JP2001336977A - 紫外線センサー及びその取りつけ方法 - Google Patents

紫外線センサー及びその取りつけ方法

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JP2001336977A
JP2001336977A JP2000156455A JP2000156455A JP2001336977A JP 2001336977 A JP2001336977 A JP 2001336977A JP 2000156455 A JP2000156455 A JP 2000156455A JP 2000156455 A JP2000156455 A JP 2000156455A JP 2001336977 A JP2001336977 A JP 2001336977A
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ultraviolet sensor
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transparent
electrode
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Shigeru Yagi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線受光部からの導線接続を簡単にした小
型で薄型の紫外線センサーとその取りつけ方法の提供。 【解決手段】 少なくとも導電性基板10と半導体層1
2と電極14からなる受光部16が透明基体24に設け
られ、受光部16からの端子線20、22が透明基板2
4上が設けられて紫外線センサーを構成する。この紫外
線センサーは、家屋の窓ガラス、自動車窓ガラス面、人
体の皮膚等に取りつけらて紫外線量が測定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活環境に存在す
る紫外線を容易に検出することができる小型、かつ薄型
の紫外線センサーとその取りつけ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球の環境問題の最大の問題の一
つとして、オゾン層の破壊による地上での紫外線量が増
加していることが挙げられる。このような紫外線は皮膚
ガンの発生やDNAの損傷による光過敏症の増大、光老
化などの健康に重大な影響を及ぼす他、しみやそばかす
などの美容上の問題となる肌への影響が大きい。このた
め生活環境における紫外線の測定は美容や医療などで必
要性が増してきた。
【0003】従来、紫外線量の測定には専用の紫外線検
量器を必要とし、またこのような専用のUV測定器を身
につけることは面倒であり、このような点からも紫外線
を簡単に測定することはできなかった。また、従来の紫
外線センサーは可視光に感度のあるものを可視光カット
フィルターを付け、かつ遮光して使用することが必要で
あつたため機器の構造が複雑化し、かつ高価であり、紫
外線センサーの色もフィルタによって黒色となり、また
センサー自身に比較してフィルタが大きく、厚さも厚く
なるための特別な設置場所を必要となるなどの問題があ
り、手軽で簡単な測定器とするためにはデザイン的にも
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、紫外
線受光部からの導線接続を簡単にし、小型で薄型の紫外
線センサーを提供することにある。また、本発明の目的
は、特別の紫外線センサーを任意の場所に取りつけ可能
であって、デザイン的にも優れた紫外線センサーを提供
することにある。さらに本発明の目的は、透明な表示面
内にも取りつけ可能であって、紫外線センサーを特別に
意識することなく、紫外線量を測定することができる紫
外線センサーの取りつけ方法を提供することにあり、ま
た、人体の各部に照射される紫外線を容易に測定するこ
とができる凝紫外線センサーの取りつけ方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、下記の
紫外線センサーによって達成される。 (1) 少なくとも導電性基体と半導体層と電極とから
なる受光部を基体に直接固定したことを特徴とする紫外
線センサーである。 (2) 前記基体が、表示素子の表示面であることを特
徴とする前記(1)に記載の紫外線センサーである。 (3) 前記基体が、透明であることを特徴とする前記
(1)に記載の紫外線センサーである。 (4) 前記半導体層が、実質的に紫外線光のみに感度
を有することを特徴とする前記(1)に記載の紫外線セ
ンサーである。 (5) 前記半導体層が、化合物半導体の層であること
を特徴とする前記(1)に記載の紫外線センサーであ
る。 (6) 前記化合物半導体が、水素を有する非単結晶型
III−V族化合物半導体であることを特徴とする前記
(5)に記載の紫外線センサーである。上記した目的
は、下記の紫外線センサーの取りつけ方法によって達成
される。 (7) 前記(1)乃至前記(6)のいずれかに記載の
紫外線センサーを紫外線量を測定すべき領域の部位に接
触固定させることを特徴とする紫外線センサーの取りつ
け方法である。 (8) 前記紫外線量を測定すべき領域の部位が、光入
射窓材であることを特徴とする前記(7)に記載の紫外
線センサーの取りつけ方法である。 (9) 前記紫外線量を測定すべき領域の部位が、人体
であることを特徴とする前記(7)に記載の紫外線セン
サーの取りつけ方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について説明する。本発明の紫外線センサーは、受光
部を透明基体に固定した構造からなり、受光部は、導電
性基体と半導体層と電極とからなる。図1〜図3は、そ
れぞれ本発明の紫外線センサーの好ましい実施の形態を
示している。図1(A)は、本発明の紫外線センサーの
一実施の形態を示す平面図であり、図1(B)は、図1
(A)の側面図である。図1において、導電性基体とし
ての透明性の基体10の裏面に半導体層12が形成され
ており、半導体層12面に電極14が形成されて受光部
16が構成されている。受光部16には、基板電極取出
部18が形成されており、この基板電極取出部18と電
極14にそれぞれ端子線あるいは透明電極配線20、2
2が透明基体24上に接続されている。光の入射は透明
性の基体10側から行なっても良いし、電極14が半透明
の場合、透明基体24側から行なっても良い。透明基体2
4が石英等の紫外線を透過する基体であると、200nm
までの紫外線を検知することができる。基体10は、A
lのような金属基板であってもよい。また、透明基体2
4はの代わりにシリコンウエハのような不透明材料であ
ってもよい。
【0007】図2(A)は、本発明の紫外線センサーの
他の実施の形態を示す平面図であり、図2(B)は、図
2(A)の側面図である。図2においては、前記と同様
な透明性の基体10と半導体層12と電極14によって
構成される2個の受光部26、28が形成されており、
それぞれ電極14及び基板電極取出部18に接続された
端子線30、32、34が基体36上に設けられてい
る。基体36は透明であっても良い。
【0008】図3(A)は、本発明の紫外線センサーの
更に他の実施の形態を示す平面図であり、図3(B)
は、図3(A)の側面図である。図3においては、前記
と同様な透明性の基体10と半導体層12とによって構
成される2個の受光部38、40に電極14が取りつけ
られ、これらの受光部38にはそれぞれ基板電極取出部
42、44を介して端子線46、48が接続されてい
る。また、基板電極取出部42、44には絶縁部材5
0、52が設けられて電極14、14に接続された端子
線54と基板電極取出部42、44との電気的接触が防
止できるようになっている。
【0009】図4及び図5は、図1に示す紫外線センサ
ーを家屋のガラス窓や自動車の窓面、あるいは人体の皮
膚上に取り付ける態様を示す。図4において、窓材(光
入射窓材)56の屋内側あるいは車内側に紫外線センサ
ーが取り付けられており、この態様は紫外線センサーの
耐久性等の点から望ましい。この場合、紫外線センサー
の導電性基体としての透明性の基体10を窓材56に対
し、粘着材あるいは接着材によって固定化することがで
きる。また、溶剤に溶解したポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂等の高分子樹脂をキヤスト法によって窓材56
に塗布することによって紫外線センサーを窓材56に固
定化することができる。図4において、窓材56に到達
した紫外線は、窓材56を透過した後、導電性基体とし
ての透明性の基体10を透過して半導体層12に至り、
ここで生じる起電流によって紫外線量を測定することが
できる。
【0010】図5においては、56は透明基体であって
もよく、一例として窓材56の屋外側あるいは車外側に
紫外線センサーが取付けられている。紫外線センサーの
取付け手段は図4の場合と同様である。図5では、紫外
線は透明性基体24を透過して電極14の周囲の半導体
層12に至り、ここで生じる起電流によって紫外線量を
測定することができる。図5において、56は人体の皮
膚であってもよく、この場合、手や顔等の部位の紫外線
量を測定することができる。また、56は、シリコンウ
エハや金属であっても良い。
【0011】図6(A)は、本発明の紫外線センサーの
更に他の実施の形態を示す平面図であり、図6(B)
は、図6(A)の側面図である。図6においては、図1
に示す紫外線センサーと異なる点は、透明基体24上に
導電性基体10、半導体層12、電極14の順に設けら
れ、この電極14に端子線20、22が設けられてお
り、これらの積層順が図1の場合と逆となっていること
である。したがって、図1及び図6において、実質的に
同じ構成部材は同一の符号で示している。また、図7
(A)は、本発明の紫外線センサーの更に他の実施の形
態を示す平面図であり、図7(B)は、図7(A)の側
面図である。図7においても、透明基体36上に導電性
基体10、半導体層12、電極14の順に設けられ、こ
の電極14に端子線30、32、34が設けられてお
り、これらの積層順が図2の場合と逆となっていること
である。したがって、図2と図7において、実質的に同
じ構成部材は同一の符号で示している。
【0012】図8及び図9は、図6に示す紫外線センサ
ーを家屋のガラス窓や自動車の窓面等の透明基体に取り
付ける態様を示す。図8において、窓材56の屋内側あ
るいは車内側に紫外線センサーが取り付けられている。
この場合、紫外線センサーの電極14側を窓材56に対
し、粘着材あるいは接着材によって固定化することがで
きる。また、溶剤に溶解したポリエステル樹脂、ポリア
ミド樹脂等の高分子樹脂をキヤスト法によって窓材56
に塗布することによって紫外線センサーを窓材56に固
定化することができる。図8において、窓材56に到達
した紫外線は、窓材56を透過した後、電極14周囲の
半導体層12に至り、ここで生じる起電流によって紫外
線量を測定することができる。
【0013】図9においては、窓材56の屋外側あるい
は車外側に紫外線センサーが取付けられている。紫外線
センサーの取付け手段は図8の場合と同様に粘着材、接
着材を用いる方法や高分子樹脂のキャスト法を用いるこ
とができる。
【0014】図10(A)は、本発明の紫外線センサー
における透明基体の平面図、図10(B)は、図6
(A)に示す透明基体に受光部を取り付けた態様を示す
平面図、図10(C)は、図6(B)の側面図である。
図10において、透明基体60の一部に開口部62が設
けられ、この開口部62付近に導電性基体64の片面が
固着され、この導電性基体64の他方の面に半導体層6
6が設けられ、半導体層66上に電極68が形成されて
いる。この電極68と半導体層66の隅部に設けられた
基板電極取出部70とにそれぞれ端子線72、74が接
続されている。
【0015】図11は、図10に示す紫外線センサーを
窓材56に取付けた態様を示している。図11におい
て、窓材56の片面に紫外線センサーの電極68側を固
定しているが、窓材56の片面に紫外線センサーの透明
基体60面を固定してもよい。
【0016】図12(A)は、本発明の紫外線センサー
の更に他の実施の形態を示す平面図であり、図12
(B)は、図12(A)の側面図である。図12におい
ては、透明基体80に2つの開口部82、84が設けら
れ、これらの開口部82、84にそれぞれ図10の場合
と同様に導電性基体64の片面が固着され、この導電性
基体64の他方の面に半導体層66が設けられ、半導体
層66上に電極68が形成されている。この電極68と
半導体層66の隅部に設けられた基板電極取出部70と
にそれぞれ端子線72、74が接続されている。
【0017】上記した紫外線センサー及びその取付け方
法に示すように、本発明の紫外線センサーは、紫外光の
入射を透明基体側からあるいは電極側からのいずれでも
行なうようにしてもよい。透明導電性基板側から光入射
を行う場合には透明基体としては、ガラス、石英、サフ
ァイア、MgO, LiF,CaF2等の透明な無機材料、また、弗
素樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、エポキシ等の透明な
有機樹脂のフィルムまたは板状体等が使用できる。
【0018】上記透明基体上に設ける透光性電極として
は、ITO、酸化亜鉛、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウ
ム、ヨウ化銅等の透明導電性材料を用い、蒸着、イオン
プレーティング、スパッタリング等の方法により形成し
たもの、あるいはAl,Ni,Au等の金属を蒸着やスパッタリ
ングにより半透明になる程度に薄く形成したものが用い
られる。330nm以下の短波長を測定する場合には蒸
着した半透明の金属電極が望ましく、この電極を通して
光入射が行えば良い。
【0019】また、半導体層の上に透光性電極を直接設
けても良いし、また電極が一定の隙間を挟んで設置した
一対の電極であっても良い。また、窓材としては、ガラ
ス、石英、透明な高分子フィルタ等が使用でき、透明高
分子フィルタとしては、フッ素樹脂、ポリエステル、ポ
リカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、エポキ
シ樹脂、シリコーン樹脂等の透明な有機樹脂のフィルム
や板状体を挙げられる。
【0020】受光部と端子線は、接着剤や粘着剤で接触
固定することができる。端子線は、細い金属線でも良い
し、透明基体上に導電性の細線を形成したものでもよ
く、また、透明導電線により細線を形成したものでもよ
い。さらに端子線は、透明フィルタや透明高分子樹脂な
どによって絶縁被覆してもよい。金属線としては、A
u、Ag、Al、Ni、Crなどの導電性のあるものを
使用することができる。また、透明基体上に導電性の細
線を形成する場合、導電性塗料などで印刷してもよい。
また、透明導電性膜を形成する場合、酸化スズ、酸化イ
ンジウム、酸化インジウムスズ、酸化亜鉛などの膜を蒸
着、スパッターなどの方法で形成することができる。さ
らに電極と端子線との接触には導電性性ペーストを使用
することができる。
【0021】紫外線センサーは、基体(透明基体)の厚
みがセンサーの厚さを支配するため、基体は薄い方がよ
く、0.05〜2mmが好ましく、より好ましくは0.
1〜0.5mmである。このようなセンサーでは厚さを
意識させることなく、窓材に取り付けることができ、ま
た、電子機器の表示面に設置することができる。
【0022】このような紫外線センサーとして使用でき
るのは、可視域に感度のない酸化チタンや酸化亜鉛など
の酸化物半導体を使用することもできる。特に光応答が
速く、吸収域を組成によって調整でき、受光部に余分な
スペースを必要としない小型で薄型などの点や色などの
デザイン性に優れた窒化物系化合物半導体を用いた紫外
線センサーが望ましい。
【0023】この場合、紫外線センサーの受光部は、任
意の形態を採用することができる。例えば、紫外線セン
サー受光部が透明な場合、情報表示に支障を生じないの
で、情報表示面の全面または任意の領域に紫外線センサ
ー受光部を取り付けることが可能である。また、紫外線
センサー受光部の形態あるいは色相は、情報表示面にお
けるデザイン面を考慮して任意に設定することができ
る。例えば、紫外線センサーの受光部を貴金属金の色相
とすると、デザイン的に高級なイメージを付与すること
ができ、また、紫外線センサーの受光部を情報表示色と
同一または近似した色相とすると、デザイン的に紫外線
センサー受光部が取りつけられた領域を意識することが
なく、既存の情報表示面を意識させることができる。
【0024】図13は、本発明における紫外線センサー
を有する紫外線検知機構の一実施の形態を示す構成図で
ある。図13において、80は紫外線センサー、82は
電流増幅器、84はA/D変換器、86はコンピュー
タ、88はLCDドライブ、90はLCD(情報表示
面)である。本発明の紫外線センサー80では電極間に
流れる光起電流として取り出しても良いし、電圧を印加
することによって、光電流を取り出すことができる。携
帯機器の電力を消費しない点から、光起電流型が好まし
い。
【0025】光起電流は、電流増幅器82を介して増幅
された後、A/D変換84を通して、デジタル信号に変
換され、コンピュータ86に至る。コンピュータ86で
は、例えば、測定された紫外線量に基づいて人体に有害
な紫外線量の閾値が予め設定されており、これらの閾値
を超えたときにLCDドライブ88を介しLCD(情報
表示面)90に有害な紫外線量であることを表示した
り、警報を発するようにすることができる。紫外線セン
サー80を窓材に取り付ける場合、窓材の付近にLCD
90を設置してもよく、紫外線センサー80を情報表示
面に設置する場合、この前記情報表示面に紫外線量を表
示するようにしてもよい。
【0026】なお、この時表示はエネルギー表示(紫外
線量)でもUV指標でも良い。出力変換は出力電流を適
当な抵抗を加えることによるアナログ変換でも良いし、
係数を設定したデジタルによる変換でも良い。本発明の
紫外線センサーは単層型であっても、異なるバンドギャ
ップの半導体層を形成し異なる波長帯の紫外線を分離測
定できるようにした積層型であってもよい。
【0027】本発明の紫外線センサーに用いることがで
きる半導体は、基板の上にAl, Ga,Inの少なくとも一つ
以上の元素とチッ素からなる化合物半導体を形成したも
のが用いることが望ましい。この半導体は単結晶でも非
単結晶でも良い。また、光感度は主に400nmより短
波長にあるものを用いることができるが、感度の長波長
のすそは400nmより長波長側に延びていても良い。
本発明において、紫外線センサーとして窒化物系化合物
半導体を用いた紫外線センサーは、可視光に感度が無い
ため明るいままで使用できる利点がある。この半導体受
光素子は一つでも良いし、複数並べて設けても良い。
【0028】窒化物系化合物半導体としての非晶質ある
いは微結晶からなる非単結晶光半導体は、非晶質相であ
っても微結晶相からなっていてもまた微結晶相と非晶質
相の混合状態であっても良い。また単結晶状の膜であっ
ても良い。結晶系は立方晶あるいは6方晶系のいずれか
一つであっても複数の結晶系が混合された状態でもよ
い。微結晶の大きさは5nmから5μmであり、X線回折や電
子線回折および断面の電子顕微鏡写真を用いた形状測定
などによって測定できることができる。また柱状成長し
たものでも良いし、X線回折スペクトルで単一ピークで
あり、結晶面方位が高度に配向した膜でも良いし、また
単結晶でも良い。
【0029】半導体は、非単結晶の場合には水素濃度が
0.5原子%以上から50原子%以下の水素を含む半導体であ
っても良い。また、一配位のハロゲン元素が含まれてい
ても良い。この半導体に含まれる水素が0.5原子%未満で
は、結晶粒界での結合欠陥とあるいは非晶質相内部での
結合欠陥や未結合手を水素との結合によって無くし、バ
ンド内に形成する欠陥準位を不活性化するのに不十分で
あり、結合欠陥や構造欠陥が増大し、暗抵抗が低下し光
感度がなくなるため実用的な光導電体として機能するこ
とができない。
【0030】これに対し、膜中に水素が50原子%をこえ
ると、水素がIII族元素及びV族元素に2つ以上結合
する確率が増え、これらの元素が3次元構造を保たず、2
次元および鎖状のネットワークを形成するようになり、
とくに結晶粒界でボイドを多量に発生するため結果とし
てバンド内に新たな準位を形成し、電気的な特性が劣化
すると共に硬度などの機械的性質が低下する。さらに膜
が酸化されやすくなり、結果として膜中に不純物欠陥が
多量に発生することとになり、良好な光電気特性が得ら
れなくなる。
【0031】また、膜中の水素が50原子%をこえると、
電気的特性を制御するためにドープするドーパントを水
素が不活性化するようになるため結果として電気的に活
性な非晶質あるいは微結晶からなる非単結晶光半導体が
得られない。水素量についてはハイドジェンフォワード
スキャタリング(HFS)により絶対値を測定することがで
きる。また加熱による水素放出量の測定あるいはIRスペ
クトルの測定によっても推定することができる。また、
これらの水素結合状態は赤外吸収スペクトルによって容
易に測定することできる。
【0032】III族とチッ素の原子数比は0.5:1.0以
下の場合, あるいは1:0.5以上ではIII族とV族の結
合において閃亜鉛鉱(Zincblende)型を取る部分が少なく
なり欠陥が多くなり良好な半導体として機能しなくな
る。
【0033】膜の光学ギャップはIII族元素の混合比
によって任意にかえることができる。GaN:Hを基準にす
ると3.2-3.5eVより大きくする場合にはAlを加えること
によって300nmから330nmの吸収が可能なバン
ドギャップ程度まで変化させることができ、主にUV−
Bの紫外線を測定することができる。またAlとInを
同時に加えることによってもバンドギヤップを調整する
ことができる。
【0034】膜中の各元素組成はX線光電子分光(XPS)、
エレクトロンマイクロプローブ、ラザフォードバックス
キャタリング(RBS)、二次イオン質量分析計等の方法で
測定することが出来る。
【0035】次に本発明の紫外線測定器のAl, Ga, Inの
少なくとも一つ以上の元素とチッ素からなる半導体層
は、次のように製造することができる。以下、図に従っ
て説明する。図14の方法はプラズマを活性化手段とす
る方法である。101は真空に排気しうる容器、102
は排気口、103は基板ホルダー、104は基板加熱用
のヒーター、105,106は容器101に接続された
石英管であり、それぞれガス導入管110、119に連
通している。また、石英管105にはガス導入管111
に接続され、石英管106にはガス導入管112が接続
されている。
【0036】この装置においては、チッ素元素源とし
て、例えば、N2 をガス導入管119から石英管105
に導入する。マグネトロンを用いたマイクロ波発振器
(図示せず)に接続されたマイクロ導波管118に2.45GH
zのマイクロ波が供給され石英管105内に放電を発生
させる。別のガス導入口110から、例えばH2 を石英
管106に導入する。高周波発振器(図示せず)から高周
波コイル107に13.56MHzの高周波を供給し、石英管1
06内に放電を発生させる。放電空間の下流側よりトリ
メチルガリウムをガス導入管112より導入することに
よって基板上に非晶質あるいは微結晶の非単結晶チッ化
ガリウム光半導体を成膜することができる。
【0037】非晶質あるいは微結晶、あるいは高度に配
向した柱状成長した多結晶、単結晶になるかは基板の種
類、基板温度,ガスの流量圧力、放電条件に依存する。
基板温度は100℃〜600℃である。基板温度が高い場合又
は/及びIII族原料ガスの流量が少ない場合には微結
晶や単結晶状になりやすい。基板温度が300℃より低い
場合にはIII族原料ガスの流量が少ない場合に結晶性
となり、また基板温度が300℃より高い場合には低温条
件よりもIII族原料ガスの流量が多い場合でも結晶性
となりやすい。また例えばH2放電を行った場合には行な
わないよりも結晶化を進めることができる。トリメチル
ガリウムの代わりにインジウム、アルミニウムを含む有
機金属化合物を用いることもできるし、また混合するこ
ともできる。また、これらの有機金属化合物は、ガス導
入管111から別々に導入しても良い。
【0038】また、C,Si,Ge,Snから選ばれた少なくとも
一つ以上の元素を含むガス、あるいはBe,Mg,Ca,Zn,Srか
ら選ばれた少なくとも1つ以上の元素を含むガスを放電
空間の下流側(ガス導入管111又はガス導入管112
から導入することによってn型、p型等任意の伝導型の非
晶質あるいは微結晶のチッ化物半導体を得ることができ
る。Cの場合には条件によっては有機金属化合物の炭素
を使用してもよい。
【0039】上述のような装置において放電エネルギー
により形成される活性チッ素あるいは活性水素を独立に
制御してもよいし、NH3のようなチッ素と水素原子を同
時に含むガスを用いてもよい。さらにH2を加えてもよ
い。また、有機金属化合物から活性水素が遊離生成する
条件を用いることもできる。このようにすることによっ
て、基板上には活性化されたIII族原子、チッ素原子
が制御された状態で存在し、かつ水素原子がメチル基や
エチル基をメタンやエタン等の不活性分子にするために
低温にも拘わらず、炭素が入らず、膜欠陥が抑えられた
非晶質あるいは結晶性が生成できる。またプラズマCVD
装置を用いてもよい。
【0040】上述の装置において活性化手段として、高
周波発振器、マイクロ波発振器、エレクトロサイクロト
ロン共鳴方式やヘリコンプラズマ方式であっても良い
し、これらの一つを用いても良いし、二つ以上を用いて
もよい。また、二つ共マイクロ波発振器であっても良い
し、2つ共高周波発振器で有っても良い。また高周波放
電の場合、誘導型でも容量型でも良い。また2つ共エレ
クトロンサイクロトロン共鳴方式を用いても良い。異な
る活性化手段(励起手段)を用いる場合には、同じ圧力で
同時に放電が生起できるようにする必要があり、放電内
と成膜部(容器101内)に圧力差を設けても良い。また
同一圧力で行う場合、異なる活性化手段(励起手段)、例
えば、マイクロ波と高周波放電を用いると励起種の励起
エネルギーを大きく変えることができ、膜質制御に有効
である。
【0041】本発明に用いることができる半導体層は反
応性蒸着法やイオンプレーイング、リアクティブスパッ
ターなど少なくとも水素が活性化された雰囲気で成膜を
行うことも可能である。
【0042】本発明で使用する基板としては導電性でも
絶縁性でも良く、結晶あるいは非晶質でも良い。導電性
基板としては、アルミニウム、ステンレススチール、ニ
ッケル、クロム等の金属及びその合金結晶、Si,GaAs,Ga
P,GaN,SiC,ZnOなどの半導体を挙げることができる。
【0043】また、基板表面に導電化処理を施した絶縁
性基板を使用することもできる。絶縁性基板としては、
高分子フィルム、ガラス、石英、セラミック等を挙げる
ことができる。導電化処理は、上記の金属又は金、銀、
銅等を蒸着法、スパッター法、イオンプレーティング法
などにより成膜して行う。
【0044】半導体の原料としては、Al,Ga,Inのなかか
ら選ばれる一つ以上の元素を含む有機金属化合物を用い
ることができる。これらの有機金属化合物としてはトリ
メチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、ターシ
ャリーブチルアルミニウム、トリメチルガリウム、トリ
エチルガリウム、ターシャリーブチルガリウム、トリメ
チルインジウム、トリエチルインジウム、ターシャリー
ブチルインジウムなどの液体や固体を気化して単独にあ
るいはキャリアガスでバブリングすることによって混合
状態で使用することができる。キャリアガスとしては水
素,N2 ,メタン,エタンなどの炭化水素、CF4 ,C2 F6 など
のハロゲン化炭素などを用いることができる。
【0045】チッ素原料としてはN2 ,NH3 ,NF3 ,N
2H4 、メチルヒドラジンなどの気体、液体を気化あるい
はキャリアガスでバブリングすることによって使用する
ことができる。
【0046】また、半導体では、p,n制御のために元素
を膜中にドープすることができる。n型用の元素として
はIa族のLi, Ib族のCu,Ag,Au, IIa族のMg,IIb
族のZn,IVa族のSi,Ge,Sn,Pb,VIa族のS,Se,Teを用い
ることができる。p型用の元素としてはIa族のLi,Na,
K, Ib族のCu,Ag,Au, IIa族のBe,Mg,Ca,Sr,Ba,Ra,I
Ib族のZn,Cd,Hg,IVa族のC,Si,Ge,Sn,Pb, VIa族の
S,Se,Te、VIb族のCr,Mo,W, VIIIa族のFe,Co,Niな
どを用いることができる。
【0047】半導体膜はアンドープ膜は弱いn型であ
り、光感度を得るためにショットキーバリアを形成した
り、pn接合を形成したりして、内部に電界を形成する
ことができる。また内部の空乏層を広げるためにi型と
することもできる。この点から、特に、Be,Mg,Ca,Zn,Sr
が好ましい。
【0048】ドーピングの方法としてはn型用としてはS
iH4 ,Si2 H6 ,GeH4 ,GeF4 ,SnH4 を、i型化およびp型
用としてはBeH2 ,BeCl2 ,BeCl4 ,シクロペンタジエニル
マグネシウム、ジメチルカルシウム、ジメチルストロン
チウム、ジメチル亜鉛、ジエチル亜鉛、などのガス状態
で使用できる。また元素を膜中にドーピングするには、
熱拡散法、イオン注入法等の公知の方法を採用すること
ができる。
【0049】前記のように構成することによって、建物
の窓ガラス、自動車の窓ガラス等の窓材への紫外線セン
サーの取り付けが容易になると共に、特別な紫外線測定
器を用意しなくとも日常常備している携帯電話や携帯電
子メール機器さらに屋外での携帯用のナビゲータなど
で、大きさや重さ、機能を損なわずに、デザイン上も優
れた紫外線測定機能を有する携帯型情報機器を構成する
ことができる。
【0050】
【実施例】以下に実施例をあげて説明をする。 (実施例1)厚さ0.2mmの硼珪酸ガラス基板に酸化
インジウムスズ(ITO)を100nmスパッタし透明
電極とした基板にリモートプラズマ有機金属気相成長法
を用いて、厚さ100nmのMgドープ水素化GaN膜を
作製した。この膜は透明であった。この上に直径2mm
のAuの電極を真空蒸着で作製した。それぞれの電極に
銀線を導電性接着剤にて端子として接続した。この素子
はうすい金色で厚さが0.2mmと薄く、センサーの大
きさは4×4mmであった。この紫外線センサーの分光
感度特性グラフを図15に示す。図15から前記紫外線
センサーは、400nm付近から感度があり、350n
m付近で感度がMaxであることを示している。これと
は別に、幅0.5mm、長さ10mmのストライプ状の
ITO透明電極を1.5mmの間隔で2本を、厚さ0.
2mmの透明なポリエステルフィルタの上にスパッター
で作製した。この2つのITO端子に導電性ペーストを
付け、紫外線センサーのITO端子とAu電極に一致す
るようにして固定した。乾燥後、ポリメチルメタクリレ
ートの窓材にエポキシ接着剤を用いて固定した。このよ
うにして透明窓材にAu電極のみが見える紫外線センサ
ーを取り付けた。このセンサーは、ガラスや窓や人体に
つけて使用することができる。
【0051】(実施例2)実施例1の紫外線センサーを
2個用意し、図2に示すように配置した。これとは別に
幅0.5mm、長さ20mmのストライプ状のITO透
明電極3本を1.5mmの間隔で、厚さ0.2mmの透
明なポリエステルフィルタの上にスパッターで作製し
た。この3つのITO線と2つの紫外線センサーのIT
O端子とAu電極に一致するように導電性ペーストを付
け、固定した。乾燥後、ポリメチルメタクリレートの窓
材にエポキシ接着剤を用いて固定した。このようにして
透明窓材にAu電極のみが見える2つの紫外線センサー
を取り付けた。
【0052】(実施例3)実施例1のセンサーを用い
た。但し図10に示すように、透明基体の取りつけ方法
を変更した。透明基体として片方に3×3mmの穴のあ
いた幅5mmで長さが20mmの透明粘着フイルムを用
意し、直径0.1mm、長さ30mmのAg線をこの上
に0.15mm間隔で固定した。図10のようにこのA
g線をITO端子とAu電極にAgペーストで固定し
た。このセンサーを図11に示すように表示素子上に乗
せ、粘着フイルムを固定し、表示面にAu電極のみ目視
できる紫外線センサーとすることができた。
【0053】(実施例4)実施例1のセンサーを2つ用
い図2のように配置した。但し図12に示すように、図
10に示す透明基体の取りつけ方法を用いた。透明基体
として2ヶ所に3×3mmの穴のあいた幅4mmで長さ
が30mmの透明粘着フイルムを用意し、直径0.1m
m長さが異なるAg線をこの上に0.15mm間隔で4
本固定した。さらに図12のようにこのAg線をITO
端子とAu電極にAgペーストで固定した。このセンサ
ーを図11に示すように表示素子上に乗せ、粘着フイル
ムを固定し、表示面にAu電極のみ目視できる2つの紫
外線センサーを取りつけることができた。
【0054】(実施例5)実施例1の紫外線センサーを
表示素子の上に直接固定した。端子線としては、導電性
ペーストで銀線を用いた。
【0055】(実施例6)実施例1の紫外線センサーを
シリコンウエハに複数直接固定した。端子線はシリコン
ウエハ上に0.2mmの金線を蒸着で作製し、銀ペースト
で接触させた。
【0056】
【発明の効果】本発明は従来、専用の紫外線測定器によ
って測定されていた紫外線量を、本発明の小型薄型のセ
ンサーとその取りつけ方法を用いることで、手軽にかつ
簡便に常時、高精度でどのような場所でも測定すること
を可能とし、機能的にもデザイン的にも本来の電子機器
の性能を損なうことなく低価格で紫外線測定器を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の紫外線センサーの一実施の形
態を示す概略的平面図、(B)は(A)の概略的側面図
である。
【図2】(A)は本発明の紫外線センサーの他の実施の
形態を示す概略的平面図、(B)は(A)の概略的側面
図 である。
【図3】(A)は本発明の紫外線センサーのさらに他の
実施の形態を示す概略的平面図、(B)は(A)の概略
的側面図 である。
【図4】 図1に示す紫外線センサーの取付け方法の一
実施の形態を示す概略的断面図である。
【図5】 図1に示す紫外線センサーの取付け方法の他
の実施の形態を示す概略的断面図である。
【図6】(A)は本発明の紫外線センサーのさらに他の
実施の形態を示す概略的平面図、(B)は(A)の概略
的側面図 である。
【図7】 (A)は本発明の紫外線センサーのさらに他
の実施の形態を示す概略的平面図、(B)は(A)の概
略的側面図 である。
【図8】 図6に示す紫外線センサーの取付け方法の一
実施の形態を示す概略的断面図である。
【図9】 図6に示す紫外線センサーの取付け方法の他
の実施の形態を示す概略的断面図である。
【図10】 本発明の紫外線センサーのさらに他の実施
の形態を示し、(A)は紫外線センサーにおける透明性
基体の平面図、(B)は紫外線センサーの概略的平面
図、(C)は(B)の概略的断面図である。
【図11】 図10に示す紫外線センサーの取りつけ方
法の一実施の形態を示す断面図である。
【図12】(A)は紫外線センサーにおける透明性基体
の平面図、(B)は(A)の透明性基体を用いた紫外線
センサーの平面図である。
【図13】 本発明の紫外線センサーを備えた紫外線量
測定機構の構成図である。
【図14】 本発明における紫外線センサーを構成する
半導体層を形成するための装置の概略的構成図である。
【図15】 実施例1で得られたセンサーの分光感度特
性グラフである。
【符号の説明】
10 導電性基体〈透明性の基体) 12 半導体層 14 電極 16 受光面 18 基板電極取出部 20、22 端子線 24 基体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G065 AA04 AB05 BA02 BC03 BC14 BC28 BC35 BD02 BD04 BD05 BD06 DA10 5F049 MA02 MA04 MA05 MB07 MB12 NA09 NA10 NA19 NB10 PA06 PA07 PA20 QA06 SE02 SE03 SE04 SS01 SS02 SS03 SS04 WA05 5F088 AA02 AA03 AB04 AB05 AB07 BB06 CA02 FA04 GA02 JA03 JA18 LA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも導電性基体と半導体層と電
    極とからなる受光部を基体に直接固定したことを特徴と
    する紫外線センサー。
  2. 【請求項2】 前記基体が、表示素子の表示面であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の紫外線センサー。
  3. 【請求項3】 前記基体が、透明であることを特徴とす
    る請求項1に記載の紫外線センサー。
  4. 【請求項4】 前記半導体層が、実質的に紫外線光のみ
    に感度を有することを特徴とする請求項1に記載の紫外
    線センサー。
  5. 【請求項5】 前記半導体層が、化合物半導体の層であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の紫外線センサー。
  6. 【請求項6】 前記化合物半導体が、水素を有する非単
    結晶型III−V族化合物半導体であることを特徴とす
    る請求項5に記載の紫外線センサー。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の紫外線センサーを紫外線量を測定すべき領域の部位に
    接触固定させることを特徴とする紫外線センサーの取り
    つけ方法。
  8. 【請求項8】 前記紫外線量を測定すべき領域の部位
    が、光入射窓材であることを特徴とする請求項7に記載
    の紫外線センサーの取りつけ方法。
  9. 【請求項9】 前記紫外線量を測定すべき領域の部位
    が、人体であることを特徴とする請求項7に記載の紫外
    線センサーの取りつけ方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004037174A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Iwasaki Electric Co Ltd 紫外線センサおよび紫外線照度計
JP2009146100A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Sony Corp 表示装置および光センサ素子
US7626492B2 (en) 2006-09-12 2009-12-01 Denso Corporation Ultraviolet light detection device

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