JP2018124967A - 見守り支援システム及び見守り支援方法 - Google Patents

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安江 利一
Riichi Yasue
利一 安江
達子 瀧井
Tatsuko Takii
達子 瀧井
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Abstract

【課題】高齢者のような利用者の見守りを支援することを可能とする。
【解決手段】利用者端末10は、利用者の健康状態に関する健康情報を取得する健康情報取得部11と、健康情報取得部11によって取得された健康情報をサーバ装置20に送信する通信処理部13を含む。サーバ装置20は、利用者端末10から送信された健康情報を格納する健康情報格納部24と、健康情報格納部24に格納された健康情報をオペレータ端末30に送信する通信処理部21とを含む。オペレータ端末30は、サーバ装置20から送信された健康情報を表示する表示処理部33を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、見守り支援システム及び見守り支援方法に関する。
近年では、急速な高齢化社会に備えて、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるように、地域の包括的な支援・サービス提供体制の構築が推進されている。
これに関連して、子供等と離れて暮らしている高齢者に対しては、当該高齢者が安心かつ安全に生活していけるように見守りを行うことが重要である。
このため、高齢者のような利用者の見守りを支援するシステム(以下、見守り支援システムと表記)が開発されている。
この見守り支援システムの一例として、例えば遠隔地にいる者が安心して被管理者の日常的な健康状態を見守ることを可能にする技術(以下、先行技術と表記)が開示されている。このような先行技術によれば、遠隔地で暮らしている高齢者であっても健康状態を把握し、緊急事態や病気の発症を未然に防ぐことが可能となる。
特開2017−010182号公報
しかしながら、上記した先行技術における見守りは、住居内(居室)に設置された複数種類のセンサ(から出力されるデータ)を用いて実現される。
この場合、利用者は、常時見張られている気分になり、見守り支援システムを積極的に利用しない場合がある。また、先行技術においては、利用者の微妙な健康状態について把握することは困難である。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、高齢者のような利用者の見守りを支援する見守り支援システム及び見守り支援方法を提供することにある。
本発明の1つの態様によれば、利用者によって使用される利用者端末と、コールセンタのオペレータによって使用されるオペレータ端末と、前記利用者端末及び前記オペレータ端末と通信可能に接続されるサーバ装置とを備える見守り支援システムが提供される。前記利用者端末は、前記利用者の健康状態に関する健康情報を取得する取得手段と、前記取得された健康情報を前記サーバ装置に送信する送信手段とを含む。前記サーバ装置は、前記利用者端末から送信された健康情報を格納する健康情報格納手段と、前記健康情報格納手段に格納された健康情報を前記オペレータ端末に送信する送信手段とを含む。前記オペレータ端末は、前記サーバ装置から送信された健康情報を表示する表示処理手段を含む。
本発明は、高齢者のような利用者の見守りを支援することを可能とする。
本発明の第1の実施形態に係る見守り支援システムのネットワーク構成の一例を示す図。 見守り支援システムの機能構成を示すブロック図。 利用者情報格納部に格納されている利用者情報のデータ構造の一例を示す図。 閲覧者情報格納部に格納されている閲覧者情報のデータ構造の一例を示す図。 健康情報がサーバ装置にアップロードされる際の処理手順の一例を示すシーケンスチャート。 トップ画面の一例を示す図。 利用者選択画面の一例を示す図。 メニュー選択画面の一例を示す図。 第1の質問事項の一例について説明するための図。 第2の質問事項の一例について説明するための図。 第3の質問事項の一例について説明するための図。 バイタル測定画面の一例を示す図。 健康情報格納部に格納された健康情報のデータの構造の一例を示す図。 健康情報をオペレータに提供する際の処理手順の一例を示すシーケンスチャート。 オペレータが電話を掛ける際に自動的に健康情報を表示する際の処理手順の一例を示すシーケンスチャート。 連絡情報が格納される際の処理手順の一例を示すシーケンスチャート。 連絡情報格納部に格納された連絡情報のデータ構造の一例を示す図。 利用者に対してメッセージを送信する際の処理手順の一例を示す図。 メッセージ情報の一例を示す図。 第2の実施形態に係る見守り支援システムの機能構成の一例を示すブロック図。 バイタル測定画面について説明するための図。 第3の実施形態に係る見守り支援システムの機能構成の一例を示すブロック図。 ポイント情報のデータ構造の一例を示す図。 利用者に対してポイントを付与する際の見守り支援システムの処理手順の一例を示すフローチャート。 メニュー選択画面の一例を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の各実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る見守り支援システム(ネットワークシステム)のネットワーク構成を示す図である。
図1に示す見守り支援システムは、主として、利用者端末10と、サーバ装置(見守り支援装置)20と、オペレータ端末30とから構成される。なお、図1においては便宜的に1つのみが示されているが、利用者端末10及びオペレータ端末30は、それぞれ複数存在する。
利用者端末10は、例えば高齢者のような見守り支援システムの利用者に配布され、当該利用者によって使用されるタブレットコンピュータ等を含む。この場合、利用者端末10は、例えばユーザの指の接触等を検出可能なタッチパネルを含むディスプレイを備えている。このような利用者端末10によれば、利用者は、当該利用者端末10のディスプレイ(タッチパネル)に指を接触させて各種操作を行うことができる。また、利用者端末10は、コンピュータ(プロセッサ)及び当該コンピュータと接続された記憶装置を備える。この記憶装置は、利用者端末10のコンピュータによって実行されるアプリケーションプログラムを記憶する。
なお、利用者端末10は、タブレットコンピュータ以外の例えばスマートフォン及びパーソナルコンピュータ等の電子機器であっても構わない。
サーバ装置20は、コンピュータ(プロセッサ)及び当該コンピュータと接続された記憶装置を備える。この記憶装置は、サーバ装置20のコンピュータによって実行されるアプリケーションプログラムを記憶する。
オペレータ端末30は、コールセンタに設置され、利用者端末10を使用する利用者(高齢者)に対する電話対応業務を行うオペレータによって使用される。オペレータ端末30は、オペレータの操作に応じて、利用者端末10を使用する利用者からの電話を受けることができるとともに、当該利用者に対して電話を掛けることができる機能を有するものとする。オペレータ端末30は、例えばパーソナルコンピュータ等を含む。このようなオペレータ端末30は、コンピュータ(プロセッサ)及び当該コンピュータと接続された記憶装置を備える。この記憶装置は、オペレータ端末30のコンピュータによって実行されるアプリケーションプログラムを記憶する。
図1に示すように、利用者端末10、サーバ装置20及びオペレータ端末30は、例えばインターネットのようなネットワーク40を介して通信可能に接続される。
本実施形態に係る見守り支援システムは、上記した構成により、主としてコールセンタ(オペレータ)からの利用者(高齢者)に対する見守りを実現することができる。
なお、上記した利用者端末10、サーバ装置20及びオペレータ端末30(のコンピュータ)の各々によって実行されるアプリケーションプログラムは、それぞれコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布されてもよいし、ネットワーク40を介して利用者端末10、サーバ装置20及びオペレータ端末30にダウンロード(インストール)されてもよい。
図2は、図1に示す見守り支援システムの機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、利用者端末10は、健康情報取得部11、格納部12、通信処理部13及び表示処理部14を含む。
健康情報取得部11、通信処理部13及び表示処理部14は、利用者端末10(のコンピュータ)が記憶装置に記憶されているアプリケーションプログラムを実行すること(すなわち、ソフトウェア)によって実現されるものとする。なお、健康情報取得部11、通信処理部13及び表示処理部14は、ハードウェアによって実現されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ構成によって実現されてもよい。格納部12は、記憶装置等によって実現されればよい。
健康情報取得部11は、利用者端末10を使用する利用者の健康状態に関する健康情報を取得するための機能部である。なお、健康情報取得部11によって取得される健康情報は、後述する健康状態データ及びバイタルデータを含む。健康情報は、格納部12に格納される。
通信処理部13は、利用者端末10とサーバ装置20との間で通信処理を実行するための機能部である。通信処理部13は、例えば健康情報取得部11によって取得された健康情報をサーバ装置20に送信する。
表示処理部14は、利用者端末10のディスプレイ(タッチパネル)に各種情報(画面)を表示するための機能部である。
サーバ装置20は、通信処理部21、情報管理部22、利用者情報格納部23、健康情報格納部24、連絡情報格納部25、閲覧者情報格納部26及び利用者特定部27を含む。
通信処理部21、情報管理部22及び利用者特定部27は、サーバ装置20(のコンピュータ)が記憶装置に記憶されているアプリケーションプログラムを実行すること(すなわち、ソフトウェア)によって実現されるものとする。なお、通信処理部21、情報管理部22及び利用者特定部27は、ハードウェアによって実現されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ構成によって実現されてもよい。利用者情報格納部23、健康情報格納部24、連絡情報格納部25及び閲覧者情報格納部26は、記憶装置等によって実現されればよい。
通信処理部21は、利用者端末10とサーバ装置20との間、及びサーバ装置20とオペレータ端末30との間の通信処理を実行するための機能部である。通信処理部21は、例えば利用者端末10(に含まれる通信処理部13)から送信された健康情報を受信する。通信処理部21によって受信された健康情報(利用者端末10から送信された健康情報)は、情報管理部22を介して健康情報格納部24に格納される。
情報管理部22は、利用者情報格納部23、健康情報格納部24、連絡情報格納部25及び閲覧者情報格納部26に格納されている各種情報を管理するための機能部である。
利用者情報格納部23には、利用者端末10を使用する利用者(つまり、見守り支援システムを利用可能な利用者)の情報(以下、利用者情報と表記)が予め格納(登録)されている。
健康情報格納部24は、上記したように利用者端末10(に含まれる健康情報取得部11)によって取得(収集)された健康情報が格納される。
ここで、本実施形態において、オペレータは、オペレータ端末30を介して利用者端末10を使用する利用者に対して電話を掛ける(つまり、連絡を取る)ことができる。同様に、利用者もオペレータに対して電話を掛けることができる。
連絡情報格納部25には、上記したオペレータからの利用者に対する連絡(電話)の内容を含む連絡情報が格納される。
また、本実施形態において、コールセンタのオペレータは、オペレータ端末30を介して利用者情報格納部23に格納されている利用者情報及び健康情報格納部24に格納されている健康情報を閲覧することができる。
閲覧者情報格納部26には、上記したオペレータのように利用者情報及び健康情報を閲覧することが可能な閲覧者(つまり、利用者情報及び健康情報を閲覧する権限を有する者)を示す閲覧者情報が予め格納(登録)されている。
上記した情報管理部22は、例えばオペレータ端末30からの要求に応じて、利用者に関する情報(例えば、利用者情報、健康情報及び連絡情報等)を取得し、当該情報を通信処理部21を介してオペレータ端末30に送信する。
利用者特定部27は、健康情報格納部24(に格納されている健康情報)を参照して、見守り支援システムを利用している利用者の中から、例えばオペレータから連絡する必要のある利用者を特定する。
利用者特定部27によって利用者が特定された場合、当該利用者に関する情報(例えば、利用者情報、健康情報及び連絡情報等)が通信処理部21を介してオペレータ端末30に送信される。
オペレータ端末30は、個人ID取得部31、通信処理部32及び表示処理部33を含む。個人ID取得部31、通信処理部32及び表示処理部33は、オペレータ端末30(コンピュータ)が記憶装置に記憶されているアプリケーションプログラムを実行すること(すなわち、ソフトウェア)によって実現されるものとする。なお、個人ID取得部31、通信処理部32及び表示処理部33は、ハードウェアによって実現されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ構成によって実現されてもよい。
個人ID取得部31は、オペレータ端末30に対するオペレータの操作に応じて、例えば各種情報を閲覧することを希望する利用者を識別するための識別情報(個人ID)を取得するための機能部である。
通信処理部32は、サーバ装置20とオペレータ端末30との間の通信処理を実行するための機能部である。通信処理部21は、例えば個人ID取得部31によって取得された個人IDを含む要求をサーバ装置20に送信する。
また、通信処理部32は、サーバ装置20(に含まれる通信処理部21)から送信された利用者に関する情報を受信する。
表示処理部33は、オペレータ端末30のディスプレイに各種情報を表示するための機能部である。表示処理部33は、例えば通信処理部32によって受信された利用者に関する情報(サーバ装置20から送信された利用者に関する情報)を表示する。
図3は、サーバ装置20に含まれる利用者情報格納部23に格納されている利用者情報のデータ構造の一例を示す。
図3に示すように、利用者情報には、例えば世帯ID、個人ID、利用者名、住所及び電話番号等が対応づけて含まれている。
ここで、本実施形態に係る見守り支援システムにおいては、例えば利用者に対して利用者端末10が配布されるが、当該利用者端末10は世帯単位で配布されるものとする。すなわち、1の世帯に見守り支援システムを利用する複数の利用者が所属している場合、利用者端末10は、当該複数の利用者によって使用される。
この場合、世帯IDは、1台の利用者端末10(が配布された世帯)に割り当てられた識別情報である。なお、世帯IDは、利用者端末管理番号(タブレット管理番号)としても用いられる。個人IDは、見守り支援システムを利用する利用者を識別するための識別情報である。利用者名は、対応づけられている個人IDによって識別される利用者の氏名である。住所は、対応づけられている個人IDによって識別される利用者の住所である。電話番号は、対応づけられている個人IDによって識別される利用者の電話番号である。
図3に示す例では、利用者情報格納部23には、利用者情報231〜234を含む複数の利用者情報が格納されている。
利用者情報231には、世帯ID「101」、個人ID「201」、利用者名「A」、住所「住所1」及び電話番号「aaa-aaaa-aaaa」が対応づけて含まれている。この利用者情報231によれば、世帯ID「101」が割り当てられた世帯に所属する個人ID「201」によって識別される利用者の氏名が「A」、住所が「住所1」、電話番号が「aaa-aaaa-aaaa」であることが示されている。
利用者232には、世帯ID「101」、個人ID「202」、利用者名「B」、住所「住所1」及び電話番号「bbb-bbbb-bbbb」が対応づけて含まれている。この利用者情報232によれば、世帯ID「101」が割り当てられた世帯に所属する個人ID「202」によって識別される利用者の氏名が「B」、住所が「住所1」、電話番号が「bbb-bbbb-bbbb」であることが示されている。
利用者情報231及び232によれば、個人ID「201」及び「202」によって識別される利用者は、共に同一の家屋(住所)に居住する同一の世帯に所属するものである。この場合、個人ID「201」及び「202」によって識別される利用者は、世帯ID「101」が割り当てられた世帯に配布された1台の利用者端末10を使用する。
また、利用者情報233には、世帯ID「102」、個人ID「203」、利用者名「C」、住所「住所2」及び電話番号「ccc-cccc-cccc」が対応づけて含まれている。この利用者情報233によれば、世帯ID「102」が割り当てられた世帯に所属する個人ID「203」によって識別される利用者の氏名が「C」、住所が「住所2」、電話番号が「ccc-cccc-cccc」であることが示されている。
利用者234には、世帯ID「102」、個人ID「204」、氏名「D」、住所「住所2」及び電話番号「ddd-dddd-dddd」が対応づけて含まれている。この利用者情報234によれば、世帯ID「102」が割り当てられた世帯に所属する個人ID「204」によって識別される利用者の氏名が「D」、住所が「住所2」、電話番号が「ddd-dddd-dddd」であることが示されている。
利用者情報233及び234によれば、個人ID「203」及び「204」によって識別される利用者は、共に同一の家屋(住所)に居住する同一の世帯に所属するものである。この場合、個人ID「203」及び「204」によって識別される利用者は、世帯ID「102」が割り当てられた世帯に配布された1台の利用者端末10を使用する。
なお、図3に示す例では、例えば個人ID「201」及び「202」によって識別される利用者の各々が例えば携帯電話等を所持していることにより、当該利用者の各々の電話番号が異なるものとして説明したが、例えば同一の世帯に所属している複数の利用者の電話番号は同一であっても構わない。
また、図3に示す例では、利用者情報が世帯ID、個人ID、利用者名、住所及び電話番号を含むものとして説明したが、当該利用者情報には、例えば利用者の性別や生年月日等(の情報)が含まれていても構わない。
図3においては、利用者情報231〜234についてのみ説明したが、利用者情報格納部23には、見守り支援システムを利用する他の利用者の各々の利用者情報についても格納されている。
図4は、サーバ装置20に含まれる閲覧者情報格納部26に格納されている閲覧者情報のデータ構造の一例を示す。
図4に示すように、閲覧者情報には、例えば閲覧者ID及び閲覧者名等が対応づけて含まれている。閲覧者IDは、上記した利用者情報格納部23に格納されている利用者情報等を閲覧することが可能な閲覧者を識別するための識別情報である。閲覧者名は、対応づけられている閲覧者IDによって識別される閲覧者の氏名である。
図4に示す例では、閲覧者情報格納部26には、閲覧者情報261及び262を含む複数の閲覧者情報が格納されている。
閲覧者情報261には、閲覧者ID「301」及び閲覧者名「X」が対応づけて含まれている。この閲覧者情報261によれば、利用者情報等を閲覧可能な閲覧者ID「301」によって識別される閲覧者の氏名が「X」であることが示されている。
また、閲覧者情報262には、閲覧者ID「302」及び閲覧者名「Y」が対応づけて含まれている。この閲覧者情報262によれば、利用者情報等を閲覧可能な閲覧者ID「302」によって識別される閲覧者の氏名が「Y」であることが示されている。
なお、図4においては、閲覧者情報261及び262についてのみ説明したが、閲覧者情報格納部26には、他の閲覧者の各々を示す閲覧者情報についても格納されている。
ここでは、図3及び図4を参照して、サーバ装置20に含まれる利用者情報格納部23に格納されている利用者情報及び閲覧者情報格納部26に格納されている閲覧者情報について説明したが、健康情報格納部24に格納される健康情報及び連絡情報格納部25に格納される連絡情報(のデータ構造)については後述する。
以下、本実施形態に係る見守り支援システムの動作について説明する。本実施形態に係る見守り支援システムにおいては、利用者の利用者端末10に対する操作に応じて、当該利用者の健康状態に関する健康情報がサーバ装置20に送信される(アップロードされる)。これにより、見守り支援システムにおいては、利用者の健康状態を用いた見守りを実現することができる。
まず、図5のシーケンスチャートを参照して、健康情報がサーバ装置20にアップロードされる際の処理手順について説明する。
健康情報をサーバ装置20にアップロードする場合、利用者端末10に対する利用者の操作により、当該利用者端末10上で所定のアプリケーション(プログラム)が起動される(ステップS1)。以下、ステップS1において所定のアプリケーションが起動された利用者端末10を、便宜的に、対象利用者端末10と称する。
対象利用者端末10上で所定のアプリケーションが起動された場合、当該対象利用者端末10に含まれる表示処理部14は、当該アプリケーションによって実現される各種機能を利用するためのトップ画面を表示する(ステップS2)。
図6は、ステップS2において表示されるトップ画面の一例を示す。ここで、本実施形態に係る見守り支援システムは、例えば自治体において導入(利用)されるものとする。具体的には、見守り支援システムが例えば「○○村」で利用されるものとすると、利用者端末10は、当該「○○村」の住民に配布される。
この場合、図6に示すトップ画面400には、「見守り支援システム」ボタン401、「○○村ホームページ」ボタン402、「防災速報」ボタン403及び「あなたへのお知らせ」ボタン404が設けられている。
「見守り支援システム」ボタン401は、上記した見守り支援システムにおける見守りを実現するために、利用者の健康状態に関する健康情報をサーバ装置20にアップロードするためのボタンである。
「○○村ホームページ」ボタン402は、「○○村」のホームページを閲覧するためのボタンである。
「防災速報」ボタン403は、例えば「○○村」において地震及び火災等の災害が発生している場合に、当該「○○村」からの防災速報(情報)を表示するためのボタンである。
「あなたへのお知らせ」ボタン404は、対象利用者端末10を使用する利用者に対するメッセージを表示するためのボタンである。なお、利用者に対するメッセージは、後述するように、例えばコールセンタのオペレータ等によって作成されるものとする。
ここで、上記したように利用者の健康状態に関する健康情報をサーバ装置20にアップロードする場合、当該利用者は、トップ画面400に設けられている「見守り支援システム」ボタン401を指定(押下)する操作を行う。
このような操作が行われた場合、表示処理部14は、健康情報をアップロードする利用者を選択するための画面(以下、利用者選択画面と表記)を表示する(ステップS3)。
図7は、ステップS3において表示される利用者選択画面の一例を示す。ここで、対象利用者端末10を利用する利用者が複数存在する場合(つまり、当該利用者端末10が配布された世帯に複数の住民が所属している場合)、利用者選択画面には、当該複数の利用者の各々の氏名が表示される。なお、利用者選択画面に表示される利用者は、例えば対象利用者端末10において予め登録されているものとする。
図7に示す例では、利用者選択画面500には、「△△△△」ボタン501及び「□□□□」ボタン502が設けられている。この例において、「△△△△」及び「□□□□」は、それぞれ対象利用者端末10を使用する(使用可能な)利用者の氏名である。
上記したように利用者の健康状態に関する健康情報をサーバ装置20にアップロードする場合、当該利用者は、利用者選択画面500において自身の氏名に対応するボタンを指定(押下)する操作を行う。
なお、利用者選択画面500には、「1つ前に戻る」ボタン503及び「終了」ボタン504が設けられている。「1つ前に戻る」ボタン503は、現在表示されている画面の1つ前の画面(ここでは、トップ画面)に戻るためのボタンである。「終了」ボタン504は、例えば上記したステップS1において起動されたアプリケーション(の動作)を終了させるためのボタンである。「1つ前に戻る」ボタン503及び「終了」ボタン504は対象利用者端末10に表示される他の画面にも設けられているが、以降の他の画面の説明においては、これらのボタンの説明については省略する。
ここで、健康情報をサーバ装置20にアップロードするために、利用者選択画面500において利用者の氏名に対応するボタン(例えば、「△△△△」ボタン501)を指定する操作が行われた場合、表示処理部14は、見守り支援システムのメニューを選択するための画面(以下、メニュー選択画面と表記)を表示する(ステップS4)。
図8は、ステップS4において表示されるメニュー選択画面の一例を示す。図8に示すように、メニュー選択画面600には、「今日の健康チェック」ボタン601、「過去の一覧を見る」ボタン602、「過去のグラフを見る」ボタン603、及び「外泊する」ボタン604が設けられている。
「今日の健康チェック」ボタン601は、利用者の健康状態に関する健康情報を対象利用者端末10に入力するためのボタンである。なお、「過去の一覧を見る」ボタン602、「過去のグラフを見る」ボタン603及び「外泊する」ボタン604については、後述する。
メニュー選択画面600に設けられている「今日の健康チェック」ボタン601を指定(押下)する操作が利用者によって行われた場合、対象利用者端末10に含まれる健康情報取得部11は、当該利用者の健康状態に関する健康情報を取得する。
ここで、健康情報取得部11による健康情報の取得処理について説明する。健康情報取得部11によって取得される健康情報には、健康状態データ及びバイタルデータが含まれる。
まず、健康情報取得部11は、健康状態データを取得する(ステップS5)。この場合、健康情報取得部11は、例えば予め用意されている質問事項に対する利用者の回答を含む健康状態データを取得する。なお、質問事項に対する回答は、例えば複数の選択肢のうちの1つの選択肢を選択することによって行うことができるものとする。
具体的には、上記した「今日の健康チェック」ボタン601を指定する操作が行われた場合、表示処理部14は、例えば図9に示す第1の質問事項を含む画面700を表示する。図9に示す例では、第1の質問事項は、例えば「体調はいかがですか?」である。
この場合、対象利用者端末10を使用する利用者は、第1の質問事項に対応づけて画面700に設けられている「よい」ボタン701、「ふつう」ボタン702及び「わるい」ボタン703のうちの1つを選択(押下)する操作を行うことによって、第1の質問事項に対して回答することができる。
これにより、健康情報取得部11は、第1の質問事項に対する利用者の回答を取得する。
次に、表示処理部14は、例えば図10に示す第2の質問事項を含む画面710を表示する。図10に示す例では、第2の質問事項は、例えば「昨夜は寝られましたか?」である。
この場合、対象利用者端末10を使用する利用者は、第2の質問事項に対応づけて画面710に設けられている「ぐっすり」ボタン711、「まあまあ」ボタン712及び「ぜんぜん」ボタン713のうちの1つを選択(押下)する操作を行うことによって、第2の質問事項に対して回答することができる。
これにより、健康情報取得部11は、第2の質問事項に対する利用者の回答を取得する。
更に、表示処理部14は、例えば図11に示す第3の質問事項を含む画面720を表示する。図11に示す例では、第3の質問事項は、例えば「お薬は飲まれましたか?」である。
この場合、対象利用者端末10を使用する利用者は、第3の質問事項に対応づけて画面720に設けられている「飲んだ」ボタン721及び「飲み忘れた」722ボタンのうちの1つを選択(押下)する操作を行うことによって、第3の質問事項に対して回答することができる。なお、薬を飲む必要がない利用者である場合には、画面720に設けられている「飲まない」ボタン723を選択する操作を行うことによって、第3の質問事項に対して回答しても構わない。
これにより、健康情報取得部11は、第3の質問事項に対する利用者の回答を取得する。
本実施形態において、健康情報取得部11は、上記した第1〜第3の質問事項に対する利用者の回答を健康状態データとして取得する。
なお、ここでは第1〜第3の質問事項に対する利用者の回答が健康状態データとして取得されるものとして説明したが、他の質問事項に対する利用者の回答が健康状態データとして取得されても構わない。また、質問事項に対する回答は例えば利用者によって入力される文章等であってもよいが、本実施形態において利用者端末10を使用する利用者が高齢者等であることを考慮すると、例えば複数の選択肢のうちの1つを選択するような簡易な操作で回答させることが好ましい。
健康状態データを取得するための各質問事項は、例えば利用者端末10に含まれる格納部12に予め格納されているものとする。なお、質問事項が更新(変更)される場合には、例えば当該更新後の質問事項がサーバ装置20から利用者端末10にダウンロードされればよい。
次に、健康情報取得部11は、バイタルデータを取得する(ステップS6)。ここで、本実施形態における見守り支援システムにおいて、対象利用者端末10には、バイタル測定器(例えば、血圧測定器)が接続されるものとする。健康情報取得部11は、このバイタル測定器によって計測されたバイタルデータを取得することができる。バイタル測定器が血圧測定器である場合には、健康情報取得部11は、バイタルデータとして、血圧(値)及び脈拍(値)等を取得する。なお、バイタル測定器としては様々なものを使用することができため、バイタルデータは、血圧及び脈拍以外(例えば、体重及び体温等)であってもよい。また、バイタル測定器として例えばリストバンド型の活動量計(ウェアラブルデバイス)を用いた場合には、リアルタイムに近い間隔でバイタルデータを取得することが可能となる。
なお、バイタルデータを取得する(つまり、利用者がバイタル測定器を使用する)際には、表示処理部14は、例えば図12に示すようにバイタル測定器の使用方法等を説明するための画面(以下、バイタル測定画面と表記)730を表示するものとする。図12に示す例では、バイタル測定画面730には「腕帯を二の腕に巻いて下さい。」のメッセージが表示されている。利用者は、このメッセージに従って腕帯を二の腕に巻いた状態でバイタル測定画面730に設けられている「はい」ボタン731を指定(押下)する操作を行う。これにより、利用者のバイタルデータの計測等が開始される。
対象利用者端末10に含まれる通信処理部13は、ステップS5において取得された健康状態データ及びステップS6において取得されたバイタルデータを含む健康情報を、対象利用者端末10を使用する利用者(つまり、健康情報を取得した利用者)を識別するための個人IDとともにサーバ装置20に送信する(ステップS7)。
サーバ装置20に含まれる通信処理部21は、ステップS7において対象利用者端末10から送信された個人ID及び健康情報を受信する。情報管理部22は、通信処理部21によって受信された個人IDに対応づけて、当該通信処理部21によって受信された健康情報を健康情報格納部24に格納する(ステップS8)。
ここで、図13は、健康情報格納部24に格納された健康情報のデータ構造の一例を示す。なお、図13は、利用者A(利用者名が「A」である利用者)の健康状態に関する健康情報を示している。
図13に示すように、健康情報には、例えば健康情報が取得された日時に対応づけて健康状態データ及びバイタルデータが含まれている。なお、健康情報が取得された日時は、例えば健康情報が対象利用者端末10から送信された日時または当該健康情報がサーバ装置20において受信された日時等であってもよい。
健康状態データは、体調、睡眠及び服薬を含む。体調は、上記した第1の質問事項に対する利用者Aの回答である。睡眠は、上記した第2の質問事項に対する利用者Aの回答である。服薬は、上記した第3の質問事項に対する利用者Aの回答である。
バイタルデータは、上記したバイタル測定器(例えば、血圧測定器)によって計測された、例えば血圧(高)、血圧(低)及び脈拍を含む。
図13に示す例では、健康情報格納部24には、利用者Aの健康状態に関する健康情報として、健康情報241及び242を含む複数の健康情報が格納されている。なお、図13においては省略されているが、健康情報241及び242を含む複数の健康情報は、利用者Aを識別するための個人IDに対応づけられている。
健康情報241には、日時「2016/12/15 8:45」に対応づけて健康状態データ及びバイタルデータが含まれている。これによれば、健康情報241が2016年12月15日の8時45分に取得されたことが示されている。
また、健康情報241に含まれる健康状態データは、体調「ふつう」、睡眠「まあまあ」及び服薬「飲み忘れた」を含む。この健康状態データによれば、第1の質問事項(図9に示す「体調はいかがですか?」)に対する利用者Aの回答が「ふつう」、第2の質問事項(図10に示す「昨夜は寝られましたか?」)に対する利用者Aの回答が「まあまあ」、第3の質問事項(図11に示す「お薬は飲まれましたか?」)に対する利用者Aの回答が「飲み忘れた」であったことが示されている。
また、健康情報241に含まれるバイタルデータは、血圧(高)「135」、血圧(低)「85」及び脈拍「77」(を含むバイタルデータ)を含む。このバイタルデータによれば、バイタル計測器によって利用者Aのバイタル(データ)を計測した結果、血圧(高)の値が135、血圧(低)の値が85、脈拍の値が77であったことが示されている。
次に、健康情報242には、日時「2016/12/16 9:05」に対応づけて、健康状態データ及びバイタルデータが含まれている。これによれば、健康情報242が2016年12月16日の9時5分に取得されたことが示されている。
また、健康情報242に含まれる健康状態データは、体調「よい」、睡眠「ぐっすり」及び服薬「飲んだ」(を含む健康状態データ)を含む。この健康状態データによれば、第1の質問事項に対する利用者Aの回答が「よい」、第2の質問事項に対する利用者Aの回答が「ぐっすり」、第3の質問事項に対する利用者Aの回答が「飲んだ」であったことが示されている。
また、健康情報242に含まれるバイタルデータは、血圧(高)「142」、血圧(低)「84」及び脈拍「78」(を含むバイタルデータ)を含む。このバイタルデータによれば、バイタル計測器によって利用者Aのバイタル(データ)を計測した結果、血圧(高)の値が142、血圧(低)の値が84、脈拍の値が78であったことが示されている。
本実施形態においては、利用者Aが利用者端末10を毎日使用することによって、当該利用者Aの健康状態に関する健康情報は毎日サーバ装置20にアップロードされる。すなわち、図13では省略されているが、健康情報格納部24には、健康情報241及び242以外にも、利用者Aの日々の健康情報が蓄積されている。
また、図13においては利用者の健康状態に関する健康情報について説明したが、健康情報格納部24には、利用者A以外の他の利用者(見守り支援システムを利用する利用者)の健康状態に関する健康情報についても格納されている。
上記したように図5に示す処理によれば、見守り支援システムを使用する利用者の健康状態に関する健康情報をサーバ装置20において蓄積することができ、当該健康情報を当該利用者の見守りに活用することができる。
なお、本実施形態において、世帯IDは利用者端末10(が配布される世帯)毎に割り当てられる識別情報であるため、例えば当該利用者端末10を使用する(当該利用者端末10上で所定のアプリケーションを起動する)際に当該世帯IDを入力させるようにしても構わない。換言すれば、世帯IDは、端末認証(タブレット認証)に用いられても構わない。
また、図5においては利用者端末10を使用する利用者が複数存在する場合について説明したが、一人暮らしの世帯等においては利用者端末10を使用する利用者は1人である。このような場合には、図5に示すステップS3の処理は実行されない(つまり、利用者選択画面は表示されない)構成であってもよい。
ここで、図5においては省略されているが、ステップS5において取得された健康状態データ及びステップS6において取得されたバイタルデータを含む健康情報は、利用者端末10に含まれる格納部12にも格納(蓄積)されるものとする。
この場合、利用者は、例えば上記した図8に示すメニュー選択画面600に設けられている「過去の一覧を見る」ボタン602または「過去のグラフを見る」ボタン603等を指定(押下)する操作を行うことによって、格納部12に格納された健康情報を確認する(表示させる)ことができる。
具体的には、「過去の一覧を見る」ボタン602を指定する操作が行われた場合、利用者端末10に含まれる表示処理部14は、図13に示す複数の健康情報を例えばリスト形式で表示するものとする。
一方、「過去のグラフを見る」ボタン603を指定する操作が行われた場合、利用者端末10に含まれる表示処理部14は、図13に示す複数の健康情報の各々に含まれる健康状態データ(体調、睡眠及び服薬)及びバイタルデータ(血圧及び脈拍)の推移等を表すグラフを生成して表示するものとする。
なお、上記した健康情報の表示形式(リスト及びグラフ)は一例であり、当該健康情報は他の形式に加工されて表示されても構わない。
このような構成によれば、利用者端末10を使用する利用者は、当該利用者端末10において、日々蓄積された自身の健康状態に関する健康情報を確認することができる。
ここで、上記したようにサーバ装置20に含まれる健康情報格納部24に格納された健康情報は、各利用者の見守りに活用するために、コールセンタのオペレータ等に提供される。
以下、図14のシーケンスチャートを参照して、健康情報をオペレータに提供する際の処理手順について説明する。なお、本実施形態においては、例えばオペレータが所定の利用者に対して電話を掛ける際に、当該利用者の健康状態に関する健康情報が当該オペレータに提供されるものとする。
ここで、オペレータが例えば利用者Aに対して電話を掛けようとする場合、当該オペレータによって使用されるオペレータ端末30は、当該オペレータの操作に応じて当該オペレータ(閲覧者)を識別するための閲覧者IDを取得する(ステップS11)。
ステップS11において取得された閲覧者IDは、オペレータ端末30に含まれる通信処理部32からサーバ装置20に送信される(ステップS12)。
サーバ装置20に含まれる通信処理部21は、オペレータ端末30(通信処理部32)から送信された閲覧者IDを受信する。サーバ装置20に含まれる情報管理部22は、通信処理部21によって受信された閲覧者ID及び閲覧者情報格納部26に格納されている閲覧者IDに基づいて、オペレータを認証する処理を実行する(ステップS13)。
ステップS13においては、例えば通信処理部21によって受信された閲覧者IDと閲覧者情報格納部26に格納されている閲覧者IDとが比較される。この結果、通信処理部21によって受信された閲覧者IDと一致する閲覧者IDが閲覧者情報格納部26に格納されている場合、情報管理部22は、閲覧者IDを送信したオペレータ端末30を使用しているオペレータが正当な閲覧者(つまり、健康情報を閲覧する権限を有する者)であると判定する。オペレータが正当な閲覧者であると判定された場合、当該判定結果が通信処理部21を介してオペレータ端末30に送信される(ステップS14)。
ステップS14においてオペレータが正当な閲覧者であるとの判定結果が送信されると、オペレータ端末30に含まれる表示処理部33は、健康情報を閲覧することを希望する利用者(ここでは、電話を掛ける相手である利用者A)を指定するための画面(以下、利用者指定画面と表記)を表示する(ステップS15)。
オペレータは、オペレータ端末30に表示された利用者指定画面において、例えば利用者Aを識別するための個人IDを入力することができる。オペレータ端末30に含まれる個人ID取得部31は、オペレータによって入力された個人IDを取得する(ステップS16)。なお、ステップS16においては個人IDが取得されるものとして説明したが、当該個人IDの代わりに例えば利用者Aの氏名等が取得されても構わない。すなわち、ステップS16においては、サーバ装置20において利用者Aを特定することが可能な情報が取得されればよい。
ステップS16において取得された個人IDは、サーバ装置20に送信される(ステップS17)。
サーバ装置20に含まれる通信処理部21は、オペレータ端末30から送信された個人IDを受信する。情報管理部22は、通信処理部21によって受信された個人IDによって識別される利用者(ここでは、利用者A)の健康状態に関する健康情報を健康情報格納部24から取得する(ステップS18)。具体的には、情報管理部22は、健康情報格納部24に格納されている複数の健康情報のうち、通信処理部21によって受信された個人IDに対応づけられている健康情報を取得する。
なお、ステップS16において例えば利用者Aの氏名が取得された場合には、情報管理部22は、当該利用者Aの氏名に対応づけて利用者情報に含まれている個人IDを取得し、当該個人IDに対応づけられている健康情報を取得すればよい。
ステップS18において取得された健康情報は、オペレータ端末30に送信される(ステップS19)。
オペレータ端末30に含まれる通信処理部32は、サーバ装置20から送信された健康情報を受信する。表示処理部33は、通信処理部32によって受信された健康情報を表示する(ステップS20)。なお、ステップS20において表示される健康情報は、上記したリスト形式であってもよいし、グラフ(形式)であってもよい。
ステップS20の処理が実行されると、オペレータは、オペレータ端末30を操作することによって、利用者Aの電話番号を入力し、当該利用者Aに電話を掛ける。これにより、オペレータは、利用者Aの健康状態に関する健康情報を閲覧(確認)しながら当該利用者Aと電話(会話)をすることが可能となる。
なお、ステップS14においてはオペレータが正当な閲覧者であるとの判定結果が送信されたものとして説明したが、ステップS13において通信処理部21によって受信された閲覧者IDと一致する閲覧者IDが閲覧者情報格納部26に格納されていない場合には、閲覧者IDを送信したオペレータ端末30を使用しているオペレータが正当な閲覧者でないと判定される。この場合、ステップS14においては、オペレータが正当な閲覧者でないとの判定結果がオペレータ端末30に送信され、当該オペレータ端末30には、エラー(つまり、健康情報を提供することができない旨)が表示されるものとする。
ここで、図14に示す処理においては、オペレータが例えば利用者Aに電話を掛ける前に利用者指定画面において当該利用者Aを識別するための個人IDを入力する操作を行う必要がある。このような操作は煩雑であるため、当該操作が省略されることは、オペレータにとって利便性が高い。
このため、本実施形態においては、例えばオペレータ端末30を操作することによってオペレータが電話を掛ける際に自動的に健康情報が表示される構成としても構わない。
図15のシーケンスチャートを参照して、オペレータが電話を掛ける際に自動的に健康情報を表示する際の処理手順について説明する。
この場合、図14に示すステップS11〜S14の処理に相当するステップS21〜S24の処理が実行される。
次に、オペレータは、オペレータ端末30を操作することによって、例えば利用者Aに電話を掛けるために当該利用者Aの電話番号を入力する操作を行うものとする。この場合、オペレータ端末30は、オペレータによって入力された電話番号を取得する(ステップS25)。
ステップS25において取得された電話番号は、サーバ装置20に送信される(ステップS26)。
サーバ装置20に含まれる通信処理部21は、オペレータ端末30から送信された電話番号を受信する。情報管理部22は、通信処理部21によって受信された電話番号(利用者Aの電話番号)に基づいて、利用者Aを識別するための個人IDを特定する(ステップS27)。具体的には、情報管理部22は、通信処理部21によって受信された電話番号を含む利用者情報を特定し、当該利用者情報に含まれる個人IDを、利用者Aを識別するための個人IDとして特定する。
次に、情報管理部22は、特定された個人IDに基づいて健康情報を取得する(ステップS28)。なお、ステップS28の処理は、上記した図14に示すステップS18の処理と同様であるため、ここではその詳しい説明を省略する。
ステップS28の処理が実行されると、図14に示すステップS19及びS20の処理に相当するステップS29及びS30の処理が実行される。
ステップS30の処理が実行されると、上記したステップS25において取得された電話番号(つまり、オペレータによって入力された電話番号)に基づいて利用者Aに電話が掛けられる。
図15に示す処理によれば、図14に示す処理が実行される場合と比較して、利用者Aを識別するための個人IDをオペレータが入力する必要がないため、当該オペレータの業務の効率を向上させることが可能となる。
なお、図14及び図15に示す処理においては、健康情報のみがオペレータに提供される(オペレータ端末30に表示される)ものとして説明したが、当該健康情報に加えて利用者Aの利用者情報が併せて提供されても構わない。なお、利用者Aの利用者情報は、上記した健康情報と同様に個人IDから取得(特定)することが可能である。
ここで、本実施形態においては、上記したようにオペレータから利用者に電話が掛けられた場合、当該電話(連絡)の内容を含む連絡情報を格納(蓄積)しておくことができる。
以下、図16のシーケンスチャートを参照して、連絡情報が格納される際の処理手順について説明する。
上記したオペレータから利用者に対して掛けられた電話が終了した場合、オペレータ端末30に含まれる表示処理部33は、オペレータが連絡情報を入力するための画面(以下、連絡情報入力画面と表記)を表示する(ステップS31)。
連絡情報入力画面には、電話を掛けた日(以下、コール日と表記)、当該電話の開始時刻(以下、単に開始時刻と表記)、当該電話の終了時刻(以下、単に終了時刻と表記)及び当該電話の内容(以下、コール内容と表記)を入力する欄が設けられている。
オペレータは、オペレータ端末30を操作することによって、コール日、開始時刻、終了時刻及びコール内容を入力することができる。なお、コール日、開始時刻及び終了時刻は、自動的に入力されるようにしてもよい。
この場合、オペレータ端末30は、入力されたコール日、開始時刻、終了時刻及びコール内容を含む連絡情報を取得する(ステップS32)。
ステップS32において取得された連絡情報は、当該連絡情報を入力したオペレータを識別するためのオペレータID及び当該オペレータが電話を掛けた利用者を識別するための個人IDとともにサーバ装置20に送信される(ステップS33)。なお、オペレータIDは、上記した図14に示すステップS11において取得される閲覧者IDと同じものであっても構わない。また、個人IDは、例えば図14に示すステップS16において取得された個人IDである。
サーバ装置20に含まれる通信処理部21は、ステップS33においてオペレータ端末30から送信されたオペレータID、個人ID及び連絡情報を受信する。情報管理部22は、通信処理部21によって受信されたオペレータID及び個人IDに対応づけて、当該通信処理部21によって受信された連絡情報を連絡情報格納部25に格納する(ステップS34)。
ここで、図17は、連絡情報格納部25に格納された連絡情報のデータ構造の一例を示す。
図17に示すように、連絡情報は、オペレータID及び個人IDに対応づけて連絡情報格納部25に格納されている。
オペレータIDは、連絡情報を入力したオペレータ(つまり、利用者に対して電話を掛けたオペレータ)を識別するための識別情報である。個人IDは、対応づけられているオペレータIDによって識別されるオペレータが電話を掛けた利用者を識別するための識別情報である。連絡情報は、上記したコール日、開始時刻、終了時刻及びコール内容を含む情報である。
図17に示す例では、連絡情報格納部25には、連絡情報251及び252を含む複数の連絡情報が格納されている。
連絡情報251には、オペレータID「401」及び個人ID「201」に対応づけてコール日「2016/12/21」、開始時刻「12:30」、終了時刻「12:35」及びコール内容「内容1」が含まれている。この連絡情報251によれば、オペレータID「401」によって識別されるオペレータが個人ID「201」によって識別される利用者に対して12時30分から12時35分まで電話を掛け、当該電話の内容が「内容1」であったことが示されている。
また、連絡情報252には、オペレータID「402」及び個人ID「204」に対応づけて、コール日「2016/12/22」、開始時刻「16:40」、終了時刻「17:10」及びコール内容「内容2」が含まれている。この連絡情報252によれば、オペレータID「402」によって識別されるオペレータが個人ID「204」によって識別される利用者に対して16時40分から17時10分まで電話を掛け、当該電話の内容が「内容2」であったことが示されている。
なお、図17においては連絡情報251及び252についてのみ説明したが、連絡情報格納部25には、例えばオペレータが利用者に対して電話を掛けた後に入力される連絡情報の全てが格納(蓄積)されている。
本実施形態においては、例えばオペレータが個人IDまたはオペレータID等を指定することによって、当該個人IDまたはオペレータIDに対応づけられている連絡情報をリスト形式でオペレータ端末30に表示することができる。また、上記した図14及び図15に示す処理において、例えば利用者Aの健康状態に関する健康情報とともに、当該利用者Aを識別するための個人IDに対応づけられている連絡情報をオペレータ端末30に表示することも可能である。
ここでは、オペレータが利用者に対して電話を掛けた場合に連絡情報が格納(蓄積)されるものとして説明したが、利用者からオペレータに対して電話が掛けられた場合においても同様に連絡情報が格納される(つまり、図16の処理が実行される)ようにしてもよい。
なお、本実施形態においては、上記したようにサーバ装置20に毎日アップロードされる利用者の健康状態に関する健康情報を用いることにより利用者の状態を把握した見守りを実現するものであるところ、サーバ装置20への健康情報のアップロードが滞っている利用者については、見守り支援システムにおける十分なサービス(見守り)を提供することができない。
このため、本実施形態に係る見守り支援システムは、健康情報のアップロードが滞っている利用者に対してメッセージを送信する機能を有する。
以下、図18のシーケンスチャートを参照して、利用者に対してメッセージを送信する際の処理手順について説明する。なお、図18に示す処理は、定期的に実行される。
まず、サーバ装置20に含まれる利用者特定部27は、健康情報格納部24を参照して、上記したように例えば健康情報のアップロードが滞っている利用者を特定する(ステップS41)。具体的には、利用者特定部27は、例えば利用者Aの健康状態に関する複数の健康情報のうち、最後にアップロードされた健康情報に含まれる日時が現在の日時から予め定められた範囲内にあるか否かを判定する。最後にアップロードされた健康情報に含まれる日時が現在の日時から予め定められた範囲内にない(例えば、最後にアップロードされた健康情報に含まれる日時から1週間以上経過している)と判定された場合、利用者特定部27は、利用者Aを、健康情報のアップロードが滞っている利用者として特定する。
なお、ここでは健康情報のアップロードが滞っている利用者が特定されるものとして説明したが、ステップS41においては、例えばオペレータが連絡する必要がある利用者であれば、他の利用者が特定されても構わない。
具体的には、例えば健康情報に含まれる健康状態データにおいて、第1の質問事項に対して体調が悪いと回答している(つまり、「わるい」ボタン703を指定する操作を行った)回数が多い利用者が特定されてもよい。同様に、第2の質問事項に対して全然寝られていないと回答している(つまり、「ぜんぜん」ボタン713を指定する操作を行った)回数が多い利用者が特定されてもよいし、第3の質問事項に対して薬を飲み忘れたと回答している(つまり、「飲み忘れた」ボタン722を指定する操作を行った)回数が多い利用者が特定されてもよい。
更に、例えば健康情報に含まれるバイタルデータにおいて、血圧または脈拍の値が異常である(正常でない)利用者が特定されてもよい。
また、例えばオペレータによって指定(検索)された利用者が特定されてもよいし、住所がオペレータによって指定された範囲内にある利用者が特定されてもよい。以下、ステップS41において特定された利用者を対象利用者と称する。
情報管理部22は、対象利用者の健康状態に関する健康情報及び当該対象利用者の利用者情報を取得する(ステップS42)。この場合、情報管理部22は、対象利用者を識別するための個人IDに対応づけられている健康情報を健康情報格納部24から取得する。また、情報管理部22は、対象利用者を識別するための個人IDを含む利用者情報を利用者情報格納部23から取得する。
ステップS42において取得された健康情報及び利用者情報は、オペレータ端末30に送信される(ステップS43)。
オペレータ端末30に含まれる通信処理部32は、ステップS43においてサーバ装置20から送信された健康情報及び利用者情報を受信する。表示処理部33は、通信処理部32によって受信された健康情報及び利用者情報を表示する(ステップS44)。これにより、例えば健康情報のアップロードが滞っている利用者をオペレータに通知することができる。
なお、ステップS43においては、健康情報及び利用者情報に加えて、対象利用者を識別するための個人IDに対応づけられている連絡情報が表示されても構わない。この場合、ステップS42において連絡情報格納部25から連絡情報が取得され、ステップS43において当該連絡情報がオペレータ端末30に送信されればよい。
ここで、オペレータ端末30には、対象利用者に対するメッセージを作成するための画面(以下、メッセージ作成画面と表記)が表示される。オペレータは、オペレータ端末30を操作することによって、対象利用者に対するメッセージを作成することができる。オペレータ端末30は、オペレータによって作成されたメッセージを取得する(ステップS45)。
ステップS45において取得されたメッセージは、当該メッセージを作成したオペレータを識別するためのオペレータID及び対象利用者を識別するための個人IDとともにサーバ装置20に送信される(ステップS46)。
サーバ装置20に含まれる通信処理部21は、オペレータ端末30から送信されたオペレータID、個人ID及びメッセージを受信する。情報管理部22は、通信処理部21によって受信されたオペレータID、個人ID及びメッセージを含むメッセージ情報をサーバ装置20内に格納する(ステップS47)。なお、メッセージ情報は、例えば連絡情報として連絡情報格納部25に格納されてもよい。
次に、メッセージ情報は、対象利用者によって使用される利用者端末10に送信される(ステップS48)。
対象利用者によって使用される利用者端末10に含まれる通信処理部13は、サーバ装置20から送信されたメッセージ情報を受信する。通信処理部13によって受信されたメッセージ情報は、利用者端末10に含まれる格納部12に格納される。
この場合、利用者端末10上で所定のアプリケーションが起動されることによって表示されるトップ画面400に設けられている「あなたへのお知らせ」ボタン404を指定(押下)する操作が行われた場合には、格納部12に格納されたメッセージ情報(に含まれるメッセージ)が表示される(ステップS49)。図19は、ステップS49において表示されたメッセージ情報(に含まれるメッセージ)の一例を示す。
なお、「あなたへのお知らせ」ボタン404を指定する操作が行われるまでは、当該ボタン404近傍にメッセージ(情報)が存在することを通知するためのアイコン等が表示されるようにしてもよい。
また、オペレータによって作成されるメッセージには、有効期限が設定されるようにしてもよい。この場合、上記したステップS46において、メッセージとともにオペレータによって設定された有効期限がサーバ装置20に送信される。これによれば、ステップS47においては、オペレータID、個人ID、メッセージ及び有効期限を含むメッセージ情報がサーバ装置20内に格納される。なお、有効期限には、表示開始日(時)及び表示終了日(時)が含まれる。
このような構成によれば、サーバ装置20(に含まれる情報管理部22)は、メッセージ情報に含まれる有効期限の表示開始日に、当該メッセージ情報を対象利用者によって使用される利用者端末10に送信する(つまり、メッセージを表示する)ことができる。また、利用者端末10は、メッセージ情報に含まれる有効期限の表示終了日以降はメッセージ(情報)を破棄し、当該メッセージが表示されないようにすることができる。
なお、メッセージ情報は利用者端末10(に含まれる格納部12)内には格納されず、「あなたへのお知らせ」ボタン404を指定する操作が行われる度に、当該メッセージ情報がサーバ装置20からダウンロードされる構成であっても構わない。
また、上記した図18に示す処理においては例えば健康情報のアップロードが滞っている利用者に対してメッセージが作成されるが、利用者によっては外泊(旅行)等の理由により健康情報のアップロードができない場合がある。このような場合には、健康情報のアップロードを促すメッセージを利用者(端末10)に送信する必要はない。このため、利用者は、上記したメニュー選択画面600に設けられている「外泊する」ボタン604を指定(押下)する操作を行うことによって、外泊により健康情報のアップロードができない旨をサーバ装置20に通知することができる。これによれば、外泊により健康情報のアップロードができない利用者は、健康情報のアップロードが滞っている利用者としてオペレータ端末30(を使用するオペレータ)に通知されず、不要なメッセージの作成及び送信を回避することができる。
上記したように本実施形態においては、利用者端末10において取得された利用者の健康状態に関する健康情報をサーバ装置20(に含まれる健康情報格納部24)に格納し、当該利用者に電話を掛けるコールセンタのオペレータによって使用されるオペレータ端末30に当該健康情報を表示(提供)する。
ここで、本実施形態において利用者端末10を利用する利用者は高齢者である場合が多いことを考慮すると、当該利用者の見守りを機械的に行うのではなく、オペレータが利用者と会話することが重要である。しかしながら、単にオペレータが利用者と会話をしたとしても、各利用者に対して共通な形式的な内容となる場合が多い。
これに対して、本実施形態においては、上記した構成により、例えば最近体調がよい、バイタルデータが安定している、またはあまりよく眠れていない等の、日々の利用者の健康情報(健康状態)を把握した上で会話を行うことが可能となるため、利用者は十分に安心感を得ることができる。
また、本実施形態においては、利用者端末10に表示された質問事項に対する利用者の回答を含む健康状態データ(を含む健康情報)を取得することが可能であるため、バイタルデータに表れない微妙な健康状態についても把握することが可能となる。
更に、本実施形態における質問事項に対する利用者の回答(健康状態データ)は複数の選択肢のうちの1つの選択肢を選択することによって行うことができるため、タブレットコンピュータのような利用者端末10の操作に慣れていない高齢者であっても、容易に健康情報(健康状態データ)をアップロードすることが可能となる。
また、本実施形態においては、利用者端末10に接続されたバイタル測定器を用いて計測された利用者のバイタルデータ(を含む健康情報)を取得することが可能であるため、当該利用者の体の状態について把握することが可能となる。
また、本実施形態においては、オペレータが利用者に対して電話を掛ける際に取得された当該利用者の電話番号に基づいて、健康情報格納部24に格納された当該利用者の健康状態に関する健康情報をオペレータ端末30に送信する。本実施形態においては、このような構成により、オペレータは、オペレータ端末30において利用者に電話を掛けるための電話番号を入力する操作によって、当該利用者の健康状態に関する健康情報が表示されるため、当該健康情報を表示するための操作を別途行う必要がなく、利便性を向上させることが可能となる。
更に、本実施形態においては、オペレータが利用者に対して電話を掛けた場合に、当該電話を掛けた日、当該電話の開始時刻、当該電話の終了時刻及び当該電話の内容を含む連絡情報がサーバ装置20(に含まれる連絡情報格納部25)に格納(蓄積)される。このようにサーバ装置20に格納された連絡情報は、上記した健康情報と同様にオペレータに提供する(オペレータ端末30に表示する)ことによって見守りに用いることが可能となる。
また、本実施形態においては、健康情報格納部24に格納された健康情報に基づいて利用者を特定し、当該特定された利用者の健康状態に関する健康情報をオペレータ端末30に送信する構成により、例えば連絡をする必要がある利用者をオペレータに通知し、当該利用者に電話を掛けることを当該オペレータに促すことが可能となる。なお、連絡をする必要がある利用者としては、例えば健康情報のアップロードが滞っている利用者、体調が悪い、睡眠が十分でない、薬を飲んでいない利用者、及びバイタルデータの値が異常である利用者等が含まれる。
また、本実施形態においては、オペレータ端末30に表示された健康情報に応じて利用者に対するメッセージを作成し、当該メッセージがサーバ装置20を介して当該利用者が使用する利用者端末10に送信される構成により、電話よりも簡易に例えば健康情報のアップロード等を促すことが可能となる。なお、例えば健康情報のアップロードが1週間滞っている利用者に対してはメッセージで連絡し、健康情報のアップロードが2週間滞っている利用者に対しては電話で連絡するようにしても構わない。
ここで、本実施形態において、健康情報等を閲覧することが可能な閲覧者は、オペレータ端末30を使用するコールセンタのオペレータに限られない。すなわち、本実施形態において、サーバ装置20は、オペレータ以外の予め定められた閲覧者によって使用される端末(閲覧者端末)からの要求に応じて、健康情報格納部24に格納された健康情報を当該端末に送信することができる。なお、オペレータ以外の閲覧者としては、例えば村の保健師、診療所の医師、薬局、その他の病院等が含まれる。このような構成によれば、日々の健康情報を、利用者の見守り以外の診察等においても利用することが可能となる。
また、本実施形態において、利用者端末10は、複数の利用者によって使用され、当該複数の利用者のうちの利用者選択画面において指定された利用者の健康状態に関する健康情報を取得することができる。これによれば、本実施形態に係る見守り支援システムを例えば介護施設等に導入した場合であっても、当該介護施設の入居者1人1人に利用者端末10(タブレットコンピュータ等)を配布する必要がなく、導入コストを削減することが可能となる。
また、本実施形態においては、利用者端末10において取得された健康情報は、当該利用者端末10にも格納(蓄積)しておくことが可能である。このような構成によれば、例えば利用者が利用者端末10を病院等に持参し、当該利用者端末10に当該利用者の健康状態に関する健康情報を表示することによって、当該病院での医師の診察に当該健康情報を活用することができる。
なお、本実施形態においては、サーバ装置20は1つの装置であるものとして説明したが、当該サーバ装置20(に含まれる機能部)は、複数の装置に分散されるように構成されていても構わない。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図20は、本実施形態に係る見守り支援システムの機能構成を示すブロック図である。なお、図20の説明においては、前述した図2と同様の部分には同一参照符号を付してその詳しい説明を省略する。ここでは、図2と異なる部分について主に述べる。なお、本実施形態に係る見守り支援システムのネットワーク構成は、前述した第1の実施形態と同様であるため、適宜、図1を用いて説明する。
本実施形態においては、図20に示すように、利用者端末10が音声出力部15を含む点が前述した第1の実施形態とは異なる。
音声出力部15は、例えば表示処理部14が利用者端末10のディスプレイ(タッチパネル)に各種情報(画面)を表示する際に、見守り支援システムの利用に関する音声ガイダンスを出力する。
以下、本実施形態において音声出力部15によって出力される音声ガイダンスについて説明する。
前述した第1の実施形態において説明したように、バイタルデータを取得する(つまり、利用者がバイタル測定器を使用する)際には、表示処理部13は、図12に示すようなバイタル測定画面を表示する。この場合、音声出力部15は、バイタル測定器の使用方法を説明するための音声ガイダンスを出力するものとする。
具体的には、表示処理部13によって図12に示すバイタル測定画面730が表示された場合、音声出力部15は、例えば「血圧を測りましょう。腕帯を二の腕に巻いてください。腕帯を巻いたら、タブレット画面右側のボタン「はい」に触れてください。」のような音声ガイダンスを出力する。なお、バイタル測定画面730においては「血圧を測りましょう。腕帯を二の腕に巻いてください。」のメッセージが表示されているが、当該バイタル測定画面730においてメッセージを表示する領域は限られている。このため、音声ガイダンスによれば、バイタル測定画面730に表示されているメッセージよりも多くの情報を利用者に提供することが可能となる。
ここで、図12に示すバイタル測定画面730において「はい」ボタン731を指定する操作が利用者によって行われた場合、図21に示すように、表示処理部14によってバイタル測定画面740が表示されるものとする。図21に示す例では、バイタル測定画面740には「測定ボタンを押してください。」のメッセージが表示されている。この場合、音声出力部15は、例えば「血圧計の紺色の測定ボタンを押してください。測定ボタンを押したらタブレット画面右側のボタン「はい」に触れてください。」のような音声ガイダンスを出力する。
また、バイタル測定画面740において「はい」ボタン741を指定する操作が利用者によって行われた場合、表示処理部14によってバイタル測定画面750が表示されるものとする。図21に示す例では、バイタル測定画面750には「測定が終了したら転送ボタンを押してください。」のメッセージが表示されている。この場合、音声出力部15は、例えば「血圧計に測定結果が表示されたら、血圧計の緑色の転送ボタンを押してください。」のような音声ガイダンスを出力する。
ここでは、バイタル測定画面730、740及び750に表示されているメッセージとは異なる音声ガイダンスが出力されるものとして説明したが、当該メッセージと同じ音声ガイダンスが出力されても構わない。
なお、バイタル測定画面730、740及び750の各々が表示されている際に出力される音声ガイダンス(データ)は、当該バイタル測定画面730、740及び750に対応づけて例えば格納部12等に格納されていればよい。すなわち、例えばバイタル測定画面730が表示される場合には、音声出力部15は、当該バイタル測定画面730に対応付けて格納部12に格納されている音声ガイダンスを出力する。他のバイタル測定画面740及び750が表示される場合についても同様である。
上記したように本実施形態においては、例えばバイタル測定画面等が表示される際に、バイタル測定器の利用に関する音声ガイダンスを出力する構成により、画面表示とともに音声を用いた操作案内をすることが可能であるため、操作方法を忘れがちな利用者や、視力が低下した利用者(画面のメッセージを確認することができない利用者)であってもスムーズに血圧を測定することができる。
なお、本実施形態においてはバイタル測定画面が表示される際に音声ガイダンスが出力されるものとして主に説明したが、本実施形態は、見守り支援システムの利用に関する音声ガイダンスを出力するものであれば適用可能である。具体的には、例えば図6〜図11に示す各画面において予め設定されている(格納部12に格納されている)音声ガイダンスが出力されるようにしても構わない。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図22は、本実施形態に係る見守り支援システムの機能構成を示すブロック図である。なお、図22の説明においては、前述した図2と同様の部分には同一参照符号を付してその詳しい説明を省略する。ここでは、図2と異なる部分について主に述べる。なお、本実施形態に係る見守り支援システムのネットワーク構成は、前述した第1の実施形態と同様であるため、適宜、図1を用いて説明する。
本実施形態においては、例えば利用者の健康状態に関する健康情報がサーバ装置20にアップロードされた場合に、当該利用者に対してポイントを付与する点が前述した第1の実施形態とは異なる。
図22に示すように、サーバ装置20は、ポイント情報格納部28を含む。本実施形態において、情報管理部22は、例えば利用者端末10に含まれる健康情報取得部11によって取得された健康情報(利用者端末10から送信された健康情報)が健康情報格納部24に格納された場合に、当該利用者端末10を利用する利用者に対してポイントを付与する。利用者に対して付与されたポイント(を示すポイント情報)は、ポイント情報格納部28に格納される。
図23は、サーバ装置20に含まれるポイント情報格納部28に格納されているポイント情報のデータ構造の一例を示す。
図23に示すように、ポイント情報には、例えば個人ID及びポイントが対応づけて含まれている。
個人IDは、上述した利用者情報に含まれる個人IDと同様の情報であり、見守り支援システムを利用する利用者を識別するための識別情報である。ポイントは、対応づけられている個人IDによって識別される利用者に付与されているポイントを示す。
図23に示す例では、ポイント情報格納部28には、ポイント情報281〜284を含む複数のポイント情報が格納されている。
ポイント情報281には、個人ID「201」及びポイント「330」が対応づけて含まれている。このポイント情報281によれば、個人ID「201」によって識別される利用者に付与されているポイントが330であることが示されている。
ポイント情報282には、個人ID「202」及びポイント「250」が対応づけて含まれている。このポイント情報282によれば、個人ID「202」によって識別される利用者に付与されているポイントが250であることが示されている。
ポイント情報283には、個人ID「203」及びポイント「680」が対応づけて含まれている。このポイント情報283によれば、個人ID「203」によって識別される利用者に付与されているポイントが680であることが示されている。
ポイント情報284には、個人ID「204」及びポイント「840」が対応づけて含まれている。このポイント情報284によれば、個人ID「204」によって識別される利用者に付与されているポイントが840であることが示されている。
図23においては、ポイント情報281〜284についてのみ説明したが、ポイント情報格納部28には、見守り支援システムを利用する他の利用者の各々のポイント情報についても格納されている。
以下、本実施形態に係る見守り支援システムの動作について説明する。ここでは、図24のフローチャートを参照して、利用者に対してポイントを付与する際の見守り支援システムの処理について主に説明する。
まず、図5に示すステップS1〜S8の処理に相当するステップS51〜S58の処理が実行される。
ステップS58の処理が実行されると、サーバ装置20に含まれる情報管理部22は、通信処理部21によって受信された個人IDによって識別される利用者(つまり、健康情報を取得した利用者)に対して付与するポイントを算出する(ステップS59)。
ここで、本実施形態においては、健康情報(健康状態データ及びバイタルデータ)を利用者端末10に入力した利用者に対してポイントが付与されるものとする。
具体的には、前述した第1の質問事項に対して回答した場合には10ポイント、第2の質問時刻に対して回答した場合には10ポイント、第3の質問事項に対して回答した場合には10ポイントが付与されるものとする。また、バイタル測定器(例えば、血圧測定器)によってバイタルデータ(例えば、血圧値及び脈拍値)が計測された場合には30ポイントが付与されるものとする。
これによれば、例えば第1〜第3の質問事項の全てに対する回答(健康状態データ)及びバイタル測定器によって測定されたバイタルデータを含む健康情報が対象利用者端末10から受信されて健康情報格納部24に格納された場合には、当該対象利用者端末10を使用する利用者(対象利用者端末10から受信された個人IDによって識別される利用者)に付与されるポイントとして、60ポイントが算出される。
なお、ここで説明したポイント(値)は一例であり、当該ポイントは適宜変更されてもよい。また、付与されるポイントは、利用者毎に異なるように設定されていてもよい。
次に、情報管理部22は、対象利用者端末10から受信された個人IDを含むポイント情報をポイント情報格納部28から取得し、当該取得されたポイント情報に含まれるポイントに対してステップS59において算出されたポイントを加算することによって当該ポイント情報を更新する(ステップS60)。この場合、ポイント情報格納部28には、対象利用者端末10から受信された個人ID及び当該個人IDを含むポイント情報に含まれるポイントに対してステップS59において算出されたポイントが加算された後のポイントを含むポイント情報がポイント情報格納部28に格納(登録)される。
本実施形態においては、上記した図24の処理が実行されることによって、健康情報を取得した利用者に対してポイントを付与することができる。
なお、ここでは健康情報を取得した利用者に対してポイントを付与するものとして説明したが、例えば利用者が装着するリストバンド型のウェアラブルデバイスによって計測された歩数に応じてポイントを付与する構成としてもよい。この場合、ウェアラブルデバイスは計測した歩数をサーバ装置20に送信するように構成されており、情報管理部22は、当該計測した歩数に応じたポイントを利用者に対して付与すればよい。この場合、例えば1000歩毎に10ポイントが付与されるようにしてもよい。
更に、例えば利用者が地域で開催される特定のイベントに参加した場合にポイントが付与されるような構成としてもよい。この場合、イベントに参加した利用者に対して20ポイントが付与されるようにすることができる。なお、利用者がイベントに参加したか否かは、当該イベントの主催者において管理されている参加者名簿等に基づいてコールセンタのオペレータによって入力されるような構成とすることができる。また、利用者が装着するリストバンド型のウェアラブルデバイスがGPS機能を有しているような場合には、当該GPS機能によって取得される位置情報に基づいて利用者がイベントに参加したか否かを判定するようにしてもよい。なお、ポイントが付与されるイベントの情報は、前述した図6に示すトップ画面400の「あなたへのお知らせ」ボタン404を押下することによって確認することができるものとする。
ここで、見守り支援システムが例えば「○○村」で利用されるものとすると、上記したように利用者に付与されたポイントは、当該「○○村」で使用することが可能なカードと交換することができるものとする。
具体的には、利用者が「○○村」の役場に出向くと、当該役場の職員は、見守り支援システム専用の端末から当該利用者のポイントを確認し、当該ポイントが予め定められた値(例えば、1000ポイント)を超えている場合には利用者に対してカードを発行する。
利用者は、このように発行されたカードを「○○村」の予め指定されている店舗(協力店)に持参することで、例えば特定の商品と交換することが可能となる。
ここで説明したポイントの利用態様は一例であり、当該ポイントは、例えば商品券または割引券等と交換されてもよいし、他のサービスの提供を受ける際に使用することができるものであってもよい。すなわち、本実施形態におけるポイントは、利用者が特典を受けるために使用されるものであればよい。
なお、本実施形態においては、図24に示すステップS54においては例えば図25に示すメニュー選択画面800が表示されるものとする。このメニュー選択画面800にはポイント表示領域801が設けられている。ポイント表示領域801は、利用者のポイント(つまり、当該利用者を識別するための個人IDを含むポイント情報に含まれるポイント)が表示される領域である。
利用者は、このポイント表示領域801を参照することによって、当該利用者に付与されている現在のポイントを確認することができる。
上記したように本実施形態においては、例えば利用者端末10から送信された健康情報が健康情報格納部24に格納された(つまり、利用者が利用者端末10を操作することによって健康情報をサーバ装置20に適切にアップロードした)場合に、利用者に対してポイントを付与し、当該付与されたポイントを示すポイント情報がポイント情報格納部28に格納される。
本実施形態においては、このような構成により、健康情報をサーバ装置20にアップロードすることによって付与されるポイントを使用することによって特典を受けることが可能となるため、利用者による見守り支援システムの利用を促進することが可能となる。
また、上記したポイントは、例えば利用者が装着するウェアラブルデバイス等によって計測された歩数に応じて付与されても構わない。これによれば、本実施形態に係る見守り支援システムの利用者としては高齢者等が想定されるところ、当該利用者の健康増進に寄与することが可能となる。
更に、ポイントは、地域で開催されるイベントに参加した場合に付与されても構わない。これによれば、本実施形態に係る見守り支援システムは、地域の活性化にも寄与することが可能となる。
なお、本実施形態においては利用者個人に対してポイントが付与されるものとして説明したが、ポイントは、当該利用者が所属する世帯(つまり、当該利用者を識別するための識別IDを含む利用者情報に含まれる世帯IDによって識別される世帯)に対して付与されても構わない。
上記した実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
更に、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であってもよい。
なお、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本願発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。
10…利用者端末、11…健康情報取得部、12…格納部、13…通信処理部、14…表示処理部、20…サーバ装置、21…通信処理部、22…情報管理部、23…利用者情報格納部、24…健康情報格納部、25…連絡情報格納部、26…閲覧者情報格納部、27…利用者特定部、30…オペレータ端末、31…個人ID取得部、32…通信処理部、33…表示処理部。

Claims (14)

  1. 利用者によって使用される利用者端末と、コールセンタのオペレータによって使用されるオペレータ端末と、前記利用者端末及び前記オペレータ端末と通信可能に接続されるサーバ装置とを備える見守り支援システムにおいて、
    前記利用者端末は、
    前記利用者の健康状態に関する健康情報を取得する取得手段と、
    前記取得された健康情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と
    を含み、
    前記サーバ装置は、
    前記利用者端末から送信された健康情報を格納する健康情報格納手段と、
    前記健康情報格納手段に格納された健康情報を前記オペレータ端末に送信する送信手段と
    を含み、
    前記オペレータ端末は、前記サーバ装置から送信された健康情報を表示する表示処理手段を含む
    ことを特徴とする見守り支援システム。
  2. 前記利用者端末は、予め用意されている質問事項を表示する表示処理手段を更に含み、
    前記取得手段は、前記表示された質問事項に対する前記利用者の回答を含む健康状態データを含む健康情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の見守り支援システム。
  3. 前記質問事項に対する前記利用者の回答は、前記質問事項に含まれる複数の選択肢のうちの1つの選択肢が選択されたことを含むことを特徴とする請求項2記載の見守り支援システム。
  4. 前記利用者端末は、バイタルデータを計測するためのバイタル測定器と接続されており、
    前記取得手段は、前記バイタル測定器を用いて計測された前記利用者のバイタルデータを更に含む健康情報を取得する
    ことを特徴とする請求項3記載の見守り支援システム。
  5. 前記オペレータ端末は、前記オペレータが前記利用者に対して電話を掛ける際に当該利用者の電話番号を取得する取得手段を更に含み、
    前記サーバ装置に含まれる送信手段は、前記取得された利用者の電話番号に基づいて、前記健康情報格納手段に格納された当該利用者の健康状態に関する健康情報を前記オペレータ端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の見守り支援システム。
  6. 前記オペレータ端末は、前記オペレータが前記利用者に対して電話を掛けた場合に、当該電話を掛けた日、当該電話の開始時刻、当該電話の終了時刻及び当該電話の内容を含む連絡情報を前記サーバ装置に送信する送信手段を更に含み、
    前記サーバ装置は、前記オペレータ端末から送信された連絡情報を格納する連絡情報格納手段を更に含む
    ことを特徴とする請求項1記載の見守り支援システム。
  7. 前記サーバ装置は、前記健康情報格納手段に格納された健康情報に基づいて前記利用者を特定する特定手段を更に含み、
    前記サーバ装置に含まれる送信手段は、前記特定された利用者の健康状態に関する健康情報を前記オペレータ端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の見守り支援システム。
  8. 前記オペレータ端末は、
    前記表示された健康情報に応じて、前記特定された利用者に対するメッセージを作成する作成手段と、
    前記作成されたメッセージを前記サーバ装置を介して前記特定された利用者が使用する利用者端末に送信する送信手段と
    を更に含む
    ことを特徴とする請求項7記載の見守り支援システム。
  9. 前記サーバ装置に含まれる送信手段は、前記オペレータ以外の予め定められた閲覧者によって使用される閲覧者端末からの要求に応じて、前記健康情報格納手段に格納された健康情報を当該閲覧者端末に送信することを特徴とする請求項1記載の見守り支援システム。
  10. 前記利用者端末は、複数の利用者によって使用され、
    前記取得手段は、前記複数の利用者のうち指定された利用者の健康状態に関する健康情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の見守り支援システム。
  11. 前記利用者端末は、
    前記取得された健康情報を格納する格納手段と、
    前記利用者の操作に応じて前記格納手段に格納された健康情報を表示する表示処理手段と
    を更に含む
    ことを特徴とする請求項1記載の見守り支援システム。
  12. 前記利用者端末は、前記見守り支援システムの利用に関する音声ガイダンスを出力する音声出力手段を更に含むことを特徴とする請求項1記載の見守り支援システム。
  13. 前記サーバ装置は、前記利用者端末から送信された健康情報が前記健康情報格納手段に格納された場合に、前記利用者に付与されたポイントを示すポイント情報を格納するポイント情報格納手段を更に含むことを特徴とする請求項1記載の見守り支援システム。
  14. 利用者によって使用される利用者端末と、コールセンタのオペレータによって使用されるオペレータ端末と、前記利用者端末及び前記オペレータ端末と通信可能に接続されるサーバ装置とを備える見守り支援システムが実行する見守り支援方法であって、
    前記利用者端末が前記利用者の健康状態に関する健康情報を取得するステップと、
    前記利用者端末が前記取得された健康情報を前記サーバ装置に送信するステップと、
    前記サーバ装置が前記利用者端末から送信された健康情報を健康情報格納手段に格納するステップと、
    前記サーバ装置が前記健康情報格納手段に格納された健康情報を前記オペレータ端末に送信するステップと、
    前記オペレータ端末が前記サーバ装置から送信された健康情報を表示するステップと
    を具備することを特徴とする見守り支援方法。
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