JP2009144210A - Snめっき銅基板、Snめっき銅基板の製造方法、およびこれを用いたリードフレームおよびコネクタ端子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のSnめっき銅基板1は、純銅板、銅合金板、又は銅めっきされた金属板のいずれかの金属基板2上に、中間Snめっき層3ILとCuめっき層4とを、この順に積層してなるめっき膜層5を1.5μm以上の層厚で少なくとも1膜層以上備えるとともに、このめっき膜層5上に、0.2〜1.5μmの層厚の最外Snめっき層3OLをめっき膜層5との総厚が3μm以上で備え、少なくとも中間Snめっき層3IL及び最外Snめっき層3OLの粒界3g及び粒内3cのいずれかに、Cuめっき層4及び金属基板2の少なくとも一方に由来するCuを拡散させてなるSn−Cu合金相6を有する。
【選択図】図1
Description
ここで、Snめっき層に加わる圧縮応力としては、めっきによって生じるめっき残留圧縮応力や、めっき後に基板のCuと反応してめっきとCu基板の界面にSnとCuの合金相(Cu3SnやCu6Sn5)が形成されることによる圧縮応力、めっき後の曲げ加工等によって発生する圧縮応力などが考えられる。
圧縮応力を低減してウイスカ発生を防止する方法として、(1)めっき条件やめっき方法の検討によるめっき残留応力の低減を図る、(2)SnとCuの合金相が基板とめっきとの界面にできないように、銅や銅合金基板上に下地めっきを行う、(3)Snめっき後に熱処理を行うことで残留応力の緩和を図る、などが考えられる。
また、非特許文献1に記載されている方法では、めっき後の残留圧縮応力が存在すればウイスカが発生する。従って、例えば特許文献1などとの組合せが必要となるが、めっき後に加工がなされると圧縮応力が発生するためにウイスカが発生するという問題がある。
そして、特許文献4〜7に記載の合金めっきでは、めっき浴組成の管理が難しいため、ウイスカの発生の抑制に適しためっき層を安定して形成することが困難であるという問題がある。また、これらの合金めっきでも、外部から圧縮応力を加えられるとウイスカが発生するという問題もある。従って、これらの方法でも完全にウイスカの発生を抑制することは困難である。
このような考えの下、本発明者らはSn原子の拡散に着目し、鋭意研究を行なった結果、Snめっき中にSn原子の拡散速度が遅くなる合金相または金属層を形成してSnの結晶粒を分断することによりウイスカの発生を抑制することを見出し、本発明を完成するに至った。
このように、カーケンダルボイドよりも上方に形成されたSnめっき層の結晶粒の大きさの平均を特定の値以下とすることで、Snめっき層の分断をより確実に行うことが可能となる。したがって、Sn原子を集まりにくくすることができ、ウイスカの発生をより抑制することが可能となる。
このように、カーケンダルボイドよりも上方の縦断面積に占めるSn−Cu合金相およびCuめっき層の断面積比率を特定の範囲とすれば、Snめっき層の結晶粒を十分な量確保できるため、良好な半田付け性を確保しつつ、ウイスカの発生を抑制することができる。
最外層となるSnめっき層の直下に形成されるCuめっき層をこのような層厚で設ければ、Sn−Cu合金相によって最外層となるSnめっき層の粒界や粒内を十分に分断することができるので、ウイスカの発生を抑制することが可能となる。
中間層となるSnめっき層をこのような層厚で積層すれば、Snめっき層の層厚が十分厚いので、曲げ加工を行って最外層となるSnめっき層が削り取られてしまった場合であっても金属基板を露出させにくくすることができる。つまり、このような場合であっても半田付け性を良好に保つことができる。さらに、中間層となるSnめっき層をこの層厚で積層すると、当該中間層となるSnめっき層もSn−Cu合金相および/またはCuめっき層によってSnめっき層と平行な方向および垂直な方向に結晶粒レベルで分断される。そのため、曲げ加工を行って最外層となるSnめっき層が削り取られてしまった場合であっても、残存しためっき膜層もCuめっき層やSn−Cu合金相でSnめっき層が分断されたままなので、曲げ部からウイスカが発生するおそれもない。
Cuめっき層をこのような層厚で設けると、かかるCuめっき層からSnめっき層の粒界や粒内に拡散させるCu原子の量が適切となるので、合金相形成工程でSnめっき層の粒界や粒内にSn−Cu合金相を形成させて中間層となるSnめっき層も結晶粒レベルで分断することができ、かつ良好なはんだ付け性を確保することができる。
カーケンダルボイドが形成されていれば、Snめっき層の粒内や粒界にCu原子が十分かつ適度に拡散してSn−Cu合金相を形成していることになる。したがって、Snめっき層をSn−Cu合金相によって面内方向および肉厚方向に確実に分断できたSnめっき銅基板を得ることができる。
このようにすれば、前記したSnめっき銅基板を用いているので、良好な半田付け性を確保しつつ、ウイスカを発生しにくいリードフレームとすることができる。
このようにすれば、めっき層膜と最外層となるSnめっき層とを有しているので、良好な半田付け性を確保しつつ、ウイスカを発生しにくいリードフレームとすることができる。
このようにすれば、前記したSnめっき銅基板を用いているので、良好な半田付け性を確保しつつ、ウイスカを発生しにくいコネクタ端子とすることができる。
かかるSn−Cu合金相6により、ウイスカ発生に効く最外Snめっき層3OLは結晶粒レベルで分断され、Sn原子の移動と集中を抑制することができる。
このようにして求められた最外Snめっき層3OLの結晶粒の大きさの平均が5μmよりも大きいと、最外Snめっき層3OLが結晶粒レベルで十分分断されていないために、ウイスカが発生しやすくなる。最外Snめっき層3OLの結晶粒の大きさの平均は、3μm以下であるのがより好ましい。
一方、カーケンダルボイドKよりも上方の縦断面積に占めるSn−Cu合金相6およびCuめっき層4の断面積比率が30%未満であると、最外Snめっき層3OLが結晶粒レベルで十分分断されていないために、ウイスカが発生しやすくなる。
図3に示すように、本発明に係るSnめっき銅基板の製造方法は、積層工程S1と、合金相形成工程S2と、を含んでなる。
また、少なくとも、中間Snめっき層3ILおよび最外Snめっき層3OLの粒界3gおよび界面34i、34oのいずれかにSn−Cu合金相6を有することの意義、Cuめっき層4およびSn−Cu合金相6のうち少なくとも一方にカーケンダルボイドKを形成させると好適である点など、本発明のSnめっき銅基板の好適な実施態様やそのようにする理由等についても、本発明のSnめっき銅基板の説明で述べたとおりであるので、その説明を省略する。
〔積層工程〕
積層工程S1は、純銅板、銅合金板、または銅めっきされた金属板のいずれかの金属基板2上に、中間Snめっき層3ILと、Cuめっき層4とを、この順に積層してなるめっき膜層5を1.5μm以上の層厚となるように少なくとも1膜層以上積層し、さらにこのめっき膜層5上に、0.2μm以上1.5μm以下の層厚の最外Snめっき層3OLを、前記しためっき膜層5との総厚が3μm以上となるように積層する。
これにより、最外Snめっき層3OLがSn−Cu合金相6によって、後記するように結晶粒レベルで分断される前の状態のSnめっき銅基板1’(図1および図2参照)を得ることができる。
一方、中間Snめっき層3ILの層厚が3μmよりも厚いと、Cu原子の拡散によって中間Snめっき層3ILを結晶粒レベルで十分に分断することができなくなるおそれがある。つまり、曲げ加工時に表面から中間Snめっき層3ILの中間の位置まで削り取られて、かかる中間Snめっき層3ILが露出するとウイスカが発生しやすくなる場合がある。中間Snめっき層3ILの層厚は、2.5μm以下とするのがより好ましい。
次に、合金相形成工程S2は、少なくとも中間Snめっき層3ILおよび最外Snめっき層3OLの粒界3g、最外Snめっき層3OLとCuめっき層4との界面34o、中間Snめっき層3ILとCuめっき層4との界面34i、および、中間Snめっき層3ILと金属基板2との界面32、のいずれかにCuめっき層4および金属基板2の少なくとも一方に由来するCu原子を拡散させてSn−Cu合金相6を形成させる。これにより、少なくとも最外Snめっき層3OLはSn−Cu合金相6によって結晶粒レベルで分断され、本発明に係るSnめっき銅基板1を製造することができる。
したがって、合金相形成工程S2の温度条件は、Snめっき層3の粒界3gと粒内3cにおけるCu原子の拡散速度に差が出る温度に制御するのが好ましい。例えば、合金相形成工程S2の温度条件は、160℃以下とするのが好ましく、140℃以下とするのがより好ましく、130℃以下とするのがさらに好ましい。
なお、拡散に寄与するCu原子の量はCuめっき層4の層厚で決まるため、Cuめっき層4の層厚は、前記した特定の範囲で制御するのが好ましい。
かかるリードフレーム100は、例えば、前記したSnめっき銅基板1を帯状に形成して、かつ、複数のリード部分102およびボンディングパッド101を所定の形状の精密金型などを使用して打ち抜き処理(スタンピング処理)やエッチング処理により形成することで製造することができる。また、前記した本発明のSnめっき銅基板1に用いる金属基板2は、予め前記した複数のリード部分102および前記したボンディングパッド101を形成しておき、これにめっき層膜5、最外Snめっき層3OL、Sn−Cu合金相6を形成してもよい。この場合は、打ち抜きやエッチングによって形成される金属基板2の端面もめっき層膜5、最外Snめっき層3OL、Sn−Cu合金相6で覆われるため、金属基板2の耐食性や端面での半田付け性が良好となる。さらに、金属基板2表面と端面が成すエッジ部やコーナー部では、めっきの残留圧縮応力が発生しやすく、従来のようにSnめっきのみであるとウイスカが発生し易いが、本発明のように中間Snめっき層3ILと、Cuめっき層4と、最外Snめっき層3OLと、を有し、さらにSn−Cu合金相6を形成したリードフレーム100においては、そのような心配がない。したがって、本発明のリードフレーム100は、必要によりプレス曲げ加工等を行い、リード部分102を折り曲げたりしてもよい。
なお、前記した打ち抜き処理やエッチング処理、プレス曲げ加工等は、一般的に用いられる手法によって行うことができる。
例えば、雌端子210は、図5(a)に示すように、プレス曲げ加工等によって、少なくとも一部が対向する壁部211との距離を狭くした曲折部212を有する保持部213を備えるように製造されている。
また、例えば、雄端子220は、図5(a)に示すように、プレス曲げ加工等によって、コードが接続される基端部221から延び、前記した雌端子210の保持部213に嵌合される先端部222を備えるように製造されている。
なお、前記したように、雌端子210や雄端子220を製造する際にプレス曲げ加工等によりめっき膜層5の表層が削り取られたとしても、既に詳述しているように、本発明のSnめっき銅基板1を用いているので、ウイスカの発生を抑制することができる。
このとき、保持部213と先端部222が接触してめっき膜層5の表層が削り取られたとしても、本発明のSnめっき銅基板1を用いているので、ウイスカの発生を抑制することができる。
[実施例A]
実施例1〜9、比較例1〜5に係る銅板(以下、単に「実施例1〜9、比較例1〜5」などという。)をカソードとして、ユケン工業株式会社製の電解脱脂剤パクナF−1550を50g/Lで溶解した水溶液に浸漬して、以下の条件で電解脱脂を行った。
〔電解脱脂条件〕
アノード:ステンレス鋼
脱脂温度:50℃
電流密度:2A/dm2
電解時間:30秒
〔Snめっき液の組成〕
PF−TIN:200mL/L
PF−ACID:125mL/L
PF−05M:30mL
〔Snめっき条件〕
電流密度:10A/dm2
めっき液温度:35℃
〔Cuめっき液の組成〕
CuCN:47.5g/L
KCN:10.5g/L
K2CO3:54.2g/L
〔Cuめっき条件〕
電流密度:2A/dm2
めっき温度:55℃
図6に示すように、実施例3のSIM像では、金属基板である銅板の上に中間Snめっき層が積層され、その上にCuめっき層が積層され、さらにその上に最外Snめっき層が形成されていることが分かる。
そして、中間Snめっき層および最外Snめっき層には、その粒界および粒内(つまり、中間Snめっき層および最外Snめっき層の粒界、最外Snめっき層とCuめっき層との界面、中間Snめっき層とCuめっき層との界面、および、中間Snめっき層と銅板との界面)にSn−Cu合金相が形成され、Cuめっき層にはカーケンダルボイドが形成されていることも分かる。
また、最外Snめっき層直下のCuめっき層に形成されたカーケンダルボイドを結んでなる線から下方のCuめっき層および中間Snめっき層の層厚の合計は、5〜7μmであり、かつ、中間Snめっき層の層厚は、0.5〜3μmであった。
次に、実施例10〜17、比較例5〜9に係る銅板(以下、単に「実施例10〜17、比較例5〜9」などという。)を、[実施例A]と同じ条件で電解脱脂した後、[実施例A]で記載したSnめっき液およびSnめっき条件と、Cuめっき液およびCuめっき条件によって、下記表3に示すように、銅板側から第1層(中間Snめっき層)、第2層(Cuめっき層)、第3層(中間Snめっき層、または最外Snめっき層)、第4層(Cuめっき層)、第5層(最外Snめっき層)の順で、第3層まで、または第5層までを形成した実施例10〜17、比較例6〜9を作製した。なお、[実施例B]の比較例5は、[実施例A]の比較例5と同一のものである。
ここで、それぞれのめっき層の層厚は、[実施例A]と同様、Snめっき層やCuめっき層の形成速度を求め、その形成速度を基に所定の層厚を形成するのに必要なめっき時間を割り出し、それぞれのめっき層の層厚の制御を行った。
SIM像を観察して、それぞれのめっき層の層厚(μm)を測定し、実施例10〜17、比較例5〜9のそれぞれについて、その合計層厚(μm)を測定した。表3に、実施例10〜17、比較例5〜9のそれぞれのめっき層の層厚、および合計層厚(μm)を示す。なお、表3中、「−」は、該当するめっき層を形成していないことを表わす。
半田付け性の評価(ゼロクロスタイム(秒))、恒温恒湿試験後のウイスカの発生本数(本/mm2)、および外部応力試験後のウイスカの発生本数(本)を、SIM像を用いて観察したSnめっき層の状況とともに、表4に示す。
2 金属基板
3 Snめっき層
3IL 中間Snめっき層(中間層となるSnめっき層)
3OL 最外Snめっき層(最外層となるSnめっき層)
3g 粒界
3c 粒内
32、34i、34o 界面
4 Cuめっき層
5 めっき膜層
6 Sn−Cu合金相
S1 積層工程
S2 合金相形成工程
Claims (12)
- 純銅板、銅合金板、または銅めっきされた金属板のいずれかの金属基板上に、
中間層となるSnめっき層と、Cuめっき層とを、この順に積層してなるめっき膜層を1.5μm以上の層厚で少なくとも1膜層以上備えるとともに、このめっき膜層上に、0.2μm以上1.5μm以下の層厚の最外層となるSnめっき層を前記めっき膜層との総厚が3μm以上で備え、
少なくとも、前記中間層および前記最外層となる各Snめっき層の粒界、
前記最外層となるSnめっき層と前記Cuめっき層との界面、
前記中間層となるSnめっき層と前記Cuめっき層との界面、および、
前記中間層となるSnめっき層と前記金属基板との界面、
のいずれかに前記Cuめっき層および前記金属基板の少なくとも一方に由来するCuを拡散させてなるSn−Cu合金相を有することを特徴とするSnめっき銅基板。 - 前記Cuめっき層および前記Sn−Cu合金相のうち少なくとも一方には、前記Cuが拡散してなるカーケンダルボイドが形成されており、このカーケンダルボイドよりも上方に形成された前記最外層となるSnめっき層の結晶粒の大きさの平均が5μm以下であることを特徴とする請求項1に記載のSnめっき銅基板。
- 前記最外層となるSnめっき層直下のCuめっき層に形成された前記カーケンダルボイドを結んでなる線よりも上方の縦断面積に占める、前記Sn−Cu合金相および前記Cuめっき層の断面積比率が30%以上90%以下であることを特徴とする請求項2に記載のSnめっき銅基板。
- 純銅板、銅合金板、または銅めっきされた金属板のいずれかの金属基板上に、
中間層となるSnめっき層と、Cuめっき層とを、この順に積層してなるめっき膜層を1.5μm以上の層厚となるように少なくとも1膜層以上積層し、さらにこのめっき膜層上に、0.2μm以上1.5μm以下の層厚の最外層となるSnめっき層を前記めっき膜層との総厚が3μm以上となるように積層する積層工程と、
少なくとも、前記中間層および前記最外層となる各Snめっき層の粒界、
前記最外層となるSnめっき層と前記Cuめっき層との界面、
前記中間層となるSnめっき層と前記Cuめっき層との界面、および、
前記中間層となるSnめっき層と前記金属基板との界面、
のいずれかに前記Cuめっき層および前記金属基板の少なくとも一方に由来するCuを拡散させてSn−Cu合金相を形成する合金相形成工程と、
を含むことを特徴とするSnめっき銅基板の製造方法。 - 前記積層工程において、
前記最外層となるSnめっき層の直下に形成されるCuめっき層の層厚を0.05μm以上1μm以下に積層することを特徴とする請求項4に記載のSnめっき銅基板の製造方法。 - 前記積層工程において、前記めっき膜層を2膜層以上積層する場合は、
このめっき膜層を構成する前記中間層となる各Snめっき層を0.5μm以上3μm以下の層厚で積層させることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のSnめっき銅基板の製造方法。 - 前記積層工程において、前記めっき膜層を2膜層以上積層する場合は、
前記中間層となるSnめっき層の間、および、前記中間層となるSnめっき層と前記最外層となるSnめっき層との間に挟まれた各Cuめっき層の層厚を、それぞれのCuめっき層を挟むSnめっき層のうちいずれか厚い層厚を有するSnめっき層の1/10以上1μm以下の層厚で積層させることを特徴とする請求項6に記載のSnめっき銅基板の製造方法。 - 前記合金相形成工程によって、前記Cuめっき層および前記Sn−Cu合金相の少なくとも一方には、前記Cuが拡散してなるカーケンダルボイドが形成されることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1項に記載のSnめっき銅基板の製造方法。
- 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のSnめっき銅基板を用いたリードフレームであって、
前記Snめっき銅基板を帯状に形成して、かつ、複数のリード部分およびこれと連続するボンディングパッドを、打ち抜きまたはエッチング処理により形成したことを特徴とするリードフレーム。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のSnめっき銅基板を用いて、複数のリード部分およびこれと連続するボンディングパッドを形成したリードフレームであって、
前記Snめっき銅基板に用いる前記金属基板は、予め前記複数のリード部分および前記ボンディングパッドが形成されていることを特徴とするリードフレーム。 - 前記リード部分がプレス曲げ加工されていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載のリードフレーム。
- 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のSnめっき銅基板を用いたコネクタ端子であって、
前記Snめっき銅基板を薄板に形成して、かつ、所定形状にプレス加工したことを特徴とするコネクタ端子。
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