JP4493169B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は不揮発性半導体記憶装置に関し、さらに詳しくは、フラッシュメモリのセンスアンプの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
フラッシュメモリにおいては、プログラム動作またはイレーズ動作によりメモリセルのしきい値電圧を低い状態または高い状態にしてデータの「0」と「1」とを区別している。現在開発されているDINOR(DIvided NOR)型フラッシュメモリにおいては、しきい値電圧の低い方を書込状態「0」、しきい値電圧の高い方を消去状態「1」と定義している。データ書込のためには、メモリセルのしきい値電圧が所定の電圧(プログラムベリファイ電圧PV)よりも低くなるまで高電圧パルスをメモリセルに繰返し印加する必要がある。また、データ消去のためには、メモリセルのしきい値電圧が所定の電圧(イレーズベリファイ電圧EV)よりも高くなるまで高電圧パルスをメモリセルに繰返し印加する必要がある。したがって、データの書込および消去の際にはメモリセルのしきい値電圧が所定の電圧に達したか否かを判定するベリファイ動作を行なう必要がある。ベリファイ動作は、ノーマルリード(単に「リード」ともいう)動作を行なうセンスアンプを用いて同様に行なう。
【0003】
図10は、従来のセンスアンプの構成を示す回路図である。図10に示すように、センスアンプ1は、ベリファイ用のPチャネルMOSトランジスタ2と、ノーマルリード用のPチャネルMOSトランジスタ3と、インバータ202と、NチャネルMOSトランジスタ203と、インバータ204と、スイッチ207とを備える。スイッチ207は、ベリファイ動作時にトランジスタ2を選択し、ノーマルリード動作時にトランジスタ3を選択する。インバータ202は、不揮発性メモリセル10に流れるメモリセル電流Icellをセンスアンプ負荷電流I2またはI3と比較する。その結果、センスアンプ1はメモリセル10の状態を判別することができる。
【0004】
ベリファイ動作時およびノーマルリード動作時においては、ソース線SLの電圧が接地電圧となり、ワード線WLの電圧が電源電圧Vccとなる。これにより、メモリセル10にメモリセル電流Icellが流れる。
【0005】
ベリファイ動作時においては、トランジスタ2が一定電流I1のm倍のセンスアンプ負荷電流I2を供給する。一定電流I1は定電流源6で生成される。定電流源6は、NチャネルMOSトランジスタ7と、PチャネルMOSトランジスタ8とを備える。トランジスタ7は、ゲートに一定の基準電圧VREFが与えられているので、電源電圧Vccに依存しない一定電流I1を供給することができる。トランジスタ2はトランジスタ8とともにカレントミラー回路を形成している。トランジスタ2のサイズはトランジスタ8のサイズのm(ミラー係数)倍である。したがって、トランジスタ2は一定電流I1のm倍のセンスアンプ負荷電流I2を供給することができる。
【0006】
一方、ノーマルリード動作においては、トランジスタ3がセンスアンプ負荷電流I3を供給する。トランジスタ3は定電流源6から独立しており、そのゲートには接地電圧が与えられているので、電源電圧Vccに依存したセンスアンプ負荷電流I3を供給することができる。
【0007】
図11は、ワード線の電圧とセンスアンプ負荷電流およびメモリセル電流との関係を示すグラフである。
【0008】
メモリセル10をプログラムしたか否かを検証するプログラムベリファイ動作においては、ワード線WLにプログラムベリファイ電圧PVを印加し、データ「0」のときにメモリセル10に流れるべきメモリセル電流Icell0がセンスアンプ負荷電流I2よりも大きくなるまでメモリセル10にプログラムパルスを印加し続ける。
【0009】
一方、メモリセル10をイレーズしたか否かを検証するイレーズベリファイ動作においては、ワード線WLにイレーズベリファイ電圧EVを印加し、データ「1」のときにメモリセル10に流れるべきメモリセル電流Icell1がセンスアンプ負荷電流I2よりも小さくなるまでメモリセル10にイレーズパルスを印加し続ける。
【0010】
このようにして形成された書込状態(データ「0」)または消去状態(データ「1」)のメモリセル10から、センスアンプ1のトランジスタ3を用いてデータ「0」または「1」を読出す。
【0011】
ノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I3は電源電圧Vccに依存し、図11に示すように電源電圧Vccが高くなるほど大きくなる。電源電圧Vccは、図11中に示したVcc上限とVcc下限との間で変動する。
【0012】
メモリセル10が書込状態のとき、つまりメモリセル10にデータ「0」が格納されているとき、メモリセル電流Icell0はノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I3よりも大きくなる。その結果、センスアンプ1はH(論理ハイ)レベルの信号を出力する。
【0013】
一方、メモリセル10が消去状態のとき、つまりメモリセル10にデータ「1」が格納されているとき、メモリセル電流Icell1はノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I3よりも小さくなる。その結果、センスアンプ1はL(論理ロー)レベルの信号を出力する。
【0014】
図11中には、Vcc下限におけるリードマージンΔIaと、Vcc上限におけるリードマージンΔIbとが示されている。電源電圧Vccの変動幅が小さいほどリードマージンΔIaおよびΔIbは大きくなり、安定した読出動作が可能となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のセンスアンプには以下のような問題が存在する。
【0016】
1つの問題は、Vcc下限におけるリードマージンΔIaが低温ほど小さくなるということである。図12は、図11中のVcc下限付近XIIを拡大したグラフである。図12には、低温LT、室温RTおよび高温HT(LT<RT<HT)におけるメモリセル電流Icell0ならびにノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I3がそれぞれ示されている。図12に示すように、Vcc下限におけるメモリセル電流Icell0は低温ほど小さくなる。これに対し、Vcc下限におけるノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I3は低温ほど大きくなる。したがって、Vcc下限におけるリードマージンΔIaは低温ほど小さくなる。図12において、ΔIa@RTは室温時のリードマージンであり、ΔIa@HTは高温時のリードマージンであり、ΔIa@LTは低温時のリードマージンである。
【0017】
もう1つの問題は、Vcc下限におけるリードマージンΔIaがプロセスのばらつきに応じて変動するということである。図10に示すようにNチャネルMOSトランジスタ7は基準電圧VREFに応じて一定電流I1を生成するが、この電流I1はトランジスタ7のしきい値電圧Vthnが高いほど小さくなる。したがって、ベリファイ用のセンスアンプ負荷電流I2もトランジスタ7のしきい値電圧Vthnが高いほど小さくなる。図13は、図11中のVcc下限付近XIIを拡大したグラフである。図13には、低しきい値電圧LVthn、標準しきい値電圧MVthnおよび高しきい値電圧HVthnにおけるメモリセル電流Icell0ならびにベリファイ用のセンスアンプ負荷電流I2がそれぞれ示されている。Vcc下限において、しきい値電圧Vthnが高いほどメモリセル電流Icell0およびベリファイ用のセンスアンプ負荷電流I2は小さくなる。そのため、ベリファイ動作時にメモリセル電流Icell0が小さくてもセンスアンプ1が書込完了と判定してしまう場合がある。したがって、トランジスタ7のしきい値電圧Vthnが高いほど、Vcc下限におけるリードマージンΔIaは小さくなる。図13において、ΔIa@LVthnは低しきい値電圧時のリードマージンであり、ΔIa@MVthnは標準しきい値電圧時のリードマージンであり、ΔIa@HVthnは高しきい値電圧時のリードマージンである。トランジスタ7のしきい値電圧Vthnはプロセスのばらつきに応じて変動する。その結果、Vcc下限におけるリードマージンΔIaはプロセスのばらつきに応じて変動する。
【0018】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、温度やプロセスのばらつきに依存することなく安定したリードマージンを有するセンスアンプを備えた不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
この発明の1つの局面に従うと、不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリセルと、定電流源と、センスアンプとを備える。定電流源は、定電流を発生する。センスアンプは、不揮発性メモリセルのしきい値電圧を検知する。センスアンプは、負荷電流供給手段と、比較手段とを含む。負荷電流供給手段は、リード動作時およびベリファイ動作時に定電流に応じて負荷電流を供給する。比較手段は、不揮発性メモリセルに流れるメモリセル電流を負荷電流と比較する。
【0020】
上記不揮発性半導体記憶装置においては、センスアンプがリード用とベリファイ用とで共用されているので、センスアンプの特性と不揮発性メモリセルの特性とを容易にマッチングさせることができ、しかもセンスアンプに必要なレイアウト面積を削減することができる。
【0021】
好ましくは、上記定電流は正の温度特性を有する。
したがって、負荷電流もまた正の温度特性を有する。これに対し、メモリセル電流は電源電圧の下限において正の温度特性を有するので、リードマージンが低温で小さくなることはなく、温度に依存しない安定したリードマージンを確保することができる。
【0022】
好ましくは、上記定電流源はバンドギャップレファレンス回路である。
したがって、定電流はPN接合の拡散電位に応じて生成される。そのため、プロセスにばらつきがあっても安定した負荷電流を供給することができる。
【0023】
この発明のもう1つの局面に従うと、不揮発性半導体記憶装置は、不揮発性メモリセルと、定電流を発生する定電流発生手段と、センスアンプとを備える。センスアンプは、第1の負荷電流供給手段と、第2の負荷電流供給手段と、スイッチと、比較手段とを含む。第1の負荷電流供給手段は、ベリファイ動作時に定電流に応じて温度変動に対して一定の第1の負荷電流を供給する。第2の負荷電流供給手段は、リード動作時に定電流に応じて第2の負荷電流を供給する。スイッチは、ベリファイ動作時に第1の負荷電流を選択し、リード動作時に第2の負荷電流を選択する。比較手段は、不揮発性メモリセルに流れるメモリセル電流を、スイッチにより選択された負荷電流と比較する。
【0024】
上記不揮発性半導体記憶装置においては、ベリファイ用の負荷電流が温度変動に対して一定であるので、正確なベリファイ動作を行なうことができる。
【0025】
好ましくは、上記定電流発生手段は、第1の定電流源と、第2の定電流源とを含む。第1の定電流源は、正の温度特性を有する第1の定電流を発生する。第2の定電流源は、負の温度特性を有する第2の定電流を発生する。第1の負荷電流供給手段は、第1のトランジスタと、第2のトランジスタとを含む。第1のトランジスタは、第1の定電流に比例した第1の電流をスイッチに供給する。第2のトランジスタは、第2の定電流に比例した第2の電流を第1の電流とともにスイッチに供給する。
【0026】
したがって、第1の電流は正の温度特性を有し、第2の電流は負の温度特性を有する。第1および第2の電流は合成されるので、第1の負荷電流は温度特性を有していない。
【0027】
好ましくは、上記第2の負荷電流供給手段は、第1の定電流に比例した第2の負荷電流をスイッチに供給するトランジスタを含む。
【0028】
したがって、第2の負荷電流は正の温度特性を有する。そのため、電源電圧の下限において温度に依存しない安定したリードマージンを確保することができる。
【0029】
さらに好ましくは、上記第2の負荷電流供給手段はさらに、電源に接続されかつ第3のトランジスタと並列に接続された抵抗器を含む。
【0030】
したがって、抵抗器には電源電圧依存性のある電流が流れる。そのため、第2の負荷電流が温度依存性だけでなく電源電圧依存性を有するので、電源電圧の上限および下限においてリードマージンをさらに大きくすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0032】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1によるDINOR型フラッシュメモリの要部構成を示す回路図である。図1に示すように、このフラッシュメモリは、フローティングゲート型NチャネルMOSトランジスタからなる不揮発性メモリセル10と、不揮発性メモリセル10のゲートに接続されたワード線WLと、不揮発性メモリセル10のソースに接続されたソース線SLと、ワード線WLと交差するビット線BLと、不揮発性メモリセル10を選択するセレクトゲート12と、ビット線BLを選択するYゲート14および16と、定電流I1(=I2)を発生する定電流源18と、不揮発性メモリセル10のしきい値電圧を検知するセンスアンプ20とを備える。
【0033】
不揮発性メモリセル10は、書込状態でしきい値電圧が低くなり、消去状態でしきい値電圧が高くなる。ここでは、しきい値電圧の低い書込状態を「0」、しきい値電圧の高い消去状態を「1」と定義する。
【0034】
セレクトゲート12はNチャネルMOSトランジスタからなり、Hレベルのメモリセル選択信号SGに応答してオンになる。下位のYゲート14はNチャネルMOSトランジスタからなり、Hレベルの下位カラム選択信号CALに応答してオンになる。下位のYゲート14はxm個並んで設けられている。上位のYゲート16はNチャネルMOSトランジスタからなり、Hレベルの上位カラム選択信号CAUに応答してオンになる。上位のYゲート16はxn個並んで設けられている。ワード線WLの電圧が上昇すると、不揮発性メモリセル10にしきい値電圧に応じたメモリセル電流Icellが流れる。
【0035】
定電流源18は、PチャネルMOSトランジスタ181および182と、NPNトランジスタ183および184と、抵抗器185とを含む。PチャネルMOSトランジスタ181および182はカレントミラー回路を形成する。NPNトランジスタ183および184もまたカレントミラー回路を形成する。したがって、トランジスタ182および184に流れる電流I2はトランジスタ181および183に流れる電流I1と同じになる。定電流源18は、NPNトランジスタ183および184のPN接合における拡散電位(ビルトインポテンシャルともいう)を基準として定電流I1を発生するバンドギャップリファレンス回路である。定電流I1は次の式(1)で与えられる。
【0036】
【数1】
Figure 0004493169
【0037】
式(1)において、R1は抵抗器185の抵抗値、kはボルツマン定数、Tは絶対温度、qはクーロン電荷、Nはトランジスタ184のサイズに対するトランジスタ183のサイズの比である。
【0038】
センスアンプ20は、PチャネルMOSトランジスタ201と、インバータ202と、NチャネルMOSトランジスタ203と、インバータ204とを含む。
【0039】
PチャネルMOSトランジスタ201は、PチャネルMOSトランジスタ181とともにカレントミラー回路を形成する。したがって、トランジスタ201は、定電流I1に比例したセンスアンプ負荷電流I3を供給する。ここでトランジスタ201のミラー係数をm、すなわちトランジスタ201のサイズをトランジスタ181のサイズのm倍とすると、センスアンプ負荷電流I3は次の式(2)で与えられる。
【0040】
【数2】
Figure 0004493169
【0041】
インバータ202はメモリセル電流Icellをセンスアンプ負荷電流I3と比較し、メモリセル電流Icellがセンスアンプ負荷電流I3よりも大きいときHレベルの信号を出力し、メモリセル電流Icellがセンスアンプ負荷電流I3よりも小さいときLレベルの信号を出力する。
【0042】
インバータ204およびトランジスタ203は、フィードバック制御によりメモリセル10のドレイン電圧を一定にする。
【0043】
次に、以上のように構成されたフラッシュメモリの動作について説明する。
図2は、ワード線WLの電圧とメモリセル電流Icellおよびセンスアンプ負荷電流I3との関係を示すグラフである。
【0044】
(1)プログラム動作
メモリセル10をプログラムする場合は、ワード線WLとメモリセル10のドレインとの間に高電圧パルスを印加する。具体的には、メモリセル10のしきい値電圧がプログラムベリファイ電圧PVよりも低くなったか否かをベリファイし、メモリセル10のしきい値電圧がプログラムベリファイ電圧PVよりも低くなるまで高電圧パルスを繰返し印加する。メモリセル10のしきい値電圧がプログラムベリファイ電圧PVよりも低くなっていなければ、メモリセル10に流れるメモリセル電流Icellはセンスアンプ負荷電流I3よりも小さい。インバータ202は、このメモリセル電流Icellをセンスアンプ負荷電流I3と比較し、メモリセル電流Icellがセンスアンプ負荷電流I3よりも大きければHレベルの信号を出力し、メモリセル電流Icellがセンスアンプ負荷電流I3よりも小さければLレベルの信号を出力する。その結果、センスアンプ20はメモリセル10のしきい値電圧がプログラムベリファイ電圧PVよりも低くなったか否かを判別する。メモリセル10のしきい値電圧がプログラムベリファイ電圧PVに達したら、プログラム動作は完了する。
【0045】
(2)イレーズ動作
メモリセル10をイレーズする場合は、ワード線WLとメモリセル10が含まれるウエルおよびソース線SLとの間にプログラム時と逆の高電圧パルスを印加する。具体的には、メモリセル10のしきい値電圧がイレーズベリファイ電圧EVよりも高くなるまで高電圧パルスを繰返し印加する。メモリセル10がイレーズされたか否かをベリファイするためには、イレーズベリファイ電圧EVをワード線WLに印加する。メモリセル10のしきい値電圧がイレーズベリファイ電圧EVよりも高くなっていなければ、メモリセル電流Icellはセンスアンプ負荷電流I3よりも大きい。メモリセル10のしきい値電圧がイレーズベリファイ電圧EVに達したら、イレーズ動作は完了する。
【0046】
(3)リード動作
メモリセル10をリードする場合は、ワード線WLに電源電圧Vccにほぼ等しい電圧を印加する。電源電圧Vccは変動しているから、ワード線WLの電圧も同様に変動する。図2中には、電源電圧Vccの上限と下限とが示されている。
【0047】
「0」のデータを記憶している書込状態のメモリセル10において、電源電圧Vccにほぼ等しい電圧をワード線WLに印加すると、メモリセル10にメモリセル電流Icell0が流れる。このメモリセル電流Icell0はセンスアンプ負荷電流I3よりも大きいので、センスアンプ20はHレベルの信号を出力する。
【0048】
「1」のデータを記憶している消去状態のメモリセル10において、電源電圧Vccにほぼ等しい電圧をワード線WLに印加すると、メモリセル10にメモリセル電流Icell1が流れる。このメモリセル電流Icell1はセンスアンプ負荷電流I3よりも小さいので、センスアンプ20はLレベルの信号を出力する。
【0049】
図1に示したように実施の形態1によるフラッシュメモリでは、図10に示した従来のフラッシュメモリと異なり、ノーマルリード動作時でもベリファイ動作時でも共通のトランジスタ201が定電流I1に比例したセンスアンプ負荷電流I3を供給している。
【0050】
また、定電流源18はバンドギャップリファレンス回路であるから、これにより生成される定電流I1は上記式(1)で表わされるように正の温度特性を有する。また、この定電流I1はトランジスタ181,182のしきい値電圧に依存しておらず、プロセスのばらつきに対しても安定している。
【0051】
図3は、図2中のVcc下限付近IIIを拡大したグラフである。図3に示すように、ノーマルリード動作時およびベリファイ動作時に書込状態のメモリセル10に流れるメモリセル電流Icell0はVcc下限において正の温度特性を有する。すなわち、Vcc下限におけるメモリセル電流Icell0は低温ほど小さくなる。これに対し、センスアンプ負荷電流I3は定電流I1に比例することから、メモリセル電流Icell0と同様に、正の温度特性を有する。すなわち、センスアンプ負荷電流I3もまた低温ほど小さくなる。したがって、Vcc下限におけるメモリセル電流Icell0およびセンスアンプ負荷電流I3の温度特性が相殺され、Vcc下限におけるリードマージンΔIaの温度依存性が小さくなる。図3中には、低温LT時のVcc下限リードマージンΔIa@LT、室温RT時のvcc下限リードマージンΔIa@RT、および高温HT時のVcc下限リードマージンΔIa@HTがそれぞれ示されている。これらのリードマージンはほぼ同じになる。
【0052】
上述したように実施の形態1によれば、ノーマルリード用とベリファイリード用とでセンスアンプ20を共用しているので、センスアンプ20の特性とメモリセル10の特性とを容易にマッチングさせることができ、しかもセンスアンプ20に必要なレイアウト面積を削減することができる。また、センスアンプ負荷電流I3が正の温度特性を有するので、Vcc下限でも十分なリードマージンΔIaを確保することができる。また、定電流源18はバンドギャップリファレンス回路で構成されているので、定電流I1はPN接合の拡散電位を基準にして生成される。そのため、プロセスにばらつきがあってもセンスアンプ負荷電流I3は安定しており、Vcc下限におけるリードマージンΔIaを大きくすることができる。
【0053】
[実施の形態2]
上述した実施の形態1ではノーマルリード動作時だけでなくベリファイ動作時にも同じトランジスタ201がセンスアンプ負荷電流I3を供給し、このセンスアンプ負荷電流I3が正の温度特性を有しているため、次のような問題がある。
【0054】
低温でプログラムベリファイ(メモリセル10が書込状態になったか否かを検証)する場合、少ないメモリセル電流Icell0でもプログラムパス(メモリセル10は書込状態になった)と判定してしまうため、その後のノーマルリード動作時にVcc下限におけるリードマージンが小さくなる。すなわち、図3に示すように低温LTでプログラムベリファイする場合、メモリセル10のしきい値電圧がプログラムベリファイ電圧PVに達したか否かを判別する。そのため、センスアンプ20は低温LT時のメモリセル電流Icell0を低温LT時のセンスアンプ負荷電流I3と比較する。低温LT時のメモリセル電流Icell0が低温LT時のセンスアンプ負荷電流I3に達すれば、プログラムパスと判定する。
【0055】
また、高温でイレーズベリファイ(メモリセル10が消去状態になったか否かを検証)する場合、多いメモリセル電流Icell1でもイレーズパス(メモリセル10は消去状態になった)と判定してしまうため、その後のノーマルリード動作時にVcc上限におけるリードマージンが小さくなる。
【0056】
この実施の形態2は、このような問題を解決するためになされたもので、センスアンプ特性とメモリセル特性とのマッチングを最適化し、より十分なリードマージンを確保することを目的とする。
【0057】
図4は、実施の形態2によるフラッシュメモリの要部構成を示す回路図である。図1に示した実施の形態1と異なり、図4に示した実施の形態2では、センスアンプ22において、ノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I3を供給するPチャネルMOSトランジスタ201とは別に、ベリファイ用のセンスアンプ負荷電流I6を供給するPチャネルMOSトランジスタ205および206を設ける。センスアンプ22はさらに、ノーマルリード動作時にトランジスタ201を選択し、ベリファイ動作時にトランジスタ205および206を選択するスイッチ207を備える。
【0058】
このフラッシュメモリはさらに、定電流I1を発生する定電流源18と、定電流I4を発生する定電流源30とを備える。定電流源18は上記実施の形態1のものと同じである。上述したように定電流I1は正の温度特性を有するのに対し、定電流I4は負の温度特性を有する
定電流源30は、PチャネルMOSトランジスタ301〜303と、NチャネルMOSトランジスタ304,305と、NPNトランジスタ306,307と、抵抗器308,309とを含む。トランジスタ301,302,304,305はカレントミラー型差動増幅回路を形成し、トランジスタ305のゲート電圧V2がトランジスタ304のゲート電圧V1と同じになるようにトランジスタ303を駆動する。
【0059】
ここで、トランジスタ306および307の拡散電圧をVbeとすると、電圧V1は次の式(3)で与えられる。
【0060】
V1=2Vbe…(3)
したがって、抵抗器309の抵抗値をR2とすると、定電流I4は次の式(4)で与えられる。
【0061】
【数3】
Figure 0004493169
【0062】
センスアンプ22のトランジスタ201は、定電流源18のトランジスタ181とともにカレントミラー回路を形成する。トランジスタ181のサイズに対するトランジスタ201のサイズの比、つまりミラー係数をm1とすると、トランジスタ201が供給するノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I3は次の式(5)で与えられる。
【0063】
【数4】
Figure 0004493169
【0064】
また、トランジスタ303のサイズに対するトランジスタ205のサイズの比、つまりミラー係数を1とすると、トランジスタ205はトランジスタ303に流れる電流I4と等しい電流I4を供給する。
【0065】
また、センスアンプ22のトランジスタ206は、定電流源18のトランジスタ181とともにカレントミラー回路を形成する。トランジスタ181のサイズに対するトランジスタ206のサイズの比、つまりミラー係数をm2とすると、トランジスタ206は定電流I1に比例した電流I5(=m2・I1)を供給する。
【0066】
ベリファイ用のセンスアンプ負荷電流I6は、電流I4と電流I5とを合成したものであるから次の式(6)で与えられる。
【0067】
【数5】
Figure 0004493169
【0068】
拡散電圧Vbeは一般に負の温度特性を有するから、電流I4もまた負の温度特性を有する。これに対し、電流I5は正の温度特性を有する。したがって、電流I4の温度特性と電流I5の温度特性とは相殺され、ベリファイ用のセンスアンプ負荷電流I6は温度依存性を有していない。そのため、温度が変動しても正確にベリファイすることができる。
【0069】
図5に示すように、センスアンプ負荷電流I3およびI6は電源電圧Vcc依存性を有していない。また、図6に示すように、ノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I3は温度依存性を有しているのに対し、ベリファイ用のセンスアンプ負荷電流I6は温度依存性を有していない。
【0070】
以上のように実施の形態2によれば、ベリファイ用のセンスアンプ負荷電流I6が温度特性を有していないので、センスアンプ22の特性とメモリセル10の特性とのマッチングを最適化することができる。
【0071】
[実施の形態3]
図7は、実施の形態3によるフラッシュメモリの要部構成を示す回路図である。図4に示した実施の形態2と異なり、図7に示したフラッシュメモリのセンスアンプ24には、トランジスタ201と並列に抵抗器208が接続されている。ここでは、トランジスタ201および抵抗器208がノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I8を供給する。このセンスアンプ負荷電流I8はトランジスタ201に流れる電流I3と抵抗器208に流れる電流I7とを合成したものである。電流I3は上述したように正の温度特性を有する。電流I7は電源電圧Vccに比例する。この比例係数をα、抵抗器208の抵抗値をR3とすると、ノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I8は次の式(7)で与えられる。
【0072】
【数6】
Figure 0004493169
【0073】
図8に示すように、ノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I8は電源電圧Vcc(ワード線WLの電圧)に比例して大きくなる。したがって、Vcc下限におけるリードマージンΔIaおよびVcc上限におけるリードマージンΔIbともに上記実施の形態1および2よりも大きくなる。
【0074】
また、図9に示すようにノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I8は、正の温度特性を有する。したがって、上記実施の形態1および2と同様にVcc下限におけるリードマージンΔIaの温度依存性が小さくなる。
【0075】
以上のように実施の形態3によれば、電源Vccに接続された抵抗器208が追加されているため、ノーマルリード用のセンスアンプ負荷電流I8が正の温度特性だけでなく電源電圧Vcc依存性も有する。その結果、Vcc下限におけるリードマージンΔIaおよびVcc上限におけるリードマージンΔIbともに上記実施の形態1および2よりも大きくなる。
【0076】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0077】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、リード動作用とベリファイ動作用とでセンスアンプを共用しているため、両者のマッチングを気にしなくてもよく、しかもセンスアンプに必要なレイアウト面積を削減することができる。また、負荷電流が正の温度特性を有しているため、低温下で電源電圧下限のリードマージンを十分に確保することができる。
【0078】
また、ベリファイ動作時における負荷電流が温度変動に対して一定であるため、より正確なベリファイ動作を行なうことができる。また、リード動作用の負荷電流が正の温度特性を有するため、低温下で電源電圧下限のリードマージンを十分に確保することができる。さらに、リード動作用の負荷電流が電源電圧依存性を有するため、電源電圧上限および下限のリードマージンを大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるフラッシュメモリの要部構成を示す回路図である。
【図2】 図1に示したフラッシュメモリにおいてワード線の電圧とセンスアンプ負荷電流およびメモリセル電流との関係を示すグラフである。
【図3】 図2中のVcc下限付近IIIを拡大したグラフである。
【図4】 本発明の実施の形態2によるフラッシュメモリの要部構成を示す回路図である。
【図5】 図4に示したフラッシュメモリにおいてワード線の電圧とセンスアンプ負荷電流およびメモリセル電流との関係を示すグラフである。
【図6】 図5中のVcc下限付近VIを拡大したグラフである。
【図7】 本発明の実施の形態3によるフラッシュメモリの要部構成を示す回路図である。
【図8】 図7に示したフラッシュメモリにおいてワード線の電圧とセンスアンプ負荷電流およびメモリセル電流との関係を示すグラフである。
【図9】 図8中のVcc下限付近IXを拡大したグラフである。
【図10】 フラッシュメモリにおける従来のセンスアンプの構成を示す回路図である。
【図11】 図10に示したフラッシュメモリにおいてワード線の電圧とセンスアンプ負荷電流およびメモリセル電流との関係を示すグラフである。
【図12】 図11中のVcc下限付近XIIを拡大したグラフである。
【図13】 図11中のVcc下限付近XIIを拡大してメモリセル電流のしきい値電圧依存性を示したグラフである。
【符号の説明】
10 不揮発性メモリセル、18,30 定電流源、20,22,24 センスアンプ、201,205,206 PチャネルMOSトランジスタ、202 インバータ、207 スイッチ、208 抵抗器。

Claims (4)

  1. 不揮発性メモリセルと、
    定電流を発生する定電流発生手段と、
    前記不揮発性メモリセルのしきい値電圧を検知するセンスアンプとを備え、
    前記センスアンプは、
    ベリファイ動作時に前記定電流に応じて温度変動に対して一定の第1の負荷電流を供給する第1の負荷電流供給手段と、
    リード動作時に前記定電流に応じて第2の負荷電流を供給する第2の負荷電流供給手段と、
    前記ベリファイ動作時に前記第1の負荷電流を選択し、前記リード動作時に前記第2の負荷電流を選択するスイッチと、
    前記不揮発性メモリセルに流れるメモリセル電流を、前記スイッチにより選択された負荷電流と比較する比較手段とを含む、不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記定電流発生手段は、
    正の温度特性を有する第1の定電流を発生する第1の定電流源と、
    負の温度特性を有する第2の定電流を発生する第2の定電流源とを含み、
    前記第1の負荷電流供給手段は、
    前記第1の定電流に比例した第1の電流を前記スイッチに供給する第1のトランジスタと、
    前記第2の定電流に比例した第2の電流を前記第1の電流とともに前記スイッチに供給する第2のトランジスタとを含む、請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第2の負荷電流供給手段は、
    前記第1の定電流に比例した前記第2の負荷電流を前記スイッチに供給する第3のトランジスタを含む、請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第2の負荷電流供給手段はさらに、
    電源に接続されかつ前記第3のトランジスタと並列に接続された抵抗器を含む、請求項に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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