JP2009146100A - 表示装置および光センサ素子 - Google Patents

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ダラム パル ゴサイン
Tsutomu Tanaka
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Abstract

【課題】画素の開口率を低下させることなく、感度良好な光検知によって表示面側の対象物を検出することが可能な画面入力機能付きの表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の画素が配列された表示パネル3と、光センサ素子とを備えた表示装置において、光センサ素子は、透明酸化物半導体層を受光部として用いていることを特徴とする。この光センサ素子は、表示パネル3における表示面側に配列形成されている。光センサ素子は、MOS型の光センサ素子であって、しきい値電圧よりも低い範囲でゲート電圧を制御して受光信号を読み出す。透明酸化物半導体層はInGaZnOからなることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は表示装置に関し、特には光センサ素子を用いた画像入力機能付きの表示装置に関する。
液晶表示装置や有機EL表示装置のような平面型の表示装置には、画面上における位置情報を検知できる画面入力機能付きのものがある。その中の1つに、図18に示すように、同一の基板301上に、RGBの各画素部303と光センサ素子Sを設けたセンサ部305とを配列した構成がある。この場合、表示画面に近接させた指やスタイラペンの位置の検出は、外光に対する影を光センサ素子Sで検知するか、またはバックライトからの光の反射光を光センサ素子Sで検知することによって行われる。上記光センサ素子Sとしては、製造工程の簡便さから受光部にシリコン(Si)薄膜を用いたPIN型薄膜ダイオードやMOS型のセンサ素子が多用されている。
またこの他にも、図19に示すように、表示パネル307における表示面側に、抵抗型または容量型のタッチパネル309を設けた構成もある(例えば下記特許文献1参照)。
特開2002-342014号公報
しかしながら、図18に示したような同一基板301上に画素部303とセンサー部305とを設けた構成では、センサー部305によって表示画面における画素部303の占有面積が狭められる。このため、画素の開口率が低下し、表示画像の高精細化が妨げられていた。さらに、シリコン(Si)薄膜を受光部として用いた構成では、光検知にある程度の光照射量が必要となる。このため、外光の影を検知する構成では、外光が弱い環境中では光検知が困難になる。またバックライトからの光を検知する構成では、黒表示時の光検知が困難になる。
また図19に示されるような表示パネル307の表示面側にタッチパネル309を設けた構成では、タッチパネル309が抵抗型である場合、パネル面を強く押して下の配線とコンタクトさせる必要がある。このため、表示パネル307に対しても強い押し圧力が加わり、表示機能の劣化を招く要因となる。また、タッチパネル309が容量型である場合、パネル面に導電性の物体を接触させなければならず、スタイラペン等の携帯が必要になる。
そこで本発明は、画素の開口率を低下させることなく、感度良好な光検知によって表示面側の対象物を検出することが可能な画面入力機能付きの表示装置を提供すること、さらにはこの表示装置に好適に用いることができる光センサ素子を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の表示装置は、複数の画素が配列された表示パネルと光センサ素子とを備えており、特に光センサ素子が透明酸化物半導体層を受光部として用いていることを特徴としている。
このような構成の表示装置では、光センサ素子の受光部が透明酸化物半導体層で構成されていることから、表示面側に画素に重ねて光センサ素子を配置した構成とすることができる。これにより、画素の開口率を狭めることなく表示性能を維持しつつ、光センサ素子の占有面積を広げて高感度化を図ることが可能になる。
また本発明の光センサ素子は、透明酸化物半導体層を受光部として用いた光センサ素子であり、しきい値電圧よりも低い範囲でゲート電圧を制御して受光信号を読み出すことを特徴としている。
このような光センサ素子は、受光部が透明酸化物半導体層で構成されていることから、例えば表示パネルの表示面側に配置することが可能である。また、実施形態において説明するように、しきい値電圧よりも低い範囲のゲート電圧での受光信号の読み出しにより、受光感度の高い読み出しが可能になることがわかった。
以上説明したように本発明によれば、透明酸化物半導体層を受光部としたことで、表示パネルの表示面側に光センサ素子を設けた構成とすることが可能であるため、画素の開口率を低下させることなく、光センサ素子の占有面積を広げて感度良好な光検知による位置検出を行うことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の実施形態においては、液晶表示装置に本発明を適用した実施の形態を説明する。
<表示装置の全体構成>
図1は、本発明を適用した表示装置の全体構成を示す構成図である。この図に示すように、表示装置1は、表示パネル3と、光センサパネル5と、バックライト7と、表示ドライブ回路11と、受光ドライブ回路12と、画像処理部13と、アプリケーションプログラム実行部14とを備えている。そして、表示パネル3の表示面側に、光センサパネル5を配置した構成が1つの特徴となる。
このうち表示パネル3は、中央の表示領域3aに複数の画素が全面に渡ってマトリクス状に配置された液晶パネル(LCD(Liquid Crystal Display))からなり、線順次動作をしながら表示データに基づく所定の図形や文字などの画像を表示する機能(表示機能)を有する。
光センサパネル5は、表示パネル3における表示面側に配置されており、この外側面が実質的な表示面となる。この光センサパネル5には、表示領域3aに対応する受光領域5aの全面に渡って、複数の光センサ素子がマトリックス状に配置されている。そして、線順次動作をしながら、表示面側に近接する物体の位置を検出するセンサー機能(撮像機能)を有する。特に本発明においては、後述するように光センサ素子の受光部に透明酸化物半導体層を用い、さらに光センサパネル5を構成する他の部材も光透性材料を用いことで、光センサパネル5の受光領域5a全体を光透過性とする構成が2つ目の特徴となる。
また、バックライト7は、表示パネル3の光源であり、例えば複数の発光ダイオードや有機電界発光素子を面内に配列してなる。このバックライト7は、後述するように表示パネル3の動作タイミングに同期した所定のタイミングで、高速に発光ダイオードのオン・オフ動作を行うようになっている。また、光センサパネル5に配置される光センサ素子が、可視光以外の赤外光や紫外光のみ吸収して検知するものである場合、このバックライト7には、可視光と共に、光センサ素子で検知可能な波長の赤外光や紫外光を発生する光源を用いることとする。ここでは、光センサ素子は420nm以下の紫外光を検知するものであることとし、バックライト7として可視光と共に420nm以下の紫外光を発生する光源を用いることとする。尚、紫外光の光源は、可視光の光源と別体として設けられていても良い。
表示ドライブ回路11は、表示パネル3において表示データに基づく画像が表示されるように(表示動作を行うように)、この表示パネル3の駆動を行う(線順次動作の駆動を行う)回路である。
受光ドライブ回路12は、光センサパネル5において受光データが得られるように(物体を撮像するように)、この光センサパネル5の駆動を行う(線順次動作の駆動を行う)回路である。なお、各受光画素での受光データは、例えばフレーム単位でフレームメモリ12aに蓄積され、撮像画像として画像処理部13へ出力されるようになっている。
画像処理部13は、受光ドライブ回路12から出力される撮像画像に基づいて所定の画像処理(演算処理)を行い、光センサパネル5に接触または近接する物体に関する情報(位置座標データ、物体の形状や大きさに関するデータなど)を検出し、取得するものである。
アプリケーションプログラム実行部14は、画像処理部13による検知結果に基づいて所定のアプリケーションソフトに応じた処理を実行するものであり、例えば検知した物体の位置座標を表示データに含むようにし、表示パネル3上に表示させるものなどが挙げられる。なお、このアプリケーションプログラム実行部14で生成される表示データは表示ドライブ回路11へ供給されるようになっている。
<表示パネルの回路構成>
図2は、表示パネル3における表示領域の回路構成を示す。この図に示すように、表示パネル3は、例えばアクティブマトリックス駆動の液晶表示パネルとして構成されている。中央の表示領域3aには、複数の走査線31と複数の信号線32とが縦横に配線されており、それぞれの交差部に対応して1つの画素33が設けられた画素アレイ部として構成されている。また、表示領域3aには、走査線31(または信号線32)と平行に各画素33に共通の共通配線34が配線されている。これらの走査線31、信号線32、および共通配線34は、図1に示した表示ドライブ回路(11)に接続されている。
各画素33には、例えばスイッチング素子としての薄膜トランジスタTrおよび保持容量Csからなる画素回路が設けられ、さらにこの画素回路に接続された画素電極35が設けられている。
薄膜トランジスタTrは、ゲートが走査線31に接続され、ソース/ドレインの一方が信号線32に接続され、ソース/ドレインの他方が保持容量Csと画素電極35とに接続されている。また容量素子Csのもう一方の電極が、共通配線34に接続されている。尚、ここでの図示は省略しているが、共通配線34に接続された共通電極は、例えば各画素に設けられた画素電極35に対向して配置され、これらの画素電極35と共通電極との間に液晶層が挟持された構成となっている。
そして、表示ドライブ回路(11)からの駆動信号により、薄膜トランジスタTrを介して信号線32から書き込まれた映像信号が保持容量Csに保持され、保持された信号量に応じた電圧が画素電極35に供給される構成となっている。
<光センサパネルの回路構成>
図3は、光センサパネル5の回路構成を示す。この図に示すように、光センサパネル5は、複数の電源線51、リセット配線52、および読出配線53が平行に配線されている。また、これらの配線51〜53と直交する方向に、複数の定電流配線54が配線されており、これらの交差部に対して1つの受光画素55が設けられた画素アレイ部として構成されている。これらの配線51〜54は、図1に示した受光ドライブ回路(12)に接続されている。
各受光画素55には、MOS型の薄膜トランジスタTr1からなる光センサ素子S1が設けられており、さらにリセット用の薄膜トランジスタTr2、読み出し用の薄膜トランジスタTr3,Tr4、さらには容量素子Csが設けられている。光センサ素子S1(Tr1)は、ドレインが電源線51に接続され、ソースがリセット用の薄膜トランジスタTr2に接続され、ゲートとソースとが接続されている。リセット用の薄膜トランジスタTr2は、ゲートがリセット配線52に接続され、ドレインはGNDに接地されている。また、容量素子Csは、光センサ素子S1(Tr1)のソースとGNDの間に設けられている。読み出し用の薄膜トランジスタTr3,Tr4はソースを共有している。このうちの一方の薄膜トランジスタTr3は、ゲートが光センサ素子S1(Tr1)のソースに接続され、ドレインが電源線51に接続されている。さらに他方の薄膜トランジスタTr4は、ゲートが読出配線53に接続され、ドレインが定電流配線54に接続されている。
そして、受光ドライブ回路(12)からの駆動信号により、選択された受光画素55の光センサ素子S1で得られた受光信号が保持容量Csに保持され、保持された信号量に応じた電流が読出配線53から読み出される構成となっている。
<光センサ素子の構成>
図4は、光センサパネル5における光センサ素子S1部分の断面図である。この図に示すように、光センサ素子S1は例えばMOS型の薄膜トランジスタとして構成されている。この光センサ素子S1は、基板501上に設けたゲート電極502を覆う状態で、窒化シリコン膜(SiN)503-1とこの上部の酸化シリコン膜(SiO2)503-2とからなるゲート絶縁膜503が設けられ、このゲート絶縁膜503上におけるゲート電極502の両脇には、ソース504sおよびドレイン504dが配置されている。そして、ソース504s−ドレイン504d間のゲート電極502上には、光hの受光部として透明酸化物半導体層506が設けられているところが特徴的である。
このような透明酸化物半導体層506を構成する材料は、例えばInGaZnO、InZnO、ZnO等を用いることができる。
中でも、InGaZnOを用いて透明酸化物半導体層506を構成することが好ましい。図5には、酸化シリコン(quartz)の透過率を100%とした場合のInGaZnOの透過率を示す。この図に示すように、InGaZnOは、可視光の波長領域の吸収が殆どなく、可視光が検知されることはない。しかしながら、後に説明するように、InGaZnOを受光部に用いた光センサ素子S1は、波長420nm以下の紫外光に対しては非常に高い光変換効率を示すものとなる。このため、表示パネル(3)の表示面上にこの光センサ素子S1を配置した場合であっても、InGaZnOからなる受光部が表示状態を劣化させることはなく、しかも感度の高い光検出が可能になる。
以上のような透明酸化物半導体層506を受光部として用いたことにより、表示パネル(3)の表示面上にこの光センサ素子S1を配置した場合であっても、光センサ素子S1の受光部が、表示状態を劣化させることはない。
また以上の光センサ素子S1は、層間絶縁膜507で覆われ、この層間絶縁膜507に設けた接続孔507aを介してソース504sおよびドレイン504dに接続された各配線508が、層間絶縁膜507上に設けられている。またここでの図示を省略した保護膜や必要に応じて封止基板で覆おうことによって光センサパネルが構成されている。尚、図3に示した光センサパネル(5)の回路は、ゲート電極502、ソース504s/ドレイン504d、および配線508と同一の導電層を用いて構成されている。また、薄膜トランジスタTr2〜Tr4は、光センサ素子S1と同様の構成であって良い。尚、光照射によるトランジスタTr2〜Tr4の特性変動(誤動作)を防止するために、これらのトランジスタTr2〜Tr4を覆う構成とすることが好ましい。特にトランジスタTr2〜Tr4が、光センサ素子S1と同様の構成である場合には、これらのトランジスタTr2〜Tr4を遮光膜で覆う構成とすることが必須である。このような遮光膜としては、420nm以下の波長を吸収し、かつ可視光領域の光を透過する材料で構成することが好ましい。これにより、この遮光膜によって表示パネルにおける画素開口が狭められることなく、良好な表示状態を確保することができる。
ここで、以上の光センサ素子S1を設けた光センサパネル(5)は、表示パネルの表示面側に配置されるものであるため、基板501を含む構成要素の全てを光透過性材料で構成することが重要である。このため、光透過性を有する窒化シリコン膜(SiN)503-1とこの上部の酸化シリコン膜(SiO2)503-2、および透明酸化物半導体層506の他にも、基板501、ゲート電極502、ソース504s/ドレイン504d、さらには保護膜および封止基板は、光透過性を有する材料で構成されることとする。
<光センサ素子の作製方法>
図6〜図7は、上記光センサ素子S1の作製手順を示す断面工程図であり、以下にこれらの図に基づいて光センサ素子S1の作製方法を説明する。
先ず、図6(1)に示すように、ガラスなどの光透過性材料からなる基板501上に透明導電性材料を用いてゲート電極502を形成する。透明導電性材料としては、例えばITO(Indium Tin Oxide)、ZnO(酸化亜鉛)、FZO(フッ素含有ZnO)、GZO(ガリウム含有ZnO)、FGZO(フッ素・ガリウム含有ZnO)、AZO(アルミニウム含有ZnO)などが例示される。
次に図6(2)に示すように、PECVD法、スパッタ法、または塗布法等により、ゲート電極502を覆う状態で、窒化シリコン膜503-1および酸化シリコン膜503-2を順次成膜し、積層構造のゲート絶縁膜503を成膜する。次いで図6(3)に示すように、PECVD法、スパッタ法、または塗布法等により、基板501上に上記透明導電性材料からなる透明導電膜504を成膜する。その後、図6(4)に示すように、透明導電膜504をパターニングすることにより、ゲート電極502の両側にソース504s/ドレイン504dを形成する。
次いで、図6(5)に示すように、ソース504s/ドレイン504dで挟まれたゲート電極502上に、透明酸化物半導体層506を形成する。この透明酸化物半導体層506は、上述した材料を用いて形成され、特にInGaZnOを用いて形成されることが好ましい。またこのような透明酸化物半導体層506は、例えばPECVD法、スパッタ法、または塗布法等、材料によって適宜選択された方法で成膜された材料膜をパターニングすることによって形成する。また可能であれば、パターン印刷などの方法によって形成しても良く、形成方法が限定されることはない。
以上のようにして光センサ素子S1を形成した後には、図7(1)に示すように、光センサ素子S1を覆う状態で基板501上に層間絶縁膜507を成膜する。次いで図7(2)に示すように、ソース504s/ドレイン504dに達する各接続孔507aを、層間絶縁膜507に形成し、さらにこの接続孔507aを介してソース504s/ドレイン504dに接続された配線508をそれぞれ形成する。尚、これらの層間絶縁膜507および配線508も、光透過性材料を用いて形成される。
その後、ここでの図示を省略した保護膜や必要に応じて封止基板で覆うことによって光センサパネル(5)が得られる。これらの保護膜や封止基板も、光透過性材料を用いて形成される。
<光センサ素子の駆動>
以上のように受光部として透明酸化物半導体層(InGaZnO)を用いたMOS型の光センサ素子S1は、しきい値よりも低い範囲でゲート電圧Vgを制御して受光信号を読み出すように駆動を行うこととする。また、センサ素子S1からの受光信号の読出を一定時間以上行うように駆動を行うことが好ましい。
以下、図8に示すように、光センサ素子S1のゲート電極502とソース504s/ドレイン504dとを配線した状態で、各特性の評価を行った結果を説明する。
先ず、図9には、各照度においての、ゲート電圧(Gate voltage)に対するドレイン電流(Drain current)の関係を示す。この図から、照射する光の照度が高いほど、ゲート電圧がしきい値(Vth=−3v)以下の範囲においてのゲート電圧(Gate voltage)に対するドレイン電流(Drain current)が上昇し、かつゲート電圧(Gate voltage)に対するドレイン電流(Drain current)の変化量が小さくなることがわかる。比較として、シリコン半導体を受光部とした場合には、しきい値以下の範囲のゲート電圧に対するドレイン電流値が照度毎に一定値を示す。したがって、図9に示す挙動は、受光部として透明酸化物半導体層(InGaZnO)を用いたMOS型の光センサ素子に特有である。
また図10には、しきい値(Vth=−3v)よりも低いゲート電圧Vg=−5VおよびVg=−7.5Vのそれぞれの電圧を印加し、ソース−ドレイン間にVds=5Vの一定電圧を印加した場合においての、照度(Light intensity)に対するドレイン電流(Off curent)を示す。この図から、しきい値(Vth=−3v)よりも低いゲート電圧の範囲においては、ドレイン電流(Off curent)が照度(Light intensity)に対してリニアに増加することが確認される。したがって、上記構成の光センサ素子S1は、しきい値(Vth=−3v)よりも低いゲート電圧の範囲においてドレイン電流(Off curent)を測定することで、照度(Light intensity)を正確に検知できることが分かる。
そして図11には、しきい値(Vth=−3v)よりも低いゲート電圧Vg=−5Vで、かつソース−ドレイン間にVds=5Vの一定電圧を印加した場合においての、ドレイン電流(Drain current)の経時変化を示す。ゲート電圧Vg印加時に、受光部である透明酸化物半導体層に対して白色光を照射した場合(光照射あり)は、照射しない場合(光照射なし)と比較して、ドレイン電流(Drain current)の増加が顕著であることが確認される。これにより、この光センサ素子S1が、可視光に対してほとんど光吸収のない透明酸化物半導体層を用いていながらも、非常に高い受光感度を示すことが分かる。そして、このような光照射によるドレイン電流(Drain current)の増加は、光照射した時点(Light On)から急激に増加し、光照射を停止した(Light Off)後も維持されることが分かる。
以上から、受光部として透明酸化物半導体層(InGaZnO)を用いたMOS型の光センサ素子S1は、しきい値よりも低い範囲でゲート電圧Vgを制御して受光信号を読み出すように駆動を行ことにより、高感度な光検出を行うことが可能になる。また、図11に示したように、光照射を停止した(Light Off)後もドレイン電流(Drain current)が維持されることから、センサ素子S1からの受光信号の読出を一定時間以上行うように駆動することにより、受光信号の読出量が増幅されて高感度な光検出を行うことが可能になる。
尚、図12には、ゲート−ソース間に電圧Vgs=−4V、ソース−ドレイン間にVds=5Vの一定電圧を印加した状態での、透明酸化物半導体層(受光部)に照射する光の波長に対する、ドレイン電流(Off電流)を受光感度として示す。この図から、短波長側での受光感度が高く、波長が長くなると受光感度が低下するものの、長波長側でも十分な感度が得られることが確認される。
以上説明したように、実施形態の光センサ素子S1では、可視光に対してほとんど光吸収のない透明酸化物半導体層を用いていながらも、高感度の光検出を行うことが可能である。
そして、図1〜図3を用いて説明したように、このような光センサ素子S1を用いた表示装置1では、透明酸化物半導体層と共に他の透明材料と組み合わせて全体的に光透過性を有する光センサパネル5を構成することにより、表示パネル3の表示領域3a上に光センサパネル5を配置した構成を実現することができる。これにより、先に説明したように、表示領域3aにおける画素33の開口率を狭めることなく、光センサ素子S1の占有面積を広げることができ、高精細な表示を維持しながらも画像検出の高感度化を図ることが可能になる。
また比較として、表示パネル3における画素回路と同一層に光センサ素子を設けた構成では、バックライト7からの光が直接的に光センサ素子の受光部に照射されることを防止するために、光センサ素子の下に遮光層を設ける必要があり、この遮光層によって表示画素の開口率が低下する問題もあった。しかしながら、表示パネル3の表示面上に光センサパネル5を配置した本構成では、このような問題の発生もなく、これによっても表示画素の開口率の向上を図ることが可能である。
さらに、光センサ素子S1をマトリックス状に配置した光センサパネル5において、このように画素検出の高感度化が図られたことにより、この光センサパネル5を備えた表示装置1を用いた高画質な撮像も実現可能である。
尚、この表示装置1に設けられる光センサパネル5には、表示用の画素33の配置によらずに任意の箇所に光センサ素子S1を配置可能である。このため、容量型または抵抗型のタッチパネル機能を光センサパネル5に追加することにより、暗闇中の黒表示時においても画像検出が可能になる。
また、上述した実施形態においては、表示パネル3とは別体として、光センサ素子S1を備えた光センサパネル5を設けた構成を説明した。しかしながら、表示パネル3における表示面側に光センサ素子S1が設けられていれば、上述したと同様の効果を得ることが可能である。このため、例えば表示パネル3の表示面上に光センサ素子S1を配列形成した構成であっても良い。
さらに、上述した実施形態においては、表示パネル3を液晶表示パネルであることとして説明した。しかしながら、表示パネル3はこれに限定されることはなく、例えば有機電界発光素子を配列してなる有機EL表示パネルのような自発光型の表示パネルであっても良く、同様の効果を得ることができる。尚、表示パネルが自発光型である場合、バックライト7は不要である。
<適用例>
以上説明した本発明に係る画像入力機能付きの表示装置は、図13〜図17に示す様々な電子機器、例えば、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置、ビデオカメラなど、電子機器に入力された映像信号、若しくは、電子機器内で生成した映像信号を、画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器の表示装置に適用することが可能である。以下に、本発明が適用される電子機器の一例について説明する。
図13は、本発明が適用されるテレビを示す斜視図である。本適用例に係るテレビは、フロントパネル102やフィルターガラス103等から構成される映像表示画面部101を含み、その映像表示画面部101として本発明に係る表示装置を用いることにより作成される。
図14は、本発明が適用されるデジタルカメラを示す図であり、(A)は表側から見た斜視図、(B)は裏側から見た斜視図である。本適用例に係るデジタルカメラは、フラッシュ用の発光部111、表示部112、メニュースイッチ113、シャッターボタン114等を含み、その表示部112として本発明に係る表示装置を用いることにより作製される。
図15は、本発明が適用されるノート型パーソナルコンピュータを示す斜視図である。本適用例に係るノート型パーソナルコンピュータは、本体121に、文字等を入力するとき操作されるキーボード122、画像を表示する表示部123等を含み、その表示部123として本発明に係る表示装置を用いることにより作製される。
図16は、本発明が適用されるビデオカメラを示す斜視図である。本適用例に係るビデオカメラは、本体部131、前方を向いた側面に被写体撮影用のレンズ132、撮影時のスタート/ストップスイッチ133、表示部134等を含み、その表示部134として本発明に係る表示装置を用いることにより作製される。
図17は、本発明が適用される携帯端末装置、例えば携帯電話機を示す図であり、(A)は開いた状態での正面図、(B)はその側面図、(C)は閉じた状態での正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は上面図、(G)は下面図である。本適用例に係る携帯電話機は、上側筐体141、下側筐体142、連結部(ここではヒンジ部)143、ディスプレイ144、サブディスプレイ145、ピクチャーライト146、カメラ147等を含み、そのディスプレイ144やサブディスプレイ145として本発明に係る表示装置を用いることにより作製される。
本発明を適用した表示装置の全体構成を示す構成図である。 図1の表示装置に設けられる表示パネルの回路構成を示す図である。 図1の表示装置に設けられる光センサパネルの回路構成を示す図である。 光センサパネルにおける光センサ素子部分の断面図である。 酸化シリコン(quartz)の透過率を100%とした場合のInGaZnOの透過率を示す図である。 実施形態の光センサ素子の作製手順を示す断面工程図(その1)である。 実施形態の光センサ素子の作製手順を示す断面工程図(その2)である。 実施形態の光センサ素子の配線を示す図である。 定電圧印加時の光照射あり、なしでのドレイン電流の経時変化を示す図である。 定電圧印加時の光照射量に対するドレイン電流(Off curent)を示す図である。 定電圧印加時の照射波長に対するドレイン電流(Off電流)の受光感度を示す図である。 各強度での光照射時におけるゲート電圧−ドレイン電流を示す図である。 本発明が適用されるテレビを示す斜視図である。 本発明が適用されるデジタルカメラを示す図であり、(A)は表側から見た斜視図、(B)は裏側から見た斜視図である。 本発明が適用されるノート型パーソナルコンピュータを示す斜視図である。 本発明が適用されるビデオカメラを示す斜視図である。 本発明が適用される携帯端末装置、例えば携帯電話機を示す図であり、(A)は開いた状態での正面図、(B)はその側面図、(C)は閉じた状態での正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は上面図、(G)は下面図である。 従来の画面入力機能付きの表示装置の構成図(その1)である。 従来の画面入力機能付きの表示装置の構成図(その2)である。
符号の説明
1…表示装置、3…表示パネル、506…透明酸化物半導体層(受光部)33…画素(表示パネル)、502…ゲート電極、503…ゲート絶縁膜、S1…光センサ素子

Claims (7)

  1. 複数の画素が配列された表示パネルと、光センサ素子とを備えた表示装置において、
    前記光センサ素子は、透明酸化物半導体層を受光部として用いている
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1記載の表示装置において、
    前記光センサ素子は、前記表示パネルにおける表示面側に配列形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1記載の表示装置において、
    前記光センサ素子は、前記透明酸化物半導体層に、透明材料からなるゲート絶縁膜を介して透明材料からなるゲート電極を積層させてなる
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1記載の表示装置において、
    前記光センサ素子は、MOS型の光センサ素子であって、しきい値電圧よりも低い範囲でゲート電圧を制御して受光信号を読み出す
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項4記載の表示装置において、
    前記透明酸化物半導体層は、InGaZnOからなる
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 透明酸化物半導体層を受光部に用いたMOS型の光センサ素子であって、
    しきい値電圧よりも低い範囲でゲート電圧を制御して受光信号を読み出す
    ことを特徴とする光センサ素子。
  7. 請求項6記載の光センサ素子において、
    前記透明酸化物半導体層は、InGaZnOからなる
    ことを特徴とする光センサ素子。
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