JP4215743B2 - 遊技機用ボタンスイッチ装置 - Google Patents
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Description
このため、上記した特許文献1の遊技機用ボタンスイッチ装置では、遊技者による度重なる強打による衝撃や、連打による振動などにより想定外の衝撃を受け、その内部に設けられた回路基板と表装板との接触部が摩耗し、場合によっては回路基板自体がひび割れたり、回路基板の回路パターンに損傷が生じることが多々あった。
そこで、本発明は上記従来の欠点を解消するべく創案されたものであり、従来よりも耐久性に優れた遊技機用ボタンスイッチ装置を提供することを目的とする。
請求項2に記載の発明は、前記プリント基板の前記ボタン部材との対向面に発光ダイオードを実装した上で、前記ボタン部材と前記発光ダイオードとの間に位置する前記基板保護部材を透明部材により形成した請求項1に記載の遊技機用ボタンスイッチ装置であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記基板保護部材には、前記発光ダイオードの光を拡散する光拡散部が形成されている請求項2に記載の遊技機用ボタンスイッチ装置であることを特徴とする。
また支持枠体とプリント基板との間に基板保護部材を介在させたことで、ボタン部材周辺の隙間から流入した飲料水等の水分がプリント基板にかかるのを防ぐことができるので、水分によりプリント基板の回路が短絡するなどの電気的トラブルが発生することもない。
図1は、本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図である。
図1に示す本実施形態のパチンコ遊技機1は、矩形形状の枠2を有し、この枠2の窓孔に対して裏側から遊技盤3を着脱可能に取り付けられ、この遊技盤3の前面側に図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。遊技盤3の下部には遊技球を貯留する受け皿部4と、受け皿部4の遊技球を発射する発射レバー5等が設けられている。そして、この受け皿部4と発射レバー5との間の前面下部板6に本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置10が設けられている。
図2は本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置10が設けられている前面下部板6を拡大して示した図である。
この図2に示すように、前面下部板6には、遊技機用ボタンスイッチ装置10、球貸しボタン11、返却ボタン12、及び受け皿部4に貯留されている遊技球を排出する排出口の扉を自動的に開閉する球排出ボタン13が設けられている。
以下、上記パチンコ遊技機に備えられる本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置10の構造を説明する。
図3は本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置の分解図、図4は本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置の組立図、図5は本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置を図2に示したA−A’断面図である。
可動部材としてのボタン部材31は、前面側に配置される押しボタン部32とボタン支持部33とから成り、ボタン支持部33の表面に押しボタン部32が冠着される。このため、ボタン支持部33には押しボタン部32を取り付ける際の取り付け向きを決定するための凸部34が形成されている。またボタン支持部33には、プリント基板41に設けられている光センサ43をオン又はオフするための遮蔽板35が、その外面適所から突設されている。
また遊技機用ボタンスイッチ装置10においては、ボタン部材31の軸方向への進退動範囲を規制する規制部材として、ボタン部材31の軸部36の後端に爪状のストッパ37が形成されていると共に、ガイド部材23の後端面には上記ボタン部材31の軸部36を挿通可能な開口部28が形成されている。これにより、ボタン部材31を固定側部材21の支持枠体22内に前方側から嵌合した場合、バネ30の弾性によりボタン部材31は前方に付勢されるが、ストッパ37がガイド部材23の底面に形成した開口部28の開口縁に当接することで、ボタン部材31の軸方向への進動範囲が制限される。またボタン部材31の外周縁後部33a(図5参照)が、支持枠体22の内底部22aに当接することで、ボタン部材31の軸方向への退動範囲が制限される。この結果、ボタン部材31の軸方向への進退動範囲を規制するようにしている。
プリント基板41の固定側部材21と対向する面には発光ダイオード(LED)42が配置され、その反対面には光センサ(フォトセンサ)43やコネクタ44等が搭載されている。
このようなプリント基板41は、図4に示すようにネジ45により固定側部材21の支持枠体22の後面に取り付けることになるが、本実施形態ではこの支持枠体22とプリント基板41との間にプリント基板41を保護する基板保護部材50を介在させるようにした点に特徴がある。
基板保護部材50は、例えば透明で表面を加工したときに光の拡散性が高いレンズ効果を得られる部材であることが望ましく、例えば透明樹脂(ポリカーボネート、ABS等)若しくはガラスなどを用いて構成することが望ましい。
このように構成される本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置10においては、図6(a)に示すように、バネ30の弾性によりボタン部材31が前方へ突出付勢されているときは、光センサ43の投光器と受光器との間を遮蔽板35により遮蔽することにより光センサ43がオフ(又はオン)になる。
一方、図6(b)に示すように、バネ30の弾性に抗してボタン部材31を後方へ押し込んだときに、光センサ43の投光器と受光器との間の遮蔽板35による遮蔽が解除されて光センサ43がオン(又はオフ)になる。
このように本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置10においては、支持枠体21とプリント基板41との間に基板保護部材50を介在させて基板保護部材50がプリント基板41の緩衝材の役割を果たすようにしたことで、従来のボタンスイッチ装置より耐久性に優れ、遊技者による度重なる強打の衝撃や連打による振動などの衝撃からプリント基板41を保護することができるようになる。
また、従来のボタンスイッチ装置は、装置内部に設けられたプリント基板の表面には押しボタン部を発光させるためのLED、裏面には光センサを設け、プリント基板を表装板の裏面にネジにて直接固着するといった方法を用いていた。
特に、プリント基板を支持枠体に取り付けるネジがしっかりと固定されていない場合は、衝撃でネジが緩みプリント基板が動いてしまうため、プリント基板の表面に傷がつくおそれがあった。
これに対して、本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置10においては、プリント基板41の前面を覆うように基板保護部材50を介在させるようにしたことで、押しボタン部32の周辺の隙間から流入した飲料水等の水分がプリント基板41にかかるのを防ぐことができるので、短絡などの電気的トラブルが発生するのを防止することができる。
また基板保護部材50の少なくとも一部を透明部材により形成すると共に、LED42の光を拡散する光拡散部51を形成することで、押しボタン部32の全部又は一部を発光させることが可能となり、LED42の光を効果的に演出用に活用することができる。
即ち、本実施形態の遊技機用ボタンスイッチ装置10によれば、安価な方法で従来よりも耐久性と光の利用効率に優れた装置を実現する事が可能になる。
Claims (3)
- 環状の支持枠体、及び前記支持枠体から後方へ延設されたガイド部材を備えた固定側部材と、前記支持枠体内に嵌合配置されて軸方向へ進退自在に支持されるボタン部材と、前記支持枠体の後面に配置され、少なくとも光センサを搭載したプリント基板と、前記ボタン部材の軸方向への進退動範囲を規制する規制部材と、前記ガイド部材によって支持されて前記ボタン部材を前方へ弾性付勢する弾性部材と、前記ボタン部材に設けられて前記弾性部材によって前記ボタン部材が前方へ突出付勢されているときに前記光センサをオン又はオフにすると共に、前記弾性部材に抗して前記ボタン部材を後方へ押し込んだときに前記光センサをオフ又はオンにする遮蔽部材と、を備えた遊技機用ボタンスイッチ装置において、
前記支持枠体と前記プリント基板との間に、前記プリント基板の前面を覆うように基板保護部材を介在させることで、前記ボタン部材の周辺の隙間から流入した水分から前記プリント基板を保護することを特徴とする遊技機用ボタンスイッチ装置。 - 前記プリント基板の前記ボタン部材との対向面に発光ダイオードを実装した上で、前記ボタン部材と前記発光ダイオードとの間に位置する前記基板保護部材を透明部材により形成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機用ボタンスイッチ装置。
- 前記基板保護部材には、前記発光ダイオードの光を拡散する光拡散部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用ボタンスイッチ装置。
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