JP2000211888A - 建設機械の連結ピン着脱装置 - Google Patents

建設機械の連結ピン着脱装置

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JP2000211888A
JP2000211888A JP1284399A JP1284399A JP2000211888A JP 2000211888 A JP2000211888 A JP 2000211888A JP 1284399 A JP1284399 A JP 1284399A JP 1284399 A JP1284399 A JP 1284399A JP 2000211888 A JP2000211888 A JP 2000211888A
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Mamoru Nomura
守 野村
Takatsugu Watanabe
隆次 渡辺
Eiji Ishibashi
英治 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブームと旋回体とをシリンダ装置によって着脱
される連結ピンにより連結する際に、連結ピンの連結状
態を確認しやすくする。 【解決手段】ブーム4のフート部ブラケット15L,1
5Rにピン孔16を覆うようにカバー部材31を設け、
カバー部材31には、シリンダロッド32cがピン孔1
6と同軸上に配置されるとともにカバー部材31内を前
記ピン孔16,18に向けて伸縮動作するようにシリン
ダ装置32が設けられる。シリンダロッド32cの先端
には連結ピン19が連結され、シリンダロッド32cと
連結ピン32との連結部には、先端部がカバー部材31
から突出するインジケータピン37が設けられる。連結
ピン19の移動にともなってインジケータピン37の位
置が変化し、連結ピン19の挿入、引き抜き状態を確認
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械の連結ピ
ンの着脱装置に関し、特に、連結ピンの重量が大きい、
例えばクレーンのブームと本体とを連結する連結ピンの
着脱装置に関する。
【0002】
【従来技術】建設機械としてのクローラクレーンは、近
年の工事の大型化等の理由により吊上げ能力が数十ト
ン、数百トンを越すことがある。このクローラクレーン
は、履帯式の走行体を有する本体と、本体の前部に起伏
動可能に軸支されるラチスによる骨組構造のブームと、
ブームの頂部からフックを吊下し、そのフックに接続さ
れたワイヤロープを巻き取るウインチ等により大略構成
される。前述のブームは、ワイヤロープによって数十ト
ン、数百トンの吊荷を支持する関係上、構造部材の鋼管
の径も大きくなるとともに、その長さも数十メートルに
達するため重量が大きくなり、またそのブームを本体に
連結するピンの径、長さとも大きくなる。
【0003】一方、クローラクレーンは、輸送のために
本体からブームを取り外したり、取付けたりすることが
行われるが、ピンの大型化による重量増加等の理由で、
ピンの取付け取り外し作業は労力を要する作業になって
いる。
【0004】また、ブームと本体との連結位置が、走行
体の上部に設けられた旋回体上となるため、取付け作業
位置が高い位置となり、さらに、近年の機械の居住性等
の向上により運転室が大型化し、運転室に隣接する本体
とブームとの連結部の空間が狭小となり、連結ピンの抜
き差しを行う十分な作業スペースを確保するのが難しく
なっている。
【0005】これらの問題に鑑み、実開昭59-123
081号公報(実開昭58-16129号明細書)には、
ブームと本体との連結ピンの着脱を油圧シリンダを用い
て行うようにしたものが開示されている。この明細書に
記載のものは、位置合わせされたブーム連結部と本体連
結部とのピン穴に、本体連結部間に設けられた復動式油
圧シリンダによって連結ピンを挿入し、および引き抜き
するもので、これによって連結ピンの抜き差し作業を容
易化している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ブームと本体との連
結、分解作業では、ブームと本体との位置合わせ、すな
わち、ブーム連結部のピン穴と本体連結部のピン穴との
位置を合わせを行ない、この位置を確認しながら前述の
復動式油圧シリンダを操作して連結ピンをそれらピン穴
に挿入することが行われる。
【0007】しかし、連結ピンをピン穴に挿入する場
合、ちょっとした位置ずれで、連結ピンが挿入できなく
なったり、連結ピンがピン穴に噛み込んでしまう可能性
があるため、慎重な作業になる。そこでピン穴のずれ、
連結ピンの挿入状態を確認しながら復動式油圧シリンダ
を操作する必要があるが、本体連結部は地上高も高くな
るため目視しずらいとともに、ブームと本体との連結状
態においてブーム連結部と本体連結部との隙間が小さい
ため、連結ピンによって挿入状態を確認するのは困難で
ある。
【0008】また、連結ピンの挿入状態を確認しながら
復動式シリンダを操作する必要があるため、復動式油圧
シリンダの操作は、運転室外の本体連結部近傍で行わな
ければならず、操作スイッチ等の機器を屋外に設けるこ
とになり、防水害の保護策を講じなければならないとい
う問題もあった。
【0009】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたもので、連結ピンによって固定側構造体と回動
体とを回動可能に連結するものにあって、連結ピンの挿
入状態を容易に確認でき、これにより、固定側構造体と
回動体との連結、分解作業を迅速かつ容易に行えるよう
にした建設機械の連結ピン着脱装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の図4〜6
に対応づけて本発明を説明する。
【0011】(1)請求項1の発明は、建設機械の固定
側構造体2,17L,17Rに設けられるピン孔18と
前記固定側構造体2,17L,17Rに対して回動可能
な回動体4,15L,15Rに設けられるピン孔16と
に連結ピン19を挿入して両者を連結しまたは、挿入さ
れた前記連結ピン19を引き抜いて両者の連結を解除す
るように構成される建設機械に適用される。そして、前
記固定側構造体2,17L,17Rまたは回動体4,1
5L,15Rのいずれか一方に、前記ピン孔16を覆う
カバー部材31を設け、前記カバー部材31には、シリ
ンダロッド32cを前記ピン孔16,18に向けて伸縮
動作するようにシリンダ装置32が設けられ、前記シリ
ンダロッド32cの先端には前記連結ピン19が連結さ
れ、前記シリンダロッド32cと連結ピン19との連結
部には、先端部が前記カバー部材31から突出するイン
ジケータ37を設けることにより、上述した目的を達成
する。
【0012】これにより、シリンダ装置32のシリンダ
ロッド32cを伸長、収縮して連結ピン19を固定側構
造体2,17L,17Rと回動体4,15L,15Rの
ピン孔16,18に挿入、引き抜きする場合に、連結ピ
ン19の位置を確認することができるため、連結ピン1
9の挿入、引き抜き状態に応じてシリンダ装置32を適
宜操作することで、固定側構造体2,17L,17Rと
回動体4,15L,15Rとの連結作業、分解作業を容
易に行うことができる。
【0013】(2)請求項2の発明は、前記カバー部材
31には、前記インジケータ37を前記シリンダロッド
32cの移動方向に案内する案内溝42を設け、前記イ
ンジケータ37の先端部を前記案内溝42から外部へ突
出させるようにしたものである。
【0014】これにより、インジケータ37の移動が速
やかに行われるとともに、インジケータ37によって連
結ピン19の回転を防止することができるため、連結ピ
ン19の摩耗等を防止できる。
【0015】(3)請求項3の発明は、前記連結ピン1
9と油圧シリンダ装置32のシリンダロッド32cとを
前記インジケータ37によって連結したものである。
【0016】これにより、連結ピン19とシリンダ装置
32のシリンダロッド32cとの連結部の構造が簡素化
できる。
【0017】以上の課題を解決するための手段の項で
は、実施の形態の図を用いて発明を説明したが、これに
より本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明における建設機械の連結ピ
ン着脱装置の一実施の形態を図1〜図6により説明す
る。図1は、本発明の建設機械の連結ピン着脱装置が適
用されるクレーンの全体側面図、図2は、図1における
平面図、図3は、図2におけるA部詳細図、図4は、図
3におけるB方向矢視図、図5は、図4におけるC−C
方向断面図、図6は、図5のD−D線断面図、図7は連
結ピンとピストンロッド接続部の斜視図である。図1、
図2により本発明の建設機械の連結ピン着脱装置が適用
されるクレーンについて説明する。
【0019】図において、1は履帯式の走行体、2は走
行体1の上部に旋回装置3を介して設けられる旋回体、
4は旋回体2の前部に俯仰動可能に軸支されるブーム、
5は旋回体2の前部でブーム4の側方部に設けられる運
転室、6は運転室5の後部に設けられる機械室、7は旋
回体2の後端部に設けられるカウンタウェイト、8は旋
回体2上に立設されるAフレームで、このAフレーム
は、旋回体2に設けられる不図示の起伏ウインチから繰
出される起伏ロープ14をブーム4の頂部に向けて案内
するものである。9はブーム4の所定量以上の後傾を制
限するバックステーである。
【0020】前述のブーム4は、ラチスによる骨組構造
をなし、旋回体2に回動可能に軸支される基端ブーム4
aと、基端ブーム4aの先端部に不図示の連結ピンによ
って連結される先端ブーム4bとからなり、先端ブーム
4bの先端には、旋回体2上に設けられる不図示の主巻
ウインチから繰り出される主巻ロープ13を下方に向け
て案内するシーブ10,11が設けられる。12は、先
端ブーム4bの頂部から吊下げされる主巻ロープ13が
掛け回され、主巻ロープ13の繰出し、繰込みによって
昇降するフックである。
【0021】基端ブーム4aは、基端部に一対の二股形
状のフート部ブラケット15R,15Lが設けられ、フ
ート部ブラケット15R,15Lにはそれぞれピン孔1
6が設けられている(図6参照)。
【0022】また、旋回体2の前端部には、基端ブーム
4aを回動自在に連結するためのブームフート17R,
17Lが設けられ、ブームフート17R,17Lには、
それぞれピン孔18が設けられている。そして、基端ブ
ーム4aのフート部ブラケット15R,15Lの二股部
をそれぞれ、旋回体2のブームフート17R,17Lに
挟み込み、それらのピン孔16とピン孔18との中心位
置を合わせ、それらピン孔16,18に連結ピン19を
それぞれ挿入して先端ブーム4aと旋回体2とを連結す
る。
【0023】そして、基端ブーム4aのフート部ブラケ
ット15R,15Lには、それぞれ、本発明の連結ピン
着脱装置30が設けられる。次に連結ピン着脱装置30
について詳述する。なお、連結ピン着脱装置30は、フ
ート部ブラケット15R,15Lのそれぞれに設けられ
るものであるが、同一の構成であるため、一方のみ説明
する。
【0024】図3〜図6において、31は、フート部ブ
ラケット15Rのピン孔16を覆うように取付けられる
半円筒体のカバー部材である。カバー部材31は、一端
側に開口部を有し、その外周部に半円状のフランジ35
が設けられている。カバー部材31の他端部には、後述
の油圧シリンダ32が設けられる蓋体41が設けられて
いる。そしてこのカバー部材31は、ボルト36によっ
てフート部ブラケット15Rにフランジ35を螺着させ
ることにより、取付けられる。また、このカバー部材3
1の外周壁の軸方向に案内溝42が設けられ、後述する
インジケータピン37を案内移動する。
【0025】油圧シリンダ32はシリンダチューブの端
部にフランジ33を有し、ボルト34によってカバー部
材31の蓋体41にフランジ33を螺着することによ
り、油圧シリンダ32がカバー部材31に取付られる。
この油圧シリンダ32には、ボトム室圧油供給口および
ロッド室側圧油供給口にそれぞれ油圧カプラ32a,3
2bが設けられ、油圧シリンダ32の伸縮動作を行うと
きに、旋回体2からの油圧源を接続して圧油が供給され
る。
【0026】また、図7によく示されているように、油
圧シリンダ32のシリンダロッド32cの先端には、径
方向に連結穴32dが設けられている。連結ピン19に
設けられる嵌合穴19aにシリンダロッド32cが嵌合
されている。そして、連結ピン19の嵌合穴19aを横
切る径方向の係止穴19bには、後述するインジケータ
ピン37の端部が挿入され、これにより、シリンダロッ
ド32cと連結ピン19とが連結されている。なお、連
結ピン19には、回転防止のための切欠き部19cが設
けられている。
【0027】このインジケータピン37は、抜け止めリ
ング40によってピン穴19b,32dからの抜け落ち
が防止されている。
【0028】なお、本実施の形態では詳述しないが、油
圧シリンダ32の駆動源となる油圧源は、旋回体2上に
設けられる油圧源を使用し、この油圧源からの油圧を運
転室5内に設けた操作スイツチによって操作して、油圧
シリンダ32への供給をコントロールするものである。
【0029】前述のインジケータピン37は、一端が油
圧シリンダ32のシリンダロッド32cの連結穴32d
と連結ピン19のピン穴19bに挿入されて、両者を連
結し、他端が前述したカバー部材31に設けられた案内
溝42から突出するように設けられている。したがっ
て、油圧シリンダ32のシリンダロッド32cの伸縮動
作に伴い、インジケータピン37も案内溝42に沿って
移動する。インジケータピン37が図4,図6に示すよ
うに左端位置まで移動したときには、連結ピン19は、
フート部ブラケット15Rのピン孔16および、旋回体
2のブームフート17のピン孔18に挿入された状態と
なる。反対に、図4,図6において右端位置まで移動し
たときは、連結ピン19がそれらピン孔16,18から
抜け出た状態となる。これによって連結ピン19の位置
を確認することができる。
【0030】また、連結ピン19の係止穴19bに貫通
して設けられているインジケータピン37の端部は、カ
バー部材31に軸方向に延設されている案内溝42から
突出するように設けられているので、ブーム4の回動動
作に伴って連結ピン19に回転力が発生しても、インジ
ケータピン37がカバー部材31の案内溝41に当接し
て連結ピン19の回転が阻止される。
【0031】なお、本実施の形態では、連結ピン19の
切欠き部19cにロックプレート38を当接させ、その
ロックプレート38をボルト39によってフート部ブラ
ケット15R,15Lに取付けている。そのため、連結
ピン19がフート部ブラケット15R,15Lのピン孔
16と、旋回体2のブームフート17R,17Lのピン
孔18とに挿入された状態において、ブーム4の俯仰動
により連結ピン19が共回りするのが防止される。
【0032】なお、上述したようにこの連結ピン着脱装
置30は、基端ブーム4aのフート部ブラケット15
R,15Lの両方にそれぞれ設けられるものである。
【0033】次に以上のように構成される建設機械の連
結ピン着脱装置の動作を旋回体2に基端ブーム4aを取
付ける場合により説明する。
【0034】(1)取外されている基端ブーム4aを別
に用意したクレーンで吊り上げ、旋回体2の前端部付近
に移動させる。
【0035】(2)基端ブーム4aのフート部ブラケッ
ト15R,15Lの二股部を旋回体2のブームフート1
7R,17Lに差し込み、それらに穿設されているピン
孔16,18の中心を合わせる。
【0036】(3)油圧シリンダ32の油圧カプラ32
a,32bに旋回体2に設置されている油圧源を接続す
る。
【0037】(4)運転室5内に設けられる油圧源操作
スイッチを操作し、油圧シリンダ32を伸長動作させ
る。すると、カバー部材31内に収容された連結ピン1
9は、油圧シリンダ32のシリンダロッド32cの伸長
動作に伴って位置合わせられたフート部ブラケット15
R,15Lとブームフート17R,17Lのピン孔1
6,18に向けて移動し挿入される。このとき、連結ピ
ン19のピン孔16,18への挿入状態は、インジケー
タピン37によって確認できるため、ブームフート17
R,17Lの近傍でピン孔16,18の位置合わせ作業
等を行っている作業員は、連結ピン19の挿入状態を確
認しながら、ピン孔16,18の位置の微調整作業等を
行うことができるとともに、運転室5内で油圧シリンダ
32の操作を行うオペレータも連結ピンの挿入状態が確
認できるため、連結ピン19の挿入状態に応じて油圧源
操作スイッチを操作し、油圧シリンダ32を伸長動作を
加減できるため、ブーム4の取付作業を簡単に行うこと
ができる。
【0038】そして連結ピン19がピン孔16,18に
挿入されたことを確認した後、ロックプレート38をボ
ルト39により取付けるが、インジケータピン37とカ
バー部材31により、連結ピン19は回転しないので、
ロックプレート38が取付けられる切欠き部19cの位
置修正も行う必要が無く、ロックプレート38を容易に
装着することができる。
【0039】また、ブーム4をブームフート17R,1
7Lから取り外す場合は、前述と逆の手順により、運転
室5内のオペレータが油圧源操作スイッチを操作して油
圧シリンダ32を収縮動作させるが、この場合もインジ
ケータピン37により、運転室5内のオペレータ、およ
びブームフート15R,15L近傍の作業員がともに、
連結ピン19の引き抜き状態を確認できるため、効率良
く作業を行うことができる。
【0040】なお、本実施の形態では、連結ピン着脱装
置30を基端ブーム4aに取り付けたものについて説明
したが、旋回体2のブームフート17R,17Lに設け
る構成としてもよい。その場合は、カバー部材31をブ
ームフート17R,17L近傍の旋回体2上にブラケッ
ト等を用いて取付ければ良い。また、本発明は連結ピン
の移動に連動して移動するインジケータを目視可能に設
置するものであれば、どのような構成でもよく、実施の
形態に限定されない。たとえば、ピン状のインジケータ
に限ることなく、板状でもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の建設機械の連結ピン着脱装置
は、以上のように構成したことから、シリンダ装置のシ
リンダロッドを伸長、収縮して連結ピンを固定側構造体
と回動体のピン孔に挿入、引き抜きする場合に、インジ
ケータにより連結ピンの位置を確認することができるた
め、連結ピンの挿入、引き抜き状態に応じてシリンダ装
置を適宜操作することで、固定側構造体と回動体との連
結作業、分解作業を容易に行うことができる。また、カ
バー部材に案内溝を設け、インジケータをその案内溝に
沿って移動するようにしたので、インジケータの移動が
速やかに行われるとともに、連結ピンの回動を阻止でき
るため、連結ピンが回動することがなく摩耗の促進を防
止できる。また、連結ピンとシリンダロッドとをインジ
ケータによって連結するようにしたので、連結構造が簡
素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械の連結ピン着脱装置が適用さ
れるクレーンの全体側面図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】図2におけるA部詳細図である。
【図4】図3におけるB方向矢視図である。
【図5】図4におけるC-C方向断面図である。
【図6】図5のD−D方向断面図である。
【図7】連結ピンとピストンロッドとの接続部の斜視図
である。
【符号の説明】
2:旋回体 4:ブーム 4a:基端ブーム 15L,15R:フート部ブ
ラケット 16,18:ピン孔 17L,17R:ブー
ムフート 19:連結ピン 30:連結ピン着
脱装置 31:カバー部材 32:油圧シリン
ダ 37:インジケータピン 42:案内溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 英治 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 3F205 AA07 CA01 CA09 CB12 DA02 JA10 KA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械の固定側構造体に設けられるピン
    孔と前記固定側構造体に対して回動可能な回動体に設け
    られるピン孔とに連結ピンを挿入して両者を連結しおよ
    び、挿入された前記連結ピンを引き抜いて両者の連結を
    解除するための建設機械の連結ピン着脱装置において、 前記固定側構造体および回動体のいずれか一方に、前記
    ピン孔を覆うカバー部材を設け、 このカバー部材には、シリンダロツドを前記ピン孔に向
    けて伸縮動作するようにシリンダ装置が設けられ、前記
    シリンダロッドの先端には前記連結ピンが連結され、前
    記シリンダロッドと連結ピンとの連結部には、先端部が
    前記カバー部材から突出するインジケータを設けたこと
    を特徴とする建設機械の連結ピン着脱装置。
  2. 【請求項2】請求項1の装置において、前記カバー部材
    には、前記インジケータを前記シリンダロッドの移動方
    向に案内する案内溝を設け、前記インジケータの先端部
    を前記案内溝から外部へ突出させるようにしたこと特徴
    とする建設機械の連結ピン着脱装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の装置において、前記連
    結ピンと油圧シリンダ装置のシリンダロッドとを前記イ
    ンジケータによって連結したことを特徴とする建設機械
    の連結ピン着脱装置。
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