JP2009142431A - 遊技機の操作部の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動発生源による振動を操作部材に直接伝達できると共に、検出センサによる操作部材の操作の検出を安定させることができ、かつ振動発生源による振動が遊技機に配設されたベース部材を経由して遊技機の機能部品等に伝達してしまうことを抑制できる操作部の構造を提供すること。
【解決手段】遊技機の操作部1の構造は、ベース部材2と、ベース部材2に対して振動させる振動部材3と、振動部材3とベース部材2との間に設け、振動部材3に設けた振動発生源4による振動がベース部材2へ伝達することを抑制する振動伝達抑制部材7とを有している。振動部材3には、遊技を行う際に操作可能な操作スイッチ5と、操作スイッチ5の操作を検出する検出センサ6とが設けてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機の操作部の構造に関する。
パチンコ遊技機等の遊技機においては、遊技の趣向性を高めるための種々の演出の工夫がなされている。
例えば、特許文献1の遊技機においては、前扉の所定位置に配設した遊技参加ボタンを、遊技を行う際の所定の契機で振動発生装置によって振動させることが開示されている。これにより、通常の遊技と並行して、遊技者に遊技参加ボタンの操作タイミングを容易に知らしめることができる。
しかしながら、特許文献1においては、遊技参加ボタンと振動発生装置とを基板に直接設けており、振動発生装置から基板を介して遊技機の全体に振動が伝わることを抑制する工夫はなされていない。特に、遊技球の発射装置等の機能部品の周辺に振動が伝わったときには、遊技状態に悪影響を与えるおそれがある。
また、例えば、特許文献2の遊技機においては、遊技者が操作する操作ノブにおいて、カバー部材に対して、緩衝部材を介してスピーカを設けた振動部材を配設した構造が開示されている。これにより、発射された遊技球の遊技盤内での移動結果に応じて、スピーカを振動させたときには、この振動を遊技者に伝達して、遊技の演出効果を高めることができる。
しかしながら、特許文献2において、振動部材に対して、遊技を行う際に操作可能な操作部材を設ける際の工夫はなされていない。特に、振動部材を振動させる際に、操作部材の操作を検出する検出センサに悪影響が生じることを抑制するためには更なる工夫が必要とされる。
特開2007−37972号公報 特開2001−259134号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、振動発生源による振動を操作部材に直接伝達することができると共に、検出センサによる操作部材の操作の検出を安定させることができ、かつ振動発生源による振動が遊技機に配設されたベース部材を経由して遊技機の機能部品等に伝達してしまうことを抑制することができる操作部の構造を提供しようとするものである。
本発明は、ベース部材と、
遊技を行う際に操作可能な操作部材と、該操作部材の操作を検出する検出センサと、振動発生源とを設けた振動部材と、
該振動部材と上記ベース部材との間に設け、上記振動発生源による振動が上記ベース部材へ伝達することを抑制する振動伝達抑制部材とを有することを特徴とする遊技機の操作部の構造にある(請求項1)。
本発明の遊技機の操作部の構造においては、上記操作部材、検出センサ及び振動発生源を振動部材に設けており、振動部材とベース部材との間には、上記振動伝達抑制部材を設けている。そして、振動発生源を振動させたときには、振動部材が振動することにより、操作部材とこの操作部材が操作されたことを検出する検出センサとを同時に振動させることができる。これにより、両者が同位相で振動することになり、両者間の検出動作における相対的な位置関係に変化が発生しないので、振動部材を振動させながらも、遊技者による操作部材の操作を検出センサによって安定して検出することができる。
また、振動発生源により、操作部材を直接振動させることができ、操作部材は振動するが、その周辺に存在するベース部材は、振動伝達抑制部材により振動することが抑制される。そのため、操作部材が振動していることを、遊技者へよりわかり易く伝達することができる。
また、振動部材に発生させた振動は、振動伝達抑制部材によってベース部材に伝達することを抑制することができ、ベース部材から遊技機の全体に広がってしまうことを抑制することができる。
それ故、本発明の操作部の構造によれば、振動発生源による振動を操作部材に直接伝達することができると共に、検出センサによる操作部材の操作の検出を安定させることができ、かつ振動発生源による振動が遊技機に配設されたベース部材を経由して遊技機の機能部品等に伝達してしまうことを抑制することができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記ベース部材には、上記振動伝達抑制部材に設けた中空穴に嵌入する支柱部を立設し、該支柱部の先端部には、該支柱部に嵌入した上記振動伝達抑制部材の端面に当接するストッパー部材を設け、該ストッパー部材は、上記支柱部に対面する板面部と、該板面部から上記ベース部材の方向に突出形成したストッパー部とを有しており、上記ストッパー部材の上記板面部と上記振動部材とによって、上記振動伝達抑制部材における上記立設方向の先端側の部分を挟持し、上記ストッパー部材の上記ストッパー部と上記振動部材との間には、上記振動伝達抑制部材における上記先端側の部分を圧縮可能なストロークを構成する隙間を形成することが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記隙間の存在により、振動部材の振動がストッパー部材に(ひいてはベース部材に)伝達されることを適切に防止することができる。また、操作部材が過度に操作されたことにより、操作部材が設けられた振動部材の全体が必要以上に移動するような状態になったときにも、ストッパー部と振動部材とが当接することにより適切な位置で振動部材の移動が停止される。よって、振動部材が必要以上に移動することが防止され、その周辺の部材等に、衝突等によって悪影響が及ぶことを防止することができる。
また、この場合には、遊技者が仮に必要以上に過負荷で操作部材を操作したとしても、この過負荷をストッパー部によって受け止めることができる。そのため、振動伝達抑制部材自体の破損を適切に防止することができる。また、ストッパー部材を用いたことにより、振動部材とベース部材と振動伝達抑制部材との嵌合状態が不適切に外れてしまうことを防止することができる。そして、簡単な構造で、操作部の組付を行うことができる。
したがって、ストッパー部材に、振動伝達抑制部材を固定する機能と、上記各不具合の防止を行う機能とを有効に併せ持たせることができる。
以下に、本発明の遊技機の操作部の構造にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
本例の遊技機10の操作部1の構造は、図1、図2、図5に示すごとく、遊技機10に固定するベース部材2と、ベース部材2に対して相対的に振動させる振動部材3と、振動部材3とベース部材2との間に設け、振動発生源4によって振動する振動部材3の振動がベース部材2へ伝達することを抑制する振動伝達抑制部材7とを有している。また、振動部材3には、遊技を行う際に操作可能な操作スイッチ(操作部材)5と、操作スイッチ5の操作を検出する検出センサ6とが設けてある。なお、図1は、操作部1における主要な部分を断面にして示す図である。また、図2においては、ベース部材2を、2点鎖線にして示す。
以下に、本例の遊技機10の操作部1の構造につき、図1〜図5を参照して詳説する。
本例においては、遊技機10において遊技者に対向する側(表面側)を前面側といい、反対側(裏面側)を後面側という。
図5に示すごとく、本例の遊技機10は、パチンコ遊技機であり、本例の操作部1は、遊技機10の前面において、球皿100の周辺に配設する。また、本例の操作スイッチ5は、遊技機10における遊技と関連して操作する演出ボタンである。また、操作部1は、図1、図2に示すごとく、遊技機10の球皿100に配設するベース部材2に、操作スイッチ5、検出センサ6、振動発生源4を有する振動部材3、振動伝達抑制部材7等を配設したユニット体として形成されている。本例のベース部材2は、カバー部材であり、球皿100を構成する部材の表面に配設される。
図3に示すごとく、操作スイッチ5は、遊技者によって操作可能ないわゆる押しボタン式のスイッチであり、ベース部材2の露出表面201から突出させたボタン本体部51と、ボタン本体部51を露出表面201から突出する方向へ付勢する付勢バネ52とを有している。ボタン本体部51は、表面にメッキ処理等を施して発光体55による光を前面側へと反射させるリフレクタ部511に、カップ形状を有するキャップ部512を被せて形成してある。
リフレクタ部511によって光を反射させることにより、発光体55による光量を増加させることができる。また、キャップ部512を、光拡散性を有する部材で形成することにより、キャップ部512を適切に面発光させることができる。また、キャップ部512の表面には、「PUSH」等の表示を設けることができる。
ボタン本体部51は、遊技者によって押し込まれていないときには、付勢バネ52の付勢力を受けてベース部材2の露出表面201から突出しており、遊技者によって押し込まれたときには、付勢バネ52の付勢力に抗してベース部材2の後面側へと引っ込むよう構成されている。また、ボタン本体部51の裏面には、ボタン本体部51の押込み操作を検出センサ6によって検出するための検出用突起513が形成してある。
また、図3に示すごとく、キャップ部512の側部の先端部には、係合部515が設けてあり、振動部材3の板面部31の前面側に設けた環状の突出部36には、係合部515と係合する係合孔361が設けてある。そして、係合孔361に沿って係合部515をスライドさせることによって、ボタン本体部51を振動部材3に対してスライドさせることができる。
また、ボタン本体部51を押し込んだときには、キャップ部512の先端面514が板面部31の前面側に当接することにより、ボタン本体部51のスライド範囲を規制することができる。そして、ボタン本体部51に過負荷が加わったときには、この過負荷の荷重を板面部31によって受け止めることができる。
同図に示すごとく、本例の検出センサ6は、発光部61から発した光を受光部62によって検出するよう構成したフォトインタラプタ6である。このフォトインタラプタ6は、互いに対向する発光部61と受光部62との間に、検出用突起513の挿入及び取出をすることができるスペース63を有している。そして、検出センサ6は、ボタン本体部51が押し込まれていないときには、発光部61から発した光を受光部62によって受け取って、操作スイッチ5の操作がないことを検出する一方、ボタン本体部51が押し込まれたときには、発光部61から発した光が検出用突起513によって遮られることによって、操作スイッチ5が操作されたことを検出するよう構成されている。
ボタン本体部51は、ベース部材2に形成した貫通配置穴21内に配置してあり、この貫通配置穴21に沿って押し込みスライド可能になっている。
図4に示すごとく、本例の振動伝達抑制部材7は、振動部材3に対して複数(本例では3つ)設けてある。振動伝達抑制部材7は、ゴム製の防振ブッシュからなる。また、この防振ブッシュは、ゴム硬度が5以下の低硬度材料から形成した。防振ブッシュは、例えば、アクリルゴムに対して、有機過酸化物、粘着付与樹脂、可塑剤等を配合してなる組成物から形成することができる。また、防振ブッシュは、例えば、スチレン系エラストマーに対して、軟化剤、粘着付与樹脂等を配合してなる粘弾性エラストマーから形成することもできる。
振動伝達抑制部材7は、中空穴71を有する円柱形状を有しており、円柱形状の軸方向の中間部分の外周には、振動部材3の一部を嵌入させるための外周溝72が形成してある。
図2、図4に示すごとく、振動部材3における板面部31には、振動伝達抑制部材7の外周溝72に嵌入させるための嵌入切欠部32が複数(本例では3つ)形成してある。この嵌入切欠部32は、板面部31の外縁部から曲面状に切り欠いた形状として形成してある。嵌入切欠部32の周りであって、板面部31における前面側には、振動伝達抑制部材7の前側部分(外周溝72よりも前面側に位置する部分)701を配置する前面側立設壁33が形成してある。
図1に示すごとく、振動部材3における板面部31の後面側には、振動発生源4を収容する収容部35が形成してある。本例の振動発生源4は、ロータ軸にアンバランスウェイトを設けて構成した振動モータ(電気式振動機)である。
図1、図3に示すごとく、振動部材3における板面部31の後面側には、検出センサ6等を設けた電装基板8が設けてある。この電装基板8は、収容部35等を形成する後面側立設壁34の端面に対向配置してある。また、収容部35内の振動発生源(振動モータ)4の後面側には、発泡樹脂(発泡ウレタン)等からなるクッション材41が配置してあり、振動発生源4は、クッション材41を介して電装基板8に当接している。これにより、クッション材41の弾性力により、振動発生源4を収容部35の内壁に適切に密着させることができる。そして、振動発生源4の振動を、振動部材3に対して適切に伝達させることができ、振動部材3を適切に振動させることができる。また、クッション材41の弾性力により、振動発生源4の振動を増幅させることができる。さらに、振動発生源4による振動から電装基板8を保護することができる。
図1、図2に示すごとく、本例の操作部1は、操作スイッチ(演出ボタン)5の周辺(本例では横)に配置する他の操作スイッチ(本例では、セレクトボタン)5Aも含めてユニット化してある。他の操作スイッチ5Aは、振動部材3とは別体の他の部材3Aに設けてある。また、操作スイッチ5のボタン本体部51におけるキャップ部512は、樹脂等の透明体からなり、その後面側に配置した発光体55によって光るよう構成してある。本例の発光体55は、他の部材3Aに配設し、他の操作スイッチ5Aの入力回路等を形成した他の電装基板8Aに設けてある。
この他の電装基板8Aは、振動部材3の側方から板面部31の後面側に向けて延長形成してあり、操作スイッチ5の後方位置に発光体55を配置してなる。本例の発光体55は、SMD(表面実装)型フルカラーのLEDである。
他の電装基板8Aは、検出センサ6及び操作スイッチ5の入力回路等を形成した電装基板8よりも前面側に位置している。そのため、発光体55の配置位置を操作スイッチ5のボタン本体部51に容易に接近させることができ、発光体55を、遊技者に対して一層明るく光らせることができる。
また、振動伝達抑制部材7を設けたことにより、操作部1内において振動させることを必要としていないスイッチである他の操作スイッチ5Aに対して、振動発生源4による振動が伝達することを抑制することができる。
図4に示すごとく、ベース部材2の後面側には、振動伝達抑制部材7に設けた中空穴71に嵌入する支柱部22が複数立設してある。各支柱部22の先端部(後端部)には、支柱部22に嵌入した振動伝達抑制部材7の後方側端面に当接するストッパー部材25が設けてある。ストッパー部材25は、カップ形状を有しており、支柱部22に対面する円盤形状の板面部251と、板面部251の外縁部の全周からベース部材2の方向に環状に突出形成したストッパー部252とを有している。ストッパー部材25は、ビス26によって支柱部22に固定されている。
同図に示すごとく、ベース部材2及びストッパー部材25に対して、振動伝達抑制部材7を介して振動部材3を取り付けたときには、ストッパー部材25の板面部251と振動部材3の嵌入切欠部32とによって、振動伝達抑制部材7における前後方向の後側部分(外周溝72よりも後端側に位置する部分)702が挟持される。なお、振動伝達抑制部材7における前後方向の後側部分は、支柱部22の立設方向の先端側の部分に相当する。
また、ストッパー部材25のストッパー部252の前方側端面と振動部材3の後面(より詳しくは板面部31の後面)との間には、振動伝達抑制部材7における後側部分702を圧縮可能なストロークを構成する隙間29が形成されている。
この隙間29の存在により、振動部材3の振動がストッパー部材25に(ひいてはベース部材2に)伝達されることを適切に防止することができる。また、操作スイッチ5が過度に操作されたことにより、操作スイッチ5が設けられた振動部材3の全体が必要以上に移動するような状態になったときにも、ストッパー部252と振動部材3とが当接することにより適切な位置で振動部材3の移動が停止される。よって、振動部材3が必要以上に移動することが防止され、その周辺の部材等に、衝突等によって悪影響が及ぶことを防止することができる。
また、遊技者が仮に必要以上に過負荷で操作スイッチ5を操作したとしても、この過負荷をストッパー部252によって受け止めることができる。そのため、振動伝達抑制部材7自体の破損を適切に防止することができる。また、ストッパー部材25を用いたことにより、振動部材3とベース部材2と振動伝達抑制部材7との嵌合状態が不適切に外れてしまうことを防止することができる。そして、簡単な構造で、操作部1の組付を行うことができる。したがって、ストッパー部材25に、振動伝達抑制部材7を固定する機能と、上記各不具合の防止を行う機能とを有効に併せ持たせることができる。
また、図示は省略するが、ベース部材2と振動部材3との間であって、操作スイッチ5の周辺には、遊技者が操作スイッチ5に接触したときに、遊技者が持つ静電気が電装基板8等における電子部品等に悪影響を与えることを防止するためのシールド部材が設けてある。このシールド部材は、絶縁被膜処理を適宜施したアルミニウム等の金属製の薄板から形成することができ、アース線によって電装基板8とアース接続されている。そして、シールド部材によって、振動部材3の前面側における操作スイッチ5の周辺のほぼ全体を覆うことができる。
本例の遊技機10の操作部1の構造においては、上記操作スイッチ5、検出センサ6及び振動発生源4を振動部材3に設けており、振動部材3とベース部材2との間には、上記振動伝達抑制部材7を設けている。そして、振動発生源4を振動させたときには、振動部材3が振動することにより、操作スイッチ5とこの操作スイッチ5が操作されたことを検出する検出センサ6とを同時に振動させることができる。これにより、両者が同位相で振動することになり、両者間の検出動作における相対的な位置関係に変化が発生しないので、振動部材3を振動させながらも、遊技者による操作スイッチ5の操作を検出センサ6によって安定して検出することができる。
また、振動発生源4により、操作スイッチ5を直接振動させることができ、操作スイッチ5は振動するが、その周辺に存在するベース部材2は、振動伝達抑制部材7により振動することが抑制される。そのため、操作スイッチ5が振動していることを、遊技者へよりわかり易く伝達することができる。
また、振動部材3に発生させた振動は、振動伝達抑制部材7によってベース部材2に伝達することを抑制することができ、ベース部材2から遊技機10の全体に広がってしまうことを抑制することができる。
特に、本例においては、遊技者による操作性の向上を考慮して、操作部1を球皿100(より詳しくは、打球供給皿における球貯留部を除いた表面部)に配設しており、球皿100の周辺には、遊技球を遊技盤の遊技領域に発射させる球発射装置、球発射装置に遊技球を送り出す球送出装置、遊技者が遊技球の発射強度を調整するために操作する操作ハンドル等の機能部品が配設してある。そして、振動発生源4による振動が、上記機能部品に伝わり易い位置関係が形成されている。
これに対し、本例の操作部1においては、球皿100の表面に配設したベース部材2と、振動発生源4を配設した振動部材3とが、振動伝達抑制部材7によって直接接触していないことにより、振動発生源4による振動が、上記機能部品の動作に悪影響を与えてしまうことを防止することができる。
それ故、本例の操作部1の構造によれば、振動発生源4による振動を操作スイッチ5に直接伝達することができると共に、検出センサ6による操作スイッチ5の操作の検出を安定させることができ、かつ振動発生源4による振動が遊技機10に配設されたベース部材2を経由して遊技機10の機能部品等に伝達してしまうことを抑制することができる。
なお、本例の操作部1の構造は、パチンコ遊技機以外にも、アレンジボール遊技機や、遊技球、メダル等を遊技媒体として用いるスロットマシン等の遊技機に採用することもできる。
また、本例の操作部1の構造の配設箇所は、球皿部以外にも、ガラス枠、本体枠等、遊技機のその他の部位とすることもできる。
また、操作スイッチ5は、本例のような押しボタン方式以外にも、トグル方式のスイッチ等、その他の操作スイッチとすることもできる。
実施例における、操作部の構造を示す断面説明図。 実施例における、操作部の構造を示す正面図。 実施例における、操作スイッチの取付部位の周辺を示す図で、図2におけるA−A線矢視断面説明図。 実施例における、振動伝達抑制部材の取付部位の周辺を示す図で、図2におけるB−B線矢視断面説明図。 実施例における、操作部の構造を採用した遊技機を示す正面説明図。
符号の説明
1 操作部
10 遊技機
100 球皿
2 ベース部材
22 支柱部
25 ストッパー部材
251 板面部
252 ストッパー部
29 隙間
3 振動部材
31 板面部
32 嵌入切欠部
35 収容部
4 振動発生源
41 クッション材
5 操作スイッチ(操作部材)
51 ボタン本体部
52 付勢バネ
55 発光体
6 検出センサ
7 振動伝達抑制部材
71 中空穴
72 外周溝
8 電装基板
8A 他の電装基板

Claims (2)

  1. ベース部材と、
    遊技を行う際に操作可能な操作部材と、該操作部材の操作を検出する検出センサと、振動発生源とを設けた振動部材と、
    該振動部材と上記ベース部材との間に設け、上記振動発生源による振動が上記ベース部材へ伝達することを抑制する振動伝達抑制部材とを有することを特徴とする遊技機の操作部の構造。
  2. 請求項1において、上記ベース部材には、上記振動伝達抑制部材に設けた中空穴に嵌入する支柱部が立設してあり、該支柱部の先端部には、該支柱部に嵌入した上記振動伝達抑制部材の端面に当接するストッパー部材が設けてあり、
    該ストッパー部材は、上記支柱部に対面する板面部と、該板面部から上記ベース部材の方向に突出形成したストッパー部とを有しており、
    上記ストッパー部材の上記板面部と上記振動部材とによって、上記振動伝達抑制部材における上記立設方向の先端側の部分が挟持されており、上記ストッパー部材の上記ストッパー部と上記振動部材との間には、上記振動伝達抑制部材における上記先端側の部分を圧縮可能なストロークを構成する隙間が形成されていることを特徴とする遊技機の操作部の構造。
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