JP2009151902A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーバープログラムを防止でき、書込み時間を低減できる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、複数のワード線WLと複数のビット線BLとの交差位置にマトリクス状に配置された複数のメモリセルMCを備えたメモリセルアレイ10と、第1出力電圧VREF1を出力する第1バンドギャップリファレンス回路BGR1と、低温側で前記第1出力電圧よりも低い温度特性(VREF2<VREF1)を有する第2出力電圧VREF2を出力する第2バンドギャップリファレンス回路BGR2とを備え、前記メモリセルのデータ書込み動作の際には前記第2出力電圧VREF2により電源電圧を生成する電源回路41とを具備する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体記憶装置に関し、例えば、NOR型フラッシュメモリ等に適用されるものである。
半導体記憶装置、例えば、NOR型フラッシュメモリのプログラム動作時において、セルの書き込み特性は温度によって変化することが知られている(例えば、特許文献1参照)。例えば、低温側においては、しきい値の変化が大きいため、セルの書き込みが速くなる。しかし、従来では、ゲート電圧とドレイン電圧等を印加する制御は、周辺の温度によらず、書き込みが遅い高温の条件に合わせて一定としていた。そのため、プログラム動作時のセルの書き込みが速くなる低温側において、オーバープログラムが発生するという問題がある。
さらに、多値プログラムを行う際では、セルのしきい値分布を細かく制御する必要があるため、オーバープログラムがより許容されない。そこで、書き込み条件を、書込み速度の遅い低温側の基準に設定すればよいとも思われる。しかし、書込み速度の遅い低温側の基準に設定すれば、高温時に書き込み時間を延ばすことになる。
そのため、書き込み時間の増大を回避するには、低温側と高温側のセルの書き込み特性の変化に合わせて、書き込み電圧(ゲート電圧またはドレイン電圧)を変化させるか、書き込み電圧の印加する時間を変化させる必要がある。
上記のように、従来の半導体記憶装置は、オーバープログラムが発生し、書込み時間が増大するという問題があった。
特開2002−170391号公報
この発明は、オーバープログラムを防止でき、書込み時間を低減できる半導体記憶装置を提供する。
この発明の一態様によれば、複数のワード線と複数のビット線との交差位置にマトリクス状に配置された複数のメモリセルを備えたメモリセルアレイと、第1出力電圧を出力する第1バンドギャップリファレンス回路と、低温側で前記第1出力電圧よりも低い温度特性を有する第2出力電圧を出力する第2バンドギャップリファレンス回路とを備え、前記メモリセルのデータ書込み動作の際には前記第2出力電圧により電源電圧を生成する電源回路とを具備する半導体記憶装置を提供できる。
この発明によれば、オーバープログラムを防止でき、書込み時間を低減できる半導体記憶装置が得られる。
[概要]
まず、この発明の概要について、図1および図2を用いて説明する。
この発明の一例では、オーバープログラムを防止でき、書込み時間を低減できる半導体記憶装置を提案する。
その半導体記憶装置の構成とは、例えば、図1のように示すものである。
即ち、半導体記憶装置は、複数のワード線と複数のビット線との交差位置にマトリクス状に配置された複数のメモリセルを備えたメモリセルアレイ(図示せず)と、第1出力電圧VREF1を出力する第1バンドギャップリファレンス回路BGR1と、低温側で前記第1出力電圧よりも低い温度特性を有する第2出力電圧VREF2(<VREF1)を出力する第2バンドギャップリファレンス回路BGR2とを備え、メモリセルのデータ書込み動作の際には第2出力電圧VREF2により電源電圧を生成する電源回路41とを具備するものである。
また、第1,第2バンドギャップリファレンス回路BGR1,BGR2の出力電圧VREF1,VREF2の温度特性は、図2のように示される。
図示するように、第1バンドギャップリファレンス回路BGR1の出力電圧VREF1は、温度により一定(const)である。一方、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2の第2出力電圧VREF2は、正の傾きαを有し、低温側で第1出力電圧VREF1よりも低い温度特性を有するものである。例えば、−40℃程度では、第2出力電圧VREF2は、第1出力電圧VREF1よりもΔVREF程度出力電圧が低い。同様に、室温程度(20℃程度)においても、第2出力電圧VREF2は、第1出力電圧VREF1よりも出力電圧が低い。また、高温側のある温度(85℃程度)において、出力電圧VREF1、VREF2は交差する。そのため、高温側においては、第2出力電圧VREF2は、第1出力電圧VREF1よりも高くなる。
上記のような構成によれば、データ書込み動作の際には、第1出力電圧VREF1よりも低い第2出力電圧VREF2(<VREF1)による電源電圧により、選択メモリセルに印加するゲート電圧およびドレイン電圧を低減させた電圧関係でデータ書込みを行うことができる。そのため、低温側において、メモリセルのしきい値の変化が大きくなり、セルの書き込みが速くなった場合であっても、書き込みが早いセルの特性に合わせた低い電圧でデータ書込みを行うことができ、オーバープログラムを防止することができる。換言すると、データ書込みの際に、高温時に比較して低温時のメモリセルの書込み電圧を下げることで、しきい値変化をキャンセルするように、均一化することができるものである。
一方、ベリファイ書込み時においては、第2出力電圧VREF2から、低温側において第2出力電圧VREF2よりも高い第1出力電圧VREF1(>VREF2)による電源電圧に、切り替えられる。
そのため、ベリファイ書込みの時において、書き込み時間の増大を防止でき、書込み時間を低減することができる。
以上に説明したように、上記の構成によれば、オーバープログラムを防止でき、書込み時間を低減できる。
以下、この発明の最良と思われる実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明では、NOR型フラッシュメモリを一例として挙げるが、これに限られるものではない。尚、この説明においては、全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。
[第1の実施形態(NOR型フラッシュメモリ)]
<1.構成例>
1−1.全体構成例
まず、この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成例について、図3を用いて説明する。
図示するように、システムLSI1として、CPU2及び半導体記憶装置(EEPROM)3を備えている。CPU1とEEPROM2とは、図示せぬデータバスによって互いにデータを授受可能に接続されている。
EEPROM3は、本例の場合、NOR型フラッシュメモリであり、CPU2が動作するために必要なプログラムやデータ等を保持する。CPU2は、EEPROM3に保持されたデータ等を用いて各種の演算処理を行う。CPU2及びEEPROM3には、外部からクロックCLKが入力される。そしてCPU2はクロックCLKに同期して動作し、EEPROM3はクロックCLKに同期してデータを出力する。
次に、EEPROM3の構成の詳細について説明する。図1に示すようにEEPROM3は、メモリセルアレイ10、ロウデコーダ11、カラムデコーダ12、カラムセレクタ13、ソース線ドライバ14、書き込みデータバッファ15、センスアンプ16、データ入出力回路17、入力バッファ18、アドレスバッファ19、アドレスレジスタ20、電圧発生回路21、及び制御回路23を備えている。
メモリセルアレイ10は、複数のワード線と複数のビット線との交差位置にマトリクス状に配置された複数のNOR型フラッシュメモリセルを備えている。各メモリセルは、ビット線、ワード線、及びソース線に接続されている。
ロウデコーダ11は、メモリセルアレイ10のロウ方向を選択する。すなわち、ワード線を選択する。カラムデコーダ12は、メモリセルアレイ10のカラム方向を選択する。カラムセレクタ13は、カラムデコーダ12の選択動作に基づいてビット線を選択し、ビット線を書き込みデータバッファ15またはセンスアンプ16に接続する。ソース線ドライバ14はソース線に電圧を与える。センスアンプ16は、ロウデコーダ11及びカラムデコーダ12によって選択されたメモリセルから読み出されたデータをセンスして増幅する。書き込みデータバッファ15は、メモリセルに対して書き込むべきデータを保持し、所定のメモリセル単位で、一括してデータをメモリセルに書き込む。
データ入出力回路17は、CPU2から与えられる書き込みデータを受け取り、書き込みデータバッファ15に転送する。また、センスアンプ16で増幅されたデータを、クロックに同期して連続的にCPU2へ出力する。
入力バッファ18は、CPU2から与えられる外部制御信号を受信し、制御回路23へ出力する。外部制御信号は、例えば、チップイネーブル信号、ライトイネーブル信号、アウトプットイネーブル信号などである。チップイネーブル信号は、EEPROM3を動作可能とする信号である。ライトイネーブル信号は、EEPROM3に対してデータを書き込み可能とする信号である。またアウトプットイネーブル信号は、EEPROM3に対してデータを出力可能とする信号である。アドレスバッファ19は、CPU2から与えられるアドレスを受信し、アドレスレジスタ20へ出力する。
アドレスレジスタ20は、アドレスバッファ19から与えられるアドレスに従って、カラムデコーダ12に対してカラムアドレスCAを出力し、ロウデコーダ11に対してロウアドレスRAを出力する。カラムデコーダ12及びロウデコーダ11はそれぞれ、カラムアドレスCA及びロウアドレスRAに基づいて、ビット線及びワード線の選択動作を行う。
電圧発生回路21は、バンドギャップリファレンス(band gap reference)回路を有する電源回路を備え、外部電圧に従って、所定の書込み/消去/読み出し電圧等を発生する。電圧発生回路21によって発生された電圧は、例えば、ロウデコーダ11、メモリセルアレイ10、ソース線ドライバ14、書き込みデータバッファ15、センスアンプ16等に与えられる。
制御回路36は、上記回路の動作を制御する。
1−2.メモリセルアレイの構成例
次に、図4および図5を用いて、本例に係るメモリセルアレイ10の構成例について説明する。
図4は、メモリセルアレイ10の構成を示す等価回路図である。図示するように、メモリセルアレイ10は((m+1)×(n+1))個(m、nは自然数)のメモリセルMCを備えている。メモリセルMCは、電荷蓄積層(例えばフローティングゲート)と制御ゲートとを含む積層ゲートを備えたMOSトランジスタである。そして、同一行にあるメモリセルMCの制御ゲートは、同一のワード線WL0〜WLmのいずれかに共通接続される。また同一列にあるメモリセルMCのドレインは、同一のビット線BL0〜BLnのいずれかに共通接続される。さらに同一列にあるメモリセルMCのソースは、同一のソース線SLに共通接続される。
次に、メモリセルMCの断面構成について図5を用いて説明する。図5はメモリセルアレイ10のビット線方向の一部領域における断面図である。図示するように、p型半導体基板30の表面領域内にn型ウェル領域31が形成され、n型ウェル領域31の表面領域内にはp型ウェル領域32が形成されている。p型ウェル領域32上にはゲート絶縁膜33が形成され、ゲート絶縁膜33上に、メモリセルMCのゲート電極が形成されている。メモリセルMCのゲート電極は、ゲート絶縁膜33上に形成された多結晶シリコン層34、多結晶シリコン層34上にゲート間絶縁膜35を介在して形成された多結晶シリコン層36を有している。ゲート間絶縁膜35は、例えばシリコン酸化膜、またはシリコン酸化膜とシリコン窒化膜との積層構造であるON膜、NO膜、またはONO膜で形成される。多結晶シリコン層34はフローティングゲート(FG)として機能し、メモリセルMC毎に分離されている。他方、多結晶シリコン層36はビット線に直交する方向で隣接するもの同士で共通接続されており、コントロールゲート(ワード線WL)として機能する。隣接するゲート電極間に位置するp型ウェル領域32表面内には、n型不純物拡散層37が形成されている。不純物拡散層37は隣接するトランジスタ同士で共用されており、ソース領域またはドレイン領域として機能する。そして、メモリセルMCのソース領域はソース線SLに接続され、ドレインはビット線BLに接続される。更にp型ウェル領域32の表面領域内にはp型不純物拡散層38が形成され、n型ウェル領域31の表面領域内にはn型不純物拡散層39が形成されている。p型ウェル領域32に対しては、不純物拡散層38を介してソース線SLと同じ電位が与えられ、n型ウェル領域31に対しては、不純物拡散層39を介してウェル電圧VNWが与えられる。
1−3.電圧発生回路の構成例
次に、図6、図7を用いて、本例に係る電圧発生回路21の構成例について説明する。
図6に示すように、電圧発生回路21は、電源回路41、切り替え回路42、およびレギュレータ回路43を備えている。
電源回路41は、第1,第2バンドギャップリファレンス(band gap reference)回路BGR1,BGR2を備え、第1,第2出力電圧VREF1,VREF2を電源電圧として生成する。
切り替え回路42は、入力が電源回路41の出力(出力電圧VREF1,VREF2)に接続され、制御回路23からの制御信号(BGR_B_en)により、出力電圧VREF1,VREF2のいずれかを切り替えて出力する。例えば、データ書込み動作の際、切り替え回路42は、制御信号(BGR_B_en)に従い、第1出力電圧VREF1から、第1出力電圧VREF1よりも低温側で低い温度特性を有する第2出力電圧VREF2に切り替えて出力する。一方、例えば、ベリファイ書込み動作の際、切り替え回路42は、制御信号(BGR_B_en)に従い、第2出力電圧VREF2から、第2出力電圧VREF2よりも低温側で高く一定な(温度特性がない)第1出力電圧VREF1に切り替えて出力する。
レギュレータ回路43は、入力が切り替え回路42の出力に接続され、入力電圧を所定の標準化したワード線電圧VWL、ビット線電圧VBLとして、書込みデータバッファ15、ロウデコーダ11等に出力する。
電圧発生回路の具体的構成例
続いて、電圧発生回路21の具体的な構成例は、図7のように示される。
図示するように、電源回路41は、第1,第2バンドギャップリファレンス回路BGR1,BGR2、増幅器amp1,amp2を備えている。
増幅器amp1の第1入力端子は抵抗素子R1の一端に接続され、第2入力端子は第1バンドギャップリファレンス回路BGR1の出力(VREF1)に接続され、増幅した電圧を切り替え回路42に出力する。増幅器amp2の第1入力端子は抵抗素子R1の一端に接続され、第2入力端子は第2バンドギャップリファレンス回路BGR2の出力(VREF2)に接続され、増幅した電圧を切り替え回路42に出力する。
切り替え回路42は、切り替え信号発生回路45、スイッチング素子SW1,SW2、および抵抗素子R1〜R3を備えている。
切り替え信号発生回路45は、内部電源電圧HVが与えられ、制御回路からの制御信号(BGR_B_en)に従い、切り替え信号(enable, disable)を出力する。ここで、内部電源電圧HVは、第1,第2バンドギャップリファレンス回路BGR1,BGR2の出力電圧(VREF1, VREF2)と、スイッチング素子SW1,SW2のしきい値電圧(VthNch)との和、よりも十分に高い電圧である。
スイッチング素子SW1のゲートは切り替え信号(disable)に接続され、電流経路の一端は増幅器amp1の出力に接続され、電流経路の他端はレギュレータ回路43の入力ノード(NREF)に接続される。スイッチング素子SW2のゲートは切り替え信号(enable)に接続され、電流経路の一端は増幅器amp2の出力に接続され、電流経路の他端はレギュレータ回路43の入力ノード(NREF)に接続される。
抵抗素子R1の他端はノードNREFに接続される。抵抗素子R2,R3の一端および他端は、抵抗素子R1と接地電源(GND)との間に直列接続される。
レギュレータ回路43は、ゲート用レギュレータ回路RG_gate、ドレイン用レギュレータ回路RG_drainを備えている。
ゲート用レギュレータ回路RG_gateは、増幅器amp3、および抵抗素子R4、R5により構成される。増幅器amp3は、内部電源電圧VDDHに接続され、第1入力は切り替え回路42の出力(ノードNREF)に接続され、第2入力は抵抗素子R4の一端に接続され、所定のワード線電圧VWL(メモリセルのゲート電圧)を出力する。ここで、内部電源電圧VDDHは、出力電圧VWLよりも高い、例えば、10V程度の電圧である。抵抗素子R4の他端は増幅器amp3の出力に接続される。抵抗素子R5の一端は抵抗素子R4の一端に接続され、他端は接地電源に接続される。
ドレイン用レギュレータ回路RG_drainは、増幅器amp4、および抵抗素子R6、R7により構成される。増幅器amp4は、内部電源電圧VDDHに接続され、第1入力は切り替え回路42の出力(ノードNREF)に接続され、第2入力は抵抗素子R6の一端に接続され、所定のビット線電圧VBL(メモリセルのドレイン電圧)を出力する。ここで、内部電源電圧VDDHは、出力電圧VBLよりも高い、例えば、10V程度の電圧である。抵抗素子R6の他端は増幅器amp4の出力に接続される。抵抗素子R7の一端は抵抗素子R6の一端に接続され、他端は接地電源に接続される。
以下、各構成の等価回路構成について、さらに詳しく説明する。
1−3−1.第1バンドギャップリファレンス回路の構成例
図8、図9を用いて、第1バンドギャップリファレンス回路BGR1の回路構成について、説明する。
図8に示すように、第1バンドギャップリファレンス回路BGR1は、増幅器(オペアンプ)amp5、抵抗素子R1a〜R3a、pチャネルMOSトランジスタP1a、ダイオード51a、およびN個のダイオード52aを備えている。ダイオード52aの数は、本例の場合、例えば100個である(N=100)。
MOSトランジスタP1aは、ゲートが増幅器amp5の出力端子に接続され、ソースに内部電源電圧VDDが与えられている。
抵抗素子R1aは、一端がMOSトランジスタP1aのドレインに接続され、他端がダイオード51aのアノードに接続されている。ダイオード51aのカソードは接地されている。抵抗素子R2aは、一端がMOSトランジスタP1aのドレインに接続され、他端が抵抗素子R3aの一端に接続されている。抵抗素子R3aの他端は、N個のダイオード52aのアノードに接続されている。ダイオード52aのカソードは接地されている。
抵抗素子R1aの他端とダイオード51aのアノードとの接続ノードは、増幅器amp5の反転入力端子Va(−)に接続されている。抵抗素子R2aの他端と抵抗素子R3aの一端との接続ノードは、オペアンプamp5の正入力端子Vb(+)に接続されている。そして、MOSトランジスタP1aのドレインと抵抗素子R1a, R2aの一端との接続ノードにおける電圧が、バンドギャップリファレンス回路BGR1の出力電圧VREF1として出力される。
ここで、バンドギャップリファレンス回路BGR1の出力電圧VREF1は、抵抗素子R1a〜R3aの抵抗値をそれぞれR1a〜R3a、ダイオード51aにおける電圧降下をVf1とすると、下記の式(1)で表される。
VREF1=Vf1+kT/q・(R2a/R3a)・ln(N)…式(1)
但し、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qは電子の電荷量である。電圧kT/qの温度特性は、上記(1)式を温度で微分した下記の式(2)で表される。
dVREF1/dT=dVf1/dT+(k/q)・(R2a/R3a)ln(N)…式(2)
上記(2)式において、第1項はバンドギャップリファレンス回路BGR1に含まれる半導体素子の特性で決まる変数であり、第2項は抵抗素子R1a〜R3aの抵抗比で決まる変数である。バンドギャップリファレンス回路BGR1では、第1項による電圧VREF1の温度変化を、第2項によって相殺するように、第2項の抵抗比が設定されている。
従って、図9に示すように、出力電圧VREF1は温度によらず一定の値となる。図9は、バンドギャップリファレンス回路BGR1の温度特性を示すグラフであり、横軸に温度T、縦軸に出力電圧VREFを示したものである。図示するように、出力電圧VREF1は、温度Tに対して一定(const)となっている。
1−3−2.第2バンドギャップリファレンス回路の構成例
次に、図10、図11を用いて、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2の回路構成について、説明する。
図10に示すように、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2は、増幅器amp6、抵抗素子R1b〜R4b、pチャネルMOSトランジスタP1b〜P3b、ダイオード51b、およびN個のダイオード52bを備えている。ダイオード52bの数は、本例の場合、例えば100個である(N=100)。
MOSトランジスタP1b〜P3bは、ゲートが増幅器amp5の出力端子に共通接続され、ソースに内部電源電圧VDDが共通に与えられている。
抵抗素子R1bは、一端がMOSトランジスタP1bのドレインに接続され、他端が接地されている。ダイオード51bのアノードはMOSトランジスタP1bのドレインに接続され、カソードは接地されている。また、抵抗素子R1bの他端とダイオード51bのアノードとの接続ノードは、増幅器amp6の反転入力端子Va(−)に接続されている。
抵抗素子R2bは、一端がMOSトランジスタP2bのドレインに接続され、他端が接地されている。抵抗素子R3aの一端はMOSトランジスタP2bのドレインに接続され、他端は、N個のダイオード52bのアノードに接続されている。ダイオード52bのカソードは接地されている。また、抵抗素子R2bの他端と抵抗素子R3bの一端との接続ノードは、オペアンプamp6の正入力端子Vb(+)に接続されている。
抵抗素子R4bは、一端がMOSトランジスタP3bのドレインに接続され、他端が接地されている。
そして、MOSトランジスタP3bのドレインと抵抗素子R4aとの接続ノードから、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2の出力電圧VREF2が出力される。
ここで、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2の出力電圧VREF2は、抵抗素子R1b〜R4bの抵抗値をそれぞれR1b〜R4b、ダイオード51bにおける電圧降下をVf1とすると、下記の式(3)で表される。
VREF2=(R4b/R2b)・Vf1+kT/q・(R2b/R3b)・ln(N)…式(3)
但し、抵抗値R1bはR2bと同じ抵抗値である。電圧kT/qの温度特性は、上記(3)式を温度で微分した下記の式(4)で表される。
dVREF2/dT=d(R4b/R2b)・Vf1/dT+(k/q)・(R2b/R3b)ln(N)…式(4)
上記(4)式において、第1項はバンドギャップリファレンス回路BGR2に含まれる半導体素子の特性で決まる変数であり、第2項は抵抗素子R2b,R3bの抵抗比で決まる変数である。そのため、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2では、第2項の抵抗素子R2b対R3bの比率を変化させることで、所定の温度特性を持たせることができる。さらに、抵抗値RLの大きさを変更することで、出力する基準電圧を調整することも可能である。
ここで、単一のバンドギャップリファレンス回路BGRで、本例のようなデータ書込み動作からベリファイ書込み動作への切り替えで使用できる回路構成を実現しようとすると、電源電圧そのものが異なってしまう。そのため、ゲート電圧用/ドレイン電圧用レギュレータ回路RG_gate, RG_drainの抵抗分割(R4〜R6)設定をも変更しなくてはならず、制御が複雑になってしまう。
しかし、図10に示すように、本例に係る第2バンドギャップリファレンス回路BGR2の構成によれば、抵抗素子R2b、R3bの抵抗比を設定した上で、抵抗RLの抵抗値を調節することで、低温側で出力電圧VREF1よりも低くなるような所望の温度特性の条件を満たす設定が可能である。
そのため、本例に係る出力電圧VREF2の温度特性は、図11のように示される。図示するように、出力電圧VREF2は、正の傾きαを有し、低温側で低い温度特性を有するものである。尚、この出力電圧VREF2の温度特性は、例えば、機能テストの際等にテストしたメモリセルの書き込み速度の温度特性を元に設定することが可能である。
上記1−3−1.1−3−2.に説明したように、本例に係る出力電圧VREF1、VREF2の温度特性は、図12のように示される。図示するように、第1バンドギャップリファレンス回路BGR1の出力電圧VREF1は、温度により一定(const)である。一方、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2の第2出力電圧VREF2は、正の傾きαを有し、低温側で第1出力電圧VREF1よりも低い温度特性を有するものである。例えば、−40℃程度では、第2出力電圧VREF2は、第1出力電圧VREF1よりもΔVREF程度出力電圧が低い。同様に、室温程度(20℃程度)においても、第2出力電圧VREF2は、第1出力電圧VREF1よりも出力電圧が低い。また、高温側のある温度(85℃程度)において、出力電圧VREF1、VREF2は交差する。そのため、高温側においては、第2出力電圧VREF2は、第1出力電圧VREF1よりも高くなる。
1−3−3.切り替え信号発生回路の構成例
次に、図13を用いて、本例に係る切り替え信号発生回路45の回路構成例について説明する。
図示するように、切り替え信号発生回路45は、第1,第2切り替え信号発生部53−1,53−2により構成される。
第1切り替え信号発生部53−1は、偶数個(n個:n=2,4,…)のインバータinv1、NORゲート55、レベルシフタ56、および1個のインバータinv2を備えている。
偶数個(n個)のインバータinv1は、入力および出力が、制御信号BGR_B_enとNORゲート55の第1入力との間に、直列に接続されている。NORゲート55の第2入力は制御信号BGR_B_enに接続される。電圧レベルシフタ(L/S:Voltage Level Shifter)56は、内部電源電圧HVが入力され、入力はNORゲート55の出力が接続されている。インバータinv2は、内部電源電圧HVが入力され、入力は電圧レベルシフタ56の出力が接続され、入力を反転した切り替え信号(enable)をスイッチング素子SW2のゲートへ出力する。
第2切り替え信号発生部53−2は、奇数個(m個:m=1,3,…)のインバータinv4、NORゲート57、レベルシフタ58、および1個のインバータinv3, inv5を備えている。
奇数個(m個)のインバータinv4は、入力および出力が、制御信号BGR_B_enとNORゲート57の第1入力との間に、直列に接続されている。インバータinv3の入力は制御信号BGR_B_enに接続され、出力はNORゲート57の第2入力に接続されている。電圧レベルシフタ58は、内部電源電圧HVが入力され、入力はNORゲート57の出力が接続されている。インバータinv5は、内部電源電圧HVが入力され、入力は電圧レベルシフタ58の出力が接続され、入力を反転した切り替え信号(disable)をスイッチング素子SW1のゲートへ出力する。
<2.書込み動作>
次に、本例に係る半導体記憶装置の書込み動作について説明する。この説明においては、図14のタイミングチャートに則して説明する。
2−1.データ書込み動作例
まず、図14、図15を用いて、データ書込み動作について説明する。このデータ書込み動作の際には、低温側で第1出力電圧VREF1よりも低い第2出力電圧VREF2(<VREF1)による電源電圧により、メモリセルにデータ書込みを行う。
図14中の時刻t1の際、制御回路23から切り替え回路42に入力される制御信号BGR_B_enの電圧レベルが“L”レベルから“H”レベルに立ち上がると、切り替え信号disableが立ち下がり電圧レベルが“H”レベルから“L”レベルとされる。そのため、スイッチング素子SW1の電流経路はオフされ、第1バンドギャップリファレンス回路BGR1からの出力電圧VREF1がカットオフされる。
続いて、時間ΔT1が経過した時刻t2の際、制御信号BGR_B_enの電圧レベルが “H”レベルの際、切り替え信号enableが立ち上がり電圧レベルが“L”レベルから“H”レベルとされる。そのため、スイッチング素子SW2の電流経路はオンされ、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2からの出力電圧VREF2が出力される。
ここで、スイッチング素子SW1,SW2の切り替えタイミングにおいて、切り替え回路42は、切り替え信号enable, disableのいずれもが“L”レベルとなる所定の時間ΔT1を設ける。そのため、時間ΔT1の間は、電源回路41中の2つの増幅器amp1,amp2の両者を同時にオフすることで、増幅器amp1,amp2の出力が揺れることを防止することができる。
続いて、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2からの出力電圧VREF2を入力として、レギュレータ回路43によりワード線電圧VWLおよびビット線電圧VBLが生成される。
続いて、制御回路23は、ロウデコーダ11、カラムデコーダ12、書込みデータバッファ15等を制御し、出力電圧VREF2により生成された上記ワード線電圧VWLおよびビット線電圧VBLによりデータ書込みを行う。
具体的には、選択メモリセルMCの、電荷蓄積層(例えばフローティングゲート)中に電子を注入し(“0”書込み)、選択メモリセルMCのしきい値を上昇させることでデータ書き込みを行う。
データ書込みの2値モードおよび多値モードについて
ここで、例えば、データ書込みのうち、2値モード(2値書込み)および多値モード(多値書込み)について説明する。本例では、多値モードのうち、4値モードを一例に挙げて説明する。
まず、4値モードについて説明する。この場合のメモリセルMCは、しきい値電圧Vthの低い順に“11”、“01”、“10”、“00”の4つのデータを保持できる。“11”データを保持するメモリセルのしきい値電圧Vthは、Vth<0Vである。“01”データを保持するメモリセルのしきい値電圧Vthは、0V<Vth<Vth1である。“10”データを保持するメモリセルのしきい値電圧Vthは、Vth1<Vth<Vth2である。“00”データを保持するメモリセルのしきい値電圧Vthは、Vth2<Vth<Vth3である。
次に、2値モードについて説明する。この場合のメモリセルMCは、しきい値電圧Vthの低い順に“1”、“0”の2つのデータを保持できる。“1”データを保持するメモリセルのしきい値電圧Vthは、Vth<0Vである。“0”データを保持するメモリセルのしきい値電圧Vthは、Vth1<Vth<Vth2である。すなわち、“1”データは4値モードにおける“11”データに等しく、“0”データは4値モードにおける“10”データに等しいしきい値電圧を有する。
つまり、言い換えれば2値モードとは、4値モードにおける2ビットデータのうち、下位ビットのみを用いた動作モードと言うことができる。メモリセルに対して2値モードでデータを書き込むか、または4値モードでデータを書き込むかについては、制御回路23や外部のCPU2等が制御する。
そして、データの書き込みは、まず下位ビットから行われる。消去状態を“11”(“−−”、−は不定の意味)とすると、まず下位ビットが書き込まれることにより、メモリセルトランジスタMTは“11”(“−1”)、または“10”(“−0”)を保持する。2値モードの場合には、以上で書き込みは終了である。
4値モードで書き込む場合には、次に上位ビットが書き込まれる。その結果、“11”(“−1”)を保持するメモリセルトランジスタMTは、“11”または“01”を保持し、“10”(“−0”)を保持するメモリセルトランジスタは“10”または“00”を保持する。8値モード、16値モード等、その他の多値モードについても、同様である。
本例のデータ書込み動作の際には、2値モード、多値モードにかかわらず、図12に示すように低温側(室温程度)で第1出力電圧VREF1よりも低い温度特性を有する第2出力電圧VREF2(<VREF1)による電源電圧により、メモリセルにデータ書込みを行うことができる。そのため、低温側において、メモリセルのしきい値の変化が大きくなり、メモリセルの書き込みが速くなった場合であっても、書き込みが早いセルの特性に合わせてデータ書込みを行うことができ、オーバープログラムを防止することができる。
2−2.ベリファイ書込み動作例
次に、図14乃至図16を用いて、ベリファイ書込み動作について説明する。このベリファイ書込み動作の際には、低温側で第2出力電圧VREF2よりも高く、一定な(温度特性がない)第1出力電圧VREF1(>VREF2)による電源電圧により、メモリセルにベリファイ書込みを行う。
図14中の時刻t3の際、制御回路23から切り替え回路42に入力される制御信号BGR_B_enの電圧レベルが“H”レベルから“L”レベルに立ち下がると、切り替え信号enableが立ち下がり電圧レベルが“H”レベルから“L”レベルとされる。そのため、スイッチング素子SW2の電流経路はオフされ、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2からの出力電圧VREF2がカットオフされる。
続いて、時間ΔT2が経過した時刻t4の際、制御信号BGR_B_enの電圧レベルが“L”レベルにおいて、切り替え信号disableが立ち上がり電圧レベルが“L”レベルから“H”レベルとされる。そのため、スイッチング素子SW1の電流経路はオンされ、第1バンドギャップリファレンス回路BGR1からの出力電圧VREF1が出力される。
ここで、上記データ書込み動作の際と同様に、切り替えタイミングにおいて、切り替え回路42は、切り替え信号enable, disableのいずれもが“L”レベルとなる所定の時間ΔT2を設ける。そのため、時間ΔT2の間は、電源回路41中の2つの増幅器amp1,amp2の両者を同時にオフすることで、増幅器amp1,amp2の出力が揺れることを防止することができる。
続いて、第1バンドギャップリファレンス回路BGR1からの出力電圧VREF1を入力として、レギュレータ回路43によりワード線電圧VWLおよびビット線電圧VBLが生成される。
続いて、制御回路23は、ロウデコーダ11、カラムデコーダ12等を制御し、出力電圧VREF1により生成された上記ワード線電圧VWLおよびビット線電圧VBLによりベリファイ書込みを行う。
具体的には、選択メモリセルに対してセンスアンプ16により所定のベリファイ電圧Vverifyを満たすか否かの読み出し(ベリファイ読み出し)を行う。そして、ベリファイ電圧Vverifyを満たさない場合、さらに選択メモリセルに対して、書込み(ベリファイ書込み)を行う。以後、選択メモリセルに対してベリファイ電圧Vverifyを満たすまで、上記ベリファイ読み出しおよびベリファイ書込みを繰り返し、選択メモリセルを目的のしきい値電圧まで書きこむものである。
ベリファイ書込み動作時のしきい値分布
上記のように、ベリファイ書込み時においては、第2出力電圧VREF2から、低温側において第2出力電圧VREF2よりも高い第1出力電圧VREF1(>VREF2)による電源電圧に切り替えられ、ベリファイ書込みを行う。そのため、ベリファイ書込みの時において、書き込み時間の増大を防止でき、書込み時間を低減することができる。
この理由について、図15を用いて説明する。図15は4値モードにおけるメモリセルのしきい値分布を示す図であり、(a)は第2出力電圧VREF2によりベリファイ書込みを行った場合のしきい値分布であり、(b)は第1出力電圧VREF1によりベリファイ書込みを行った場合のしきい値分布である。本例では、4値モードの場合に、“11”状態(“E”:消去状態)から“00”状態(“C”:書込み状態)にデータ書込みを行う場合を一例に挙げて説明する。
まず、図15(a)に示すように、第2出力電圧VREF2によりベリファイ書込みを行った場合について説明する。図示するように、この場合では、低温側で出力電圧が下がってしまうため、ベリファイ電圧Vverify1も出力電圧に伴って低減し、ベリファイ書込み後のしきい値電圧が低減し下側に寄ってしまう(“C”→“C´”)。ここで、読み出し電圧Vreadは、第1バンドギャップリファレンス回路BGR1からの温度特性を持たない電源電圧から生成されるため、図15(a)(b)において、一定である。そのため、ベリファイ電圧Vverify1と読み出し電圧Vreadと間のマージン電圧ΔVth1が低減し、データの誤読み出し、およびデータ読み出し遅延が発生する。
一方、本例のベリファイ書込み動作時では、図15(b)のように示すように、第1出力電圧VREF1(>VREF2)により、ベリファイ書込みを行うことができる。そのため、低温側で出力電圧を増大できるため、ベリファイ電圧Vverify2も出力電圧に伴って増大でき、所定の“00”状態のしきい値に設定することができる(“C”)。その結果、ステップアップ回数を低減でき、書き込み時間の増大を防止することができる。さらには、ベリファイ電圧Vverify2と読み出し電圧Vreadと間のマージン電圧ΔVth2を増大できるため、データの誤読み出しおよびデータ読み出し遅延を防止することができる。
このように、ベリファイ書込み時においては、低温側において第2出力電圧VREF2よりも高い第1出力電圧VREF1(>VREF2)による電源電圧に、切り替えられ、ベリファイ書込みを行うことで、書き込み時間の増大を低減でき、マージン電圧を増大することができる。
ベリファイ書込み動作時からデータ書込み動作時への遷移時間
次に、図16を用いて、ベリファイ書込み動作時からデータ書込み動作時の遷移時間について説明する。ここで、図中の実線61は、本例に係るベリファイ書込み動作時からデータ書込み動作時への遷移時間である。一方、破線62は、仮にバンドギャップリファレンス回路BGRが1つであって、抵抗比を切り替えた場合の遷移時間である。
図中の実線61に示すように、時刻t1の際に、第1出力電圧VREF1から生成されたワード線電圧(VWL_verify)によるベリファイ書込み動作が終了する。
続いて、時間ΔTch1の経過後、時刻t2の際に、第2出力電圧VREF2から生成されたワード線電圧(VWL_pgm)によるデータ書込み動作に遷移する。
一方、破線62では、時間ΔTch2(>ΔTch1)の経過後、時刻t3の際に、ようやくワード線電圧(VWL_pgm)によるデータ書込み動作に遷移する。ここで、本例の場合、回路の時定数を考えると、例えば、ΔTch1は数百ns程度、ΔTch2は数〜数十us程度である。そのため、本例の場合、オーダーを超えて、遷移時間を低減できる。
このように、本例によれば、バンドギャップリファレンス回路BGRが1つの場合に比べ、ベリファイ書込み動作時からデータ書込み動作時の遷移時間を低減できる点(ΔTch1<ΔTch2)で、有利である。
それは、本例では、電源回路41に2つのバンドギャップリファレンス回路BGR1、BGR2を備え、電源回路41中の2つの増幅器amp1,amp2のいずれも駆動させた状態で、ベリファイ書込み動作時からデータ書込み動作時へ遷移することができるからである。
尚、本例では、ベリファイ書込み動作時からデータ書込み動作時の遷移時間について説明したが、反対の遷移の場合も同様である。即ち、データ書込み動作時からベリファイ書込み動作時への遷移についても同様に適用でき、同様の効果を得ることができる。
<3.この実施形態に係る効果>
上記のように、この実施形態に係る半導体記憶装置によれば、少なくとも下記(1)乃至(5)の効果が得られる。
(1)オーバープログラムを防止でき、書込み時間を低減できる。
上記のように、本例に係る半導体記憶装置は、複数のワード線WLと複数のビット線BLとの交差位置にマトリクス状に配置された複数のメモリセルMCを備えたメモリセルアレイ10と、第1出力電圧VREF1を出力する第1バンドギャップリファレンス回路BGR1と、低温側で第1出力電圧よりも低い温度特性を有する第2出力電圧VREF2(<VREF1)を出力する第2バンドギャップリファレンス回路BGR2とを備え、メモリセルMCのデータ書込み動作の際には第2出力電圧VREF2により電源電圧を生成する電源回路41とを具備している。
ここで、第1,第2バンドギャップリファレンス回路BGR1,BGR2の出力電圧VREF1、VREF2の温度特性は、図12のように示される。図示するように、第1バンドギャップリファレンス回路BGR1の出力電圧VREF1は、温度により一定(const)である。一方、第2バンドギャップリファレンス回路BGR2の第2出力電圧VREF2は、正の傾きαを有し、低温側で第1出力電圧VREF1よりも低い温度特性を有するものである。例えば、−40℃程度では、第2出力電圧VREF2は、第1出力電圧VREF1よりもΔVREF程度出力電圧が低い。同様に、室温程度(20℃程度)においても、第2出力電圧VREF2は、第1出力電圧VREF1よりも出力電圧が低い。また、高温側のある温度(85℃程度)において、出力電圧VREF1、VREF2は交差する。そのため、高温側においては、第2出力電圧VREF2は、第1出力電圧VREF1よりも高くなる。
上記のような構成によれば、データ書込み動作の際には、低温側で第1出力電圧VREF1よりも低い第2出力電圧VREF2(<VREF1)による電源電圧により、選択メモリセルMCに印加するゲート電圧およびドレイン電圧を低減させた電圧関係で、データ書込みを行うことができる。そのため、低温側において、選択メモリセルMCのしきい値の変化が大きくなり、セルの書き込みが速くなった場合であっても、書き込みが早いセルの特性に合わせてデータ書込みを行うことができ、オーバープログラムを防止することができる。換言すると、データ書込みの際に、高温時に比較して低温時のメモリセルの書込み電圧を下げることで、しきい値変化をキャンセルするように、均一化することができるものである。
一方、ベリファイ書込み時においては、低温側において第2出力電圧VREF2よりも高い第1出力電圧VREF1(>VREF2)による電源電圧に切り替えられる。
そのため、本例のベリファイ書込み動作時では、図15(b)に示すように、出力電圧を増大できるため、ベリファイ電圧Vverify2も出力電圧に伴って増大でき、所定の“00”状態のしきい値に設定することができる(“C”)。その結果、ベリファイ書込み時において、ステップアップ回数を低減でき、書き込み時間の増大を防止することができる。
このように、本例に係る半導体記憶装置によれば、オーバープログラムを防止でき、書込み時間を低減できる点で有利である。
(2)多値プログラム化に対して有利である。
上記のように、本例に係るベリファイ書込みでは、第2出力電圧VREF2よりも高い第1出力電圧VREF1(>VREF2)による電源電圧に切り替えられて行われる。
そのため、図15(b)に示すように、ベリファイ電圧Vverify2と読み出し電圧Vreadと間のマージン電圧ΔVth2を増大できる。
ここで、多値プログラムを行う際では、メモリセルのしきい値電圧が増えるため、しきい値分布を細かく制御する必要があるところ、本例では、マージン電圧ΔVth2を増大できる。そのため、多値プログラム化に対して有利である。
(3)製造コストの低減に対して有利である。
単一のバンドギャップリファレンス回路BGRで、本例のようなデータ書込み動作からベリファイ書込み動作への切り替えで使用できる回路構成を実現しようとすると、電源電圧そのものが異なってしまう。そのため、ゲート電圧用/ドレイン電圧用レギュレータ回路RG_gate, RG_drainの抵抗分割(R4〜R6)設定をも変更しなくてはならず、制御が複雑になってしまう。
しかし、図10に示すように、本例に係る第2バンドギャップリファレンス回路BGR2の構成によれば、抵抗素子R1b、R2bの抵抗比を設定した上で、抵抗RLの抵抗値を調節することで、低温側で出力電圧VREF1よりも低くなるような所望の温度特性の条件を満たす設定が可能である。
そのため、設計変更が容易である点で、製造コストの低減に対して有利である。
(4)信頼性の向上に対して有利である。
図14に示すように、本例に係るデータ書込み動作およびベリファイ書込み動作の切り替えタイミングの際には、切り替え回路42は、切り替え信号enable, disableのいずれもが“L”レベルとなる所定の時間ΔT1、ΔT2を設ける。そのため、時間ΔT1、ΔT2の間は、電源回路41中の2つの増幅器amp1,amp2の両者を同時にオフすることで、増幅器amp1,amp2出力が揺れることを防止することができる点で、信頼性の向上に対して有利である。
(5)遷移時間の低減に対して有利である。
本例に係る電源回路41は、2つのバンドギャップリファレンス回路BGR1、BGR2を備えている。さらに、電源回路41中の2つの増幅器amp1,amp2のいずれも駆動させた状態で、ベリファイ書込み動作時からデータ書込み動作時へ遷移することができる。
そのため、図16に示すように、バンドギャップリファレンス回路BGRが1つの場合(破線62)に比べ、ベリファイ書込み動作時からデータ書込み動作時の遷移時間を低減できる点(ΔTch1<ΔTch2)で、有利である。また、反対の遷移時間、即ち、データ書込み動作時からベリファイ書込み動作時への遷移についても同様に適用でき、同様の効果を得ることができる。
尚、以上の説明においては、NOR型フラッシュメモリを半導体記憶装置の一例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、NAND型フラッシュメモリ、MRAM(Magnetic Random Access Memory)、ReRAM(抵抗メモリ)、PRAM(Phase change Random Access Memory)等のその他の半導体記憶装置においても同様に適用でき、同様の効果を得ることが可能である。
以上、発明の概要、および第1の実施形態を用いて本発明の説明を行ったが、この発明は上記発明の概要、実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記発明の概要、実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、発明の概要、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の概要に係る半導体記憶装置を説明するためのブロック図。 図1中の第1,第2バンドギャップリファレンス回路の出力電圧の温度特性を示す図。 この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置が有するメモリセルアレイを示す等価回路図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置が有するメモリセルアレイの断面図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置が有する電源発生回路を示すブロック図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置が有する電源発生回路を示す等価回路図。 図7中の第1バンドギャップリファレンス回路を示す等価回路図。 図8中の第1バンドギャップリファレンス回路の温度特性を示す図。 図7中の第2バンドギャップリファレンス回路を示す等価回路図。 図10中の第2バンドギャップリファレンス回路の温度特性を示す図。 第1の実施形態に係る第1,第2バンドギャップリファレンス回路の温度特性を示す図。 図7中の切り替え信号発生回路を示す等価回路図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の書込み動作の切り替えを説明するためのタイミングチャート図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のベリファイ書込みを説明するためのしきい値分布図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の遷移時間を説明するためのタイミングチャート図。
符号の説明
41…電源回路、BGR1…第1バンドギャップリファレンス回路、BGR2…第2バンドギャップリファレンス回路、VREF1…第1出力電圧、VREF2…第2出力電圧、BGR_B_en…制御信号、42…切り替え回路、43…レギュレータ回路。

Claims (5)

  1. 複数のワード線と複数のビット線との交差位置にマトリクス状に配置された複数のメモリセルを備えたメモリセルアレイと、
    第1出力電圧を出力する第1バンドギャップリファレンス回路と、低温側で前記第1出力電圧よりも低い温度特性を有する第2出力電圧を出力する第2バンドギャップリファレンス回路とを備え、前記メモリセルのデータ書込み動作の際には前記第2出力電圧により電源電圧を生成する電源回路とを具備すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 制御信号を出力する制御回路と、
    入力が前記電源回路の出力に接続され、データ書込み動作の際、前記制御信号に従い、前記第1出力電圧から前記第2出力電圧に切り替えて出力し、ベリファイ書込み動作の際、前記制御信号に従い、前記第2出力電圧から前記第1出力電圧に切り替えて出力する切り替え回路とを更に具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 入力が前記切り替え回路の出力電圧に接続され、入力電圧を標準化したワード線電圧およびビット線電圧を出力するレギュレータ回路を更に具備すること
    を特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記切り替え回路は、
    内部電源電圧が与えられ、前記制御回路からの制御信号に従い、第1,第2切り替え信号を出力する切り替え信号発生回路と、
    制御端子が前記第1切り替え信号に接続され、電流経路の一端が前記第1バンドギャップリファレンス回路の出力に電気的に接続され、電流経路の他端が前記レギュレータ回路の入力に接続される第1スイッチング素子と、
    制御端子が前記第2切り替え信号に接続され、電流経路の一端が前記第2バンドギャップリファレンス回路の出力に電気的に接続され、電流経路の他端が前記レギュレータ回路の入力に接続される第2スイッチング素子とを備えること
    を特徴とする請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1出力電圧は、温度特性がなく一定であり、
    前記第2出力電圧の温度特性は、正の傾きを有すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
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