JP2009180091A - 苗植機 - Google Patents

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Yasushi Tamai
康史 玉井
Masaaki Fujioka
公明 藤岡
Makoto Yamaguchi
信 山口
Takashi Ikeda
孝志 池田
Harumitsu Toki
治光 十亀
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Abstract

【課題】 苗植機では、苗植付行程の終端部や、折返行程、畦越走行、トラック車台等への積み降し作業時等の走行状態では、車体の傾斜が大きく、急激に負荷変化することがある。このため、このような車体の傾斜状態においてアイドリングストップが行われると危険性を伴い易い。
【解決手段】 エンジンの駆動によって走行しながら苗植付作動する苗植機において、車体の傾斜姿勢を検出する傾斜センサ3を有し、この傾斜センサ3の一定以上の傾斜角検出によって、このエンジンのアイドリング停止を牽制することを特徴とするエンジン制御装置の構成とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エンジン回転を制御するエンジン制御装置を設けた苗植機に関し、安全なエンジン停止を行わせるものである。
車両停止状態、アクセルペダル解放状態、バッテリー充電量が所定以上、フットブレーキ非作動状態、かつサイドブレーキ作動状態を条件として、この条件が満されるとアイドリング回転速度を所定時間増速し、この増速時間にわたってもなおこのアイドリング条件が継続して満される場合は、このエンジンを停止してアイドリング停止を行う技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2005ー90302号公報(第3頁、図2)。
苗植機では、苗植付行程の終端部や、折返行程、畦越走行、トラック車台等への積み降し作業時等において、急激なエンジン負荷の変化等があって、アイドリング運転状態となることが多い。このような苗植機の走行状態では、車体の傾斜が大きく、急激に負荷変化することがある。このため、このような車体の傾斜状態においてアイドリングストップが行われると危険性を伴い易い。
請求項1に記載の発明は、エンジン(1)の駆動によって走行しながら苗植付作動する苗植機において、車体(2)の傾斜姿勢を検出する傾斜センサ(3)を有し、この傾斜センサ(3)の一定以上の傾斜角検出によって、このエンジン(1)のアイドリング停止を牽制するエンジン制御装置を設けたことを特徴とする苗植機とする。車体(2)が一定角度以上に大きく傾斜すると、傾斜センサ(3)による検出によって、エンジン(1)のアイドリング停止機能が作動するのを牽制する。
請求項2に記載の発明は、前記エンジン(1)の始動を、ペダル(4)の踏込によって可能とするペダルスイッチ(5)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の苗植機とする。前記のようにアイドリングストップしたときのエンジン(1)を始動するときは、ペダル(4)を踏むことによって、ペダルスイッチ(5)がONして、エンジン(1)を始動する。このペダル(4)は、ブレーキペダル、乃至クラッチペダルとして共用化することも可能であり、セフティスイッチを利用することができ、構成を簡単にして、安全を図ることができる。
請求項1に記載の発明は、車体2が大きく傾斜した走行状態では、エンジン1のアイドリングストップ機能が牽制されるため、安全走行を行わせることができる。しかも、この牽制の制御は、車体2の傾斜角を検出する傾斜センサ3の検出によって行わせるものであるから、作動制御を正確に行わせることができ、構成を簡単化することができる。
請求項2に記載の発明は、アイドリングストップ等によって停止されたエンジン1の始動は、ブレーキペダル等のペダル4の踏込によって、ペダルスイッチ5をONして行わせるものであるから、安全な状態でエンジン1を始動することによってアイドリング状態に戻すことができ、ペダルスイッチ5による形態によって構成を簡単、容易にすることができる。
図例に基づいて、苗植機は、左右一対の前輪6と後輪7を有した車体2の後側に、上下一対の平行リフトリンク8、及びこの後端にヒッチリンク9等を介して苗植装置10を昇降可能に連結する。車体2の運転席11の下側にエンジン1を搭載して、前輪6を軸装するフロントアクスルハウジング12上のミッションケース13、及び油圧無段変速装置14等を連動する構成としている。エンジン1から油圧無段変速装置14を伝動して、ステップフロア15のアクセルペダル16の操作によって、この油圧無段変速装置14の出力軸を中立位置から前進高速位置、又は後進変速位置へ変速させることができる。又、この油圧無段変速装置14の出力軸からミッションケース13内の副変速ギヤ等を介して、前輪6を伝動すると共に、後輪7を連動する後輪連動軸17を伝動する。又、このミッションケース13にPTO軸18を設けて、後部の苗植装置10を伝動する。車体2の前部上にはステアリングポスト19上にハンドル20、及び操作レバー21等を配置し、このポスト20の左右外側部に補助苗載台22を設けている。又、このポスト20下部のステップフロア15部には、ブレーキペダル4を設けて、後輪7連動の後輪軸23を制動することができる。
運転席11の後側には、施肥装置24を設け、苗植装置10で植付られる苗植付土壌面に施肥する。この施肥装置24は、施肥ホッパー25と、このホッパー25の肥料を繰出す繰出装置26、この繰出された肥料を搬送するブロアー27、及び施肥ホース28等によって構成される。前記リフトリンク8は、車体2後部のリフトシリンダ29の伸縮によって昇降される。このヒッチリンク9に対して、ローリング軸30周りにローリング自在に苗植フレーム31の横幅中央部において連結支持される。この苗植フレーム31の下部にはセンタフロート32、及びサイドフロート33を配置して、滑走支持し、上側部にはマット状形態に育苗された苗を載せて後下部へ繰出す苗タンク34を設け、後下端に各苗タンク34の繰出部から分離した苗を各フロート32、33による均平土壌面に植付る植付爪35を設けて、多条植形態に構成している。
このような苗植機において、エンジン制御装置は、エンジン1の駆動によって走行しながら苗植付作動する苗植機において、車体2の傾斜姿勢を検出する傾斜センサ3を有し、この傾斜センサ3の一定以上の傾斜角検出によって、このエンジン1のアイドリング停止を牽制する構成である。エンジン1のアイドリング状態で走行する車体2が一定角度以上に大きく傾斜すると、傾斜センサ3の検出によって、エンジン1の回転が自動的に増速制御される。このため、エンジン1負荷の増加変動があっても、アイドリング状態が安定した状態に維持される。
又、前記エンジン1の始動を、ペダル4の踏込によって可能とするペダルスイッチ5を設けたことを特徴とする。前記のようにアイドリングストップしたときのエンジン1を始動するときは、ペダル4を踏むことによって、ペダルスイッチ5がONして、エンジン1を始動する。このペダル4は、ブレーキペダル、乃至クラッチペダルとして共用化することも可能であり、セフティスイッチを利用することができ、構成を簡単にして、安全を図ることができる。
前記傾斜センサ3は、車体2の中央部等に設けられ、この車体2の前後方向の傾斜角度、及び左右方向の傾斜角度等を検出してコントローラ36へ入力する。この車体2の傾斜角度が一定以上に大きくなると、コントローラ36からエンジンスロットル37の開度を大きくするように出力することによって、このエンジン1の回転を上げてアイドリングストップを牽制するように作動する。エンジン1の回転は回転センサ38によって常に検出されている。又、前記ペダルスイッチ5は、ブレーキペダル4を踏込むことによってONし、踏込を解除することによってOFFするように構成している。そして、エンジン1の回転がエンジンストップ等によって停止したときは、このブレーキペダル4を踏込むことによってペダルスイッチ5がONされて、エンジン1を始動させるものである。前記のように車体2が油圧無段変速装置14仕様である形態では、ブレーキペダル4の踏込による制動によって、油圧無段変速装置14のトラニオン軸が中立位置に戻されるため、このブレーキペダル4を再度踏込後、一定時間を経ることによって、スタータリレースイッチ40を作動してエンジン1を始動させるように構成することも可能である。又、ペダルスイッチ5は、ブレーキペダル4に代えて、クラッチ仕様形態ではクラッチペダルに設ける構成とすることも可能である。
運転走行中に畦越え等を行うときは、車体2の前後方向の傾斜が大きくなる。このときエンジン1のアイドリングストップされたり、油圧無段変速装置14が中立位置に戻ったり、走行クラッチが切りになると、危険であるが、この車体2の急傾斜を傾斜センサ3の検出によって、アイドリングストップが牽制されるため、安全な畦越走行等を維持することができる。
前記エンジン1のアイドリングストップの牽制条件として、バッテリ端子の電圧をチェックする形態とすることが可能である。例えば、バッテリ端子の電圧が12ボルト(V)以上必要である場合に、バッテリ電圧センサ39による検出値が12ボルト以下であるときは、アイドリングストップ後のエンジン1を始動することが難しいため、アイドリングストップを行わせないようにスロットル37を増速作動制御させる。
又、このようなアイドリングストップ後のエンジン1の始動には、前記ブレーキペダルスイッチ5(セフティースイッチ)だけでなく、このペダルスイッチ5と、ステアリングハンドル20の操作角とにより、エンジン1を始動するように構成することが可能である。ステアリングハンドル20の操作角はステアリング切角センサ41によって検出されて、コントローラ36に入力されている。これらペダルスイッチ4ONと、ステアリング切角センサ41による一定以上の切り角検出とにより、スタータリレースイッチ40をONして、スタータモータを駆動してエンジン1を始動することができる。
又、前記運転席11の下部にシートスイッチ42を設け、この運転席11に運転者が着座姿勢から立ち上って非着座姿勢となって一定時間を経過すると、自動的にエンジン1のアイドリングストップとなりうる状態とするものである。
又、変速レバー等によってPTOスイッチ43をONして、苗植装置10等の伝動を行うPTO軸18を伝動状態にすることにより、このPTO軸18伝動後一定時間を経てアイドリングストップ可能な状態とすることも可能である。
又、前記後輪7の回転パルスを検出する後輪パルスセンサ44を設け、左、右、又は左右後輪7のパルス検出がなくなると、一定時間後にエンジン1のアイドリングストップ可能の状態とすることができる。
次に、主として図4に基づいて、前記施肥装置24のブロア27を、繰出装置26から繰出される肥料を搬送するダクト45口46に接続、開放切替可能に構成する形態において、ブロア27の開放状態では、風の抵抗が下り、アイドリング時にはブロア作動電流が上り易く、充放電バランスが放電側になる問題がある。このため、このブロア27の接続部にスイッチ47を設けて、ブロア27開放状態に回動すると、このブロア27のスイッチ47をOFFになるように構成したものである。ブロア27をダクト45の口46に接続したときのみ、ブロア27が電動されるようにスイッチ47を設ける。前記ブロア27は、モータ48を有して駆動されるが、施肥装置24のフレームに対して支持軸49の周りに開、閉回動可能に設けられて、このブロア27口50を、ダクト45口46に対して接続可能に構成している。
次に、主として図5に基づいて、苗植付時の浮苗を防止するための浮苗条件を検出させるものである。フローチャートのように、耕盤Aからフロート32までの距離Lfと、水面を含む耕盤Aから圃場表面Cまでの距離Lsを求め、その距離の差dL(=Ls−Lf)が予め設定した値以上を水の存在する部分、又は軟弱ポイントと判断する。圃場には水の存在する部分や軟弱な部分が局部的に存在するため、この部分で植付姿勢の乱れや、浮苗が発生するため、このようなポイント部を正確に検出するものである。圃場表面Cを検出する圃場面センサ51を車体2後部のリヤフレーム52上の後輪7上方に設け、投光器と受光器とからなる光学的センサとして設定している。フロート32の位置Lfを検出するフロート位置センサ53を、リヤフレーム52に対するリフトリンク8の昇降回動部に設けている。該圃場面センサ51の耕盤Aからの設定距離(高さ)Lは一定である。
エンジン制御装置のブロック図。 苗植機の側面図。 その平面図。 そのブロア部の平面図。 圃場表面センサ等の配置側面図と、圃場表面深さ検出制御のフローチャート。
符号の説明
1 エンジン
2 車体
3 傾斜センサ
4 ペダル
5 ペダルスイッチ

Claims (2)

  1. エンジン(1)の駆動によって走行しながら苗植付作動する苗植機において、車体(2)の傾斜姿勢を検出する傾斜センサ(3)を有し、この傾斜センサ(3)の一定以上の傾斜角検出によって、このエンジン(1)のアイドリング停止を牽制するエンジン制御装置を設けたことを特徴とする苗植機。
  2. 前記エンジン(1)の始動を、ペダル(4)の踏込によって可能とするペダルスイッチ(5)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の苗植機。
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