JP2009170825A - 発光装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリコーン樹脂により封止され、銀メッキが施されたリードを用いる発光装置において、光反射率が高くかつ腐食による光反射率の低下を抑制する。
【解決手段】 銀メッキが表面に施されているリード21を持つベース部材20と、ベース部材に配置され、リード21と電気的に接続される発光素子10と、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、リード21のうち発光素子10からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、発光素子10の高さよりも膜厚の薄い被覆部材30と、被覆部材と異なるシリコーン樹脂であり、被覆部材を覆う透光性の封止部材40と、を有する発光装置に関する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子を用いる発光装置及びその製造方法に関する。
LED(Light Emitting Diode)チップを用いた照明用LED(LEDランプ)は、低電圧駆動や小型軽量化、耐久性、長寿命などの長所を有するため、液晶ディスプレイ、携帯電話、情報端末等のバックライト、LEDディスプレイ、屋内外照明など、多方面への展開が飛躍的に進んでいる。LEDランプを種々の用途に適用するには白色発光を得ることが重要となる。
LEDランプで白色発光を実現する代表的な方式としては、(1)青、緑および赤の各色に発光する3つのLEDチップを使用する方式、(2)青色発光のLEDチップと黄色ないし橙色発光の蛍光体とを組合せる方式、(3)紫外線発光のLEDチップと青色、緑色および赤色発光の三色混合蛍光体とを組合せる方式、の3つが挙げられる。これらのうち、一般的には(2)の方式が広く実用化されている。
上記した(2)および(3)の方式を適用したLEDランプとして、LEDチップを装備したカップ型のフレーム内に蛍光体を混合したエポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の透明樹脂を流し込み、これを固化させて蛍光体を含有する透明樹脂層を形成した砲弾型構造が知られている。また、主面に配線パターンが形成された耐熱性基板の上にLEDチップを実装し、さらにこの基板上に透明樹脂による封止部を形成した構造(表面実装タイプあるいは基板タイプ)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図12は、従来の表面実装タイプの発光装置を示す断面図である。表面実装タイプの発光装置は、銅や鉄を主成分に有するリードフレーム521に熱可塑性樹脂を射出成形してパッケージ520を形成する。パッケージ520は底面と側壁とを有するカップ形状を成している。このリードフレーム521の上にLEDチップ510をエポキシ樹脂や銀ペーストなどを用いてダイボンドされており、LEDチップ510はリードフレーム521とワイヤ550を用いて電気的に接続されている。LEDチップ510は外部からのゴミや埃などから保護するためにパッケージ520のカップ内に封止樹脂540が注入され、硬化されている。封止樹脂540にはLEDチップ510からの光を吸収し波長変換する蛍光体が混合され、沈降されている。従来、封止樹脂540にはエポキシ樹脂が使用されていたが、近年、LEDチップ510の高出力化に伴い封止樹脂540には耐熱性に優れ紫外光劣化の少ないシリコーン樹脂が使用されるようになってきた。また、LEDチップ510からの光を効率的に取り出すためリードフレーム521に光反射率の高い銀メッキが施されている。この銀メッキは電解メッキ法により形成されている。
特開2007−67116号公報
しかしながら、銀は腐食しやすく、放置するとAgSなど化合物が生成して光反射率が低下しやすいという問題がある。特に、シリコーン樹脂はエポキシ樹脂よりも水分透過率やガス透過率が高いため、銀の腐食の原因となる硫黄成分を含む腐食性ガスを透過させやすいという欠点がある。そのため、シリコーン樹脂で封止した発光装置はリードフレーム521における銀メッキが腐食して、光反射率の低下が生じるという問題があった。またリードフレーム521とパッケージ520との隙間に、封止部材540であるシリコーン樹脂が侵入し、この侵入したシリコーン樹脂が熱膨張によりパッケージ520の破壊を引き起こすという問題もある。
また、銀メッキされたリードフレーム521に予めオーバーコート層を形成する場合、パッケージ520の製造工程において他の部材との接触によりオーバーコート層が削られ、銀メッキが露出されることが生じる。また、ワイヤ550とリードフレーム521とのボンディング部分はオーバーコート層を形成することができず、銀メッキが腐食されるという問題が依然として残っている。
以上のことから、本発明は、光反射率が高くかつ腐食による光反射率の低下が抑えられたリードを備えた発光装置を提供することを目的とする。また、この発光装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記の問題点を解決すべく、本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成するに到った。
本発明は、銀が表面に露出されているリードを持つベース部材と、該ベース部材に配置され、該リードと電気的に接続される発光素子と、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、該リードのうち該発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、該発光素子の高さよりも膜厚の薄い被覆部材と、該被覆部材と異なるシリコーン樹脂であり、該被覆部材を覆う透光性の封止部材と、を有する発光装置に関する。これにより表面に露出されている銀の腐食を抑制し、銀の光反射率を高く維持することができる。
前記ベース部材は側壁を有するカップ形状を成しており、前記リードはカップ形状の内側の底面に配置されており、前記被覆部材は前記カップ形状の内側の側壁の一部を覆っているものにも使用できる。カップ形状の内側の底面に配置されているリードと、ベース部材と、の隙間を硬化性シリコーン樹脂組成物である被覆部材で覆うため、その隙間に封止部材であるシリコーン樹脂が侵入せず、発光装置の破壊を抑制することができる。特に、ベース部材に熱可塑性樹脂を用いる場合、金属部材であるリードとベース部材との密着性は非常に乏しいため、カップ形状の底面に配置されたリードとカップ形状の側壁を形成するベース部材との界面は、カップ形状の内側に配置された封止樹脂の膨張により隙間が生じやすいため、その隙間を被覆部材で覆うことにより封止部材の侵入を抑制することができる。なお、被覆部材の硬化性シリコーン樹脂組成物は封止部材であるシリコーン樹脂よりも熱膨張係数が小さいため被覆部材による発光装置の破壊は生じ難い。
前記有機骨格は、下記構造式(1):
Figure 2009170825
で表されるものを使用することが好ましい。この構造は、骨格内に炭素−炭素二重結合を有しないため耐光による変色が少なく被覆部材に適している。また、表面に露出されている銀の腐食を抑制し、銀の光反射率を高く維持することができる。また光吸収率が非常に小さいため光の損失を抑制することができる。
前記有機骨格は、下記構造式(2):
Figure 2009170825
で表されるものを使用することが好ましい。この構造は、骨格内に炭素−炭素二重結合を有しないため耐光による変色が少なく被覆部材に適している。また、表面に露出されている銀の腐食を抑制し、銀の光反射率を高く維持することができる。また光吸収率が非常に小さいため光の損失を抑制することができる。
前記有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物は、(A)付加反応性炭素−炭素二重結合を1分子中に2個以上有するシロキサン系化合物、(B)ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に2個以上有するシロキサン系化合物、(C)ヒドロシリル化反応触媒、を含む組成物の硬化物であることが好ましい。酸無水物を反応させたエポキシ樹脂を薄膜に用いる場合、揮発や吸湿により硬化が不安定となり膜厚が一様な薄膜を形成することが難しい。これに対し、この組成物を用いると硬化が安定に行われ膜厚が一様な薄膜を形成することができる。また、表面に露出されている銀の腐食を抑制し、銀の光反射率を高く維持することができる。また光吸収率が非常に小さいため光の損失を抑制することができる。
前記封止部材は、前記被覆部材よりも屈折率が低いことが好ましい。これにより発光素子から出射された光の光取り出し効率を高くすることができる。また、封止部材から被覆部材に戻る光を抑制することができ発光装置からの光取り出し効率を高くすることができる。さらにベース部材に届く光量を低減することができるためベース部材の劣化を抑制することができる。
前記被覆部材は、第1の蛍光物質が含有されており、かつ、前記第1の蛍光物質は前記ベース部材側に沈降していてもよい。第1の蛍光物質が分散されているよりも沈降している方が、被覆部材を透過しベース部材に届く光量を低減することができるためベース部材の劣化を抑制することができる。
前記封止部材は、第2の蛍光物質が含有されており、かつ、前記第2の蛍光物質は前記被覆部材側に沈降していてもよい。第2の蛍光物質が分散されているよりも沈降している方が、封止部材を透過しベース部材に届く光量を低減することができるためベース部材の劣化を抑制することができる。
本発明は、銀が表面に露出されているリードを持つベース部材と、該ベース部材に配置され、該リードと電気的に接続される発光素子と、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、該リードのうち該発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、該発光素子の高さよりも膜厚の薄い被覆部材と、該被覆部材と異なるシリコーン樹脂であり、該被覆部材を覆う透光性の封止部材と、を有する発光装置の製造方法であって、銀が表面に露出されているリードを持つ前記ベース部材に前記発光素子が配置され、前記リードと前記発光素子とが電気的に接続されているベース部材に、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する前記硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、前記リードのうち前記発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、前記発光素子の高さよりも膜厚が薄くなるように被覆部材で覆う工程と、前記被覆部材と異なるシリコーン樹脂で前記被覆部材を覆う工程と、を有する発光装置の製造方法に関する。これにより表面に露出されている銀の腐食を抑制し、銀の光反射率を高く維持した発光装置を簡易に製造することができる。
本発明は、側壁を有するカップ形状を成しており、銀が表面に露出されているリードが該カップ形状の内側の底面に配置されているベース部材と、該ベース部材に配置され、該リードと電気的に接続される発光素子と、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、該リードのうち該発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、該発光素子の高さよりも膜厚の薄い被覆部材と、該被覆部材と異なるシリコーン樹脂であり、該被覆部材を覆う透光性の封止部材と、を有する発光装置の製造方法であって、側壁を有するカップ形状を成しており、銀が表面に露出されているリードが前記カップ形状の内側の底面に配置されているベース部材に前記発光素子が配置され、前記リードと前記発光素子とが電気的に接続されているベース部材に、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する前記硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、前記リードのうち前記発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、前記発光素子の高さよりも膜厚が薄くなるように被覆部材で覆う工程と、前記被覆部材と異なるシリコーン樹脂を前記カップ形状の内側に注入し、前記被覆部材を覆う工程と、を有する発光装置の製造方法に関する。これにより表面に露出されている銀の腐食を抑制し、銀の光反射率を高く維持した発光装置を簡易に製造することができる。
本発明は、表面に露出されている銀の腐食を抑制し、銀の光反射率を高く維持した発光装置を提供することができる。また、ベース部材の劣化を抑制することができる。さらに表面に露出されている銀の腐食を抑制し、銀の光反射率を高く維持した発光装置を簡易に製造することができる。
以下、本発明に係る発光装置及びその製造方法を、実施の形態及び実施例を用いて説明する。だたし、本発明は、この実施の形態及び実施例に限定されない。また、図面は説明の便宜上誇張して示している箇所もある。
<第1の実施の形態>
<発光装置>
第1の実施の形態に係る基板タイプの発光装置について説明する。第1の実施の形態を示す基板タイプの発光装置を示す断面図である。
第1の実施の形態に示す発光装置は、銀が表面に露出されているリードを持つベース部材と、ベース部材に配置され、リードと電気的に接続される発光素子と、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、リードのうち発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、発光素子の高さよりも膜厚の薄い被覆部材と、被覆部材と異なるシリコーン樹脂であり、被覆部材を覆う透光性の封止部材と、を有する。
ここで「銀が表面に露出されているリード」とは、リードの材質が銀若しくは銀を含有した合金の他、銅や鉄などを主成分とするリードの一部に銀若しくは銀を含有した合金がメッキされている場合をいう。銀が露出されていないと銀の腐食の問題が生じないからである。露出とは大気と直接的に接触する場合だけでなく、第三物質を介してもなお大気中の硫黄成分を含む腐食性ガスが第三物質を透過して銀の腐食を生じさせる間接的に接触する場合も含む。第三物質とは、例えばシリコーン樹脂を用いた封止部材などである。
本明細書において「リード」とは、所定の金属を打ち抜いた金属板だけでなく、ガラスエポキシやセラミックなどの基板にパターニング等して配線パターンを施した場合の金属も含む。
「ベース部材」とは、ガラスエポキシやセラミックなどの基板タイプのものや、後述する熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂を用いた表面実装タイプのものなどをいう。
「ベース部材に配置され」とは、発光素子はベース部材に直接配置されているだけでなく、ベース部材に設けられたリード上に配置されている場合も含む。
「有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物」は水分やガス透過率が通常のシリコーン樹脂に比べて極めて低く、硫黄成分を含む腐食性ガスの透過を抑制することができる。
「リードのうち発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い」とは、発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分の銀の腐食を抑制するためである。発光素子からの光が照射されない部分については光の取り出し効率に直接寄与してこないためである。間接的としたのは、ワイヤや窪み等で直接的には光が照射されていないが、蛍光物質や光拡散部材等の反射により間接的に光が照射される場合が想定されるからである。
「被覆部材の膜厚」は、リード上に配置された被覆部材の厚みをいい、発光素子の上部に被覆部材が形成されている場合は、発光素子の上面からの厚みをいう。「発光素子の高さよりも膜厚の薄い被覆部材」としたのは、発光素子への通電により被覆部材が熱膨張した場合でも被覆部材とベース部材との界面に剥離が生じないようにするためである。被覆部材とベース部材との界面への熱応力を考慮したものである。そのため、所定の厚みを持たせることにより、ガスの透過を抑制しつつ、被覆部材とベース部材との界面に剥離を抑制することができる。
「被覆部材と異なるシリコーン樹脂」は、市販のシリコーン樹脂等を使用することができる。これにより安価に信頼性の高い発光装置を提供することができる。
「透光性」とは、光を透過する性質を有しておればよく、光を100%透過する場合だけではない。
つまり、ベース部材20となる基板にスルーホールを設けてリード21となる配線パターンをパターニングする。この配線パターン(リード21)上にエポキシ樹脂や銀ペースト、金−スズの共晶部材などのダイボンド部材を用いて発光素子10を配置している。発光素子10はワイヤ50を介して配線パターン(リード21)と電気的に接続している。基板(ベース部材20)の上面側の配線パターン(リード21)に銀若しくは銀を含有する合金を用いて電解メッキ若しくは無電解メッキを施す。この配線パターン(リード21)に第1の蛍光物質31が含有された被覆部材30で覆う。このとき発光素子10からの光が直接的に若しくは間接的に照射されるのは基板(ベース部材20)の上面だけであり、背面には発光素子10からの光は照射されていない。被覆部材30の膜厚は発光素子10の高さよりも薄い。被覆部材30に含有されている第1の蛍光物質31は基板側に沈降している。第1の蛍光物質31が基板側に沈降することにより第1の蛍光物質31が密になり発光素子10からの光が基板(ベース部材20)に抜け出るのを抑制することができる。更にこの被覆部材30を第2の蛍光物質41が含有された封止部材40で覆う。封止部材40に含有されている第2の蛍光物質41は基板側に沈降しておらず分散している。第2の蛍光物質41が分散していることによりワイヤ50周辺の線膨張係数を下げることができる。封止部材40は、被覆部材30よりも屈折率が低いことが好ましい。屈折率差の観点から発光装置からの光の取り出し効率を高くすることができる。
第1の実施の形態に係る発光装置は、所定の大きさの基板(ベース部材20)上に複数の発光素子10を載置する。その後、被覆部材30、封止部材40の順に発光素子10を覆った後、所定の大きさに切り出す。これにより一度に多数の発光装置を製造することができる。また、封止部材40の上面を平坦にすることができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態に係る基板タイプの発光装置について説明する。図2は、第2の実施の形態を示す基板タイプの発光装置を示す断面図である。
ベース部材120となる基板にスルーホールを設けてリード121となる配線パターンがパターニングされている。この配線パターン(リード121)上にダイボンド部材を用いて発光素子110が配置されている。発光素子110はワイヤ150を介して配線パターン(リード121)と電気的に接続されている。この配線パターン(リード121)に銀等のメッキが施されている。基板(ベース部材120)の上面側の配線パターン(リード121)は、被覆部材130で覆われている。被覆部材130の膜厚は発光素子110の高さよりも薄い。被覆部材130は、第2の蛍光物質141が含有された封止部材140で覆われている。封止部材140は凸レンズ形状をなしている。この凸レンズ形状は半球状のものであってもよいし、半円筒状のものであってもよく、指向性を制御できるものであればよい。封止部材140に含有されている第2の蛍光物質141は基板側に沈降している。第2の蛍光物質141が沈降していることにより点光源に近づけることができ、配光むらを低減することができる。封止部材140には光拡散部材が含有されている(図示しない)。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態に係る表面実装タイプの発光装置について説明する。図3は、第3の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置を示す断面図である。
所定の形状に打ち抜きされたリード221を所定の金型に配置して成型されたベース部材220となるパッケージを用いる。このパッケージ(ベース部材220)はポリフタルアミド樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、液晶ポリマー、エポキシ樹脂などの樹脂を用いることができる。パッケージ(ベース部材220)は側壁225と底面226を有し、カップ形状に形成されている。リード221はパッケージ(ベース部材220)から外側に突出しており所定の形状に折り曲げられている。発光素子210はカップ形状の内側の底面226となるリード221上に配置されており、ワイヤ250を介して発光素子210とリード221とは電気的に接続されている。リード221の一端はカップ形状の底面226に配置されている。リード221のうち発光素子210からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分227は、このカップ形状の底面226に相当するリード部分をいう。このリード221のうち発光素子210からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分227には、銀等のメッキが施されており、その表面は被覆部材230で覆われている。被覆部材230の膜厚は発光素子210の高さよりも薄い。被覆部材230はカップ形状の内側の側壁の上方近くまで這い上がっている。被覆部材230はカップ形状の内側の側壁225の一部を覆っている。被覆部材230は、封止部材240で覆われている。封止部材240はパッケージ(ベース部材220)のカップ形状の内側に充填されている。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態に係る表面実装タイプの発光装置について説明する。図4は、第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置を示す断面図である。図5は、第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置の一部を拡大した断面図である。
所定の形状に打ち抜きされたリード321を所定の金型に配置して成型されたベース部材320となるパッケージを用いる。パッケージ(ベース部材320)はカップ形状に形成されている。発光素子310はカップ形状の内側の底面となるリード321上に配置されており、ワイヤ350を介して発光素子310とリード321とは電気的に接続されている。リード321のうち発光素子310からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分には、銀等のメッキが施されており、その表面は被覆部材330で覆われている。被覆部材330には第1の蛍光物質331が含有されており、パッケージ(ベース部材320)のカップ形状の内側の底面側に沈降されている。被覆部材330の膜厚は発光素子310の高さよりも薄い。被覆部材330はカップ形状の内側の側壁の一部を覆っている。被覆部材330は、封止部材340で覆われている。封止部材340はパッケージ(ベース部材320)のカップ形状の内側に充填されている。封止部材340には第2の蛍光物質341が含有されており、パッケージ(ベース部材320)のカップ形状の内側の底面側に沈降されている。
被覆部材330と封止部材340とは同じシロキサン結合を有するものであるため、被覆部材330と封止部材340との界面の密着性は極めて高い。発光素子310はサファイア基板311上にn型半導体層312、発光層313、p型半導体層314の順に積層されている。サファイア基板311の厚みが第1の蛍光物質331の粒径より遙かに大きく、かつ、被覆部材330に含有されている第1の蛍光物質331は沈降されているため、発光層313を覆っていない。そのため、発光層313からの光を効率よく被覆部材330側に取り出すことができる。封止部材340は被覆部材330よりも屈折率が低いため発光素子310から出射された光は効率よく封止部材340側に出力される。また屈折率差を利用して封止部材340側から被覆部材330側へ光が戻ることを低減する。これにより発光素子310から出射された光がパッケージ(ベース部材320)のカップ形状の側壁に届く光量を低減することができるため、パッケージの劣化を防止することができる。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態に係る表面実装タイプの発光装置について説明する。図6は、第5の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置を示す断面図である。
所定の形状に打ち抜きされたリード421を所定の金型に配置して成型されたベース部材420となるパッケージを用いる。パッケージ(ベース部材420)はカップ形状に形成されている。発光素子410はカップ形状の内側の底面となるリード421上にバンプを介してフリップチップ実装されている。リード421のうち発光素子410からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分には、銀等のメッキが施されており、その表面は被覆部材430で覆われている。フリップチップ実装された発光素子410の上面側は被覆部材430で覆われていない。被覆部材430には第1の蛍光物質431が含有されており、パッケージ(ベース部材420)のカップ形状の内側の底面側に沈降されている。被覆部材430の膜厚は発光素子410の高さよりも薄い。被覆部材430はカップ形状の内側の側壁の一部を覆っている。被覆部材430は、封止部材440で覆われている。封止部材440はパッケージ(ベース部材420)のカップ形状の内側に充填されている。なお、封止部材440に第2の蛍光物質431が含有されていないが、含有することもできる。また、フリップチップ実装された発光素子410の上面側を被覆部材430で覆うこともできる。
以下、各構成部材について詳述する。
(発光素子)
発光素子としては、窒化ガリウム(GaN)系半導体からなる青色発光のLEDチップや、紫外発光のLEDチップなどが用いられる。その他、例えば、MOCVD法等によって基板上にInN、AlN、InGaN、AlGaN、InGaAlN等の窒化物半導体を発光層として形成させたものも使用できる。フェースアップ実装される発光素子や、フリップチップ実装される発光素子のいずれも使用することができる。また同一平面上にn側電極とp側電極を持つ発光素子を図示しているが、一方の面にn側電極、反対の面にp側電極を持つ発光素子も使用することができる。
(ベース部材)
ベース部材は、発光素子を配置させ、外部からの電流を発光素子に供給するリードが設けられるため、耐熱性や絶縁性を有するものが好適に用いられる。このようなベース部材の具体的材料としては、ビスマレイミドトリアジン樹脂、液晶ポリマー、ポリブチレンテレフタレート樹脂、エポキシ樹脂などの樹脂を用いたパッケージやガラスエポキシ、セラミックなどを用いた基板が好適に挙げられる。また、発光素子からの光を効率よく反射させるためにパッケージを構成する樹脂に酸化チタンなどの白色顔料などを混合させることができる。
樹脂によりパッケージをモールド成形させる場合は、カップ形状の内側の底面に配置される発光素子に電力を供給するリードをインサート成形、射出成形、押出成形、トランスファ・モールドなどで比較的簡単に形成することができる。
ベース部材の形状は特に問わないが、基板タイプのような平板形状の他、底面と側壁を有するカップ形状のものを使用することができる。
(リード)
リードは、パッケージのカップ形状の内側の底面において露出され、発光素子と電気的に接続されるものであり、例えば、パッケージにインサートされた板状のリードや、パッケージの表面に形成された導電パターンである。従って、発光素子と電気的に接続されて導電するという機能を果たすことができるものであれば、その材料は特に限定されないが、例えば、熱伝導率の比較的大きな材料で形成することが好ましい。例えば、銅、アルミニウム、金、タングステン、鉄、ニッケル等の金属又は鉄−ニッケル合金、燐青銅、鉄入り銅等の表面に銀若しくは銀を含有する合金が表面に施こされたものが挙げられる。また、銀単体、銀が含有された合金を用いてもよい。
リードの表面に露出されている銀が腐食により光反射効率が低下する。そのため、発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分が高い光反射率を維持できるように被覆部材により覆われていることを要する。
(被覆部材)
被覆部材は、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いる。この硬化性シリコーン樹脂組成物は硫黄成分を含む腐食性ガスを透過し難い機能を有するものである。
有機骨格は、下記構造式(1):
Figure 2009170825
で表されるものであることが好ましい。例えば、特開2004−292779号公報である。
また、有機骨格は、下記構造式(2):
Figure 2009170825
で表されるものであることが好ましい。例えば、特開2005−133073号公報である。
有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物は、(A)付加反応性炭素−炭素二重結合を1分子中に2個以上有するシロキサン系化合物、(B)ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に2個以上有するシロキサン系化合物、(C)ヒドロシリル化反応触媒、を含む組成物の硬化物であることが好ましい。例えば、特開2005−272492号公報、特開2005−272697号公報などに記載のシリコーン樹脂組成物を用いることができる。
被覆部材の膜厚は発光素子の高さよりも薄いことが好ましい。具体的数値としては100μm以下が好ましく、50μm以下が更に好ましい。
(封止部材)
封止部材は、発光素子からの光を効率よく外部に透過させると共に、外力、埃などから発光素子やワイヤなどを保護するものである。封止部材として、シリコーン樹脂を用いる。封止部材は、第2の蛍光物質や光拡散部材などが含有されていてもよい。
(第1の蛍光物質、第2の蛍光物質)
第1の蛍光物質、第2の蛍光物質は、同一若しくは異なるものを使用することができる。蛍光物質として、例えば、発光素子からの光を吸収し異なる波長の光に波長変換するものであればよい。例えば、Eu、Ce等のランタノイド系元素で主に賦活される窒化物系蛍光体・酸窒化物系蛍光体、Eu等のランタノイド系、Mn等の遷移金属系の元素により主に付活されるアルカリ土類ハロゲンアパタイト蛍光体、アルカリ土類金属ホウ酸ハロゲン蛍光体、アルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体、アルカリ土類ケイ酸塩蛍光体、アルカリ土類硫化物蛍光体、アルカリ土類チオガレート蛍光体、アルカリ土類窒化ケイ素蛍光体、ゲルマン酸塩蛍光体、Ce等のランタノイド系元素で主に付活される希土類アルミン酸塩蛍光体、希土類ケイ酸塩蛍光体、又はEu等のランタノイド系元素で主に賦活される有機及び有機錯体等から選ばれる少なくともいずれか1以上であることが好ましい。具体例として、下記の蛍光体を使用することができるが、これに限定されない。
Eu、Ce等のランタノイド系元素で主に賦活される窒化物系蛍光体は、MSi:Eu(Mは、Sr、Ca、Ba、Mg、Znから選ばれる少なくとも1種以上である。)などがある。また、MSi:EuのほかMSi10:Eu、M1.8Si0.2:Eu、M0.9Si0.110:Eu(Mは、Sr、Ca、Ba、Mg、Znから選ばれる少なくとも1種以上である。)などもある。
また、Eu等の希土類元素により賦活され、第II族元素Mと、Siと、Alと、Nとを含む窒化物蛍光体で、紫外線乃至青色光を吸収して黄赤色から赤色の範囲に発光する。この窒化物蛍光体は、一般式がMAlSi((2/3)w+x+(4/3)y):Euで示され、さらに添加元素として希土類元素及び4価の元素、3価の元素から選ばれる少なくとも1種の元素を含む。MはMg、Ca、Sr、Baの群から選ばれる少なくとも1種である。
上記一般式において、w、x、yの範囲は好ましくは0.04≦w≦9、x=1、0.056≦y≦18とする。またw、x、yの範囲は0.04≦w≦3、x=1、0.143≦y≦8.7としてもよく、より好ましくは0.05≦w≦3、x=1、0.167≦y≦8.7としても良い。例えば、CaAlSiN:Eu、SrAlSiN:Euで表されるものである。
また窒化物蛍光体は、ホウ素Bを追加した一般式MAlSi((2/3)w+x+(4/3)y+z):Euとすることもできる。上記においても、MはMg、Ca、Sr、Baの群から選ばれる少なくとも1種であり、0.04≦w≦9、x=1、0.056≦y≦18、0.0005≦z≦0.5である。ホウ素を添加する場合、そのモル濃度zは、上述の通り0.5以下とし、好ましくは0.3以下、さらに0.0005よりも大きく設定される。さらに好ましくは、ホウ素のモル濃度は、0.001以上であって、0.2以下に設定される。
またこれらの窒化物蛍光体は、さらにLa、Ce、Pr、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Luの群から選ばれる少なくとも1種、またはSc、Y、Ga、Inのいずれか1種、またはGe、Zrのいずれか1種、が含有されている。これらを含有することによりGd、Nd、Tmよりも同等以上の輝度、量子効率またはピーク強度を出力することができる。
Eu、Ce等のランタノイド系元素で主に賦活される酸窒化物系蛍光体は、MSi:Eu(Mは、Sr、Ca、Ba、Mg、Znから選ばれる少なくとも1種以上である。)などがある。
Eu等のランタノイド系、Mn等の遷移金属系の元素により主に付活されるアルカリ土類ハロゲンアパタイト蛍光体には、M(POX:R(Mは、Sr、Ca、Ba、Mg、Znから選ばれる少なくとも1種以上である。Xは、F、Cl、Br、Iから選ばれる少なくとも1種以上である。Rは、Eu、Mn、EuとMn、のいずれか1種以上である。)などがある。
アルカリ土類金属ホウ酸ハロゲン蛍光体には、MX:R(Mは、Sr、Ca、Ba、Mg、Znから選ばれる少なくとも1種以上である。Xは、F、Cl、Br、Iから選ばれる少なくとも1種以上である。Rは、Eu、Mn、EuとMn、のいずれか1以上である。)などがある。
アルカリ土類金属アルミン酸塩蛍光体には、SrAl:R、SrAl1425:R、CaAl:R、BaMgAl1627:R、BaMgAl1612:R、BaMgAl1017:R(Rは、Eu、Mn、EuとMn、のいずれか1種以上である。)などがある。
アルカリ土類硫化物蛍光体には、LaS:Eu、YS:Eu、GdS:Euなどがある。
Ce等のランタノイド系元素で主に賦活される希土類アルミン酸塩蛍光体には、YAl12:Ce、(Y0.8Gd0.2Al12:Ce、Y(Al0.8Ga0.212:Ce、(Y,Gd)(Al,Ga)12の組成式で表されるYAG系蛍光体などがある。また、Yの一部若しくは全部をTb、Lu等で置換したTbAl12:Ce、LuAl12:Ceなどもある。
その他の蛍光体には、ZnS:Eu、ZnGeO:Mn、MGa:Eu(Mは、Sr、Ca、Ba、Mg、Znから選ばれる少なくとも1種以上である。Xは、F、Cl、Br、Iから選ばれる少なくとも1種以上である。)などがある。
上述の蛍光体は、所望に応じてEuに代えて、又は、Euに加えてTb、Cu、Ag、Au、Cr、Nd、Dy、Co、Ni、Tiから選択される1種以上を含有させることもできる。
(その他)
ワイヤとしては公知のものを使用することができる。例えば、金、銅、白金、アルミニウム等の金属およびそれらの合金を用いたワイヤが挙げられる。
発光素子の他、受光素子、静電保護素子(ツェナーダイオード、コンデンサ等)、あるいはそれらを少なくとも二種以上組み合わせたものを搭載することもできる。
光拡散部材を封止部材中に含有することもできる。
<発光装置の製造方法>
第4の実施の形態に係る発光装置の製造方法について説明する。図7乃至図11は、第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置の製造工程を示す断面図である。
まず、側壁を有するカップ形状を成しており、銀が表面に露出されているリード321がカップ形状の内側の底面に配置されているベース部材320を用いる。このベース部材320に発光素子310を配置する。発光素子310はダイボンド部材を介してベース部材320に固着される。図面では説明の便宜上、ベース部材320から突出されたリード321は折り曲げられているが、封止部材340を充填して硬化した後、カットフォーミングして、折り曲げることが好ましい。また、リード321に既に銀メッキされている場合、銀若しくは銀を含有する合金が使用されている場合だけでなく、リード321と発光素子310とを電気的に接続した後、リード321に電解メッキ等を施す場合も含む。
リード321と発光素子310とを電気的に接続する。その接続工程はワイヤ350を用いる。
有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、リード321のうち発光素子310からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、発光素子310の高さよりも膜厚が薄くなるように被覆部材330で覆う。被覆部材330は第1の蛍光物質331が含有されており、シリンジ等により発光素子310上に滴下する。液状の有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を滴下した後、所定の温度を加えて硬化性シリコーン樹脂組成物を硬化する。被覆部材330の膜厚は発光素子310の高さよりも膜厚が薄くなるように形成する。具体的には100μm以下が好ましく、より好ましくは50μm以下であるが、これに限定されない。第1の蛍光物質331はカップ形状の内側の底面のベース部材320側に沈降する。ただし、被覆部材330は滴下の他、印刷手段やスプレーなどの手段を用いることができる。第1の蛍光物質331を沈降させているが分散させておいてもよい。また、発光素子310の上方から被覆部材330となる硬化性シリコーン樹脂組成物を滴下しているが、発光素子310を覆わないようにリード321の上方から被覆部材330を滴下してもよい。またカップ形状の内側の側壁を伝って被覆部材330が充填されるように滴下してもよい。
被覆部材330と異なるシリコーン樹脂をカップ形状の内側に注入し、被覆部材330で覆う。封止部材340は第2の蛍光物質341が含有されており、シリンジ等により被覆部材330上に滴下する。封止部材340は滴下の他、スプレーなどの手段も用いることができる。封止部材340を滴下した後、所定の温度を加えてシリコーン樹脂を硬化させる。
以上により、簡易に表面実装タイプの発光装置を製造することができる。
また、第1の実施の形態に係る基板タイプの発光装置についての製造方法を説明する。
銀が表面に露出されているリード21を持つ基板(ベース部材20)に発光素子10を配置する。所定の大きさの基板(ベース部材20)に複数個の発光素子10をダイボンドする。
リード21と発光素子10とを電気的に接続する。
有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、リード21のうち発光素子10からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、発光素子10の高さよりも膜厚が薄くなるように被覆部材で覆う。
被覆部材と異なるシリコーン樹脂で被覆部材30を覆うように封止部材40を形成する。基板(ベース部材20)に封止部材40となるシリコーン樹脂を注入して硬化する。その後、ダイシングを行い、個片化する。若しくは所定の金型に基板(ベース部材20)を配置した後、封止部材40となるシリコーン樹脂を注入して硬化する。これにより所定のレンズ形状を形成することができる。
以上により、簡易に基板タイプの発光装置を製造することができる。
<実施例1>
実施例1に係る発光装置を説明する。図4は、実施例1に係る発光装置を示す断面図である。図12は、比較例1に係る発光装置を示す断面図である。第4の実施の形態に係る発光装置と重複するところは説明を省略することもある。
銅を主原料とするリード321とポリフタルアミド樹脂とを用いて、射出成形されたパッケージ(ベース部材20)を用いる。パッケージはおおよそ縦1.2mm×横2.8mm×奥行き1.2mmの大きさを有しており、カップ形状の内側の深さが0.45mmである、底面と側壁を有するカップ形状を成している。カップ形状の内側の底面のリード321には銀メッキが施されている。このカップ形状の内側の底面のリード321に発光素子310が配置されている。発光素子310は約470nmに発光ピーク波長を持つ青色に発光する窒化ガリウム系半導体を発光層に持つ発光素子を用いる。発光素子310はサファイア基板上に窒化ガリウムからなるバッファ層、GaNからなるn型コンタクト兼クラッド層、GaAlNからなるp型クラッド層、GaNからなるp型コンタクト層が積層されている。n型コンタクト層およびp型クラッド層との間には単一量子井戸構造となるInGaN層が形成されている。サファイア基板上に形成された半導体層側から正極および負極の電極を形成させるために窒化物半導体の一部をエッチングさせてn型コンタクト層を露出させている。p型コンタクト層上には金薄膜をオーミック電極として形成させている。発光素子310の高さは約90μmである。発光素子310はワイヤ350を介してリード321と電気的に接続されている。実施例1は、上述した構造式(1)の前記公報の実施例45のシリコーン樹脂を用いる。 被覆部材330は膜厚が約40μmとなる所定の量を使用する。被覆部材330に含有する第1の蛍光物質331として粒径が10μm〜20μmの(Y,Gd)Al12:Ce(YAG)蛍光体を用いる。封止部材340はシリコーン樹脂を使用する。封止部材340に含有する第2の蛍光物質341として第1の蛍光物質331と同じ粒径が10μm〜20μmのYAG蛍光体を用いる。
比較例1は被覆部材を用いておらず、実施例1と同様、YAG蛍光体を混合したシリコーン樹脂を封止部材に使用する。
実施例1に係る発光装置を、0.1ppmのHSを含む環境下で2週間、常温(25℃)で載置した。比較例1では初期値に対し87%の光出力であった。また色度座標において青色側にx=0.010、y=0.018の色ずれを生じた。一方、実施例1では初期値に対し98%もの高い光出力を示した。また色度座標において青色側にx=0.001、y=0.002しか色ずれしていない。このように本発明に係る発光装置は、所定の環境下において、発光出力を高く維持することができるとともに、色ずれもほとんど生じていないという顕著な効果を示した。
本発明の発光装置は、液晶ディスプレイ、携帯電話、情報端末等のバックライト、LEDディスプレイ、屋内外照明などに利用することができる。
第1の実施の形態を示す基板タイプの発光装置を示す断面図である。 第2の実施の形態を示す基板タイプの発光装置を示す断面図である。 第3の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置を示す断面図である。 第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置を示す断面図である。 第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置の一部を拡大した断面図である。 第5の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置を示す断面図である。 第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置の製造工程を示す断面図である。 第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置の製造工程を示す断面図である。 第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置の製造工程を示す断面図である。 第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置の製造工程を示す断面図である。 第4の実施の形態を示す表面実装タイプの発光装置の製造工程を示す断面図である。 従来の表面実装タイプの発光装置を示す断面図である。
符号の説明
10、110、210、310、410 発光素子
20、120、220、320、420 ベース部材
21、121、221、321、421 リード
30、130、230、330、430 被覆部材
31、331、431 第1の蛍光物質
40、140、240、340、440 封止部材
41、141、341 第2の蛍光物質
50、150、250、350 ワイヤ
225 側壁
226 底面
227 発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分
311 サファイア基板
312 n型半導体層
313 発光層
314 p型半導体層

Claims (10)

  1. 銀が表面に露出されているリードを持つベース部材と、
    該ベース部材に配置され、該リードと電気的に接続される発光素子と、
    有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、該リードのうち該発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、該発光素子の高さよりも膜厚の薄い被覆部材と、
    該被覆部材と異なるシリコーン樹脂であり、該被覆部材を覆う透光性の封止部材と、を有することを特徴とする発光装置。
  2. 前記ベース部材は側壁を有するカップ形状を成しており、前記リードはカップ形状の内側の底面に配置されており、前記被覆部材は前記カップ形状の内側の側壁の一部を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記有機骨格は、下記構造式(1):
    Figure 2009170825
    で表されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の発光装置。
  4. 前記有機骨格は、下記構造式(2):
    Figure 2009170825
    で表されることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の発光装置。
  5. 前記有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物は、
    (A)付加反応性炭素−炭素二重結合を1分子中に2個以上有するシロキサン系化合物、
    (B)ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に2個以上有するシロキサン系化合物、
    (C)ヒドロシリル化反応触媒、
    を含む組成物の硬化物であることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の発光装置。
  6. 前記封止部材は、前記被覆部材よりも屈折率が低いことを特徴とする請求項1乃至請求項5の少なくともいずれか一項に記載の発光装置。
  7. 前記被覆部材は、第1の蛍光物質が含有されており、かつ、前記第1の蛍光物質は前記ベース部材側に沈降していることを特徴とする請求項1乃至請求項6の少なくともいずれか一項に記載の発光装置。
  8. 前記封止部材は、第2の蛍光物質が含有されており、かつ、前記第2の蛍光物質は前記被覆部材側に沈降していることを特徴とする請求項1乃至請求項7の少なくともいずれか一項に記載の発光装置。
  9. 銀が表面に露出されているリードを持つベース部材と、
    該ベース部材に配置され、該リードと電気的に接続される発光素子と、
    有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、該リードのうち該発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、該発光素子の高さよりも膜厚の薄い被覆部材と、
    該被覆部材と異なるシリコーン樹脂であり、該被覆部材を覆う透光性の封止部材と、を有する発光装置の製造方法であって、
    銀が表面に露出されているリードを持つ前記ベース部材に前記発光素子が配置され、前記リードと前記発光素子とが電気的に接続されているベース部材に、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する前記硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、前記リードのうち前記発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、前記発光素子の高さよりも膜厚が薄くなるように被覆部材で覆う工程と、
    前記被覆部材と異なるシリコーン樹脂で前記被覆部材を覆う工程と、
    を有する発光装置の製造方法。
  10. 側壁を有するカップ形状を成しており、銀が表面に露出されているリードが該カップ形状の内側の底面に配置されているベース部材と、
    該ベース部材に配置され、該リードと電気的に接続される発光素子と、
    有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、該リードのうち該発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、該発光素子の高さよりも膜厚の薄い被覆部材と、
    該被覆部材と異なるシリコーン樹脂であり、該被覆部材を覆う透光性の封止部材と、
    を有する発光装置の製造方法であって、
    側壁を有するカップ形状を成しており、銀が表面に露出されているリードが前記カップ形状の内側の底面に配置されているベース部材に前記発光素子が配置され、前記リードと前記発光素子とが電気的に接続されているベース部材に、有機骨格を有し少なくともヒドロシリル化反応で硬化する前記硬化性シリコーン樹脂組成物を用いて、前記リードのうち前記発光素子からの光が直接的若しくは間接的に照射される部分を少なくとも覆い、前記発光素子の高さよりも膜厚が薄くなるように被覆部材で覆う工程と、
    前記被覆部材と異なるシリコーン樹脂を前記カップ形状の内側に注入し、前記被覆部材を覆う工程と、
    を有する発光装置の製造方法。
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