JP2020113186A - メンタルトレーニングシステム及びプログラム - Google Patents

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【課題】対面カウンセリングに近い状態を実現して、治療効果を上げることができるメンタルトレーニングシステムを提供する。【解決手段】メンタルトレーニングシステム1は、ネットワークに接続され、利用者が操作する利用者端末4と、ネットワークに接続され、カウンセラーが操作するカウンセラー端末5と、ネットワークに接続され、利用者端末4に、コンテンツ、コンテンツに対する質問情報を送信し、且つ利用者端末4から送られた回答情報を受信するサーバー2と、利用者に関する情報、コンテンツ、質問情報を記憶し、且つ利用者端末4から送られた回答情報及び動画視聴時間を記憶するデータベース3と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、うつ病利用者などのカウンセリングに使用されるメンタルトレーニングシステム、及びシステムで使用されるコンピュータプログラムに関する。
ストレスの多い現代社会では、心や体に不調をきたすうつ病などが増加しており、うつ病などにより、通学や通勤、或いは日常の生活が難しくなり、困窮する事態に陥るケースも増加している。
従来、先行する関連技術として、下記特許文献1により、うつ病の診断などを簡便に行なう精神科医療補助システムが提案されている。この精神科医療補助システムは、うつ病利用者が携帯端末などの患者端末を通して、ネットワーク上の精神科医療サイトにアクセスする。ネットワークに接続された精神科医療補助システムのサーバーから、当該うつ病患者に対する複数の質問が患者端末に送信される。
うつ病患者は、端末を通してそれらの質問に回答し、回答情報は、サーバーに送られる。医療補助システムサーバーは、患者端末から送られた回答情報に基づき、その患者が、うつ病か否か、うつ病の程度は、軽症、中程度、重症の何れに該当するか、他の精神疾患の疑いがあるか否か、を判定する。その判定結果は、患者用データベースに記録され、例えば、患者の症状がうつ病に該当し、その程度が軽症の場合、サーバーは、予め治療法データベースに記憶された経度のうつ病の治療法を患者端末に送信する。
特開2016−120351号公報
うつ病患者は、患者端末を通してそのうつ病の治療法を読み、理解して、うつ病の治療を自ら行うことになるが、サーバーから患者端末に、送られる質問情報は、質問を記した文字のみであり、判定後に送られるうつ病の治療法も、文字で記されて、患者端末に送られるのみであり、この治療法は、治療者とうつ病患者が実際に面接して行なれる対面カウンセリングとは、程遠いものである。
また、うつ病が疑われる人にとっては、そのようなサイトにアクセスして、質問したり治療情報をダウンロードすること自体に抵抗感が大きく、文字を読んで理解する力や意欲も乏しいケースが多い。さらに、医療システムのサーバーから患者端末に対し、文字のみで治療法が送信されたとしても、患者はその治療法を理解し、効果的にうつ病の治療を行うことは難しい。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、対面カウンセリングに近い状態を実現して、治療効果を上げることができるメンタルトレーニングシステム、及び当該システムで使用されるコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るメンタルトレーニングシステムは、
ネットワークに接続され、利用者が操作する利用者端末と、
ネットワークに接続され、カウンセラーが操作するカウンセラー端末と、
ネットワークに接続され、該利用者端末に、動画コンテンツ、該動画コンテンツに対する質問情報を送信し、且つ利用者端末から送られた回答情報を受信するサーバーと、
該利用者に関する情報、該動画コンテンツ、該質問情報を記憶し、且つ利用者端末から送られた回答情報を記憶するデータベースと、
を備え、
該ネットワーク上のWebサービスを通して、該サーバーから該利用者端末に前記動画コンテンツ及び前記質問情報が送信され、該利用者端末から該サーバーまたは該カウンセラー端末に前記回答情報が送信されることを特徴とする。
この発明のメンタルトレーニングシステムによれば、うつ病利用者などは、汎用されているソーシャル・ネットワーキング・サイトにアクセスするだけで、カウンセラーのカウンセリングを受けることができ、利用者は、利用者端末のディスプレイ上で、利用者ごとに選択された、カウンセラーなどの話しを含む動画コンテンツを見ながら、質問に回答し、その回答によってコンテンツが調整されることで、利用者は、経験豊富なカウンセラーによる対面カウンセリングと同等のカウンセリングを受けることができる。これにより、利用者はうつ病などの治療に有効なメンタルトレーニングを、簡便に且つ安価に受けることができる。
ここで、上記メンタルトレーニングシステムにおいて、上記サーバーまたはカウンセラー端末は、利用者のメンタルに関する情報及び質問情報に対応して利用者端末から送られた回答情報に基づき、該利用者端末に次に送信する動画コンテンツを選択するコンテンツ選択手段を備えるように構成することが好ましい。
またここで、上記メンタルトレーニングシステムにおいて、利用者端末から送られる回答情報は、サーバーから利用者端末に送信された箇条書き回答表の中から、利用者によって選ばれた回答を含むように構成することが好ましい。また、利用者端末からサーバーに送られる回答情報に、利用者の動画視聴時間情報を含ませることが好ましい。
一方、コンピュータプログラムは、
ネットワーク接続された、利用者が操作する利用者端末と、カウンセラーが操作するカウンセラー端末と、コンピュータを有するサーバーとを含むメンタルトレーニングシステムにおいて使用される、該サーバーのコンピュータプログラムであって、
該コンピュータに、
該利用者端末からネットワーク上のWebサービスを通して、利用者の要求情報が該サーバーに送られたとき、データベースに記憶されている、該利用者のメンタルに関する情報及び利用者の過去のメンタルに関する情報の傾向を分析し、個別に選択された、利用者の治療に役立つ動画コンテンツを、該サーバーから該利用者端末に送信するステップと、
該利用者端末から送信された、該動画コンテンツに対する回答情報を受信しデータベースに格納するステップと、
該回答情報に応じて、次に該利用者端末に送信する動画コンテンツを選択し決定するステップと、
を実行させることを特徴とする。
ここで、上記コンピュータプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記動画コンテンツが上記利用者端末に送られた後、ネットワーク上のWebを通して、動画コンテンツに対する利用者の感想を聞くコメントを利用者端末に送信するステップを実行させるように構成することができる。
またここで、上記利用者の感想を聞くコメントを利用者端末に送信するステップでは、サーバーから予め作成された複数の回答項目を利用者端末に送信し、複数の回答項目の中から利用者が選択し該利用者端末から送信された該回答項目を、サーバーが受信するように構成することができる。
さらに、本発明の別のメンタルトレーニングシステムは、
ネットワークに接続され、利用者が操作する利用者端末と、
ネットワークに接続され、カウンセラーが操作するカウンセラー端末と、
ネットワークに接続され、該利用者端末に、メンタルトレーニング用のコンテンツ、該コンテンツに対する質問情報を送信し、且つ利用者端末から送られた回答情報を受信するサーバーと、
該利用者に関する情報、該コンテンツ、該質問情報を記憶し、且つ利用者端末から送られた回答情報を記憶するデータベースと、
を備え、
該ネットワーク上のWebサービスを通して、チャットボット形式により利用者とシステム間の会話が行われるように、該サーバーから該利用者端末に前記コンテンツ及び前記質問情報が送信され、該利用者端末から該サーバーまたは該カウンセラー端末に前記回答情報が送信されることを特徴とする。
この発明によれば、利用者は、利用者端末を使用し、Webサービスを通して、チャットボット形式によりカウンセラーとの会話を行いながら、対面カウンセリングに近いカウンセリングを受けることができる。これにより、利用者はうつ病などのカウンセリング治療を、簡便に且つ安価に受けることができる。
ここで、上記コンピュータプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記動画コンテンツが上記利用者端末に送られた後、ネットワーク上のWebを通して、動画コンテンツに対する利用者の評価や利用者のメンタルについての情報を聞く質問コメントを、チャットボット形式で利用者端末に送信するステップを実行させるように構成することができる。
またここで、上記利用者の評価を聞く質問コメントを、利用者端末に送信するステップでは、サーバーから予め作成された複数の回答項目を利用者端末に送信し、複数の回答項目の中から利用者が選択し該利用者端末からチャットボット形式で送信された該回答項目を、サーバーが受信するように構成することができる。
この発明のメンタルトレーニングシステムによれば、経験豊富な治療者による対面メンタルトレーニングと同等のメンタルトレーニングを受けることができ、うつ病などの治療効果を上げることができる。
本発明の一実施形態を示すメンタルトレーニングシステムの全体構成図である。 サーバーの構成ブロック図である。 カウンセラー端末の構成ブロック図である。 利用者端末の構成ブロック図である。 メンタルトレーニングシステムの動作を示すフローチャートである。 メンタルトレーニングシステムの動作を示すフローチャートである。 メンタルトレーニングシステムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここで説明する実施形態は、本発明の例示であり、本発明はその要旨を逸脱しない限り、種々の形態で実施することができる。
図1は、メンタルトレーニングシステム1の全体構成図であり、メンタルトレーニングシステム1は、ネットワークに接続され、利用者が操作する利用者端末4と、ネットワークに接続され、カウンセラーが操作するカウンセラー端末5と、ネットワークに接続され、利用者端末4に、メンタルヘルスに関する動画コンテンツ、動画コンテンツに対する質問情報を送信し、且つ利用者端末4から送られた利用者のメンタルに関する情報を受信するサーバー2と、動画コンテンツ及び質問情報を記憶し、且つ利用者端末4から送られた利用者のメンタルに関する情報及び過去の利用者のメンタルに関する情報を記憶するデータベース3と、を備えて構成される。
インターネット(ネットワーク)のWebサイト上で、上記Webサービスとして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下、SNSと略称する)が汎用的に運営される。このメンタルトレーニングシステム1は、このSNSを通して、利用者のメンタルトレーニングを行うものである。このために、図2のサーバー2が、メンタルトレーニングに必要な動画コンテンツなどを、ウエブサイト上のSNSを通して、利用者端末4に送信し、利用者端末4から送信される回答情報を受信し格納するように設置される。
サーバー2からは、SNSを通して利用者端末4に、動画コンテンツ及び質問情報が送信され、利用者端末4からは、サーバー2或いはカウンセラー端末5に、利用者の回答情報がSNSを通して送信され、利用者のメンタルトレーニングが行われる。
サーバー2は、図2に示すように、例えばマイクロコンピュータから構成され、予め記憶装置24に格納されたメンタルトレーニング用のコンピュータプログラムに基づき、メンタルトレーニングに必要な処理を実行する処理装置21、文字、画像等を表示する表示装置22、文字等を入力するための入力装置23、及びネットワークに対し信号を送受信する通信装置26を備える。サーバー2内の記憶装置24には、コンテンツに対する評価情報、利用者のメンタルに関する基本情報や状態情報といった、利用者のメンタルに関する情報などを記憶するデータベース25が設けられる。
なお、図2に示すデータベース25はサーバー2内に設けられるが、サーバー2の外部にデータベースを設け、サーバー2からのコマンドに応じて情報の読み出し、読み込みを行うように構成することもできる。
データベース25には、カウンセラーが登場して話しをする動画などを含むメンタルヘルスに関する動画コンテンツ、動画コンテンツに対する利用者の回答を表示する回答項目が予め格納され、さらに、動画コンテンツに対し利用者から送られた評価情報(理解度や納得度)、利用者に関する基本情報(年齢、性別、性格傾向、家族構成、精神症状、利用開始日など)を含む利用者のメンタルの関する情報などが格納される。
メンタル不調な利用者などのメンタルトレーニングを行う動画コンテンツとしては、例えば、精神科医師などのカウンセラー(治療者)が登場してうつ病や不安障害の原因などを説明するコンテンツ、自分らしく生きることの大切さとそれを獲得するための説明コンテンツなどである。動画コンテンツには、例えば、「メンタルトレーニングの使い方」「うつ病や不安障害の原因」「心の柔軟性とは」「価値を選ぶ」「思考や感覚と距離をとる」などが例示される。これらの動画コンテンツはデータベース25に格納され、サーバー2は、これらの動画コンテンツを、利用者のメンタルトレーニングの進行状態に合わせて、選択して送信するコンテンツ選択手段としての機能を有する。
このために、データベース25には、利用者ごとに、処方された動画コンテンツを記憶する個別領域が設けられ、各個別領域には、利用者のメンタルに関する情報と過去の利用者の情報の傾向を解析して選択された複数の動画コンテンツが、処方に従って順に格納される。コンテンツ選択手段の機能は、カウンセラー端末5に具備させることもできる。
上記のように、データベース25には、メンタルヘルスに関する動画コンテンツに対する利用者の回答を表示する回答項目、利用者のメンタルヘルスに関する利用者の回答項目が予め格納されるが、動画コンテンツに対する利用者の回答項目としては、例えば、コンテンツに対する納得度を100点満点で答える、コンテンツに関する質問で理解度を聞くなどの項目が、回答項目としてデータベース25に予め格納される。
利用者端末4から送られた回答情報は、データベース25の各利用者ごとの個別領域に格納される。利用者端末4から送られる回答情報に、利用者が視聴した動画に視聴時間情報を含ませ、利用者の動画視聴時間情報をデータベース25に格納することが好ましい。うつ病利用者などのメンタルトレーニングは、利用者が心を柔軟にして、自分らしく生きることができるように、動画コンテンツが製作され、心のトレーニングを行うように構成される。
メンタルトレーニング用のソフトウエアは、上記サーバー2の記憶装置24に格納され、サーバー2の処理装置21により動作し、且つ利用者端末4によってダウンロードされその処理装置41によって動作しい、インターネットのWebサイトで運営されるSNS上で、メンタルトレーニングを行うように構成される。つまり、メンタルトレーニングを受けたい利用者が、利用者端末4を操作してSNSに入り、SNSのサイトで、所定のメンタルトレーニング用のアイコンをタップすると、メンタルトレーニングサイトに入り、利用者登録を行えば、カウンセリングを受けられ、サーバー2から利用者端末4に動画コンテンツが送信され、利用者端末4から利用者の回答情報がサーバー2に送信されるように構成される。
情報の送受信を簡単に行うことが可能なSNSを通して、サーバー2と利用者端末4が情報を送受信するため、サーバー2が動画コンテンツを送信した後は、「動画を見ていただきましたか」「心の柔軟性の大切さについて分かっていただけいましたか」などのメッセージをサーバー2から利用者端末4に送信し、利用者は、利用者端末4を見ながら、それに対する回答を入力して送信し、利用者の理解度や進行ペースに合わせてメンタルトレーニングを行うことができる。
利用者端末4は、図4に示すように、例えばマイクロコンピュータを主要部として構成され、各種処理を実行する処理装置41、文字・画像などを表示する表示装置42、文字などを入力する入力装置43、及び利用者端末4の動作に必要なアプリケーションを含むコンピュータプログラム、各種文字情報、画像情報などを記憶する記憶装置44、及び各種情報を送受信する通信装置46を備えている。
利用者端末4は、インターネット等のネットワークに接続されたパーソナルコンピュータのほか、携帯電話用の無線通信網に接続可能で、インターネットに接続可能な汎用のスマートフォン、タブレット等の携帯電話機などを使用することができ、利用者が日常的に使用する携帯電話機であれば、利用者は利用者端末4を楽に使用することができる。
カウンセラー端末5は、精神科医師などのカウンセラー(治療者)が操作する端末であり、図3に示すように、例えばマイクロコンピュータを主要部として構成され、各種処理を実行する処理装置51、文字・画像などを表示する表示装置52、文字などを入力する入力装置53、及びカウンセラー端末5の動作に必要なアプリケーションを含むコンピュータプログラム、各種文字情報、画像情報などを記憶する記憶装置54、及び各種情報を送受信する通信装置56を備えている。通信装置56はネットワークに接続され、カウンセラー端末5は、サーバー2が常時実行するカウンセリング(メンタルトレーニング)プログラムの進行状態を監視することができる。
また、カウンセラー端末5は、利用者端末4から送られた、動画コンテンツに対する回答情報に基づき、利用者の心の柔軟性を示すグラフを作成する機能を有している。このグラフ作成機能は、例えば、利用者の回答情報に基づき、利用者の思考の変化を示すグラフ、利用者の感覚の変化を示すグラフ、利用者の価値意識や目的意識の変化を示すグラフ、利用者の行動の変化を示すグラフ、及び利用者のQOLの変化を示すグラフを作成する。
利用者の思考、感覚、価値、行動、QOLは、回答情報に基づき点数化されてデータベース25に格納される。利用者の感覚とは、利用者が感情に巻き込まれやすいか否か、利用者の思考とは、利用者が自分の考えに巻き込まれて行動してしまうか否か、利用者の価値とは、利用者が価値意識や目的意識をどのくらい持っているか、利用者の行動とは、利用者が自分の行動を自ら制御することができるか否か、である。
利用者は、カウンセリングのメンタルトレーニングによって、感覚から距離を置き、感情に巻き込まれにくくし、思考から距離を置き、自分の考えに巻き込まれて行動しないように、利用者が自分の価値意識や目的意識を明確に持つようにし、且つ自分の行動を自ら制御することができるように、トレーニング・治療する。
利用者の心の柔軟性を示すグラフは、上記利用者の思考、感覚、価値、行動、及びQOLが、利用者の回答情報に基づき点数化され、それらが時間経過(経過日数)とともに変化する状態を示すように、サーバー2で作成される。カウンセラー端末5は、カウンセラーの操作により、各利用者端末4から送られた回答情報、サーバー2により作成されたグラフ情報を、読み出し、それらの情報に応じて、各利用者に対するメンタルトレーニングの処方を修正する機能も有している。
次に、上記メンタルトレーニングシステム1の使用形態について、図5〜図7のフローチャートを参照して説明する。インターネット上で運営されるSNSサイトにおいて、このメンタルトレーニングは運用される。
利用者は、メンタルトレーニングを受けたい場合、利用者端末4を操作して、SNSに入り、SNSのメニューに表示されるメンタルトレーニング用のアイコンをタップし、メンタルトレーニングサイトに入る。
利用者が利用者端末4を操作して、SNSのメンタルトレーニングサイトに入り、メンタルトレーニング用のアイコンをタップすると、利用者端末4の処理装置41は、図5に示すステップ100からステップ110に進み、メンタルトレーニング開始信号を送信する。この信号は、サーバー2に送られ、サーバー2は、ステップ200でこのメンタルトレーニング開始信号を受信し、ステップ210で、データベース25から、初めての利用者用の「開始シナリオの動画」或いは「カウンセリングの使い方の動画」を読み出し、ステップ220で、利用者端末4に送信する。
利用者端末4は、ステップ120で、この動画コンテンツの信号を受信し、ステップ130で、動画コンテンツを再生し、表示装置42に表示する。利用者は、利用者端末4の表示装置42に表示された「開始シナリオの動画」或いは「メンタルトレーニングの使い方の動画」を見ることとなる。この動画には、精神科医師などのカウンセラーが登場してメンタルトレーニングについての説明を行うため、利用者は、その動画を楽に見ながら、メンタルトレーニングを受けることができる。
動画コンテンツの再生が終了したとき、利用者端末4の処理装置41は、ステップ140からステップ150に進み、動画終了信号をサーバー2に送信する。この動画終了信号には利用者が視聴した動画の視聴時間情報が含まれ、利用者の動画視聴時間情報はデータベース25に格納される。サーバー2は、ステップ230で動画終了信号を受信すると、ステップ240で、例えば「動画を見ていただけましたか」のメッセージを利用者端末4に送信する。利用者端末4は、ステップ160で、この「動画を見ていただけましたか」のメッセージを受信し、表示装置42に表示する。利用者は、この後、利用者端末4を操作して「見た」「見ない」の返事(回答)を送信する。
利用者端末4は、ステップ170で、その返事をサーバー2に送信し、サーバー2は、ステップ250で、その返事を受信する。返事(回答)が、「見た」の場合、サーバー2は、図6のように、ステップ260からステップ270に進み、例えば「メンタルトレーニングのよさをわかっていただけましたか、1.納得できなかった。2.あまり理解できなかった。3.少しだけ疑問に感じた。4.問題なく理解できた。5.しっかり理解できた。6.心から納得できた。」の返事の選択肢を含むメッセージ信号を利用者端末4に送信する。
利用者端末4は、ステップ180で、このメッセージを受信すると、表示装置42に表示し、利用者は、表示されたメッセージを見ながら、上記の返事の選択を行い、表示装置42の画面上で、選択肢のアイコンをタップし、選択された返事を送信する(ステップ190)。
サーバー2は、ステップ280で、この選択肢を含む返事(回答)を受信し、ステップ290で、この選択された返事を、利用者のメンタルトレーニングの理解度として、データベース25に格納する。
このようにして、一回のメンタルトレーニングが終了し、必要に応じて、サーバー2から、利用者端末4にアンケートを送信するとともに、次回のメンタルトレーニングを利用者に促すメッセージを送り、今回のメンタルトレーニングが終了する。
アンケートでは、今回のメンタルトレーニングによって、利用者の気分や意識がどのように変化したか否かを質問し、例えば、利用者が、気分よく生活できるように、1.いつも意識している、2.だいたい意識している、3.少しだけ意識している、4.あまり意識していない、5.殆ど意識してない、6.ほぼ全く意識していない、の回答項目が利用者端末4に送信される。利用者は、それらの回答項目を選択し、利用者端末4からその回答情報を送信する。
利用者から送られたアンケートの回答情報は、サーバー2のデータベース25に格納され、サーバー2の処理装置21は、アンケートの回答情報及び前回の動画コンテンツに応答して送られた回答情報に基づき、次回のメンタルトレーニングの動画コンテンツを決定する。そして、2回、3回、それ以上の回数のメンタルトレーニングが、動画コンテンツを上記と同様にサーバー2から利用者端末4に送信して動画を表示させて、実施される。
このように、利用者は、携帯電話機の利用者端末4を使用して、SNSにアクセスするだけで、治療者の動画コンテンツによるメンタルトレーニングを受けることができ、利用者は、利用者端末4の表示装置42上で、治療者などの話しを含む動画コンテンツを見ながら、質問に回答して、対面カウンセリングに近いメンタルトレーニング(カウンセリング)を受けることができる。
また、サーバー2と利用者端末4を使用したシステムでメンタルトレーニングが行われるため、カウンセラーが不在であっても、ほぼ同時に複数の利用者に対しメンタルトレーニングのカウンセリングを行うことができ、カウンセラーは、例えば毎週1度、任意の時間にサーバー2にアクセスし、データベース25に格納された各利用者の回答情報、各利用者の治療プログラムの進行状況を監視し、各々の利用者の回復状態に合わせてプログラム進行の修正を行うことができる。
カウンセラーは、回答情報や治療プログラムの進行状況を監視する場合、図7に示すように、カウンセラー端末5を操作し、ステップ300で、サーバー2にアクセスする。サーバー2は、ステップ292で、アクセス信号を受信すると、ステップ294で、データベース25から各利用者の回答情報、各利用者の治療プログラムの進行状況を示す情報を読み出し、カウンセラー端末5に送信する。カウンセラー端末5は、ステップ310で、カウンセラー端末5の表示装置52に、各利用者の回答情報、各利用者の治療プログラムの進行状況を示す情報を表示する。
カウンセラーは、カウンセラー端末5の表示装置52を見ながら、各利用者の回答情報から分かる、動画コンテンツに対する利用者の理解度、治療プログラムの進行状況などを考察し、ステップ320で、利用者がメンタルトレーニングを受けるごとに、各利用者に順に送られる動画コンテンツについて、修正する必要があるか否かを判断する。つまり、利用者のメンタルに関する情報及び利用者の過去のメンタルに関する情報の傾向を分析し、動画コンテンツを修正する必要があるか否かを判断する。
動画コンテンツを修正する必要がある場合、カウンセラー端末5は、ステップ330に進み、コンテンツを修正する必要のある利用者について、再生する動画コンテンツを修正する修正コンテンツをサーバー2に送信する。サーバー2は、ステップ296で、修正コンテンツを受信し、ステップ298で、データベース25の個別領域において、再生予定の動画コンテンツを修正するなどの処理を行う。
このように、メンタルトレーニングシステム1は、各利用者端末4に対し、アクセスごとに、予め決められた順に、動画コンテンツを配信し、動画の配信後、回答情報やアンケートの回答を、利用者端末4から送信させるように、カウンセリングが行われるが、カウンセラーは、任意の時間に、カウンセラー端末5を操作して、サーバー2にアクセスし、利用者の回答情報などを監視し確認しながら、利用者の症状や回復度に合わせたメンタルトレーニングのカウンセリングを行うことができる。
また、コンテンツに対する回答情報やアンケートの回答を集積することにより、カウンセラーは、利用者にあった最適なコンテンツを選択できるようになり、最適なコンテンツを利用者に送り、治療効果を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、動画コンテンツをサーバー2から利用者端末4に送信したが、動画に代えてチャットボット形式のコンテンツをサーバー2から利用者端末4に送信し、チャットボット形式でメンタルトレーニングを行うこともできる。
この場合のチャットボット形式とは、サーバー2から文字情報のみを送信し、利用者端末4の表示装置には、SNSのチャット画面のように、文字コンテンツとして会話文字を表示してチャットを行う形式である。このような、チャット会話コンテンツにより、或いはチャットボット形式の音声コンテンツにより、上記実施形態と同様のメンタルトレーニングを行うこともできる。
1 メンタルトレーニングシステム
2 サーバー
3 データベース
4 利用者端末
5 カウンセラー端末
21 処理装置
22 表示装置
23 入力装置
24 記憶装置
25 データベース
26 通信装置
41 処理装置
42 表示装置
43 入力装置
44 記憶装置
46 通信装置
51 処理装置
52 表示装置
53 入力装置
54 記憶装置
56 通信装置

Claims (8)

  1. ネットワークに接続され、利用者が操作する利用者端末と、
    ネットワークに接続され、カウンセラーが操作するカウンセラー端末と、
    ネットワークに接続され、該利用者端末に、動画コンテンツ、該動画コンテンツに対する質問情報を送信し、且つ利用者端末から送られた回答情報を受信するサーバーと、
    該利用者に関する情報、該動画コンテンツ、該質問情報を記憶し、且つ利用者端末から送られた回答情報を記憶するデータベースと、
    を備え、
    該ネットワーク上のWebサービスを通して、該サーバーから該利用者端末に前記動画コンテンツ及び前記質問情報が送信され、該利用者端末から該サーバーまたは該カウンセラー端末に前記回答情報が送信されることを特徴とするメンタルトレーニングシステム。
  2. 前記サーバーまたは前記カウンセラー端末は、質問情報に対応して該利用者端末から送られ、格納された回答情報に基づき、該利用者端末に次に送信する動画コンテンツを選択するコンテンツ選択手段を備えることを特徴とする請求項1記載のメンタルトレーニングシステム。
  3. 前記利用者端末から送られる回答情報は、前記サーバーから該利用者端末に送信された箇条書き回答表の中から、利用者によって選ばれた回答を含むように構成されることを特徴とする請求項1または2記載のメンタルトレーニングシステム。
  4. 前記回答情報には利用者の動画視聴時間情報が含まれることを特徴とする請求項3記載のメンタルトレーニングシステム。
  5. ネットワーク接続された、利用者が操作する利用者端末と、カウンセラーが操作するカウンセラー端末と、コンピュータを有するサーバーとを含むメンタルトレーニングシステムにおいて使用される、該サーバーのコンピュータプログラムであって、
    該コンピュータに、
    該利用者端末からネットワーク上のWebサービスを通して、利用者の要求情報が該サーバーに送られたとき、データベースに記憶されている該利用者の治療に役立つ動画コンテンツを該サーバーから該利用者端末に送信するステップと、
    該利用者端末から送信された、該動画コンテンツに対する回答情報を受信しデータベースに格納するステップと、
    該回答情報に応じて、次に該利用者端末に送信する動画コンテンツを選択し決定するステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. 前記コンピュータプログラムは、
    前記コンピュータに、
    前記動画コンテンツが前記利用者端末に送られた後、ネットワーク上のWebサービスを通して、該動画コンテンツに対する利用者の感想を聞くコメントを該利用者端末に送信するステップを実行させることを特徴とする請求項5記載のコンピュータプログラム
  7. 前記利用者の感想を聞くコメントを利用者端末に送信するステップでは、前記サーバーから予め作成された複数の回答項目を該利用者端末に送信し、複数の回答項目の中から利用者が選択し該利用者端末から送信された該回答項目を、該サーバーが受信することを特徴とする請求項6記載のコンピュータプログラム。
  8. ネットワークに接続され、利用者が操作する利用者端末と、
    ネットワークに接続され、カウンセラーが操作するカウンセラー端末と、
    ネットワークに接続され、該利用者端末に、メンタルトレーニング用のコンテンツ、該コンテンツに対する質問情報を送信し、且つ利用者端末から送られた回答情報を受信するサーバーと、
    該利用者に関する情報、該コンテンツ、該質問情報を記憶し、且つ利用者端末から送られた回答情報を記憶するデータベースと、
    を備え、
    該ネットワーク上のWebサービスを通して、チャットボット形式により利用者とシステム間の会話が行われるように、該サーバーから該利用者端末に前記コンテンツ及び前記質問情報が送信され、該利用者端末から該サーバーまたは該カウンセラー端末に前記回答情報が送信されることを特徴とするメンタルトレーニングシステム。


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