JP2009167002A - 移動式クレーン - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のピン着脱用油圧シリンダを取付け対象部材の略幅内にコンパクトに配置できるとともにその連結ピンの移動ストロークを十分に確保できる有用な移動式クレーンを提供する。
【解決手段】ブーム20の幅内において該幅方向に伸縮軸方向を向けて配置した第1連結ピン64及び第2連結ピン65の軸からオフセットした位置に第1連結板71を介して上記第1連結ピンに連結した第1連結ピン着脱用油圧シリンダ75aと、同じくブームの幅内において第2連結板72を介して第2連結ピンに連結した第2連結ピン着脱用油圧シリンダ75bを配置した移動式クレーン。
【選択図】 図4

Description

本発明は、トラッククレーンやラフテレーンクレーン等の移動式クレーンに係り、例えばブーム等の部材を駆動する作業用油圧シリンダを該部材から着脱する着脱装置を備えた移動式クレーンに関する。
移動式クレーンは保管場所から現場または現場間の移動は公道を走行する場合が多いので重量等の制限を受ける。このため、キャリアからブーム等を取り外してそれをトレーラーによって別に搬送することが多い。また、移動式クレーンではクレーン作業の種類や作業現場の条件に応じてブームやジブ等の作業用部材を変更することもある。例えばブームを取り外す場合はそのブームに連結してあったブーム起伏用油圧シリンダを切り離す必要がある。
図10に示すように特許文献1の場合ではブーム1の左右両側壁部位それぞれに取り付けたブラケット2における連結ピン3に対して左右一対のブーム起伏用油圧シリンダのロッド先端に形成した接続ピン孔4をそれぞれ嵌合してブーム1と一対のブーム起伏用油圧シリンダとを連結するようにしている。そしてブーム起伏用油圧シリンダを着脱する場合、ブーム1の側壁に取り付けたピン着脱用油圧シリンダ6によって連結ピン3をブラケット2の外側から抜き差しする。
実願昭61-73190号(実開昭62-183695号)のマイクロフイルム
特許文献1でのピン着脱装置はピン着脱用油圧シリンダ6が連結ピン3を支持するブラケット2の外側壁に取り付けられ、ピン着脱用油圧シリンダ6はブーム1の幅よりも外側方へ突き出して配置される。したがって左右のピン着脱用油圧シリンダはブームの側方へ突き出して配置されるので場所を大きくとることになる。また、ブームを起伏操作するときはそのピン着脱用油圧シリンダもブームと一緒に移動するのでブーム起伏移動するために空ける領域の幅を、該ブームの幅以上に広く確保する必要があった。さらに、ブームの起伏移動幅が広いものとなるので荷物吊り作業が制限を受ける。しかも、車体上で行なわれるブーム起伏用油圧シリンダをブームから着脱する作業やその他の作業も作業領域が狭いので大きな制約を受ける。更には車体上に設けられる他の機器や運転室の配置や車幅等も制限されるので設計の自由度が落ちる。ピン着脱用油圧シリンダの張出し量も制限されるのでピンの張出し格納に必要なストロークに余裕がない。ピン着脱用油圧シリンダをブラケットの外側方へ張り出して設けるのでブーム起伏用油圧シリンダのロッド先端にある接続ピン孔の位置は左右のブーム起伏用油圧シリンダと中央のブームとの間にあるブラケットの間の狭い領域に位置されることになるのでその連結ピンの位置合わせ作業が難しく、連結ピンの抜き差し作業はかなり面倒であり、迅速な作業が困難であった。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは複数のピン着脱用油圧シリンダを取付け対象部材の略幅内にコンパクトに配置できるとともにその連結ピンの移動ストロークを十分に確保できる有用な移動式クレーンを提供することにある。
請求項1に係る発明は、第1部材と第2部材とを連結ピンで着脱可能に連結する連結装置を備えた移動式クレーンにおいて、上記第1部材に設けられた第1ブラケット及び第2ブラケットと、第1ブラケットに上記第1部材の幅方向に軸方向を向けて配置されるとともに上記軸方向へ移動して上記第2部材に設けた第1連結孔に抜き差し可能な第1連結ピンと、第2ブラケットに上記第1部材の幅方向に軸方向を向けて配置されかつ上記第1連結ピンと同軸上に配置されるとともに上記軸方向へ移動して上記第2部材に設けた第2連結孔に抜き差し可能な第2連結ピンと、上記第1部材の幅内において該幅方向へ伸縮する方向を向けて配置されかつ上記第1連結ピン及び第2連結ピンからオフセットした位置に配置されるとともに上記第1連結ピンに第1連結部材を介して接続され、さらに上記第1連結ピンを上記抜差し方向へ移動して第1連結孔から上記第1連結ピンを着脱する第1着脱操作用油圧シリンダと、上記第1部材の幅内において該幅方向に伸縮軸方向を向けて配置されかつ上記第1連結ピン及び第2連結ピン及び上記第1連結ピン着脱用油圧シリンダからオフセットした位置に配置されるとともに上記第2連結ピンに第2連結部材を介して接続され上記第2連結ピンを上記抜差し方向へ移動して上記第2連結部から上記第2連結ピンを着脱する第2着脱操作用油圧シリンダとを具備したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ブームに複数のブーム起伏用油圧シリンダをそれぞれ連結ピンで着脱可能に連結する連結装置を備えた移動式クレーンにおいて、上記ブームに設けられた第1ブラケット及び第2ブラケットと、第1ブラケットに上記ブームの幅方向に軸方向を向けて配置されるとともに上記軸方向へ移動して第1ブーム起伏用油圧シリンダに設けた第1連結孔に抜き差し可能な第1連結ピンと、第2ブラケットに上記ブームの幅方向に軸方向を向けて配置されかつ上記第1連結ピンと同軸上に配置されるとともに上記軸方向へ移動して第2ブーム起伏用油圧シリンダに設けられた第2連結孔に抜き差し可能な第2連結ピンと、上記ブームの幅内において該幅方向へ伸縮する方向を向けて配置されかつ上記第1連結ピン及び第2連結ピンからオフセットした位置に配置されるとともに上記第1連結ピンに第1連結部材を介して接続されさらに上記第1連結ピンを上記抜差し方向へ移動して第1連結孔から上記第1連結ピンを着脱する第1着脱操作用油圧シリンダと、上記ブームの幅内において該幅方向に伸縮軸方向を向けて配置され、かつ上記第1連結ピン及び第2連結ピン及び上記第1連結ピン着脱用油圧シリンダからオフセットした位置に配置されるとともに上記第2連結ピンに第2連結部材を介して接続され上記第2連結ピンを上記抜差し方向へ移動して上記第2連結部から上記第2連結ピンを着脱する第2着脱操作用油圧シリンダとを具備したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、上記第1連結ピンを支持する連結部材を該連結ピンの移動方向へガイドする第1ガイド装置と、上記第2連結ピンを支持する連結部材を該連結ピンの移動方向へガイドする第2ガイド装置と、を具備したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動式クレーンである。
本発明によれば、複数のピン着脱用油圧シリンダを取付け対象部材の略幅内にコンパクトに配置できるとともに、その連結ピンの移動ストロークを十分に確保できる。また、連結ピンの位置合わせ作業が楽で迅速に作業を行うことができるようになる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1はブーム起上状態での移動式クレーン10の全体的構成を概略的に示したものである。図1に示すように移動式クレーン10は運転室11付きの下部走行体(キャリア)12と、この下部走行体12のキャリアフレーム13上に搭載される上部作業装置14とからなる。上部作業装置14はキャリアフレーム13上に搭載された旋回体15に設けられている。この旋回体15には操縦室16と、エンジン等の機器類17が搭載されている。
更に、旋回体15には図2に示す、ブームを支持する支持フレーム18が固定され、このブーム支持フレーム18にはウィンチ19が搭載されている。ブーム支持フレーム18には後述する多段伸縮式ブーム20の基端を着脱自在に取り付けるブーム枢着部22と、ブーム起伏用油圧シリンダ23の基端を着脱自在に取り付けるシリンダ連結部24が設けられている。多段伸縮式ブーム21のベースブーム27における途中部位には後述する油圧シリンダ取付ブラケット61,62が設けられ、この油圧シリンダ取付けブラケット25にはブーム起伏用油圧シリンダ23の先端を着脱自在に取り付けるシリンダ連結部26が設けられている。
上記多段伸縮式ブーム21は図2に示すように複数のブームを伸縮自在に組み合わせた多段伸縮式ブームであり、各ブームはベースブーム27からトップブーム28まで順次細く形成されていて各基端側ブーム内に次の先端側ブームが順次収められるようになっている。そして伸長するブームはベースブーム27内に組み込まれたブーム伸縮用油圧シリンダ(図示せず)によって伸縮操作される。トップブーム28の先端にはトップヘッド(トップフレーム)29が設けられ、このトップヘッド29には図1に示すように主巻きフック30をロープ31で吊持するシーブ32が設けられている。図1に示すようにトップヘッド29には後述するジブ連結部33によってジブ34が着脱自在に連結されている。図2の状態はジブ連結部33からジブ34を取り外した状態を示している。
図1に示すように上記ジブ連結部33は後述するジブ取付けブラケット35を介在して上記トップヘッド29に対してジブ34を着脱可能に連結する。ジブ取付ブラケット35はジブ34の基端を着脱自在に取り付けるジブ枢着部41と、ジブチルト用油圧シリンダ42の基端を着脱自在に取り付けるシリンダ連結部40と、ジブ取付けブラケット35をトップヘッド29の先端に対して着脱自在に取り付ける上下2箇所に設けたブラケット着脱部44,45とが設けられている。ここでは、ジブ34は多段形式の伸縮ジブであり、そのベースジブ34a内にはジブ伸縮用油圧シリンダ(図示せず)が組み込まれ、その油圧シリンダによって伸縮操作される。
図1に示すように上記ジブチルト用油圧シリンダ42の先端はベースジブ34aの途中部位に設けたシリンダ取付ブラケット46に対して連結ピン47を介して着脱可能に連結されている(シリンダ先端連結部)。ここでのジブチルト用油圧シリンダ42は複数本例えば左右に配置した2本の油圧シリンダが用いられている。
図1に示すようにジブ34のトップジブ先端にはトップヘッド(トップフレーム)48が設けられ、このトップヘッド48には補巻きフック49をロープ50で吊持するシーブ51が設けられている。
次に、ブーム起伏用油圧シリンダ23と上記支持フレーム18との連結構造について説明する。図2に示すように、支持フレーム18には取付ブラケット53が設けられ、この取付ブラケット53には連結(枢支)ピン54が抜き差し自在に設けられている。また、多段伸縮式ブーム20のベースブーム20aにおける基端には連結孔が設けられていて、この連結孔に対して上記取付ブラケット53側の連結ピン54を抜き差し自在に差し込むことで上記取付ブラケット53に対して多段伸縮式ブーム20のベースブーム20aを着脱自在に取り付けるようになっている。そしてブーム起伏用油圧シリンダ23を組み付ける場合はブーム起伏用油圧シリンダ23の基端部分を取付ブラケット53の所定位置に位置決めした状態でベースブーム20a側の連結孔に連結ピン54を差し込むことによりブーム起伏用油圧シリンダ23を取付ブラケット53に対して枢着する(図2に示す状態を参照)。なお、連結ピン及びこれを個別に差し込むベースブーム側の連結孔は左右一対あり、それぞれの連結孔に対して別々の連結ピンを個別に差し込むことによりブーム起伏用油圧シリンダは支持フレームに対して連結される(ブーム基端連結部)。
一方、多段伸縮式ブーム20を起伏操作するブーム起伏用油圧シリンダ23と、これを支持するブーム支持フレーム18との間も同様な構成で連結される(シリンダ基端連結部)。つまり図2に示すように支持フレーム18には取付ブラケット55が設けられている。この取付ブラケット55には連結(枢支)ピン56が抜き差し自在に設けられている。また、ブーム起伏用油圧シリンダ23の基端には連結孔57を設け、この連結孔57に対して上記取付ブラケット55に取り付けた連結ピン56を差し込むことで上記取付ブラケット55に対してブーム起伏用油圧シリンダ23を着脱自在に取り付けるようになっている。ブーム起伏用油圧シリンダ23を取り付ける場合にはそのブーム起伏用油圧シリンダの基端部分を取付ブラケット55の所定の位置に位置決めした状態で、ブーム起伏用油圧シリンダ側の連結孔に取付ブラケット側の連結ピンを差し込むことによりブーム起伏用油圧シリンダ23はブーム支持フレーム18に対して枢着される(図2に示す状態を参照)。なお、連結ピン及びこれを差し込むベースブーム側の連結孔はブーム起伏用油圧シリンダの数に応じて複数の組のものがあり、それぞれの連結孔に対して別々の連結ピンを差し込むことによりそれぞれのブーム起伏用油圧シリンダは支持フレームに連結される。そしてブーム起伏用油圧シリンダの基端部分をブーム支持フレーム18の所定の位置に位置決め状態で該取付ブラケット55の孔57に連結ピン56を差し込むことによりブーム起伏用油圧シリンダはブーム支持フレーム18に対して起伏可能に枢着される。
ここではブーム起伏用油圧シリンダ23は複数本ここでは2本の油圧シリンダが用いられている。各ブーム起伏用油圧シリンダ23は多段伸縮式ブーム20のベースブーム20aの下側において該ブームの伸長する長手軸方向に沿って平行に左右に並べて配置されている。各ブーム起伏用油圧シリンダ23はシリンダチューブ23aとロッド23bとからなり、図2に示すようにシリンダチューブ23aの基端には上記取付ブラケット55の連結ピン56が差し込まれる枢着用孔57が形成されている。ブーム起伏用油圧シリンダ23のロッド23bの先端には多段伸縮式ブーム20のベースブーム20aの中間部に位置して取り付けられた取付ブラケット61,62に対していずれも着脱自在に連結されている(起伏シリンダの先端連結部)。
次に、上記起伏シリンダの先端連結部の構造について説明する。図3乃至図5に示すように多段伸縮式ブーム20のベースブーム20aにおける中間下面部位には上記取付ブラケット61,62が設けられているが、ここでの取付ブラケットはブーム20の長手軸方向に直交する向きであるブーム幅方向において左側部位に位置して配置される左側ブラケット61と、同ブーム幅方向において右側部位に位置して配置される右側ブラケット62とが設けられている。この2つのブラケットは一体的なものでもここで示すように分離しているものでもよいが、左右のブラケット61,62の部分はいずれもベースブーム20aの幅内に収めて配置されている。
図3及び図4に示すように左側ブラケット61は外側板61aと内側板61bとからなり、この外側板61aと内側板61bはその板面を前記ブーム20の長手軸方向に沿った向きで平行に配置されるとともに所定の間隔を存して配置されている。そして外側板61aと内側板61bの間により起伏シリンダの先端部を配置して連結するための連結領域60aを形成している。また、右側ブラケット62は左側ブラケットと同様に外側板62aと内側板62bとからなり、この外側板62aと内側板62bはその板面を前記ブーム20の長手軸方向に沿った向きで平行に配置するとともに所定の間隔を存して配置されている。そして外側板62aと内側板62bの間により起伏シリンダの先端部を配置して連結するための連結領域60bを形成している。
図4に示すように左側ブラケット61の外側板61aと内側板61bには後述する連結ピン64を挿通する挿通孔が、それぞれの中心軸を一致させて設けられている。また、右側ブラケット62の外側板62aと内側板62bにも後述する連結ピン65を挿通する挿通孔(ガイド孔)63が、それぞれの中心軸を一致させて設けられている。そして左右のブラケット61,62に形成した全ての挿通孔はブーム長手軸方向に直交する向きの軸(連結中心軸L0と呼ぶ)上において一致するように配置されている。このため、左右のブラケット61,62の各挿通孔63にそれぞれ進退自在に挿通される連結ピン64,65は連結中心軸L0上において同軸上に配置されるようになる。
左側ブラケット61の連結領域60aには左側のブーム起伏用油圧シリンダ23のロッド先端66が入り込んで配置される。このロッド先端66には上記連結ピン64が挿通される連結孔67が設けられている。そして連結領域60aに左側のブーム起伏用油圧シリンダ23のロッド先端66を配置し、その連結孔67に連結ピン64を差し込むことにより左側のブーム起伏用油圧シリンダ23はブーム20に対して連結される。また、右側ブラケット62の連結領域60bには右側のブーム起伏用油圧シリンダ23bのロッド先端66が入り込んで配置される。このロッド先端66には連結ピン65が挿通される連結孔67が設けられている。そして連結領域60bに右側のブーム起伏用油圧シリンダ23bのロッド先端66を配置し、そのロッド先端66の連結孔67に連結ピン65を差し込むことにより右側のブーム起伏用油圧シリンダ23bはブーム20に対して連結される。
各連結ピン64,65はブラケット61,62の挿通孔63に対して抜き差し自在なものであり、これは後述する連結ピン着脱用油圧シリンダにより連結板を介して操作される。この操作装置を次に説明する。
図2乃至図5に示すように上記各連結ピン64,65にはその内方端それぞれに別々の連結板71,72が取り付けられている。各連結板71,72はそれを設ける左右のブラケット61,62の内側つまり左側の連結板71は左側のブラケット61の内側板61bよりも内方に位置して配置され、右側の連結板72は右側のブラケット62の内側板62bよりも内方に位置して配置されている。また、連結板71,72はそれぞれの連結領域60a,60bを避けて内側板61bと内側板62bの間に位置する。
そして左側の連結板71は左側のブラケット61から突き出した連結ピン64の内端に対しボルト73で取着固定されている。この取着手段としては溶接であっても一体に形成するものでもよい。固定右側の連結板72は右側のブラケット62から突き出した連結ピン65の内端に対しボルト73で取着固定されている。したがって連結板71,72はいずれもそれに対応する連結ピン64,65と一緒に移動するようにその連結ピンに一体的に接続される。また、図4に示すように連結板71,72は図2乃至図5に示すように対応する内側板61b,62bの内側壁面に対して当たることにより連結ピン64,65がブラケットの連結領域に入り込む装着位置の終端を定め、規制ストッパを構成している。
左右のブラケット61,62の間における内側領域例えば上記内側板61b,62bの間における領域には上記ブームの幅内において該幅方向に沿う横向きに向いた2本の連結ピン着脱用油圧シリンダ75a,75bが配置されている。つまり2本の連結ピン着脱用油圧シリンダ75a,75bはその伸縮軸方向が上記ブーム幅方向に沿い、かつ互いに平行な配置で並べられていて互いに干渉し合わない状態でかつ上記連結板71,72とも干渉しないように配置される。例えば図6及び図7に示すように各連結ピン着脱用油圧シリンダ75a,76bは上記連結ピン64,65の中心軸が通る連結中心軸L0を避けてオフセットするとともに連結中心軸L0の斜め前方下側と斜め後方下側それぞれ離れて別々に位置する。もっとも、斜めではなく前方と斜め後方それぞれ離れて別々に位置させてもよく、また、斜め前方上側と斜め後方上側それぞれ離れて別々に位置させてもよい。さらには斜め前方下側と斜め後方上側、または斜め前方上側と斜め後方下側それぞれ離れて別々に位置させるようにしてもよい。ここで特に重要なことは2本の油圧シリンダ75a,75bがブーム幅方向(ブームの長手方向に対して直交する方向)において互いに重なり合わないことである。図6及び図7に示すように2本の油圧シリンダ75a,75bは連結中心軸L0の位置から斜め下方で前後に位置しており、その油圧シリンダは互いに直接干渉しない位置の関係にある。つまり図6及び図7に示すように連結中心軸L0の位置と、2本の連結ピン着脱用油圧シリンダ75a,75bの中心軸La,Lbの位置とを見るとき、連結中心軸L0を頂点とし、中心軸La,Lbを下辺の両端とする三角形状を形成するので油圧シリンダ75a,75bは連結中心軸L0の下側に配置されるだけでなく、ブーム長手軸方向の前後にもずれて配置されている。したがって連結ピン64,65と油圧シリンダ75a,75bとの配置はその軸方向において互いに重なり合わない非干渉な配置であり、両方の軸線が偏心している配置となっている。更に油圧シリンダ75a,75bはいずれもシリンダチューブ81とロッド82とを有する。そして図3乃至図5に示すようにその長手方向がブーム幅方向に沿うように配置されるとともにロッド82が向く向きが互いに逆に向くように配置されている。
そして一方の油圧シリンダ75aはそのシリンダチューブ81の基端を、枢支ピン84を介して一方の内側板61bに設けた接続ブラケット86に接続し、そのロッド82は接続ブラケット87及び枢支ピン88を介して連結板72に接続されている。他方の油圧シリンダ75bはそのシリンダチューブ81の基端を、枢支ピン89を介して他方の内側板62bに設けた接続ブラケット91に接続し、そのロッド82は接続ブラケット92及び枢支ピン93を介して連結板71に接続されている。2つの連結ピン着脱用油圧シリンダ75a,75bはそのシリンダチューブを支持するブラケットの内側板をそれぞれの起点としてそのロッドを伸縮し、該ロッドに連結した連結板とそれに連結した連結ピンを一緒に移動させるようになっている。
上記連結ピン着脱用油圧シリンダはいずれも横向きで平行に配置されるが、その伸縮する長手軸方向は上記連結ピンの軸上にはなく、かつその連結ピンからオフセットした位置にある。そしてオフセット位置から連結板を介して連結ピンを操作するようになっている。また、連結ピン着脱用油圧シリンダにより操作する連結板の移動方向を、上記連結ピンを移動させるべき方向に沿って移動させるようにその連結板の移動方向または連結ピン着脱用油圧シリンダの伸縮移動方向を規制するガイド装置が設けられている。
次に、このガイド装置の一例について次に説明する。図6及び図7に示すように左右のブラケット61,62の間における内側領域、例えば上記内側板61b,62bの間における領域には上記連結中心軸L0に一致する軸上にわたりガイド軸部材95が設置されている。このガイド軸部材95は連結ピン着脱用油圧シリンダ75a,75bとは離れて配置されている。ガイド軸部材95は上記連結中心軸L0と一致する位置に沿って配置されているとともにその各端部はそれに対応位置する連結板を貫通し、連結ピン内に差し込まれるようになっている。図4に示すように連結板71,72にはそのガイド軸部材95を貫通させるガイド用の挿通孔63がそれぞれ形成されている。挿通孔63はこれに隣接する連結ピンに形成した中空孔94にも連なって形成されるので連結ピンを移動させたとき、ガイド軸部材95の端部は連結ピンに形成した中空孔94にも入り込むので該ガイド軸部材95は連結板および連結ピンをスライド自在に支えてその両者をガイド可能である。ガイド軸部材(ガイド部材)は連結ピンの中空孔(案内部)94にも挿通するので連結板のみならず、連結ピンを連結中心軸L0に沿って案内することができるようになる。したがってスムーズな連結ピンの挿脱を可能にする。
さらに図4乃至図7に示すように、ベースブーム20aの下面部位において連結板71,72の移動に干渉しないブーム幅内の略中央位置にはガイド軸部材95を支持する固定ブラケット98がベースブーム20aに取着されている。この固定ブラケット98は上記連結中心軸L0方向に沿う一対の枠99からなるガイドレール(回転止め部)100が付設されている。そしてガイドレール100によって形成されるガイド溝内には上述した連結板71,72から延出して形成したガイド受部103が嵌り込み、そのガイド受部103がスライド自在になっている。ガイドレール100によってその連結板の回転は阻止され、上記連結板71,72を上記連結中心軸L0の方向へのみ案内する。したがってガイドレール100は連結板71,72をガイドする際の揺れ止め機能を奏し、これにより上記ガイド装置を補助する。また、ガイドレール100は連結板が連結ピン着脱用油圧シリンダによって移動する際にその連結板の回転が阻止される回転止め機構(揺止め装置)を構成している。したがって連結板71,72は回転せずに連結中心軸L0の方向へのみスムーズにガイドされる。このように連結板をガイドする装置を設けたので連結ピン着脱用油圧シリンダにより連結板71,72を移動させる際に連結板の変位を防ぎながら連結板を所定の方向へ案内し、スムーズな連結ピンの挿脱を可能にする。ここでのガイド装置は第1連結ピン64とその第1連結板71のための第1ガイド装置と、第2連結ピン65と第2連結板72のための第2ガイド装置とを一体的に構成したが、各ガイド装置を個別に構成してもよい。
上記連結ピン64,65の外方先端には縮小防止用ストッパ114が着脱自在に取り付けられる。この縮小防止用ストッパ114は上記連結ピン64,65の先端に形成された雌ねじ部115にねじ込めるネジ部材116と、このネジ部材116に設けられた鍔部117とを備える。鍔部117は外側板61aの外側表面に対して当たる。この外側板61aの外側面部位には上記鍔部117を突き当てるための突き出したフランジ118が形成されている。ストッパ114には抜止めピン121を差し込む挿入孔122が形成されている。そして抜止めピン121を挿入孔122に差し込むことによりストッパ114の回転を阻止するようになっている。抜止めピン121は外側板に設けたピン保持部125に装着され、ストッパ114の外れを防止するようになっている。
次に、この起伏シリンダ連結部の作用について説明する。図3乃至図5はブームにブーム起伏用油圧シリンダを連結した状態を示しており、ブームの連結ピン64,65はブラケット61,62の外側板の挿通孔63と内側板の挿通孔63の両者にわたり挿通され、外側板と内側板の両者に架かった状態にある。更に縮小防止用ストッパ114により外側板の挿通孔から連結ピンが抜けないようになっている。そして連結ピン64,65の部分にはブーム起伏用油圧シリンダのロッド先端66の連結孔67が嵌合しており、ブームとブーム起伏用油圧シリンダとは連結されている。
この連結状態を解除する場合はまず先に連結ピンから縮小防止用ストッパ114を取り外し、その状態で連結ピン着脱用油圧シリンダを縮小させる動作が行なわれると、ロッド82が連結板71,72を内側へ移動するのでその連結板71,72と一体的な連結ピン64,65も内側へ移動し、内外側板の間の領域から退避する。すると、内外側板の間に位置するブーム起伏用油圧シリンダのロッド先端が抜け出ることが可能になるのでブーム起伏用油圧シリンダのロッド先端を引き抜き、ブーム側のブラケットから取り外すことができる。一方、ブーム支持フレーム18からもその多段伸縮式ブーム20を取り外す。これによって移動式クレーン10のキャリアフレーム13から多段伸縮式ブーム20を取り外せる。この多段伸縮式ブーム20を取り付ける場合はその逆の手順で行なうことで取付け可能である。
ところで上記説明では起伏シリンダの先端連結部についてその連結ピン着脱用油圧シリンダによる着脱構造について具体的に説明したが、連結ピンによる他の部材同士を連結する連結部にも同様に適用できる。例えば起伏シリンダの基端と支持フレームとの連結部、支持フレームと多段伸縮式ブームの基端との連結部、多段伸縮式ブームのトップヘッドとジブとの連結部(これには取付ブラケットとブームのトップヘッドとの連結部及び取付ブラケットとジブとの連結部の両者を含む)等が考えられる。図8及び図9は多段伸縮式ブームのトップヘッド29とジブ取付けブラケット35との連結部に適用した例を示している。この連結部には上述したブラケット着脱部44,45があり、この上側のブラケット着脱部44と下側のブラケット着脱部45は上述した起伏シリンダ先端連結部と同様な構成であるので同様な構成には同じ符号を付してその説明を省略する。
上述した実施形態ではピン着脱用油圧シリンダを連結ピンの軸からオフセットした位置に配置し、更にブームの幅方向にその伸縮軸方向を向けて配置したのでピン着脱用油圧シリンダを設置する長さ領域を確保できるとともに連結ピンの張出し格納に必要なスペースも十分に確保できるようになる。ピン着脱用油圧シリンダをブームの側方へ大きく突き出して配置する必要がなくなるのでブームの幅以上に広くピン着脱用油圧シリンダを設置する領域を確保する必要がなくなり、また、ピン着脱用油圧シリンダ及び連結ピンがブーム側面より突き出さないので、ブームとブーム起伏シリンダの着脱作業の作業性が向上する。
さらに、クレーン作業時のブーム起伏作動においてブーム周囲の構造物とシリンダ及びピンとの干渉の虞が少なくなる。また、荷物吊り作業の制限や車体上で行なわれるブーム起伏用油圧シリンダをブームから着脱する作業やその他の作業の制約も緩和できる。更には車体上に設けられる構造物の配置等の設計の自由度も高まる。比較的長いピン着脱用油圧シリンダをブームの幅内に設置できるのでそのピン着脱用油圧シリンダのストローク及びその駆動能力も高めることも可能である。また、ピン着脱用油圧シリンダと連結ピンとは干渉せずに連結ピンの移動量を大きくできる結果、その連結ピンに対する部材の係合幅を大きく取れる。さらに連結ピンの外側領域にピン着脱用油圧シリンダを配置しなくともよいので連結ピン周辺が開放され、連結作業性のよい着脱機構を提供できる。
さらに連結ピンがこれを支持する連結部材等を連結ピンの移動方向に案内するガイド装置を設けたので連結ピンの傾きを防ぎ、連結ピンの挿通孔への軸線方向への動きが安定し、連結ピンのスムーズな挿脱を可能にする。また、そのガイド部材はロッド状であり、連結ピンに設けられた案内用孔にそのガイド部材が挿通するようにしたのでそのガイド機能を高める。
本発明の一実施形態に係る移動式クレーンの起上状態を示す説明図。 上記移動式クレーンのブーム支持フレームに多段伸縮式ブームを連結した状態での側面図。 上記移動式クレーンの起伏シリンダ連結部を斜め下方から見た斜視図。 上記移動式クレーンの起伏シリンダ連結部の連結ピンを通る面で横断した横断面図。 上記移動式クレーンの起伏シリンダ連結部の一部を示す下面図。 上記移動式クレーンの起伏シリンダ連結部の連結板を示す縦断面図。 上記移動式クレーンの起伏シリンダ連結部の連結板を示す縦断面図。 多段伸縮式ブームのトップヘッドとジブ取付けブラケットとの連結部に適用した例を示す下面図。 多段伸縮式ブームのトップヘッドとジブ取付けブラケットとの連結部に適用した例を示す側面図。 従来の連結ピン脱着装置の説明図。
符号の説明
10…移動式クレーン
20…多段伸縮式ブーム
23…ブーム起伏用油圧シリンダ
63…挿通孔
64…連結ピン
65…連結ピン
75a…連結ピン着脱用油圧シリンダ
75b…連結ピン着脱用油圧シリンダ

Claims (3)

  1. 第1部材と第2部材とを連結ピンで着脱可能に連結する連結装置を備えた移動式クレーンにおいて、
    上記第1部材に設けられた第1ブラケット及び第2ブラケットと、
    第1ブラケットに上記第1部材の幅方向に軸方向を向けて配置されるとともに上記軸方向へ移動して上記第2部材に設けた第1連結孔に抜き差し可能な第1連結ピンと、
    第2ブラケットに上記第1部材の幅方向に軸方向を向けて配置され、かつ上記第1連結ピンと同軸上に配置されるとともに上記軸方向へ移動して上記第2部材に設けた第2連結孔に抜き差し可能な第2連結ピンと、
    上記第1部材の幅内において該幅方向へ伸縮する方向を向けて配置され、かつ上記第1連結ピン及び第2連結ピンからオフセットした位置に配置されるとともに上記第1連結ピンに第1連結部材を介して接続され、さらに上記第1連結ピンを上記抜差し方向へ移動して第1連結孔から上記第1連結ピンを着脱する第1着脱操作用油圧シリンダと、
    上記第1部材の幅内において該幅方向に伸縮軸方向を向けて配置され、かつ上記第1連結ピン及び第2連結ピン及び上記第1連結ピン着脱用油圧シリンダからオフセットした位置に配置されるとともに上記第2連結ピンに第2連結部材を介して接続され、上記第2連結ピンを上記抜差し方向へ移動して上記第2連結部から上記第2連結ピンを着脱する第2着脱操作用油圧シリンダと、
    を具備したことを特徴とする移動式クレーン。
  2. ブームに複数のブーム起伏用油圧シリンダをそれぞれ連結ピンで着脱可能に連結する連結装置を備えた移動式クレーンにおいて、
    走行体に搭載された支持フレームに基端を取り付けたブームに設けられた第1ブラケット及び第2ブラケットと、
    第1ブラケットに上記ブームの幅方向に軸方向を向けて配置されるとともに上記軸方向へ移動して第1ブーム起伏用油圧シリンダに設けた第1連結孔に抜き差し可能な第1連結ピンと、
    第2ブラケットに上記ブームの幅方向に軸方向を向けて配置され、かつ上記第1連結ピンと同軸上に配置されるとともに上記軸方向へ移動して第2ブーム起伏用油圧シリンダに設けられた第2連結孔に抜き差し可能な第2連結ピンと、
    上記ブームの幅内において該幅方向へ伸縮する方向を向けて配置され、かつ上記第1連結ピン及び第2連結ピンからオフセットした位置に配置されるとともに上記第1連結ピンに第1連結部材を介して接続され、さらに上記第1連結ピンを上記抜差し方向へ移動して第1連結孔から上記第1連結ピンを着脱する第1着脱操作用油圧シリンダと、
    上記ブームの幅内において該幅方向に伸縮軸方向を向けて配置され、かつ上記第1連結ピン及び第2連結ピン及び上記第1連結ピン着脱用油圧シリンダからオフセットした位置に配置されるとともに上記第2連結ピンに第2連結部材を介して接続され、上記第2連結ピンを上記抜差し方向へ移動して上記第2連結部から上記第2連結ピンを着脱する第2着脱操作用油圧シリンダと、
    を具備したことを特徴とする移動式クレーン。
  3. 上記第1連結ピンを支持する連結部材を該連結ピンの移動方向へガイドする第1ガイド装置と、
    上記第2連結ピンを支持する連結部材を該連結ピンの移動方向へガイドする第2ガイド装置と、
    を具備したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動式クレーン。
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