受け入れ要求を受け入れる可能性を予測するためのモデルである。より具体的には、本実施形態では、予測モデルの生成は、係数マトリクスを算出する処理を指す。係数マトリクスは、病院による受け入れ要求の受け入れやすさを表すスコア値を算出するための行列であり、特徴量を表すベクトル対応する係数をパラメータとして学習した行列である。以下に説明する係数マトリクスWが、本開示の属性情報を表すベクトルに対応するパラメータを要素とした第一行列の一例である。係数マトリクスVが、拒否した理由を表すベクトルに対応するパラメータを要素とした第二行列の一例である。なお、学習処理は、任意のタイミングで開始されてよく、例えば、一定時間ごとに自動的に開始されてもよいし、オペレータの操作をトリガとして開始されてもよい。また、実績データ取得部121によって実績データD1が予め取得されて、実績データ記憶部131に格納されている。
ステップS100で、CPU11は、学習用情報付加部122として、実績データ記憶部131に記憶されている実績データD1を読み出す。
ステップS102で、CPU11は、学習用情報付加部122として、実績データD1に基づいて、予測モデルを生成するために用いられる予測モデル生成用データD2を生成し、学習部123に出力する。
予測モデル生成用データD2の生成について説明する。学習用情報付加部122は、実績データD1の各行について経過時間を算出する処理を行う。経過時間は、対象とした行の日時より過去の実績データを参照し、同じ病院ID、同じ診療科目の実績データの中から、当該対象とした行の日時のそれ以前の日時に受け入れ拒否が発生した行を探索する。探索の結果得られた行について、その受け入れ拒否理由と、当該対象とした行の日時から探索の結果得られた行の日時までの経過時間を計算し、当該対象とした行に付加する。ここで、それ以前の日時とは、例えば直近の日時である。例として、図3に示したD1の6行目に受け入れ拒否と経過時間とを付加する場合について説明する。この場合、6行目を対象の行として、6行目の日時より過去の実績データで同じ病院ID、及び同じ診療科目である4行目の受け入れ拒否理由を同じ診療科目における直近の拒否理由として抽出し、経過時間を算出する。また、D1の日時の情報から時間帯情報を算出し、必要に応じて不要な列を削除する。学習用情報付加部122は、このようにして生成した予測モデル生成用データD2を学習部123に出力する。なお、学習処理において、対象とした行の日時が、本開示の第一の時間の一例であり、探索の結果得られた行の日時が、本開示の第一の時間よりも過去である第二の時間の一例である。
ステップS104において、CPU11は、学習部123として、予測モデル生成用データD2から得られる、特徴ベクトルと、正解ラベルとを用いて、統計分析する処理を実行し、係数マトリクスを予測モデルとして学習する。なお、特徴ベクトルは以下では単にベクトルと表記する。
予測モデルの学習について説明する。本実施形態では、学習部123は、予測モデル生成用データD2における受け入れ結果のカラム(可/不可)を目的変数とし、その他の情報の全てを説明変数(ベクトル)とした統計分析を実行する。受け入れ結果のカラムが、病院の受け入れの可否を表す正解ラベルとなる。これにより、病院による受け入れやすさ、すなわち受け入れ要求を受け入れる可能性の高さを表すスコア値を算出するための係数マトリクスW及びVを予測モデルとして算出する。例えば、受け入れ結果のカラムが受け入れ可の場合は1、受け入れ不可の場合は0とラベル付けを行い、これを目的変数として統計分析を行う。
学習部123において実行される統計分析としては、例えば、ロジスティック回帰分析、ランキング学習、ランダムフォレスト等の手法を目的に応じて選択すればよい。ここでは、ベクトルに対し、受け入れ要求が「受け入れられる」場合に大きなスカラ値を出力する関数f(p,h,Δt,r;W,V)を設計する。ここで、p,h,Δt,rはベクトル又は変数として予測モデル生成用データD2に全て含まれている。W、Vはベクトルに対応するパラメータを要素とする係数マトリクスを表す。
以降ではロジスティック回帰を使った場合の例を示す。まず、一次スコア値を求める式を以下(1)式とする。
Figure 0007287489000001

・・・(1)
ここでpはi番目に発生した患者(又は患者の受け入れ要求)の属性情報を表すD×1次元のベクトルであり、hは受け入れ先の候補となるj個の病院をone-hotエンコーディングで表したベクトルである。ri,jはi番目に発生した患者の受け入れ要求の日時を基準として直近に発生したj番目の病院における受け入れ拒否の理由をone-hotエンコーディングで表したベクトルである。Δti,jはその間の経過時間を表す変数である。予測モデル生成用データD2は、one-hotエンコーディングされていないので、上記の(1)式に代入する場合には適宜エンコーディングする。WとVとは求めたいパラメータの行列である。
ここで患者の属性情報は、受け入れ要求を出す時間帯24種類(1時間ごと)、曜日7種類、及び症例50種類からなり、受け入れ候補となる病院数は30、受け入れ拒否の理由は5種類とすると、上記の式の詳細は以下(2)式に示される。
Figure 0007287489000002

・・・(2)
ベクトルpは、i番目の患者が発生した時間帯、発生した曜日、及び患者症例をそれぞれone-hotエンコーディングして連結したベクトルである。図9は、属性情報を表すベクトルの一例を示す図である。図9に示す例は、インデックスが100番の患者の属性を表したベクトルp100の例、100番目の患者と2番目の病院との組み合わせで生じる拒否理由のベクトルr100,2の例、2番目の病院を表すベクトルhの例を示している。次に、係数マトリクスW及びVについて、係数マトリクスWのパラメータを例に説明する。時間帯を表すベクトルについて、w1,1,w2,1,...,w24,1というパラメータを持つ。同様に、曜日を表すベクトルについて、w24+1,1,w24+2,1,...,w24+7,1というパラメータを持つ。係数マトリクスWは、このように属性情報を表すベクトルに対応するパラメータを要素として持つ。同様に、係数マトリクスVは、病院が受け入れを拒否した理由を表すベクトルに対応するパラメータを要素として持つ。上記の一次スコア値sijを以下のロジスティック関数に代入して、患者を受け入れるか否かを判定する受け入れ確率pijを求めるロジスティック回帰の式は以下(3)式になる。
Figure 0007287489000003

・・・(3)
以上の式から、特定の曜日、特定の時間帯において発生する、特定の症例の患者に対する各々の病院での受け入れ確率が求まる。正解ラベルに従って、正解ラベルが受け入れ可:1である場合に受け入れ確率が高くなり、受け入れ不可:0である場合に受け入れ確率が低くなるように、係数マトリクスW及びVを求める。これにより、係数マトリクスW及びVが、病院の各々における直近の受け入れ拒否理由、及び直近で当該拒否理由が生じた経過時間を考慮するようなパラメータとして学習される。
ステップS106で、CPU11は、学習部123として、係数マトリクスW及びVとして学習した予測モデルを予測モデル記憶部132に格納する。
以上の学習処理によって、本開示の予測モデルとして、病院ごとのユーザの受け入れの可能性を示す値を出力する関数と、正解ラベルとに基づいて、第一行列W及び第二行列Vのパラメータが学習される。第一行列W及び第二行列Vのパラメータは、当該関数において、ユーザが受け入れられる場合に受け入れの可能性が高くなる値を出力するように学習される。関数は、上述したように、受け入れに関する所定の属性情報を表すベクトル(p)、当該属性情報を表すベクトルに対応するパラメータを要素とした第一行列(W)を含む。また、関数は、第二の時間から第一の時間までの経過時間(Δti,j)、病院が受け入れを拒否した理由を表すベクトル(ri,j)、及び拒否した理由を表すベクトルに対応するパラメータを要素とした第二行列(V)、を含む。
以上が選択支援装置100の学習処理の作用の説明である。
次に、選択支援装置100の予測処理の作用について説明する。本実施形態では、選択支援装置100は、図8に示す予測処理によって予測を行い、ユーザの選択を支援する。この処理は、例えば、新たに救急搬送を要する患者が発生したときに、例えば、救急隊員又はサービスセンタのオペレータからの開始要求(受け入れ要求)の入力に応じて開始される。
ステップS200で、CPU11は、予測データ取得部124として、入出力部110を介して、予測用データD3を取得し、予測用情報付加部125に出力する。
予測用データD3は、新たに発生した受け入れ要求として、新たに患者から要請された救急搬送に関連する属性情報を含む。属性情報としては、より具体的には、日時、曜日などの環境情報に加え、搬送予定者(患者)の症状に応じた診療科目、及び症状などの患者情報を含む。予測用データD3の例は図5に示した通りである。
ステップS202で、CPU11は、予測用情報付加部125として、取得した予測用データD3と、実績データ記憶部131に記憶されている実績データD1とに基づいて、スコア算出用データD4を生成し、スコア算出部126に出力する。
スコア算出用データD4の生成過程について説明する。まず、予測用データD3を図10のように日時を時間帯の情報に変換し、不要な情報は加工する。次に、実績データ記憶部131に記憶されている実績データD1を参照し、各病院における、予測用データD3の診療科目が同一で、かつ、現在の時間(予測用データD3の日時)より以前の日時に受け入れ拒否が発生した行を探索する。探索結果として得られた行から、その受け入れ拒否の理由を抽出し、当該探索結果として得られた行の日時から現在の日時までの経過時間を計算する。現在の時間より以前の日時とは、例えば直近の日時である。直近以外の日時を選ぶ方法としては、直近に受け入れ拒否が発生しており、そのさらに直前にも同じ理由で受け入れ拒否が発生しているならば、連続して発生しているうちの最も古い時間の行を対象としてもよい。この理由には、当該受け入れ困難な状況が発生したなるべく初期の時間を参照するようデータを統一することにより、予測精度を高める狙いがある。そして、図10のデータを各病院分だけ複製し、各病院のデータと結合して、スコア算出用データD4を作成し、スコア算出部126にスコア算出用データD4を出力する。スコア算出用データD4の例は図6に示した通りである。このように、スコア算出用データD4は、病院ごとの、属性情報と、経過時間と、病院の受け入れ拒否理由とを含む。なお、予測処理において、予測用データD3の日時が本開示の第一の時間の一例であり、実績データD1から探索結果として得られた行の日時が本開示の第二の時間の一例である。また上述したように、第二の時間は、第一の時間を基準として病院で直近の受け入れ拒否をされた時間である。また、第二の時間を基準として、所定の時間内に複数回受け入れ拒否されている場合、所定の時間内におけるもっとも過去の受け入れ拒否された時間を新たな第二の時間として設定するようにしてもよい。
ステップS204で、CPU11は、スコア算出部126として、予測用情報付加部125から出力されたスコア算出用データD4と、予測モデル記憶部132に記憶されている予測モデルとに基づいて、病院ごとのスコア値を算出する。病院ごとのスコア値が、本開示の病院ごとの受け入れの可能性を示す値の一例である。
スコア値の算出の例を説明する。まず、スコア算出部126は、予測モデル記憶部132に記憶されている予測モデルとして係数マトリクスW及びVを取得する。ここで、スコア算出用データD4の各行の属性情報、病院ID、及び受け入れ拒否理由を図9の形式にならってベクトルとする。病院ごとのスコア値は、病院jごとに、当該ベクトルと経過時間を、予測モデルである係数マトリクスW及びVを用いて上記(2)式及び(3)式に適用して、病院ごとの受け入れ確率pijを計算することにより求める。受け入れ確率は、各病院に関する要求の受け入れられやすさを表し、受け入れ確率が高いほど、受け入れ要求か受け入れられやすいことを意味する。以上のように、患者の受け入れ要求iに対する病院jごとのスコア値が求まる。
ステップS206で、CPU11は、出力制御部127として、算出されたスコア値に基づいて出力データを作成し、入出力部110を介して、出力する処理を行う。
出力データについて説明する。例えば、出力制御部127は、算出された受け入れ確率を降順に並び替えた、搬送先候補である複数の病院に対して優先度付けを行った優先度リストを出力データとして作成できる。ここで、算出された受け入れ確率をそのまま出力データとしてもよいし、ソートした上位以外を除外した出力データとしてもよい。さらに、予め患者が発生した場所と各病院までの距離がわかる場合は、その距離にしきい値を設けて表示する病院を絞ってもよいし、ないしはその距離を受け入れ確率とセットで表示してもよい。
以上の予測処理によって、本開示の推定方法は、第一の時間における、病院がユーザを受け入れる見込みを推定する推定方法として実行される。これにより、第二の時間における、病院がユーザの受け入れを拒否した理由と、第二の時間から第一の時間までの時間と、を関連付けることで第一の時間におけるユーザを受け入れる見込みを推定する。なお、ユーザの受け入れとは、施設に対するユーザの何らかの行動の受け入れであり、例えば、ユーザから病院に向けて出す受け入れ要求の受け入れ等を指す。
図11は、算出された受け入れ確率を含む出力データの一例を示す図である。図11では、出力データとして、算出された受け入れ確率に基づいて確率が高い病院から低い病院へと降順に並び替えた優先度リストが示されている。受け入れ確率が高い病院ほど、搬送要求が受け入れられる可能性が高いことを示す。従って、図11の優先度リストは、最も高いスコア値0.95を有する病院CCCが最も搬送要求を受け入れる可能性が高い。また、2番目に搬送要求を受け入れる可能性が高いのがスコア値0.87の病院EEEで、3番目がスコア値0.82の病院FFFであることを示している。この優先度リストを出力データとして出力すれば、優先度リストを見たユーザである救急隊員又はオペレータは、ただちに、現在の搬送要求が受け入れられる可能性が最も高いのが病院CCCであると判断し、病院CCCに搬送要求を出すことができる。万一、病院CCCによって受け入れを拒否された場合でも、すぐに次の候補として2番目の病院EEEを選択できるので、搬送先の候補を選択するのに要する時間を最小限に抑えることができる。また、ユーザの利便性を高めるため、病院IDの代わりに施設名を出力するようにしてもよい。
また、上記でいずれかの病院に搬送要求を出して結果が判明した場合、ユーザである救急隊員又はオペレータがただちに結果を選択支援装置100に送信する。結果を受けて、実績データ取得部121により、ただちに実績データ記憶部131の実績データが更新される。このようにして、実績データ記憶部131の実績データは常に最新に保たれ、各病院における最新の受け入れ拒否の情報を活用して受け入れ先の予測精度を高めることができる。
以上説明したように本実施形態の選択支援装置100によれば、ユーザを受け入れる可能性の高い病院を精度良く予測できる。
また、上述した実施形態では、病院である施設に対するユーザの受け入れ要求が受け入れられる見込みを予測する場合を例に説明したが、この例に限定されない。例えば、施設をウェブ広告に置き換え、個別の特徴量をウェブ広告側の何らかの属性とし、ある属性を持つユーザが各ウェブ広告をクリックする確率を求めるような場合にも適用可能である。この場合、ウェブ広告が、所定の対象の一例である。
なお、上記各実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した学習処理又は予測処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、学習処理又は予測処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記各実施形態では、選択支援プログラムがストレージ14に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的(non-transitory)記憶媒体に記憶された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記項1)
メモリと、
前記メモリに接続された少なくとも1つのプロセッサと、
を含み、
前記プロセッサは、
第一の時間における、病院がユーザを受け入れる見込みを推定する推定装置であって、
前記第一の時間よりも過去である第二の時間における、前記病院がユーザの受け入れを拒否した理由と、前記第二の時間から前記第一の時間までの時間と、を関連付けることで前記第一の時間におけるユーザを受け入れる見込みを推定する、
ように構成されている推定装置。
(付記項2)
第一の時間における、病院がユーザを受け入れる見込みを推定する推定プログラムであって、
前記第一の時間よりも過去である第二の時間における、前記病院がユーザの受け入れを拒否した理由と、前記第二の時間から前記第一の時間までの時間と、を関連付けることで前記第一の時間におけるユーザを受け入れる見込みを推定する、
ことをコンピュータに実行させる推定プログラムを記憶した非一時的記憶媒体。
100 選択支援装置
110 入出力部
120 演算部
121 実績データ取得部
122 学習用情報付加部
123 学習部
124 予測データ取得部
125 予測用情報付加部
126 スコア算出部
127 出力制御部
130 記憶部
131 実績データ記憶部
132 予測モデル記憶部

Claims (8)

  1. 第一の時間における、病院がユーザを受け入れる見込みを推定する推定方法であって、
    前記病院が前記第一の時間よりも過去である第二の時間における、前記病院がユーザの受け入れを拒否した理由と、前記第二の時間から前記第一の時間までの時間と、を関連付けることで前記第一の時間におけるユーザを受け入れる見込みを推定する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる推定方法。
  2. 前記第二の時間は、前記第一の時間を基準として前記病院で直近の受け入れ拒否をされた時間である請求項1記載の推定方法。
  3. 前記第二の時間を基準として、所定の時間内に複数回受け入れ拒否されている場合、前記所定の時間内におけるもっとも過去の受け入れ拒否された時間を新たな第二の時間として設定する請求項2記載の推定方法。
  4. 前記関連付けは、予め学習された予測モデルを用い、病院ごとのユーザの受け入れの可能性を示す値を予測することによって行い、
    前記予測モデルは、
    ユーザの受け入れの可能性を示す値を出力する関数であって、受け入れに関する所定の属性情報を表すベクトル、前記属性情報を表すベクトルに対応するパラメータを要素とした第一行列、前記第二の時間から前記第一の時間までの経過時間、前記病院が受け入れを拒否した理由を表すベクトル、及び前記拒否した理由を表すベクトルに対応するパラメータを要素とした第二行列、を含む関数と、前記病院の受け入れの可否を表す正解ラベルとに基づいて、前記関数においてユーザが受け入れられる場合に受け入れの可能性が高くなる値を出力するように、前記第一行列及び前記第二行列のパラメータが学習されている請求項1~3の何れか1項記載の推定方法。
  5. 受け入れ要求が発生した現在の時間を第一の時間とし、前記現在の時間より以前の日時に受け入れ拒否が発生した時間を第二の時間として、
    日時を含む受け入れ要求に関する属性情報について取得された予測用データと、属性情報と、病院の識別情報と、受け入れ結果と、受け入れ拒否理由と、が関連付けられた実績データとに基づいて、病院ごとの、前記受け入れ要求の属性情報と、前記第二の時間から前記第一の時間までの経過時間と、前記第二の時間における当該病院の受け入れ拒否理由とを含むスコア算出用データを生成し、
    生成した前記スコア算出用データと、病院ごとの受け入れの可能性を示すスコア値を出力するように予め学習された予測モデルとに基づいて、前記スコア算出用データの前記属性情報、前記経過時間、及び前記受け入れ拒否理由をベクトルとして前記予測モデルに適用して受け入れ確率の計算を行うことで、病院ごとのスコア値を算出する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる推定方法。
  6. 第一の時間における、所定の対象がユーザを受け入れる見込みを推定する推定方法であって、
    前記第一の時間よりも過去である第二の時間における、前記対象がユーザの受け入れを拒否した理由と、前記第二の時間から前記第一の時間までの時間と、を関連付けることで前記第一の時間におけるユーザを受け入れる見込みを推定する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる推定方法。
  7. 第一の時間における、病院がユーザを受け入れる見込みを推定する推定装置であって、
    前記第一の時間よりも過去である第二の時間における、前記病院がユーザの受け入れを拒否した理由と、前記第二の時間から前記第一の時間までの時間と、を関連付けることで前記第一の時間におけるユーザを受け入れる見込みを推定する推定部、
    を含む推定装置。
  8. 第一の時間における、病院がユーザを受け入れる見込みを推定する推定プログラムであって、
    前記第一の時間よりも過去である第二の時間における、前記病院がユーザの受け入れを拒否した理由と、前記第二の時間から前記第一の時間までの時間と、を関連付けることで前記第一の時間におけるユーザを受け入れる見込みを推定する、
    ことをコンピュータに実行させる推定プログラム。
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