JP2009162154A - レシプロエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】幾何学的圧縮比を13.0以上で、バルブオーバーラップ期間の設定による既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上をより確実に図れるレシプロエンジンを提供することにある。
【解決手段】吸気弁及び排気弁が同時に開弁するバルブオーバーラップ期間が設定され、幾何学的圧縮比が13.0以上であって、火花点火式のレシプロエンジンにおいて、前記吸気弁の往復直線運動方向と平行であり、かつ、前記吸気弁のヘッド部を通過する、互いに平行な複数の仮想切断面における燃焼室の各断面積をSi1、前記仮想切断面よりも前記燃焼室の外方側における前記ヘッド部とバルブシートとの有効開口面積をSi2とした場合に、前記バルブオーバーラップ期間の中央時点において、いずれの前記仮想切断面においても、Si1≧Si2であることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明はレシプロエンジンに関し、幾何学的圧縮比が13.0以上のレシプロエンジンに関する。
吸気弁及び排気弁のバルブタイミングとして、ピストンが上死点付近のタイミングで吸気弁及び排気弁が同時に開弁するバルブオーバーラップ期間を設定したレシプロエンジンが提案されている(例えば、特許文献1)。バルブオーバーラップ期間を設定することで、既燃ガスの掃気性と吸気の充填効率とを向上することができる。
特開2006−283631号公報
ここで、燃費向上の方法として、幾何学的圧縮比を例えば13.0以上となるように、高く設定することで熱効率を向上することが提案されている。しかし、排気量が同じであれば幾何学的圧縮比を高く設定すればするほど燃焼室の容積は小さくなり、燃焼室内での吸排気方向での気体の流動に抵抗が生じる。このため、幾何学的圧縮比を高く設定したレシプロエンジンにおいてバルブオーバーラップ期間を設けた場合、バルブのリフト量に応じて吸気、排気が促進されず、既燃ガスの掃気性と吸気の充填効率との向上が図れない場合がある。これを改善するために燃焼室の容積を拡大すれば幾何学的圧縮比が低くなるため、燃焼室内での吸排気方向での気体の流動の抵抗を抑えながら幾何学的圧縮比が高くなる燃焼室形状が要求される。
本発明の目的は、幾何学的圧縮比を13.0以上に設定したレシプロエンジンについて、バルブオーバーラップ期間の設定による既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上をより確実に図れるレシプロエンジンを提供することにある。
第1の本発明によれば、吸気弁及び排気弁が同時に開弁するバルブオーバーラップ期間が設定され、幾何学的圧縮比が13.0以上であって、火花点火式のレシプロエンジンにおいて、前記吸気弁の往復直線運動方向と平行であり、かつ、前記吸気弁のヘッド部を通過する、互いに平行な複数の仮想切断面における燃焼室の各断面積をSi1、前記仮想切断面よりも前記燃焼室の外方側における前記ヘッド部とバルブシートとの有効開口面積をSi2とした場合に、前記バルブオーバーラップ期間の中央時点において、いずれの前記仮想切断面においても、Si1≧Si2であることを特徴とするレシプロエンジンが提供される。
Si1≧Si2の関係が満たされている場合、前記吸気弁のヘッド部と前記バルブシートとの隙間から前記燃焼室内に流れ込む気体の通過面積と、少なくとも同じ通過面積が前記燃焼室内に確保される。よって、前記燃焼室内での気体の流動の抵抗を抑えることができる。
一方、前記バルブオーバーラップ期間の中間時点においては、既燃ガスの掃気性と吸気の充填効率との向上効果が最も高まると考えられる。そこで、本発明では、少なくともこの中間時点において、Si1≧Si2となるようにすることで、幾何学的圧縮比を高めるための燃焼室形状の設計自由度をある程度確保した上で、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上をより確実に図れる。
また、第2の本発明によれば、吸気弁及び排気弁が同時に開弁するバルブオーバーラップ期間が設定され、幾何学的圧縮比が13.0以上であって、火花点火式のレシプロエンジンにおいて、前記排気弁の往復直線運動方向と平行であり、かつ、前記排気弁のヘッド部を通過する、互いに平行な複数の仮想切断面における燃焼室の断面積をSe1、前記仮想切断面よりも前記燃焼室の外方側における前記ヘッド部とバルブシートとの有効開口面積をSe2とした場合に、前記バルブオーバーラップ期間の中央時点において、いずれの前記仮想切断面においても、Se1≧Se2であることを特徴とするレシプロエンジンが提供される。
Se1≧Se2の関係が満たされている場合、前記燃焼室から前記排気弁のヘッド部と前記バルブシートとの隙間を通って流出する気体の通過面積と、少なくとも同じ通過面積が前記燃焼室内に確保される。よって、前記燃焼室内での気体の流動の抵抗を抑えることができる。
一方、前記バルブオーバーラップ期間の中間時点においては、既燃ガスの掃気性と吸気の充填効率との向上効果が最も高まると考えられる。そこで、本発明では、少なくともこの中間時点において、Se1≧Se2となるようにすることで、幾何学的圧縮比を高めるための燃焼室形状の設計自由度をある程度確保した上で、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上をより確実に図れる。
本発明においては、前記吸気弁を1気筒あたり2つ設け、前記仮想切断面は2つの前記吸気弁の配列方向と平行であってもよい。また、第2の本発明においては、前記排気弁を1気筒あたり2つ設け、前記仮想切断面は2つの前記排気弁の配列方向と平行であってもよい。
この構成によれば、前記仮想切断面と気体の流動方向とが略直交することから、吸排気される気体量に見合った前記燃焼室内の気体の通過面積をより現実的に確保できる。
本発明においては、前記吸気弁と前記排気弁とがクランク軸の軸方向と直交する方向に離間して配置され、前記吸気弁と前記排気弁との間に点火プラグが配置され、前記仮想切断面は前記クランク軸の前記軸方向と平行であってもよい。この構成によれば、前記仮想切断面と気体の流動方向とが略直交することから、吸排気される気体量に見合った前記燃焼室内の気体の通過面積をより現実的に確保できる。
また、本発明においては、前記中央時点が、ピストンが上死点に位置するタイミングとずれていてもよい。この構成によれば、前記燃焼室内の気体の通過面積を確保し易くなり、また、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上を図れる。
また、本発明においては、前記中央時点が、前記ピストンが上死点に位置するタイミングよりも進角方向にずれていてもよい。この構成によれば、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上を図れる。
また、第1及び第2の本発明においては、幾何学的圧縮比が14.0以上であってもよく、また、14.5以上であってもよい。幾何学的圧縮比を高めることで熱効率を向上できる。
以上述べた通り、本発明によれば、幾何学的圧縮比を13.0以上に設定したレシプロエンジンについて、バルブオーバーラップ期間の設定による既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上をより確実に図れるレシプロエンジンを提供することができる。
図1(a)は本発明の一実施形態に係るレシプロエンジンAの燃焼室4近傍の構成を示す図、(b)はピストン30の斜視図である。エンジンAは4サイクルの直列多気筒ガソリンエンジンを想定したものであるが、他の形式のレシプロエンジンにも本発明は適用可能である。図中、Zはピストン30の往復直線運動方向を、Yは気筒列方向(不図示のクランク軸方向)を、Xは気筒列方向と直交する方向を示し、これらは互いに直交する。
エンジンAは、シリンダヘッド10を備える。シリンダヘッド10は1気筒あたり2つの吸気ポート11及び排気ポート12を有している。吸気ポート11、排気ポート12の各端部にはバルブシート部11a、12aが設けられている。
各吸気ポート11には吸気弁1が、各排気ポート12には排気弁2がそれぞれ設けられており、したがって、吸気弁1及び排気弁2も1気筒あたり2つである。2つの吸気弁1はY方向に配列されており、また、2つの排気弁2もY方向に配列されている。吸気弁1と排気弁2とはX方向に離間して配置されている。
吸気弁1及び排気弁2は、それぞれ、ヘッド部1a、2a及びステム部1b、2bを有しており、リンダヘッド10に設けた不図示の動弁機構の作用により矢印d1、d2で示すその中心軸方向に往復直線運動を行って、吸気ポート11、排気ポート12を開閉する。
シリンダヘッド10は、燃焼室4を形成する部位においてZ方向に窪んでおり、その窪みの中央付近(燃焼室4の略中央)に点火プラグ3を有している。点火プラグ3は燃焼室4内の混合気に火花点火してその燃焼を開始させる。点火プラグ3は、吸気弁1と排気弁2との間に位置している。
シリンダヘッド10には、また、燃料を燃焼室4内に噴射するインジェクタ5が設けられている。本実施形態ではいわゆる直噴方式を想定しているが、本発明はポート噴射方式のレシプロエンジンにも適用できる。
エンジンAは、シリンダブロック20を備える。シリンダブロック20のシリンダ内にはピストン30が配置され、燃焼室4内の混合気の燃焼によりZ方向に往復直線運動を行う。ピストン30の往復直線運動は不図示のクランク軸の回転運動に変換されることになる。
ピストン30の上面31はZ方向に隆起した隆起部32を有する。隆起部32を設けることでレシプロエンジンAの幾何学的圧縮比をピストン30の形状によって、より高く設定することができる。ここで、本実施形態では、上記の通り、シリンダヘッド10が燃焼室4を形成する部位においてZ方向に窪んでおり、吸気弁1側及び排気弁2側から燃焼室4の中央に向かって窪むようにしている。そこで、隆起部32を吸気弁1側及び排気弁2側からその中央に向かって隆起した形状としている。このように隆起部32を形成することで、燃焼室4のZ方向の厚さを、より小さくすることができ、幾何学的圧縮比を大きくすることができる。
ピストン30の上面31は、また、凹部33を有している。凹部33を設けたことで、ピストン30の運動方向であるZ方向で下方向への火炎伝播を促進でき、エンジンの熱効率向上を図れる。本実施形態の場合、凹部33は点火プラグ3の下方に設けられている。このようなピストン30の上面31の形状により、火炎伝播性を更に向上でき、エンジンAの熱効率向上を図れる。本実施形態では、凹部33はお椀型に形成されているが凹部33の形状は問われない。
本実施形態では幾何学的圧縮比を13.0以上に設定する。幾何学的圧縮比を高く設定することで熱効率を向上し、燃費向上を図れる。ここで、幾何学的圧縮比とは、周知の通り、ピストン30が上死点にあるときの燃焼室の容積をV1、排気量(行程容積)をV0とすると、(V0+V1)/V1で示される。容積V1は、いわゆる隙間容積であり、ピストン30上死点にあるときに、燃焼室4に面するシリンダヘッド10の内壁及びシリンダヘッド10に取り付けられた部品(吸気弁1及び排気弁2(閉弁時)、点火プラグ3、インジェクタ5)の表面、シリンダブロック20のシリンダ内壁、ピストン30の表面、シリンダヘッド10とシリンダブロック20との隙間により画定される燃焼室4の容積である。
次に、吸気弁1、排気弁2のバルブタイミングについて説明する。本実施形態は、ピストン30が上死点付近にあるときに吸気弁1、排気弁2が同時に開弁するバルブオーバーラップ期間が設定されている。なお、吸気弁1又は排気弁2若しくはその両方に可変バルブタイミング装置を設けてバルブタイミングを可変としてもよい。
図2はバルブオーバーラップ期間の説明図である。期間Tがバルブオーバーラップ期間である。図中、上死点とはピストン30が上死点に位置するクランク角の位相である。Tcは、クランク角の位相でみて、バルブオーバーラップ期間の中央時点を示す。本実施形態では中央時点Tcがピストン30の上死点の位相とずれており、特に進角方向にずれている。
バルブオーバーラップ期間では、主として、排気の脈動により排気ポート12から燃焼室4内の既燃ガスが吸い出され、これにより吸気ポート11から吸気が燃焼室4内に吸い込まれることで、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上を狙ったものである。したがって、燃焼室4内の気体の、図1の矢印d3の方向への流動が促進されることが望ましい。
しかし、幾何学的圧縮比を相対的に高く設定すると、燃焼室4の容積は相対的に小さくなり、燃焼室4内の気体の流動性が悪くなる。特に、本実施形態のように、ピストン30の上面31に隆起部32を設けた場合、矢印d3方向の気体の流動性が悪くなる場合がある。よって、バルブオーバーラップ期間を設けても、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上が図れない事態が生じ得る。そして、気体の流動性の評価の基準となるものがなければ、幾何学的圧縮比を高圧縮比とすることと、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上とを両立するためには、燃焼室4の形状、特に、ピストン30の上面31の形状を試行錯誤により設計することになり、設計効率が著しく劣る。
そこで、本実施形態では、吸気弁1の往復直線運動方向d1と平行であり、かつ、吸気弁1のヘッド部1aを通過する、互いに平行な複数の仮想切断面IPiにおける燃焼室4の各断面積をSi1、仮想切断面IPiよりも燃焼室4の外方側におけるヘッド部1aとバルブシート11aとの有効開口面積をSi2とした場合に、バルブオーバーラップ期間Tの中央時点Tcにおいて、いずれの仮想切断面IPiにおいても、Si1≧Si2とする。
排気側も同様に、排気弁2の往復直線運動方向d2と平行であり、かつ、排気弁2のヘッド部2aを通過する、互いに平行な複数の仮想切断面IPeにおける燃焼室4の各断面積をSe1、仮想切断面IPeよりも燃焼室4の外方側におけるヘッド部2aとバルブシート12aとの有効開口面積をSe2とした場合に、バルブオーバーラップ期間Tの中央時点Tcにおいて、いずれの仮想切断面IPeにおいても、Se1≧Se2とする。
なお、これらの条件は、吸気側、排気側のいずれか一方のみが成立する場合でも、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上が見込めるが、本実施形態のように双方が成立することが望ましい。また、仮想切断面IPiと仮想切断面IPeとを総称する場合には、仮想切断面IPと、断面積Si1と断面積Se1とを総称する場合には、断面積S1と、有効開口面積Si2と有効開口面積Se2とを総称する場合には、有効開口面積S2という。
図3は、仮想切断面IP、断面積S1、有効開口面積S2の説明図である。同図において、バルブvは、吸気バルブ1又は排気バルブ2に相当する。燃焼室空間4’は、バルブオーバーラップ期間Tの中央時点Tcにおける燃焼室4の3次元形状を示す。バルブ配列方向とは上記Y方向である。バルブ往復直線運動方向とは上記d1又はd2方向である。燃焼室外方及び燃焼室内方とは、仮想切断面IPに対して点火プラグ3側が内方、反対側が外方である。
仮想切断面IPは、バルブ往復直線運動方向と平行で、かつ、バルブvのヘッド部vaを通過する平面である。本実施形態の場合、更に、仮想切断面IPはバルブ配列方向(したがって、不図示のクランク軸の軸方向)と平行である。
断面積S1は仮想切断面IPにより燃焼室空間4’を切断した場合の、その切断面の面積である。有効開口面積S2は、いわゆるカーテンエリアのうち、仮想切断面IPよりも燃焼室4の外方側におけるヘッド部vaとバルブシート(図3において不図示)との有効開口面積である。図4に示すように、吸気弁1及び排気弁2のヘッド部1a、1bと、バルブシート11a、11bとの離間幅Wが最小になる地点において、幅Wとバルブシート11a、11bの内周長及びヘッド部1a、1bの外周長とにより画定される面積である。これら内周長及び外周長は、仮想切断面IPとの交点を端点とする燃焼室4の外方側の部分の周長である。
図3に戻り、本実施形態のように2つのバルブvを設けた場合は、一方のバルブvにおける有効開口面積S2−1と他方のバルブvにおける有効開口面積S2−2の合計の面積を有効開口面積S2とする。
さて、燃焼室4内の気体の、図1の矢印d3の方向への流動が生じている場合、図3における有効開口面積S2−1及びS2−2で示した部分(ヘッド部vaとバルブシートとの隙間)を通過して、燃焼室4と吸気ポート11及び排気ポート12との間で流通する気体は、図3における断面積S1の部分を通過することになる。したがって、断面積S1>有効開口面積Sの関係にある場合は、断面積S1の部分が気体の流れを絞っていることになり、燃焼室4内において図1の矢印d3の方向への気体の流動に抵抗していることになる。
一方、Si1≧Si2の関係が満たされている場合、ヘッド部vaとバルブシートとの隙間を流通する気体の通過面積(S2)と、少なくとも同じ通過面積(S1)が燃焼室4内に確保される。よって、燃焼室4内での気体の流動の抵抗を抑えることができる。なお、図3においては、仮想切断面IPを1つのみ図示するが、互いに平行な複数の仮想切断面IPにおいてSi1≧Si2の関係が満たされるようにすることで、燃焼室4内で広範囲に渡って気体の流動の抵抗を抑えることができる。複数の仮想切断面IPは、当該仮想切断面IPに直交する方向において、ヘッド部vaの直径分の任意の位置において設定され、各仮想切断面IPにおいてSi1≧Si2の関係が満たされれば燃焼室4内全域で気体の流動の抵抗を抑えることができる。
また、本実施形態では仮想切断面IPはバルブ配列方向(したがって、不図示のクランク軸の軸方向)と平行であるため、仮想切断面IPと燃焼室4内の気体の流動方向d3とが略直交することから、吸排気される気体量に見合った燃焼室4内の気体の通過面積をより現実的に確保できる。
次に、バルブオーバーラップ期間Tの中間時点Tcにおいては、既燃ガスの掃気性と吸気の充填効率との向上効果が最も高まると考えられる。そこで、少なくともこの中間時点Tcにおいて、Si1≧Si2となるようにすることで、幾何学的圧縮比を高めるための燃焼室形状の設計自由度をある程度確保した上で、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上をより確実に図れる。
また、本実施形態では中央時点Tcが、ピストン30が上死点に位置するタイミングとずれているので、燃焼室4内の気体の通過面積を確保し易くなり、また、既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上を図れる。
なお、幾何学的圧縮比が13.0以上となると燃焼室4内で気体の流動の抵抗が生じ易くなることから、上記条件が成立することは幾何学的圧縮比が13.0以上のレシプロエンジンにおける既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上に有効であり、また、幾何学的圧縮比が14.0以上又は14.5以上とすると、更に燃焼室4内で気体の流動の抵抗が生じ易くなることから、上記条件が成立することは幾何学的圧縮比がこのような数値範囲に該当するレシプロエンジンにおける既燃ガスの掃気性及び吸気の充填効率の向上に特に有効である。
次に、仮想切断面IP、断面積S1、有効開口面積S2を基準としてエンジンをコンピュータ上で設計する場合の手順の例を説明する。図5は、複数の仮想切断面IPにおける断面積S1及び有効開口面積S2の関係を演算する、コンピュータが実行する処理の例を示すフローチャートである。
S1では、燃焼室4を規定するエンジン構成部品の設計データを読み込む。各構成部品及び燃焼室4の形状は例えば3次元のソリッドモデルで定義され、ソリッドモデルの空間座標は、バルブオーバーラップ期間Tの中間時点Tcのものとする。
S2ではS1で読み込んだ設計データに基づいて、仮想切断面IPの最初の位置を設定する。S4ではS2で設定した仮想切断面IPの位置において、断面積S1、有効開口面積S2を演算し、S4では演算結果を保存する。S5では仮想切断面IPの位置として予め設定された複数の位置の全てにおいてS3及びS4の処理を行ったか否かを判定する該当する場合はS7へ進み、該当しない場合はS6へ進む。
S6では、仮想切断面IPの位置を変更し、S3へ戻る。全ての位置においてS3及びS4の処理が行われるまでS3乃至S6の処理を繰り返す。また、吸気側及び排気側の双方について行う。
仮想切断面IPの位置の設定例、特に座標設定について図4を参照して説明する。まず、吸気弁1、排気弁2の中心軸線CL1、CL2を原点(=0)とする。そして、仮想切断面IPの直交方向で、中心軸線CL1、CL2から燃焼室の内方側を+側、外方側を−側とし、中心軸線CL1、CL2からの距離Lで仮想切断面IPの各位置を定義する。+Lの最大値及び−Lの最大値は、吸気弁1及び排気弁2の各ヘッド部1aの半径とする(図中の+MaX、−Max)。距離Lは、0〜+Max、0〜−Maxの範囲内での複数の値をとるように設定する。
図4では、吸気側で3箇所(L=0、−k1、+k2)、排気側で3箇所(L=0、−k3、+k4)仮想切断面IPを設定した場合の断面積S1及び有効開口面積S2を模式的に示す。有効開口面積S2は距離Lが−側に行くほどが小さく、+X側に行くほど大きくなっている。断面積S1も距離Lが−側に行くほどが小さく、+X側に行くほど大きくなっている。本実施形態の場合、ピストン30の上面31に凹部33が存在するため、+X側に行くほど、この凹部33の分、断面積S1が大きくなる。
図5に戻り、S7では演算結果をディスプレイ等に出力する。図6(a)は吸気側の演算結果を、図6(b)は排気側の演算結果を、それぞれ示す。各プロットは仮想切断面IPの位置を示す。無論、総プロット数は仮想切断面IPの数(同図では吸気側で19、排気側で21)となる。図6(a)の例では、仮想切断面IPの位置がいずれの場合においてもSi1がSi2を上回っている。また、図6(b)の例でも、仮想切断面IPの位置がいずれの場合においてもSe1がSe2を上回っている。したがって、よい結果が出ていることになる。
仮に、断面積S1が有効開口面積S2を下回っている位置があれば、設計者は構成部品を再設計することになろう。再設計する構成部品の対象としては、燃焼室4を規定するいずれの構成部品でもよいが、設計自由度の観点からピストン30が簡便である。この場合、図6(a)及び(b)の演算結果からS1≧S2の関係が成立していない部位が分かるので、例えば、その部位においてピストン30の上面31の形状を変更、例えば、窪ませて対応できる。窪ませると幾何学的圧縮比が低くなるが、S1≧S2の関係が成立している他の位置においてピストン30の上面31を隆起させる等の対応により、幾何学的圧縮比が低くなることを回避することができる。
このような処理をコンピュータ上で行うことで、設計者は試作品作成→実機試験→再設計という手順を繰り返さずとも、バルブオーバーラップ期間における掃気性、吸気充填効率についてある程度の見込みを立てることができ、効率的な設計が行える。
(a)は本発明の一実施形態に係るレシプロエンジンAの燃焼室4近傍の構成を示す図、(b)はピストン30の斜視図である。 図2はバルブオーバーラップ期間の説明図である。 仮想切断面IP、断面積S1、有効開口面積S2の説明図である。 有効開口面積S2及び仮想切断面IPの説明図である。 複数の仮想切断面IPにおける断面積S1及び有効開口面積S2の関係を演算する、コンピュータが実行する処理の例を示すフローチャートである。 複数の仮想切断面IPにおける断面積S1及び有効開口面積S2の演算結果の出力例を示す図である。
符号の説明
A レシプロエンジン
IP 仮想切断面
1 吸気弁
2 排気弁
1a、2a ヘッド部
3 点火プラグ
4 燃焼室
11a、12a バルブシート
30 ピストン

Claims (9)

  1. 吸気弁及び排気弁が同時に開弁するバルブオーバーラップ期間が設定され、幾何学的圧縮比が13.0以上であって、火花点火式のレシプロエンジンにおいて、
    前記吸気弁の往復直線運動方向と平行であり、かつ、前記吸気弁のヘッド部を通過する、互いに平行な複数の仮想切断面における燃焼室の各断面積をSi1、
    前記仮想切断面よりも前記燃焼室の外方側における前記ヘッド部とバルブシートとの有効開口面積をSi2とした場合に、
    前記バルブオーバーラップ期間の中央時点において、いずれの前記仮想切断面においても、
    Si1≧Si2
    であることを特徴とするレシプロエンジン。
  2. 吸気弁及び排気弁が同時に開弁するバルブオーバーラップ期間が設定され、幾何学的圧縮比が13.0以上であって、火花点火式のレシプロエンジンにおいて、
    前記排気弁の往復直線運動方向と平行であり、かつ、前記排気弁のヘッド部を通過する、互いに平行な複数の仮想切断面における燃焼室の各断面積をSe1、
    前記仮想切断面よりも前記燃焼室の外方側における前記ヘッド部とバルブシートとの有効開口面積をSe2とした場合に、
    前記バルブオーバーラップ期間の中央時点において、いずれの前記仮想切断面においても、
    Se1≧Se2
    であることを特徴とするレシプロエンジン。
  3. 前記吸気弁を1気筒あたり2つ設け、
    前記仮想切断面は2つの前記吸気弁の配列方向と平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレシプロエンジン。
  4. 前記排気弁を1気筒あたり2つ設け、
    前記仮想切断面は2つの前記排気弁の配列方向と平行であることを特徴とする請求項3に記載のレシプロエンジン。
  5. 前記吸気弁と前記排気弁とがクランク軸の軸方向と直交する方向に離間して配置され、
    前記吸気弁と前記排気弁との間に点火プラグが配置され、
    前記仮想切断面は前記クランク軸の前記軸方向と平行であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレシプロエンジン。
  6. 前記中央時点が、ピストンが上死点に位置するタイミングとずれていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレシプロエンジン。
  7. 前記中央時点が、前記ピストンが上死点に位置するタイミングよりも進角方向にずれていることを特徴とする請求項6に記載のレシプロエンジン。
  8. 幾何学的圧縮比が14.0以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレシプロエンジン。
  9. 幾何学的圧縮比が14.5以上であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレシプロエンジン。
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